JPH0646588A - 磁気抵抗モーターのスタート補助装置 - Google Patents

磁気抵抗モーターのスタート補助装置

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JPH0646588A
JPH0646588A JP5024336A JP2433693A JPH0646588A JP H0646588 A JPH0646588 A JP H0646588A JP 5024336 A JP5024336 A JP 5024336A JP 2433693 A JP2433693 A JP 2433693A JP H0646588 A JPH0646588 A JP H0646588A
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    • H02P6/20Arrangements for starting
    • H02P6/22Arrangements for starting in a selected direction of rotation

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は磁気抵抗モーターのスタート補助装
置に関し、初期スタート時に回転子が回転しないと、該
回転子の位置検出に関係なく駆動信号を発生させ、回転
力を得た後、回転子の位置検出により正常に駆動するこ
とを目的とする。 【構成】 モーターの回転/停止状態を検出し、該モー
ターの停止時に位置検出の駆動信号とは関係なく一定の
クロック信号によりモーターをスタートさせ、又は、前
記駆動信号を他の相の駆動信号として供給してモーター
を駆動させ、その後、モーターの回転が検出されると、
正常に位置検出の駆動信号によりモーターを駆動し得る
ように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気抵抗モーターに係
るもので、詳しくは、相前進(phase Advance)に因る空
電トルク(static torque)が極めて小さい場合に、スタ
ートのできない位置においても容易にスタートできるよ
うにした磁気抵抗モーターのスタート補助装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、磁気抵抗モーターにおいては、図
5に示したように、60°の間隔を置いて6個の固定磁
極3aを有した固定子3がモーターのハウジング内方側
に設置され、互いに対応する各固定磁極3aの表面に夫
々反対極性の磁極を形成するように巻線4がされてその
固定子3が形成され、それら対応された双をなした各固
定磁極3aにより夫々a,b,cの各相が形成されてい
る。且つ、それら各固定磁極3a内方側には90°の間
隔を置いて4個の回転磁極4aを有した回転子2が回転
軸1に回転可能に軸支されている。又、該回転子2の位
置を検出する回転子位置検出装置(図示せず)が設置さ
れ、該回転子位置検出装置の回転子位置検出信号により
前記各固定磁極3aの各a,b,c相の巻線4に、順次
電源が供給され、磁気抵抗モーターが駆動されるように
なっている。
【0003】そして、このように構成された従来の磁気
抵抗モーターでは、図6に示すように、任意の相に電源
が供給され、該相の固定磁極に磁力の発生される区間β
を空電トルク曲線により見た場合、巻線4に供給される
電流が正常状態に至るまでは所定時間を要するため、α
だけの相前進が発生される。そして、該αは、前記巻線
のインダクタンスが大きくモーターの速度が速い程大き
くなり、該αが所定時間以上になると、前記β区間内に
トルクの0になる時点(A点)が存在する。且つ、該A
点はモーターの摩擦と負荷条件とにより、図7に示した
ように、所定の区間γにて存在され、前記α+β区間が
該A点のγ区間を超過しない場合は特に問題がないが、
それらα+β区間がA点のγ区間を超過する場合は、任
意の相の駆動トルクが0になるA点にて、回転子が停止
されスタートが行われなくなる。
【0004】例えば、図5に示したように、回転子2の
回転子極がa−a′相固定磁極の左右側に互いに対称し
た状態で停止され、モーターのスタート時に駆動される
相がa−a′相であるとき、該a−a′相が駆動しても
回転子2の回転磁極と固定磁極とは全ての方向で左右対
称になって回転力が発生されず、初期スタートが行われ
なくなる、又、図8に示したように、モーターの効率を
向上するため、コンダクション角(Conduction Angle)
Z2,Z4をステップ角(Step Angle)Z1よりも小さ
くさせる場合は、Z3,Z5の時点で全ての相が駆動さ
れなくなって、それらの位置で停止されると、モーター
のスタートは行われなくなる。即ち、図9に示したよう
に、モーターの各a,b,c相の駆動信号が連続され
ず、所定間隔Z3,Z5を置いて該信号が発生されるた
め、それらZ3,Z5の時点で停止すると、駆動信号が
発生されず、初期駆動が行われなくなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】然るに、このような従
来の磁気抵抗モーターにおいては、回転子の位置検出信
号によってのみ各相の駆動信号が発生されるようになっ
ているため、巻線のインダクタンスが大きいとき、又は
モーターの速度が速くて相の前進区間αが大きくなる場
合、若しくは、モーターの効率向上のためコンダクショ
ン角をステップ角よりも小さくさせる場合に、特定な位
置でモーターの起動が行われなくなるという不都合があ
った。又、磁気抵抗モーターを設計する場合、相前進角
及びコンダクション角により設計上の制約を受け、高速
磁気抵抗モーターの効率向上を図り得なくなるという不
都合な点があった。
【0006】本発明の目的は、初期スタート時に、回転
子が回転しないとき、該回転子の位置検出に関係なく駆
動信号を発生して回転力を得た後、回転子の位置検出に
より正常に駆動を行い得るようにした磁気抵抗モーター
のスタート補助装置を提供しようとするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような本発明の目的
は、回転子の位置を検出し各相の駆動信号を発生する位
置検出部と、該位置検出部の各相の駆動信号中、少くて
も1つの相以上の駆動信号を走査し、モーターが駆動状
態であるか、又は停止状態であるかを判別する停止判別
部と、クロック発生器から発生した所定周波数のクロッ
ク信号を順次各相のスタート駆動信号に出力するスター
ト駆動信号発生部と、該スタート駆動信号発生部の各相
駆動信号と前記位置検出部の各相駆動信号とを前記停止
判別部の制御信号により各相別に論理合わせ、スタート
時に前記スタート駆動信号発生部の各相駆動信号を選択
し、スタート後は前記位置検出部の各相駆動信号を選択
し、各相のゲート駆動信号として出力する駆動信号選択
部と、該駆動信号選択部の各相のゲート駆動信号により
各相のコイルをオンにさせる駆動部と、を備えた磁気抵
抗モーターのスタート補助装置により達成される。
【0008】
【作用】特定な位置で回転子が停止し、モーターのスタ
ートが行われず、位置検出部の各相駆動信号が発生しな
いと、停止判別部で停止判別の制御信号が出力し、該制
御信号により駆動信号選択部でクロック信号により発生
させたスタート駆動信号が選択され、各相のゲート駆動
信号として出力される。その後、前記位置検出部で回転
子の位置検出により各相の駆動信号が発生すると、前記
停止判別部の制御信号が変わり、前記駆動信号選択部で
前記位置検出部の各相の駆動信号を選択し、各相のゲー
ト駆動信号として出力させる。従って、モーターの起動
時に回転子が停止された場合、各相の位置検出に関係な
く、各相が駆動してモーターがスタートされ、その後、
各相の位置検出によりモーターが制御され、相の前進及
びコンダクション角に因るスタートの問題を解決するこ
とができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。図1に示したように、本発明に係る磁気抵抗
モーターのスタート補助装置においては、回転子の位置
を検出し各相の駆動信号を発生する位置検出部10と、
該位置検出部10の各相駆動信号(1A,2A,3A)
中少くても1つの相以上の駆動信号を走査し、モーター
が駆動状態であるかを又は停止状態であるかを判別する
停止判別部20と、クロック発生器31から発生した所
定周波数のクロック信号を順次各相のスタート駆動信号
(1B,2B,3B)として出力するスタート駆動信号
発生部30と、該スタート駆動信号発生部30の各相ス
タート駆動信号(1B,2B,3B)と、前記位置検出
部10の各相駆動信号(1A,2A,3A)とを前記停
止判別部20の制御信号により夫々相別に論理合わせ、
スタート時に前記スタート駆動信号発生部30のスター
ト駆動信号(1B,2B,3B)を選択し、スタート後
は前記位置検出部10の駆動信号(1A,2A,3A)
を選択し、各相のゲート駆動信号(g1,g2,g3)
として出力する駆動信号選択部40と、該駆動信号選択
部40の各相のゲート駆動信号(g1,g2,g3)に
より各相のコイル(a−a′,b−b′,c−c′)を
導通させる駆動部50と、を備えている。
【0010】そして、前記停止判別部20においては、
前記位置検出部10の各相の駆動信号(1A,2A,3
A)によりトリガーされ所定時間維持されるパルス信号
を発生する複数個のワンショット信号発生器(21,2
2,23)と、それらワンショット信号発生器(21,
22,23)の出力信号を論理合わせ、モーターの停止
時と動作時とに互いに異なる信号を発生する論理ゲート
24とを備えている。ここで、前記ワンショット信号発
生器(21,22,23)としては、前記位置検出部1
0の各相の駆動信号(1A,2A,3A)により夫々ト
リガーされ、設定した所定の時定数時間の間、高電位信
号を出力する3個の単安定マルチバイブレーターが使用
され、前記論理ゲート24としては前記3個の単安定マ
ルチバイブレーターの反転出力信号をAND調合するA
NDゲートADが使用される。
【0011】且つ、本実施例において、前記各相の駆動
信号(1A,2A,3A)により夫々トリガーされる3
個のワンショット発生器(21,22,23)を使用し
たが、2相の駆動信号によりモーターの動作/停止を判
別するように2個のみを使用することもできるし、1相
の駆動信号によりモーターの動作/停止を判別するよう
に1個のみを使用することもできる。これらの場合、モ
ーターの動作時に、論理ゲート24の出力レベルが通
常、同様な論理レベル(例えば、低電位信号)を維持す
るように時定数を設定して使用する。
【0012】又、前記スタート駆動信号発生部30にお
いては、所定周波数のクロック信号を発生するクロック
発生器31と、該クロック発生器31の出力信号がクロ
ック端子CKに印加され前方側端の非反転出力信号Q1
と反転出力信号*Q1とが後方側端のJ入力信号J2及
びK入力信号K2として夫々印加され、該後方側端の反
転出力信号*Q2が前記前方側端のJ入力信号J1にフ
ィードバックされ、前記後方側端の非反転出力信号Q2
が3番目の相(C−C′)のスタート駆動信号3Bとし
て出力される前方側及び後方側フリップフロップ(FF
1)(FF2)と、それら前方側及び後方側フリップフ
ロップFF1・FF2の各反転出力信号*Q1・*Q2
がAND調合され、1番目の相a−a′のスタート駆動
信号1Bとして出力されるANDゲートAD31と、前
記前方側フリップフロップFF1の反転出力信号*Q1
及び後方側フリップフロップFF2の非反転出力信号Q
2とがAND調合され、2番目の相b−b′のスタート
駆動信号2Bとして出力されるANDゲートAD32
と、を備えている。
【0013】更に、前記駆動信号選択部40において
は、前記停止判別部20の制御信号がインバーターゲー
トI1により反転された第1選択信号と前記位置検出部
10の各相の駆動信号1A,2A,3Aとが夫々AND
調合される複数個の第1アンドゲートAD1,AD3,
AD5と、前記第1選択信号を受けバッファーB2を通
ってバッファリングした第2選択信号と、前記スタート
駆動信号発生部30の各相の駆動信号1B・2B・3B
とが夫々AND調合される複数個の第2アンドゲート
(AD2)(AD4)(AD6)と、各相別に双をなし
た各第1・第2アンドゲート(AD1,AD2),(A
D3,AD4),(AD5,AD6)の出力信号を夫々
論理合わせ、各相のゲート駆動信号(g1,g2,g
3)として出力する複数個のORゲート(OR1),
(OR2),(OR3)とを備えている。ここで、それ
らORゲート(OR1),(OR2)(OR3)は出力
コントロール信号によりイネーブル/ディスエーブルが
共通に制御されるようになっている。
【0014】このように構成された本発明に係る磁気抵
抗モーターのスタート補助装置の作用を説明すると次の
ようである。図1に示したように、先ず、回転子の回転
位置が位置検出部10の位置検出センサを通って検出さ
れ、該位置検出の位置検出信号が論理合わされ各相の駆
動信号1A・2A・3Aとして出力される。次いで、停
止判別部20のワンショット信号発生器(21〜23)
に夫々トリガー信号として印加され、それらワンショッ
ト信号発生器(21,22,23)の反転出力信号(*
Q)は共通に論理ゲート24でAND調合される。
【0015】従って、モーターの回転子が回転され該モ
ーターが駆動状態の場合は、前記位置検出部10から各
相駆動信号(1A,2A,3A)が順次出力し、前記3
個のワンショット信号発生器(21,22,23)が順
次トリガーされ、それらワンショット信号発生器(2
1,22,23)の反転出力信号(*Q)が各時定数の
時間の間、低電位信号に出力され、それら3個のワンシ
ョット信号発生器(21,22,23)の反転出力信号
が論理ゲート24でAND調合されるので、停止判別部
20からは低電位信号が出力される。
【0016】さらに、反対にモーターが停止状態の場合
は、前記位置検出部10の各相駆動信号(1A,2A,
3A)が出力されず、前記3個のワンショット信号発生
器(21,22,23)にはトリガー信号が印加されな
いので、全ての反転出力信号(*Q)が高電位に出力さ
れ、論理ゲート24からも高電位信号が出力される。そ
して、クロック発生器31から所定周波数のクロック信
号が発生し、該クロック信号は2つのJKフリップフロ
ップ(FF1)(FF2)及び2つのANDゲート(A
D31)(AD32)の作用により各相のスタート駆動
信号(1B,2B,3B)としてワンパルスずつ順次出
力される。
【0017】次いで、前記停止判別部20の制御信号に
よりモーターが駆動状態である場合は、前記位置検出部
10の各相駆動信号(1A,2A,3A)が選択されて
ゲート駆動信号(g1,g2,g3)として出力され、
モーターが停止状態であって該停止状態からスタートさ
せる場合は、前記スタート駆動信号(1B,2B,3
B)が選択されゲート駆動信号(g1,g2,g3)と
して出力される。即ち、モーターが停止されスタートの
状態では、停止判別部20から高電位信号が出力し、該
高電位信号が駆動信号選択部40のインバーターゲート
(I1)を通って反転され、低電位の第1制御信号とし
て第1ANDゲート(AD1)(AD3)(AD5)に
共通に印加されるため、それら第1ANDゲート(AD
1)(AD3)(AD5)からは夫々他方側端入力信号
に関係なく低電位信号が出力し、前記位置検出部10の
各相駆動信号(1A,2A,3A)が遮断される。
【0018】次いで、それら第1制御信号は再び反転さ
れバッファーB2を通って高電位の第2制御信号として
第2ANDゲート(AD2)(AD4)(AD6)に印
加されるため、それら第2ANDゲート(AD2)(A
D4)(AD6)を通って前記スタート駆動信号発生部
30のスタート駆動信号(1B,2B,3B)が伝達さ
れ、ORゲート(OR1)(OR2)(OR3)を通っ
てゲート駆動信号(g1,g2,g3)として出力され
る。例えば、a−a′相駆動に因る回転トルクが0にな
る特定の位置でモーターが停止され、モーターのスター
ト時に発生する駆動信号がa−a′相駆動信号1Aであ
るとすると、従来は該モーターのスタートが行われなか
ったが、本実施例においては該モーターのスタートが円
滑に行われる。
【0019】即ち、この場合、位置検出信号部10から
a−a′相駆動信号1Aが出力してワンショット信号発
生器21のトリガー信号が印加され、該ワンショット信
号発生器21がトリガーされ設定した時定数時間の間、
低電位信号が出力し、論理ゲート24を通って駆動信号
選択部40に出力される。次いで、前記停止判別部20
の低電位信号がインバーターゲートI1を通って反転さ
れ高電位信号として第1ANDゲート(AD1)に印加
されるので、前記位置検出部10のa−a′相駆動信号
(1A)はa−a′相ゲート駆動信号(g1)として駆
動部に印加される。
【0020】併し、この場合、モーターはa−a′相駆
動に因る回転トルクが0の状態に停止されているので、
前記a−a′相が駆動しても回転子は回転トルクを得る
ことができず、スタートが行われない。その後、前記位
置検出部10からは継続してa−a′相駆動信号1Aが
高電位状態に出力されるが、該a−a′相駆動信号が変
わらないので、ワンショット信号発生器21はトリガー
されない。次いで、該ワンショット信号発生器21の時
定数時間が経過すると、その反転出力信号*Qが高電位
信号に出力され、論理ゲート24から高電位信号が出力
して第2ANDゲート(AD2)(AD4)(AD6)
が動作され、前記スタート駆動信号発生部30から出力
するスタート駆動信号(1B),(2B),(3B)が
ゲート駆動信号(g1)(g2)(g3)として出力さ
れる。
【0021】従って、位置検出部10の駆動信号により
スタートが行われない場合、スタート駆動信号発生部3
0のスタート駆動信号により初期駆動が行われ、該スタ
ート駆動信号発生部30から発生するスタート駆動信号
により各相が順次駆動されるため、a−a′相の駆動の
際、回転トルク0によりスタートが行われなくても、b
−b′相が駆動してモーターがスタートする。その後、
初期駆動が行われると、前記位置検出部10から回転子
の位置検出に従う各相の駆動信号が順次発生され、該駆
動信号によりワンショット信号発生器21〜23が順次
トリガーされ、夫々時定数時間の間出力信号が維持され
るため、停止判別部20から回転状態を表わす低電位信
号が出力される。次いで、該低電位信号により前記駆動
信号選択部40で前記位置検出部10の各相駆動信号
(1A)(2A)(3A)が選択され、ゲート駆動信号
(g1)(g2)(g3)として出力され、正常の駆動
が行われる。
【0022】そして、本実施の前記駆動信号選択部40
を次のように構成して使用することもできる。即ち、図
2に示したように、前記位置検出部10の各相の駆動信
号(1A)(2A)(3A)と前記スタート駆動信号発
生部30のスタート駆動信号(1B)(2B)(3B)
とを夫々反転する複数個の第1インバーターゲート(I
11)(I12)(I13),(I14)(I15)
(I16)と、前記停止判別部20の制御信号を反転さ
せた第1選択信号により前記第1インバーターゲート
(I11)(I12)(I13)を通った前記位置検出
部10の各相駆動信号(1A)(2A)(3A)を夫々
通過させる複数個の第1・3状態バッファー(B11)
(B12)(B13)と、前記第1選択信号を反転させ
た第2選択信号により第1インバーターゲート(I1
4)(I15)(I16)を通った前記スタート駆動信
号発生部30の各相駆動信号(1B)(2B)(3B)
を夫々通過させる複数個の第2・3状態バッファー(B
21)(B22)(B23)と、第1・3状態バッファ
ー(B11)(B12)(B13)及び第2・3状態バ
ッファー(B21)(B22)(B23)の出力信号を
夫々相別に共通に受け反転した後、各相のゲート駆動信
号(g1)(g2)(g3)として出力する複数個の第
2インバーターゲート(I21)(I22)(I23)
とにより駆動信号選択部40を構成して使用することも
できる。
【0023】このように構成された本発明に係る駆動信
号選択部40の他の実施例によれば、停止判別部20か
ら停止判別により高電位信号が出力すると、該高電位信
号がインバーターゲートI1を通って反転され、低電位
の第1制御信号が第1・3状態バッファー(B11)
(B12)(B13)の制御端子に印加され、第1・3
状態バッファー(B11)(B12)(B13)がオフ
されて前記位置検出部10の各相駆動信号(1A)(2
A)(3A)が遮断され、前記低電位の第1制御信号が
反転入力バッファーB2を通って反転され、高電位の第
2制御信号に第2・3状態バッファー(B21)(B2
2)(B23)の制御端子に印加されるので、第2・3
状態バッファー(B21)(B22)(B23)がター
ンオンされ、スタート駆動信号発生部30のスタート駆
動信号(1B)(2B)(3B)が通過し、第2インバ
ーターゲート(I21)(I22)(I23)を通って
ゲート駆動信号(g1)(g2)(g3)として出力さ
れる。
【0024】且つ、前記停止判別部20からモーターの
回転判別により低電位信号が出力すると、第2・3状態
バッファー(B21)(B22)(B23)がオフして
前記スタート駆動信号発生部30のスタート駆動信号
(1B)(2B)(3B)が遮断され、第1・3状態バ
ッファー(B11)(B12)(B13)がオンされて
前記位置検出部10の各相駆動信号(1A)(2A)
(3A)が選択され、ゲート駆動信号(g1)(g2)
(g3)として出力される。
【0025】又、本発明に係る磁気抵抗モーターのスタ
ート補助装置のさらに他の実施例として次のように構成
して使用することもできる。即ち、図3に示したよう
に、回転子の位置を検出し各相の駆動信号を発生する位
置検出部100と、該位置検出部100の各相の駆動信
号中、少くても1相以上の駆動信号を走査し、モーター
が動作されているか又は停止されているかを判別する停
止判別部200と、該停止判別部200の制御信号によ
りモーターの停止時にクロック発生器31から発生した
所定周波数のクロック信号をスタート制御信号に出力す
るスタート駆動制御部300と、該スタート駆動制御部
300の制御信号によりモーターの停止時に、前記位置
検出部100の各相駆動信号を互いに異なる相のゲート
駆動信号(g1)(g2)(g3)に選択して出力し、
モーターの回転時に前記位置検出部100の各相駆動信
号を該当する相のゲート駆動信号(g1)(g2)(g
3)に選択して出力する駆動信号選択部400と、該駆
動信号選択部400のゲート駆動信号(g1)(g2)
(g3)により各相の巻線(a−a′)(b−b′)
(c−c′)を励磁させ、モーターを駆動させるモータ
ー駆動部500と、を備える。
【0026】そして、前記停止判別部200において
は、前記位置検出部100の2つの相の駆動信号により
トリガーされ、設定した時定数時間の間、安定した信号
を出力する2つのワンショット信号発生器211・21
2と、それらワンショット信号発生器211・212の
非反転出力信号を論理合わせるORゲートOR11とを
備えている。且つ、前記スタート駆動制御部300にお
いては、所定周波数のクロック信号を発生するクロック
発生器311と、該クロック発生器311の出力信号と
前記停止判別部200の出力信号とを論理合わせ出力す
るORゲート(OR12)とを備えている。
【0027】又、前記駆動信号選択部400において
は、前記スタート駆動制御部300の出力信号をインバ
ーターゲートI1により反転させた第1制御信号と前記
位置検出部100から出力するC−C′相駆動信号と、
a−a′相駆動信号と、b−b′相駆動信号とを夫々A
ND調合する複数個の第1ANDゲート(AD1)(A
D3)(AD5)と、前記第1制御信号を反転入力バッ
ファーB2により反転した第2制御信号と前記位置検出
部100から出力したa−a′相駆動信号と、b−b′
相駆動信号と、c−c′相駆動信号とを夫々AND調合
する複数個の第2ANDゲート(AD2)(AD4)
(AD6)と、夫々が双をなした第1・第2ANDゲー
ト(AD1,AD2)(AD3,AD4)(AD5,A
D6)の出力信号を夫々論理合わせゲート駆動信号(g
1)(g2)(g3)として出力する複数個のORゲー
ト(OR1)(OR2)(OR3)とを備えている。
【0028】このように構成された本発明に係る磁気抵
抗モーターのスタート補助装置の他の実施例の作用を以
下に説明する。モーターのスタート時に、該スタートが
行われないと、停止判別部200のワンショット信号発
生器(211)(212)がトリガーされず、ORゲー
ト(OR11)から低電位信号が出力するので、クロッ
ク発生器311のクロック信号がORゲート(OR1
2)を通って駆動信号選択部400に供給される。
【0029】次いで、該駆動信号選択部400からは前
記クロック信号により前記第1ANDゲート(AD1)
(AD3)(AD5)と第2ANDゲート(AD2)
(AD4)(AD6)とで交代に前記位置検出部100
の各相駆動信号をORゲート(OR1)(OR2)(O
R3)に出力させる。この場合、前記位置検出部100
のa−a′相、b−b′相及びc−c′相駆動信号が夫
々前記第1ANDゲート(AD3)(AD5)(AD
1)と第2ANDゲート(AD2)(AD4)(AD
6)とに印加されるので、初期a−a′相の駆動信号が
ANDゲート(AD3)を通った後、ORゲート(OR
12)を通ってb−b′相のゲート駆動信号(g2)と
してモーター駆動部500に印加される。その後、モー
ターのスタートが行われると、停止判別部200のワン
ショット信号発生器(211)(212)が交代にトリ
ガーされ夫々時定数時間の間、高電位信号が出力され
る。よって、モーターの回転子の回転する状態において
はORゲート(OR11)から通常高電位信号が出力
し、該停止判別部200の高電位信号によりORゲート
(OR12)でクロック発生器(311)のクロック信
号が無視され、高電位信号が出力される。このようにモ
ーターの回転時にORゲート(OR12)から高電位信
号が出力すると、駆動信号選択部400の第1ANDゲ
ート(AD1)(AD3)(AD5)は夫々ディスエー
ブル状態になり、第2ANDゲート(AD2)(AD
4)(AD6)は夫々イネーブル状態になって、前記位
置検出部100の回転子位置検出による各相駆動信号が
該当する相のゲート駆動信号に選択され出力される。
【0030】即ち、本発明の他の実施例においては、モ
ーターのスタート時に特定の位置で該スタートが行われ
ない場合、位置検出部100の各相の駆動信号が他の相
のゲート駆動信号として出力されモーターをスタートさ
せ、その後、モーターのスタートが行われると、位置検
出部100の各相の駆動信号が該当した相のゲート駆動
信号として出力され、正常の駆動が行われるようにな
る。
【0031】更に、前記他の実施例において、駆動信号
選択部400を次のように構成して使用することもでき
る。即ち、図4に示したように、前記位置検出部100
の各相駆動信号を夫々反転させる複数個の第1インバー
ターゲートI11・I12・I13と、前記スタート駆
動制御部300の制御信号がインバーターゲートI1を
通って反転された第1選択信号により前記第1インバー
ターゲート(I13)(I12)(I13)の各出力信
号を夫々通過させる複数個の第1・3状態バッファーB
11,B12,B13と、前記第1選択信号が反転入力
バッファーB2を通って反転された第2選択信号によ
り、前記第1インバーターゲートI13,I12,I1
3の各出力信号を夫々通過させる複数個の第2・3状態
バッファーB21,B21,B23と、対応された第1
・第2・3状態バッファーB11・B23,B12・B
21,B13,B21の出力信号を夫々共通に受け反転
させて各相のゲート駆動信号(g1)(g2)(g3)
として出力する複数個の第2インバーターゲート(I2
1)(I22)(I23)とにより構成されている。
【0032】このように構成された駆動信号選択部40
0の他の実施例においては、モーターの回転時に第1・
3状態バッファーB11,B12,B13がオンして正
常のゲート駆動信号が出力し、モーター停止時には第2
・3状態バッファーB21,B21,B313がオンし
て位置検出部100の駆動信号が互いに異なる相のゲー
ト駆動信号として出力し、モーターのスタートが行われ
る。即ち、図4に示したように、モーターの特定な位置
においてスタートが行われないと、位置検出の駆動信号
の代りにクロック信号がゲート駆動信号に供給されてモ
ーターがスタートし、モーターのスタートが行われた後
は、位置検出の駆動信号がゲート駆動信号に供給され正
常にモーターが駆動されるようになっている。
【0033】そして、図3に示したように、本発明に係
る磁気抵抗モータースタート補助装置の他の実施例にお
いては、モーターのスタートが行われないと位置検出の
駆動信号を互いに異なる相のゲート駆動信号に供給して
モーターをスタートさせ、その後、モーターのスタート
が行われると、位置検出の駆動信号に該当する相の駆動
信号に供給して正常の駆動が行われるようになってい
る。
【0034】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明に係る磁
気抵抗モーターのスタート補助装置においては、初期ス
タート時に回転子が回転しないと、該回転子の位置検出
に関係なく、駆動信号を発生し、通常、正常にモーター
を駆動し得るようになるという効果がある。又、モータ
ーの設計をするとき、初期スタートに係る相の前進角及
びコンダクション角に因る設計上の制限が解決され、モ
ーターの高速回転を図り効率を向上し得るという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気抵抗モーターのスタート補助
装置ブロック図である。
【図2】本発明に係る駆動信号選択部の他の実施を示し
たブロック図である。
【図3】本発明に係る磁気抵抗モーターのスタート補助
装置の他の実施例を示したブロック図である。
【図4】本発明に係る駆動信号選択部のさらに他の実施
例を示したブロック図である。
【図5】従来の3相磁気抵抗モーターの固定子及び回転
子を示した平面図である。
【図6】従来の回転子の角度変化に対する空電トルク特
性図である。
【図7】従来の回転子の摩擦及び負荷に対するトルクが
0である装置の空電トルク特性図である。
【図8】従来の磁気抵抗モーターのコンダクション角よ
りもステップ角を大きくした場合の各相の位置検出特性
図である。
【図9】従来のコングクション角よりもステップ角を大
きくした場合の各相の駆動信号波形図で、(A)はa相
信号波形図、(B)はb相信号波形図、(C)はc相の
信号波形図である。
【符号の説明】
10,100…位置検出部 20,200…停止判別部 21〜23…ワンショット信号発生器 24…論理ゲート 30…スタート駆動信号発生部 31…クロック発生部 40,400…駆動信号選択部 50,500…駆動部 300…スタート駆動制御部 AD1−AD6,AD31,AD32…ANDゲート OR1〜OR3,OR11,OR12…ORゲート I1,I11−116,I21−I23…インバーター
ゲート FF1,FF2…フリップフロップ B11−B13,B21−B23…バッファー B11−B13,B21−B23…3状態バッファー B1,B2…反転入力バッファー

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗モーターのスタート補助装置で
    あって、 回転子の位置を検出し、各相の駆動信号を発生する位置
    検出部(10)と、 該位置検出部(10)の各相駆動信号(1A,2A,3
    A)中、少くても一つの相以上の駆動信号を走査し、モ
    ーターが駆動状態であるか又は停止状態であるかを判別
    する停止判別部(20)と、 クロック発生器(31)から発生した所定周波数のクロ
    ック信号を、順次各相のスタート駆動信号(1B,2
    B,3B)に出力するスタート駆動信号発生部(30)
    と、 該スタート駆動信号発生部(30)の各相スタート駆動
    信号(1B,2B,3B)と前記位置検出部(10)の
    各相駆動信号(1A,2A,3A)とを、前記停止判別
    部(20)の制御信号により夫々相別に論理合わせ、ス
    タート時に前記スタート駆動信号発生部(30)のスタ
    ート駆動信号(1B,2B,3B)を選択し、スタート
    後には前記位置検出部(10)の駆動信号(1A,2
    A,3A)を選択し、各相のゲート駆動信号(g1,g
    2,g3)として出力する駆動信号選択部(40)と、 該駆動信号選択部(40)の各相のゲート駆動信号(g
    1,g2,g3)により各相のコイル(a−a′,b−
    b′,c−c′)をオンさせる駆動部(50)と、 を備えた磁気抵抗モーターのスタート補助装置。
  2. 【請求項2】 前記停止判別部(20)は、 前記位置検出部(10)の多相の駆動信号(1A,2
    A,3A)によりトリガーされ、所定時間維持されるパ
    ルス信号を発生する複数個のワンショット信号発生器
    (21,22,23)と、それらワンショット信号発生
    器(21,22,23)の出力信号を論理合わせ、モー
    ターの停止時と動作時とに互いに異なる論理信号を発生
    する論理ゲート(24)とを備えた請求項1記載の磁気
    抵抗モーターのスタート補助装置。
  3. 【請求項3】 前記スタート駆動信号発生部(30)
    は、 所定周波数のクロック信号を発生するクロック発生器
    (31)と、 該クロック発生器(31)の出力信号がクロック端子
    (CK)に夫々入力され、前方側端の非反転出力信号
    (Q1)と反転出力信号(*Q1)とが後方側端のJ入
    力信号(J2)及びK入力信号(K2)とに夫々印加さ
    れ、該後方側端の反転出力信号(*Q2)が前記前方側
    端のJ入力信号(J1)にフィードバックされ、前記後
    方側端の非反転出力信号(Q2)が3番目相(C−
    C′)のスタート駆動信号(3B)として出力される前
    方側及び後方側フリップフロップ(FF1)(FF2)
    と、 それら前方側及び後方側フリップフロップ(FF1)
    (FF2)の各反転出力信号(*Q1)(*Q2)が、
    AND調合され、1番目の相(a−a′)のスタート駆
    動信号(1B)として出力されるANDゲート(AD3
    1)と、 前記前方側フリップフロップ(FF1)の反転出力信号
    (*Q1)及び後方側フリップフロップ(FF2)の非
    反転出力信号(Q2)がAND調合され2番目の相(b
    −b′)のスタート駆動信号(2B)として出力される
    ANDゲート(AD32)と、 を備えた請求項1に記載の磁気抵抗モーターのスタート
    補助装置。
  4. 【請求項4】 前記駆動信号選択部(40)は、 前記停止判別部(20)の制御信号を反転させた第1選
    択信号と、前記位置検出部(10)の各相の駆動信号
    (1A,2A,3A)とを夫々AND調合する複数個の
    第1ANDゲート(AD1)(AD3)(AD5)と、 前記第1選択信号を反転させた第2選択信号と、前記ス
    タート駆動信号発生部(30)の各相の駆動信号(1
    B,2B,3B)とを夫々AND調合する複数個の第2
    ANDゲート(AD2)(AD4)(AD6)と、 相別に互いに双をなす第1及び第2ANDゲート(AD
    1,AD2),(AD3,AD4),(AD5,AD
    6)の出力信号を夫々論理合わせ、各相のゲート駆動信
    号(g1,g2,g3)として出力する複数個のORゲ
    ート(OR1),(OR2),(OR3)と、 を備えた請求項1に記載の磁気抵抗モーターのスタート
    補助装置。
  5. 【請求項5】 前記駆動信号選択部(40)は、 前記位置検出部(10)の各相の駆動信号(1A)(2
    A)(3A)と前記スタート駆動信号発生部(30)の
    スタート駆動信号(1B)(2B)(3B)とを夫々反
    転させる複数個の第1インバーターゲート(I11)
    (I12)(I13),(I14)(I15)(I1
    6)と、 前記停止判別部(20)の制御信号を反転させた第1選
    択信号により、前記第1インバーターゲート(I11)
    (I12)(I13)を通った前記位置検出部(10)
    の各相の駆動信号(1A)(2A)(3A)を夫々通過
    させる複数個の第1・3状態バッファー(B11)(B
    12)(B13)と、 前記第1選択信号を反転させた第2選択信号により、第
    1インバーターゲート(I14)(I15)(I16)
    を通った前記スタート駆動信号発生部(30)の各相駆
    動信号(1B)(2B)(3B)を夫々通過させる複数
    個の第2・3状態バッファー(B21)(B22)(B
    23)と、 前記第1・3状態バッファー(B11)(B12)(B
    13)及び第2・3状態バッファー(B21)(B2
    2)(B23)の出力信号を夫々相別に共通に受けて反
    転させて、各相のゲート駆動信号(g1)(g2)(g
    3)として出力する複数個の第2インバーターゲート
    (I21)(I22)(I23)と、 を備えた請求項1に記載の磁気抵抗モーターのスタート
    補助装置。
  6. 【請求項6】 回転子の位置を検出し、各相の駆動信号
    を発生する位置検出部(100)と、 該位置検出部(100)の各相駆動信号中、少くても一
    つの相以上の駆動信号を走査し、モーターが動作されて
    いるか、又は停止されているかを判別する停止判別部
    (200)と、 該停止判別部(200)の制御信号により、モーターの
    停止時にクロック発生器(31)から発生した所定周波
    数のクロック信号をスタート制御信号として出力するス
    タート駆動制御部(300)と、 該スタート駆動制御部(300)の制御信号により、モ
    ーターの停止時に前記位置検出部(100)の各相駆動
    信号を互いに異なる相のゲート駆動信号(g1)(g
    2)(g3)で選択して出力し、モーターの回転時に前
    記位置検出部(100)の各相駆動信号を該当する相の
    ゲート駆動信号(g1)(g2)(g3)で選択して出
    力する駆動信号選択部(400)と、 該駆動信号選択部(400)のゲート駆動信号(g1)
    (g2)(g3)により各相の巻線(a−a′)(b−
    b′)(c−c′)を励磁し、モーターを駆動させるモ
    ーター駆動部(500)と、 を備えた磁気抵抗モーターのスタート補助装置。
  7. 【請求項7】 前記停止判別部(200)は、 前記位置検出部(100)の2つの相の駆動信号により
    トリガーされ、設定した時定数時間の間、安定した信号
    を出力する2つのワンショット信号発生器(211)
    (212)と、 前記ワンショット信号発生器(211)(212)の非
    反転出力信号を論理合わせるORゲート(OR11)
    と、 を備えた請求項6に記載の磁気抵抗モーターのスタート
    補助装置。
  8. 【請求項8】 前記スタート駆動制御部(300)は、 所定周波数のクロック信号を発生するクロック発生器
    (311)と、該クロック発生器(311)の出力信号
    と前記停止判別部(200)の出力信号とを論理合わ
    せ、出力するORゲート(OR12)とを備えた請求項
    6に記載の磁気抵抗モーターのスタート補助装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動信号選択部(400)は、 前記スタート駆動制御部(300)の出力信号を反転さ
    せた第1制御信号と、前記位置検出部(100)から出
    力したC−C′相駆動信号と、a−a′相駆動信号と、
    b−b′相駆動信号とを夫々AND調合する複数個の第
    1ANDゲート(AD1)(AD3)(AD5)と、 前記第1制御信号を反転入力バッファー(B2)を通っ
    て反転させた第2制御信号と、前記位置検出部(10
    0)から出力したa−a′相駆動信号と、b−b′相駆
    動信号と、c−c′相駆動信号とを夫々AND調合する
    複数個の第2ANDゲート(AD2)(AD4)(AD
    6)と、 互いに双をなす第1及び第2ANDゲート(AD1,A
    D2)(AD3,AD4)(AD5,AD6)の出力信
    号を夫々論理合わせ、ゲート駆動信号(g1)(g2)
    (g3)として出力する複数個のORゲート(OR1)
    (OR2)(OR3)と、 を備えた請求項6に記載の磁気抵抗モーターのスタート
    補助装置。
  10. 【請求項10】 前記駆動信号選択部(400)は、 前記位置検出部(100)の各相の駆動信号を夫々反転
    する複数個の第1インバーターゲート(I11)(I1
    2)(I13)と、 前記スタート駆動制御部(300)の制御信号を反転さ
    せた第1選択信号により前記第1インバーターゲート
    (I13)(I12)(I13)の各出力信号を夫々通
    過させる複数個の第1・3状態バッファー(B11)
    (B12)(B13)と、 前記第1選択信号を通って反転させた第2選択信号によ
    り前記第1インバーターゲート(I13)(I12)
    (I13)の各出力信号を夫々通過させる複数個の第2
    ・3状態バッファー(B21)(B21)(B23)
    と、 それら互いに対応された第1及び第2・3状態バッファ
    ー(B11,B23),(B12,B21),(B1
    3)(B21)の出力信号を夫々共通に受け、反転して
    各相のゲート駆動信号(g1)(g2)(g3)として
    出力する複数個の第2インバーターゲート(I21)
    (I22)(I23)と、 を備えた請求項6に記載の磁気抵抗モーターのスタート
    補助装置。
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