JPH0646367Y2 - 収納式ベッドの脚装置 - Google Patents

収納式ベッドの脚装置

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JPH0646367Y2
JPH0646367Y2 JP1988077934U JP7793488U JPH0646367Y2 JP H0646367 Y2 JPH0646367 Y2 JP H0646367Y2 JP 1988077934 U JP1988077934 U JP 1988077934U JP 7793488 U JP7793488 U JP 7793488U JP H0646367 Y2 JPH0646367 Y2 JP H0646367Y2
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JP
Japan
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bed
leg
bottom plate
shaft
support
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Application number
JP1988077934U
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JPH01180947U (ja
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秀徳 田代
隆行 田嶋
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、キャビネットから回動して引出されたベッド
を支持する収納式ベッドの脚装置に関するものである。
(従来の技術) 実開昭62−145551号公報に示されるように、前面を回動
したキャビネットにベッドがベッド軸支部を支点として
回動収納自在に軸支され、このベッドにあってベッド軸
支部とは反対側に位置する脚軸支部を支点としてほぼコ
字形に成形されベッドの底板を迂回して接地する支持脚
がベッドの側面に回動収納自在に軸支されたものがあ
る。
(考案が解決しようとする課題) このようなコ字形の支持脚は、床面と接する接地部が床
面と平行にないと、その一部のみに荷重が集中し、この
支持脚が変形するおそれがある。
また、支持脚自体がベッドの底板に当たって係止される
ため、その際の衝撃が大きく、正確な位置に係止され難
い。
本考案は、支持脚を回動してベッドの側面から引出した
ときに、その支持脚の接地部が床面と平行になるように
支持脚を正確な位置に係止できるとともに、支持脚係止
時の衝撃を緩和できる安価な手段を提供することを目的
とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、前面を開口したキャビネット11にベッド12が
ベッド軸支部13にて回動収納自在に軸支され、このベッ
ド12にあってベッド軸支部13とは反対側に位置する脚軸
支部51にてほぼコ字形に成形されベッドの底板12bを迂
回して接地する支持脚52がベッド12の側面に回動収納自
在に軸支された収納式ベッドの脚装置において、ベッド
12の脚軸支部51に連動軸54が回動自在に貫通され、この
連動軸54の両端部にそれぞれ合成樹脂で成形された脚取
付成形体55が一体的に嵌着され、この脚取付成形体55に
支持脚52の基端が一体的に嵌着され、この脚取付成形体
55にあって少なくとも脚使用時にベッド12の底板12bと
対向する側にこの底板12bと係合する係止部58が一体に
成形されたものである。
(作用) 本考案は、キャビネット11からベッド12を引出した際
に、脚軸支部51を中心に支持脚52を回動してベッド12の
側面から底板12bの下側に支持脚52を取出す。このと
き、支持脚52の基端にある脚取付成形体55の係止部58が
ベッド12の底板12bに係合し、支持脚52の接地部が床面
と平行に位置される。
(実施例) 以下、本考案を図面に示される実施例を参照して詳細に
説明する。
第1図に示されるように、前面を開口したキャビネット
11にベッド12がベッド軸支部13にて回動収納自在に軸支
されている。
ベッド軸支部13は、第2図に示されるように、キャビネ
ット11に固定プレート21がネジ22により固定され、この
固定プレート21には回転軸受パイプ23が溶接付けされ、
このパイプ23の開口部に回転軸スペーサ24が嵌着され、
この回転軸スペーサ24の内部にベッドの枠板12aから突
設された回転軸25が回動自在に嵌合されている。この回
転軸25の頭部26はテーパ部および小径部を有し、この頭
部26と回転軸固定プレート27とが溶接付けによって一体
化されている。28がその溶接部である。前記プレート27
はネジ29によってベッド枠板12aに固定されている。
第2図に示されるように、キャビネット11にネジ止めさ
れた前記固定プレート21に溶接付けされたガススプリン
グ用軸受31と、ベッド12の枠板12aに設けられたガスス
プリング調整ユニット32との間に、圧縮状態でベッド12
を押上げる方向の附勢力を有するガススプリング33が設
けられている。このガススプリング33は、シリンダ33a
内に封入されたガスの圧縮性を利用して、シリンダ33a
に嵌合されたロッド33bをシリンダから弾力的に突出さ
せたものである。そのロッド33bの先端が前記キャビネ
ット側の軸受31に回動自在に軸着されている。
前記ガススプリング調整ユニット32は、中央部に凹部を
有するように折曲形成された調整ガイド板41が、第1図
および第2図に示されるようにベッド12の枠板12aにネ
ジ42によって取付けられ、この調整ガイド板41には、ガ
ススプリング33の軸方向とほぼ同一方向の長穴43が設け
られ、この長穴43にスライド調整体44のV形周溝45が摺
動自在に嵌合され、このスライド調整体44に一体成形さ
れた軸部46に第2図に示されるようにガススプリング33
の押上げ端に設けられたL形板47が回動自在に軸着され
ている。前記長穴43の反ガススプリング側端には調整ガ
イド板41に溶接付けされた高ナット48が一体に設けら
れ、第1図および第2図に示されるように、このナット
48に螺合されたボルト49の先端が前記スライド調整体44
の対向面に係合されている。
前記長穴43に対するスライド調整体44の組込み方法は、
長穴43の上部にスライド調整体44とほぼ同形の6角穴43
aが連続的に形成されているので、前記ナット48を溶接
する前に、この6角穴43aから挿入したスライド調整体4
4のV形周溝45を長穴43に嵌合し、それから前記高ナッ
ト48を調整ガイド板41に溶接することにより、このナッ
ト48の一部を前記6角穴43a上に突出させ、スライド調
整体44の抜止めを図る。
そうして、ナット48と螺合するボルト49を回動して、ガ
ススプリング33の方向へ螺進させることにより、このボ
ルト49の先端によりガススプリング33の圧縮力に抗して
スライド調整体44を押動し、ガススプリング33を圧縮調
整し、そのスプリング力(圧縮反発力)を強める方向に
調整する。前記ボルト49を逆方向に回動すれば、スプリ
ング力を弱める方向に調整することになる。このように
して、ガススプリング33の圧縮反発力を調整し、そのス
プリング力とベッド12が下方へ回動しようとする荷重と
ができるだけ釣合うようにすると、キャビネット11に対
するベッド12の引出時および収納時の回動を軽く行なえ
る。
次に、第1図および第2図に示されるように、ベッド12
の枠体12aにあって前記ベッド軸支部13とは反対側に位
置する脚軸支部51にて支持脚52がベッド12の側面に回動
収納自在に軸支されている。この支持脚52は、ほぼコ字
形に成形されたパイプであり、ベッド12の底板12bを迂
回して接地する。
前記脚軸支部51をさらに詳しく説明すると、第3図およ
び第4図に示されるようにベッドの枠板12aの左右部に
ブッシュ53が一体的に嵌着され、この左右のブッシュ53
に連動軸(パイプ)54が回動自在に貫通され、この連動
軸54のブッシュ53から突出する両端部にそれぞれ脚取付
成形体55が一体的に嵌着され、この各々の脚取付成形体
55に前記支持脚52の基端が一体的に嵌着されている。こ
の脚取付成形体55は、前記連動軸54と嵌合する筒部56
と、前記支持脚52と嵌合する筒部57と、脚使用時にベッ
ドの底板12bと対向する側にあって底板12bと係合する係
止部58とが、ポリアセタール樹脂(POM)によって一体
に成形されたものである。
前記連動軸54の先端部は、前記筒部56の内部に形成され
た環状溝61に嵌入され、筒部56に螺入された一対のネジ
62によって固定され、また、前記支持脚52の基端部は、
前記筒部57の内部に形成された環状溝63に嵌入され、筒
部57に螺入された一対のネジ64によって固定されてい
る。そのネジ64の一方は、前記係止部58に形成された穴
65の底部から螺入されている。
そうして、ベッド軸支部13を支点にベッド12を下方へ回
動してキャビネット11から引出した際に、脚軸支部51に
て連動軸54とともに支持脚52を第1図反時計方向へ回動
し、ベッド12の側面から底板12bの下側に支持脚52を取
付す。このとき、第1図に2点鎖線で示されるように支
持脚52の基端に設けられている脚取付成形体55の係止部
58がベッド12の底板12bに係合し、支持脚52の接地部52a
が床面と平行に位置される。
第5図は変形例としての脚取付成形体55aを示すもので
あり、この脚取付成形体55aには、脚使用時に作用する
前記係止部58が一体成形されているとともに、脚収納時
に働く係止部71が前記係止部58と対称的に設けられてい
る。この係止部71によって係止された収納状態の支持脚
52は、前記ガススプリング調整ユニット32に当接しな
い。
〔考案の効果〕
本考案によれば、ベッドの脚軸支部に設けられた連動軸
の両端部にそれぞれ脚取付成形体が一体的に嵌着され、
この脚取付成形体に支持脚の基端が一体的に嵌着され、
この脚取付成形体にあって少なくとも脚使用時にベッド
の底板と対向する側にこの底板と係合する係止部が一体
に合成樹脂成形され、この合成樹脂製係止部がベッドの
底板に部分的に当たるから、底板に当たる箇所が小さく
且つ衝撃が緩和され、同底板を傷つけることがなく騒音
発生も防止できるとともに、部分的に当たることによっ
て支持脚を正確な位置に係止できる。このため、支持脚
を回動してベッドの側面から引出したときに、その支持
脚の接地部が床面と平行になるように支持脚を係止で
き、この支持脚の接地時の偏荷重による変形を防止でき
る。また、脚取付成形体に係止部を一体成形したから、
別個のストッパを取付ける場合に比べ安価にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかる収納式ベッドを示す一部を破断
した側面図、第2図はその一部を破断した正面図、第3
図はその脚取付成形体の一部を破断した脚軸支部の側面
図、第4図はその脚取付成形体の一部を破断した脚軸支
部の正面図、第5図は脚取付成形体の変形例を示す脚軸
支部の側面図である。 11…キャビネット、12…ベッド、12b…底板、13…ベッ
ド軸支部、51…脚軸支部、52…支持脚、54…連動軸、55
…脚取付成形体、58…係止部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭59−187361(JP,U) 実開 昭59−187359(JP,U) 実開 昭59−143361(JP,U) 実開 昭62−40955(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面を開口したキャビネットにベッドがベ
    ッド軸支部にて回動収納自在に軸支され、このベッドに
    あってベッド軸支部とは反対側に位置する脚軸支部にて
    ほぼコ字形に成形されベッドの底板を迂回して接地する
    支持脚がベッドの側面に回動収納自在に軸支された収納
    式ベッドの脚装置において、ベッドの脚軸支部に連動軸
    が回動自在に貫通され、この連動軸の両端部にそれぞれ
    合成樹脂で成形された脚取付成形体が一体的に嵌着さ
    れ、この脚取付成形体に支持脚の基端が一体的に嵌着さ
    れ、この脚取付成形体にあって少なくとも脚使用時にベ
    ッドの底板と対向する側にこの底板と係合する係止部が
    一体に成形されたことを特徴とする収納式ベッドの脚装
    置。
JP1988077934U 1988-06-13 1988-06-13 収納式ベッドの脚装置 Expired - Lifetime JPH0646367Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988077934U JPH0646367Y2 (ja) 1988-06-13 1988-06-13 収納式ベッドの脚装置

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JP1988077934U JPH0646367Y2 (ja) 1988-06-13 1988-06-13 収納式ベッドの脚装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01180947U JPH01180947U (ja) 1989-12-27
JPH0646367Y2 true JPH0646367Y2 (ja) 1994-11-30

Family

ID=31302891

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JP1988077934U Expired - Lifetime JPH0646367Y2 (ja) 1988-06-13 1988-06-13 収納式ベッドの脚装置

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57116152U (ja) * 1981-01-08 1982-07-19

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JPH01180947U (ja) 1989-12-27

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