JPH0646198Y2 - 磁石発電機の発電子 - Google Patents
磁石発電機の発電子Info
- Publication number
- JPH0646198Y2 JPH0646198Y2 JP10773090U JP10773090U JPH0646198Y2 JP H0646198 Y2 JPH0646198 Y2 JP H0646198Y2 JP 10773090 U JP10773090 U JP 10773090U JP 10773090 U JP10773090 U JP 10773090U JP H0646198 Y2 JPH0646198 Y2 JP H0646198Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coil wire
- generator
- salient pole
- wound around
- salient
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Windings For Motors And Generators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、磁石発電機の発電子に関し、例えば、オート
バイのような二輪自動車のエンジン等に連携されるもの
に利用して有効な磁石発電機の発電子に関する。
バイのような二輪自動車のエンジン等に連携されるもの
に利用して有効な磁石発電機の発電子に関する。
磁石発電機としては、例えば、実開昭60-151285号公報
に記載されているものが知られており、この磁石発電機
においては、発電子を構成するに際して、円盤状のコア
の外周に複数の突極を放射状に配し、各突極にコイル線
材を集中巻きする構成、が採用されている。
に記載されているものが知られており、この磁石発電機
においては、発電子を構成するに際して、円盤状のコア
の外周に複数の突極を放射状に配し、各突極にコイル線
材を集中巻きする構成、が採用されている。
このような従来の磁石発電機の発電子においては、各突
極にコイル線材が集中巻きされているため、発電子の出
力を上げるには集中巻きするコイル線材の巻数を多くし
なければならない。しかし、突極群の形状が星形のた
め、各突極の外周側に巻線スペースが残っていても、各
突極の内周側には巻線スペースがないので、巻数を増や
すことができず、発電子の出力アップが困難である。
極にコイル線材が集中巻きされているため、発電子の出
力を上げるには集中巻きするコイル線材の巻数を多くし
なければならない。しかし、突極群の形状が星形のた
め、各突極の外周側に巻線スペースが残っていても、各
突極の内周側には巻線スペースがないので、巻数を増や
すことができず、発電子の出力アップが困難である。
本考案の目的は、巻数を増やしても出力を高めることが
できる磁石発電機の発電子を提供することにある。
できる磁石発電機の発電子を提供することにある。
本考案に係る磁石発電機の発電子は、円盤状のコアの外
周に回転子の界磁極と一定の間隔を保って複数の突極が
放射状に配され、各突極にコイル線材が巻回されている
磁石発電機の発電子において、 前記各突極にはコイル線材が集中巻きされており、か
つ、集中巻きされたコイル線材と直列に接続されるコイ
ル線材が指定の突極に順番に波巻きされているととも
に、波巻きされたコイル線材が集中巻きされたコイル線
材上に重ねられていることを特徴とする。
周に回転子の界磁極と一定の間隔を保って複数の突極が
放射状に配され、各突極にコイル線材が巻回されている
磁石発電機の発電子において、 前記各突極にはコイル線材が集中巻きされており、か
つ、集中巻きされたコイル線材と直列に接続されるコイ
ル線材が指定の突極に順番に波巻きされているととも
に、波巻きされたコイル線材が集中巻きされたコイル線
材上に重ねられていることを特徴とする。
前記した手段によれば、各突極にはコイル線材が集中巻
きされており、さらに、指定の突極には集中巻きされた
コイル線材と直列のコイル線材が順番に波巻きされてい
るため、集中巻きコイル線材と波巻きコイル線材とによ
って各突極に巻回されるコイル線材の巻数を増加させる
ことができ、その結果、発電子の出力の向上を図ること
ができる。
きされており、さらに、指定の突極には集中巻きされた
コイル線材と直列のコイル線材が順番に波巻きされてい
るため、集中巻きコイル線材と波巻きコイル線材とによ
って各突極に巻回されるコイル線材の巻数を増加させる
ことができ、その結果、発電子の出力の向上を図ること
ができる。
第1図は本考案の一実施例である磁石発電機の発電子を
示す一部省略平面図、第2図は三相方式の波巻き方法を
説明するための模式図、第3図は単相方式の波巻き方法
を説明するための模式図、である。
示す一部省略平面図、第2図は三相方式の波巻き方法を
説明するための模式図、第3図は単相方式の波巻き方法
を説明するための模式図、である。
本実施例において、本考案に係る磁石発電機の発電子1
は円盤形状のコア2を備えており、コア2の外周には複
数の突極3が周方向に等間隔に配されて、径方向外向き
に放射状に突設されている。各突極3は、発電子1の外
側に配される回転子(図示せず)の界磁極を構成するフ
ェライトマグネットと、一定の間隔を保って配されるよ
うになっている。各突極3のコア2側にはコイル線材
(以下、集中巻きコイル線材という。)4が集中巻きさ
れている。そして、突極3の外周側には、集中巻きコイ
ル線材4と直列のコイル線材(以下、波巻きコイル線材
という。)5が波巻きされている。
は円盤形状のコア2を備えており、コア2の外周には複
数の突極3が周方向に等間隔に配されて、径方向外向き
に放射状に突設されている。各突極3は、発電子1の外
側に配される回転子(図示せず)の界磁極を構成するフ
ェライトマグネットと、一定の間隔を保って配されるよ
うになっている。各突極3のコア2側にはコイル線材
(以下、集中巻きコイル線材という。)4が集中巻きさ
れている。そして、突極3の外周側には、集中巻きコイ
ル線材4と直列のコイル線材(以下、波巻きコイル線材
という。)5が波巻きされている。
ここで、発電子1の出力を三相とした場合には、第2図
に示されているように、各相の波巻きコイル線材5は指
定の突極3の周囲を2個置きに順番に波巻きされるよう
になっている。例えば、三相分の波巻きコイル線材5の
うち、一相分の波巻きコイル線材5は突極3Aを略半周し
た後、突極3B、3Cの片側を通過し、次段の突極3Aを半周
巻きするように順次巻かれて行くようになっている。
に示されているように、各相の波巻きコイル線材5は指
定の突極3の周囲を2個置きに順番に波巻きされるよう
になっている。例えば、三相分の波巻きコイル線材5の
うち、一相分の波巻きコイル線材5は突極3Aを略半周し
た後、突極3B、3Cの片側を通過し、次段の突極3Aを半周
巻きするように順次巻かれて行くようになっている。
また、発電子1が単相で出力する場合には、第3図に示
されているように、波巻きコイル線材5は各突極3の周
囲を略半周した状態で、1個置きに順番に波巻きされる
ようになっている。
されているように、波巻きコイル線材5は各突極3の周
囲を略半周した状態で、1個置きに順番に波巻きされる
ようになっている。
本実施例によれば、各突極3にはコイル線材4が集中巻
きされた後、波巻きコイル線材5が波巻きされているた
め、突極3外周側の巻線スペースを有効に利用して各突
極の有効巻数を増加させることができ、その結果、発電
子の出力を向上させることができる。
きされた後、波巻きコイル線材5が波巻きされているた
め、突極3外周側の巻線スペースを有効に利用して各突
極の有効巻数を増加させることができ、その結果、発電
子の出力を向上させることができる。
以上説明したように、本考案によれば、各突極にコイル
線材を集中巻きするとともに、指定の突極にコイル線材
を順次波巻きして各突極の巻数を増加させるように構成
したため、発電子の出力を向上させることができる。
線材を集中巻きするとともに、指定の突極にコイル線材
を順次波巻きして各突極の巻数を増加させるように構成
したため、発電子の出力を向上させることができる。
第1図は本考案の一実施例である磁石発電機の発電子を
示す一部省略平面図、第2図は三相方式の波巻き方法を
説明するための模式図、第3図は単相方式の波巻き方法
を説明するための模式図である。 1……発電子、2……コア、3……突極、4……集中巻
きコイル線材、5……波巻きコイル線材。
示す一部省略平面図、第2図は三相方式の波巻き方法を
説明するための模式図、第3図は単相方式の波巻き方法
を説明するための模式図である。 1……発電子、2……コア、3……突極、4……集中巻
きコイル線材、5……波巻きコイル線材。
Claims (1)
- 【請求項1】円盤状のコアの外周に回転子の界磁極と一
定の間隔を保って複数の突極が放射状に配され、各突極
にコイル線材が巻回されている磁石発電機の発電子にお
いて、 前記各突極にはコイル線材が集中巻きされており、か
つ、集中巻きされたコイル線材と直列に接続されるコイ
ル線材が指定の突極に順番に波巻きされているととも
に、波巻きされたコイル線材が集中巻きされたコイル線
材上に重ねられていることを特徴とする磁石発電機の発
電子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10773090U JPH0646198Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 磁石発電機の発電子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10773090U JPH0646198Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 磁石発電機の発電子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0464954U JPH0464954U (ja) | 1992-06-04 |
JPH0646198Y2 true JPH0646198Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31854381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10773090U Expired - Lifetime JPH0646198Y2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 磁石発電機の発電子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0646198Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101965743B1 (ko) * | 2018-01-02 | 2019-04-05 | 엘지전자 주식회사 | 회전전기기기의 스테이터 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007215305A (ja) * | 2006-02-08 | 2007-08-23 | Denso Corp | モータおよびその制御装置 |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP10773090U patent/JPH0646198Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101965743B1 (ko) * | 2018-01-02 | 2019-04-05 | 엘지전자 주식회사 | 회전전기기기의 스테이터 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0464954U (ja) | 1992-06-04 |
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