JP2001245582A - 食品を迅速に加熱するためのオーブン装置 - Google Patents

食品を迅速に加熱するためのオーブン装置

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JP2001245582A JP2000136803A JP2000136803A JP2001245582A JP 2001245582 A JP2001245582 A JP 2001245582A JP 2000136803 A JP2000136803 A JP 2000136803A JP 2000136803 A JP2000136803 A JP 2000136803A JP 2001245582 A JP2001245582 A JP 2001245582A
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アラン・イー・ウィット
Gerhard H Wenzel
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47JKITCHEN EQUIPMENT; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; APPARATUS FOR MAKING BEVERAGES
    • A47J37/00Baking; Roasting; Grilling; Frying
    • A47J37/06Roasters; Grills; Sandwich grills
    • A47J37/0623Small-size cooking ovens, i.e. defining an at least partially closed cooking cavity
    • AHUMAN NECESSITIES
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Abstract

(57)【要約】 食品を最終的に仕上げるためのオーブン装置は、加熱空
間を規定するオーブンハウジングと、上記加熱空間より
も上方でオーブンハウジング内に配設されている上部加
熱ユニットと、を含む。加熱空間は、オーブン装置によ
って加熱されるべき少なくとも1個の食品を受け入れる
ように形成されている。上部加熱ユニットは、上部加熱
要素を含む。上部加熱ユニットは、輻射熱を発生する。
輻射熱は、少なくとも1個の食品が加熱空間に受け入れ
られる場合に、少なくとも1個の食品上に向けられる。
上部加熱要素は、少なくとも1個の食品が加熱空間に受
け入れられる時に少なくとも1個の食品の最終的な仕上
げをなすように周期的に作動可能で、かような最終的な
仕上げが行われない場合には周期的に非作動状態になる
迅速加熱型高強度加熱要素を含む。最終的な仕上げは、
典型的には、食品の上面にきつね色の焦げ目を付けるこ
と又は食品の頂面上のトッピングを溶融させることを含
む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般に、食品を迅
速に加熱するオーブン装置に関する。特に、本発明は、
典型的には予め調理された食品成分の上又は傍らに置か
れたトッピング又はサイドディッシュを溶融し又はきつ
ね色の焦げ目を付けることを含む食品の上表面を迅速に
溶融し又はきつね色の焦げ目を付ける改良されたオーブ
ン装置に関する。オーブン装置は、さらに、食品用のプ
レート又は他の支持アセンブリを同時に加熱する能力を
も与える。
【0002】
【従来の技術】外食産業において、個々の食品又は完全
な調理品の要素(例えば、ハンバーガーパテ、焼かれた
牛肉、フライドチキンなど)は、レストランのキッチン
の回りの調理場所で予め調理されていることが多い。こ
れらの予め調理された食品成分は、消費者に提供される
前に、完全な食品すなわち料理として盛り合わされる。
最終的な調理工程の間、種々のトッピング又はサイドデ
ィッシュが予め調理された要素の上又は傍らに盛りつけ
られて、食品すなわち料理が提供される前に、トッピン
グ又はサイドディッシュが溶融されるか又はきつね色の
焦げ目が付される。例えば、スライスされたか又はすり
つぶされたチーズは、予め調理されたハンバーガーパテ
の上で溶融され、チーズバーガーが作られる。あるい
は、ホイップされたポテトは、フライドチキンのプレー
トにサイドディッシュとして付け加えられた後、きつね
色の焦げ目が付される。食品すなわち料理の上表面を溶
融し又は上表面にきつね色の焦げ目を付けると共に、調
理したての暖かい食事として認識されるように、食品又
は食事が載せられる取り分け用のプレート又は他のアセ
ンブリを同時に加熱することが必要であり望ましいこと
であることが多い。例えば、メキシコ料理のレストラン
では、典型的に、ジュージュー音をたてている熱い鉄製
スキレット上にファヒータを盛りつける。提供される前
に、食品のトッピングを溶融し又はきつね色の焦げ目を
付けるように最終的な仕上げに用いられるオーブンは、
「熱仕上げ機械」と呼ばれる。
【0003】これらの機能を行うための現存する一つの
システムは、取り分けプレートを加熱するためのプレー
トヒーター及びトッピング又はサイドディッシュを最終
的に仕上げる(すなわち溶融し又はきつね色の焦げ目を
付ける)「サラマンダー」肉焼器として外食産業で公知
のガスオーブン肉焼器を用いる。しかし、このシステム
は、重大な欠点を有する。ガスオーブン肉焼器は、多量
の熱(例えば、4.1×107〜6.3×107J(4
0,000〜60,000BTU))を発生し、この熱
の大部分は排熱される。なぜなら、サラマンダー肉焼器
は、わずかな時間しか用いられない場合であっても、予
熱に長時間を要するので、連続して運転することが必要
だからである。さらに、サラマンダー肉焼器は、キッチ
ン内に向けて開くので、肉焼器の高レベルの熱出力がキ
ッチンないを加熱し、過剰の熱を排出するためにキッチ
ンに排気ファンを設ける必要がある。よって、サラマン
ダー肉焼器は、トッピングを溶融し、取り分けプレート
を暖めるには、不経済なシステムである。
【0004】別の現存するシステムは、全時間中、運転
していなければならず、サラマンダー肉焼器と比較して
比較的ゆっくりなコンベアオーブンを用いる。この別の
タイプのシステムの緩やかな加熱時間は、例えばファー
ストフード産業において、重要な欠点である。加えて、
プレート全体又は支持アセンブリ全体は、コンベアによ
って加熱空間を通過するので、リムを含むプレート全体
が熱くなり、食品を提供する作業員は断熱手袋又は他の
方法を用いずには、プレートを取り扱うことができな
い。
【0005】よって、現存するシステムのこれら及び他
の欠点を解消する食品を迅速に加熱するための装置を提
供することが有利である。必要に応じてon−offを
切り替えることができ、連続的に運転していなければな
らないオーブンと比較してキッチンに放出されるエネル
ギー消費及び熱量の双方を削減する上記オーブン装置を
提供することが有利である。キッチンに放出される熱量
を削減することで、過剰の熱を排気するために必要とさ
れている排気フード又は他の換気方法を不要にすること
ができ、結果的に、エアコンディショナー及び換気コス
トを削減することができる。さらに、現存するコンベア
オーブンシステムを用いる場合よりも、大幅に速く食品
を加熱することができる食品を迅速に加熱するためのオ
ーブン装置を提供することが有利である。さらに、外食
産業の従事者がプレート又は支持アセンブリを効率よく
取り扱うことができるように、食品用のプレート又は支
持アセンブリの一部だけを加熱することができる食品を
迅速に加熱するためのオーブン装置を提供することが有
利である。例えば、食品を保持するプレートのリムが直
接的に熱源に曝されることがなく、オーブンの輻射熱に
曝されることのないオーブン装置を提供することが有利
である。こうして、食品を提供する作業員が断熱手袋又
は他の方法を用いることなく、リムを取り扱うことがで
き、プレートを取り出すことができるようになる。
【0006】
【発明の概要】本発明の一実施形態は、食品を最終的に
仕上げるオーブン装置を提供する。オーブン装置は、そ
の内部に加熱空間を規定するオーブンハウジングと、上
記加熱空間よりも上方で上記オーブンハウジング内に配
設されている上部加熱ユニットと、を含む。加熱空間
は、オーブン装置によって加熱されるべき少なくとも1
個の食品を受け入れるように構成されている。上部加熱
ユニットは、上部加熱要素を含む。上部加熱ユニット
は、輻射熱を発生する。輻射熱は、少なくとも1個の食
品が加熱空間に受け入れられるときに、少なくとも1個
の食品上に向けられる。上部加熱要素は、少なくとも1
個の食品が加熱空間に受け入れられるときに少なくとも
1個の食品を最終的に仕上げる際に周期的に作動し且つ
かような最終的な仕上げが行われないときには周期的に
非作動状態になる迅速加熱型高強度加熱要素を含む。
【0007】本発明の別の実施形態は、その内部に加熱
空間を規定するオーブンハウジングと、上記オーブンハ
ウジング内で、上記加熱空間よりも上方及び下方にそれ
ぞれ配設されている上部加熱ユニット及び下部加熱ユニ
ットを含む食品を最終的に仕上げるためのオーブン装置
を提供する。加熱空間は、加熱されるべき少なくとも1
個の食品を受け入れる。上部及び下部加熱ユニットは、
それぞれ、上部加熱要素及び下部加熱要素を含む。上部
及び加熱ユニットは、少なくとも1個の食品が加熱空間
に受け入れられるときに、少なくとも1個の食品に向け
られる輻射熱を発生する。上部及び下部加熱要素は、そ
れぞれ、少なくとも1個の食品が受け入れられるとき
に、少なくとも1個の食品を最終的に仕上げるために周
期的に作動され、最終的な仕上げが行われないときに周
期的に作動しない迅速に加熱する高強度の加熱要素を含
む。
【0008】本発明の別の実施形態は、少なくとも1個
の食品を受け入れる加熱空間を規定するオーブンハウジ
ング手段と、上記オーブンハウジング手段内にあり高強
度の輻射熱を発生して少なくとも1個の食品が加熱空間
内にあるときに少なくとも1個の食品の上表面に輻射熱
を向ける上部加熱手段と、少なくとも1個の食品が加熱
空間に受け入れられるときに少なくとも1個の食品を最
終的に仕上げるように輻射熱を周期的に作動させ且つ最
終的な仕上げが行われないときには輻射熱を周期的に非
作動状態にする輻射熱周期作動手段とを含む、食品を最
終的に仕上げるオーブン装置を提供する。
【0009】
【好ましい実施形態】本発明は、添付図面を参照しなが
ら、以下の詳細な説明によってより完全に理解されるで
あろう。図面において、同様の部分には、同じ符号を付
す。
【0010】図1〜図5を参照すると、本発明の第1の
実施形態によるオーブン装置10が示されている。オー
ブン装置10は、基部12と、基部12の左右縁に取り
付けられていて左右縁から上方に延在する左右の側壁1
4及び16と、側壁14及び16の間で基部12の後縁
に取り付けられ後縁から上方に延在する後壁18と、基
部12と反対側で左右側壁14及び16並びに後壁18
に取り付けられている頂部20と、を含む。基部12
と、左右側壁14及び16と、後壁18と、頂部20と
は、食品規格のステンレススチールから形成されてい
て、それぞれ、オーブン装置10によって発生する熱を
封じ込める内部断熱層を有する。
【0011】基部12と、左右側壁14及び16と、後
壁18と、頂部20とは、一緒になって、底部24と、
下方中間部26と、上方中間部28と、上部30と、を
規定する。底部24は、基部12よりも上方で基部12
に隣接して配設されていて、下部加熱要素32を支持す
るように構成されている。下方中間部26は、基部加熱
ユニット32よりも上方に配設された加熱空間34を形
成し、1個以上の食品36を受け入れるため、オーブン
装置10の前方に対して開いている。図2及び図3は、
食品36をキャセロールに盛りつけられた食品を含むも
のとして示すが、食品36は、消費者に提供される前
に、レストラン又はキャフェティリアにおいて最終的に
仕上げられる多くの食品及び料理を含む。かような食品
は、プレート又は他の支持アセンブリ上に盛りつけられ
てもよい。例えば、食品36は、プレート上に盛り付け
られたチーズバーガーであっても、プレート上に盛り付
けられたメキシコ料理であってもよい。食品36は、プ
レート又は取り分け皿に盛り付けられなくてもよい。例
えば、食品36は、オーブン装置10によって溶融され
又はきつね色に焦がされてもよいチーズ又は他のトッピ
ングを有するフォイルで包まれたベークドポテトであっ
てもよい。
【0012】空間22の上方中間部28は、加熱空間3
4よりも上方に配設されていて、上部加熱ユニット38
を支持するように構成されている。上部30は、上部加
熱ユニット38よりも上方で上部加熱ユニット38に隣
接して配設されていて制御ユニット40を支持するよう
に構成されている。よって、オーブン装置10の空間2
2は、加熱空間34の底部及び頂部に支持されている下
部加熱ユニット32及び上部加熱ユニット38を受け入
れるように構成されている。下部加熱ユニット32及び
上部加熱ユニット38は、加熱空間34内におかれた食
品36の頂部及び底部の両者に熱を与えるように構成さ
れている。制御ユニット40は、下部加熱ユニット32
及び上部加熱ユニット38を制御するために用いられ
る。
【0013】さらに、制御ユニット40は、加熱ユニッ
ト32及び38の加熱サイクルを独立に制御することが
できる。好ましくは、食品のタイプに応じた加熱ニーズ
に合うように予めプログラムされた又は予め設定された
1以上のマイクロプロセッサ制御加熱シーケンスを用い
ることによって、制御する。一実施形態において、制御
ユニット40は、食品提供オペレータが5種の異なる押
しボタンスイッチの一つを操作することによって、5種
の異なる所定の加熱シーケンスのうちの対応する一つの
シーケンスを実行するようにプログラムされてもよい。
各加熱シーケンスは、加熱ユニット32及び38の両者
の周期時間及び電力レベルを別々に変えることができ
る。よって、押しボタンは、異なる要求を有する5種の
異なる食品36の各々に対して、正確な加熱シーケンス
を実行させるために用いることができる。
【0014】下部加熱ユニット32及び上部加熱ユニッ
ト38は、それぞれ、ステンレススチールボックスすな
わち空間22の下方中間部24及び上方中間部28内に
嵌合するサイズのハウジングを備えるので、加熱ユニッ
ト32及び38は、例えば溶接又は締結具(例えばネ
ジ、リベット)によって、オーブン装置10内にしっか
りと取り付けられ得る。特に図3を参照すると、下部加
熱ユニット32の頂面は、下部ガラスパネル42から形
成されていて、上部加熱ユニット38の底面は、上部ガ
ラスパネル44から形成されている。ガラスパネル42
及び44は、各加熱ユニット32及び38のハウジング
の縁に取り付けられている。1個以上の電気加熱要素4
6は、下部加熱ユニット32に載置されていて、1個以
上のかような加熱要素48は、上部加熱ユニット38に
載置されている。加熱要素46及び48は、各ガラスパ
ネル42及び44を介して、加熱空間34内に輻射エネ
ルギーを集めるようになされている。各加熱要素46及
び48は、制御ユニット40内に載置された制御ボード
の制御下で、電気の流れを受け入れる。
【0015】食品36が下部ガラスパネル42及び上部
ガラスパネル44の間で加熱空間34内に置かれると
き、加熱要素46及び48によって発生した熱は、食品
36の上下から食品36に向かって方向付けられすなわ
ち集められる。下部加熱ユニット32からの熱は、プレ
ート又は他の支持アセンブリを加熱する機能と、食品自
身を加熱する機能との2つの機能を奏し、上部加熱ユニ
ット38からの熱は食品の上部に焦げ目を付けるか又は
溶融させる。
【0016】加熱要素46及び48は、好ましくは、ほ
とんど瞬間的に(例えば、約1.0秒又は0.5秒より
も短い時間内)、オレンジのグロー放電まで暖まる薄い
高強度の抵抗を有するリボン要素を用いる。よって、オ
ーブン装置10は、非常に迅速に、作用温度に到達する
ことができ、ファーストフード産業に重要な利点を提供
する。加熱要素46及び48は、例えば、EGOノース
アメリカ(EGO NorthAmerica)から入手可能なハリエン
ト(Halient)要素であってもよい。あるいは、抵抗型
ワイヤコイルを用いる他のタイプの加熱要素を用いても
よい。好ましくは、要素は、迅速に作用温度まで加熱さ
れ得る。最長加熱時間は、用途又は特定のレストラン又
はオペレータのニーズに応じて変えることができる。
【0017】加熱ユニット32及び38内の加熱要素4
6及び48の寸法及び数は、特定の食品提供用途に応じ
て変わり、特に、用いられるプレート又は他の支持アセ
ンブリの寸法及び形状に応じて変わる。食事を提供する
ために大きな寸法の楕円形プレートを用いるメキシコレ
ストラン用に設計されたオーブン装置10の一実施形態
において、加熱要素46及び48は、図3及び図5に示
すように選択される。特に、下部加熱ユニット32に載
置されているのは、直径22.9cm(9インチ)で2
50VACの供給電圧の2500W定格電力を有する単一
のHalient加熱要素(EGO Part No.10.53111.043)で
あり、上部加熱ユニット38に載置されているのは、各
々が直径15.2cm(6インチ)で供給電圧240V
ACの定格電力1250Wを有する4個のHalient加熱要
素のアレイである。22.9cm(9インチ)及び1
5.2cm(6インチ)の直径並びに定格電力2400
W及び1200Wを有する加熱要素は、それぞれ、20
8VACの供給電圧でも可能である。上部加熱要素48の
幾何学的配置(図5に最もよく示す)は、上述のメキシ
コレストランで用いられる大きな寸法の楕円形プレート
であっても良好な熱被覆をもたらす。
【0018】通常の円形取り分け皿(図示せず)と共に
用いるように設計されたオーブン装置10の別の実施形
態において、直径9インチの単一のハリエント(Halien
t)加熱要素は、下部加熱ユニット32及び上部加熱ユ
ニット38の各々に載置されていて、互いに反対側に載
置されている2個の加熱要素を有する。取り分け皿が加
熱要素の直径よりも大きな直径を有する場合には、2個
の加熱要素の間に置かれている皿のリムは、加熱要素か
ら直接輻射エネルギーを受け取らない。この場合には、
皿のリムは、最終的な仕上げプロセス(すなわち、食品
を溶融させ又は焦げ目を付ける)を行うために必要な短
時間の間、比較的低温に維持される傾向にある。よっ
て、食品を提供する作業員は、断熱手袋又は他の方法
(例えば、加熱された皿を取り扱うためのはさみなど)
を用いる必要なく、皿のリムを取り扱うことによって皿
を取り扱うことができる。例えば、予め調理されたハン
バーガーパテの上部におかれたチーズを溶融させるため
に必要な短時間の間、直径11インチのプレートが直径
9インチの下部加熱要素及び直径9インチの上部加熱要
素の間に置かれる場合には、プレートのリムは、特定の
機器を用いる必要なく食品を提供する作業員が取り扱う
ことができるに十分低温に維持される傾向にある。
【0019】加熱要素46及び48の他のタイプ、寸
法、数及び配置は、特定のオーブン用途、並びに用途に
応じて通常用いられる取り分け皿の寸法及び形状に応じ
て、変えることができる。かような別のオーブン形状
は、当業者には容易に理解されるであろう。
【0020】下部ガラスパネル42及び上部ガラスパネ
ル44は、食品を提供する作業員によって置かれた食品
36を加熱するため、加熱要素46及び48によって発
生した輻射エネルギーの大部分を加熱空間34まで通過
させる透明なガラスパネルである。一実施形態におい
て、ガラスパネル42及び44は、ニューヨークのスコ
ットアメリカ(Schott America)製で、SCHOTTガラス(商
標)として販売されているテンパックスボラシリケート
(tempax barosilicate)ガラスパネルである。これら
のガラスパネルは、輻射エネルギーの約99%を伝導す
る透明な水晶ガラスから形成されている。Schottガラス
ほど輻射線を伝導しないかもしれないがセラン(Cera
n)ガラスなど他のタイプのガラスを用いてもよい。
【0021】上述のように、電力を加熱ユニット32及
び38内の加熱要素46及び48に与えることは、制御
ユニット40によって制御される。制御ユニット40
は、空間22の上部30内に嵌合するような寸法とされ
ているステンレススチールハウジングを備えるので、制
御ユニット40は、例えば溶接又は締結具(例えば、ネ
ジ、リベット)によって、オーブン装置10内にしっか
りと取り付けられ得る。制御ユニット40は、オペレー
タがオーブン装置10を制御できるようにするための多
数のインプットデバイス(例えばスイッチ)及びオペレ
ータに状態の情報を表示するためのアウトプットデバイ
ス(例えばディスプレイ)を有するオペレータインター
フェースを備える前面50を有する。
【0022】制御ユニット40は、ハウジング内に載置
された電気コントローラ/アウトプット回路盤(図示せ
ず)と、前面インターフェース50に載置されたオペレ
ータインターフェース盤52と、を含む。オペレータイ
ンターフェース盤52は、盤52上のインプットデバイ
ス(例えば、スイッチ)がオペレータによってアクセス
可能(例えば、前面インターフェース50内の孔を介し
て)であり、盤50上のアウトプットデバイス(例え
ば、ディスプレイ)がオペレータによって視認されるよ
うに(例えば、前面インターフェース50の孔を介し
て)、載置される。もちろん、インプットデバイス及び
アウトプットデバイスは、前面インターフェース50に
直接的に載置されてもよい。制御ユニット40は、時間
回路又はマイクロプロセッサに基づくコントローラを用
いる上部加熱ユニット32及び下部加熱ユニット38の
プログラム可能な制御を与える。一実施形態において、
制御ユニット40は、オペレータすなわち食品を提供す
る作業員に、下部加熱要素46及び上部加熱要素48を
別々に作動させるための複数(例えば5個)のプログラ
ム可能なシーケンスを与える。各シーケンスに対して、
ワンタッチ制御が可能なように、対応する複数個(例え
ば5個)の押しボタンが設けられている。
【0023】各シーケンスは、異なるタイプの食品に対
してプログラム可能である。よって、食品を提供する作
業員は、押しボタンを押すだけで、複数個(例えば5
個)の所定シーケンスの一つを選択することができる。
例えば、オーブン装置10は、1個の押しボタンが、フ
ァヒータの最終仕上げに適切な第1の態様で、下部加熱
要素46及び上部加熱要素48を作動させる第1の予め
設定されたシーケンスを実行する引き金となり、第2の
押しボタンが、エンチラーダの最終仕上げに適切な第2
の態様で、加熱要素46及び48を作動させるための第
2の予め設定されたシーケンスを実行する引き金となる
ように、構成され又はプログラムされてもよい。この態
様において、オーブン装置10は、多くの食品の加熱を
正確に制御するために十分な経験及び訓練がないオペレ
ータの場合であっても、単純なオペレータインターフェ
ースを与えるようにプログラムされてもよい。
【0024】図6に最もよく示すように、オペレータイ
ンターフェース盤52は、文字数式ディスプレイ54
と、2個の琥珀色LED56a及び56bと、8個の押
しボタン(すなわち瞬時の)インプットスイッチ58a
〜58hと、5個の緑色LED60a〜60eと、を支
持する。ディスプレイ54は、多数個(例えば4個)の
数字ディスプレイ(seven-segment display)LEDを含
む。下方の琥珀色LED56aは、下部加熱要素46の
状態を示し、上方の琥珀色LED56bは、上部加熱要
素48の状態を示す。押しボタンインプットスイッチ
は、5個のプログラムスイッチ58a〜58eと、上向
き矢印スイッチ58fと、下向き矢印スイッチ58g
と、エンタースイッチ58hと、を備える。5個の緑色
LED60a〜60eは、プログラムスイッチ58a〜
58eをオペレータが用いることで選択可能な5個のプ
ログラムの各々の状態を示す。
【0025】制御ユニット04内に載置されている電気
コントローラ/アウトプット回路基板は、4個の線間電
圧アウトプット回路基板と、タイマー回路と、呼び出し
装置(例えば、ブザー回路)と、を含む。各線間電圧ア
ウトプット回路は、ロードキャリングトライアックを含
む。トライアックは、失敗なく多数(例えば、数十万)
のパワーサイクルを信頼性よく扱うことができるソリッ
ドステートスイッチである。オーブン装置10に対し
て、コントローラ/アウトプット回路基板は、12〜2
4Vインプット電圧をと、第1の208−240VAC
間電圧インプット(L1)と、第2の208−240V
AC線間電圧インプット(L2)と、第3の208−24
0VAC線間電圧インプット(L3)と、含む4個の電圧
インプットを受け入れて、次いで、2個の上部加熱要素
48用の第1の線間電圧アウトプット(回路A)と、2
個の上部加熱要素48用の第2の線間電圧アウトプット
(回路B)と、下部要素46用の第3の線間電圧インプ
ット(回路C)と、下部要素46用の第4の線間電圧イ
ンプット(回路D)と、を含む4個の電圧アウトプット
を発生する。各トライアックは、12Aの抵抗負荷を扱
うことができる。
【0026】コントローラ/アウトプット回路基板上の
タイマー回路は、加熱要素46及び48に与えられる線
間電圧の供給を半独立的に制御するように、トライアッ
クを操作する。一実施形態において、タイマー回路は、
単一の秒インクレメントで0〜300秒運転するように
構成されたプログラム可能なタイマーである。好ましく
は、タイマー回路は、後述する種々の機能を実行するよ
うに構成された(すなわち、プログラムされた)マイク
ロプロセッサ回路を含む。注意したように、タイマー回
路は、5個のプログラムスイッチ58a〜58eの一つ
からのエッジ信号が引き金となる各「実行時間」シーケ
ンスを伴い、上部加熱要素及び下部加熱要素を操作する
ため、複数(すなわち、5個)のプログラム可能なシー
ケンスを提供する。タイマー回路のマイクロプロセッサ
実施形態において、マイクロプロセッサは、それぞれ異
なるタイプの食品36に用いられる5個の異なるプログ
ラムを保存する。各プログラムは、レストランオーナー
が、オンタイム、オフタイム、及び各加熱要素46及び
48によって食品36に与えられるべき電力量を選択で
きるようにする。加熱要素を注意深く管理することによ
って、食品36は燃焼することなく迅速に加熱され得
る。両方の要素セット(すなわち下部加熱要素及び上部
加熱要素)に対する5個のプログラムシーケンスと一緒
に、制御ユニット40もまた、プログラム可能な待機シ
ーケンス、自動オフモード、及び保温モードシーケンス
を提供する。これらのシーケンスの各々は、さらに下記
のように記載される。
【0027】実行時シーケンス:上部加熱要素46及び
下部加熱要素48は、共に、5個の別々のプログラム可
能なタイミングシーケンス及び10個の選択可能な電力
レベルを有する。特定の食品36の最終的な仕上げ(例
えば、焦がすこと、溶融すること)に用いられるタイミ
ングシーケンス及び選択可能な電力レベルの特定の値
は、実際のテストによって決定される。
【0028】タイミングシーケンス:下部加熱要素46
及び上部加熱要素48に対するタイム値は、各「オン」
タイムを表し、並びに両方の加熱要素46及び48に対
するタイム値は、0〜300秒の間のいずれかの値であ
る。シーケンスが引き金となる場合、下部加熱要素及び
上部加熱要素の両者は、同時に不活化される。例えば、
上部加熱要素に対する「オン」タイムが45秒であり、
下部加熱要素に対する「オン」タイムが65秒であると
きは、下部加熱要素は上部加熱要素よりも20秒前に活
性化され、両方の加熱要素が同時に非作動状態にされる
ようにする。
【0029】選択可能な電力レベル:加熱要素46及び
48の電力レベルは、オンタイムのデューティサイクル
を変えることによって選択される。例えば、10%電力
レベルは、4秒のオンタイム及び36秒のオフタイのサ
イクルによって達成され、20%電力レベルは、4秒の
オンタイム及び16秒のオフタイムによって達成され、
30%電力レベルは、4秒のオンタイム及び9秒のオフ
タイムによって達成され、40%電力レベルは、4秒の
オンタイム及び6秒のオフタイムによって達成され、5
0%電力レベルは、4秒のオンタイム及び4秒のオフタ
イムによって達成され、60%電力レベルは、6秒のオ
ンタイム及び4秒のオフタイムによって達成され、70
%電力レベルは、9秒のオンタイム及び4秒のオフタイ
ムによって達成され、80%電力レベルは、10秒のオ
ンタイム及び2.5秒のオフタイムによって達成され、
90%電力レベルは、18秒のオンタイム及び2秒のオ
フタイムによって達成され、100%電力レベルは、加
熱要素46及び48を連続的にオンタイムにすることに
よって達成される。
【0030】待機モード:実行時シーケンスが実行され
ない場合、オーブン装置10は待機モードに維持され
る。待機モードの間、上部加熱サイクルは選択可能な電
力レベルを繰り返し、ディスプレイは、「rEdY」と表示
することによってオーブンが待機モードにあることを示
す。待機モードの間に選択可能な電力レベルは、10
%、20%、30%、40%、50%、60%及び70
%オンタイム電力レベルである。待機モードの目的は、
食品の調理時間をさらに短縮するために、オーブン装置
10の内部温度を上昇した温度(例えば、148.9℃
〜204.4℃(300〜400゜F))に維持するこ
とである。この上昇した温度は、上述のサイクルタイム
に依存する。別の実施形態において、加熱要素は、待機
モードで電力を与えられず、オーブン装置10によって
用いられる消費エネルギーを減少する。
【0031】自動オフモード:オーブン装置10が特定
期間中用いられない場合には、待機モードを断続して、
自動オフモードが始まる。自動オフモードにおいて、デ
ィスプレイは「OFF」を表示し、加熱要素は非作動状
態になる。押しボタン58a〜58eのいずれかを作動
させることで、保温モードシーケンスを始めることによ
って、待機モードが再び作動される。特定期間は、工場
出荷時には、0〜60分に設定されている。もちろん、
ユーザーは特定期間を変更することができる。
【0032】保温モードシーケンス:オーブン装置10
が運転(例えば、図1に示すように、制御ユニット40
の前面50上に載置されているロッカスイッチ62を用
いて)するとき又は自動オフシーケンスから抜け出ると
き、コントローラは、自動的に、保温モードを実行す
る。保温モードシーケンスの間、加熱要素はフルパワー
で60秒回転し、次いで10秒間完全に遮断され、ディ
スプレイは「StbY」と読め、オーブン装置10の待機状
態を示す。保温モードの間、オーブン装置10は、通常
の実行シーケンスにはおかれない。保温モードシーケン
スが完了すると、コントローラが自動的に待機モードに
戻す。
【0033】実行時シーケンスに対するセットアップ
(すなわちプログラム)プロセスは、以下の通りであ
る。第一に、適当なプログラムスイッチ58a〜58e
及びエンタースイッチ58hを同時に押す。例えば、プ
ログラムNo.1を調節すべき場合には、プログラムス
イッチ58a及びエンタースイッチ58hを3秒間、同
時に押す。プログラムNo.2を調節すべき場合には、
プログラムスイッチ58b及びエンタースイッチ58h
を同時に3秒間押す、などなど。第二に、適当なプログ
ラムが選択された後、選択されたプログラムスイッチ5
8a〜58e上方の緑色LED60a〜60eが照明さ
れ、上部の琥珀色LED56bが点灯して、英数字ディ
スプレイ54がその時プログラムされている電力レベル
値(「P40」は40%電力レベルを示す)を表示す
る。第三に、エンタースイッチ58hを押すたびに、デ
ィスプレイ54は次のプログラム可能なシーケンスをス
クロールする。各シーケンスは、4個の値、(1)上部
電力レベル値(上部琥珀色LED56bが点灯して、デ
ィスプレイ54が例えば「P40」を示す)、(2)上
部タイム値(上部琥珀色LED56bが点灯して、ディ
スプレイ54が例えば「T56」を示す)、(3)下部
電力レベル値(下部琥珀色LED56aが点灯して、デ
ィスプレイ54が例えば「P40」を示す)、(4)下
部タイム値(下部琥珀色LED56aが点灯して、ディ
スプレイ54が例えば「T65」を示す)を含む。第四
に、各ステップにおいて、上向き矢印ボタン58f及び
下向き矢印ボタン58gは、値を増減するために用いら
れる。第五に、すべての値が正確に調節されると、各プ
ログラムボタン58a〜58bの作動で、コントローラ
が変化を受け入れるようにする。しかし、作動されずに
15秒経過すると、コントローラは、変化を受け入れず
に、プログラムモードから抜け出るようにプログラムさ
れている。第六に、プログラムプロセスの間、他の選択
されていないプログラムボタン58a〜58eを作動さ
せて、調節を手動によってキャンセルするようにする。
プログラムされた後、ユーザーは、各プログラムボタン
58a〜58eを作動させて、所望の加熱シーケンスを
作動させる。
【0034】待機モードに対するセットアップ手続き
は、以下のようになされる。第一に、エンターボタン5
8h及び上向き矢印ボタン58fを同時に3秒間押す。
第二に、ディスプレイ54が、待機モードの間、その時
プログラムされている電力レベル値を示す(例えば「P
40」)。次いで、電力レベルは、上向き矢印ボタン5
8f及び下向き矢印ボタン58gを押すことによって調
節され得る。第三に、エンターボタン58hは、新しい
値を受け入れるように作動する。第四に、15秒経過し
ても、調節がなされなかった場合には、コントローラ
は、変化を受け入れずに、待機プログラムモードから抜
け出る。第五に、待機プログラムの間のプログラムスイ
ッチ58a〜58eのいずれかを作動させることで、な
された変化のいずれも受け入れずに、コントローラを待
機セットアップモードから抜け出させる。
【0035】ディスプレイ及びランプの作用は、以下の
通りである。第一に、プログラムが選択されていない場
合には、オーブン装置10は、待機モードにあり、LE
Dディスプレイ54は「rEdY」を示す。第二に、5個の
「スタートボタン」(すなわち、プログラムボタン58
a〜58e)のいずれかを開放すると、LEDディスプ
レイ54は、タイム(例えば「T83」)を示し、ディ
スプレイは1秒のインクレメントでカウントダウンを始
める。第三に、所定時間が過ぎると、ディスプレイ54
は、6秒間、メッセージ「dOnE」を発光すなわち明減さ
せて、すべての緑色LED60a〜60eは、6秒間、
発光して、警報器が6秒間、ビープ音を鳴らす。この6
秒間の間に、ボタン58a〜58eのいずれかを押す
と、警報器の作動をキャンセルするが、プログラムシー
ケンスは始まらない。第四に、6秒が過ぎると、ディス
プレイ54は、「rEdY」を示す。上部加熱要素48が作
動状態にあるときには上部琥珀色LED56bが点灯し
て、下部加熱要素46が作動状態にあるときには下部琥
珀色LED56aが点灯する。
【0036】警報器の作用は以下の通りである。第一
に、警報器は、ボタン58a〜58hのいずれかを押す
度にビープ音を鳴らして入力を変える。第二に、通常の
タイミングシーケンスが完了すると、警報器は上述のよ
うに作動する。第三に、好ましくは、警報器回路は、D
IPスイッチ又はユーザーが警報器機能を遠隔操作でき
るようにする他のデバイスを含む。
【0037】通常の実行時シーケンスの間、タイミング
サイクルが完了する前に、ボタン58a〜58hのいず
れかを押すことによって、実行時シーケンスをキャンセ
ルし、コントローラを待機モードにする。このとき、オ
ペレータは、別の加熱シーケンスを始めるために、プロ
グラムボタン58a〜58eの別のボタンを押すことが
できる。
【0038】多数の構成要素が、オーブン装置10外部
に設けられている。外部の構成要素としては、基部12
の4コーナーに取り付けられている複数(すなわち4
個)のゴム又はプラスチックサポート64を含み、オー
ブン装置10をレストランキッチンカウンタートップな
どの支持表面(図示せず)上に支持する。一対の軸流フ
ァンすなわちブロワー66は、後壁18に設けられてい
て、軸流ファン66が、大気を加熱空間34内で循環さ
せることができる。軸流ファン66によって与えられた
空気流は、加熱空間34内で熱を均一に分散する。こう
して、加熱空間34内に置かれた取り分け用プレートが
熱くなりすぎることを防止し、取り分け用プレートの前
部が冷たくなりすぎることを防止する(さもなければ、
加熱空間34が前方で開放されていて、後部で閉じられ
ているので、プレートが熱くなりすぎたり冷たくなりす
ぎたりする)。空気流は、上部加熱要素48用のガラス
パネル44を冷却し、加熱されている食品36に熱が不
均一に与えられることを防止する。あるいは、加熱空間
の前方及び後方の双方共に開かれている(一方の端部か
ら食品を入れて他方の端部から取り出せるようにする)
通り抜け型のオーブンにおいては、熱がより均一に分散
されるので、軸流ファンは必要ではない。
【0039】電力線68は、グロメット70を貫通し
て、制御ユニット40内部に通過して、オーブン装置1
0を運転させるために必要な電気エネルギーを提供す
る。制御ユニット40の内部構成要素に冷却空気流を与
えるために、制御ユニット40の背面には、ルーバー7
2が設けられている。さらに、制御ユニット40に冷却
空気を吹き込むために、冷却ファン74が背面に設けら
れていてもよい。
【0040】図1〜図5に示すように、ワイヤラック7
6は、下部ガラスパネル42よりも上方に食品36を保
持するために設けられる。ワイヤラック76は、好まし
くは、レール又は他のマウンティングガイドによって、
加熱空間の内表面に沿って、加熱空間内にスライドす
る。あるいは、食品を下部ガラスパネル42上に直接支
持するようにしてもよい。
【0041】よって、加熱要素46及び48のon/o
ff操作は、所定のタイミングを与えるタイミング回路
及び適切に加熱する電力レベルシーケンスによって、別
々に制御される。タイミングは、オペレータが、オーブ
ンのハウジングに取り付けられているスイッチ58a〜
58eを用いることによって、手動で開始される。ある
いは、食品搬送デバイスがオーブン内でラック76上に
置かれた時に作動するワイヤラック76に接続されてい
るスイッチによって、オーブン装置10を自動的に運転
開始させてもよい。後者のスイッチは、ラック76上で
の食品搬送デバイスの重量によって、作動されて加熱サ
イクルを開始させることができる。さらに、後者のスイ
ッチは、パドル又は他のデバイスがオーブン内に挿入さ
れたときに、パドルなどが食品搬送デバイスと衝突する
ことによって、パドルなどにより作動されるマイクロス
イッチであってもよい。
【0042】一実施形態において、加熱要素46及び4
8は、開始を遅らせることができ、食品の焦げ付きなし
に食品の上表面及び下表面に与えられるべき正確な熱量
を与えるように加熱要素を別々に周期的に作動させる一
連のタイマーによって別々に制御されてもよい。一実施
形態において、オーブン装置は、加熱プロセスの終了時
に、食品を装置から自動的に排出するように構成されて
もよい。
【0043】よって、オーブン装置10は、食品自身を
加熱することに加えて、取り分け用プレート又は他の食
品支持アセンブリを加熱しながら、迅速に食品の上表面
に焦げ目を付けるか又は溶融すること、すなわち料理に
仕上げることができる。プロトタイプの検査によって、
コンベアタイプのオーブンにより必要とされる時間に対
する3因子比較によって、溶融又は焦げ目を付けるため
の加熱時間を短縮できることがわかった。短縮された加
熱時間は、異なるタイプの食品に対して加熱時間及び電
力レベルの両者をプログラム可能なマイクロプロセッサ
に基づく制御シーケンスと組み合わされた加熱要素46
及び48の迅速な加熱に起因する。高レベルの制御によ
って、迅速な加熱・高出力加熱要素で、食品を焦げ付か
せることなく、食品を迅速に加熱することが可能とな
る。オーブン装置10に用いられるハリエント(Halien
t)加熱要素は、数秒間(すなわち室温から1〜3秒)
で作用温度に到達する。また、プロトタイプの検査によ
って、加熱空間内の空気が、25%の電力レベルで、2
32℃(450゜F)の温度に、電力が与えられて1〜
2秒以内に到達することがわかった。
【0044】オーブン装置10は、さらに、サラマンダ
ー肉焼器に対して顕著な利点を奏する。例えば、サラマ
ンダー肉焼器は、連続運転していなければならないが、
オーブン装置10は必要に応じてon/offの切り替
えができるので、エネルギー消費及びキッチンに吐き出
される熱量の両者を削減できる。キッチンへの熱量の吐
き出しを削減することによって、サラマンダー肉焼器に
対して必要とされていた換気フード又は他の換気方法は
不必要になり、結果的に、エアコンディショニング費用
及び換気コストを削減できる。オーブン装置10の他の
利点は、取り分け用プレート又は他の支持アセンブリの
縁(すなわち、リム)が、加熱要素によって発生した輻
射エネルギーに直接暴露される必要がないことである。
こうして、オペレータが、断熱手袋又は他の手段を用い
ずに、プレート又は皿をリムを持つことによって取り出
せるようになる。これは、コンベアタイプのオーブンで
は不可能であった。
【0045】図示した実施形態及び上述の説明は、現時
点で好ましいものであるが、単に例示の目的で示すに過
ぎないことを理解されたい。本発明は、特許請求の範囲
を逸脱しない限りにおいて、いかなる実施形態にも限定
されず、種々の変更が可能である。例えば、閉鎖型又は
貫通型など、オーブンの異なる形態が用いられてもよ
い。加熱要素のタイプ、寸法、数及び幾何学的配列は、
オーブン装置の用途に応じて変えることができる。制御
ユニットのタイプも変えることができ、異なるタイプ及
び異なる数のプログラム可能な又はプログラム不能なタ
イマーが用いられてもよい。他の変形は、当業者には自
明な事項であろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態による迅速に食品
を加熱するためのオーブン装置(すなわち、熱仕上げ装
置)の斜視図である。
【図2】図2は、図1に示すオーブン装置の正面図であ
る。
【図3】図3は、図1に示すオーブン装置の側面図であ
る。
【図4】図4は、図1に示すオーブン装置の背面図であ
る。
【図5】図5は、図1に示すオーブン装置の頂面図であ
り、内部加熱要素の幾何学的配列を示す。
【図6】図6は、図1のオーブン装置に用いられるタイ
マーボードのレイアウトを示すダイアグラムであり、図
2に示すようなユーザーインターフェースをも備えてい
る。
フロントページの続き (72)発明者 ガーハード・エイチ・ウェンゼル・ アメリカ合衆国ウィスコンシン州53089, サセックス,ハンセン・ドライブ ノース 70 ウエスト27151 Fターム(参考) 3L087 AA01 AB11 AC05 AC13 AC18 AC21 AC24 AC26 AC28 BA04 BA06 BB07 BC02 BC07 BC13 BC16 CA02 CA13 CB02 CB05 CB07 CC01 DA11 DA17 DA26 DA28 DA30 4B040 AA01 AC02 AC03 AC20 AE06 CA05 CA17 CB05 EA02 JA03 JA12 LA02 LA12 LA16

Claims (29)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品を最終的に仕上げるオーブン装置で
    あって、 オーブン装置で加熱されるべき少なくとも1個の食品を
    受け入れるように形成されている加熱空間を規定するオ
    ーブンハウジングと、 上部加熱要素を含み、上記オーブンハウジング内で上記
    加熱空間よりも上方に配設されている上部加熱ユニット
    と、を備え、 上記上部加熱ユニットは、少なくとも1個の食品が上記
    加熱空間に受け入れられるときに、少なくとも1個の食
    品に向けられる輻射熱を発生するように形成されてい
    て、 上記上部加熱要素は、上記少なくとも1個の食品が上記
    加熱空間に受け入れられるときに少なくとも1個の食品
    を最終的に仕上げるために周期的に作動可能で且つかよ
    うな最終的な仕上げが行われないときには周期的に非作
    動状態になる迅速加熱型高強度加熱要素を含む、ことを
    特徴とするオーブン装置。
  2. 【請求項2】 請求項1のオーブン装置であって、前記
    少なくとも1個の食品の最終的な仕上げは、少なくとも
    1個の食品の上表面にきつね色の焦げ目を付けることを
    含むことを特徴とするオーブン装置。
  3. 【請求項3】 請求項1のオーブン装置であって、前記
    少なくとも1個の食品の最終的な仕上げは、少なくとも
    1個の食品の上表面の上に置かれたトッピングを溶融さ
    せることを含むことを特徴とするオーブン装置。
  4. 【請求項4】 請求項1のオーブン装置であって、前記
    オーブンハウジングは、基部と、上記基部から上方に向
    かって延在する2枚の側壁と、上記2枚の側壁によって
    支持されている頂部と、を備え、上記基部、上記2枚の
    側壁及び上記頂部は、前記加熱空間を取り囲むことを特
    徴とするオーブン装置。
  5. 【請求項5】 請求項1のオーブン装置であって、前記
    オーブンハウジングは、さらに、オーブン装置の背部
    に、前記基部から上方に延在する背壁を含むことを特徴
    とするオーブン装置。
  6. 【請求項6】 請求項1のオーブン装置であって、前記
    上部加熱要素は、耐熱性リボン加熱要素を含むことを特
    徴とするオーブン装置。
  7. 【請求項7】 請求項6のオーブン装置であって、前記
    上部加熱要素は、ハリエント(Halient)加熱要素を含
    むことを特徴とするオーブン装置。
  8. 【請求項8】 請求項1のオーブン装置であって、前記
    上部加熱要素は、秒単位で、作用温度まで加熱可能であ
    ることを特徴とするオーブン装置。
  9. 【請求項9】 請求項1のオーブン装置であって、前記
    上部加熱ユニットは、上部ガラスパネルで形成された底
    面を有する上部加熱ユニットハウジングを含み、上記上
    部加熱ユニットによって発生した輻射熱は、上記上部ガ
    ラスパネルを貫通して前記加熱空間まで向けられること
    を特徴とするオーブン装置。
  10. 【請求項10】 請求項9のオーブン装置であって、前
    記上部ガラスパネルは、前記上部加熱ユニットによって
    発生した輻射エネルギーを前記加熱空間まで伝導可能と
    する透明な水晶ガラスパネルであることを特徴とするオ
    ーブン装置。
  11. 【請求項11】 請求項10のオーブン装置であって、
    前記上部ガラスパネルは、前記上部加熱ユニットによっ
    て発生した輻射エネルギーのほぼすべてを前記加熱空間
    まで伝導することができるSCHOTTガラスパネルか
    ら形成されることを特徴とするオーブン装置。
  12. 【請求項12】 請求項1のオーブン装置であって、さ
    らに、前記加熱空間下方で、前記オーブンハウジング内
    に配設されている下部加熱ユニットを備え、上記下部加
    熱ユニットは、前記少なくとも1個の食品に下方から熱
    を与えるように形成されていることを特徴とするオーブ
    ン装置。
  13. 【請求項13】 請求項12のオーブン装置であって、
    前記下部加熱ユニットは、下部ガラスパネルによって形
    成された上面を有する下部加熱ユニットハウジングと、
    上記下部加熱ユニットハウジングに輻射熱を発生する下
    部加熱要素と、を含むことを特徴とするオーブン装置。
  14. 【請求項14】 請求項13のオーブン装置であって、
    前記下部加熱ユニットは、前記下部ガラスパネルを貫通
    して前記少なくとも1個の食品まで輻射熱を伝導し、前
    記下部加熱要素は、迅速加熱型高強度加熱要素を含むこ
    とを特徴とするオーブン装置。
  15. 【請求項15】 請求項14のオーブン装置であって、
    前記下部加熱要素は、耐熱リボン加熱要素を備えること
    を特徴とするオーブン装置。
  16. 【請求項16】 請求項12のオーブン装置であって、
    さらに、前記下部加熱ユニットよりも上方で、前記オー
    ブンハウジング内に配設されているラックを備え、上記
    ラックは、少なくとも1個の食品を保持するように形成
    されていることを特徴とするオーブン装置。
  17. 【請求項17】 請求項1のオーブン装置であって、さ
    らに、前記上部加熱ユニットに接続されている制御ユニ
    ットを備え、上記制御ユニットは、予めプログラムされ
    た加熱シーケンスに従って前記上部加熱要素を制御する
    ようにプログラム可能であることを特徴とするオーブン
    装置。
  18. 【請求項18】 請求項17のオーブン装置であって、
    前記予めプログラムされた加熱シーケンスは、前記上部
    加熱ユニットのタイミング及び電力レベルの両者に対す
    る制御データを含むことを特徴とするオーブン装置。
  19. 【請求項19】 請求項17のオーブン装置であって、
    前記制御ユニットは、前記下部加熱ユニットにも接続さ
    れていて、上記制御ユニットは、予めプログラムされて
    いる加熱シーケンスに従って前記上部加熱ユニット及び
    前記下部加熱ユニットの両者を制御するようにプログラ
    ム可能であることを特徴とするオーブン装置。
  20. 【請求項20】 請求項19のオーブン装置であって、
    前記予めプログラムされた加熱シーケンスは、前記上部
    加熱ユニット及び上記下部加熱ユニットの両者のタイミ
    ング及び電力レベルの両者に対する制御データを含むこ
    とを特徴とするオーブン装置。
  21. 【請求項21】 食品を最終的に仕上げるオーブン装置
    であって、 オーブン装置によって加熱されるべき少なくとも1個の
    食品を受け入れるように形成されている加熱空間を規定
    するオーブンハウジングと、 上部加熱要素を含み、上記加熱空間よりも上方で上記オ
    ーブンハウジング内に配設されている上部加熱ユニット
    と、 下部加熱要素を含み、上記加熱空間よりも下方で上記オ
    ーブンハウジング内に配設されている下部加熱ユニット
    と、を備え、 上記上部加熱ユニット及び上記下部加熱ユニットは、上
    記少なくとも1個の食品が上記加熱空間に受け入れられ
    るときに、上記少なくとも1個の食品に向けられる輻射
    熱を発生するように形成されていて、 上記上部加熱要素及び上記下部加熱要素は、それぞれ、
    上記少なくとも1個の食品が受け入れられるときに、上
    記少なくとも1個の食品を最終的に仕上げるために周期
    的に作動可能で且つかような最終的な仕上げがなされな
    いときには周期的に非作動状態になる迅速に加熱できる
    高強度の加熱要素であることを特徴とするオーブン装
    置。
  22. 【請求項22】 請求項21のオーブン装置であって、
    前記少なくとも1個の食品の最終的な仕上げは、少なく
    とも1個の食品の上表面にきつね色の焦げ目を付けるこ
    とを含むことを特徴とするオーブン装置。
  23. 【請求項23】 請求項21のオーブン装置であって、
    前記少なくとも1個の食品の最終的な仕上げは、少なく
    とも1個の食品の上表面上に置かれたトッピングを溶融
    させることを含むことを特徴とするオーブン装置。
  24. 【請求項24】 請求項21のオーブン装置であって、
    前記上部加熱要素及び前記下部加熱要素は、耐熱リボン
    加熱要素を備えることを特徴とするオーブン装置。
  25. 【請求項25】 請求項21のオーブン装置であって、
    前記上部加熱ユニット及び前記下部加熱ユニットは、そ
    れぞれ前記加熱空間に隣接するガラスパネルで形成され
    た表面を有する加熱ユニットハウジングを含み、各前記
    加熱ユニットによって発生した輻射熱は、各上記ガラス
    パネルを貫通して、上記加熱空間まで向けられる、こと
    を特徴とするオーブン装置。
  26. 【請求項26】 請求項21のオーブン装置であって、
    さらに、前記上部加熱ユニット及び前記下部加熱ユニッ
    トに接続されている制御ユニットを備え、上記制御ユニ
    ットは、予めプログラムされた加熱シーケンスに従っ
    て、上記上部加熱ユニット及び上記下部加熱ユニットを
    制御するようにプログラム可能であることを特徴とする
    オーブン装置。
  27. 【請求項27】 請求項26のオーブン装置であって、
    前記予めプログラムされた加熱シーケンスは、前記上部
    加熱ユニット及び前記下部加熱ユニットのタイミング及
    び電力レベルの両者に対する制御データを含むことを特
    徴とするオーブン装置。
  28. 【請求項28】 食品を最終的に仕上げるオーブン装置
    であって、 少なくとも1個の食品を受け入れるための加熱空間を規
    定するオーブンハウジング手段と、 上記オーブンハウジング手段内にあり、高強度の輻射熱
    を発生し、且つ少なくとも1個の食品が上記加熱空間に
    受け入れられるときに、少なくとも1個の食品の上表面
    に上記輻射熱を向ける上部加熱手段と、 少なくとも1個の食品が上記加熱空間内に受け入れられ
    るときに少なくとも1個の食品を最終的に仕上げるため
    に上記輻射熱を周期的に作動させ且つ最終的な仕上げが
    行われないときには輻射熱を周期的に非作動状態にする
    輻射熱の周期作動手段と、を備えることを特徴とするオ
    ーブン装置。
  29. 【請求項29】 請求項28のオーブン装置であって、
    さらに、 高強度の輻射熱を発生し、且つ少なくとも1個の食品が
    前記加熱空間内に受け入れられるときに少なくとも1個
    の食品の底面に上記輻射熱を向ける下部加熱手段と、 少なくとも1個の食品が上記加熱空間内に受け入れられ
    るときに、少なくとも1個の食品を最終的に仕上げるた
    め上記下部加熱手段を周期的に作動させ且つ最終的な仕
    上げが行われないときには上記下部加熱手段を周期的に
    非作動状態にする下部加熱手段の周期作動手段と、を備
    えることを特徴とするオーブン装置。
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