JPH0647406B2 - カニ肉様練製品の起立装置 - Google Patents

カニ肉様練製品の起立装置

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JPH0647406B2
JPH0647406B2 JP6839389A JP6839389A JPH0647406B2 JP H0647406 B2 JPH0647406 B2 JP H0647406B2 JP 6839389 A JP6839389 A JP 6839389A JP 6839389 A JP6839389 A JP 6839389A JP H0647406 B2 JPH0647406 B2 JP H0647406B2
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JP
Japan
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pressing roller
conveyor
block
crab meat
product
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JP6839389A
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Inventor
誠治 津島
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YANAGIYA MACHINERY CO., LTD.
Original Assignee
YANAGIYA MACHINERY CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、多数の短繊維状肉が方向性を持って集束され
たカニ肉様練製品を製造する際に使用されるカニ肉様練
製品の起立装置に関する。
(従来技術とその課題) 従来、カニ肉様の練製品としては数多くのものが市販さ
れているが、近時、第4図に示すように、ブロック状細
断品xの切断面yに赤色練肉を塗布して形成したカニ肉
様練製品が注目をあびている。
そして、このカニ肉様練製品は、例えば、断面略四角形
に結束された長繊維細断品をその長手方向と直交する方
向に切断してブロック状細断品を形成したのち、このブ
ロック状細断品を90度回転させて切断面が上下面にな
るようにし、この上面に赤色練肉を塗布する方法で製造
しているが、従来にあっては、前記ブロック状細断品を
90度回転させて切断面を上下面にする装置がなかっ
た。
そのため、従来にあっては、前記作業を手作業によって
行なわなければならなかったので、作業性が悪いという
問題点があった。
本発明は、従来の上述のような問題点に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、前記ブロック状細断
品を90度回転させて切断面が上下面になるように起立
させることができるカニ肉様練製品の起立装置を提供す
ることにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、本発明のカニ肉様練製品の
起立装置では、多数の短繊維状肉が方向性をもって集束
された断面略四角形のブロック状細断品を上側移行部で
搬送する搬送コンベアと、前記搬送コンベアの上方に設
けられ、かつ、ブロック状細断品と接触する接触部の移
動方向が前記コンベアの上側移行部のベルト移送方向と
同方向になるように設定された押えローラと、からな
り、前記搬送コンベアの上側移行部には、前記押えロー
ラと対向する位置にブロック状細断品の上部が前記押え
ローラに当接して押圧されるとベルトが下方に撓むよう
に形成された撓み部を設けると共に、搬送コンベアの移
行速度と押えローラの周速度に速度差を設けた構成を採
用した。
また、請求項2記載のカニ肉様練製品の起立装置では、
押えローラの外周面に綾目又は平目のローレット目を形
成した構成を採用した。また、請求項3記載のカニ肉様
練製品の起立装置では、押えローラの外周面にベルベッ
ファスナーの雄面を貼設した構成を採用した。また、請
求項4記載のカニ肉様練製品の起立装置では、押えロー
ラの少なくとも外周面をゴムで形成した構成を採用し
た。
(作用) 本発明のカニ肉様練製品の起立装置では、前記のように
構成したので、搬送コンベアの上側移行部を移送されて
きたブロック状細断品は、押えローラの接触部に先端上
部が当って下方に押圧されると搬送コンベアの撓み部が
下方に撓み、前記細断品は押えローラの接触部と搬送コ
ンベアの上側移行部の間に挟持された状態で移動してい
くことになるが、本発明では、搬送コンベアの上側移行
部の移行速度と押えローラの周速度に速度差を設けてい
るので、ブロック状細断品は徐々に90度回転して切断
面が上下面になるように方向転換され、その状態で搬送
ベルト上を移送される。また、請求項2記載のカニ肉様
練製品の起立装置では、押えローラの外周面にローレッ
ト目を形成しているので、ブロック状細断品が90度回
転する際、その先端上部が滑らずブロック状細断品を確
実に回転させることができる。また、請求項3記載のカ
ニ肉様練製品の起立装置では、押えローラの外周面にベ
ルベットファスナーの雄面を貼設しているので、ブロッ
ク状細断品が90度回転する際、その先端上部が滑らず
ブロック状細断品を確実に回転させることができる。ま
た、請求項4記載のカニ肉様練製品の起立装置では、押
えローラの少なくとも外周面をゴムで形成しているの
で、ブロック状細断品が90度回転する際、その先端上
部が滑らずブロック状細断品を確実に回転させることが
できる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に示して説明する。
まず、実施例の構成を説明する。
第1図は本実施例のカニ肉様練製品の起立装置Aを示す
正面図であり、搬送コンベア1と押えローラ2を備えて
いる。
前記搬送コンベア1は、第1図に示すように、架台3の
軸支したロール4,4間にベルト5を張設し、同コンベ
ア1の上側移行部6には撓み部7を形成している。この
撓み部7は、第2図に示すように、ベルト5の下面に支
え8を設けずに、ブロック状細断品aに上から圧力が加
わるとベルト5が下方に撓むように形成している。撓み
の程度は、ベルト5の張り具合により調節する。
前記押えローラ2は、前記搬送コンベア1の上方であ
り、かつ前記撓み部7に対向する位置に配置されてい
る。そして、押えローラ2は、モータ(図示せず)によ
り搬送コンベア1のローラ4,4の回転方向とは反対方
向に回動され、押えローラ2の接触部9と搬送コンベア
1の上側移行部6が同方向に移動するように形成されて
いる。また、押えローラ2は、その周速度が搬送コンベ
ア1の移送速度より遅くなるように設定されている。ま
た、押えローラ2は、その表面にベルベットファスナー
の雄面10が貼設され、また、押えローラ2の接触部9
と搬送コンベア1の撓み部7との間でブロック状細断品
aが挟持され、かつ90度回転させることができるよう
押えローラ2は設定され、同ローラ2の高さ調整はハン
ドル11の操作によりローラ2と連結された摺動ブロッ
ク12を上下動させることにより行なう。尚、図中13
は押えローラ2の上面に接触させて配置したスポンジ
で、パイプ14から供給された水を含ませておき、押え
ローラ2の外周面を濡らすものであり、また、15は押
圧ローラ2の後方に設置した浮上防止板、16はモー
タ、17はチェンである。
したがって、ブロック状細断品aがその切断面sを前後
面になるようにして搬送コンベア1に供給されると、該
細断品aは搬送コンベア1上を移送され、まず、押えロ
ーラ2の接触部9に該細断品aの先端上部が当接して下
方に押圧されると撓み部7のベルト5が下方に撓み、細
断品aはベルト5とローラ2の接触部9との間に挟持さ
れた状態で移送された後排出されるが、本実施例では、
搬送コンベア1の移送速度が速い(実施例では約3倍)
ことから、第2図に示すように、ブロック状細断品aは
矢印方向に90度回転して切断面sが上下面になるよう
に方向転換されたのち、ブロック状細断品aの上面が浮
上防止板15に当たってローラ2から外れてベルト5上
を移送される。ベルト5上を移送された細断品bは、従
来公知の方法により、上面に赤色練肉が塗布等されたの
ち、真空包装されてカニ肉様練製品とされる。
以上、本発明を実施例に基づいて説明してきたが、具体
的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明
の要旨を逸脱しない範囲における設計変更等があっても
本発明に含まれる。
例えば、本実施例では、搬送コンベアの移送速度を押え
ローラの周速度より速く設定しているが、押えローラの
周速度の方を速く設定してもよい。
また、本実施例では、ブロック状細断品aの滑り防止の
ため押圧ローラ2の外周にベルベットファスナーの雄面
10を貼設しているが、これ以外に押圧ローラ2の外周
面に綾目又は平目のローレット目を形成したり、あるい
は押圧ローラ2をゴムローラで形成してもよい。
また、前記実施例では、押圧ローラ2の後方に浮上防止
板15を配置しているが、これは細断品aが押圧ローラ
2に付着して浮上しないときは設けなくてもよく、ま
た、第3図に示すように、浮上防止板15の代りにエア
ーノズル18を配置してエアーで細断品aをローラ2か
ら外すようにしてもよい。
また、搬送コンベアに供給されるブロック状細断品はど
のような方法で製造されたものでもよく、又、その形状
も断面略四角形に限定されず、断面楕円形等の各種の形
状のものであってもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明のカニ肉様練製品の起
立装置にあっては、前記のように構成したので、ブロッ
ク状細断品を効率よく回転させて起立させることができ
るという効果がある。
又、押えローラの外周面にローレット目を形成したり、
または、押えローラの外周面にベルベットファスナーの
雄面を貼設、あるいは押えローラの少なくとも外周面を
ゴムで形成すると、滑りが防止されブロック状細断品を
円滑かつ確実に回転させることができるという効果もあ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の起立装置を示す正面図、第2,
3図は同上の起立装置の部分詳細図、第4図はカニ肉様
練製品を示す斜視図である。 A:起立装置 1:搬送コンベア 2:押えローラ 6:搬送コンベアの上側移行部 7:撓み部 9:押えローラの接触部 10:ベルベットファスナーの雄面

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】多数の短繊維状肉が方向性をもって集束さ
    れた断面略四角形のブロック状細断品を上側移行部で搬
    送する搬送コンベアと、 前記搬送コンベアの上方に設けられ、かつ、ブロック状
    細断品と接触する接触部の移動方向が前記コンベアの上
    側移行部のベルトの移送方向と同方向になるように設定
    された押えローラと、からなり、 前記搬送コンベアの上側移行部には、前記押えローラと
    対向する位置にブロック状細断品の上部が前記押えロー
    ラに当接して押圧されるとベルトが下方に撓むように形
    成された撓み部を設けると共に、搬送コンベアの移行速
    度と押えローラの周速度に速度差を設けたことを特徴と
    するカニ肉様練製品の起立装置。
  2. 【請求項2】押えローラの外周面にローレット目を形成
    したことを特徴とする請求項1記載のカニ肉様練製品の
    起立装置。
  3. 【請求項3】押えローラの外周面にベルベットファスナ
    ーの雄面を貼設したことを特徴とする請求項1記載のカ
    ニ肉様練製品の起立装置。
  4. 【請求項4】押えローラの少なくとも外周面をゴムで形
    成したことを特徴とする請求項1記載のカニ肉様練製品
    の起立装置。
JP6839389A 1989-03-20 1989-03-20 カニ肉様練製品の起立装置 Expired - Lifetime JPH0647406B2 (ja)

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JPH02249815A JPH02249815A (ja) 1990-10-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5832127B2 (ja) * 1975-10-22 1983-07-11 エヌ テ− エヌ トウヨウベアリング カブシキガイシヤ ブツピンジドウホウコウヅケハンソウソウチ
JPH0520733Y2 (ja) * 1986-12-29 1993-05-28

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