JPH0646728A - 樹木害虫捕獲材 - Google Patents
樹木害虫捕獲材Info
- Publication number
- JPH0646728A JPH0646728A JP25753392A JP25753392A JPH0646728A JP H0646728 A JPH0646728 A JP H0646728A JP 25753392 A JP25753392 A JP 25753392A JP 25753392 A JP25753392 A JP 25753392A JP H0646728 A JPH0646728 A JP H0646728A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- base material
- adhesive layer
- sides
- contact
- cloth
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【構成】 外側の基材Ａ表面１には、上部外周部４と下
部外周部５を除いた中央部分にヘツシヤンクロス３、又
は寒冷沙を粘着剤で付着した粘着層を形づくる。内側の
基材Ａ表面２には粘着剤が付着された粘着層を形づく
る。 【効果】粘着層を有する害虫捕獲材が風雨に弱い欠点を
なくし、両面に粘着層を設けることにより従来より２倍
の効果をあげる。
部外周部５を除いた中央部分にヘツシヤンクロス３、又
は寒冷沙を粘着剤で付着した粘着層を形づくる。内側の
基材Ａ表面２には粘着剤が付着された粘着層を形づく
る。 【効果】粘着層を有する害虫捕獲材が風雨に弱い欠点を
なくし、両面に粘着層を設けることにより従来より２倍
の効果をあげる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】生樹木の害虫捕獲材に関する。
【０００２】
【従来の技術】生木樹皮の外表面に相接する面に粘着層
を有する基材を樹木の成長方向に対して平行になるよう
に多角形に折曲げ加工したものを締着して使用してい
た。
を有する基材を樹木の成長方向に対して平行になるよう
に多角形に折曲げ加工したものを締着して使用してい
た。
【０００３】
【従来技術の問題点】紙製の片面に粘着層をつけた害虫
捕獲材は風雨に弱い欠点がある。風雨に強くするために
撥水加工を行うと粘着剤の耐久性に問題がでてくる。又
樹皮と基材との間だけの害虫捕獲では外気との接触部の
害虫は捕獲できないという欠点があった。
捕獲材は風雨に弱い欠点がある。風雨に強くするために
撥水加工を行うと粘着剤の耐久性に問題がでてくる。又
樹皮と基材との間だけの害虫捕獲では外気との接触部の
害虫は捕獲できないという欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに鋭意研究した結果、本発明に到達したものである。
すなわち、生木樹皮の外表面と相接する面と外気に接す
る面に粘着層を有する基材を被覆締着した方法であり、
両面に粘着層を設けることにより従来より二倍の効果を
あげようとするものである。又紙の強度をもたすため、
紙の両面又は片面に寒冷沙又はヘッシャンクロスの如き
粗織物布を付着させた基材を用いる方法を用いる。粗織
物を用いることによって害虫の付着による捕獲が容易に
なるという副次的効果もある。さらに、不織布の両面に
粘着層を有する基材を用いることも可能である。加えて
作業性を考慮して、両面に粘着層を有する基材の上部の
外周部及び下部の外周部が２〜３センチメートルにわた
って粘着層をもたない部分を設ける。
めに鋭意研究した結果、本発明に到達したものである。
すなわち、生木樹皮の外表面と相接する面と外気に接す
る面に粘着層を有する基材を被覆締着した方法であり、
両面に粘着層を設けることにより従来より二倍の効果を
あげようとするものである。又紙の強度をもたすため、
紙の両面又は片面に寒冷沙又はヘッシャンクロスの如き
粗織物布を付着させた基材を用いる方法を用いる。粗織
物を用いることによって害虫の付着による捕獲が容易に
なるという副次的効果もある。さらに、不織布の両面に
粘着層を有する基材を用いることも可能である。加えて
作業性を考慮して、両面に粘着層を有する基材の上部の
外周部及び下部の外周部が２〜３センチメートルにわた
って粘着層をもたない部分を設ける。
【０００５】本発明を図面に基いて説明する。図１はヘ
ッシャンクロス３を用いた基材Ａの側面図で左側は外側
の側面図で外側の基材表面１には上部外周部４と下部外
周部５を除いた中央部分にヘッシャンクロスを粘着剤で
付着して粘着層を形づくっている。粘着剤は特定しない
が３ケ月空気中で暴露しても変質しない材料を使用す
る。右側の内側の基材表面２には粘着剤が付着されて粘
着層を形成している。内側の表面にヘッシャンクロスや
寒冷沙を粘着剤と共に付着して粘着層を形成してもよ
い。
ッシャンクロス３を用いた基材Ａの側面図で左側は外側
の側面図で外側の基材表面１には上部外周部４と下部外
周部５を除いた中央部分にヘッシャンクロスを粘着剤で
付着して粘着層を形づくっている。粘着剤は特定しない
が３ケ月空気中で暴露しても変質しない材料を使用す
る。右側の内側の基材表面２には粘着剤が付着されて粘
着層を形成している。内側の表面にヘッシャンクロスや
寒冷沙を粘着剤と共に付着して粘着層を形成してもよ
い。
【０００６】図２は寒冷沙を用いた基材Ａの側面図で左
側は外側の側面図で外側の基材表面１には上部外周部４
と下部外周部５を除いた中央部分に寒冷沙を粘着剤で付
着して粘着層を形ち作っている。右側の内側の基材表面
２には粘着剤が付着されて粘着層を形成している。内側
の表面には寒冷沙やヘッシャンクロスのような粗織物を
粘着剤と共に付着して粘着層を形成してもよい。
側は外側の側面図で外側の基材表面１には上部外周部４
と下部外周部５を除いた中央部分に寒冷沙を粘着剤で付
着して粘着層を形ち作っている。右側の内側の基材表面
２には粘着剤が付着されて粘着層を形成している。内側
の表面には寒冷沙やヘッシャンクロスのような粗織物を
粘着剤と共に付着して粘着層を形成してもよい。
【０００７】上記とは別に基材に不織布を使用してその
表面に粘着剤を塗着させて両面に粘着層を作り害虫捕獲
材として樹皮に締着させることも可能である。
表面に粘着剤を塗着させて両面に粘着層を作り害虫捕獲
材として樹皮に締着させることも可能である。
【０００８】
【作用】両面に粘着層を付着した基材の両面には剥離紙
で粘着層を被覆しておき、生木樹皮に当接する基材の剥
離紙をはがしながら樹皮幹を一周して余裕をみて締着す
る。締着後に外気に触れる基材の外側部の粘着層上の剥
離紙をはぎとる。生木樹皮幹と基材内側の締着状態と害
虫の通過可能な空隙の有無を点検する。
で粘着層を被覆しておき、生木樹皮に当接する基材の剥
離紙をはがしながら樹皮幹を一周して余裕をみて締着す
る。締着後に外気に触れる基材の外側部の粘着層上の剥
離紙をはぎとる。生木樹皮幹と基材内側の締着状態と害
虫の通過可能な空隙の有無を点検する。
【０００９】
【発明の効果】生木樹皮幹周１米の木の地上２米，３
米，４米の所に幅３５センチメートル，上部外周部２．
５センチメートル，下部外周部２．５センチメートルの
所には粘着層のない、両面ヘッシャンクロスを粘着剤と
共に付着した基材を巻着し、剥離紙を取り外し、３ケ月
後に害虫捕獲数を数えた。 粘着層面積 害虫捕獲数 地上２米 内側 ３０cm × １００cm ９０匹 外側 ３０cm × １００cm ６０匹 地上３米 内側 ３０cm × ９０cm ７０匹 外側 ３０cm × ９０cm ７０匹 地上４米 内側 ３０cm × ８０cm ５０匹 外側 ３０cm × ８０cm ８０匹
米，４米の所に幅３５センチメートル，上部外周部２．
５センチメートル，下部外周部２．５センチメートルの
所には粘着層のない、両面ヘッシャンクロスを粘着剤と
共に付着した基材を巻着し、剥離紙を取り外し、３ケ月
後に害虫捕獲数を数えた。 粘着層面積 害虫捕獲数 地上２米 内側 ３０cm × １００cm ９０匹 外側 ３０cm × １００cm ６０匹 地上３米 内側 ３０cm × ９０cm ７０匹 外側 ３０cm × ９０cm ７０匹 地上４米 内側 ３０cm × ８０cm ５０匹 外側 ３０cm × ８０cm ８０匹
【図１】ヘッシャンクロスを用いた外側と内側の基材の
側面図。
側面図。
【図２】寒冷沙を用いた外側と内側の基材の側面図。
【符号の説明】 １ 外側の基材表面 ２ 内側の基材表面 ３ ヘッシャンクロス ４ 上部外周部 ５ 下部外周部 ６ 寒冷沙 Ａ 基材
Claims (4)
- 【請求項１】 生木樹皮の外表面と相接する面と外気に
接する面に粘着層を有する基材を被覆締着したことを特
徴とする樹木害虫捕獲材。 - 【請求項２】 紙の両面又は片面に寒冷沙又はヘッシャ
ンクロスの如き粗織物布を付着させた基材を用いること
を特徴とする請求項１記載の樹木害虫捕獲材。 - 【請求項３】 不織布の両面に粘着層を有する基材を用
いることを特徴とする請求項１記載の樹木害虫捕獲材。 - 【請求項４】 両面に粘着層を有する基材の上部の外周
部及び下部の外周部が２〜３センチメートルにわたって
粘着層をもたないことを特徴とする請求項１，請求項２
及び請求項３記載の樹木害虫捕獲材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25753392A JPH0646728A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 樹木害虫捕獲材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP25753392A JPH0646728A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 樹木害虫捕獲材 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0646728A true JPH0646728A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=17307613
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP25753392A Withdrawn JPH0646728A (ja) | 1992-07-30 | 1992-07-30 | 樹木害虫捕獲材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646728A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012147711A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Kagoshima Univ | 穿孔性害虫の防除方法 |
| US20140013651A1 (en) * | 2010-03-12 | 2014-01-16 | William R. Moss | Pest control trap |
-
1992
- 1992-07-30 JP JP25753392A patent/JPH0646728A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20140013651A1 (en) * | 2010-03-12 | 2014-01-16 | William R. Moss | Pest control trap |
| US9119387B2 (en) | 2010-03-12 | 2015-09-01 | Metamatrix, Llc. | Pest control trap |
| JP2012147711A (ja) * | 2011-01-18 | 2012-08-09 | Kagoshima Univ | 穿孔性害虫の防除方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5048228A (en) | Composite agrotextile and its applications | |
| CN101479438B (zh) | 虫害防治材料 | |
| US20050235397A1 (en) | Deer tick protection device | |
| US6108968A (en) | Device for exterminating garden pests | |
| US4738477A (en) | Disposable apparatus for the collection of refuse | |
| JPH0646728A (ja) | 樹木害虫捕獲材 | |
| KR101478671B1 (ko) | 수목이나 거치대에 부착되어 사용되는 해충 포집용 잠복소 및 이를 이용한 해충의 제거방법 | |
| US20030140554A1 (en) | Shield for protecting plants | |
| JP2881601B2 (ja) | 葡萄用果実袋及びその製造方法 | |
| EP0087134A1 (en) | Low-traction barrier method and apparatus for preventing traverse of gypsy moth caterpillars and similar destructive crawlers | |
| JPH0851909A (ja) | 捕虫シート | |
| US20060225338A1 (en) | Insect trap | |
| US20040118039A1 (en) | Method and protective cover, e.g., for grass protection, restoration, seed germination | |
| JP4009658B1 (ja) | 捕虫方法 | |
| JP2002119151A (ja) | 農業用マルチシート | |
| US3748777A (en) | Water-activated insect trap | |
| JP2010200672A (ja) | 害虫及び小動物捕獲シート | |
| CN100553444C (zh) | 多孔的透光材料及其使用方法 | |
| JPH10276655A (ja) | 樹木保護テープ及びこれを用いる樹木保護方法 | |
| KR20080019673A (ko) | 잠복소 | |
| KR200186045Y1 (ko) | 과일 보호용 봉투 | |
| JPS61260828A (ja) | 樹木保護シ−トの接着方法 | |
| JP3995510B2 (ja) | 有害生物粘着捕獲器 | |
| JPH11289949A (ja) | 飛翔害虫粘着捕獲シ−ト | |
| JPH1132647A (ja) | 捕虫用粘着シート |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 19991005 |