JPH0646108U - ボイラ関連機器の遠隔制御機構 - Google Patents
ボイラ関連機器の遠隔制御機構Info
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- JPH0646108U JPH0646108U JP8952792U JP8952792U JPH0646108U JP H0646108 U JPH0646108 U JP H0646108U JP 8952792 U JP8952792 U JP 8952792U JP 8952792 U JP8952792 U JP 8952792U JP H0646108 U JPH0646108 U JP H0646108U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ボイラに併設した水処理装置等のボイラ関連
機器が異常停止し、担当者が該装置を点検中における安
全を確保することを目的とする。 【構成】 ボイラ等の管理用データ通信システムにおい
て、ボイラに併設した水処理装置等のボイラ関連機器の
可動部28を覆う安全カバー29が外れていることを検
知する検知手段と、この検知手段により該安全カバー2
9が外れていることを検知した信号に基づき、前記可動
部28の駆動制御信号を無効にする手段を設けた構成と
している。
機器が異常停止し、担当者が該装置を点検中における安
全を確保することを目的とする。 【構成】 ボイラ等の管理用データ通信システムにおい
て、ボイラに併設した水処理装置等のボイラ関連機器の
可動部28を覆う安全カバー29が外れていることを検
知する検知手段と、この検知手段により該安全カバー2
9が外れていることを検知した信号に基づき、前記可動
部28の駆動制御信号を無効にする手段を設けた構成と
している。
Description
【0001】
この考案は公衆通信回線を利用して、自動的にボイラおよびボイラ関連機器の 保守、管理を行なうボイラ等の管理用データ通信システムに関するものである。
【0002】
従来、ボイラ等の管理用データ通信システムにより運転管理されているボイラ やボイラ関連機器が異常停止すると、異常停止情報が通信回線を介して遠隔地に ある管理ステーションの管理装置へ送信される。管理ステーションでは受信した 異常停止情報の原因解析を行ない、その結果に基づき異常対策情報を施設現場に 送信するとともに、必要に応じてサービス員を施設現場へ出向させて修理を行な う等のメンテナンスサービスを行なっている。
【0003】 ところで、近年はボイラ以外にボイラ用水処理装置として軟水装置や脱気装置 が併設されるようになってきている。この軟水装置や脱気装置は、遠隔運転操作 が法的に禁止されていないため、管理ステーション側で異常停止要因を遠隔操作 により解消した場合には、即、運転操作を行ない該装置の運転を再開していた。 しかしながら、前記各機器が異常停止したときに施設現場にユーザーの保全担当 者やメーカーのサービス員が出向しており、非常停止した装置を点検中に該装置 のモーター等の可動部を、管理ステーション側で駆動操作することは非常に危険 なことである。
【0004】
この考案は、上述の問題点に鑑み、軟水装置や脱気装置の可動部を覆う安全カ バーが外れているときは、前記可動部の駆動制御信号を無効にする遠隔制御機構 を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 即ち、この考案は、ボイラおよび脱気装置、軟水装置等のボイラ関連機器を併 設してなる施設現場と遠隔地にある管理ステーションとの間を、前記ボイラおよ びボイラ関連機器に具備した各自動運転制御装置の運転データを自動発着信が可 能な各モデムを介して、通信回線で接続したボイラ等の管理用データ通信システ ムにおいて、 前記脱気装置および軟水装置等のボイラ関連機器の可動部を覆う安全カバーが 外れていることを検知する検知手段と、この検知手段により該安全カバーが外れ ていることを検知した信号に基づき、前記可動部の駆動制御信号を無効にする手 段を設けたことを特徴としている。
【0006】
この考案によれば、可動部を覆う安全カバーが外されると、それを検知して駆 動装置への電流を遮断するので、管理ステーション側での運転操作を無効にする 。
【0007】
以下、この考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。図1、この考案を 実施したボイラ等の管理用データ通信システムの概略を示す説明図である。 図中Aは施設現場であって、この施設現場Aに貫流式蒸気ボイラ1、給水タン ク2、および脱気装置3並びに軟水装置4等のボイラ関連機器が併設してある。 前記貫流式蒸気ボイラ1、脱気装置3および軟水装置4には、それぞれ自動運転 制御するための自動運転制御装置5、6、7を備えており、給水タンク2には水 位制御装置8を備えている。前記自動運転制御装置5、6、7および水位制御装 置8には、それぞれの運転状態や水位検出状態を送信するデータ通信手段(DT E)9、10、11、12が配設してあり、この各データ通信手段(DTE)に 付設のシリアルインターフェイス13、14、15、16にデータ伝送路17、 18、19を接続して連通させている。そして、前記データ通信手段9に通信結 合手段としてのモデム20を設け、このモデム20に通信回線21を介して管理 ステーションBのモデム22に接続している。前記管理ステーションBは、複数 のユーザーの施設現場Aに通信回線21を介して連通しており、施設現場Aに設 置の各機器の運転状態を管理している。そのため、この管理ステーションBには 、通信機能を有するコンピュータ23とモデム22が配設してあり、前記通信回 線21を介して施設現場Aのモデム20に接続し各機器の運転情報等を送受信で きるように構成している。図中24は原水供給部であり、25は給水ラインであ る。
【0008】 この考案に係るボイラ関連機器の遠隔制御機構は、図1〜2に示すように前記 脱気装置3および軟水装置4にそれぞれ配設してあるモータ26と駆動部27を 連動する可動部28に、この可動部28を覆うように安全カバー29を設け、こ の安全カバー29の片側取付部に通電可能な接続片30を設け、この接続片30 を機器本体側に設けた接続端子31に挿入する。この接続端子31は回線32を 介して前記自動運転制御装置6、7に連通させ、前記接続片30が接続端子31 より外れると前記可動部28の駆動制御信号が無効になるように構成している。 前記接続片30を取り付けていない反対側の取付部は、適宜の手段(例えばねじ 止め等)で機器本体側に着脱自在に固定できるようにしている。
【0009】 次に、この考案の遠隔制御機構の作用について説明する。 この考案によれば、ボイラ1に併設した脱気装置3や軟水装置4等のボイラ関 連機器が異常停止すると、該異常停止した装置より管理ステーションBへ異常停 止情報が通信回線21を介して通報される。管理ステーションBでは、受信した 異常停止情報によりコンピュータ23を操作して原因解析を行ない、その異常停 止要因を遠隔操作により解消できたときは、該異常停止した装置を管理ステーシ ョンB側で遠隔操作により再駆動させることができるが、該異常停止した装置の 可動部28を覆う安全カバー29が外れている場合には、該安全カバー29の取 付部に設けた接続片30が接続端子31より外れて回線を遮断し、該装置の可動 部の駆動制御信号を無効とするので、管理ステーションB側での遠隔駆動操作は 不可能となる。したがって該異常停止した装置を点検中のサービス員や保全担当 者がいた場合には安全を確保することができる。 尚、上記遠隔制御機構のほかに、施設現場Aにおいて各装置をサービス員や保 全担当者が点検中は、管理ステーションBにおいて遠隔制御が不可であることを 通報する手段を設けることもできる。
【0010】
この考案によれば、ボイラに併設した脱気装置や軟水装置等のボイラ関連機器 の可動部を覆う安全カバーの取付部に安全カバーが外れていることを検知する検 知手段を設け、この検知手段の信号により安全カバーが外れていると可動部の駆 動制御を無効とするので、可動部を覆う安全カバーを取り外して点検中は、該可 動部が作動することはないので安全に作業をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施したボイラ等の管理用データ通
信システムの概略を示す説明図である。
信システムの概略を示す説明図である。
【図2】図1の水処理装置の遠隔制御機構の概略を示す
説明図である。
説明図である。
A 施設現場 B 管理ステーション 1 ボイラ 3 脱気装置 4 軟水装置 20 モデム 21 通信回線 22 モデム 28 可動部 29 安全カバー
Claims (1)
- 【請求項1】 ボイラ1および脱気装置3、軟水装置4
等のボイラ関連機器を併設してなる施設現場Aと遠隔地
にある管理ステーションBとの間を、前記ボイラ1およ
びボイラ関連機器に具備した各自動運転制御装置の運転
データを自動発着信が可能な各モデム20、22を介し
て、通信回線21で接続したボイラ等の管理用データ通
信システムにおいて、 前記脱気装置3および軟水装置4等のボイラ関連機器の
可動部28を覆う安全カバー29が外れていることを検
知する検知手段と、この検知手段により該安全カバー2
9が外れていることを検知した信号に基づき、前記可動
部28の駆動制御信号を無効にする手段を設けたことを
特徴とするボイラ関連機器の遠隔制御機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992089527U JP2584498Y2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | ボイラ関連機器の遠隔制御機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992089527U JP2584498Y2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | ボイラ関連機器の遠隔制御機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0646108U true JPH0646108U (ja) | 1994-06-24 |
JP2584498Y2 JP2584498Y2 (ja) | 1998-11-05 |
Family
ID=13973285
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992089527U Expired - Fee Related JP2584498Y2 (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | ボイラ関連機器の遠隔制御機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584498Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019068220A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | Toto株式会社 | 遠隔操作システム |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62142500U (ja) * | 1986-03-05 | 1987-09-08 | ||
JPS6394692U (ja) * | 1986-12-11 | 1988-06-18 | ||
JPH0158900U (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-13 | ||
JPH0462304A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-27 | Kurita Water Ind Ltd | 熱機器の警報伝送装置 |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP1992089527U patent/JP2584498Y2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62142500U (ja) * | 1986-03-05 | 1987-09-08 | ||
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JPH0158900U (ja) * | 1987-10-09 | 1989-04-13 | ||
JPH0462304A (ja) * | 1990-06-29 | 1992-02-27 | Kurita Water Ind Ltd | 熱機器の警報伝送装置 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019068220A (ja) * | 2017-09-29 | 2019-04-25 | Toto株式会社 | 遠隔操作システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2584498Y2 (ja) | 1998-11-05 |
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