JPH0646649U - 掃除機用障害物回避機構 - Google Patents
掃除機用障害物回避機構Info
- Publication number
- JPH0646649U JPH0646649U JP9112892U JP9112892U JPH0646649U JP H0646649 U JPH0646649 U JP H0646649U JP 9112892 U JP9112892 U JP 9112892U JP 9112892 U JP9112892 U JP 9112892U JP H0646649 U JPH0646649 U JP H0646649U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum cleaner
- obstacle
- detection mechanism
- cleaner body
- obstacle avoidance
- Prior art date
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- Pending
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- Electric Suction Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】掃除中に掃除機本体が壁や家具等の障害物に触
れて前方に進行できなくなることによって生じる掃除の
非能率を向上させ、掃除機本体やホースおよび壁や家具
等の損傷を防ぐための掃除機の障害物の回避機能を提供
する。 【構成】掃除機本体前面に障害物の検知機構(2)を設
け、これに連動して動く方向制御機構(5)(6)を設
ける。これによって、掃除機本体の後部に設けた方向可
変式後部車輪(3)の方向を制御する。
れて前方に進行できなくなることによって生じる掃除の
非能率を向上させ、掃除機本体やホースおよび壁や家具
等の損傷を防ぐための掃除機の障害物の回避機能を提供
する。 【構成】掃除機本体前面に障害物の検知機構(2)を設
け、これに連動して動く方向制御機構(5)(6)を設
ける。これによって、掃除機本体の後部に設けた方向可
変式後部車輪(3)の方向を制御する。
Description
【0001】
この考案は、家庭等で用いられている電気掃除機に関するものである。
【0002】
従来家庭等で用いられている電気掃除機には、進行方向前部の1個の方向可変 式車輪と進行方向後部の2個の方向固定式車輪が付けられているだけで、後部車 輪の方向を状況に応じて変更するような機構はなかった。
【0003】
このような従来の掃除機では、掃除中に掃除機本体が壁や家具等の障害物に触 れた場合、掃除用のホース(10)で進行方向に引っ張っても、後部の2個の車 輪が方向固定式であるため横方向への移動ができず、障害物の回避が困難で、 (イ)進行方向とは別の方向に掃除機本体を引っ張り、障害物を迂回してから目 的の方向に進まなければならないという手間がかかる (ロ)障害物によって進行が妨げられているのに気がつかず、ホースを強く引く ことによって、ホースや掃除機本体側面の破損のみならず、壁や家具等を 傷つける といった欠点が有った。 本考案は、このような問題を解決するためになされたものである。
【0004】
掃除中に障害物に触れる部分である掃除機本体(1)の前面部に障害物の検知 機構(2)(2)を設け、また後部車輪(3)(3)は方向可変式とし、障害物 の検知機構が障害物に触れて押される動作により、障害物の検知機構(2)(2 )と後部車輪(3)(3)の方向制御機構(5)(6)が連動して動くことによ り、後部車輪(3)(3)の向きを変えることを特徴とした掃除機用障害物回避 機構である。
【0005】
本考案は、円筒形状を有する掃除機本体を除き、使用状態において横長形状の ほとんど全ての掃除機に適用可能であり、従来の掃除機と全く同様の使い方でよ い。
【0006】
図1は本考案の実施の一例、図2はその詳細図である。以下、本考案の実施例 について説明する。 (イ)掃除機本体(1)の前面部に、掃除機の外部形状に合わせた形状を持ち、 かつ掃除機本体の外面よりやや突出した障害物の検知機構(2)(2)を設ける 。 (ロ)上記障害物の検知機構(2)(2)は、掃除機本体(1)の内部にスライ ドして入る構造であり、これが障害物に触れて後部方向へ押し込まれた場合、検 知機構(2)(2)に連動して後方へ押し下げられる棒(4)(4)を掃除機本 体(1)の下部に設ける。 (ハ)棒(4)(4)の後方には、方向可変式の後部車輪(3)(3)の方向を 制御するための機構(5)(6)をやはり掃除機本体(1)の下部に設ける。 (ニ)検知機構(2)(2)が障害物に触れていない時、後部車輪(3)(3) が正しく進行方向を向くように制御機構(5)(6)を復帰させるためのバネ機 構(7)(7)を設ける。 以上の構成の本考案の動作を以下に説明する。 図3に示す如く、掃除機の進行方向から見て左側の検知機構(2)が障害物に 触れて後部方向へ押し込まれると、これに接続された棒(4)が後方へ押し下げ られ、方向制御機構1(5)は右方向へ回転する。これに伴って方向制御機構2 (6)も右方向へ移動し、後部車輪(3)(3)は右方向を向く。この時掃除機 本体には、ホース(10)によって進行方向へ引かれる力(11)と、障害物に よって押し返される反作用の力(12)の合成によって右方向へ押し出す力(1 3)が働いているため、後部車輪(3)(3)を右方向へ向けた掃除機本体は容 易に右方向へ動いて障害物を回避することができる。同様に、進行方向から見て 右側の検知機構(2)が障害物に触れて後部方向へ押し込まれた場合は、これに 接続された棒(4)が後方へ押し下げられ方向制御機構1(5)は左方向へ回転 する。これに伴って方向制御機構2(6)も左方向へ移動し、後部車輪(3)( 3)は左方向を向き、掃除機本体は左方向への回避動作を行う。 図4は本考案の他の実施例である。本実施例では、障害物の検知機構を後部車 輪の方向制御機構を駆動する棒(4)(4)に直接接続する代わりに電気的スイ ッチ(8)(8)と接続し、これによって電磁石(9)(9)を動作させて電磁 力によって後部車輪の方向制御機構1(5)を駆動する方法を採っている。障害 物の検知を電気的スイッチにすることにより、障害物をより敏感に検知すること が可能となり、また方向制御機構を電磁的に駆動することにより、障害物と検知 機構との接触の強さに関係なく後部車輪の方向の変化量を適切な値にすることが できる。本実施例の動作は、前掲の機械的機構の実施例と基本的に同様である。
【0007】
掃除中に掃除機本体が壁や家具等の障害物に触れた結果、ホースをいくら進行 方向に引いても進まなくなるという事態の発生がなくなり、掃除の能率が向上す る。また、掃除機本体をホースで強く引いて掃除機本体側面やホースを損傷した り、障害物となっている壁や家具等を傷つけ難くなる。
【図1】本考案を適用した掃除機の斜視図
【図2】本考案の詳細説明図
【図3】本考案による障害物回避動作の説明図
【図4】本考案の他の実施例の説明図
【符号の説明】 1 掃除機本体 2 障害物の検知機構 3 掃除機本体後部の方向可変式車輪 4 障害物の検知機構と車輪方向制御機構を接続する棒 5 車輪方向制御機構1 6 車輪方向制御機構2 7 復帰用バネ機構 8 スイッチ 9 電磁石 10 ホース 11 ホースによって牽引される力の方向 12 障害物による反作用の力の方向 13 11及び12の力を合成した力の方向(掃除機本
体を横方向に押し出す力) 14 掃除機本体が障害物の回避動作をする方向
体を横方向に押し出す力) 14 掃除機本体が障害物の回避動作をする方向
Claims (2)
- 【請求項1】掃除機本体(1)全面に障害物の検知機構
(2)(2)を有し、この検知機構が障害物に触れて押
されることによって、これと連動した掃除機本体に取り
付けられた方向調整可能な車輪(3)(3)を制御し、
掃除機本体の進行方向を可変とすることを特徴とした掃
除機用障害物回避機構。 - 【請求項2】掃除機に本考案による、あるいはこれと類
似した障害物回避機構を設けること。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9112892U JPH0646649U (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 掃除機用障害物回避機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9112892U JPH0646649U (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 掃除機用障害物回避機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646649U true JPH0646649U (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=14017901
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9112892U Pending JPH0646649U (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 掃除機用障害物回避機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646649U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011099653A1 (ko) * | 2010-02-09 | 2011-08-18 | 엘지전자 주식회사 | 업라이트형 진공 청소기 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP9112892U patent/JPH0646649U/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2011099653A1 (ko) * | 2010-02-09 | 2011-08-18 | 엘지전자 주식회사 | 업라이트형 진공 청소기 |
US9027200B2 (en) | 2010-02-09 | 2015-05-12 | Lg Electronics Inc. | Upright vacuum cleaner |
EP2534988A4 (en) * | 2010-02-09 | 2015-11-25 | Lg Electronics Inc | VERTICAL VACUUM |
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