JPH06474B2 - 4輪駆動用駆動連結装置 - Google Patents
4輪駆動用駆動連結装置Info
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- JPH06474B2 JPH06474B2 JP59030778A JP3077884A JPH06474B2 JP H06474 B2 JPH06474 B2 JP H06474B2 JP 59030778 A JP59030778 A JP 59030778A JP 3077884 A JP3077884 A JP 3077884A JP H06474 B2 JPH06474 B2 JP H06474B2
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- JP
- Japan
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- rotating shaft
- vane
- drive
- wheel drive
- casing
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K17/00—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles
- B60K17/34—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles
- B60K17/348—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed
- B60K17/35—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches
- B60K17/3505—Arrangement or mounting of transmissions in vehicles for driving both front and rear wheels, e.g. four wheel drive vehicles having differential means for driving one set of wheels, e.g. the front, at one speed and the other set, e.g. the rear, at a different speed including arrangements for suppressing or influencing the power transfer, e.g. viscous clutches with self-actuated means, e.g. by difference of speed
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01C—ROTARY-PISTON OR OSCILLATING-PISTON MACHINES OR ENGINES
- F01C21/00—Component parts, details or accessories not provided for in groups F01C1/00 - F01C20/00
- F01C21/08—Rotary pistons
- F01C21/0809—Construction of vanes or vane holders
- F01C21/0818—Vane tracking; control therefor
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- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Transportation (AREA)
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 本発明は前輪および後輪を同一のエンジンで駆動するた
めの駆動連結装置に関する。
めの駆動連結装置に関する。
前輪および後輪を同一のエンジンで駆動する4輪駆動(4
WD)車においては、前輪および後輪のタイヤの有効半径
に多少の相違があったり、旋回走行における車輪のころ
がり経路の違いからタイヤにすべりを伴い駆動系に無理
な力が作用するためこれを防止する手段を設ける必要が
ある。
WD)車においては、前輪および後輪のタイヤの有効半径
に多少の相違があったり、旋回走行における車輪のころ
がり経路の違いからタイヤにすべりを伴い駆動系に無理
な力が作用するためこれを防止する手段を設ける必要が
ある。
このため従来より、フルタイム4輪駆動車では前輪に駆
動力を伝達する第1の回転軸と後輪に駆動力を伝達する
第2の回転軸との間に回転速度差が生じても駆動力を伝
達できるようセンタデフと称する差動装置が用いられて
おり、重量,大きさおよびコストの面からパートタイム
4輪駆動車に比べて不利であるとともに差動回転が可能
であることから4輪駆動を必要とするときに4輪駆動が
達成できない場合があり、デフロツク機構を必要とする
等装置の一層複雑化を招いてしまう。
動力を伝達する第1の回転軸と後輪に駆動力を伝達する
第2の回転軸との間に回転速度差が生じても駆動力を伝
達できるようセンタデフと称する差動装置が用いられて
おり、重量,大きさおよびコストの面からパートタイム
4輪駆動車に比べて不利であるとともに差動回転が可能
であることから4輪駆動を必要とするときに4輪駆動が
達成できない場合があり、デフロツク機構を必要とする
等装置の一層複雑化を招いてしまう。
一方、パートタイム4輪駆動車にあってはセンタデフを
設置しないものが多く、旋回走行により生ずるタイトコ
ーナブレーキング現象等4輪駆動による不具合がある場
合には運転者による操作で2輪駆動とするよう構成され
ており、運転操作が煩雑となる欠点がある。
設置しないものが多く、旋回走行により生ずるタイトコ
ーナブレーキング現象等4輪駆動による不具合がある場
合には運転者による操作で2輪駆動とするよう構成され
ており、運転操作が煩雑となる欠点がある。
そこで、第1の回転軸と第2の回転軸との間に相互に駆
動力を伝達しうる油圧式連結機構をそなえた4輪駆動用
駆動連結装置も考えられるが、油圧式連結機構としてベ
ーンポンプを用いた場合、ベーンポンプのベーンが、ロ
ータの回転による遠心力で突出可能にロータに嵌合され
ているものでは、ロータの停止状態において、ロータ上
部のベーンがケーシングの内周面に十分に摺接しないの
で、このような油圧式連結機構では、車両の発進時や低
速回転時に十分な駆動力の伝達を行なえないという問題
点がある。
動力を伝達しうる油圧式連結機構をそなえた4輪駆動用
駆動連結装置も考えられるが、油圧式連結機構としてベ
ーンポンプを用いた場合、ベーンポンプのベーンが、ロ
ータの回転による遠心力で突出可能にロータに嵌合され
ているものでは、ロータの停止状態において、ロータ上
部のベーンがケーシングの内周面に十分に摺接しないの
で、このような油圧式連結機構では、車両の発進時や低
速回転時に十分な駆動力の伝達を行なえないという問題
点がある。
本発明は、このような問題点を解決しようとするもの
で、前輪駆動と4輪駆動との切換えを自動的に行ないな
がら、ベーンポンプ型連結機構と低速回転時における駆
動力伝達効率を高めることができるようにした、4輪駆
動用駆動連結装置を提供することを目的とする。
で、前輪駆動と4輪駆動との切換えを自動的に行ないな
がら、ベーンポンプ型連結機構と低速回転時における駆
動力伝達効率を高めることができるようにした、4輪駆
動用駆動連結装置を提供することを目的とする。
このため、本発明の4輪駆動用駆動連結装置は、車両の
前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸と、後輪に駆動力
を伝達する第2の回転軸と、上記の第1の回転軸と第2
の回転軸との間に介装されて相互に駆動力を伝達しうる
油圧式連結機構とをそなえ、同油圧式連結機構がベーン
ポンプ型連結機構として構成されて、同連結機構に、上
記の第1の回転軸および第2の回転軸のうちの一方に連
結されるケーシングと他方に連結されて同ケーシング内
に収容されるロータとが設けられるとともに、同ロータ
の外周面に取り付けられて上記ケーシングの内周面に摺
接する多数のベーンと、これら多数のベーンを上記ケー
シングの内周面へ向けて付勢するベーン付勢機構とが設
けられ、同ベーン付勢機構が、上記のベーンおよび上記
ケーシングのうちの一方にそなえられた磁石とその他方
にそなえられた磁性体とからなることを特徴としてい
る。
前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸と、後輪に駆動力
を伝達する第2の回転軸と、上記の第1の回転軸と第2
の回転軸との間に介装されて相互に駆動力を伝達しうる
油圧式連結機構とをそなえ、同油圧式連結機構がベーン
ポンプ型連結機構として構成されて、同連結機構に、上
記の第1の回転軸および第2の回転軸のうちの一方に連
結されるケーシングと他方に連結されて同ケーシング内
に収容されるロータとが設けられるとともに、同ロータ
の外周面に取り付けられて上記ケーシングの内周面に摺
接する多数のベーンと、これら多数のベーンを上記ケー
シングの内周面へ向けて付勢するベーン付勢機構とが設
けられ、同ベーン付勢機構が、上記のベーンおよび上記
ケーシングのうちの一方にそなえられた磁石とその他方
にそなえられた磁性体とからなることを特徴としてい
る。
以下、図面により本発明の実施例について説明すると、
第1〜5図は本発明の一実施例としての4輪駆動用駆動
連結装置を示すもので、第1図は車両の駆動系を示す概
略構成図、第2図は本装置の横断面図、第3図は本装置
の縦断面図、第4,5図はいずれも第2図の要部に対応
させてその変形例を説明する横断面図である。
第1〜5図は本発明の一実施例としての4輪駆動用駆動
連結装置を示すもので、第1図は車両の駆動系を示す概
略構成図、第2図は本装置の横断面図、第3図は本装置
の縦断面図、第4,5図はいずれも第2図の要部に対応
させてその変形例を説明する横断面図である。
第1図に示すように、横置されたエンジン1に変速機2
が連結され、その出力軸3に取り付けたドライブギヤ4
から駆動力が取り出されて、アイドルギヤ5を介して両
端部にギヤ6,7を具えた中間伝達軸8に伝達される。
が連結され、その出力軸3に取り付けたドライブギヤ4
から駆動力が取り出されて、アイドルギヤ5を介して両
端部にギヤ6,7を具えた中間伝達軸8に伝達される。
そして、この中間伝達軸8の一方のギヤ7から前輪9用
の差動装置10に駆動力が伝達されて前輪9が駆動され
る一方、前輪9に伝達された駆動力がそのまま第1の回
転軸11にギヤ12を介して伝達され、さらに、ベーン
ポンプ型連結機構としての4輪駆動用駆動連結装置本体
13に伝達される。
の差動装置10に駆動力が伝達されて前輪9が駆動され
る一方、前輪9に伝達された駆動力がそのまま第1の回
転軸11にギヤ12を介して伝達され、さらに、ベーン
ポンプ型連結機構としての4輪駆動用駆動連結装置本体
13に伝達される。
この4輪駆動用駆動連結装置本体13を経由した駆動力
は、第2の回転軸14に伝達されるようになつており、
回転取出方向を変換する歯車機構15を介して後輪16
用の差動装置17に駆動力が伝達され、後輪16を駆動
する。
は、第2の回転軸14に伝達されるようになつており、
回転取出方向を変換する歯車機構15を介して後輪16
用の差動装置17に駆動力が伝達され、後輪16を駆動
する。
この4輪駆動用駆動連結装置本体13は、第2,3図に
示すように、油圧ポンプ(油圧式連結機構)としてのベ
ーンポンプVPとこれに付属する油圧回路21とで構成
されており、ベーンポンプVPのロータ19が、前輪9
に駆動力を伝達する第1の回転軸11に連結されるとと
もに、ケーシング20を構成するカムリング部20aおよ
び出力側プレート20cが、後輪16に駆動力を伝達する
第2の回転軸14に連結されている。
示すように、油圧ポンプ(油圧式連結機構)としてのベ
ーンポンプVPとこれに付属する油圧回路21とで構成
されており、ベーンポンプVPのロータ19が、前輪9
に駆動力を伝達する第1の回転軸11に連結されるとと
もに、ケーシング20を構成するカムリング部20aおよ
び出力側プレート20cが、後輪16に駆動力を伝達する
第2の回転軸14に連結されている。
この油圧ポンプとしてのベーンポンプVPには、そのロ
ータ19の外周面19aに周方向に等間隔に多数(ここで
は、8個)の孔部19bが形成されていて、この多数の孔
部19bのそれぞれには、カムリング部20aの内周面20dに
摺接しうれるベーン18が嵌挿されている。
ータ19の外周面19aに周方向に等間隔に多数(ここで
は、8個)の孔部19bが形成されていて、この多数の孔
部19bのそれぞれには、カムリング部20aの内周面20dに
摺接しうれるベーン18が嵌挿されている。
また、ベーンポンプVPのベーン18は、永久磁石で形
成されており、ロータ19は非磁性体で形成されてい
て、さらに、カムリング部20aは磁性体で形成されてい
る。
成されており、ロータ19は非磁性体で形成されてい
て、さらに、カムリング部20aは磁性体で形成されてい
る。
このように、ベーン18およびロータ19からなるベー
ン付勢機構としての磁力発生機構Mによつて、ベーン1
8はカムリング部20aの内周面20dへ常時付勢されてい
る。
ン付勢機構としての磁力発生機構Mによつて、ベーン1
8はカムリング部20aの内周面20dへ常時付勢されてい
る。
また、ベーンポンプVPは、その回転数に比例した油量
を吐出するものであり、ロータ19とカムリング部20a
との間に相対回転、すなわち、第1の回転軸11と第2
の回転軸14との間に相対回転が生ずると油圧ポンプと
して機能して油圧を発生する。
を吐出するものであり、ロータ19とカムリング部20a
との間に相対回転、すなわち、第1の回転軸11と第2
の回転軸14との間に相対回転が生ずると油圧ポンプと
して機能して油圧を発生する。
ベーンポンプVPの吐出口(ケーシング20に対するベ
ーン18の相対的回転方向先端の吸込吐出口22〜25
がこれに相当)を塞ぐことにより、油を介してその静圧
でロータ19とカムリング部20aとが剛体のようになっ
て一体に回転される。
ーン18の相対的回転方向先端の吸込吐出口22〜25
がこれに相当)を塞ぐことにより、油を介してその静圧
でロータ19とカムリング部20aとが剛体のようになっ
て一体に回転される。
このため、カムリング部20aとロータ19との間には対
角位置に2つのポンプ室36,37が形成され、また、回転
方向基端側に位置したとき吸込口となり先端側に位置し
たとき吐出口となる4個の吸込吐出口22〜25がほぼ
対角位置に形成してあり、それぞれ同一機能をなす対角
位置の吸込吐出口22,24と吸込吐出口23,25とが、それぞ
れカムリング部20aの回転状態でも固定側に油を送通し
得る機構を介して第1油路26と第2油路27とで連通
されている。
角位置に2つのポンプ室36,37が形成され、また、回転
方向基端側に位置したとき吸込口となり先端側に位置し
たとき吐出口となる4個の吸込吐出口22〜25がほぼ
対角位置に形成してあり、それぞれ同一機能をなす対角
位置の吸込吐出口22,24と吸込吐出口23,25とが、それぞ
れカムリング部20aの回転状態でも固定側に油を送通し
得る機構を介して第1油路26と第2油路27とで連通
されている。
また、第1油路26と第2油路27との間に、それぞれ
チェック弁28,29,29′を介してオイル溜30が連通さ
れ、オイル溜30から各油路26,27への流れのみが許容
されるとともに、第1油路26と第2油路27との間に
流出のみを許容する相対向した2つのチェック弁31,32
を介して両油路26,27が連通され、この2つのチェック
弁31,32の中間部が油路40を介してリリーフ弁33に
連通している。
チェック弁28,29,29′を介してオイル溜30が連通さ
れ、オイル溜30から各油路26,27への流れのみが許容
されるとともに、第1油路26と第2油路27との間に
流出のみを許容する相対向した2つのチェック弁31,32
を介して両油路26,27が連通され、この2つのチェック
弁31,32の中間部が油路40を介してリリーフ弁33に
連通している。
このリリーフ弁33のスプリング34側である中間部を
通じて、オイル溜30およびチェック弁29′と2つの
チェック弁28,29との間には、連通路35が設けられて
いる。
通じて、オイル溜30およびチェック弁29′と2つの
チェック弁28,29との間には、連通路35が設けられて
いる。
このような油圧回路21とすることで、ロータ19とカ
ムリング部20aとの相対回転方向によらず、常に吐出圧
がリリーフ弁33の弁体に作用し、オイル溜30が吸込
口と連通することになる。
ムリング部20aとの相対回転方向によらず、常に吐出圧
がリリーフ弁33の弁体に作用し、オイル溜30が吸込
口と連通することになる。
本発明の4輪駆動用駆動連結装置は上述のごとく構成さ
れているので、車両の通常の直進状態では、前輪9と後
輪16とのタイヤの有効半径が同一で、タイヤのスリツ
プ回転速度が少ないことから、4輪駆動用駆動連結装置
本体13に接続する第1の回転軸11と第2の回転軸1
4との間に回転速度差が生じない。
れているので、車両の通常の直進状態では、前輪9と後
輪16とのタイヤの有効半径が同一で、タイヤのスリツ
プ回転速度が少ないことから、4輪駆動用駆動連結装置
本体13に接続する第1の回転軸11と第2の回転軸1
4との間に回転速度差が生じない。
したがって、ベーンポンプVPでは油圧の発生はなく、
後輪16に駆動力が伝達されず、前輪9のみによる前輪
駆動となる。
後輪16に駆動力が伝達されず、前輪9のみによる前輪
駆動となる。
しかし、車両の直進加速時のように、大きなスリツプが
なくても通常前輪9が約1%以内でスリツプする状態で
は、これによる回転速度差が第1の回転軸11と第2の
回転軸14との間に生じると、ベーンポンプVPが機能
してこの回転速度差に応じた油圧が発生し、ロータ19
とカムリング部20aとが一体になつて回転し、この油圧
とベーンの受圧面積とに対応した駆動力が後輪16に伝
達されて4輪駆動状態になる。
なくても通常前輪9が約1%以内でスリツプする状態で
は、これによる回転速度差が第1の回転軸11と第2の
回転軸14との間に生じると、ベーンポンプVPが機能
してこの回転速度差に応じた油圧が発生し、ロータ19
とカムリング部20aとが一体になつて回転し、この油圧
とベーンの受圧面積とに対応した駆動力が後輪16に伝
達されて4輪駆動状態になる。
この場合、ベーンポンプVPにおける油の流れは、相対
的にロータ19が回転することになり(第2図中の符号
A参照)、吸込吐出口22,24が吸込口となってチェック
弁28を介してオイル溜30から油が吸込まれる一方、
吸込吐出口23,25が吐出口となってチェック弁29,31を閉
じると同時にチェック弁32,油路40を介してリリーフ
弁33に油が導かれる。
的にロータ19が回転することになり(第2図中の符号
A参照)、吸込吐出口22,24が吸込口となってチェック
弁28を介してオイル溜30から油が吸込まれる一方、
吸込吐出口23,25が吐出口となってチェック弁29,31を閉
じると同時にチェック弁32,油路40を介してリリーフ
弁33に油が導かれる。
なお、第2図中、実線矢印は吐出油の流れを示してお
り、破線矢印は吸込油の流れを示している。
り、破線矢印は吸込油の流れを示している。
そして、第1の回転軸11および第2の回転軸14の回
転数が低下して、ベーン18の受ける遠心力が低下して
も、磁力発生機構Mにより、永久磁石が構成されたベー
ン18の先端部(外径端部)が、磁化されていない磁性
体で構成されたカムリング部20aへ突出されて、ベーン
18がカムリング部20aの内周面20dに密着して摺動する
状態が維持される。
転数が低下して、ベーン18の受ける遠心力が低下して
も、磁力発生機構Mにより、永久磁石が構成されたベー
ン18の先端部(外径端部)が、磁化されていない磁性
体で構成されたカムリング部20aへ突出されて、ベーン
18がカムリング部20aの内周面20dに密着して摺動する
状態が維持される。
このように、車両が停止して、第1の回転軸11および
第2の回転軸14がそれぞれ回転しない状態となって
も、ベーン18が常時突出方向へ付勢されているので、
ベーンポンプVPの連結機能は十分に高く維持される。
第2の回転軸14がそれぞれ回転しない状態となって
も、ベーン18が常時突出方向へ付勢されているので、
ベーンポンプVPの連結機能は十分に高く維持される。
次に、後輪16の回転速度に比べ前輪9の回転速度が非
常に大きくなる場合、例えば雪路での前輪のスリップ時
や急加速時あるいはブレーキ時の後輪がロック気味とな
る場合には、4輪駆動用駆動連結装置本体13に接続す
る第1の回転軸11と第2の回転軸14との間の回転速
度差が非常に大きくなる。
常に大きくなる場合、例えば雪路での前輪のスリップ時
や急加速時あるいはブレーキ時の後輪がロック気味とな
る場合には、4輪駆動用駆動連結装置本体13に接続す
る第1の回転軸11と第2の回転軸14との間の回転速
度差が非常に大きくなる。
これにより、ベーンポンプVPでは、第2図に示す状態
の油の流れが生じて大きな油圧が発生するが、所定値を
超えると、リリーフ弁33がスプリング34に抗して開
き吐出圧がほぼ一定に制御され、後輪16に一定の吐出
圧に対応した一定の駆動力が伝達された4輪駆動状態と
なる。
の油の流れが生じて大きな油圧が発生するが、所定値を
超えると、リリーフ弁33がスプリング34に抗して開
き吐出圧がほぼ一定に制御され、後輪16に一定の吐出
圧に対応した一定の駆動力が伝達された4輪駆動状態と
なる。
そして、前輪9の回転速度が減少するとともに、後輪1
6の回転速度が増大することとなり回転速度差を縮小
(ノンスリップデフと同一機能)するようになる。
6の回転速度が増大することとなり回転速度差を縮小
(ノンスリップデフと同一機能)するようになる。
このように、前輪9のスリップ状態では後輪16への駆
動トルクが増大されて走行不能となることを回避できる
とともに、後輪16がロック気味の場合には、前輪9の
ブレーキトルクを増大して後輪16のロックを防止す
る。
動トルクが増大されて走行不能となることを回避できる
とともに、後輪16がロック気味の場合には、前輪9の
ブレーキトルクを増大して後輪16のロックを防止す
る。
一方、前輪9の回転速度に比べ後輪16の回転速度が非
常に大きくなる場合、例えば前輪9のブレーキ状態でロ
ック気味となる場合では、4輪駆動用駆動連結装置本体
13に接続する第1の回転軸11と第2の回転軸14と
の間に、上述とは逆方向に非常に大きな回転速度差が生
じる。
常に大きくなる場合、例えば前輪9のブレーキ状態でロ
ック気味となる場合では、4輪駆動用駆動連結装置本体
13に接続する第1の回転軸11と第2の回転軸14と
の間に、上述とは逆方向に非常に大きな回転速度差が生
じる。
これにより、ベーンポンプVPでは、第2図に示す油の
流れと逆方向の油の流れが生じ、吸込吐出口23,25
が吸込口となり、チェック弁29,29′を介してオイル溜
30から油が吸込まれる一方、吸込吐出口22,24が吐出
口となり第2油路26を経てチェック弁28,32を閉じ
て、チェック弁32からリリーフ弁33に導かれた大き
な油圧が作用するが、この油圧もリリーフ弁33により
一定に保持され一定の駆動力が後輪16に伝達されて4
輪駆動状態となる。
流れと逆方向の油の流れが生じ、吸込吐出口23,25
が吸込口となり、チェック弁29,29′を介してオイル溜
30から油が吸込まれる一方、吸込吐出口22,24が吐出
口となり第2油路26を経てチェック弁28,32を閉じ
て、チェック弁32からリリーフ弁33に導かれた大き
な油圧が作用するが、この油圧もリリーフ弁33により
一定に保持され一定の駆動力が後輪16に伝達されて4
輪駆動状態となる。
そして、後輪16へのブレーキトルクを増大して前輪9
のロックを防止する。
のロックを防止する。
また、通常の旋回走行時には、前輪9の回転速度が後輪
16の回転速度よりわずかに大きく、前輪9にブレーキ
トルクが作用し、後輪16に駆動トルクが作用した4輪
駆動状態となって旋回走行がなされる。
16の回転速度よりわずかに大きく、前輪9にブレーキ
トルクが作用し、後輪16に駆動トルクが作用した4輪
駆動状態となって旋回走行がなされる。
このように、4輪駆動用駆動連結装置本体13で吐出圧
をリリーフ弁33により一定値以上とならないように制
御することで、従来パートタイム4輪駆動車で4輪駆動
状態を必要とする場合には運転者の操作が必要であった
ものが、自動的に4輪駆動と2輪駆動との切換が行なわ
れるとともに前輪9と後輪16との回転速度差に応じた
駆動力による4輪駆動状態が得られる。
をリリーフ弁33により一定値以上とならないように制
御することで、従来パートタイム4輪駆動車で4輪駆動
状態を必要とする場合には運転者の操作が必要であった
ものが、自動的に4輪駆動と2輪駆動との切換が行なわ
れるとともに前輪9と後輪16との回転速度差に応じた
駆動力による4輪駆動状態が得られる。
また、従来のフルタイム4輪駆動車では必ず装備されて
いたセンタデフに比べ、本装置では、小型コンパクト化
をはかることができるとともに重量軽減もはかれ、コス
ト低減ともなる。
いたセンタデフに比べ、本装置では、小型コンパクト化
をはかることができるとともに重量軽減もはかれ、コス
ト低減ともなる。
なお、ベーン付勢機構を構成する磁力発生機構Mとし
て、カムリング部20aを永久磁石で形成して、ベーン1
8を磁化されていない磁性体で形成してもよい。
て、カムリング部20aを永久磁石で形成して、ベーン1
8を磁化されていない磁性体で形成してもよい。
また、磁力発生機構Mの変形例として、第4図に示すよ
うに、非磁性体製カムリング部20a′のポンプ室36,37近
傍に、永久磁石38,39を埋め込むようにし、他の構成を
本実施例と同様にすることにより、この変形例の場合に
も、本実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができ
る。
うに、非磁性体製カムリング部20a′のポンプ室36,37近
傍に、永久磁石38,39を埋め込むようにし、他の構成を
本実施例と同様にすることにより、この変形例の場合に
も、本実施例とほぼ同様の作用効果を得ることができ
る。
さらに、磁力発生機構Mの変形例として、第5図に示す
ように、ベーン18′,ロータ19′およびカムリング
部20aのいずれをも永久磁石で形成してもよい。
ように、ベーン18′,ロータ19′およびカムリング
部20aのいずれをも永久磁石で形成してもよい。
この変形例では、ベーン18′の先端部(外径端部)と
カムリング部20aの内周面20dと異極の組み合わせ(一方
をN極,他方をS極とする組み合わせ)として、ベーン
18′が磁力により内周面20dへ吸引されるよう構成
し、ベーン18′の基端部(内径端部)とロータ19′
の外周面19aおよび孔部19bとを同極の組み合わせ(相方
をN極またはS極とする組み合わせ)として、ベーン1
8′が磁力により孔部19bから突出するように構成しても
よい。
カムリング部20aの内周面20dと異極の組み合わせ(一方
をN極,他方をS極とする組み合わせ)として、ベーン
18′が磁力により内周面20dへ吸引されるよう構成
し、ベーン18′の基端部(内径端部)とロータ19′
の外周面19aおよび孔部19bとを同極の組み合わせ(相方
をN極またはS極とする組み合わせ)として、ベーン1
8′が磁力により孔部19bから突出するように構成しても
よい。
この変形例の場合にも、本実施例とほぼ同様の作用効果
を得ることができる。
を得ることができる。
さらに、4輪駆動用駆動連結装置本体13の油圧ポンプ
として吸込吐出口が4個の平衡形のベーンポンプのほ
か、駆動力の伝達量によっては、吸込吐出口が2個の不
平衡形ベーンポンプを用いてもよい。
として吸込吐出口が4個の平衡形のベーンポンプのほ
か、駆動力の伝達量によっては、吸込吐出口が2個の不
平衡形ベーンポンプを用いてもよい。
以上詳述したように、本発明の4輪駆動用駆動連結装置
によれば、車両の前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸
と、後輪に駆動力を伝達する第2の回転軸と、上記の第
1の回転軸と第2の回転軸との間に介装されて相互に駆
動力を伝達しうる油圧式連結機構とをそなえ、同油圧式
連結機構がベーンポンプ型連結機構として構成されて、
同連結機構に、上記の第1の回転軸および第2の回転軸
のうちの一方に連結されるケーシングと他方に連結され
て同ケーシング内に収容されるロータとが設けられると
ともに、同ロータの外周面に取り付けられて上記ケーシ
ングの内周面に摺接する多数のベーンと、これら多数の
ベーンを上記ケーシングの内周面へ向けて付勢するベー
ン付勢機構とが設けられ、同ベーン付勢機構が、上記の
ベーンおよび上記ケーシングのうちの一方にそなえられ
た磁石とその他方にそなえられた磁性体とからなるとい
う簡素な構成で、次のような効果ないし利点を得ること
ができる。
によれば、車両の前輪に駆動力を伝達する第1の回転軸
と、後輪に駆動力を伝達する第2の回転軸と、上記の第
1の回転軸と第2の回転軸との間に介装されて相互に駆
動力を伝達しうる油圧式連結機構とをそなえ、同油圧式
連結機構がベーンポンプ型連結機構として構成されて、
同連結機構に、上記の第1の回転軸および第2の回転軸
のうちの一方に連結されるケーシングと他方に連結され
て同ケーシング内に収容されるロータとが設けられると
ともに、同ロータの外周面に取り付けられて上記ケーシ
ングの内周面に摺接する多数のベーンと、これら多数の
ベーンを上記ケーシングの内周面へ向けて付勢するベー
ン付勢機構とが設けられ、同ベーン付勢機構が、上記の
ベーンおよび上記ケーシングのうちの一方にそなえられ
た磁石とその他方にそなえられた磁性体とからなるとい
う簡素な構成で、次のような効果ないし利点を得ること
ができる。
(1) 前輪と後輪との差回転が許容されるので、パート
タイム4輪駆動車のタイトコーナブレーキング現象など
の不具合や運転操作の煩雑さを解消できる。
タイム4輪駆動車のタイトコーナブレーキング現象など
の不具合や運転操作の煩雑さを解消できる。
(2) 第1の回転軸と第2の回転軸との間で、速く回つ
ている方から遅く回っている方へ力が伝達されるので、
前輪ないし後輪の一方が過回転することはなくなり、ホ
イルスピンを確実に防止でき、車両の安全性に寄与しう
る。
ている方から遅く回っている方へ力が伝達されるので、
前輪ないし後輪の一方が過回転することはなくなり、ホ
イルスピンを確実に防止でき、車両の安全性に寄与しう
る。
(3) フルタイム4輪駆動車に、従来装備されていたセ
ンタデフに比べ、小型・軽量とすることができ、低コス
ト化にも寄与しうる。
ンタデフに比べ、小型・軽量とすることができ、低コス
ト化にも寄与しうる。
(4) 磁性体と磁石の間に作用する磁力によりベーンが
付勢されることにより、ロータの停止時や低回転時でも
効率良くベーンをケーシングの内周面に摺接させること
ができるため、ベーンポンプ型連結機構の低速回転時や
回転開始時における駆動力伝達効率を高めることがで
き、これにより、回転軸の低速回転時における動力伝達
性能を向上させることができる。
付勢されることにより、ロータの停止時や低回転時でも
効率良くベーンをケーシングの内周面に摺接させること
ができるため、ベーンポンプ型連結機構の低速回転時や
回転開始時における駆動力伝達効率を高めることがで
き、これにより、回転軸の低速回転時における動力伝達
性能を向上させることができる。
(5) 本装置をそなえた車両の発進時において、前後輪
の回転速度差が生じた場合、即座に4輪駆動に切り換わ
る。
の回転速度差が生じた場合、即座に4輪駆動に切り換わ
る。
第1〜5図は本発明の一実施例としての4輪駆動用駆動
連結装置を示すもので、第1図は車両の駆動系を示す概
略構成図、第2図は本装置の横断面図、第3図は本装置
の縦断面図、第4,5図はいずれも第2図の要部に対応さ
せてその変形例を説明する横断面図である。 1・・横置エンジン、2・・変速機、3・・出力軸、4
・・ドライブギヤ、5・・アイドルギヤ、6,7・・ギ
ヤ、8・・中間伝達軸、9・・前輪、10・・差動装
置、11・・第1の回転軸、12・・ギヤ、13・・ベ
ーンポンプ型連結機構としての4輪駆動用連結装置本
体、14・・第2の回転軸、15・・歯車機構、16・
・後輪、17・・差動装置、18,18′・・ベーン、19,1
9′・・ロータ、19a・・外周面、19b・・孔部、20・
・ケーシング、20a,20a′・・カムリング部、20b・・入
力側プレート、20c・・出力側プレート、20d・・内周
面、21・・油圧回路、22〜25・・吸込吐出口、2
6・・第1油路、27・・第2油路、28,29,29′・・チ
ェック弁、30・・オイル溜、31,32・・チェック弁、
33・・リリーフ弁、34・・スプリング、35・・連
通路、36,37・・ポンプ室、38,39・・永久磁石、40・
・油路、M・・ベーン付勢機構としての磁力発生機構、
VP・・ベーンポンプ。
連結装置を示すもので、第1図は車両の駆動系を示す概
略構成図、第2図は本装置の横断面図、第3図は本装置
の縦断面図、第4,5図はいずれも第2図の要部に対応さ
せてその変形例を説明する横断面図である。 1・・横置エンジン、2・・変速機、3・・出力軸、4
・・ドライブギヤ、5・・アイドルギヤ、6,7・・ギ
ヤ、8・・中間伝達軸、9・・前輪、10・・差動装
置、11・・第1の回転軸、12・・ギヤ、13・・ベ
ーンポンプ型連結機構としての4輪駆動用連結装置本
体、14・・第2の回転軸、15・・歯車機構、16・
・後輪、17・・差動装置、18,18′・・ベーン、19,1
9′・・ロータ、19a・・外周面、19b・・孔部、20・
・ケーシング、20a,20a′・・カムリング部、20b・・入
力側プレート、20c・・出力側プレート、20d・・内周
面、21・・油圧回路、22〜25・・吸込吐出口、2
6・・第1油路、27・・第2油路、28,29,29′・・チ
ェック弁、30・・オイル溜、31,32・・チェック弁、
33・・リリーフ弁、34・・スプリング、35・・連
通路、36,37・・ポンプ室、38,39・・永久磁石、40・
・油路、M・・ベーン付勢機構としての磁力発生機構、
VP・・ベーンポンプ。
Claims (1)
- 【請求項1】車両の前輪に駆動力を伝達する第1の回転
軸と、後輪に駆動力を伝達する第2の回転軸と、上記の
第1の回転軸と第2の回転軸との間に介装されて相互に
駆動力を伝達しうる油圧式連結機構とをそなえ、同油圧
式連結機構がベーンポンプ型連結機構として構成され
て、同連結機構に、上記の第1の回転軸および第2の回
転軸のうちの一方に連結されるケーシングと他方に連結
されて同ケーシング内に収容されるロータとが設けられ
るとともに、同ロータの外周面に取り付けられて上記ケ
ーシングの内周面に摺接する多数のベーンと、これら多
数のベーンを上記ケーシングの内周面へ向けて付勢する
ベーン付勢機構とが設けられ、同ベーン付勢機構が、上
記のベーンおよび上記ケーシングのうちの一方にそなえ
られた磁石とその他方にそなえられた磁性体とからなる
ことを特徴とする、4輪駆動用駆動連結装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59030778A JPH06474B2 (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59030778A JPH06474B2 (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60176826A JPS60176826A (ja) | 1985-09-10 |
JPH06474B2 true JPH06474B2 (ja) | 1994-01-05 |
Family
ID=12313134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59030778A Expired - Lifetime JPH06474B2 (ja) | 1984-02-21 | 1984-02-21 | 4輪駆動用駆動連結装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06474B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011117391A (ja) * | 2009-12-04 | 2011-06-16 | Kyb Co Ltd | 電動ベーンポンプ |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102005007603A1 (de) * | 2005-02-18 | 2006-08-24 | Siemens Ag | Flügelzellenpumpe |
GB2594230A (en) * | 2019-11-28 | 2021-10-27 | Delphi Tech Ip Ltd | Vane pump |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5930777A (ja) * | 1982-08-16 | 1984-02-18 | 「はま」田重工株式会社 | タンデイツシユ吹付け材 |
-
1984
- 1984-02-21 JP JP59030778A patent/JPH06474B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5930777A (ja) * | 1982-08-16 | 1984-02-18 | 「はま」田重工株式会社 | タンデイツシユ吹付け材 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011117391A (ja) * | 2009-12-04 | 2011-06-16 | Kyb Co Ltd | 電動ベーンポンプ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60176826A (ja) | 1985-09-10 |
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