JPH064643U - 圧力センサー構造 - Google Patents

圧力センサー構造

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Publication number
JPH064643U
JPH064643U JP4495192U JP4495192U JPH064643U JP H064643 U JPH064643 U JP H064643U JP 4495192 U JP4495192 U JP 4495192U JP 4495192 U JP4495192 U JP 4495192U JP H064643 U JPH064643 U JP H064643U
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JP
Japan
Prior art keywords
pipe
sensor chip
pedestal
sensor
pressure sensor
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Pending
Application number
JP4495192U
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Inventor
重夫 野村
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体圧力センサーにおいて、センサーチッ
プの台座と圧力媒体への連通パイプとの接合位置精度の
向上と、パイプ内孔への接合材流入の防止とを図る。 【構成】 ステム5の中央部にパイプ14をハーメチッ
クシール6する。このパイプ14の被検出圧力媒体への
連通孔14aの上端面内周に堰堤状突縁14bを設け、
上方よりセンサーチップ1のガラス台座2を接合する。
上記ハーメチックシール6に植立された電極端子のポス
ト8とセンサーチップ1とをボンデングワイヤ9にて電
気的に接続する。ステム5にキャン10を冠着してセン
サーチップ1を密封する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、半導体圧力センサーにおけるセンサーチップ台座と圧力媒体室へ の連通用パイプとの接合構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、圧力センサーには、圧力媒体による受圧面の移動を変位センサーで計測 する方式のものが多く使用され、圧力の伝達には特定の機構部が必要であった。 しかし、近年、半導体技術の進歩に伴って、受圧面にシリコン等の単結晶ダイヤ フラムを用い、この面上に直接拡散層として構成した拡散抵抗が、外部応力によ り変化するピエゾ抵抗効果を利用した方式の半導体圧力センサーが使用されてき ている。
【0003】 図2はこの種半導体圧力センサーの一構成例を示す断面図である。同図におい て、1は半導体のセンサーチップで、ガラス台座2上に固定されている。そして 、この台座2の下端面はメタライズされてガラスメタライズ部3が形成されてい る。また、4は流体等の圧力媒体に連通するパイプで、ステム5の中心部にハー メチックシール(6)されており、その上端面にて載置されたガラス台座2が耐 腐蝕性半田などの接合材7で接合されている。8はポストで、センサーチップ1 との間をボンデングワイヤ9によって電気的に接続されている。10はステム5 に冠着されたキャンで、これによりセンサーチップ1は密封室内に収納される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の圧力センサー装置では、センサーチップ1のガラス 台座2とパイプ4を接合させる場合に、パイプ4へのセンサーチップ1の搭載位 置精度を出すことが困難であり、また、接合材7がパイプ4の内孔4a内に流れ 込み、パイプ1の圧力媒体への連通孔4aを閉塞してしまうおそれがあるといっ た問題点があった。
【0005】 本考案は、このような従来の技術の有していた問題点を除去するためになされ たもので、パイプのガラス台座との接合面内周に突縁を設けてガラス台座との位 置決めを容易にかつ適確にすると共に、パイプ内孔への接合材の流入を防止可能 な圧力センサー構造を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案の構成を、実施例に対応する図1を用いて説 明すると、本考案は、密封室内に収納されたセンサーチップ1と、このセンサー チップ1の下面とそのガラス台座2の内孔2aとにより形成された密閉空間1a と、この空間1aと被検出圧力媒体室との間を連通するパイプ14とからなる圧 力センサーであって、パイプ14のセンサーチップ1のガラス台座2との接合面 内周に位置決め用堰堤形突縁14bを設けたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】
上記のように構成したため本考案によれば、ガラス台座2をパイプ14に搭載 する場合、ガラス台座2の内孔2aはパイプ14の堰堤形突縁14bに案内され て正確に位置決めされ、耐腐蝕性半田などの接合材7によって容易にパイプ14 に固定することができる。また、この際、接合材7は堰堤状突縁14bによって パイプ14の連通孔14aへの流入が防止される。したがって、前記問題点は除 去される。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 図1は本考案の一実施例を示す断面図である。同図において、図2と同一部分 には同一符号を付してあり、14はパイプで、センサーチップ1のガラス台座2 との接合面の内孔14aの周縁には堰堤状の位置決め用突縁14bが設けられて いる。
【0009】 したがって、図2の従来構成例と同様に、ステム5の中央部にハーメチックシ ール(6)されたパイプ14にセンサーチップ1が固定されたガラス台座2を載 せれば、ガラス台座2はその内孔2aが堰堤状の突縁14bに案内されて簡単に 正位置に位置決めされる。そして、ガラス台座2のメタライズ部3とパイプ14 の接合面間を耐腐蝕性半田によって接合すれば、容易にかつ正確に、センサーチ ップ1をパイプ14に接合することができる。ステム5のハーメチックシール6 に植設されたポスト8とセンサーチップ1間をボンデングワイヤ9にて接続し、 キャン10をステム5に冠着すれば、センサーチップ1は密封空間内に収納され る。これにより、圧力センサーが組み立てられ、そのパイプ14を計測しようと する空気、水等の流体の圧力媒体に接続すれば、高信頼性の圧力センサー構造が 得られる。
【0010】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、以下に記載されるような効果を奏する。 センサーチップのガラス台座と接合するパイプの内孔周縁に堰堤状の位置決め 用突縁を設けたので、ガラス台座のパイプへの搭載位置精度の向上が図られる。 また、この突縁により、ガラス台座とパイプ間の接合材がパイプの内孔に流入し てこれを閉塞することが防止できる。したがって、高信頼性、高品質の優れた圧 力センサー構造を提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す断面図である。
【図2】従来構造の一構成例を示す断面図である。
【符号の説明】 1 センサーチップ 2 ガラス台座 3 メタライズ部 4 パイプ 5 ステム 6 ハーメチックシール 7 接合材 8 ポスト 9 ボンデングワイヤ 10 キャン 14 パイプ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密封室内に収納されたセンサーチップ
    と、このセンサーチップの下面とその台座とにより形成
    された密閉空間と、この空間と被検出圧力媒体間を連通
    するパイプとからなる圧力センサーにおいて、前記パイ
    プのセンサーチップ台座との接合面内周に位置決め用突
    縁を設けたことを特徴とする圧力センサー構造。
JP4495192U 1992-06-29 1992-06-29 圧力センサー構造 Pending JPH064643U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4495192U JPH064643U (ja) 1992-06-29 1992-06-29 圧力センサー構造

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JP4495192U JPH064643U (ja) 1992-06-29 1992-06-29 圧力センサー構造

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JPH064643U true JPH064643U (ja) 1994-01-21

Family

ID=12705800

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JP4495192U Pending JPH064643U (ja) 1992-06-29 1992-06-29 圧力センサー構造

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980512