JPH0646988A - 内視鏡の湾曲操作装置 - Google Patents

内視鏡の湾曲操作装置

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JPH0646988A
JPH0646988A JP4223335A JP22333592A JPH0646988A JP H0646988 A JPH0646988 A JP H0646988A JP 4223335 A JP4223335 A JP 4223335A JP 22333592 A JP22333592 A JP 22333592A JP H0646988 A JPH0646988 A JP H0646988A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
shaft
endoscope
shafts
bending
Prior art date
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Pending
Application number
JP4223335A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Abe
健治 阿部
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Optical Co Ltd filed Critical Fuji Photo Optical Co Ltd
Priority to JP4223335A priority Critical patent/JPH0646988A/ja
Publication of JPH0646988A publication Critical patent/JPH0646988A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、自在継手を使用することによ
り、操作部のハウジング形状の如何に拘わらず、簡単に
水密及び/又は気密構造を実現できる内視鏡の操作機構
を提供する。 【構成】 この発明では、撚線形軸継手4A,4Bを使
用することにより、操作軸2A,2Bと回転軸3A,3
Bとのずれ等の誤差を自由に吸収することができ、これ
によって操作部のハウジング1′の取付面11′が基板
13に対して傾斜した形状であっても、気密及び/又は
水密構造を簡単に実現することができる。また、この発
明では、操作軸が複数の場合、中空でかつ複数異径の撚
線形軸継手4A,4Bを同心状に配設したものを用いて
おり、これによって複数の軸であっても僅かの領域にコ
ンパクトに取付けることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、内視鏡の湾曲部の湾
曲操作をワイヤを介し操作部の回動操作によって行う内
視鏡の湾曲操作装置に係り、特に操作部に水密及び/又
は気密状態に取り付けることができる内視鏡の湾曲操作
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】内視鏡の湾曲部を自在に屈曲操作させる
手段として、例えば図5に示すように、操作部のハウジ
ング100内部の取付板100Aに直立状態で固着した
軸体101に対し、同心状に配設した回動自在の巻取軸
102,103と、これらの各巻取軸102,103の
内端に夫々設けられ、内視鏡先端側の湾曲部(図略)を
引張するワイヤ(図略)を巻装した巻取車102A,1
03Aと、この巻取車102A,103Aに巻装したワ
イヤの巻取若しくは解放を行い所望の方向に湾曲部を指
向・屈曲させるため巻取軸102,103に取り付けた
操作用のつまみ102B,103Bとからなる湾曲操作
装置が知られている。また、この湾曲操作装置におい
て、ハウジング100の孔100B側の軸受104に
は、中心部を軸体101が貫通すると共に巻取軸10
2,103と一体に連結された各種部材が回動可能な状
態で組付けられているが、一般にハウジングとの間には
気密性や水密性が要求されることが多い。そこで、この
ような湾曲操作装置では各部材に対し一定の加工寸法精
度や組付け精度が求められており、また組付け時の各部
材の偏心や傾きを吸収させるため各部材間にはOリング
やパッキンを適宜介在させるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな湾曲操作装置にあっては、製造コストの都合上部品
加工精度には限度があり、またOリング等を用いても隙
間等があまり大き過ぎると対応できない等の問題があ
る。このような場合には、軸どうしが競合しあってガタ
つき等をおこす等、操作上不都合を生じている。また、
このような機構にあっては、例えば図6に示すように、
操作部のハウジング100′の形状として、湾曲操作装
置の軸体101′が挿通する取付面100′B自体が底
面100′Cに対して傾斜(例えば角度θ)しているよ
うな場合には、気密状態に組付けようとすると、ハウジ
ング100′に対してどうしても精度の良い組付け作業
が必要とされることや、上記傾斜を出さぬための厳しい
加工精度が要求されること等、気密構造や水密構造を実
現する上で多くの困難を伴っている。そこで、この発明
は、上記した従来の欠点に鑑み、操作部の取り付けよう
とするハウジングの孔がワイヤ巻取軸を取り付ける基板
に対して偏心あるいは傾きがあっても、簡単に水密及び
/又は気密構造を実現できる内視鏡の湾曲操作装置を提
供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】即ち、この発明は、内視
鏡の操作部ハウジング外に設けられた操作部材を外端側
に備え、上記ハウジングに回動自在に取り付けられた操
作軸の内端側を、内視鏡挿入部に設けられた湾曲部の湾
曲操作用ワイヤを牽引すべくハウジング内部に回動自在
に設けられた回動軸に屈曲自在な自在継手手段によって
一体的に回動するように連結したものである。
【0005】
【作用】この発明では、自在継手を使用することによ
り、操作軸と回転軸との偏向角度のずれを確実に吸収す
ることができ、これによって操作部のハウジングの取付
面が任意の角度に傾斜した形状であっても気密及び/又
は水密構造を簡単に実現することができる。また、この
発明では、操作軸が複数の場合、複数異径の自在継手を
同心状に配設したものを用いており、これによって複数
の軸であっても、僅かな領域にコンパクトに取り付ける
ことができる。
【0006】
【実施例】以下この発明の実施例について添付図面を参
照しながら説明する。図1はこの発明に係る内視鏡の湾
曲操作装置を示すものであり、この湾曲操作装置は、内
視鏡の操作部ハウジング1の取付面11に開口した孔1
2側に対し回動自在に設けた第1,第2操作軸2A,2
Bと、ハウジング1内の基板13上に直立状態に固設し
た内部軸体14側に対し回動自在に設けた第1,第2回
動軸3A,3Bと、これらの各軸を連結する屈曲自在の
第1,第2撚線形継手4A,4Bとから構成されてい
る。第1操作軸2Aは、ハウジング1の取付面11に開
口した孔12の中心を貫通する外部軸体15に対し水密
かつ気密可能な状態で回動自在に嵌合するものであり、
第1撚線形継手4Aを介して第1回動軸3Aと機械的に
連結されている。この第1操作軸2Aには図示外のつま
みが取り付けられるようになっており、このつまみを回
動操作すると、第1撚線形継手4Aを介して第1回動軸
3Aに回動力が伝達して回動するようになっている。第
2操作軸2Bは、第1操作軸2Aとは独立別個に回動す
るよう第1操作軸2Aに対して同心状に嵌合されている
と共に取付面11の孔12を設けた軸受部11Aに対し
て回動自在に取り付けられており、第1操作軸2Aとの
間及び孔12との間が確実に水密かつ気密可能な状態に
保持されている。なお、この第2操作軸2Bにも図示外
のつまみが取り付けられるようになっており、そのつま
みを回動操作すると、第2撚線継手4Bを介して機械的
に連結された第2回動軸3Bに回動力が伝達して回動す
るようになっている。
【0007】第1回動軸3Aは、内部軸体14に回動自
在に嵌合されており、内端側に設けた巻取車31Aによ
ってワイヤ(図略)を巻取り、或はワイヤを解放するこ
とにより内視鏡のアングル操作を行うようになってい
る。なお、この巻取車31Aは基板13に固着された円
筒体16の内周面に回転自在に取り付けられている。第
2回動軸3Bは、内部軸体14を中心として第1回動軸
3Aとは同心状であって、かつ、その第1回動軸3Aと
は非接触状態に取り付けられており、内端側に形成した
巻取車31Bが円筒体16の内周面に回転自在に取り付
けられている。第1撚線形継手4Aは、第1操作軸2A
と第1回動軸3Aとの間の軸の偏向角度のずれを吸収さ
せながら回動力を伝達させるものであり、屈曲自在のつ
るまきばねが用いられており、両端がそれぞれ第1操作
軸2A及び第1回動軸3Aに取り付けられている。な
お、この第1撚線形継手4Aは、内部軸体14と外部軸
体15との間をつなぎ、かつ、双方の軸心の整合を図る
つるまきばね4Cに対し、同心状に配設されている。第
2撚線形継手4Bは、第1撚線形継手4Aよりも大径で
あって屈曲自在のつるまきばねが用いられており、第1
撚線形継手4Aと同様に両端をそれぞれ第2操作軸2B
及び第2回動軸3Bに取り付けられている。なお、この
第2撚線形継手4Bもつるまきばね4C,第1撚線形継
手4Aとは同心状に配設されている。
【0008】従ってこの実施例によれば、内視鏡操作部
のハウジング1の取付面11に設けた孔12側に設けた
第1,第2操作軸2A,2Bと、ハウジング1内の基板
13上に設けた第1,第2回動軸3A,3Bとに多少の
偏心ずれがあっても、第1,第2撚線形継手4A,4B
が屈曲することによりその偏心ずれを吸収することがで
きる。また、例えば図2に示すように、内視鏡の操作部
のハウジング1′の取付面が基板13に対して傾いてい
る場合であっても、図3に示すように、図1に示す実施
例と同様の湾曲操作装置を用いることにより、特に高度
の加工・組付精度を必要としなくとも水密かつ気密状態
に取り付けることができる。また、同様の湾曲操作装置
を用いることにより、図4に示すような操作部のハウジ
ング1″に対しても、即ち直角方向に軸が偏向したもの
に対しても、比較的容易に水密かつ気密状態での取り付
けが可能となる。上記実施例においては、自在継手手段
として撚線形継手を用いたものを示したが、例えば蛇腹
形のような中空の自在継手を用いれば良いものである。
なお、操作軸が単数のものであれば、中空である必要性
はない。
【0009】
【発明の効果】以上説明したきたように、この発明によ
れば、自在継手手段を使用することにより、操作軸と回
転軸との偏心又は偏向角度のずれを自由に吸収すること
ができ、これによって困難な加工精度や組立精度を要求
することなく、また操作部のハウジングが任意の角度に
傾斜していても気密及び/又は水密構造を簡単に実現す
ることができる。また、この発明では、操作軸が複数の
場合、複数異径の自在継手手段を同心状に配設したもの
を用いており、これによって複数の軸であっても僅かの
領域にコンパクトに取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る内視鏡の湾曲操作装置を示す断
面図。
【図2】この発明に係る湾曲操作装置の取付状態の一態
様を示す一部破断面図。
【図3】図2に示す取付状態のときの湾曲操作装置を示
す断面図。
【図4】この発明に係る湾曲操作装置の取付状態の別の
態様を示す一部破断面図。
【図5】従来の湾曲操作装置を示す断面図。
【図6】従来の湾曲操作装置の欠点を示す説明図。
【符号の説明】
1 ハウジング 2A,2B (第1,第2)操作軸 3A,3B (第1,第2)回動軸 4A,4B (第1,第2)撚線形継手

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内視鏡の操作部ハウジング外に設けられ
    た操作部材を外端側に備え、上記ハウジングに回動自在
    に取り付けられた操作軸の内端側を、内視鏡挿入部に設
    けられた湾曲部の湾曲操作用ワイヤを牽引すべくハウジ
    ング内部に回動自在に設けられた回動軸に屈曲自在な自
    在継手手段によって一体的に回動するように連結したこ
    とを特徴とする内視鏡の湾曲操作装置。
JP4223335A 1992-07-30 1992-07-30 内視鏡の湾曲操作装置 Pending JPH0646988A (ja)

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JP4223335A JPH0646988A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 内視鏡の湾曲操作装置

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JP4223335A JPH0646988A (ja) 1992-07-30 1992-07-30 内視鏡の湾曲操作装置

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JPH0646988A true JPH0646988A (ja) 1994-02-22

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0454847A1 (en) * 1989-01-20 1991-11-06 Nkk Corporation Metal-impregnated refractory and production thereof
JP2009151775A (ja) * 2001-07-31 2009-07-09 Immersion Corp 触覚フィードバックを有する操作ホイール及びハンドルシステム

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