JPH0647100Y2 - 三方ロック式ロッカーのロックバー保持機構 - Google Patents

三方ロック式ロッカーのロックバー保持機構

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Publication number
JPH0647100Y2
JPH0647100Y2 JP11802587U JP11802587U JPH0647100Y2 JP H0647100 Y2 JPH0647100 Y2 JP H0647100Y2 JP 11802587 U JP11802587 U JP 11802587U JP 11802587 U JP11802587 U JP 11802587U JP H0647100 Y2 JPH0647100 Y2 JP H0647100Y2
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JP
Japan
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lock
holding mechanism
lock bar
pieces
bar holding
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP11802587U
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English (en)
Other versions
JPS6423560U (ja
Inventor
勇 松澤
Original Assignee
ジーエスケー販売株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本考案は三方ロック式ロッカーのロックバー保持機構に
関し、詳しくは、ロックバーの取付けや交換がワンタッ
チで行なえる、作業性に優れた三方ロック式ロッカーの
ロックバー保持機構に関するものである。
ロ.従来の技術 従来のこの種のロックバー保持機構としては、例えば実
公昭58−20055号公報に記載されている如く、 旋錠装置体の掛け金に連結されて上下方向に摺動自在で
ある作動子の先端に中空筒部を形成し、該中空筒部の周
面上にはその開口両側から少なくとも相対向した2カ所
に軸線方向のスリットを設けると共に、これらスリット
の内方半部側を露出させた状態で上記中空筒部上に環体
を嵌合固定し、この環体には上記スリット内に向って延
びる係止片を突設すると共に、該係止片の自由端を上記
中空筒部内に突出したかぎ部に形成して、このかぎ部を
上記中空筒部に根端部側を挿入した掛け止め用管体の周
面上に穿設した係止孔に係入して成る構成のものが公知
であり、 また、実公昭60−13978号公報に記載されている如く、 旋錠装置体に組付けられて摺動できる作動子の先端に中
空筒体を設け、該中空筒体の周面上の一部には円周方向
にスリットを形成し、且つ該中空筒体内に挿入する掛止
め用管体の根端部周面には、前記スリットに対応する位
置に係止部を設けると共に、前記中空筒体の周面に弾性
的に挟持装着するクリップ状止めバネ部材の一部を、前
記スリット内に係入して前記掛止め用管体の係止部に係
合する弾性係止杆とした構成のものが公知であった。
ハ.考案が解決しようとする問題点 従来のロックバー保持機構は上記の通り構成されるもの
であるから、部品点数が多く、組立て工程が複雑で、接
続作業に手間のかゝる欠点があった。
ニ.問題点を解決するための手段 本考案は以上の欠点に鑑み、ロックバーの接続作業を極
めて簡略化した三方ロック式ロッカーのロックバー保持
機構を提供するものである。
前記目的を達成するための手段は、 錠ケース1内にシリンダー錠2で作動され上下方向へ進
退する一対の作動片10、10を設け、各作動片10、10の上
下端にロックバー11、11の基端ネック11a、11aを掛止保
持する切欠き10a、10aを形成し、且つ、前記錠ケース1
にカバー3を嵌合することにより前記ロックバー11、11
を前記作動片10、10の切欠き10a、10aに挟持固定するよ
うにしたものである。
ホ.作用 シリンダー錠2へ挿入したキーを旋錠方向に回動する
と、ナット5にてシリンダー錠2の内筒と一体的に固定
されいるカム6が反時計方向へ回動し、ラッチ9の孔9a
に貫入されているピン7がそのラッチ9を押圧してロッ
カー本体側方の受(図示しない)へ進出係合させる。
この時、カム6のピン8、8′が区劃板4のガイド孔4
a、4aを経て作動片10、10の孔10a、10aに貫入されてい
るため、錠ケース1内で作動片10、10が上下方向へ各進
行し、各作動片10、10の先端の切欠き10b、10bへ基端ネ
ック11a、11aが係止保持されているロックバー11、11の
先端をロッカー本体上下の受(図示しない)へ進出係合
させる。
次に、旋錠中のシリンダー錠2のキーを開錠方向に回動
すると、カム6が時計方向へ回動し、ラッチ9を錠ケー
ス1内へ後退させロッカー本体側方の受に対する係合状
態を解除する。
この時、カム6のピン8、8′と係合している作動片1
0、10も錠ケース1内で退行し、各作動片10、10の先端
の切欠き10b、10bへ掛止保持されているロックバー11、
11の先端がロッカー本体上下の受から外れ、開扉可能状
態となる。
ヘ.実施例 以下、図面に基づき本考案実施の1例を詳細に説明す
る。
1はロッカーの扉体に固定される錠ケースで、正面側か
らシリンダー錠が挿着されると共に、開口された背面に
カバー3が嵌合されている。
前記錠ケース1内の略中央に区劃板4が介設され、該区
劃板4の前部に前記シリンダ錠2の内筒後端のねじ棒2a
に螺合されたナット5にて挟持固定されたカム6が配設
されている。
このカム6は第1図に示すように変形三角形状に形成さ
れ、正面側の頂部と背面側の両側突片部にピン7、8、
8′が各突設されている。
前記カム6の正面側頂部のピン7は、ラッチ9に穿設さ
れた孔9aに貫入され、前記シリンダー錠2の旋開錠によ
りラッチ9を押圧してロッカー本体側方の受(図示しな
い)へ進退させる。
前記カム6の背面側の両側突片部のピン8、8は、前記
区劃板4の両側に穿設された縦長弧状のガイド孔4a、4a
を貫通してL型の作動片10、10の各中央部に穿設された
孔10a、10aに貫入され、前記シリンダー錠2の旋開錠に
より作動片10、10を錠ケース1内で上下方向へ進退させ
る。
前記L型の作動片10、10は断面もL型に構成され、一
方、前記区劃板4背面側のガイド孔4a、4aの上下部に、
両側の上下対称位置にL型の通孔4b、4bが各穿設された
ガイド板4c、4cが立設され、前記作動片10、10の略中央
および基部が前記ガイド板4c、4cの通孔4b、4bに各挿通
保持されている。
また、前記作動片10、10の先端側の上下対称位置には切
欠き10b、10bが形成され、各切欠き10b、10bへ断面円柱
状のロックバー11、11の基端ネック11a、11aが掛止保持
されると共に、錠ケース1の背面にカバー3を嵌合する
ことにより挟持固定されている。
尚、前記錠ケース1およびカバー3の前記作動片10、10
の切欠き10b、10bと対向する部位には、断面円柱状のロ
ックバー11、11挿通用の半円状の凹溝1aおよび3aが各形
成されている。
ト.考案の効果 以上のように本考案に係る三方ロック式ロッカーのロッ
クバー保持機構は、錠ケース1内にシリンダー錠2に作
動されて上下方向へ進退する一対の作動片10、10を設
け、各作動片10、10の上下端に形成した切欠き10a、10a
へロックバー11、11の基端ネック11a、11aを掛止保持す
ると共に、錠ケース1にカバー3を嵌合することにより
挟持固定するようにしたものであるから、構成が簡単且
つ堅牢であると共に、ロックバー11、11の取付や交換が
ワンタッチで行なえ、作業性に極めて優れたものであっ
て、その実用的価値は極めて大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施の1例を示す三方ロック式ロッカー
のロックバーの保持機構の一部を切欠いた分解斜視図、
第2図は旋錠時のカバー3を外した状態の一部を切欠い
た背面図、第3図は開錠時の同背面図である。 図中主要符号 1……錠ケース、2……シリンダー錠 3……カバー、10……作動片 10a……切欠き、11……ロックバー 11a……基端ネック

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】錠ケース1内にシリンダー錠2で作動され
    上下方向へ進退する一対の作動片10、10を設け、各作動
    片10、10の端にロックバー11、11の基端ネック11a、11a
    を掛止保持する切欠き11b、11bを形成し、且つ、前記錠
    ケース1にカバー3を嵌合することにより前記ロックバ
    ー11、11を前記作動片10、10の切欠き11b、11bに挾持固
    定するようにしたことを特徴とする三方ロック式ロッカ
    ーのロックバー保持機構。
JP11802587U 1987-07-31 1987-07-31 三方ロック式ロッカーのロックバー保持機構 Expired - Lifetime JPH0647100Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11802587U JPH0647100Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 三方ロック式ロッカーのロックバー保持機構

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JP11802587U JPH0647100Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 三方ロック式ロッカーのロックバー保持機構

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6423560U JPS6423560U (ja) 1989-02-08
JPH0647100Y2 true JPH0647100Y2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=31362016

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11802587U Expired - Lifetime JPH0647100Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31 三方ロック式ロッカーのロックバー保持機構

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JP (1) JPH0647100Y2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11339587B2 (en) 2016-06-03 2022-05-24 Cesium Ab Lock cassette and safety door

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US11339587B2 (en) 2016-06-03 2022-05-24 Cesium Ab Lock cassette and safety door

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JPS6423560U (ja) 1989-02-08

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