JPH0646629U - ロースター - Google Patents

ロースター

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JPH0646629U
JPH0646629U JP8684492U JP8684492U JPH0646629U JP H0646629 U JPH0646629 U JP H0646629U JP 8684492 U JP8684492 U JP 8684492U JP 8684492 U JP8684492 U JP 8684492U JP H0646629 U JPH0646629 U JP H0646629U
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Japan
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heat source
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roaster
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solenoid valve
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JP8684492U
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Inventor
茂 濃野
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株式会社コーケン
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロースト室に設置した複数個所の熱源を自動
点火し、所定の加熱時間の経過とともに自動消火して、
無人でローストできるようにし、設定した加熱時間を任
意に変更できるようにして、ロースターの取り扱いを簡
単にする。 【構成】 複数個所に設置した各熱源N1,N2,N3毎に自動
点火装置H1,H2,H3と、熱源供給装置V1,V2,V3と、タイマ
ー装置10,11,12を備え、熱源の作動時間と作動
時間の反復と設定時間の変更を行いロースト中の無人運
転を可能にした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ロースト室内を加熱する熱源を複数個所に設置して、各個所の熱 源の作動を自動的に制御するようにしたロースターに関する。
【0002】
【従来の技術】
ロースト室の下部の前後に上下2段の熱源を対設し、該室の天板部に1個また は3個の熱源を配設して、ロースト室内を所望の温度分布に保ちながら食材を加 熱するようにしたロースターには、例えば本出願人の先願に実願平4ー2544 4号がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記先願とともに従来のロースターは、例えば図1に示すように、ロースター 本体1の背面部(操作側)の左手に設けている複数個の手動コック2と点火棒2 3を用いて、熱源の作動を個別に開始させたり、内部に収容した食材の焼き上が り具合を見ながら個別に消火するようにしていた。
【0004】 このようにして使用される従来のロースターには、先ず手動で熱源を作動状態 にし、使用者が時間を見計らって消火しなければならない不便がある。また、作 動中は食材の焼き具合を見ながら各個所の熱源の使用不使用を切り換えなければ ならないという手間が掛かる。さらに、1回のロースト毎に熱源の作動時間を正 確に考慮しなければ均一な製品に仕上がらず、習熟を要するので、誰もが簡単に 取り扱える装置ではなかった。さらに、習熟者といえどもローストの適時間を経 過すると焼きすぎになるので、使用中は装置から離れることができず、時間を無 駄に過ごすことが多い。
【0005】 以上のようなことから、複数個所に備えた熱源の自動点火と自動停止の制御が でき、かつ、任意に熱源の作動時間を設定できるようにしたロースターを開発す ることが課題となっていた。
【0006】
【課題を解決するための手段】
そこで本考案は、ロースト室内を加熱する熱源を複数個所に設置したロースタ ーにおいて、各個所の熱源毎に、自動点火装置と、熱源供給装置と、熱源供給装 置の作動時間を変更可能に設定するとともに、それぞれの設定作動時間を反復す るタイマー装置とを備えてなるロースターを提供するものである。
【0007】
【作用】
本考案ロースターは、各個所の熱源がそれぞれタイマー装置に設定した時間内 で作動し、各個所の熱源毎に備えた自動点火装置と熱源供給装置を作動させて、 点火と消火を自動的に制御され、ロースト室内の食材を加熱する。そして、熱源 の作動時間は設定時間の変更がなければ自動的に同じ時間を反復する。
【0008】 したがって、ロースト中は、無人で運転でき、取り扱いに習熟を要さず、製品 の均一化ができる。 本考案は以上のようにして、前記従来の課題を解決したものである。
【0009】
【実施例】
以下に本考案の実施例を図面について説明する。 図1に示すように、ロースター本体1には従来品と同一の構造のものが使用さ れる。前述のように、本体内の複数個所に装置した各熱源を手動操作するための 手動コック2と点火棒23は、本体1の操作側となる背面部左手に装置されてい る。また、各熱源の作動時間を制御する後述の制御装置の操作盤3は、本体1の 左側面に取り付けられている。
【0010】 操作盤3は、図4に示すように、上左から、電源ランプ4、自動ランプ5、手 動ランプ6を備え、次段に3個所の熱源にそれぞれ対応する作動ランプ7,8, 9を、3段目に各熱源の作動時間をそれぞれ設定するタイマー装置10,11, 12を設け、4段目に自動操作のスタートスイッチ13、緊急消火スイッチ14 、手動自動の切り換えスイッチ15を備え、緊急消火スイッチ14の下方に警報 器16を備えている。
【0011】 ロースター本体1内は、図2に示すように、側壁17で区切られたロースト室 18を備え、側壁17の内側に沿って循環する左右一対のローラチエン19間に 、食材を載せるゴンドラ20を吊り下げ、図示省略の駆動装置に従動してゴンド ラ20をロースト室18の上下に循環させる。 ロースト室18内は、天板部21に設置した3個の上部熱源N1と、底部の前後 に対設した下部熱源N2と、下部熱源N2の下方に対設した底部熱源N3との3個所に 配置した熱源Nによって加熱される。 なお、実施例は熱源Nにガス赤外線バーナーを用い、熱源供給装置には電磁弁 付きガス配管24を使用し、自動点火装置にはタイマー装置にそれぞれ接続され てバーナーを点火する後述の自動点火用ヒーターを用いている。
【0012】 図3は、同上の熱源Nの点火と消火を制御する制御回路Eを示すものである。 同図中、13は前記スタートスイッチ、5は前記自動ランプ、H1は上部熱源N1 の自動点火用ヒーター、V1は同上の電磁弁、H2はそれぞれ下部熱源N2の自動点火 用ヒーター、V2は同上の電磁弁、H3はそれぞれ底部熱源N3の自動点火用ヒーター 、V3は同上の電磁弁で、X1は前記タイマー装置10のリレー接点、X2は同リレー 接点X1とともに導通する電磁弁用リレー接点、X3は前記タイマー装置11のリレ ー接点、X4は同リレー接点X3とともに導通する電磁弁用リレー接点、X5は前記タ イマー装置12のリレー接点、X6は同リレー接点X5とともに導通する電磁弁用リ レー接点である。
【0013】 制御回路Eの動作に従って、前記熱源Nの作動を説明すると、切り換えスイッ チ15を自動位置に切り換え、スタートスイッチ13をONすると、自動ランプ5 が点灯し、同時に各タイマー装置10,11,12が作動状態に入り、自動点火 用リレー接点X1.X3,X5が導通し、各自動点火用ヒーターH1.H2,H3がONして30秒 程赤熱化する。この間に各電磁弁用リレー接点X2,X4,X6が導通し、電磁弁N1,N2, N3が開いてガスを供給し、各熱源N1,N2,N3が着火して、ロースト室18は加熱状 態に入る。
【0014】 各熱源N1,N2,N3の加熱作動時間は、それぞれのタイマー装置10,11,12 に設定されており、設定時間が経過すると、電磁弁用リレー接点X2,X4,X6が開い て電磁弁N1,N2,N3を閉じ、自動消火する一方、各タイマー装置10,11,12 はそれぞれの設定時間経過後に自動的にリセットし、次のスタートスイッチ13 のONを待機する。 したがって、大量に同じ食材をローストする場合は、上述の作動を反復して行 わせることができる。
【0015】 各タイマー装置10,11,12に設定する作動時間は、食材の種類、大きさ 、焼き上げ方の相違等に基づいて設定時間を経験的に定めてマニュアル表に作成 しておき、使用者がその表に従って、タイマー装置10,11,12それぞれに 所定の作動時間を設定する。 各タイマー装置10,11,12の設定時間は、図4に示すように、各タイマ ー装置の上下に配列している押釦22を押すことによって、長短任意に変更でき る。 押釦22による設定時間の変更は、マニュアルに従った変更のほか、使用者の 希望によってロースト時間を手加減する場合にも使用される。
【0016】 制御回路E中の前記各自動点火用のリレー接点X1,X3,X5は、熱源Nの着火に要 する所定時間の経過後に自動的にリセットするように構成されている。 なお、本装置には図示を省略しているが、各バーナー毎に公知のガス検知器を 付設しており、不着火を検知したときは、ブザー(警報器16)が鳴って異常を 知らせるとともに、制御回路Eを自動的にリセットし、電磁弁が自動的に閉じる ようにも構成されている。
【0017】 さらに本実施例は、上記のように熱源Nの作動時間を制御する自動装置と手動 操作する装置を併設しているので、例えば使用者が食材のロースト状態を見なが ら独自にマニュアルを作成するためのデータを得る場合とか、あるいは、万一に 自動装置が不具合のときに、取り敢えず手動装置によって仕事を間に合わせるこ とができる。
【0018】
【考案の効果】
以上のように、ロースト室の各所に配置した熱源を自動点火装置と熱源供給装 置とタイマー装置とによって、自動的に点火し、加熱時間を自動的に設定できる ようにした本考案によれば、食材に応じてロースト室の加熱作動時間が自動的に 定まっているので、所定の食材をローストする場合に歩留り、風味、見栄えの良 い製品ができ、品質の均一化ができる。そして、熟練を要することなく未習熟者 でも簡単にロースターを取り扱うことができ、また、待ち時間等の無駄が省けて 労働効率が向上するので省力化もできる。 本考案には以上のようにきわめて優れた実用的効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の実施例示す斜視図
【図2】図2はロースター内を示す一部切欠縦断側面図
【図3】図3は制御回路の回路図
【図4】図4は自動装置の操作盤の正面図
【符号の説明】
1 ロースター 2 手動コック 3 操作盤 4 電源ランプ 5 自動ランプ 6 手動ランプ 7 作動ランプ 8 作動ランプ 9 作動ランプ 10 タイマー装置 11 タイマー装置 12 タイマー装置 13 スタートスイッチ 14 緊急消火スイッチ 15 切り換えスイッチ 16 警報器 17 側壁 18 ロースト室 19 ローラチエン 20 ゴンドラ 21 天板部 22 押釦 23 点火棒 24 電磁弁付きガス配管 N 熱源 N1 上部熱源 N2 下部熱源 N3 底部熱源 E 制御回路 V1 電磁弁 V2 電磁弁 V3 電磁弁 X1 リレー接点 X2 リレー接点 X4 リレー接点 X5 リレー接点 X6 リレー接点

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロースト室18内を加熱する熱源Nを複
    数個所に設置したロースターにおいて、各個所の熱源N
    1,N2,N3毎に、自動点火装置H1.H2.H3と、熱源供給装置V
    1,V2,V3と、熱源供給装置の作動時間を変更可能に設定
    するとともに、それぞれの設定作動時間を反復するタイ
    マー装置10,11,12とを備えてなるロースター。
  2. 【請求項2】 前記各個所の熱源N1,N2,N3には、それぞ
    れヒーターと電磁弁の作動によって点火と消火を行うガ
    ス赤外線バーナーを用い、各熱源N1,N2,N3の自動点火装
    置H1.H2.H3と熱源供給装置V1,V2,V3は、それぞれ前記タ
    イマー装置10,11,12にその作動を制御される上
    記ヒーターと電磁弁であることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のロースター。
JP1992086844U 1992-11-24 1992-11-24 ロースター Expired - Lifetime JP2540110Y2 (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63153328A (ja) * 1986-12-18 1988-06-25 Matsushita Electric Ind Co Ltd 自動調理器
JPH02148627U (ja) * 1989-05-22 1990-12-18
JPH03222920A (ja) * 1989-12-22 1991-10-01 Rinnai Corp グリルの制御装置

Patent Citations (3)

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JP2540110Y2 (ja) 1997-07-02

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