JPH0646864Y2 - 容器の噴出ヘッド - Google Patents

容器の噴出ヘッド

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Publication number
JPH0646864Y2
JPH0646864Y2 JP1988151997U JP15199788U JPH0646864Y2 JP H0646864 Y2 JPH0646864 Y2 JP H0646864Y2 JP 1988151997 U JP1988151997 U JP 1988151997U JP 15199788 U JP15199788 U JP 15199788U JP H0646864 Y2 JPH0646864 Y2 JP H0646864Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
ejection
head body
head
nozzle
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988151997U
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JPH0275157U (ja
Inventor
辰男 椿
浩幸 木村
三良 滝澤
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、エアゾール容器等の噴出ヘッドに関するもの
である。
(従来の技術) 従来、エアゾール容器等の噴出管に装着する噴出ヘッド
としては、実開昭59-176667号公報に記載されているよ
うなものが一般的である。
この公報に記載された噴出ヘッドは、第5図に示すよう
に、エアゾール容器(1)の噴出管に嵌着固定されたヘ
ッド本体(10)の一箇所にノズル(21)を設け、このノ
ズル(21)を用いて内容物を噴出するように構成されて
いるものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上記従来の噴出ヘッドは、ヘッド本体
(10)に1つのノズル(21)のみを備えるものであり、
必然的に一回の噴出の対象範囲が限られたものとなる。
従って、内容物を噴出すべき範囲が小さい場合には問題
はないが、噴出すべき範囲が広範囲となるような場合に
は、この範囲に対して万遍なく内容物を噴出することが
極めて面倒であった。
また、噴出する範囲が広くなる程、噴出が不均一になる
ことを免れなかった。
本考案は、上記の事情に鑑みなされたものであり、容器
の内容物を広範囲に対して容易且つ均一に噴出すること
のできる噴出ヘッドの提供を目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、本考案の容器の噴出ヘッ
ドは、容器の噴出管に嵌着固定されるヘッド本体を設
け、このヘッド本体の導出路を前記噴出管内と連通させ
るとともに、この導出路に連通する注出孔をヘッド本体
に設け、注出孔にはノズルキャップを装着し、且つノズ
ルキャップに前記注出孔と連通する複数のノズルを噴出
中心が互いに平行になるように並設したという構成をと
る。
(作用) 本考案の噴出ヘッドは、このような構成により、ヘッド
本体の上部を押圧して噴出管を傾けると、図示していな
い弁が開いて容器から内容物が導出路に噴出される。そ
して、この内容物は順次注出孔を通って複数の並列した
ノズルから外部に噴出されるのである。
従って、ノズルから内容物を噴出させながら、ノズルを
その並列方向と直交する方向に移動させることにより、
内容物を帯状に均一噴出することができる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づき説明する。
第1図乃至第4図は本考案の一実施例を示すものであ
る。
これらの図において、(1)は金属缶製のエアゾール容
器であって、この容器(1)の噴出管(2)は、押圧に
より傾けると図示していない弁が開かれて内容物を噴出
するものである。
そして、この噴出管(2)にはヘッド本体(10)が嵌着
固定されている。
ヘッド本体(10)の内部には、上記の容器(1)の噴出
管(2)と連通する導出路(11)と、これに直交する方
向に注出孔(12)を形成する部材(13)とが設けられて
いる。即ち、第4図に示す通り、中央部上下を凹ませた
部材(13)をヘッド本体(10)に組込み、この凹部を前
記導出路(11)と連通させることにより注出孔(12)を
形成するのである。
また、ヘッド本体(10)に組込まれた部材(13)の外周
には環状嵌合部(15)が形成されており、この嵌合部
(15)にノズルキャップ(20)を嵌合することにより本
実施例の噴出ヘッドが完成する。
このノズルキャップ(20)は、噴出中心を互いに平行に
して横方向に並列する3つのノズル(21)を備えるとと
もに(第2図及び第3図)、前記部材(13)の端面(1
4)との間には、ノズル(21)の並列方向に延びる分技
路(25)が形成されている(第1図)。然して、ノズル
(21)は、この分技路(25)を介して注出孔(12)に連
通するのである。
また、ヘッド本体(10)の外筒(16)は、前面板が他の
部分よりも丈長に形成されている。そして、ヘッド本体
(10)の頂面は、中央に向けて若干凹みをもたせ、更に
滑り止め用凹凸を形成して押圧操作の行い易い形として
いる。
尚、この容器(1)は、使用時以外には外キャップ(3
3)を嵌めるようになっており、その手段として容器
(1)の巻締部(3)に環状体(30)を設けている。環
状体(30)は、内側に容器(1)の巻締部(3)と嵌合
する内環体(31)を備えるとともに、外周には、嵌合さ
れた外キャップ(33)を止着するための段部(34)を備
えている。
尚、本考案において、ノズルの数、取付ピッチ、及び取
付形態については特に本実施例のものに限定されず、例
えば縦方向に並設しても、2列に並設してもよい。
(考案の効果) 以上述べた通り、本考案の容器の噴出ヘッドは、複数の
ノズルを噴出中心が互いに平行になるように並列配設す
ることにより、広範囲に対して極めて均一に内容物を噴
出することを可能とするものである。
そして、その適用範囲も広く、あらゆる容器の噴出ヘッ
ドとして利用価値の高いものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の断面図、第2図はその正面
図、第3図はその平面図、第4図はその要部の分解斜視
図、第5図は従来例の斜視図である。 (1)……容器、(2)……噴出管、 (10)……ヘッド本体、(11)……導出路、 (12)……注出孔、(20)……ノズルキャップ、 (21)……ノズル。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭60−124659(JP,U) 実開 昭49−21218(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器(1)の噴出管(2)に嵌着固定され
    るヘッド本体(10)を設け、このヘッド本体(10)の導
    出路(11)を前記噴出管(2)内と連通させるととも
    に、この導出路(11)に連通する注出孔(12)をヘッド
    本体(10)に設け、注出孔(12)にはノズルキャップ
    (20)を装着し、且つノズルキャップ(20)に前記注出
    孔(12)と連通する複数のノズル(21)を噴出中心が互
    いに平行になるように並設したことを特徴とする容器の
    噴出ヘッド。
JP1988151997U 1988-11-22 1988-11-22 容器の噴出ヘッド Expired - Lifetime JPH0646864Y2 (ja)

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JP1988151997U JPH0646864Y2 (ja) 1988-11-22 1988-11-22 容器の噴出ヘッド

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JP1988151997U JPH0646864Y2 (ja) 1988-11-22 1988-11-22 容器の噴出ヘッド

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JPH0275157U JPH0275157U (ja) 1990-06-08
JPH0646864Y2 true JPH0646864Y2 (ja) 1994-11-30

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4921218U (ja) * 1972-05-24 1974-02-22
JPS60124659U (ja) * 1984-01-26 1985-08-22 フマキラ−株式会社 噴射釦

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Publication number Publication date
JPH0275157U (ja) 1990-06-08

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