JPH0646094A - ユニークワード検出回路及び復調回路 - Google Patents

ユニークワード検出回路及び復調回路

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JPH0646094A
JPH0646094A JP19573592A JP19573592A JPH0646094A JP H0646094 A JPH0646094 A JP H0646094A JP 19573592 A JP19573592 A JP 19573592A JP 19573592 A JP19573592 A JP 19573592A JP H0646094 A JPH0646094 A JP H0646094A
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    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter
    • H04L7/04Speed or phase control by synchronisation signals
    • H04L7/041Speed or phase control by synchronisation signals using special codes as synchronising signal
    • H04L7/042Detectors therefor, e.g. correlators, state machines

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  • Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、受信信号に対して受信機の周波数
が誤差を持った場合にも安定に動作するユニークワード
検出回路を実現する。 【構成】 受信信号にほぼ同調した局部発振器1により
準同期検波を行い複素規定帯域信号に変換し、A/D変
換器6,7で標本化してA/D変換する。この標本化値
をNサンプル長のシフトレジスタ8,9に入力する、他
方ユニークワードパターン発生器11は既知のユニーク
ワードパターンを複素形式で発生し、複素乗算器101
〜10n で前記シフトレジスタの各タップとを複素乗算
する。上記複素乗算器のN個の並列出力を受けて、フィ
ルタバンク12でFFTを行い、このFFTのN個の出
力の絶対値を比較し、平均値より規定値の閾値を越える
大きな絶対値出力があればユニークワード有りと判定す
ると共に、その出力端子により受信信号の周波数誤差を
も同時に検出するユニークワード検出回路。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はTDMA通信等におけ
る、基準バーストを検出し、受信フレームを確立して受
信同期を確立する、その過程で、基準バースト内に含ま
れるユニークワードを検出するユニークワード検出回路
及び復調回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ディジタル通信において、2進系列の語
同期を確立するためには、ビット系列中に一定周期で挿
入される一定ビット長の固定パターン、所謂ユニークワ
ード(Unique Word,UW)を検出することが基本とな
る。その従来のユニークワード検出器を図3に示す。
【0003】この図3に示す従来のユニークワード検出
回路は、受信信号がそれぞれ入力されるミキサ3,4
と、そのミキサ3に受信IF信号の搬送波の周波数に近
似した周波数を有する基準搬送波をそのまま入力する局
部発振器1と、この基準搬送波をπ/2位相ずらして上
記ミキサ4に出力するπ/2移相器2と、ミキサ3,4
それぞれの2相位相変調波をA/D変換するA/D変換
器6,7と、このA/D変換器6,7にサンプリング信
号を出力するサンプルパルス発生器5と、A/D変換器
6,7の出力ディジタルデータより信号を復調する復調
回路14と、この復調回路14の再生データ系列をシフ
トするシフトレジスタ15,16と、これらシフトレジ
スタ15,16の各出力信号とユニークワードパターン
発生器18からの各出力信号との排他的論理和を取る排
他的論理和171 〜172nと、これら排他的論理和17
1 〜172nの出力信号の加算を行う加算器19と、閾値
検出を行う閾値検出器20とからなる。
【0004】以上の構成におけるその動作は、復調回路
14からの再生データ系列を受けるシフトレジスタ1
5,16は、N段(Nは自然数)あり、このNはユニー
クワードパターン長と同じである。その並列出力とユニ
ークワードパターン発生器18の出力との各ビット毎の
一致を排他的論理和171 〜172nで検出し、これら排
他的論理和171 〜172nによる一致ビット数の総和を
加算器19で求め、この加算数が予め定められた閾値よ
り大きい時に、ユニークワードを検出したと判定してい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来のユニークワード検出回路は、構造が簡単で
あるが、次のような欠点を有している。それは、復調回
路14において正しくデータが再生されることが、ユニ
ークワード検出の絶対的条件であるが、移動体衛星通信
に典型的に見られるように最近のディジタル通信は、誤
り訂正符号を用いること等により低C/N比時にも良好
な回線品質を得られるため、極めて低いC/N条件の下
で使用されることが要求されるようになってきている。
このような低C/N比条件下では、復調回路14の信号
補足が非常に困難となってきている。従って、従来のユ
ニークワード検出器では、C/N比が悪いと復調回路1
4が正しく動作せず、いつまでもユニークワード検出が
できず、通信ができないといった状況に陥ることが多々
ある。
【0006】そこで、本発明は、上述した従来のユニー
クワード検出回路の欠点を解消し、復調器の動作に拘ら
ず、より確実にユニークワード検出が行えるとともに、
復調回路の同期確立をより速めるように助けることがで
きるユニークワード検出回路及び復調回路を提供しよう
とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の第一解決手段は、受信IF信号の搬送波周波
数に近似するπ/2位相の異なる二つの基準搬送波を用
いて前記IF信号を実部及び虚部からなる複素ベースバ
ンド変調し、さらにこの複素ベースバンド信号をサンプ
ルパルスで標本化してディジタル値に変換する実部及び
虚部用のA/D変換器を備えるユニークワード検出回路
において、前記実部及び虚部用A/D変換器の出力を各
々Nサンプル、パイプライン形式で保持する第一及び第
二シフトレジスタと、複素信号形式のユニークワードを
発生するユニークワード発生器と、このユニークワード
発生器の第n(n=0,1,2,…N−1)番目の出力
と前記第一及び第二のシフトレジスタの第n番目の出力
との複素乗算をそれぞれ行うN個の複素乗算器と、この
複素乗算器N個の出力を受けて、周波数帯域毎の分離を
行うフィルタバンクと、このフィルタバンクのN個の出
力を受けて絶対値を算出し、前記フィルタバンクの特定
の要素フィルタ出力に規定以上の値が得られたことをも
ってユニークワード検出と判定し、ユニークワード有無
検出信号を出力すると共に、前記要素フィルタの周波数
位置によりキャリア周波数誤差信号を出力する比較回路
とからなることを特徴とする。
【0008】上記第一解決手段を用いて復調回路の同期
確立を速めるための解決手段としての本発明では、受信
IF信号の搬送波周波数に近似するπ/2位相の異なる
二つの基準搬送波を用いて前記IF信号を実部及び虚部
からなる複素ベースバンド変調し、さらにこの複素ベー
スバンド信号をサンプルパルスで標本化してディジタル
値に変換する実部及び虚部用のA/D変換器を備え、複
素乗算器、キャリア位相検出器、ループフィルタ、第一
加算器、数値制御発振器、余弦値発生ROM、正弦値発
生ROMからなる位相同期回路に前記実部及び虚部用の
A/D変換器出力を入力して前記受信IF信号の復調を
行う復調回路において、請求項1記載の第一及び第二シ
フトレジスタに前記複素乗算器の2系列出力を入力し、
前記ユニークワード有無検出信号及びキャリア周波数誤
差信号を得る、前記ユニークワード発生器、N個の複素
乗算器、フィルタバンク、比較回路とからなるユニーク
ワード検出器と、前記キャリア周波数誤差信号を、前記
ユニークワード有無検出信号とAFCタイミング信号と
の論理積信号に同期して保持するラッチ回路と、このラ
ッチ回路の出力と前記キャリア周波数誤差信号との和を
求めて前記ラッチ回路に出力する第二加算器とを備え、
前記ラッチ回路出力を前記第一加算器に入力して前記位
相同期回路の同期引き込みを助けることを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に本発明の一実施例について図面を参照し
つつ以下に説明する。図1は、本発明のユニークワード
検出回路の構成を示し、この図1で図3の従来例と同一
物には同一符号を付してある。図1において、受信IF
変調信号がそれぞれ入力されるミキサ3,4と、そのミ
キサ3に受信IF信号の搬送波周波数と近似した基準搬
送波を生成してそのまま出力する局部発振器1と、この
局部発振器1の基準搬送波をπ/2位相ずらして上記ミ
キサ4に出力するπ/2移相器2と、上記受信IF信号
とそれぞれ位相の異なる基準搬送波とを乗算するミキサ
3,4と、このミキサ3,4それぞれの2相位相変調波
を実部及び虚部とした複素ベースバンド信号を、サンプ
ルパルス発生器5から入力されるサンプルパルスによっ
て標本化してディジタル表示値に変換する実部用のA/
D変換器6及び虚部用のA/D変換器7と、このA/D
変換器6,7の出力ディジタルデータを各々Nサンプ
ル、パイプライン形式(ここで、Nとはユニークワード
パターン長を表している)で保持する実部用のシフトレ
ジスタ8及び虚部用のシフトレジスタ9と、予め定めら
れたNビットの実部と虚部とからなる複素ユニークワー
ドパターン(実部のパターンと虚部のパターンは異な
る)を発生して複素乗算器101 〜10n に出力する複
素ユニークワードパターン発生器11と、前記シフトレ
ジスタ8,9の第n(n=0,1,2,…N−1)番目
の出力と複素ユニークワードパターン発生器11の同じ
n番目の出力との複素乗算を行う複素乗算器101 〜1
n と、複素乗算器101 〜10n の複素乗算結果のN
個のデータをスペクトル数値解析を行うために周波数帯
分離を行うフィルタバンク12と、このフィルタバンク
12のN個の出力から絶対値を算出する絶対値検出器2
1 〜21n と、この絶対値検出器211 〜21n の出
力からフィルタバンク12の特定要素フィルタ出力に規
定以上の値が得られたことによりユニークワードを検出
したと判定して検出有無信号40を出力すると共に、上
記規定以上の出力がある周波数位置をキャリア周波数誤
差信号41として出力する比較回路22と、前記フィル
タバンク12のN個の要素フィルタ出力から信号41の
示す要素フィルタ出力を選択して後の信号処理用回路
(図示せず)に出力する選択回路23とからなる。
【0010】図2は本発明に用いるフィルタバンク12
の周波数特性を示す。フィルタバンク12としては高速
フーリエ変換若しくは、一般化トランスマルチプレクサ
分波回路等を用いることができる。本発明のユニークワ
ード検出回路の動作を図2を参照して説明する。まず、
シフトレジスタ8,9のN個のデータと、複素ユニーク
ワードパターン発生器11の出力複素ユニークワードパ
ターンとが一致すると、複素乗算器101 〜10n の出
力は単一正弦波をNサンプル採取したものとなる。この
ことを式で示せば、入力信号
【0011】
【数1】
【0012】と表せる。但し、Tはサンプル周期であ
る。ここで、WC ,θC は各々A/D変換器6,7出力
におけるキャリア周波数及び位相である。理想的にはW
C =0であるが、受信IF変調信号と局部発信器1の発
振周波数の違いにより実際には0ではない。今、シフト
レジスタ8,9には総合的に複素値
【0013】
【数2】
【0014】が保持されている。
【0015】ユニークワード発生器11は複素ユニーク
ワードパターン
【0016】
【数3】
【0017】を発生し複素乗算器101 〜10n に出力
している。
【0018】複素乗算器101 ,102 ,・・・・・1
N の出力は各々
【0019】
【数4】
【0020】
【数5】
【0021】
【数6】
【0022】
【数7】
【0023】となる。そこで今、受信入力信号がユニー
クワードパターンと一致した場合、つまり、
【0024】
【数8】
【0025】となった場合には、
【0026】
【数9】
【0027】となる。
【0028】即ち、単一調和波をNサンプルだけ標本化
保持した場合に他ならない。従ってフィルタバンク12
により図2に示すように、各要素フィルタ出力の何れか
に振幅の大きな信号45が一つ出現するので、ユニーク
ワード検出と信号の周波数位相のずれとを容易に検出す
ることができる。より詳しくは、サンプル周波数を
0 ,ユニークワードパターン長をN(サンプル)とす
ると、FFTや一般化トランスマルチプレクサにおいて
ステップ周波数Δfは、
【0029】
【数10】
【0030】の精度で周波数分析が可能となる。ここで
Nが大きい程、各要素フィルタの帯域幅は狭くなるの
で、キャリア成分の在るフィルタ12出力におけるS/
N比は高くなる。即ち、A/D変換器6,7の出力にお
ける全体パワーを一定とすると、キャリア信号の存在す
るフィルタ12の出力、つまり複素ユニークワードパタ
ーン発生器11の出力する複素ユニークワードとシフト
レジスタ8,9から出力される信号のパターンとが一致
した場合、は相対的に出力振幅が大きくなるので容易に
検出ができる。逆に、シフトレジスタ8,9のパターン
がユニークワードに一致しなければ、絶対値検出器21
1 〜21n の各出力はほぼ同じ信号レベルとなる。そこ
で、絶対値検出器211 〜21n 及び比較回路22で図
2に示す信号45の識別が実行され、ユニークワード有
無検出信号40とキャリア周波数誤差信号41が出力さ
れる。また、選択回路23は比較回路22からの信号4
1に基いてフィルタバンク12各出力から信号45の現
出した要素フィルタ出力を選択して信号42として外部
へ出力する。この信号42は、複素ユニークワードパタ
ーン発生器11のユニークワードパターンと受信信号と
の相関等の情報を含んでいる。
【0031】次に本発明の一つの応用例を図4に示す。
局部発振器1からA/D変換器6,7までの部分は、図
1に説明した回路構成と同じであるが、A/D変換器
6,7の各出力を複素乗算器30に入力し、さらのこの
複素乗算器30の複素ベースバンド信号をユニークワー
ド検出回路31と、キャリアの位相を再生するキャリア
位相検出器24とに入力している。キャリア位相検出器
24の出力はループフィルタ25、加算器26を介して
数値制御発振器(以下NCO)27を制御する。このN
CO27の出力は余弦値発生ROM28及び正弦値発生
ROM29に入力され、さらに各余弦値発生ROM2
8,正弦値発生ROM29の出力を複素乗算器30に入
力している。
【0032】ユニークワード検出回路31、加算器3
2、ラッチ33、AND34以外の上記回路部分は従来
技術として周知であり、ユニークワード検出回路31
は、図1に示す本発明のシフトレジスタ8,9、複素乗
算器101 〜10n 、複素ユニークワードパターン発生
器11、フィルタバンク12、絶対値検出器211 〜2
n 、比較回路22、選択回路23からなる回路であ
る。複素乗算器30は同期復調器として動作するが、本
発明のユニークワード検出器31がユニークワードを検
出して検出有無信号40を外部のフレーム同期回路へ出
力すると、そのフレーム同期回路は次のユニークワード
到来時を示すAFCタイミング信号を出力する。このA
FCタイミング信号と検出有無信号40との一致した時
点での、キャリア周波数誤差信号41をラッチ33にラ
ッチさせるように、AND34は動作している。なお、
外部から入力される上記AFCタイミング信号は、同期
確立引き込み前の初期状態では常に1となっている。仮
にAFCタイミング信号入力時毎の周波数誤差41が大
きくなるなるならば、そのことが加算器32によってラ
ッチ33の出力と誤差41との加算によって累積され
る。このラッチ33出力を、複素乗算器30からキャリ
ア位相検出器24、ループフィルタ25、加算器26、
NCO27、余弦値発生ROM28、正弦値発生ROM
29からなる位相同期回路(PLL)の加算器26に入
力し、この位相同期回路の補正動作による同期引き込み
で同期を確立させる。それが加算器32、ラッチ33、
AND34の働きである。従って複素乗算器30の同期
復調動作が未確定の場合にも、本発明のユニークワード
検出回路31によって正確にユニークワード有無検出が
でき、かつ周波数誤差情報も合わせて得られるので、同
期引き込みをより速く確立することができる。
【0033】一旦同期が確立すると複素乗算器30の出
力には正しく変調信号が復調される。次にユニークワー
ド到来時には、周波数誤差41は0となるので、ラッチ
33の出力は以前の値に保持されて変化しない。
【0034】このように、本発明によれば、復調回路の
未動作時にも、ユニークワード検出と同時にキャリア周
波数誤差が検出され、復調回路の初期周波数制御をより
速く行うことができる。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、従来では復調器に
おける同期確立後の復調信号からユニークワードを検出
してフレーム同期を確立していたものを、本発明によれ
ば先にユニークワードを検出すると共に、再生搬送波の
周波数誤差をも検出し、これによって再生搬送波の位相
誤差を修正させるので、低C/N比条件下でも安定にユ
ニークワード検出を達成することができ、しかもより速
い信号の受信同期を確立することができる。即ち、周波
数誤差のある受信信号であっても安定してユニークワー
ド検出を行うことができる。また、本発明のユニークワ
ード検出回路は、単にユニークワードの有無のみでなく
受信信号の周波数誤差をも検出することができるので、
復調回路の初期周波数制御を実行することができ、復調
回路の同期確立をより速めるのに効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に関するものであり、その構
成を示す回路図である。
【図2】本発明に用いるフィルタ群の周波数特性とユニ
ークワード到来時の出力スペクトルを示す図である。
【図3】従来のユニークワード検出回路の構成を示す図
である。
【図4】本発明のユニークワード検出回路の周期検出復
調回路への応用を示す図である。
【符号の説明】
1 局部発振器 2 π/2移相器 3,4 ミキサ 5 標本化パルス発生器 6,7 A/D変換器 8,9 シフトレジスタ 101 〜10n 複素乗算器 11 複素ユニークワードパターン発生器 12 フィルタ群 14 復調回路 15,16 シフトレジスタ 171 〜172n 排他的論理和 19 加算器 20 閾値検出器 211 〜21n 絶対値検出器 22 比較回路 23 選択回路 24 位相検出器 25 ループフィルタ 26,32 加算器 27 数値制御発振器 28 余弦値発生ROM 29 正弦値発生ROM 30 複素乗算器 31 ユニークワード検出回路 40 ユニークワード有無検出信号 41 キャリア周波数誤差信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信IF信号の搬送波周波数に近似するπ
    /2位相の異なる二つの基準搬送波を用いて前記IF信
    号を実部及び虚部からなる複素ベースバンド変調し、さ
    らにこの複素ベースバンド信号をサンプルパルスで標本
    化してディジタル値に変換する実部及び虚部用のA/D
    変換器を備えるユニークワード検出回路において、 前記実部及び虚部用A/D変換器の出力を各々Nサンプ
    ル、パイプライン形式で保持する第一及び第二シフトレ
    ジスタと、 複素信号形式のユニークワードを発生するユニークワー
    ド発生器と、 このユニークワード発生器の第n(n=0,1,2,…
    N−1)番目の出力と前記第一及び第二のシフトレジス
    タの第n番目の出力との複素乗算をそれぞれ行うN個の
    複素乗算器と、 この複素乗算器N個の出力を受けて、周波数帯域毎の分
    離を行うフィルタバンクと、 このフィルタバンクのN個の出力を受けて絶対値を算出
    し、前記フィルタバンクの特定の要素フィルタ出力に規
    定以上の値が得られたことをもってユニークワード検出
    と判定し、ユニークワード有無検出信号を出力すると共
    に、前記要素フィルタの周波数位置によりキャリア周波
    数誤差信号を出力する比較回路とからなることを特徴と
    するユニークワード検出回路。
  2. 【請求項2】受信IF信号の搬送波周波数に近似するπ
    /2位相の異なる二つの基準搬送波を用いて前記IF信
    号を実部及び虚部からなる複素ベースバンド変調し、さ
    らにこの複素ベースバンド信号をサンプルパルスで標本
    化してディジタル値に変換する実部及び虚部用のA/D
    変換器を備え、複素乗算器、キャリア位相検出器、ルー
    プフィルタ、第一加算器、数値制御発振器、余弦値発生
    ROM、正弦値発生ROMからなる位相同期回路に前記
    実部及び虚部用のA/D変換器出力を入力して前記受信
    IF信号の復調を行う復調回路において、 請求項1記載の第一及び第二シフトレジスタに前記複素
    乗算器の2系列出力を入力し、前記ユニークワード有無
    検出信号及びキャリア周波数誤差信号を得る、前記ユニ
    ークワード発生器、N個の複素乗算器、フィルタバン
    ク、比較回路とからなるユニークワード検出器と、 前記キャリア周波数誤差信号を、前記ユニークワード有
    無検出信号とAFCタイミング信号との論理積信号に同
    期して保持するラッチ回路と、 このラッチ回路の出力と前記キャリア周波数誤差信号と
    の和を求めて前記ラッチ回路に出力する第二加算器とを
    備え、前記ラッチ回路出力を前記第一加算器に入力して
    前記位相同期回路の同期引き込みを助けることを特徴と
    する復調回路。
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