JPH0645925U - 曲線形駆動ロ−ラコンベヤ - Google Patents

曲線形駆動ロ−ラコンベヤ

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JPH0645925U
JPH0645925U JP8617292U JP8617292U JPH0645925U JP H0645925 U JPH0645925 U JP H0645925U JP 8617292 U JP8617292 U JP 8617292U JP 8617292 U JP8617292 U JP 8617292U JP H0645925 U JPH0645925 U JP H0645925U
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roller
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conveyor
curvature
radius
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JP8617292U
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Inventor
孝 吉信
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日本ユ−アイシ−株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テ−パロ−ラの代りに円筒形ロ−ラを用い、
コンベヤの製作費の低減化と製作工期の短縮化をはか
る。 【構成】 円弧状の外側中心線11に沿つて円筒形(直
線形)の外側ロ−ラ12を配列した外側曲線形ロ−ラコ
ンベヤ10と、外側中心線11と同心の内側中心線21
に沿つて外側ロ−ラ12と同直径の内側ロ−ラ23を配
列した内側曲線形ロ−ラコンベヤ20とを設け、外側ロ
−ラ12と内側ロ−ラ22の角速度比が、外側中心線1
1の曲率半径Rと内側中心線21の曲率半径Sとの比に
等しくなるように外側ロ−ラ12と内側ロ−ラ22を回
転駆動するロ−ラ駆動装置30を具備する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、ロ−ラの駆動により搬送物を円弧状に湾曲した搬送路に沿つて搬 送する曲線形駆動ロ−ラコンベヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の曲線形駆動ロ−ラコンベヤとしては、テ−パロ−ラを用いたものが一般 的であつたが、テ−パロ−ラを製造するにはガス管などの管状素材を絞り加工す るのに設備と手間を要し、長尺の場合にはさらに溶接による継足加工やその歪取 りが必要となり、製作費がかさむとともに、搬送路の曲率半径とロ−ラ長によつ てテ−パが変るので標準品を予め用意しておくのは困難であり、個別特注生産と なるため、コンベヤ製作工期上のネツクとなつていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
この考案は上記従来の問題点を解決するもので、製作費が安価ですみ、部品の 標準化が容易でコンベヤの製作工期の短縮化をはかることができる曲線形駆動ロ −ラコンベヤを提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
しかしてこの出願の第1の考案の曲線形駆動ロ−ラコンベヤは、円弧状の外側 中心線に沿つて円筒形(直線形)の外側ロ−ラを配列した外側曲線形ロ−ラコン ベヤと、前記外側中心線と同心の円弧状の内側中心線に沿つて、前記外側ロ−ラ と同直径の円筒形の内側ロ−ラを配列した内側曲線形ロ−ラコンベヤと、前記外 側ロ−ラと前記内側ロ−ラの角速度の比が前記外側中心線の曲率半径と前記内側 中心線の曲率半径の比に等しくなるように該外側ロ−ラと該内側ロ−ラを回転駆 動するロ−ラ駆動装置とを具備したことを特徴とする。
【0005】 またこの出願の第2の考案の曲線形駆動ロ−ラコンベヤは、円弧状の外側中心 線に沿つて円筒形の外側ロ−ラを配列した外側曲線形ロ−ラコンベヤと、前記外 側中心線と同心の円弧状の内側中心線に沿つて、前記外側中心線の曲率半径に対 する前記内側中心線の曲率半径の比率を前記外側ロ−ラの直径に乗じた直径の円 筒形の内側ロ−ラを配列した内側曲線形ロ−ラコンベヤと、前記外側ロ−ラと前 記内側ロ−ラを同一角速度で回転駆動するロ−ラ駆動装置とを具備したことを特 徴とする。
【0006】
【作用】
この考案の曲線形駆動ロ−ラコンベヤにおいては、外側曲線形ロ−ラコンベヤ の短尺円筒形の外側ロ−ラが搬送物の外側寄りの底面を、内側曲線形ロ−ラコン ベヤの短尺円筒形の内側ロ−ラが搬送物の内側寄りの底面を、それぞれ支承し搬 送方向に駆動する。
【0007】 第1の考案のコンベヤにおいては、外側ロ−ラと内側ロ−ラは同一直径である が、ロ−ラ駆動装置によつて、外側ロ−ラと内側ロ−ラはその角速度従つて外周 速度が、外側中心線の曲率半径と内側中心線の曲率半径の比と等しくなるように 回転駆動されるので、曲率半径に比例した長尺のテ−パロ−ラによる場合と近似 した運動により、搬送物は円弧状の軌跡を描いて搬送される。
【0008】 また第2の考案のコンベヤにおいては、外側ロ−ラと内側ロ−ラは、ロ−ラ駆 動装置によつて同一角速度で回転駆動されるが、そのロ−ラ直径の比率に従つて 、外側ロ−ラと内側ロ−ラの外周速度は、外側中心線の曲率半径と内側中心線の 曲率半径の比と等しくなるので、曲率半径に比例した長尺のテ−パロ−ラによる 場合と近似した運動により、搬送物は円弧状の軌跡を描いて搬送される。
【0009】
【実施例】
以下図1乃至図3により第1の考案の一実施例を説明する。図中、1は曲線形 駆動ロ−ラコンベヤで、外側曲線形ロ−ラコンベヤ10と、内側曲線形ロ−ラコ ンベヤ20と、ロ−ラ駆動装置30とから成る。
【0010】 外側曲線形ロ−ラコンベヤ10は、点Pを中心とする曲率半径Rの円弧状の外 側中心線11に沿つて、多数個(この実施例では18個)の外側ロ−ラ12を放 射状に配列し、これらロ−ラを外側フレ−ム13,14間に回転自在に装架して 成る。外側ロ−ラ12は、短尺の円筒形(直線形)のロ−ラで、その一端部には スプロケツト15が固着され、支軸16のまわりに回転自在に支持されている。 17は外側フレ−ム13,14を支える支脚である。
【0011】 また内側曲線形ロ−ラコンベヤ20は、点Pを中心とする前記外側中心線11 と同心の曲率半径Sの円弧状の内側中心線21に沿つて、多数個(外側ロ−ラ1 2と同個数)の内側ロ−ラ22を放射状に配列し、これらのロ−ラを内側フレ− ム23,24間に回転自在に装架して成る。内側ロ−ラ22は、外側ロ−ラ12 と同直径の短尺の円筒形のロ−ラで、その一端部には前記スプロケツト15と同 歯数のスプロケツト25が固着され、支軸26のまわりに回転自在に支持されて いる。27は内側フレ−ム23,24を支える支脚である。2はこの支脚27と 外側曲線形ロ−ラコンベヤ10の支脚17を連結する連結杆である。
【0012】 またロ−ラ駆動装置30は、支脚17,27部に取付けた架台31上に、原動 機としてギヤ−ドモ−タ32をそなえ、軸受33により架台31に回転自在に支 持した中間軸34を介して、外側ロ−ラ12および内側ロ−ラ22をチエ−ン駆 動するものであり、ギヤ−ドモ−タ32の出力軸に固着した駆動スプロケツト3 5と、中間軸34に固着した従動スプロケツト36には、チエ−ン37が巻掛け てある。
【0013】 そして中間軸34に固着した外側スプロケツト38から、外側フレ−ム13, 14に回転自在に支持したスプロケツト39,40を経て、外側フレ−ム13, 14の両端部に回転自在に支持した反転用のスプロケツト41,42に巻掛けら れたル−プ状のチエ−ン43は、各外側ロ−ラ12のスプロケツト15に噛合つ てこれらロ−ラを同速度で回転駆動するようになつている。なおチエ−ン43は 横方向にも大きく曲がるロ−ラチエ−ンから成り、外側フレ−ム13に取付けた ガイド44のポケツト部44aにガイドされるとともに、該ガイド44の上端部 44bによりガイドされ、スプロケツト15との噛合を保持される。
【0014】 一方内側ロ−ラ22は、中間軸34に固着した小直径の内側スプロケツト48 にチエ−ン49を巻掛けて用いるほかは、上記外側ロ−ラ12と同様なチエ−ン 駆動系により駆動されるものであるので、図2中、相当部分に同一符号を付して 図示し、詳細な説明は省略する。そして外側ロ−ラ12駆動用の外側スプロケツ ト38の歯数Nは、内側ロ−ラ22駆動用の内側スプロケツト48の歯数nに対 して、 N/n=R/S なる関係にある。但しRは外側ロ−ラ12の中心を通る外側中心線11の曲率半 径、Sは内側ロ−ラ22の中心を通る内側中心線21の曲率半径である。
【0015】 上記構成の装置においてギヤ−ドモ−タ32を運転すれば、外側曲線形ロ−ラ コンベヤ10の外側ロ−ラ12と、内側曲線形ロ−ラコンベヤ20の内側ロ−ラ 22は、異なる角速度で回転駆動される。そして外側ロ−ラ12と内側ロ−ラ2 2の角速度、従つて外周速度は、外側スプロケツト38と内側スプロケツト48 の歯数比、従つて外側中心線11の曲率半径と内側中心線21の曲率半径の比に 等しいので、外側ロ−ラ12および内側ロ−ラ22上に載せられた搬送物3は、 点Pを頂点とする従来の長尺のテ−パロ−ラ4(図2参照)による場合と近似し た速度で駆動され、円弧状の軌跡を描いて搬送されるのである。
【0016】 この実施例では、外側ロ−ラ12と内側ロ−ラ22(スプロケツト15および 25を含む)は同一品を使用することができるので、部品の種類が少なくて済む という長所を有する。
【0017】 次に図4は第2の考案の一実施例を示し、外側曲線形ロ−ラコンベヤ50の外 側ロ−ラ52として、直径Dの太径の円筒形ロ−ラを用い、この直径Dと内側ロ −ラ22の直径dの比率が、外側中心線11の曲率半径と内側中心線21の曲率 半径の比率R/Sに等しくしてある点、および外側ロ−ラ駆動用のチエ−ン43 を駆動するための外側スプロケツト53として内側スプロケツト48と同一歯数 のものを用いた点を除いては、前記実施例と同一構成を有するものである。
【0018】 この実施例の曲線形駆動ロ−ラコンベヤ61では、チエ−ン43および49は 同一速度で駆動され、外側ロ−ラ12および内側ロ−ラ22は同一角速度で回転 駆動されるが、両ロ−ラの直径の比に従つて、外側ロ−ラ12の外周速度と内側 ロ−ラ22の外周速度の比は、外側中心線11の曲率半径と内側中心線21の曲 率半径の比に等しくなるので、前記実施例と同様に、従来の長尺のテ−パロ−ラ 4によるのと同様な速度で駆動され、円弧状の軌跡を描いて搬送されるのである 。
【0019】 この考案は上記各実施例に限定されるものではなく、たとえば図2における外 側スプロケツト38を内側スプロケツト48と同歯数とし、外側ロ−ラ12のス プロケツト15の歯数をS/R倍に減らすことにより外側ロ−ラ12の角速度を R/S倍に増すようにしてもよい。またロ−ラ駆動装置30としては、上記のチ エ−ン式のほか、ベルト式のものを用いることもできる。さらに外側中心線11 および内側中心線21と外側ロ−ラ12および内側ロ−ラ22の中心とは、必ず しも一致させなくてもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上説明したようにこの考案によれば、搬送物支承駆動用のロ−ラとしては、 テ−パロ−ラは不要となり、短尺の円筒形(直線形)のロ−ラを用いるだけなの で、コンベヤの製作費が安価ですみ、また部品の標準化が容易でコンベヤの製作 工期を短縮化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の第1実施例を示す曲線形駆動ロ−ラ
コンベヤの平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図2の矢視B−B側面図である。
【図4】この考案の第2実施例を示す図2相当図であ
る。
【符号の説明】
1…曲線形駆動ロ−ラコンベヤ、10…外側曲線形ロ−
ラコンベヤ、11…外側中心線、12…外側ロ−ラ、1
5…スプロケツト、20…内側曲線形ロ−ラコンベヤ、
21…内側中心線、22…内側ロ−ラ、25…スプロケ
ツト、30…ロ−ラ駆動装置、32…ギヤ−ドモ−タ、
34…中間軸、37…チエ−ン、38…外側スプロケツ
ト、43…チエ−ン、48…内側スプロケツト、49…
チエ−ン、50…外側曲線形ロ−ラコンベヤ、52…外
側ロ−ラ、53…外側スプロケツト、61…曲線形駆動
ロ−ラコンベヤ。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧状の外側中心線に沿つて円筒形の外
    側ロ−ラを配列した外側曲線形ロ−ラコンベヤと、前記
    外側中心線と同心の円弧状の内側中心線に沿つて、前記
    外側ロ−ラと同直径の円筒形の内側ロ−ラを配列した内
    側曲線形ロ−ラコンベヤと、前記外側ロ−ラと前記内側
    ロ−ラの角速度の比が前記外側中心線の曲率半径と前記
    内側中心線の曲率半径の比に等しくなるように該外側ロ
    −ラと該内側ロ−ラを回転駆動するロ−ラ駆動装置とを
    具備したことを特徴とする曲線形駆動ロ−ラコンベヤ。
  2. 【請求項2】 円弧状の外側中心線に沿つて円筒形の外
    側ロ−ラを配列した外側曲線形ロ−ラコンベヤと、前記
    外側中心線と同心の円弧状の内側中心線に沿つて、前記
    外側中心線の曲率半径に対する前記内側中心線の曲率半
    径の比率を前記外側ロ−ラの直径に乗じた直径の円筒形
    の内側ロ−ラを配列した内側曲線形ロ−ラコンベヤと、
    前記外側ロ−ラと前記内側ロ−ラを同一角速度で回転駆
    動するロ−ラ駆動装置とを具備したことを特徴とする曲
    線形駆動ロ−ラコンベヤ。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017024839A (ja) * 2015-07-21 2017-02-02 株式会社日本設計工業 駆動ローラユニット及びコンビネーションローラコンベア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS582103A (ja) * 1981-06-23 1983-01-07 Teraoka Seiko Co Ltd 搬送用転向装置
JPS63300043A (ja) * 1987-05-29 1988-12-07 Teru Kyushu Kk ウエハ搬送装置

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