JPH0646280B2 - 一眼レフレツクスカメラのttl測光装置 - Google Patents
一眼レフレツクスカメラのttl測光装置Info
- Publication number
- JPH0646280B2 JPH0646280B2 JP59163993A JP16399384A JPH0646280B2 JP H0646280 B2 JPH0646280 B2 JP H0646280B2 JP 59163993 A JP59163993 A JP 59163993A JP 16399384 A JP16399384 A JP 16399384A JP H0646280 B2 JPH0646280 B2 JP H0646280B2
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- Japan
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- sub
- lens
- light
- light receiving
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明は一眼レフレックスカメラのTTL測光装置に関
し、特に半透過部を有するファインダー用の主ミラー区
前記半透過部を通過した測光用の光を受光系に導くサブ
ミラーとを備えたTTL測光装置に関する。
し、特に半透過部を有するファインダー用の主ミラー区
前記半透過部を通過した測光用の光を受光系に導くサブ
ミラーとを備えたTTL測光装置に関する。
(発明の背景) TTL測光装置では、撮影レンズより入射した光は主ミ
ラーによりファインダー系に送られる光と、この主ミラ
ーの半透過部を通過してサブミラーにより反射され受光
系に送られる光とに分割される。この撮影レンズより入
射した光の多くはファインダー系に送られ、受光系に送
られる光は僅かなものと成るのが普通である。その為、
このような測光装置では、サブミラーが主ミラーの半透
過部を通過した光を効率良く受光系に導く必要がある。
また、測光出力の線形性を得るためにはサブミラーが撮
影レンズの絞りの開口の大きさに比例した受光素子の出
力が得られるような反射特性を有することが望ましい。
このように測光特性を改善した測光装置が実公昭56−
16576号公報に提案されている。この測光装置のサ
ブミラーは、中央付近を特定された複数の反射特性を有
する微小反射面の集合した中央の反射領域と、周辺を集
光特性を有する微小反射面の集合した反射領域とで構成
され、この測光装置は絞りに対する測光出力の線形性が
良好なものと成っている。ところが、測光方式にも複数
の測光方式があり、特に多分割測光を行う場合には、こ
の測光装置では、画面の中央の測光情報はサブミラーの
中央部分から反射する光より得られ、周囲の測光情報は
サブミラーの周辺部分から反射する光から得られるの
で、サブミラーの中央部と周辺部とでは反射特性が異な
るため画面の中央部と周辺部とで測光特性が異なり適正
な測光が出来ないという問題点がある。
ラーによりファインダー系に送られる光と、この主ミラ
ーの半透過部を通過してサブミラーにより反射され受光
系に送られる光とに分割される。この撮影レンズより入
射した光の多くはファインダー系に送られ、受光系に送
られる光は僅かなものと成るのが普通である。その為、
このような測光装置では、サブミラーが主ミラーの半透
過部を通過した光を効率良く受光系に導く必要がある。
また、測光出力の線形性を得るためにはサブミラーが撮
影レンズの絞りの開口の大きさに比例した受光素子の出
力が得られるような反射特性を有することが望ましい。
このように測光特性を改善した測光装置が実公昭56−
16576号公報に提案されている。この測光装置のサ
ブミラーは、中央付近を特定された複数の反射特性を有
する微小反射面の集合した中央の反射領域と、周辺を集
光特性を有する微小反射面の集合した反射領域とで構成
され、この測光装置は絞りに対する測光出力の線形性が
良好なものと成っている。ところが、測光方式にも複数
の測光方式があり、特に多分割測光を行う場合には、こ
の測光装置では、画面の中央の測光情報はサブミラーの
中央部分から反射する光より得られ、周囲の測光情報は
サブミラーの周辺部分から反射する光から得られるの
で、サブミラーの中央部と周辺部とでは反射特性が異な
るため画面の中央部と周辺部とで測光特性が異なり適正
な測光が出来ないという問題点がある。
又、撮影レンズの光を効率よく受光系に導く手段として
集光特性を備えたフレネル反射鏡をサブミラーに用いる
方法がある。第9図は従来のフレネル反射鏡をサブミラ
ーとして用いた場合の反射特性を示したものである。こ
こでは、説明を簡単にするため光の進行方向を受光レン
ズ5から撮影レンズ1の射出瞳に向かう方向に取ってあ
る。第9図において、サブミラー41の中央部の点Qに
向かう受光レンズ5の光束を光束22で示し、又サブミ
ラー41の上部の点Q′に向かう受光レンズ5の光束を
光束22′で示す。図示のように従来のフレネル反射鏡
は受光レンズ5からの光束を確実に撮影レンズ1の射出
瞳の方向に反射している。しかし、従来のサブミラー4
1の受光素子6に導く光束の開き角は、受光レンズ5の
大きさで決定されるため、撮影レンズ1の射出瞳の中央
付近の光しか測光されない。第10図には従来のサブミ
ラー41を用いた場合の撮影レンズ1上の射出瞳上に受
光レンズ5が受光する領域を投影したものを示し、斜線
で囲まれた領域23が測光される部分となる。第9図の
ように、通常は受光レンズ5はあまり大きく出来ないの
で、測光される領域23は撮影レンズ1の射出瞳の大き
さよりずっと小さくなってしまう。このため、絞り込み
測光などでは撮影レンズ1の絞りの開口が測光される領
域23の大きさにしぼられるまでは測光出力が全く変化
せず、即ち絞りに対する測光出力の線形性が悪いという
欠点があった。また、明るいレンズを測光の基準とし、
それより暗い交換レンズをカメラに装着した場合など
は、露光オーバーとなってしまう欠点があった。
集光特性を備えたフレネル反射鏡をサブミラーに用いる
方法がある。第9図は従来のフレネル反射鏡をサブミラ
ーとして用いた場合の反射特性を示したものである。こ
こでは、説明を簡単にするため光の進行方向を受光レン
ズ5から撮影レンズ1の射出瞳に向かう方向に取ってあ
る。第9図において、サブミラー41の中央部の点Qに
向かう受光レンズ5の光束を光束22で示し、又サブミ
ラー41の上部の点Q′に向かう受光レンズ5の光束を
光束22′で示す。図示のように従来のフレネル反射鏡
は受光レンズ5からの光束を確実に撮影レンズ1の射出
瞳の方向に反射している。しかし、従来のサブミラー4
1の受光素子6に導く光束の開き角は、受光レンズ5の
大きさで決定されるため、撮影レンズ1の射出瞳の中央
付近の光しか測光されない。第10図には従来のサブミ
ラー41を用いた場合の撮影レンズ1上の射出瞳上に受
光レンズ5が受光する領域を投影したものを示し、斜線
で囲まれた領域23が測光される部分となる。第9図の
ように、通常は受光レンズ5はあまり大きく出来ないの
で、測光される領域23は撮影レンズ1の射出瞳の大き
さよりずっと小さくなってしまう。このため、絞り込み
測光などでは撮影レンズ1の絞りの開口が測光される領
域23の大きさにしぼられるまでは測光出力が全く変化
せず、即ち絞りに対する測光出力の線形性が悪いという
欠点があった。また、明るいレンズを測光の基準とし、
それより暗い交換レンズをカメラに装着した場合など
は、露光オーバーとなってしまう欠点があった。
(発明の目的) 本発明はこれらの欠点を解決し、測光出力の線形性が良
好であり、撮影画面のいずれの部分を取っても測光特性
が均一でかつ良好であり、又被写体光を効率良く測光す
るTTL測光装置を提供することを目的とする。
好であり、撮影画面のいずれの部分を取っても測光特性
が均一でかつ良好であり、又被写体光を効率良く測光す
るTTL測光装置を提供することを目的とする。
(発明の概要) 本発明は、一眼レフレックスカメラのTTL測光装置に
おいて、サブミラーの各反射面を少なくとも2種類の互
いに異なる反射特性を有する同心の輪帯状の反射鏡の組
合せで構成したことを技術的要点としている。
おいて、サブミラーの各反射面を少なくとも2種類の互
いに異なる反射特性を有する同心の輪帯状の反射鏡の組
合せで構成したことを技術的要点としている。
(実施例) 第1図〜第8図は本発明の一実施例である。第5図のT
TL測光装置の光路図において、撮影レンズ1を通過し
た光は主ミラーによりファインダー系3に導かれる光
と、サブミラーにより受光系(受光レンズ5,受光素子
6)に導かれる光とに分割される。この撮影レンズ1を
通過した光の大部分は、ファインダー系3に導かれ、残
りは主ミラーの半透過部を通過してサブミラー4上に被
写体像を形成し、そしてサブミラー4に反射されて受光
系に導かれる。受光レンズ5は、サブミラー4上の被写
体像を受光素子6上に結像するように配置されている。
この受光素子6は、第6図に示す如く5つのセグメント
61〜65に分割され、多分割測光となっている。な
お、サブミラー4に被写体像を正しく結像するには、サ
ブミラー4はフィルム面7と同位置に配置されていれば
よいが、通常は空間的制約のためにフィルム面7より前
方にある。この場合、被写体像はある程度ボケたものと
なるが、画面の分割は第6図に示すようにそれ程細かい
ものではなく、さらに受光素子6の各セグメント61〜
65の間は受光感度のない分離帯部66が存在するため
測光上の影響は少ない。
TL測光装置の光路図において、撮影レンズ1を通過し
た光は主ミラーによりファインダー系3に導かれる光
と、サブミラーにより受光系(受光レンズ5,受光素子
6)に導かれる光とに分割される。この撮影レンズ1を
通過した光の大部分は、ファインダー系3に導かれ、残
りは主ミラーの半透過部を通過してサブミラー4上に被
写体像を形成し、そしてサブミラー4に反射されて受光
系に導かれる。受光レンズ5は、サブミラー4上の被写
体像を受光素子6上に結像するように配置されている。
この受光素子6は、第6図に示す如く5つのセグメント
61〜65に分割され、多分割測光となっている。な
お、サブミラー4に被写体像を正しく結像するには、サ
ブミラー4はフィルム面7と同位置に配置されていれば
よいが、通常は空間的制約のためにフィルム面7より前
方にある。この場合、被写体像はある程度ボケたものと
なるが、画面の分割は第6図に示すようにそれ程細かい
ものではなく、さらに受光素子6の各セグメント61〜
65の間は受光感度のない分離帯部66が存在するため
測光上の影響は少ない。
第1図は第5図のサブミラー4の拡大図を示し、第1図
においてこのサブミラー4は第1図に示すように輪帯状
の反射鏡で構成されているが、従来のフレネル反射鏡と
は形状が異なり、反射特性の異なる2種類のフレネル反
射鏡が同一面上に形成されているのと同等の構成となっ
ていおり、第3図で詳しく説明する。第2図は第1図の
サブミラー4の反射特性を示したものである。なお、説
明を簡単にするため光の進行方向は受光レンズ5から撮
影レンズ1の射出瞳に向かう方向に取っている。サブミ
ラー4の中央部の微小部分Pに入射する受光レンズ5の
光束11は、撮影レンズ1の方向に反射される。このと
き、微小部分Pは受光レンズ5の光束11を撮影レンズ
1の射出瞳の上部に向かう光束11Aと下部に向かう光
束11Bとの2方向に分割して反射する特性を持ってい
る。さらに、サブミラー4の他の部分、例えば上部の微
小部分P′においても同様の反射特性を持つように輪帯
状の反射鏡が構成されている。従って、サブミラー4は
全面にわたり上記のような反射特性を有している。
においてこのサブミラー4は第1図に示すように輪帯状
の反射鏡で構成されているが、従来のフレネル反射鏡と
は形状が異なり、反射特性の異なる2種類のフレネル反
射鏡が同一面上に形成されているのと同等の構成となっ
ていおり、第3図で詳しく説明する。第2図は第1図の
サブミラー4の反射特性を示したものである。なお、説
明を簡単にするため光の進行方向は受光レンズ5から撮
影レンズ1の射出瞳に向かう方向に取っている。サブミ
ラー4の中央部の微小部分Pに入射する受光レンズ5の
光束11は、撮影レンズ1の方向に反射される。このと
き、微小部分Pは受光レンズ5の光束11を撮影レンズ
1の射出瞳の上部に向かう光束11Aと下部に向かう光
束11Bとの2方向に分割して反射する特性を持ってい
る。さらに、サブミラー4の他の部分、例えば上部の微
小部分P′においても同様の反射特性を持つように輪帯
状の反射鏡が構成されている。従って、サブミラー4は
全面にわたり上記のような反射特性を有している。
第3図は第1図の輪帯状の反射鏡の一部の断面の拡大図
を示し、微小部分Pが受光レンズ5の光束11を2方向
に分割する作用を説明する。この微小部分Pは2種類の
異なる角度に設定した輪帯面の一部分PA,PBからな
る。第2図の受光レンズ5の光束11のうち微小部分P
の上部PAに入射する光束11aが撮影レンズ1の射出
瞳の上部の方向に反射され、微小部分Pの下部PBが撮
影レンズ1の射出瞳の下部の方向に反射される。この微
小部分PA,PBで反射された受光レンズ5の光束11
a,11bを撮影レンズ1の射出瞳に撮影した様子を示
したのが第4図である。
を示し、微小部分Pが受光レンズ5の光束11を2方向
に分割する作用を説明する。この微小部分Pは2種類の
異なる角度に設定した輪帯面の一部分PA,PBからな
る。第2図の受光レンズ5の光束11のうち微小部分P
の上部PAに入射する光束11aが撮影レンズ1の射出
瞳の上部の方向に反射され、微小部分Pの下部PBが撮
影レンズ1の射出瞳の下部の方向に反射される。この微
小部分PA,PBで反射された受光レンズ5の光束11
a,11bを撮影レンズ1の射出瞳に撮影した様子を示
したのが第4図である。
第4図において、斜線で示した部分は、撮影レンズ1の
射出瞳に投影された受光レンズ5の入射瞳を表してい
る。
射出瞳に投影された受光レンズ5の入射瞳を表してい
る。
このことは、撮影レンズ1に入射する光のうち斜線で囲
まれた部分即ち、射出瞳の周に掛かるように受光レンズ
5の入射瞳が投影される部分が受光され測光に用いられ
ることを示している。このように、サブミラー4に用い
られる輪帯状のフレネル反射鏡は、受光レンズ5の入射
瞳を2つに分割して撮影レンズ1の射出瞳に投影するた
め、撮影レンズ1の射出瞳のより広い部分の光を受光系
に導く。そのため、撮影レンズ1の開放絞りから直ちに
絞りの開口の大きさに応じた測光出力を得ることができ
る。また、このような反射特性はサブミラー4の全面に
わたり均一に得られるため、特に多分割測光のように分
割された画面毎に均一な測光特性を要求される測光装置
は有効である。
まれた部分即ち、射出瞳の周に掛かるように受光レンズ
5の入射瞳が投影される部分が受光され測光に用いられ
ることを示している。このように、サブミラー4に用い
られる輪帯状のフレネル反射鏡は、受光レンズ5の入射
瞳を2つに分割して撮影レンズ1の射出瞳に投影するた
め、撮影レンズ1の射出瞳のより広い部分の光を受光系
に導く。そのため、撮影レンズ1の開放絞りから直ちに
絞りの開口の大きさに応じた測光出力を得ることができ
る。また、このような反射特性はサブミラー4の全面に
わたり均一に得られるため、特に多分割測光のように分
割された画面毎に均一な測光特性を要求される測光装置
は有効である。
第7図及び第8図はサブミラー4の輪帯状の反射鏡の形
状の設定方法を説明したものである。第7図において、
サブミラー4の含む平面を境にして受光レンズ5の入射
瞳の中心点Rと対称な位置に受光レンズ5′とその中心
点R′とを想定する。そして、撮影レンズ1の射出瞳の
中心点Sから出た光を、前記中心点R′に集光させる作
用をもつレンズ4′をサブミラー4の位置に想定する。
このレンズ4′と等価なフレネル反射鏡をサブミラー4
の位置に置けば、撮影レンズ1の射出瞳の中心点Sを出
た光は受光レンズ5の入射瞳の中心点Rに集光すること
になる。このレンズ4′と等価なフレネル反射鏡は、サ
ブミラー4の平面内にあり、前記中心点SとR′とを結
ぶ直線と前記平面との交点Tを通る光軸lを有する。従
って、このフレネル反射鏡は、前記交点Tを中心とした
同心の輪帯状の反射面から構成される。このフレネル反
射鏡の断面を第8図では点線で示す。第8図において、
交点Tを中心に同心円状に形成した点線で示すフレネル
反射鏡を、第3図の説明で述べた反射特性を有するよう
に点線で示した輪帯に所定の角度を設けて実線で示す形
状に形成したものが実施例の輪帯上の反射鏡である。
状の設定方法を説明したものである。第7図において、
サブミラー4の含む平面を境にして受光レンズ5の入射
瞳の中心点Rと対称な位置に受光レンズ5′とその中心
点R′とを想定する。そして、撮影レンズ1の射出瞳の
中心点Sから出た光を、前記中心点R′に集光させる作
用をもつレンズ4′をサブミラー4の位置に想定する。
このレンズ4′と等価なフレネル反射鏡をサブミラー4
の位置に置けば、撮影レンズ1の射出瞳の中心点Sを出
た光は受光レンズ5の入射瞳の中心点Rに集光すること
になる。このレンズ4′と等価なフレネル反射鏡は、サ
ブミラー4の平面内にあり、前記中心点SとR′とを結
ぶ直線と前記平面との交点Tを通る光軸lを有する。従
って、このフレネル反射鏡は、前記交点Tを中心とした
同心の輪帯状の反射面から構成される。このフレネル反
射鏡の断面を第8図では点線で示す。第8図において、
交点Tを中心に同心円状に形成した点線で示すフレネル
反射鏡を、第3図の説明で述べた反射特性を有するよう
に点線で示した輪帯に所定の角度を設けて実線で示す形
状に形成したものが実施例の輪帯上の反射鏡である。
尚、本実施例ではサブミラー4を2種類の異なる反射特
性をもつ輪帯状の反射鏡の組合せで構成されているが、
適宜変更可能であり、例えば第8図の実線で示すフレネ
ル反射鏡の輪帯の峰を点線に平行に少し削れば3種類の
反射特性をもつ輪帯状の反射鏡となり、このように3種
類以上の反射特性をもつ輪帯状の反射鏡を組合せたもの
であっても良い。この反射鏡の輪帯の形状は、撮影レン
ズ1と受光レンズ5の構成及び必要とされる測光特性に
応じて決めれば良い。また、このような輪帯状の反射鏡
を組合せたサブミラー4は、従来のフレネル反射鏡の製
作法をそのまま用いることができるという利点がある。
性をもつ輪帯状の反射鏡の組合せで構成されているが、
適宜変更可能であり、例えば第8図の実線で示すフレネ
ル反射鏡の輪帯の峰を点線に平行に少し削れば3種類の
反射特性をもつ輪帯状の反射鏡となり、このように3種
類以上の反射特性をもつ輪帯状の反射鏡を組合せたもの
であっても良い。この反射鏡の輪帯の形状は、撮影レン
ズ1と受光レンズ5の構成及び必要とされる測光特性に
応じて決めれば良い。また、このような輪帯状の反射鏡
を組合せたサブミラー4は、従来のフレネル反射鏡の製
作法をそのまま用いることができるという利点がある。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、サブミラーの各反射面
を、少なくとも2種類の互いに異なる反射特性を有する
同心の輪帯状の反射鏡を組合せることによって構成した
ので、簡単な構成で絞りに対する測光出力の線形性が良
好な測光特性がえられ、さらにその測光特性は画面の全
面にわたり均一に得られるためいかなる測光方式でも有
効である。
を、少なくとも2種類の互いに異なる反射特性を有する
同心の輪帯状の反射鏡を組合せることによって構成した
ので、簡単な構成で絞りに対する測光出力の線形性が良
好な測光特性がえられ、さらにその測光特性は画面の全
面にわたり均一に得られるためいかなる測光方式でも有
効である。
第1図〜第8図は本発明の好適な一実施例であり、第1
図はサブミラーの正面図、第2図は前記サブミラーの反
射特性を示す説明図、第3図は第2図の拡大図、第4図
は第3図における受光レンズの光束を撮影レンズの射出
瞳に投影した様子を示す説明図、第5図は一眼レフレッ
クスカメラのボディ内の光学系及び受光系の配置図、第
6図は多分割測光素子の正面図、第7図及び第8図はサ
ブミラーの形状の設定方法の説明図である。 第9図及び第10図は従来のフレネル反射鏡の反射特性
を示した説明図である。 (主要部分の符号の説明) 1……撮影レンズ 2……主ミラー 4……サブミラー 5……受光レンズ 6……受光素子
図はサブミラーの正面図、第2図は前記サブミラーの反
射特性を示す説明図、第3図は第2図の拡大図、第4図
は第3図における受光レンズの光束を撮影レンズの射出
瞳に投影した様子を示す説明図、第5図は一眼レフレッ
クスカメラのボディ内の光学系及び受光系の配置図、第
6図は多分割測光素子の正面図、第7図及び第8図はサ
ブミラーの形状の設定方法の説明図である。 第9図及び第10図は従来のフレネル反射鏡の反射特性
を示した説明図である。 (主要部分の符号の説明) 1……撮影レンズ 2……主ミラー 4……サブミラー 5……受光レンズ 6……受光素子
Claims (1)
- 【請求項1】ファインダー系に撮影レンズを通過した被
写体光を反射すると共に、該被写体光が通過可能な半透
過部を備えた主ミラーと、前記半透過部を通過した前記
被写体光をミラーボックス内の受光手段に反射するサブ
ミラーとを有する一眼レフレックスカメラのTTL測光
装置において、 前記サブミラーは、輪帯状に形成された複数の反射面が
同心となるように設けられ、また、前記反射面の各々に
は反射特性の異なる少なくとも2種類のフレネル反射鏡
が形成され、 前記フレネル反射鏡の少なくとも2種類の反射特性は、
前記受光手段が前記撮影レンズの射出瞳の少なくとも2
箇所の領域を通過した前記被写体光を受光するように形
成されていることを特徴とする一眼レフレックスカメラ
のTTL測光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59163993A JPH0646280B2 (ja) | 1984-08-04 | 1984-08-04 | 一眼レフレツクスカメラのttl測光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59163993A JPH0646280B2 (ja) | 1984-08-04 | 1984-08-04 | 一眼レフレツクスカメラのttl測光装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6142621A JPS6142621A (ja) | 1986-03-01 |
JPH0646280B2 true JPH0646280B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=15784718
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59163993A Expired - Lifetime JPH0646280B2 (ja) | 1984-08-04 | 1984-08-04 | 一眼レフレツクスカメラのttl測光装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646280B2 (ja) |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5616576U (ja) * | 1979-07-18 | 1981-02-13 | ||
JPS5821234A (ja) * | 1981-07-28 | 1983-02-08 | Canon Inc | 一眼レフカメラの測光装置 |
JPS5936232A (ja) * | 1982-08-24 | 1984-02-28 | Kyocera Corp | 一眼レフレツクスカメラの測光装置 |
-
1984
- 1984-08-04 JP JP59163993A patent/JPH0646280B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6142621A (ja) | 1986-03-01 |
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