JPH10276655A - 樹木保護テープ及びこれを用いる樹木保護方法 - Google Patents

樹木保護テープ及びこれを用いる樹木保護方法

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JPH10276655A
JPH10276655A JP9124697A JP9124697A JPH10276655A JP H10276655 A JPH10276655 A JP H10276655A JP 9124697 A JP9124697 A JP 9124697A JP 9124697 A JP9124697 A JP 9124697A JP H10276655 A JPH10276655 A JP H10276655A
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JP
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tree
layer
protection tape
tree protection
rubber
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JP9124697A
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Takao Wada
孝雄 和田
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Keiwa Shoko KK
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Keiwa Shoko KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 樹木に害を及ぼす昆虫又はけもの類を忌避し
て樹木を保護することができる樹木保護テープ及びこれ
を用いる樹木の保護方法を提供すること。 【解決手段】 表側から順に透明な合成樹脂層2、アル
ミニウム等の金属からなる金属蒸着層3、透明な接着層
4及びアルミ箔等の金属箔層5で構成された樹木保護テ
ープ1を樹木に巻き付ける。この樹木保護テープ1は光
を反射するため、光の反射を嫌う習性を持つ蛾類、かみ
きり虫類等の飛来を忌避できる。また、合成樹脂層2の
表面は平滑であり滑りやすいので、スリップによりアブ
ラムシの移動や蝉の幼虫の登攀を阻止できる。さらに、
強度に優れる金属箔層5を備えているため、鹿等のけも
の類の樹皮の食害を防止できる。金属箔層5の下側にさ
らにゴム層を設ければ、ゴムを嫌う習性を持つ蟻の登攀
を阻止することもできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、樹木に害を及ぼす
昆虫又はけもの類を忌避して樹木を保護する樹木保護テ
ープ及びこれを用いる樹木保護方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】果実農家等では、桃、サクランボ、ぶど
う、なし、イチジク、栗等の果実を収穫するためにこれ
ら果実が実る樹木を育成している。
【0003】これらの樹木にはスカシバやオオスカシバ
等の蛾類、アザミウマ類(スリップス類)、かみきり虫
類等の昆虫が飛来し、花や果実を食害してその商品価値
を低下させることがある。また、これらの昆虫は樹木に
産卵することがあり、卵からふ化した幼虫が樹木を食害
し樹木を衰弱させることがある。食害が著しい場合には
樹木が枯死することもある。また、これらの樹木の新芽
等をアブラムシ(アリマキ)が食害し、樹木の成長を妨
げたり樹木を衰弱させることもある。また、蟻が果実を
食害して果実の商品価値を低下させることがある。しか
も蟻は上記アブラムシと共生関係にあり、アブラムシを
搬送してアブラムシによる食害を助長することがある。
さらに、蝉は幼虫の間数年間にわたり樹根に寄生して樹
液を吸い、羽化後も樹液を吸うので樹木を衰弱させる。
また羽化後の蝉は果実から果汁を吸ったり果実に産卵す
ることがあり、果実の商品価値を低下させる。
【0004】このように樹木に害を及ぼす昆虫から樹木
を保護する方法として、従来殺虫剤散布による殺虫や捕
殺が行われている。
【0005】一方鼠、リス、猿、鹿等のけもの類は樹木
の樹皮を食害し、樹木を衰弱させる。特に樹皮の食害が
幹の全周に及ぶ場合は、樹木は樹根から吸い上げた水分
や養分を上方に送ることができなくなって枯死する。こ
のように樹木に害を及ぼすけもの類から樹木を保護する
方法として、従来罠を仕掛けたり、樹木を鋼板等で囲っ
たり、果樹園全体をフェンスで囲ったりしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように殺虫剤散
布による殺虫では、大気中に飛散した殺虫剤が果実に付
着して果実を汚染するおそれがある。また、昆虫の捕殺
には多大の人手を要し、その捕殺作業は果実農家にとっ
てきわめて重労働となる。
【0007】また、けもの類を忌避するための上記した
各方法では多大の費用が発生し、しかもその維持・管理
は果実農家に困難な作業を強いることとなる。
【0008】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
のであり、昆虫やけもの類から容易かつ安全に樹木を保
護することをその目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記した問題を解決する
ためには、少なくとも表側が光反射性能を備えている樹
木保護テープを、光反射性能を備えている表側が外側、
裏側が樹皮側となるように樹木に巻き付ければよい(請
求項1、請求項6)。こうすれば、蛾類、アザミウマ
類、かみきり虫類等は光を反射する物質を嫌う習性があ
るので、これら昆虫の飛来を忌避することができ、これ
ら昆虫による果実や樹木の食害を抑えることができる。
また、テープが巻かれた部分の樹皮は、けもの類の食害
に会うこともない。
【0010】樹木保護テープにアルミニウム等の金属か
らなる金属蒸着層を設けたり、アルミ箔等の金属箔の層
を設けることにより、樹木保護テープに光反射性能を付
与することができる(請求項2)。このように金属蒸着
層又は金属箔層を設けることにより光反射性能を付与し
た場合は、長期間にわたりこの光反射性能を維持するこ
とが可能となる。
【0011】この樹木保護テープにおいて、表側の表面
は平滑面であることが好ましい(請求項3)。こうすれ
ば表面が滑りやすいため、アブラムシがこの表面を歩い
て移動することができなくなり、アブラムシによる食害
の拡大を抑制することができる。また、蝉の幼虫は樹木
の幹を登攀して羽化するが、表面が平滑面である樹木保
護テープが巻かれているとその表面が滑りやすいので登
攀が阻害され、蝉は羽化時期を逃して死に至る。このた
め蝉による果実の食害や果実への産卵を抑えることがで
き、また長期的には限定された地域(すなわち果樹園
内)での蝉の発生を抑え、幼虫による樹液の吸飲を防ぐ
ことができる。
【0012】この樹木保護テープにおいては、光反射性
能を発現する層よりも裏側寄りにゴム層を設けることが
好ましい(請求項4)。蟻はゴムを嫌う習性があるの
で、この樹木保護テープを樹木に巻き付けることにより
蟻の登攀を防ぐことができる。従って蟻による果実の食
害や、蟻と共生関係にあるアブラムシの蟻による搬送を
防ぐことができる。
【0013】また、この樹木保護テープにおいては、光
反射性能を発現する層よりも裏側寄りに基布層又は不織
布層を設け、その基布層又は不織布層に殺虫剤又は防虫
剤を含浸することが好ましい(請求項5)。こうすれ
ば、殺虫剤又は防虫剤の効果により蛾類やかみきり虫類
の幼虫の移動、アブラムシの移動、蝉の幼虫の登攀、蟻
の登攀等を防ぐことができる。しかも殺虫剤を散布する
場合と異なり、殺虫剤等が飛散して果実を汚染するおそ
れが少ない。
【0014】この樹木保護テープを樹木に巻き付ける場
合は、樹木保護テープの連続する周回間に所定間隔が空
くように螺旋状に巻き付けることが好ましい(請求項
7)。こうすればこの樹木保護テープの間の樹皮に直接
日光が照射し、樹皮の全面を樹木保護テープで覆う場合
に比べて樹木の育成を促進することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明を
詳説する。
【0016】図1には本発明の一実施形態にかかる樹木
保護テープ1の断面図が示されている。図1中上側が表
側であり、下側が裏側である。この樹木保護テープ1は
表側から順に合成樹脂層2、金属蒸着層3、接着層4及
び金属箔層5を備えている。この樹木保護テープ1は、
金属蒸着層3となる金属を合成樹脂層2となる合成樹脂
シートに蒸着したシートと金属箔との間に、接着層4と
なる溶融樹脂を押し出しつつ積層するいわゆる押出ラミ
ネーション法により製造される。
【0017】合成樹脂層2には、金属の蒸着が可能であ
り、透明性に優れており、しかも表面が平滑な合成樹脂
が用いられる。このような合成樹脂としては、例えばポ
リエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエ
チレンテレフタレート(PET)、ポリアミド、アクリ
ル樹脂、エチレンビニルアルコール樹脂(E/VA
L)、ポリエチレンナフタレート(PEN)、ポリ塩化
ビニル(PVC)等が挙げられる。
【0018】金属蒸着層3には、蒸着が容易でしかも光
反射性能を発現する金属が用いられる。このような金属
としては、例えばアルミニウム、銀、金、銅等が挙げら
れる。
【0019】接着層4には溶融押出が容易で、他層との
密着に優れており、しかも透明性に優れる合成樹脂が用
いられる。このような合成樹脂としては、例えば ポリ
エチレン(PE)、エチレン−エチルアクリレート共重
合体、(E/EA)、エチレン−アクリル酸共重合体
(EAA)、エチレンビニルアルコール樹脂(E/VA
L)等が挙げられる。また、押出ラミネーション法によ
る合成樹脂ではなく、通常の接着剤等で接着層4を構成
してもよい。
【0020】金属箔層5には、光反射性能を発現し強度
に優れる金属が用いられる。このような金属としては、
例えばアルミニウム、銅、鋼、ステンレス鋼等が挙げら
れる。
【0021】この樹木保護テープ1はその合成樹脂層2
及び接着層4が透明であるため、金属蒸着層3及び金属
箔層5により、表側から入力された光が反射・拡散され
る。従ってこの樹木保護テープ1を樹木に巻き付けるこ
とにより、光の反射を嫌う蛾類、アザミウマ類、かみき
り虫類等の飛来を忌避することが可能となる。また、こ
のように光を反射させることにより、反射した光を樹木
の枝葉に照射することができて樹木の育成を促進するこ
とができる。また、この樹木保護テープ1の合成樹脂層
2は表面が平滑であり滑りやすいので、アブラムシの移
動や蝉の幼虫の登攀を防ぐことができる。さらにこの樹
木保護テープ1は強度に優れる金属箔層5を備えている
ため、けもの類の樹皮の食害を防ぐことができる。
【0022】この樹木保護テープ1の金属蒸着層3の厚
みは200オングストローム以上700オングストロー
ム以下であることが好ましく、250オングストローム
以上600オングストローム以下であることが特に好ま
しい。金属蒸着層3の厚みが上記範囲未満であれば、光
反射性能が充分発現されない場合がある。逆に金属蒸着
層3の厚みが上記範囲を越えると、製造コストが極端に
上昇してしまう場合がある。
【0023】この樹木保護テープ1の金属箔層5の厚み
は30μm以上500μm以下であることが好ましく、
50μm以上300μm以下であることが特に好まし
い。金属箔層5の厚みが上記範囲未満であれば、強度が
劣ってけもの類の食害を充分には防げなくなる場合があ
る。逆に金属箔層5の厚みが上記範囲を超えると、製造
コストが極端に上昇してしまい、しかも樹木保護テープ
1の重量が大きくなって扱いが困難となる場合がある。
【0024】図1の樹木保護テープ1は金属蒸着層3及
び金属箔層5により光反射性能を発現させているが、光
反射性能を発現させる手段はこれには限られない。例え
ば金属蒸着層3及び金属箔層5のうちいずれか一方のみ
で光反射性能を発現させてもよい。また、合成樹脂に銀
色着色用のマスターバッチ樹脂を混練することにより樹
木保護テープ1を構成し、光を反射させてもよい。すな
わち本発明の樹木保護テープ1は、光の反射を嫌う昆虫
を忌避できる程度に光反射性能を発現するものであれば
どのような構成であってもかまわない。
【0025】図3には、樹木に巻き付けられている樹木
保護テープ1が示されている。この樹木保護テープ1は
幅が5cmのものである。樹木保護テープ1の下端は土
中に埋め込まれることにより固定されており、ここから
樹皮に沿って螺旋状に上方へ巻き上げられている。樹木
保護テープ1の上端は図示されていない適切な手段で、
地上1.5mの位置に固定されている。巻き上げ時の連
続した周回間(例えば1周目と2周目の間、2周目と3
周目の間等)は約5cmの間隔が設けられている。な
お、樹木保護テープ1の幅は特には限定されないが、一
般的には2cmから20cmの幅のものが扱いやすい。
また、巻き付けられる樹木保護テープ1の上端高さは特
には限定されないが、地上1.5mから2.0m程度ま
で巻き付けるのが好ましい。こうすれば、地上1.5m
程度の高さの新芽に産卵する習性をもつスカシバ、オオ
スカシバ等の忌避を最低限の巻付労力で忌避することが
できるようになる。
【0026】上記のように適度に間隔をあけて樹木保護
テープ1を巻き付けることによりテープが巻かれていな
い樹皮部分(以下裸部という)を設けることができ、こ
の裸部で日光の照射を直接受けることができるようにな
る。従って裸部が全くない場合に比べて樹木の育成を促
進することができる。裸部は鹿等のけもの類の食害に会
うこともあるが、裸部が螺旋状に存在するため幹の全周
にわたる食害は発生せず、樹木が枯死することは避けら
れる。
【0027】図4には、他の方法で樹木に巻き付けられ
ている樹木保護テープ1が示されている。この方法で
は、樹木保護テープ1の下端と上端とをゴムバンド8で
固定している。こうすればゴムバンドの存在により、ゴ
ムを嫌う習性のある蟻の登攀を防止することができる。
【0028】図2には本発明の他の実施形態にかかる樹
木保護テープ1の断面図が示されている。この樹木保護
テープ1は表側から順に合成樹脂層2、金属蒸着層3、
接着層4、金属箔層5、第2接着層6及びゴム層7を備
えている。この樹木保護テープ1は、図1に示された合
成樹脂層2、金属蒸着層3、接着層4及び金属箔層5か
らなるシートとゴム層7となるゴムシートとの間に、第
2接着層6となる溶融樹脂を押し出しつつ積層するいわ
ゆる押出ラミネーション法により製造される。
【0029】この樹木保護テープ1はゴム層7を備えて
いるため、例えば図3に示されたような方法で樹木に巻
き付けられることにより、ゴムを嫌う習性を持つ蟻の登
攀を防止することができる。
【0030】ゴム層7に用いられるゴムは、天然ゴムで
あってもブタジエンゴム、ブチルゴム、スチレン−ブタ
ジエンゴム、EPDM等の合成ゴムであってもかまわな
い。この樹木保護テープ1は屋外で用いられるものであ
るので、特に耐候性に優れるEPDMが好ましい。ゴム
層7に用いられるゴムは加硫ゴムでも未加硫ゴムでもよ
く、いずれであっても蟻の登攀を防止することができ
る。未加硫ゴムを用いれば、樹木保護テープ1の裏側を
粘着性とすることができ、樹木への巻き付けが容易とな
る。
【0031】この樹木保護テープ1において、押出ラミ
ネーション法による合成樹脂ではなく、通常の接着剤等
で第2接着層6を構成してもよい。また、第2接着層6
を設けず、ラテックスゴムや溶液ゴムを金属箔層5に直
接塗布して硬化させ、ゴム層7を構成することもでき
る。また、ゴム層7の代わりに基布層又は不織布層を設
けて、この基布層又は不織布層に殺虫剤又は防虫剤を含
浸させて樹木保護テープ1を構成することもできる。こ
うすれば殺虫剤や防虫剤の効能により、蟻の登攀、蛾類
やかみきり虫類の幼虫の移動等を防止することができ
る。
【0032】図5には本発明の他の実施形態にかかる樹
木保護テープ1の断面図が示されている。この樹木保護
テープ1は表側から順にビーズ混入層9、合成樹脂層
2、金属蒸着層3、接着層4及び金属箔層5を備えてい
る。この樹木保護テープ1は、図1に示された樹木保護
テープ1の最上層である合成樹脂層2のさらに上層とし
て、ガラスビーズ、アクリル樹脂等からなる樹脂ビーズ
等が混入されたビーズ混入層9が設けられたものであ
る。ビーズ混入層9は合成樹脂マトリックス中にビーズ
を分散させて構成してもいいし、ビーズと樹脂バインダ
ーとを混合して合成樹脂層2の表面に塗布・乾燥させて
構成してもよい。
【0033】このようにビーズ混入層9を設けることに
より、樹木保護テープ1の表側の光反射性能をより向上
させることができる。また、このビーズ混入層9が一種
の保護層として働くので、合成樹脂層2と金属蒸着層3
との上下の位置関係を逆転させて、上からビーズ混入層
9、金属蒸着層3、合成樹脂層2、接着層4及び金属箔
層5の順で樹木保護テープ1を構成することもできる。
また、ビーズ混入層9に光反射性能を発現させることに
より、金属蒸着層3及び合成樹脂層2を省略することも
できる。
【0034】この樹木保護テープ1は図1に示されたタ
イプのものの上層として樹脂ビーズ層9を設けている
が、図2に示されたタイプのものの上層として樹脂ビー
ズ層9を設けてもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば樹
木に害を及ぼす昆虫又はけもの類を忌避して樹木を保護
することが可能となる。また、本発明によれば樹木保護
シートにて反射した光を樹木の枝葉に照射することがで
き、樹木の育成を促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる樹木保護テープが
示された断面図である。
【図2】本発明の他の実施形態にかかる樹木保護テープ
が示された断面図である。
【図3】図1に示された樹木保護テープの樹木への使用
形態を表す一部が省略された正面図である。
【図4】図1に示された樹木保護テープの樹木への他の
使用形態を表す一部が省略された正面図である。
【図5】本発明のさらに他の実施形態にかかる樹木保護
テープが示された断面図である。
【符号の説明】
1・・・樹木保護テープ 2・・・合成樹脂層 3・・・金属蒸着層 4・・・接着層 5・・・金属箔層 6・・・第2接着層 7・・・ゴム層 8・・・ゴムバンド 9・・・ビーズ混入層

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表側が光反射性能を備えてい
    る樹木保護テープ。
  2. 【請求項2】 上記光反射性能がガラスビーズ若しくは
    樹脂ビーズ、金属蒸着又は金属箔により発現されている
    請求項1に記載の樹木保護テープ。
  3. 【請求項3】 上記表側の表面が平滑面である請求項1
    又は2に記載の樹木保護テープ。
  4. 【請求項4】 上記光反射性能を発現する層よりも裏側
    寄りにゴム層を備えている請求項1から3のいずれかに
    記載の樹木保護テープ。
  5. 【請求項5】 上記光反射性能を発現する層よりも裏側
    寄りに基布層又は不織布層を備えており、その基布層又
    は不織布層には殺虫剤又は防虫剤が含浸されている請求
    項1から3のいずれかに記載の樹木保護テープ。
  6. 【請求項6】 上記請求項1から5のいずれかに記載の
    樹木保護テープを光反射性能を備えている表側が外側、
    裏側が樹皮側となるように樹木に巻き付けて、樹木に害
    を及ぼす昆虫又はけもの類を忌避する樹木保護方法。
  7. 【請求項7】 上記樹木保護テープを、樹木保護テープ
    の連続する周回間に所定間隔が空くように螺旋状に樹木
    に巻き付けることにより、この周回間の樹皮に直接日光
    を照射させる請求項6に記載の樹木保護方法。
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Cited By (6)

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