JPH0646503A - パンタグラフ支障物検査システム - Google Patents

パンタグラフ支障物検査システム

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JPH0646503A
JPH0646503A JP21654592A JP21654592A JPH0646503A JP H0646503 A JPH0646503 A JP H0646503A JP 21654592 A JP21654592 A JP 21654592A JP 21654592 A JP21654592 A JP 21654592A JP H0646503 A JPH0646503 A JP H0646503A
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JP
Japan
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obstacle
trolley wire
pantograph
light
support
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Application number
JP21654592A
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English (en)
Inventor
Yasuo Takenaka
泰雄 竹中
Takao Yoshizawa
孝夫 吉沢
Toshinobu Miyazaki
俊宣 宮崎
Takeshi Jinbo
武士 神保
Noboru Takada
登 高田
Iwao Kadohira
巌 角平
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Central Japan Railway Co
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Central Japan Railway Co
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)
  • Current-Collector Devices For Electrically Propelled Vehicles (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電気検測車に搭載し、走行中にパンタグラフ
の支障物を検査する光学式の支障物検査システムを提供
する。 【構成】 投光部6、受光器7を電気検測車の屋根上に
配設し、車内にデータ処理部とモニタ部を設けて構成さ
れる。 【効果】 支障物が正確に検出されて正しい検査がなさ
れ、別途考案された光学式の高さ検出装置と併用するこ
とにより、従来使用された測定パンタグラフを不必要と
し、保全作業の簡易化に寄与する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電車のパンタグラフ
に支障する、トロリー線の支持物を検査する支障物検査
システムに関する。
【0002】
【従来の技術】図5(a) において、1は線路上に架設さ
れたトロリー線、2はトロリー線を支持する電柱、3は
電車、4は電車の屋根上に設けられたパンタグラフ、ま
た4aはパンタグラフの上部に設けられた舟体を示す。
電車3は舟体4a の摺板がトロリー線1に摺動接触して
高電圧を受電し、線路を走行する。摺板の摩耗を均一に
するために、トロリー線1は電柱2ごとに外方に牽引さ
れ、図示のように左右にジグザグに偏位(左右偏位)し
て架設されている。また、図示しないが、トロリー線1
は場所により、その地上高が一定の範囲内で変位(高さ
変位)している。図5(b) は各電柱2におけるトロリー
線の支持方法の一例を示し、碍子2a により絶縁された
ブラケット2b に曲線引き金具2c を取り付け、トロリ
ー線1はその先端に固定して架設される。この場合、
(c) に示すように、曲線引き金具2c は舟体4a に対し
て適当な傾斜角θ、例えば30°以上となるように設定
される。しかし、もしブラケット2b や曲線引き金具2
c などに不良が発生すると、傾斜角θが小さくなるか、
または甚だしいときは点線のようにパンタグラフ4より
低くなり、曲線引き金具2c は支障物となって走行する
パンタグラフ4に接触して破損する危険があり、電車運
転に対する重大な事故の原因となる。
【0003】次に、トロリー線1は適当な長さの区間ご
とに電柱により引き止められ、一部がオーバラップして
連続区間が構成される。図6(a) はトロリー線1の引き
止め区間を示すもので、図示左方よりのトロリー線1a
は右方の電柱21の引き止め碍子2d により支持され、か
つ、方向が曲げられて引き止めワイヤ2e により電柱22
に引き止められる。同様に、右方よりのトロリー線1b
は左方の引き止め碍子2d 、引き止めワイヤ2e および
電柱24により支持と引き止めがなされる。ここで、電柱
21,23 においては両トロリー線1a,1b が接近している
ため、これらを支持する碍子2dの高さは、隣接する相
手側のトロリー線より適当に高い位置となるように設定
される。(b) は電柱21におけるトロリー線1a と、引き
止め碍子2d の位置関係を示し、碍子2d はトロリー線
1a より、例えば200mmの高低差hを設けて架設さ
れる。しかし、もし引き止めワイヤ2e が弛緩したり碍
子2d に不良が発生すると、碍子2d が垂れ下がって高
低差hが小さくなり、やはり支障物となって前記と同様
にパンタグラフの破損や重大事故の原因となる。
【0004】以上の各支持物を検出し、これがパンタグ
ラフ4に支障するか否かを検査するために、電気検測車
に支障物検出器が設けられている。図7は、従来の支障
物検出器の概略の構成を示すもので、電気検測車に測定
専用の測定パンタグラフ4' を設け、その舟体4a の中
央部を除いた両側に支障物検出器5が取り付けられる。
各支障物検出器5はスイッチ52を有する複数の接触ピン
51が配列されたもので、曲線引き金具2c がいずれかの
接触ピン52に接触すると、そのスイッチ52が動作し、動
作したスイッチ52の位置により傾斜角θが算出され、傾
斜角θが基準角度より小さいとき支障物とされる。また
引き止め碍子2d の場合は、いずれかの接触ピン51のス
イッチ52が動作したとき支障物と判定される。なお、上
記の測定パンタグラフ4' には支障物検出器5のほか、
トロリー線の高さを検出するために機械式の高さ検出器
が設けられており、両検出器により検出された支障物と
高さのデータはデータ処理され、それぞれの検出位置を
示す位置データが付加され、チャート紙に記録されて検
査されている。上記において、従来の支障物検出器5と
高さ検出器はいずれも機械式で、保全に必要な手間と費
用が小さくないので、非接触の光学式のものに取り替え
ることが要望されている。これらの光学式化により測定
パンタグラフ4' が不必要となって保全作業を著しく効
率化することができる。以上に対して、この発明の発明
者によりまず、光学式の高さ測定装置が開発され、「ト
ロリー線の位置測定装置」と「トロリー線高さ測定装
置」の2件が特許出願されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】さて次の段階として、
支障物検出器の光学式化であるが、ここで、従来の支障
物検出器5についてさらに検討すると、これは支持物の
接触により破損することが多く、前記したように保全に
要する手間と費用は小さくないが、なお図7で判明する
ように、トロリー線1の左右偏位により、同一の傾斜角
θでも接触する接触ピン51が異なり、原理上、曲線引き
金具2c の正しい傾斜角θを算出できないことが基本的
な欠点である。一方、光学式の方法には、例えばビテオ
カメラにより支持物を目視観察する方法が考えられる。
しかし、電柱2の間隔は数十メートルで、電気検測車が
この間を高速で走行する時間は大きくとも1秒間であ
り、このような短時間に支持物の状態を正確に観察する
ことは不可能である。従って、支持物の映像を受像して
一旦メモリに記憶し、データ処理により支障物であるか
否かを判定する方法が適切である。またこのような方法
によれば、傾斜角θや高さhを高精度で測定して支障物
を正確に判定することが可能である。この発明は、以上
の考えにより考案された光学式の支障物検査システムを
提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明はパンタグラフ
支障物検査システムであって、電気検測車の屋根上に、
トロリー線の左右偏位範囲に対して扇状の光束を投光す
る投光器と、トロリー線の高さ変位範囲に対応した複数
の受光素子よりなるリニアセンサを、左右偏位範囲に対
応して複数個配列して構成され、トロリー線およびその
支持物の反射光を受光する受光器とを配設する。電気検
測車の車内に設けられ、その走行に伴って逐次に受光器
に受光された、トロリー線と支持物の受光データをバッ
ファメモリに記憶し、この受光データの処理により、支
持物の傾斜角またはトロリー線に対する高低差をそれぞ
れ算出し、傾斜角または高低差の基準値に比較し、基準
値を越えた支持物を、パンタグラフに対する支障物と判
定し、支障物の位置データを付加して支障物信号をチャ
ート紙に記録するデータ処理部を設ける。さらに、支障
物のパターンをモニタ表示するモニタ部とを設けて構成
される。上記において、支持物の反射光が連続した複数
のリニアセンサに受光されたときは、支持物をトロリー
線の曲線引き金具と判定して、複数のリニアセンサの各
受光素子の位置により曲線引き金具の傾斜角を算出す
る。また、反射光が孤立したリニアセンサに受光された
ときは、支持物をトロリー線の引き止め碍子と判定し
て、孤立したリニアセンサの受光素子の位置により上記
の高低差を算出する。上記において、パンタグラフの舟
体のパターンデータを、予めメモリに記憶し、舟体のパ
ターンデータと、支障物と判定された曲線引き金具およ
び引き止め碍子のパターンデータとをパターン合成回路
により合成して、モニタ表示する。また、上記におい
て、支障物信号に付加する位置データは、電気検測車が
具備する距離パルス発生器が発生する、一定距離間隔の
距離パルスをカウントして作成するものである。
【0007】
【作用】上記の支障物検査システムにおいては、投光器
よりトロリー線の左右偏位範囲に対して扇状の光束が投
光される。これに対して、受光器にトロリー線およびそ
の支持物の反射光が受光される。受光器は、複数個のリ
ニアセンサがトロリー線の左右偏位に対応して配列さ
れ、各リニアセンサはトロリー線の高さ変位範囲に対応
した複数の受光素子よりなる。電気検測車の走行に伴っ
て逐次に受光器に受光されたトロリー線と支持物の受光
データは、バッファメモリに記憶されてデータ処理部に
より処理され、支持物の傾斜角またはトロリー線に対す
る高低差がそれぞれ算出され、それぞれの基準値に比較
してこれを越えた支持物は、パンタグラフに対する支障
物と判定され、支障物信号に位置データが付加されて出
力され、従来と同様にチャート紙に記録される。さら
に、モニタ部により、支障物のパターンがモニタ表示さ
れる。上記のデータ処理部の処理においては、支持物の
反射光が連続した複数のリニアセンサに受光されたとき
曲線引き金具と判定し、その傾斜角は受光した複数のリ
ニアセンサの各受光素子の位置により算出される。また
反射光が孤立したリニアセンサに受光されたとき引き止
め碍子と判定し、トロリー線に対する高低差は受光した
受光素子の位置により算出される。上記のモニタ表示
は、予めメモリに記憶された舟体のパターンデータと、
判定された支障物のパターンデータとがパターン合成回
路により合成されて表示される。また、支障物信号に付
加する位置データは、電気検測車が具備する距離パルス
発生器が発生する、一定距離間隔の距離パルスをカウン
トして作成される。以上により、電気検測車の走行に伴
って検出された支障物は、その支障物信号に位置データ
が付加されて記録されたチャート紙、またパンタグラフ
の舟体とともにモニタ表示される支障物のパターンによ
り、支障物を正確に検査することができるものである。
【0008】
【実施例】図1〜図4はこの発明の一実施例を示し、図
1は電気検測車の屋根上に設けられる投光器と受光器の
配置と、受光器の受光範囲を示す図、図2は受光器によ
る支持物の受光状態の説明図、図3は車内に設けられる
データ処理部とモニタ部の概略のブロック構成図、図4
はモニタ部のモニタ表示の一例を示す図である。図1
(a) において、電気検測車3の屋根上に、両端に2個の
投光器6A,6Bを有する投光部6を固定する。図示の
ようにX,Y,Z方向を定め、両投光器より、XZ面に
含まれる光束をトロリー線1の左右偏位範囲Wに対して
扇状に投光する。なお、投光部6は前記した特許出願に
かかる光学式の高さ検出装置の投光器を兼用することが
できる。投光部6の光束に対して受光器7を斜め方向に
設ける。図1(b) はXY面における受光器7を示し、X
方向にn(例えば10)個のリニアセンサ71が間隔をd
として配列され、偏位範囲Wをn個に区分して受光す
る。(c) はYZ面を示し、各リニアセンサ71は、トロリ
ー線1の高さ変位範囲Hに対応する複数の受光素子711
を有し、受光レンズ系72により変位範囲Hが区分されて
各受光素子に受光される。
【0009】図2(a) は、トロリー線1と曲線引き金具
2c の反射光に対する受光器7の受光位置を示し、左右
偏位と高さ変位の範囲内の任意の位置にいるトロリー線
1は、リニアセンサrに受光され、その受光素子711 の
位置により基準面S(例えば屋根面とする)に対する高
さhT が求められる。またトロリー線1に先端が固定さ
れた曲線引き金具2c は、リニアセンサ(r+1),……(r+
4) に連続して受光され、各受光素子711 の位置により
それぞれの高さhK1, ……hK4が求められる。リニアセ
ンサセンサの間隔dと、いずれかの高さhK により、曲
線引き金具2c の傾斜角θを算出することができる。図
2(b) は、引き止め碍子2d の場合で、トロリー線1は
リニアセンサsに、また碍子2d は孤立したリニアセン
サ(s+m) に受光され、その高さhG を求めて両者の高低
差(hG −hT)=hGTを算出することができる。なお、
トロリー線1との間隔DG を求めることもできる。
【0010】図3において、データ処理部8は、アドレ
ス変換回路81(1) 〜81(n) 、バッファメモリ82、マイク
ロプロセッサ(MPU)83、レコーダ84、 および電気検
測車に具備されている距離パルス発生器85を図示のよう
に接続して構成される。次に、モニタ部9は、ゲート回
路91、メモリ92、パターン合成回路93、コントローラ
(CONT)94、および表示器95が図示のように接続さ
れて構成される。
【0011】以下において、データ処理部8による受光
データの処理方法と、モニタ部9による支障物のモニタ
表示方法を説明する。電気検測車の走行に伴って、トロ
リー線1を支持する電柱ごとに、支持物の反射光がいず
れかのリニアセンサ71に受光される。受光したリニアセ
ンサ71は、その番号とともに受光素子711 の位置が、対
応するアドレス変換回路81により、所定のアドレス番号
に変換されてバッファメモリ82の対応するアドレスに記
憶される。ここで、バッファメモリ82のアドレスはトロ
リー線1の左右偏位と高さ変位に対応して設定されてお
り、記憶された受光データはトロリー線と支持物のパタ
ーンを示す。支持物の反射光は電柱ごとに、ほぼ1秒以
内の間隔で受光されるので、この間にMPU83がバッフ
ァメモリ82の受光データを読出し、前記した方法によ
り、支持物が曲線引き金具2c であるか、または引き止
め碍子2d であるかを判定し、前者の場合は傾斜角θ
を、後者の場合はトロリー線1との高低差hGTをそれぞ
れ算出する。算出されたデータを基準値に比較し、これ
を越えた支持物はパンタグラフ4に対する支障物と判定
される。以上において、曲線引き金具2c の傾斜角θ
は、トロリー線1の左右偏位には無関係に正確に算出さ
れ、前記した従来の機械式支障物検出器のような測定誤
差を生じない。一方、距離パルス発生器85よりの距離パ
ルスは、MPU82によりカウントされて電気検測車の走
行位置がつねにえられており、上記により判定された支
障物に対する支障物信号に、この走行位置が位置データ
として付加され、レコーダ85のチャート紙に、高さなど
の他の測定データとともに記録される。次に、支障物が
判定されたときは、MPU83より出力される支障物信号
によりゲート回路91を開き、バッファメモリ82に記憶さ
れた支障物のパターンデータをパターン合成回路93に入
力する。これに対して、メモリ92には予めパンタグラフ
4の舟体4a のパターンデータが記憶されており、これ
をパターン合成回路93に取り込んで支障物のそれと合成
し、CONT94の制御により表示器95にモニタ表示され
る。図4のモニタ表示においては、舟体4a に対してト
ロリー線1は点pT 、曲線引き金具2c は複数の点p
K 、碍子2d は孤立した点pG のように点表示され、舟
体4a に対する支障物の位置関係を明瞭に観察すること
ができる。なお、モニタ表示にはMPU83で算出された
傾斜角θ、または高低差hGTを必要により表示すること
ができる。
【0012】
【発明の効果】以上の説明のとおり、この発明による支
障物検査システムは、電気検測車に搭載され、投光器よ
り光束が投光され、検測車の走行に伴って各電柱ごとに
トロリー線の支持物の反射光を受光器に受光し、その受
光データをデータ処理して、支持物の傾斜角またはトロ
リー線に対する高低差をそれぞれ正確に算出し、これら
を基準値に比較してパンタグラフに対する支障物である
か否かを正しく判定し、支障物と判定されたとき位置デ
ータを付加して支障物信号をチャート紙に記録するとと
もに、支障物とパンタグラフの舟体のパターンを、両者
の位置関係を明確に観察できるようにモニタ表示するも
ので、支障物検査が近代化されるとともに、別途考案さ
れた光学式の高さ検出装置と併用することにより測定パ
ンタグラフを不必要とし、保全作業の簡易化に寄与する
効果には大きいものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例を示し、(a) は投光器と
受光器の配置図、(b),(c) は受光器の受光範囲を示す図
である。
【図2】 (a) はトロリー線と曲線引き金具の反射光に
対する受光器7の受光位置の説明図、(b) は引き止め碍
子2d の場合の説明図である。
【図3】 図1に対するデータ処理部とモニタ部の概略
のブロック構成図である。
【図4】 図3のモニタ部によるモニタ表示の一例を示
す図である。
【図5】 (a) はトロリー線の架設方法と、これに対す
るパンタグラフの関係を示す図、(b) はトロリー線を支
持する曲線引き金具の説明図、(c) は曲線引き金具がパ
ンタグラフの支障物となる条件の説明図である。
【図6】 (a) はトロリー線に対する引き止め碍子の説
明図、(b) は引き止め碍子が支障物となる条件の説明図
である。
【図7】 従来の機械式の支障物検出器とその欠点の説
明図である。
【符号の説明】
1,1a,1b …トロリー線、2,21,22,23,24 …電柱、
2a …碍子、2b …ブラケット、2c …曲線引き金具、
2d …引き止め碍子、2e …引き止めワイヤ、3…電
車、または電気検測車、4…パンタグラフ、4a …舟
体、4' …測定パンタグラフ、5…従来の支障物検出
器、51…接触ピン、52…スイッチ、6…投光部、6A,
6B…投光器、7…受光器、71、71(1) 〜71(n) …リニ
アセンサ、711 …受光素子、72…受光レンズ系、8…デ
ータ処理部、81、81(1) 〜81(n) …アドレス変換回路、
82…バッファメモリ、83…マイクロプロセッサ(MP
U)、84…レコーダ、9…モニタ部、91…ゲート回路、
92…メモリ、93…パターン合成回路、94…コントローラ
(CONT)、95…表示器、H…トロリー線の左右偏位
の範囲、W…高さ変位の範囲、θ…傾斜角、hT …トロ
リー線の高さ、hK …曲線引き金具の高さ、hG …引き
止め碍子の高さ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮崎 俊宣 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 神保 武士 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 高田 登 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内 (72)発明者 角平 巌 愛知県名古屋市中村区名駅一丁目1番4号 東海旅客鉄道株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気検測車の屋根上に、トロリー線の左
    右偏位範囲に対して扇状の光束を投光する投光器と、該
    トロリー線の高さ変位範囲に対応した複数の受光素子よ
    りなるリニアセンサを、前記左右偏位範囲に対応して複
    数個配列して構成され、該トロリー線およびその支持物
    の反射光を受光する受光器とを配設し、前記電気検測車
    の車内に設けられ、その走行に伴って前記受光器に逐次
    に受光された、前記トロリー線と前記支持物の受光デー
    タをバッファメモリに記憶し、該記憶された受光データ
    の処理により、前記支持物の傾斜角または前記架空トロ
    リー線に対する高低差をそれぞれ算出して、傾斜角また
    は高低差の基準値にそれぞれ比較し、該基準値を越えた
    支持物を、パンタグラフに対する支障物と判定し、該支
    障物の位置データを付加して支障物信号をチャート紙に
    記録するデータ処理部と、該支障物のパターンをモニタ
    表示するモニタ部とにより構成されたことを特徴とす
    る、パンタグラフ支障物検査システム。
  2. 【請求項2】 前記支持物の反射光が連続した複数の前
    記リニアセンサに受光されたときは、該支持物を前記ト
    ロリー線の曲線引き金具と判定して、該複数のリニアセ
    ンサの各受光素子の位置により前記傾斜角を算出し、前
    記反射光が孤立した前記リニアセンサに受光されたとき
    は、該支持物を前記トロリー線の引き止め碍子と判定し
    て、該孤立したリニアセンサの受光素子の位置により前
    記高低差を算出する、請求項1記載のパンタグラフ支障
    物検査システム。
  3. 【請求項3】 前記パンタグラフの舟体のパターンデー
    タを、予めメモリに記憶し、該舟体のパターンデータ
    と、前記支障物と判定された曲線引き金具または引き止
    め碍子のパターンデータとをパターン合成回路により合
    成して、前記モニタ表示する、請求項1または2記載の
    パンタグラフ支障物検査システム。
  4. 【請求項4】 前記支障物信号に付加する位置データ
    は、前記電気検測車が具備する距離パルス発生器が発生
    する、一定距離間隔の距離パルスをカウントして作成す
    る、請求項1または2または3記載のパンタグラフ支障
    物検査システム。
JP21654592A 1992-07-22 1992-07-22 パンタグラフ支障物検査システム Pending JPH0646503A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100711737B1 (ko) * 2005-12-28 2007-04-25 한국철도기술연구원 활선조건에서의 전차선로 및 판토그래프 상태 측정 시스템
JP2016168880A (ja) * 2015-03-11 2016-09-23 公益財団法人鉄道総合技術研究所 渡り線設備監視装置及び方法

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