JPH0646144Y2 - Ｙｃセパレ−ト入力アダプタ− - Google Patents
Ｙｃセパレ−ト入力アダプタ−Info
- Publication number
- JPH0646144Y2 JPH0646144Y2 JP1987117212U JP11721287U JPH0646144Y2 JP H0646144 Y2 JPH0646144 Y2 JP H0646144Y2 JP 1987117212 U JP1987117212 U JP 1987117212U JP 11721287 U JP11721287 U JP 11721287U JP H0646144 Y2 JPH0646144 Y2 JP H0646144Y2
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- Japan
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- signal
- terminal
- color
- circuit
- video
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- Color Television Systems (AREA)
- Processing Of Color Television Signals (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はYCセパレート入力アダプターに係わり、更に詳
しくは、Y/Cセパレート信号出力端子を有するビデオ装
置と、Y/Cセパレート信号端子の無い型式のテレビ受像
機を接続するためのアダプターに関する。
しくは、Y/Cセパレート信号出力端子を有するビデオ装
置と、Y/Cセパレート信号端子の無い型式のテレビ受像
機を接続するためのアダプターに関する。
周知の通り、ビデオカメラ装置や放送番組等を録画・再
生するためのビデオ記録／再生装置等のビデオ機器が広
く用いられている。上記ビデオ機器は、テレビ受像機内
に内蔵されている色信号再生回路に接続して用いてい
る。
生するためのビデオ記録／再生装置等のビデオ機器が広
く用いられている。上記ビデオ機器は、テレビ受像機内
に内蔵されている色信号再生回路に接続して用いてい
る。
ところで、上記テレビ受像機は、一般的に、NTSC方式を
用いているので、Ｙ（輝度信号）とＣ（色差信号）とを
混合したコンポジット信号として入力される。そして、
上記入力されたY/C混合信号をクシ形フィルター（Y/C分
離フィルターでも可）を介してＹ（輝度）信号とＣ（色
差）信号とに分離し、マトリックス回路を介してR,G,B
原色信号を作り出し、上記R,G,B原色信号をカラー受像
管に機器してカラー画像を形成するようにしている。
用いているので、Ｙ（輝度信号）とＣ（色差信号）とを
混合したコンポジット信号として入力される。そして、
上記入力されたY/C混合信号をクシ形フィルター（Y/C分
離フィルターでも可）を介してＹ（輝度）信号とＣ（色
差）信号とに分離し、マトリックス回路を介してR,G,B
原色信号を作り出し、上記R,G,B原色信号をカラー受像
管に機器してカラー画像を形成するようにしている。
ところで、最近は上記ビデオ機器より機器される映像信
号をより鮮明な画像として表示することが望まれてい
る。すなわち、従来のNTSC方式による画像は、特に、ク
ロスカラー（細かい縞柄で色がチラチラする現象）と、
クロスルミナンス（色柄の境界に一列にならんでドット
が現われる現象、ドット妨害ともいう）等の欠点といわ
れるにせ信号が認められる。
号をより鮮明な画像として表示することが望まれてい
る。すなわち、従来のNTSC方式による画像は、特に、ク
ロスカラー（細かい縞柄で色がチラチラする現象）と、
クロスルミナンス（色柄の境界に一列にならんでドット
が現われる現象、ドット妨害ともいう）等の欠点といわ
れるにせ信号が認められる。
そこで、このNTSC方式の欠点を改善するために、テレビ
受像機内の色信号再生回路を使用することなく、ビデオ
機器内にカラーアンダー方式等の夫々独立したY/C信号
出力端子を設け、ビデオ機器側から出力される信号は必
ず夫々独立したY/Cセパレート信号とするものが開発さ
れている。したがって、このように構成されたビデオ機
器を、アダプターを介してテレビ受像機に接続するよう
にすれば、上述したようなクロスカラーやクロスルミナ
ンス等の欠点がない鮮明な画像が得られる。
受像機内の色信号再生回路を使用することなく、ビデオ
機器内にカラーアンダー方式等の夫々独立したY/C信号
出力端子を設け、ビデオ機器側から出力される信号は必
ず夫々独立したY/Cセパレート信号とするものが開発さ
れている。したがって、このように構成されたビデオ機
器を、アダプターを介してテレビ受像機に接続するよう
にすれば、上述したようなクロスカラーやクロスルミナ
ンス等の欠点がない鮮明な画像が得られる。
しかし、従来のアダプターはビデオ機器から出力される
映像信号をそのままの方式でテレビ受像機側に伝送する
だけだったので、以下のような問題点があった。すなわ
ち、通常用いられているテレビ受像機はY/C分離方式で
ないために、Y/C分離方式のビデオ機器を接続すること
ができなかった。したがって、従来は技術Y/C分離方式
のビデオ機器を、Y/C分離方式のY/C分離端子を持たない
テレビ受像機に接続する場合には、上記テレビ受像機に
Y/C分離方式のY/C分離端子を設けなければならなかっ
た。したがって、従来は多くの手間や費用を必要として
いた。
映像信号をそのままの方式でテレビ受像機側に伝送する
だけだったので、以下のような問題点があった。すなわ
ち、通常用いられているテレビ受像機はY/C分離方式で
ないために、Y/C分離方式のビデオ機器を接続すること
ができなかった。したがって、従来は技術Y/C分離方式
のビデオ機器を、Y/C分離方式のY/C分離端子を持たない
テレビ受像機に接続する場合には、上記テレビ受像機に
Y/C分離方式のY/C分離端子を設けなければならなかっ
た。したがって、従来は多くの手間や費用を必要として
いた。
本考案は上述の問題点にかんがみ、Y/Cセパレート方式
のビデオ機器とY/Cセパレート方式の端子を持たないテ
レビ受像機とを接続し、クロスカラーやクロスルミナン
ス等の欠点がない鮮明な画像を上記Y/Cセパレート方式
の端子を持たないテレビ受像機でも得られるようにする
ことを目的とする。
のビデオ機器とY/Cセパレート方式の端子を持たないテ
レビ受像機とを接続し、クロスカラーやクロスルミナン
ス等の欠点がない鮮明な画像を上記Y/Cセパレート方式
の端子を持たないテレビ受像機でも得られるようにする
ことを目的とする。
本考案は上記目的を達成するために次の技術的手段を有
する。すなわち、実施例に対応する添付図面に使用した
符号を用いて説明すると、色信号再生回路である色同期
回路、復調回路、マトリックス回路、RGB端子を有する
テレビ受像機と、上記テレビ受像機に映像信号を供給す
るための出力端子として、輝度信号Ｙおよび色差信号Ｃ
をそれぞれ独立したY/Cセパレート信号として出力する
Ｓ端子が設けられているビデオ機器とを接続するための
アダプターにおいて、 上記ビデオ機器に設けられているＳ端子に連なる接続コ
ードを着脱自在に接続するための映像信号入力端子と、 上記テレビ受像機に設けられているRGB端子に連なる接
続コードを着脱自在に接続するための映像信号出力端子
とを具備するとともに、 上記映像信号入力端子と上記映像信号出力端子との間
に、上記映像信号入力端子を介して供給されるY/Cセパ
レート信号でRGB原色信号を生成するための復調回路15
およびマトリックス回路16を具備することを特徴とする
YCセパレート入力アダプターである。
する。すなわち、実施例に対応する添付図面に使用した
符号を用いて説明すると、色信号再生回路である色同期
回路、復調回路、マトリックス回路、RGB端子を有する
テレビ受像機と、上記テレビ受像機に映像信号を供給す
るための出力端子として、輝度信号Ｙおよび色差信号Ｃ
をそれぞれ独立したY/Cセパレート信号として出力する
Ｓ端子が設けられているビデオ機器とを接続するための
アダプターにおいて、 上記ビデオ機器に設けられているＳ端子に連なる接続コ
ードを着脱自在に接続するための映像信号入力端子と、 上記テレビ受像機に設けられているRGB端子に連なる接
続コードを着脱自在に接続するための映像信号出力端子
とを具備するとともに、 上記映像信号入力端子と上記映像信号出力端子との間
に、上記映像信号入力端子を介して供給されるY/Cセパ
レート信号でRGB原色信号を生成するための復調回路15
およびマトリックス回路16を具備することを特徴とする
YCセパレート入力アダプターである。
本考案は上記技術手段よりなるので、本発明のアダプタ
ー12と、Y/Cセパレート回路が内蔵されているビデオ機
器11とを、映像信号入力端子19を介して接続するととも
に、映像信号出力端子22を介してテレビ受像機１と接続
する。上記テレビ受像機１は、Y/Cセパレート方式の端
子を持たないテレビ受像機（Y/C混合式）でよい。すな
わち、本発明のアダプター12は、上記映像信号入力端子
と上記映像信号出力端子との間に、上記映像信号入力端
子を介して供給されるY/Cセパレート信号でRGB原色信号
を生成するための復調回路15およびマトリックス回路16
を具備しているので、このアダプター12を介在させるこ
とによって通常のY/C入出力端子のないテレビ受像機１
であっても、上記ビデオ機器11から出力される映像信号
の特徴である鮮明な画像が得られるようになる。
ー12と、Y/Cセパレート回路が内蔵されているビデオ機
器11とを、映像信号入力端子19を介して接続するととも
に、映像信号出力端子22を介してテレビ受像機１と接続
する。上記テレビ受像機１は、Y/Cセパレート方式の端
子を持たないテレビ受像機（Y/C混合式）でよい。すな
わち、本発明のアダプター12は、上記映像信号入力端子
と上記映像信号出力端子との間に、上記映像信号入力端
子を介して供給されるY/Cセパレート信号でRGB原色信号
を生成するための復調回路15およびマトリックス回路16
を具備しているので、このアダプター12を介在させるこ
とによって通常のY/C入出力端子のないテレビ受像機１
であっても、上記ビデオ機器11から出力される映像信号
の特徴である鮮明な画像が得られるようになる。
また、上記アダプター12はビデオ機器11およびテレビ受
像機１に対して着脱が容易であり、しかも別体に形成さ
れている。
像機１に対して着脱が容易であり、しかも別体に形成さ
れている。
次に、添付図面第１図〜第４図に従い本考案のYCセパレ
ート入力アダプターの好適な実施例を詳述する。
ート入力アダプターの好適な実施例を詳述する。
図中１はテレビ受像機を示している。このテレビ受像機
１は通常一般家庭に於いて用いられているカラーテレビ
であり、受信方式はNTSC方式である。上記NTSC方式と
は、カメラから取り出した赤，緑，青の原色信号をその
ままの形で送らずに、明るさを表す信号（輝度信号）と
色あいを表わす信号（色差信号）に作りかえ、多重通信
技術と人間の目の色に対する性質を巧みに利用して、白
黒テレビと同じ伝送素で送っている。これをカラー受信
機で受信した場合には、輝度信号と色差信号から原色信
号を作り出すことによって正しいカラー画像を再現でき
る。
１は通常一般家庭に於いて用いられているカラーテレビ
であり、受信方式はNTSC方式である。上記NTSC方式と
は、カメラから取り出した赤，緑，青の原色信号をその
ままの形で送らずに、明るさを表す信号（輝度信号）と
色あいを表わす信号（色差信号）に作りかえ、多重通信
技術と人間の目の色に対する性質を巧みに利用して、白
黒テレビと同じ伝送素で送っている。これをカラー受信
機で受信した場合には、輝度信号と色差信号から原色信
号を作り出すことによって正しいカラー画像を再現でき
る。
上記テレビ受像機１の色信号再生回路２に着目すると、
この色信号再生回路２は帯域増幅回路、色同期回路、復
調回路、マトリックス回路３、（原色信号出力回路）よ
り構成されている。
この色信号再生回路２は帯域増幅回路、色同期回路、復
調回路、マトリックス回路３、（原色信号出力回路）よ
り構成されている。
上記色信号再生回路２の流れを説明すると、アンテナに
よって受信された映像搬送波・音声搬送波が映像受信回
路４によってカラーテレビ信号５に変換されるととも
に、上記映像受信回路４を介して一方が帯域増幅回路に
入力される。そして、上記帯域増幅回路によって上記カ
ラーテレビ信号５の中から搬送色信号を取出し、これを
増幅して色復調回路に入力する。
よって受信された映像搬送波・音声搬送波が映像受信回
路４によってカラーテレビ信号５に変換されるととも
に、上記映像受信回路４を介して一方が帯域増幅回路に
入力される。そして、上記帯域増幅回路によって上記カ
ラーテレビ信号５の中から搬送色信号を取出し、これを
増幅して色復調回路に入力する。
そして、上記色同期回路によって上記搬送色信号を復調
するために必要な基準副搬送波を作り出し、上記復調回
路に上記基準搬送波を入力するとともに、上記同期回路
によって作り出された基準副搬送波を介して上記搬送色
信号を復調し、色差信号６を取り出し、この色差信号６
を上記マトリックス回路３（原色信号出力回路）に入力
する。この時、上記した映像受信回路４の他方のカラー
テレビ信号５から輝度信号７を取り出すとともに増幅
し、マトリックス回路３に入力する。
するために必要な基準副搬送波を作り出し、上記復調回
路に上記基準搬送波を入力するとともに、上記同期回路
によって作り出された基準副搬送波を介して上記搬送色
信号を復調し、色差信号６を取り出し、この色差信号６
を上記マトリックス回路３（原色信号出力回路）に入力
する。この時、上記した映像受信回路４の他方のカラー
テレビ信号５から輝度信号７を取り出すとともに増幅
し、マトリックス回路３に入力する。
次に、上記色差信号６と輝度信号７によってRGBの原色
信号８に復調し、これをテレビ受像管９に供給しの画面
上に画像を形成するようにしている。
信号８に復調し、これをテレビ受像管９に供給しの画面
上に画像を形成するようにしている。
以上は、NTSC方式のテレビ信号を受信したときの信号処
理であるが、次に、このテレビ受像機１にY/Cセパレー
ト方式の映像信号を出力するビデオ機器10を接続した場
合の映像信号の流れについて説明する。
理であるが、次に、このテレビ受像機１にY/Cセパレー
ト方式の映像信号を出力するビデオ機器10を接続した場
合の映像信号の流れについて説明する。
すなわち、本実施例のビデオ機器11は、カラーアンダー
方式と呼ばれ、Y/C信号を夫々独立して出力するように
している。したがって、この方式の場合には、上述した
ようなクロスカラーやクロスルミナンス等を防止するこ
とができるので、コンポジット信号の場合と比較してよ
り鮮明な画像を得ることが可能である。
方式と呼ばれ、Y/C信号を夫々独立して出力するように
している。したがって、この方式の場合には、上述した
ようなクロスカラーやクロスルミナンス等を防止するこ
とができるので、コンポジット信号の場合と比較してよ
り鮮明な画像を得ることが可能である。
ところが、上記ビデオ機器11に接続するテレビ受像機に
Y/Cセパレート信号入力端子、すなわち、Ｓ端子が設け
られていないと、上記ビデオ機器11の特性を生かして鮮
明な画像を得ることができない。
Y/Cセパレート信号入力端子、すなわち、Ｓ端子が設け
られていないと、上記ビデオ機器11の特性を生かして鮮
明な画像を得ることができない。
本実施例では、次に示すような信号処理を行うことによ
り、Ｓ端子が設けられていないテレビ受像機でも鮮明な
画像が得られるようにしたものである。すなわち、本実
施例のアダプター12のケーシング13内には、色信号再生
回路２内の帯域フィルター14、復調回路15、マトリック
ス回路16、同期回路17等が配設されている。
り、Ｓ端子が設けられていないテレビ受像機でも鮮明な
画像が得られるようにしたものである。すなわち、本実
施例のアダプター12のケーシング13内には、色信号再生
回路２内の帯域フィルター14、復調回路15、マトリック
ス回路16、同期回路17等が配設されている。
また、上記ケーシング13の一方18側には、ビデオ機器11
に電気的に接続するためのY/Cセパレート信号入力端子
であるＳ端子19が２か所に取り付けられているととも
に、音声入力端子20が取り付けられている。
に電気的に接続するためのY/Cセパレート信号入力端子
であるＳ端子19が２か所に取り付けられているととも
に、音声入力端子20が取り付けられている。
また、他方21側にはテレビ受像機１と電気的に接続する
ためのコネクター22が取り付けられている。このコネク
ター22は本実施例においては、例えば、21ピンマルチコ
ネクターを用いている。
ためのコネクター22が取り付けられている。このコネク
ター22は本実施例においては、例えば、21ピンマルチコ
ネクターを用いている。
上記した色信号再生回路２におけるＣ信号（色差）の流
れを説明すると、ビデオ機器11のＣ信号の出力Ｓ端子と
アダプター12側のＳ端子19aを電気的に接続すると、Ｃ
信号は上記帯域フィルター14を介して復調回路15である
Ｒ−Ｙ復調回路、Ｂ−Ｙ復調回路、Ｇ−Ｙマトリックス
回路を介して原色マトリックス回路16に信号が入力され
る。
れを説明すると、ビデオ機器11のＣ信号の出力Ｓ端子と
アダプター12側のＳ端子19aを電気的に接続すると、Ｃ
信号は上記帯域フィルター14を介して復調回路15である
Ｒ−Ｙ復調回路、Ｂ−Ｙ復調回路、Ｇ−Ｙマトリックス
回路を介して原色マトリックス回路16に信号が入力され
る。
他方、Ｙ信号（輝度）は、クランプ回路23で同期信号の
レベルを安定させた後、広帯域ディレイライン24を通っ
て上記マトリックス回路16に入力される。更に、上記Ｙ
信号は同期分離回路25で同期信号が取り出され、21ピン
コネクター22の同期信号出力端に出力される。
レベルを安定させた後、広帯域ディレイライン24を通っ
て上記マトリックス回路16に入力される。更に、上記Ｙ
信号は同期分離回路25で同期信号が取り出され、21ピン
コネクター22の同期信号出力端に出力される。
また、上記マトリックス回路16に入力されたＣ信号とＹ
信号とによってRGB（原色）信号26に変換し、21ピンコ
ネクター22を介して上記テレビ受像機１の受像管９に出
力するようにしている。また、音声信号（L,R）はスト
レートで21ピンコネクターへ供給されている。
信号とによってRGB（原色）信号26に変換し、21ピンコ
ネクター22を介して上記テレビ受像機１の受像管９に出
力するようにしている。また、音声信号（L,R）はスト
レートで21ピンコネクターへ供給されている。
したがって、本実施例のアダプター12を介在させること
により、上記Y/Cセパレート信号出力端子を有するビデ
オ機器11を、Y/Cセパレート信号入力端子を持たないテ
レビ受像機１のRGB端子に接続することができ、Y/Cセパ
レート方式の鮮明な画像を記録・再生することができ
る。しかも、上記テレビ受像機１側にはＳ端子を設ける
必要がない。
により、上記Y/Cセパレート信号出力端子を有するビデ
オ機器11を、Y/Cセパレート信号入力端子を持たないテ
レビ受像機１のRGB端子に接続することができ、Y/Cセパ
レート方式の鮮明な画像を記録・再生することができ
る。しかも、上記テレビ受像機１側にはＳ端子を設ける
必要がない。
なお、本実施例においては、Y/C信号をRGB（原色）信号
に変換するために、例えばビデオ・クリマ処理用専用IC
を用いているので、高信頼性，高安定性を実現するとと
もに、より使い易くすることができる。
に変換するために、例えばビデオ・クリマ処理用専用IC
を用いているので、高信頼性，高安定性を実現するとと
もに、より使い易くすることができる。
上記したビデオ機器11は、夫々独立したY/C信号をセパ
レートのまま記録・再生する型式のビデオ機器の例を示
したが、他の例としては、ビデオ機器に夫々独立したY/
C信号をセパレートのまま入出力し、更にこの入出力さ
れたY/C信号を再びY/C混合コンポジット信号として記録
・再生する型式のものにも使用できる。
レートのまま記録・再生する型式のビデオ機器の例を示
したが、他の例としては、ビデオ機器に夫々独立したY/
C信号をセパレートのまま入出力し、更にこの入出力さ
れたY/C信号を再びY/C混合コンポジット信号として記録
・再生する型式のものにも使用できる。
更に、ビデオ機器11をアダプター12を介在してテレビ受
像機１に接続することによって、アダプター12によって
色信号マトリックスを行なうために、テレビ受像機１側
での色あい、色の濃さ調整が効かなくなるので、アダプ
ター12の前面パネル27に配設されている色あい調節つま
み28、色の濃さ調節つまみ29によって調節を行なう。
像機１に接続することによって、アダプター12によって
色信号マトリックスを行なうために、テレビ受像機１側
での色あい、色の濃さ調整が効かなくなるので、アダプ
ター12の前面パネル27に配設されている色あい調節つま
み28、色の濃さ調節つまみ29によって調節を行なう。
また、同様に前面パネル27に配設されているコントラス
ト調節つまみ30と明るさ調節つまみ31はテレビ受像機１
に合わせてアダプター12側の調節つまみを回すことによ
って微調整して適正なコントラストおよび明るさに調整
する。更に、32は電源スイッチを示している。
ト調節つまみ30と明るさ調節つまみ31はテレビ受像機１
に合わせてアダプター12側の調節つまみを回すことによ
って微調整して適正なコントラストおよび明るさに調整
する。更に、32は電源スイッチを示している。
また、上記したコントラスト、明るさはテレビ受像機１
の種類によってはアダプター12側のコントラスト調節つ
まみ30と明るさ調節つまみ31とテレビ受像機１側の調節
つまみの両方で調節する場合もある。
の種類によってはアダプター12側のコントラスト調節つ
まみ30と明るさ調節つまみ31とテレビ受像機１側の調節
つまみの両方で調節する場合もある。
次に、この実施例の使用例を説明する。
先ず、テレビ受像機１のRGB端子とY/Cセパレートタイプ
のビデオ機器11のY/Cセパレートの入出力端子であるＳ
端子をアダプター12を介在させて夫々電気的に接続す
る。
のビデオ機器11のY/Cセパレートの入出力端子であるＳ
端子をアダプター12を介在させて夫々電気的に接続す
る。
より具体的には、上記アダプター12のケーシング13の一
方18側に取り付けられているビデオ機器11接続用のＳ端
子19であるＣ（色差）信号端子19aとＹ（輝度）信号端
子19bおよび音声信号（L,R）入力端子20が上記ケーシン
グ13に一体的に取り付けられ、これらの入力端子19,20
を夫々ビデオ機器11側の対応する端子に図示せざる接続
コードによって電気的に接続される。
方18側に取り付けられているビデオ機器11接続用のＳ端
子19であるＣ（色差）信号端子19aとＹ（輝度）信号端
子19bおよび音声信号（L,R）入力端子20が上記ケーシン
グ13に一体的に取り付けられ、これらの入力端子19,20
を夫々ビデオ機器11側の対応する端子に図示せざる接続
コードによって電気的に接続される。
また、ケーシング13の他方21側に取り付けられている21
ピンコネクター22とテレビ受像機１のRGB端子間を、図
示せざる接続コードによって電気的に接続する。する
と、上記ビデオ機器11がアダプター12を介在させること
によってテレビ受像機１が互いに電気的に接続される。
ピンコネクター22とテレビ受像機１のRGB端子間を、図
示せざる接続コードによって電気的に接続する。する
と、上記ビデオ機器11がアダプター12を介在させること
によってテレビ受像機１が互いに電気的に接続される。
この時、上記テレビ受像機１内に内蔵されている色信号
再生回路２内にビデオ機器11からの電気信号を入力する
ことなく、ビデオ機器11とアダプター12内に内蔵されて
いる色信号再生回路２を介在させてテレビ受像機１内の
受像管９に電気信号を入力することができ、その映像表
示面に画像を再生することができる。
再生回路２内にビデオ機器11からの電気信号を入力する
ことなく、ビデオ機器11とアダプター12内に内蔵されて
いる色信号再生回路２を介在させてテレビ受像機１内の
受像管９に電気信号を入力することができ、その映像表
示面に画像を再生することができる。
次いで、上記アダプター12内の信号の流れに着目する
と、先ず、ビデオ機器11のY/Cセパレート出力端子であ
るＳ端子の一方であるＣ（色差）信号は、上記アダプタ
ー12のハウジング13の一方18側に位置するＣ信号端子19
aに入力される。
と、先ず、ビデオ機器11のY/Cセパレート出力端子であ
るＳ端子の一方であるＣ（色差）信号は、上記アダプタ
ー12のハウジング13の一方18側に位置するＣ信号端子19
aに入力される。
すると、このＣ信号端子19aに入力された信号は、帯域
フィルター14を介して復調回路15に入力される。そし
て、上記帯域フィルター14から出力される信号は、Ｒ−
Ｙ復調回路とＢ−Ｙ復調回路とにそれぞれ入力される。
これらのＲ−Ｙ復調回路およびＢ−Ｙ復調回路から出力
される信号は、マトリックス回路16に入力されるととも
に、Ｇ−Ｙマトリックス回路に入力される。また、Ｇ−
Ｙマトリックス回路より出力される色信号がマトリック
ス回路16に入力される。
フィルター14を介して復調回路15に入力される。そし
て、上記帯域フィルター14から出力される信号は、Ｒ−
Ｙ復調回路とＢ−Ｙ復調回路とにそれぞれ入力される。
これらのＲ−Ｙ復調回路およびＢ−Ｙ復調回路から出力
される信号は、マトリックス回路16に入力されるととも
に、Ｇ−Ｙマトリックス回路に入力される。また、Ｇ−
Ｙマトリックス回路より出力される色信号がマトリック
ス回路16に入力される。
また、上記ビデオ機器11から出力されるＹ（輝度）信号
は、Ｙ信号端子19bに入力される。すると、この入力さ
れたＹ信号は同期回路17を構成する同期クランプ回路23
に入力される。そして、この同期クランプ回路23によっ
て同期信号のレベルが安定された後、広帯域ディレイラ
イン24および同期分離回路25にそれぞれ供給される。
は、Ｙ信号端子19bに入力される。すると、この入力さ
れたＹ信号は同期回路17を構成する同期クランプ回路23
に入力される。そして、この同期クランプ回路23によっ
て同期信号のレベルが安定された後、広帯域ディレイラ
イン24および同期分離回路25にそれぞれ供給される。
そして、上記広帯域ディレイライン24によって所定時間
だけ遅延されたＹ信号が原色マトリックス回路16に入力
される。また、同期分離回路25に入力されたＹ信号は、
同期信号が分離され、上記マトリックス回路16および21
ピンコネクター22にそれぞれ供給される。
だけ遅延されたＹ信号が原色マトリックス回路16に入力
される。また、同期分離回路25に入力されたＹ信号は、
同期信号が分離され、上記マトリックス回路16および21
ピンコネクター22にそれぞれ供給される。
上記した原色マトリックス回路16に入力されたＣ信号端
子からの色信号とＹ信号端子からの同期信号によってRG
B（原色）信号26が生成され、ハウジング13の他方21側
に取り付けられている21ピンコネクター22に出力され
る。したがって、この21ピンコネクター22と上記テレビ
受像機１側のRGB端子とを接続コードによって電気的に
接続することにより、上記テレビ受像機１側にY/Cセパ
レート入力端子であるＳ端子が無くても、上記Y/Cセパ
レートタイプのビデオ機器11と接続することができる。
子からの色信号とＹ信号端子からの同期信号によってRG
B（原色）信号26が生成され、ハウジング13の他方21側
に取り付けられている21ピンコネクター22に出力され
る。したがって、この21ピンコネクター22と上記テレビ
受像機１側のRGB端子とを接続コードによって電気的に
接続することにより、上記テレビ受像機１側にY/Cセパ
レート入力端子であるＳ端子が無くても、上記Y/Cセパ
レートタイプのビデオ機器11と接続することができる。
これにより、Ｓ端子が無いテレビ受像機１であっても、
NTSC方式の欠点とされるクロスカラーやクロスルミナン
ス等が発生することなく、鮮明な画像を得ることはで
き、しかも取扱いが非常に容易である。
NTSC方式の欠点とされるクロスカラーやクロスルミナン
ス等が発生することなく、鮮明な画像を得ることはで
き、しかも取扱いが非常に容易である。
このようにして、通常使用しているテレビ受像機１を使
用できるので、購入費用を安価にできる。また、上記テ
レビ受像機１にビデオ機器11からのがより良く鮮明にみ
るために、アダプター12のケーシング13の前面パネル27
に配設されている調節つまみによって適宜に調節する。
調節つまみは、色あい調節つまみ28、色の濃さ調節つま
み29、コントラスト調節つまみ30、明るさ調節つまみ31
より成り、このうち色あい、色の濃さに関してはアダプ
ター12側のみで調節される。
用できるので、購入費用を安価にできる。また、上記テ
レビ受像機１にビデオ機器11からのがより良く鮮明にみ
るために、アダプター12のケーシング13の前面パネル27
に配設されている調節つまみによって適宜に調節する。
調節つまみは、色あい調節つまみ28、色の濃さ調節つま
み29、コントラスト調節つまみ30、明るさ調節つまみ31
より成り、このうち色あい、色の濃さに関してはアダプ
ター12側のみで調節される。
他方コントラスト、明るさに関しては、アダプター12側
およびテレビ受像機１側の両方で調節ができるように作
られており、適用されるテレビ受像機１の種類，型式等
によって適宜に用いられるようになっているので、全て
の種類のテレビ受像機１に対応できるようになってい
る。あた、見る人の最適な画像に微調整することができ
る。
およびテレビ受像機１側の両方で調節ができるように作
られており、適用されるテレビ受像機１の種類，型式等
によって適宜に用いられるようになっているので、全て
の種類のテレビ受像機１に対応できるようになってい
る。あた、見る人の最適な画像に微調整することができ
る。
本考案は上述したように、ビデオ機器11に設けられてい
るＳ端子に連なる接続コードを着脱自在に接続するため
の映像信号入力端子と、上記テレビ受像機に設けられて
いるRGB端子に連なる接続コードを着脱自在に接続する
ための映像信号出力端子とを具備するとともに、上記映
像信号入力端子と上記映像信号出力端子との間に、上記
映像信号入力端子を介して供給されるY/Cセパレート信
号でRGB原色信号を生成するための復調回路15およびマ
トリックス回路16を具備するので、Y/Cセパレート信号
を出力するビデオ機器11と、Ｓ端子が設けられていない
テレビ受像機１とを接続し、上記Ｓ端子が設けられてい
ないテレビ受像機１で、上記ビデオ機器11の特徴である
Y/Cセパレート信号方式の鮮明な画像を、上記Ｓ端子が
設けられていないテレビ受像機１に映出させることがで
きる。したがって、上記Ｓ端子が設けられていないテレ
ビ受像機１でもって、クロスカラーやクロスルミナンス
等の欠点がない鮮明な画像が見られるようにすることが
できる。
るＳ端子に連なる接続コードを着脱自在に接続するため
の映像信号入力端子と、上記テレビ受像機に設けられて
いるRGB端子に連なる接続コードを着脱自在に接続する
ための映像信号出力端子とを具備するとともに、上記映
像信号入力端子と上記映像信号出力端子との間に、上記
映像信号入力端子を介して供給されるY/Cセパレート信
号でRGB原色信号を生成するための復調回路15およびマ
トリックス回路16を具備するので、Y/Cセパレート信号
を出力するビデオ機器11と、Ｓ端子が設けられていない
テレビ受像機１とを接続し、上記Ｓ端子が設けられてい
ないテレビ受像機１で、上記ビデオ機器11の特徴である
Y/Cセパレート信号方式の鮮明な画像を、上記Ｓ端子が
設けられていないテレビ受像機１に映出させることがで
きる。したがって、上記Ｓ端子が設けられていないテレ
ビ受像機１でもって、クロスカラーやクロスルミナンス
等の欠点がない鮮明な画像が見られるようにすることが
できる。
添付図面第１図および第２図は本考案の実施例を示し、
第１図は通常のテレビ受像機の色信号再生回路を示すブ
ロック図、 第２図はアダプター内の回路系統を示すブロック図、 第３図はアダプター本体を示す斜視図、 第４図はアダプター本体の裏面を示す背面図をそれぞれ
示している。 なお、図中１…テレビ受像機、 11…ビデオ機器、12…アダプター、 13…ケーシング、15…復調回路、 16…マトリックス回路、18…一方、 19…Ｓ端子、21…他方、 22…コネクターをそれぞれ示している。
第１図は通常のテレビ受像機の色信号再生回路を示すブ
ロック図、 第２図はアダプター内の回路系統を示すブロック図、 第３図はアダプター本体を示す斜視図、 第４図はアダプター本体の裏面を示す背面図をそれぞれ
示している。 なお、図中１…テレビ受像機、 11…ビデオ機器、12…アダプター、 13…ケーシング、15…復調回路、 16…マトリックス回路、18…一方、 19…Ｓ端子、21…他方、 22…コネクターをそれぞれ示している。
Claims (1)
- 【請求項１】色信号再生回路である色同期回路、復調回
路、マトリックス回路、RGB端子を有するテレビ受像機
と、上記テレビ受像機に映像信号を供給するための出力
端子として、輝度信号Ｙおよび色差信号Ｃをそれぞれ独
立したY/Cセパレート信号として出力するＳ端子が設け
られているビデオ機器とを接続するためのアダプターに
おいて、 上記ビデオ機器に設けられているＳ端子に連なる接続コ
ードを着脱自在に接続するための映像信号入力端子と、 上記テレビ受像機に設けられているRGB端子に連なる接
続コードを着脱自在に接続するための映像信号出力端子
とを具備するとともに、 上記映像信号入力端子と上記映像信号出力端子との間
に、上記映像信号入力端子を介して供給されるY/Cセパ
レート信号でRGB原色信号を生成するための復調回路15
およびマトリックス回路16を具備することを特徴とする
YCセパレート入力アダプター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987117212U JPH0646144Y2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | Ｙｃセパレ−ト入力アダプタ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987117212U JPH0646144Y2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | Ｙｃセパレ−ト入力アダプタ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6423183U JPS6423183U (ja) | 1989-02-07 |
| JPH0646144Y2 true JPH0646144Y2 (ja) | 1994-11-24 |
Family
ID=31360462
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987117212U Expired - Lifetime JPH0646144Y2 (ja) | 1987-07-30 | 1987-07-30 | Ｙｃセパレ−ト入力アダプタ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0646144Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0685587B2 (ja) * | 1984-07-03 | 1994-10-26 | キヤノン株式会社 | 再生装置 |
| JPS6181097A (ja) * | 1984-09-28 | 1986-04-24 | Toshiba Corp | 映像信号処理回路 |
-
1987
- 1987-07-30 JP JP1987117212U patent/JPH0646144Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6423183U (ja) | 1989-02-07 |
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