JPH0647433Y2 - 洗濯ネット - Google Patents

洗濯ネット

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JPH0647433Y2
JPH0647433Y2 JP3395691U JP3395691U JPH0647433Y2 JP H0647433 Y2 JPH0647433 Y2 JP H0647433Y2 JP 3395691 U JP3395691 U JP 3395691U JP 3395691 U JP3395691 U JP 3395691U JP H0647433 Y2 JPH0647433 Y2 JP H0647433Y2
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JP
Japan
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laundry
bag
folded
cloth
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JP3395691U
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JPH04121881U (ja
Inventor
学 豊沢
Original Assignee
株式会社ダイヤコーポレーション
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はソックス等の衣類その他
を収容して洗濯するための洗濯ネットに関する。特に、
袋の中に洗濯物を確実に収容することができる洗濯ネッ
トに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の洗濯ネットとしては、実開昭62
−27592号公報に開示されたものがある。図8はこ
の従来の洗濯ネットの斜視図、図9は同じく展開図であ
る。
【0003】これらの図面において、1は網状の布であ
って、中間部2の下端に、中間部2と同じ長さの側方部
3が連なり、さらに、中間部2の上端に側方部3より長
さの短い被覆部4が連なるように裁断してある。
【0004】このように裁断された布1は、次のように
して折り畳み、袋を形成する。
【0005】まず、図9に示すように、被覆部4を中間
部2の表面側に折り重ね、その上に、側方部3を折り重
ねる。次に、図8に示すように、折り畳まれた布1の両
側端部1a,1aおよび上下端1b,1bを布地テープ
5でそれぞれ包んで、縁縫いを施すことにより袋を形成
する。
【0006】このような、洗濯ネットは次のようにして
使用する。
【0007】まず、図10に示すように、布地テープ5
が袋の内側にくるように袋を裏返す。このように袋を裏
返すことにより、被覆部4が袋の外側(図では背面側)
に位置することとなる。この場合の断面図は、図11に
示すようになっている。そして、ストッキング等の洗濯
物を、袋口6より袋内に入れる。その後、図12に示す
ように、被覆部4を側方部3側に裏返して袋口6をふさ
ぐ。そして、この状態で図示しない電気洗濯機の水中に
洗濯ネットを投じて袋内の洗濯物を洗濯するものであ
る。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の洗濯ネ
ットには、次のような問題があった。
【0009】洗濯物を出し入れする袋口6は布1の幅い
っぱいに大きく形成されていたので、洗濯しているうち
に、被覆部4が袋口6から外れ、洗濯物が袋の中から出
てくるという問題があった。
【0010】これを防止する方法として、袋口や布地テ
ープ5の部分にファスナー,マジックテープ(登録商
標)等を設けて袋口6が開かないようにすることもでき
るが、このようなファスナー等を設けた場合、ファスナ
ーやマジックテープ部分に洗濯物が引っ掛かって洗濯物
が傷んでしまうことがあった。
【0011】本考案の目的は、以上のような問題点を解
決し、ファスナー等を用いることなく、袋の中に確実に
洗濯物を収容することができ、洗濯中に洗濯物がずれて
袋の外へ抜け出してしまうのを防止することができる洗
濯ネットを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本考案の洗濯ネットは、水はけのよい布からなる洗濯
ネットであって、平面視樽形形状に形成された基部と、
この基部の一端側に連続して設けられ、基部の裏面側に
折り畳まれた平面視樽形形状の側部と、前記基部の他端
側に連続して設けられるとともに、前記基部の表面側に
折り畳まれた平面視樽形形状の折返し部と、これら折り
畳まれた布の両側縁部を縁縫いし、全体として平面視樽
形形状に構成してある。
【0013】
【作用効果】本考案は上記の構成としたので、次のよう
な作用を奏する。
【0014】すなわち、洗濯ネットに洗濯物を収容する
場合には、次のように行なう。
【0015】まず、基部とその裏面側にある側部との間
に形成されている袋の出入口を開いて、洗濯物を中に押
し込む。
【0016】次に、基部の表面側にある折返し部を反転
させて、基部の裏面側に折り返す。これにより、基部と
側部とによって形成されている出入口がふさがれるとと
もに、洗濯物が袋内に包まれた状態で収容されることと
なる。
【0017】したがって、本考案の洗濯ネットによれ
ば、洗濯物を収容した側と反対側の折返し部を反転させ
るという簡単な作業により袋内に確実に洗濯物を収容す
ることができるという効果がある。
【0018】そして、本考案の洗濯ネットは、全体とし
て平面視樽形形状に構成してあるので、洗濯物の出入口
が狭くなっており、袋に収容された洗濯物が洗濯中に出
にくいという効果がある。
【0019】さらに、袋内に洗濯物が収容されると、樽
形形状であることによって立体的に膨らみ、袋内に洗濯
物が収まり易いので、出入口が狭いこととあいまって洗
濯中に洗濯物が袋の外へ抜け出てしまうのを防止するこ
とができるという効果がある。
【0020】
【実施例】
【0021】<第1実施例>
【0022】図1は本考案に係る洗濯ネットの第1実施
例を示す正面図、図2は図1のB−B線端面図、図3は
同じく展開図である。
【0023】これらの図面において、本実施例の洗濯ネ
ットは、基部11、側部12、および折返し部13とか
らなっており、水はけの良い布目を有したネット状の布
30を折り畳んで構成してある。
【0024】これら基部11、側部12および折返し部
13は、いずれも平面視樽形形状に裁断されて形成され
ている。側部12は、基部11の一端側11aに連続し
て設けられるとともに、基部11より若干長い寸法に形
成されており、基部11の裏面11c側に折り畳まれて
いる。このように、基部11の裏面11c側に側部12
を折り畳むとともに、後述する縁縫いを施すことによ
り、基部11と側部12とによる袋14が形成される。
側部12は基部11よりも長く形成されているので、図
1に示すように、袋14の出入口14aが正面側に現わ
れる。これにより、出入口14aの目視確認が容易で、
洗濯物の出し入れがしやすくなっている。
【0025】折返し部13は、基部11の他端部11b
に連続して設けられており、前記基部11の表面11d
側に折り畳まれている。折返し部13の一端側13a
は、基部11の樽形形状に合わせて幅を狭くしてあり、
後述する縁縫いを施すことにより、開口部13bが狭く
成形されるようになっている。
【0026】このような構成により折り畳まれた布30
の両側縁部31,31は、縁縫いが施されており、全体
として平面視樽形形状に構成されている。
【0027】さらに、図1に示すように、布30の両側
縁部31,31、側部12の端縁部12a、および折返
し部13の端縁部13cにそれぞれバイアス40が設け
られている。
【0028】次に、このような構成を有する洗濯ネット
の使用方法を、図4および図5をも参照して説明する。
【0029】まず、図4に示すように、基部11と側部
12とにより形成された袋14の出入口14aを開い
て、ソックス等の洗濯物15を袋14内に押し込む。
【0030】その後、折返し部13を反転させて、側部
12側に折り返す(図5参照)。この折返し部13の側
部12側への折り返しにより、袋14の出入口14aが
ふさがれることとなり、これとともに、洗濯物15が袋
14内に包まれた状態で収容されることとなる。
【0031】このような、洗濯ネットは、全体として平
面視樽形形状に構成してあるので、洗濯物15の出入口
14aが絞り込まれて形成されており、袋14内に洗濯
物15が好適に収容されるとともに、洗濯物15が袋1
4の外に出にくくなっている。
【0032】洗濯ネットから洗濯物15を取り出す場合
には、もとの位置へ折返し部13を反転させて戻し、袋
14内から洗濯物15を取り出せば良い。
【0033】したがって、以上のような洗濯ネットによ
れば、袋14内に確実に洗濯物15を収容することがで
き、洗濯中に洗濯物15が袋14の外へ抜け出てしまう
のを防止することができる。
【0034】また、洗濯ネットは、袋14内に洗濯物1
5が収容されると樽形形状に立体的に膨らむので、洗濯
物15が収まり易く、洗濯ネットの角部分にデッドスペ
ースが生じることも少ない。
【0035】さらに、樽形形状であるため、手作業で折
返した折返し部13が、洗濯中に反転してもとの状態に
ひっくり返ってしまうこともない。
【0036】袋14の出入口14aは、折返し部13の
折り返しにより開口あるいはふさがれるようになってい
るので、ファスナー,マジックテープ(登録商標),ボ
タン,あるいは紐などを設ける必要がなく、洗濯物を傷
めることがない。
【0037】また、袋14の出入口14aを除く縁部分
にバイアス40が設けられているので、折返し部13を
反転する際などの操作性に優れ、洗濯ネットの耐久性も
向上している。
【0038】<第2実施例>
【0039】図6は本考案に係る洗濯ネットの第2実施
例を示す部分拡大図である。
【0040】本実施例の洗濯ネットは、布目を横方向に
して用いたものである。
【0041】同図において、22は布30の縦方向の布
目であり、布30の内部に位置している。23は布30
の横方向の布目であり、布30の表面部に位置してい
る。本実施例は布30の布目23を全体として横方向に
用いている。
【0042】布30の表面部に位置する布目23を横方
向に用いることにより、次のような効果が得られる。
【0043】すなわち、折り畳まれた状態の各部の布3
0同士が接触すると、横方向の布目23,23により図
中矢印B方向の滑りが防止される。その結果、洗濯中に
おける洗濯ネットの形態が極端に崩れるのを防止するこ
とができる。
【0044】また、袋内に収容した洗濯物との摩擦力が
大きくなり、袋内で洗濯物が滑って抜け出すのを抑える
ことができる。したがって、袋内に収容した洗濯物が洗
濯中に袋から抜け出してしまうのをより一層確実に防止
することができる。
【0045】以上、本考案の実施例について説明した
が、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、本
考案の要旨の範囲内において適宜変形実施可能である。
【0046】例えば、上記実施例では、洗濯物は基部1
1と側部12とにより形成された袋14内に収容するよ
うに説明したが、基部11と折返し部13とにより形成
された袋16(図2参照)内に収容してもよい。この場
合には、側部12を折返し部13側へ反転させることに
より、側部12で開口部13bをふさぐことができ、袋
16内に洗濯物を収容することが可能となって、上記実
施例と同様の効果を得られる。
【0047】また、バイアス40は、図7に示すよう
に、洗濯ネットの内側にくるように設けても良い。
【0048】また、袋口に設けたバイアスの色を、他の
部分に設けたバイアスの色と差別化して設けてもよく、
この場合には、袋口の所在をいっそう容易に目視確認す
ることができ、洗濯物を出し入れする際の操作がし易
い。
【0049】また、折返し部13の端縁部13cに設け
たバイアス40の色は、布30及び/またはバイアス4
0の色と異なるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る洗濯ネットの第1実施例を示す正
面図。
【図2】図1のB−B線端面図。
【図3】第1実施例の洗濯ネットの展開図。
【図4】同じく使用方法説明図。
【図5】同じく使用方法説明図。
【図6】本考案に係る洗濯ネットの第2実施例を示す部
分拡大正面図。
【図7】他の実施例を示す正面図。
【図8】従来の洗濯ネットの斜視図。
【図9】同じく展開図。
【図10】同じく使用状態における斜視図。
【図11】図10のA−A線断面図。
【図12】従来の洗濯ネットの使用方法説明図。
【符号の説明】 11 基部 12 側部 13 折返し部 30 布 40 バイアス

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水はけのよい布からなる洗濯ネットであ
    って、平面視樽形形状に形成された基部と、この基部の
    一端側に連続して設けられ、基部の裏面側に折り畳まれ
    た平面視樽形形状の側部と、前記基部の他端側に連続し
    て設けられるとともに、前記基部の表面側に折り畳まれ
    た平面視樽形形状の折返し部と、これら折り畳まれた布
    の両側縁部を縁縫いし、全体として平面視樽形形状に構
    成したことを特徴とする洗濯ネット。
  2. 【請求項2】 前記布の両側縁部、前記側部の端縁部お
    よび前記折返し部の端縁部にバイアスを設けたことを特
    徴とする請求項1記載の洗濯ネット。
  3. 【請求項3】 前記布の布目を横方向にして用いたこと
    を特徴とする請求項1又は2記載の洗濯ネット。
JP3395691U 1991-04-15 1991-04-15 洗濯ネット Expired - Lifetime JPH0647433Y2 (ja)

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JPH04121881U JPH04121881U (ja) 1992-10-30
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