JPH0645889A - 可変遅延回路 - Google Patents

可変遅延回路

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JPH0645889A
JPH0645889A JP19990992A JP19990992A JPH0645889A JP H0645889 A JPH0645889 A JP H0645889A JP 19990992 A JP19990992 A JP 19990992A JP 19990992 A JP19990992 A JP 19990992A JP H0645889 A JPH0645889 A JP H0645889A
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JP
Japan
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delay
variable
correction
time
variable delay
Prior art date
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Application number
JP19990992A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Sato
政利 佐藤
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Advantest Corp
Original Assignee
Advantest Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さい記憶容量の補正メモリによって遅延誤
差を吸収し、精度の高い可変遅延装置を得る。 【構成】 マルチプレクサの切換によって遅延時間が異
なる遅延素子を縦続接続し、所望の遅延時間を得る構造
の可変遅延装置において、各遅延素子を遅延時間が異な
る遅延要素を縦続接続して所定の遅延時間T/2,T/
4,T/8…T/2n を精度よく構成し、この可変遅延
装置と直列に遅延誤差を吸収するために補正を行なう補
正遅延回路を設ける。この補正遅延回路の可変幅は小さ
くて済むから、この補正遅延回路の遅延時間を制御する
補正メモリは記憶容量が小さいもので構成することがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は例えばIC試験装置の
タイミング発生器等に利用することができる可変遅延回
路に関する。
【0002】
【従来の技術】IC試験装置では被試験ICの入力端子
に与える試験パターン信号の位相を正規の位相から順次
進み方向及び遅れ方向に移動させ正常に動作する位相範
囲を測定したり、或は入力端子相互の入力信号に位相差
を与える等のために可変遅延回路が用いられている。
【0003】図3に従来の可変遅延回路を示す。図中1
は遅延させるべき信号の入力端子、2は遅延した信号の
出力端子を示す。入力端子1と出力端子2との間に可変
遅延ユニットUN1 ,UN2 ,UN3 …UNn が縦続接
続される。各可変遅延ユニットUN1 〜UNn はそれぞ
れマルチプレクサMUXと遅延素子DYとによって構成
される。マルチプレクサMUXは遅延しない信号と遅延
素子DYによって遅延した信号の何れか一方を選択して
取出す動作を行なう。各遅延素子DYは互に遅延時間が
異ならされている。つまり入力端子1と出力端子2の間
の遅延時間の最大をTとすると、1段目の可変遅延ユニ
ットUN1 の遅延時間をT/2に設定し、2段目の可変
遅延ユニットUN2 の遅延時間をT/4、3段目の可変
遅延ユニットUN3 の遅延時間をT/8、…n段目の可
変遅延ユニットUNn の遅延時間はT/2n に選定す
る。
【0004】このように遅延時間が異なる遅延素子DY
をマルチプレクサMUXの切換によって適宜組合せて縦
続接続することにより、遅延時間を0〜Tまでの間を分
解能T/2n で任意の時間に切換ることができる。マル
チプレクサMUXの切換制御はデータ変換メモリ3から
読出される変換データによって実行される。つまりデー
タ変換メモリ3は例えば可変遅延ユニットUN1 〜UN
n の数に対応したビット数のアドレス入力端子A1 〜A
n を有し、このアドレス入力端子A1 〜An に遅延時間
に対応した時間設定信号を入力する。この時間設定信号
はデータ変換メモリ3によって遅延素子選択データに変
換され、この遅延素子選択データによってマルチプレク
サMUXが切換制御され、遅延素子DYが選択されて入
力端子1と出力端子2との間に縦続接続され、所望の遅
延時間を得る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】遅延素子DYは一般に
半導体集積回路で作られたゲート回路によって構成さ
れ、ゲート回路の縦続段数によって任意の遅延時間を得
ている。このようにゲート回路を遅延素子に用いる場
合、ゲート回路の遅延時間はバラツキが有り、正確な遅
延時間T/2,T/4,T/8,T/16…T/2n
得ることがむずかしい欠点がある。
【0006】このため従来は図4に示すように遅延時間
が0〜Tに至る変化特性の間に冗長部分JO1 ,JO2
を設け、この冗長部分JO1 ,JO2 を適宜組合せるこ
とによって遅延時間のバラツキによる誤差を吸収するよ
うにしている。このように冗長部分JO1 ,JO2 を設
けることによって各可変遅延ユニットUN1 ,UN2
UNn における遅延時間T/2,T/4,T/8…T/
n に発生する誤差を吸収することができる。然し乍ら
冗長部分JO1 ,JO2 を設けるためには、冗長部分J
1 ,JO2 に相当する遅延時間を与える可変遅延ユニ
ットを増設することとなり、必要可変幅0〜Tに達する
までのデータの組合せ数は増大し、データ変換メモリ3
から読出す遅延素子選択データのビット幅(メモリの記
憶容量)が大きくなり、コストが掛る欠点がある。
【0007】この発明の目的はメモリ容量の小さいメモ
リを用いて精度のよい遅延時間を得ることができる可変
遅延回路を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明ではマルチプレ
クサの切換によって遅延時間が異なる遅延素子を任意に
縦続接続し、所望の遅延時間を得る可変遅延装置と、こ
の可変遅延装置と同様に構成されてこの可変遅延装置に
使われた遅延素子の微少遅延誤差を分解能とする補正遅
延回路と、可変遅延装置の遅延時間を決める時間設定信
号が与えられてアクセスされ、可変遅延装置の各遅延時
間毎に発生する遅延誤差値を読出し、この遅延誤差値を
補正遅延回路に与えて可変遅延装置の遅延誤差を補正す
る補正メモリとによって構成する。
【0009】この発明の構成によれば補正メモリは補正
遅延回路の遅延素子だけを選択制御すればよい。補正遅
延回路の遅延時間の変化量は小さいから補正メモリのビ
ット幅(記憶容量)は少なくてよい。
【0010】
【実施例】図1にこの発明の一実施例を示す。この発明
ではマルチプレクサMUXの切換によって遅延時間が異
なる複数の遅延素子DY1 ,DY2 ,DY3 …DYn
選択的に縦続接続し任意の遅延時間を得る可変遅延装置
10と、この可変遅延装置10に縦続接続した補正用の
補正遅延回路20と、この補正遅延回路20の遅延素子
DDY1 ,DDY2 …DDYn を選択するための補正メ
モリ30とによって構成したものである。
【0011】可変遅延装置10に用いる遅延素子D
1 ,DY2 …は図2に示すように構成する。つまり各
遅延素子DY1 ,DY2 …も可変遅延装置10と同様に
マルチプレクサMUXの切換によって遅延時間を適宜設
定できる構成とし、その設定値の保持のために記憶手段
11を用いる。記憶手段11としてはレジスタを用いる
ことができる。各遅延素子DY1 ,DY2 ,DY3 …を
図2に示すように構成することにより各遅延時間T/
2,T/4,T/8…T/2n を比較的簡単に、然も精
度よく設定することができる。
【0012】各遅延素子DY1 ,DY2 ,DY3 …の遅
延時間T/2,T/4,T/8…T/2n を精度よく設
定することができることから各遅延素子DY1 ,D
2 ,DY3 …は遅延時間の可変幅0〜Tまでの間に冗
長部分を設けなくてよく、可変遅延装置10の段数はT
/2n のnの数で済ませることができる。ところで各遅
延素子DY1 ,DY2 ,DY3 …を図2の構成により遅
延時間を精度よく設定したとしても、そこには微小な設
定誤差±Δtが存在する。この設定誤差±Δtは最小遅
延時間を与える遅延要素A(図2)の遅延時間ΔTより
小さい値ではあるが、各遅延素子DY1 ,DY2 ,DY
3 …を複数段縦続接続して所望の遅延時間を得るとき、
その縦続接続による遅延誤差値の累積値は大きな値とな
る。つまり例えば遅延時間3T/4を得るとき、遅延素
子としてはT/2とT/4の遅延時間を与える遅延素子
DY1 とDY2 を縦続接続することになる。この結果、
遅延誤差値は±2Δtとなる。この遅延誤差値±2Δt
は遅延素子DY1 の誤差値が+Δt、遅延素子DY2
誤差値が−Δtであれば累積値は0となるが、悪くすれ
ば+2Δt又は−2Δtとなる場合がある。縦続接続段
数がmになると遅延誤差値は±m・Δtとなり、無視で
きない値となる。
【0013】このためこの発明では、可変遅延装置10
に対して補正遅延回路20を縦続接続して設け、可変遅
延装置10の遅延誤差±m・Δtをこの補正遅延回路2
0によって吸収し除去する。このためには可変遅延装置
10で選択する各遅延素子の組合せ毎の遅延誤差値を予
め測定し、この遅延誤差値を吸収するための補正遅延値
を補正遅延回路20から発生させる。補正遅延回路20
から発生させる補正遅延値は補正メモリ30に記憶させ
ておき、補正メモリ30を時間設定信号S1 ,S2 ,S
3 …Sn によってアクセスし、時間設定信号S1 〜Sn
の各組合せ毎の補正データを読出し、この補正データに
より補正遅延回路20を制御して補正遅延時間を与え
る。このように構成することにより補正遅延回路20の
遅延時間の変化幅は−n・Δt〜0〜+n・Δtである
からその変化幅は小さい。よって補正メモリ30の容量
は小さくてよい。
【0014】
【発明の効果】上述したように、この発明によれば可変
遅延装置10で発生する遅延誤差値は小さい。従ってこ
の遅延誤差値を吸収するための補正遅延回路20の遅延
時間の変化幅も小さくすることができる。よって補正遅
延回路20の遅延時間を制御するための補正メモリ30
の記憶容量を小さくすることができ、コストダウンが期
待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す接続図。
【図2】遅延素子の一例を示す接続図。
【図3】従来の技術を説明するための接続図。
【図4】従来の技術の欠点を説明するための図。
【符号の説明】
10 可変遅延装置 11 記憶手段 20 補正遅延回路 30 補正メモリ MUX マルチプレクサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 A.マルチプレクサの切換によって遅延
    時間が異なる遅延素子を任意に縦続接続し、所望の遅延
    時間を得る可変遅延装置と、 B.この可変遅延装置と同様に構成されてこの可変遅延
    装置に縦続接続され上記可変遅延装置に使われた遅延素
    子の微少遅延誤差を分解能とする補正遅延回路と、 C.上記可変遅延装置の遅延時間を決める時間設定信号
    が与えられてアクセスされ、上記可変遅延装置の各遅延
    時間毎に発生する遅延誤差値を読出し、この遅延誤差値
    を上記補正遅延回路に与えて上記可変遅延装置の遅延誤
    差を補正する補正メモリと、 によって構成したことを特徴とする可変遅延回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の可変遅延装置に用いる遅
    延素子は遅延時間が異なる複数の遅延要素と、この複数
    の遅延要素を任意に縦続接続する複数のマルチプレクサ
    と、この複数のマルチプレクサの切換状態を維持し、所
    定の遅延時間に設定する記憶保持手段とによって構成さ
    れる。
JP19990992A 1992-07-27 1992-07-27 可変遅延回路 Pending JPH0645889A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Effective date: 20011225