JPH0645850Y2 - 下げ振り器 - Google Patents

下げ振り器

Info

Publication number
JPH0645850Y2
JPH0645850Y2 JP1990094864U JP9486490U JPH0645850Y2 JP H0645850 Y2 JPH0645850 Y2 JP H0645850Y2 JP 1990094864 U JP1990094864 U JP 1990094864U JP 9486490 U JP9486490 U JP 9486490U JP H0645850 Y2 JPH0645850 Y2 JP H0645850Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
needle
plumb bob
hole
projecting
bobbin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1990094864U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0451619U (ja
Inventor
勝利 渡辺
Original Assignee
シンワ測定株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シンワ測定株式会社 filed Critical シンワ測定株式会社
Priority to JP1990094864U priority Critical patent/JPH0645850Y2/ja
Publication of JPH0451619U publication Critical patent/JPH0451619U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0645850Y2 publication Critical patent/JPH0645850Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、下げ振り器に係るものである。
〔従来の技術及び考案が解決しようとする課題〕
従来から、下げ振り本体の前面より針杆を突き出して柱
などに下げ振り本体を付設し、下げ振り本体内から吊糸
を引き出して重りをぶら下げ、床上に基準墨をつける下
げ振り器が例えば実公昭59-571号として公知である。
本考案は従来からある一般的な下げ振り器の改良として
既に出願した実願平1-118028号を更に次の点などにおい
て改良したものである。
・針押し込み柄を下げ振り本体に対して回り止め状態で
設けることにより針杆を抜きやすくする。
・糸巻き部から引き出し口まで吊糸を良好に導入せしめ
る為の導入部材を特殊形状にする。
即ち、従来は糸巻き部から引き出し口まで吊糸を良好に
導入せしめる為複数のガイドピンやガイドローラを配設
していた。ガイドローラ等を何等付設せず糸巻き部から
直接引き出し口に吊糸を導入すると吊糸の先端の重りの
負荷により吊糸を適正な状態で保持し得ないからであ
る。
〔課題を解決するための手段〕
添付図面を参照して本考案の要旨を説明する。
糸巻き部1を内装した箱状の下げ振り本体2を設け、こ
の下げ振り本体2の下部に糸巻き部1に巻回した吊糸3
の端部を引き出す引き出し口4を形成し、この引き出し
口4から引き出した吊糸3の端部に重り5を付設した下
げ振り器において、重り5の重量と糸巻き部1の巻回力
とをつり合うように設定し、下げ振り本体2お前面に針
突出孔6を設け、この針突出孔6から発条9に抗して突
出可能な針杆7を下げ振り本体2の上部にスライド自在
に設け、この針杆7の後端に針押し込み柄8を連設し、
この針押し込み柄8の後端を下げ振り本体2の後側外部
に下げ振り本体2い対して回り止め状態で突出せしめ、
下げ振り本体2の前面にアングル材に係止する係止鉤部
13を設けた係止体14を引き出し自在に設け、この係止体
14にして前記針突出孔6と合致する位置に貫挿孔28を設
け、下げ振り本体2の前面にして前記針突出孔6の下側
に磁石板10を付設し、下げ振り本体2の頂面前端寄りに
釘に係止される釘孔11を穿設した吊下板12を起伏自在に
設け、前記糸巻き部1に巻回された吊糸3の垂下端部を
前記引き出し口4に屈曲迂回導入せしめる迂回突片15付
迂回導入体16及びU字状湾曲凹部17付迂回導入体18を下
げ振り本体2の下部に迂回突片15とU字状湾曲凹部17と
噛み合わせ嵌合する状態で付設したことを特徴とする下
げ振り器に係るものである。
〔作用〕
糸巻き部1に巻回されている吊糸3の垂下端部は、迂回
突片15とU字状湾曲凹部17との噛み合わせ嵌合して形成
される間隙20により屈曲迂回せしめられて引き出し口4
から引き出される。
下げ振り本体2は、針杆7を木柱に突き刺して固定が可
能であり、また係止体14の係止鉤部13によりアングル材
に係止可能であり、磁石板10により鉄部材に付設可能で
あり、また、吊下板12の釘孔11により釘に係止可能であ
る。
木柱に突き刺された針杆7を抜く場合には針押し込み柄
8が下げ振り本体2に対して回り止め状態となっている
から下げ振り本体2を左右に回動(揺動)せしめれば良
い。
〔実施例〕
図面は本考案の一実施例を図示したもので、以下に詳述
する。
プラスチック一体成型により左半体と右半体とを形成
し、両者を重合して下げ振り本体2を形成する。
S字ゼンマイが内装されたドラム状の糸巻き部1を左半
体のほぼ中央に回動自在に設け、左半体の下部前側に金
属製のU字状湾曲凹部17付迂回導入体18をその前端嵌着
部を突出杆21に嵌着することで止着し、同じく、金属製
の迂回突片15付迂回導入体16をその後端嵌着部を突出杆
21に嵌着することで止着し、迂回導入体18のU字状湾曲
凹部17と迂回導入体16の迂回突片15とを噛み合わせ嵌合
状態とし、間隙20に糸巻き部1から垂下する吊糸3の端
部を導入し、且つ吊糸3を引き出し口4から左半体外へ
導出せしめる。
U字状湾曲凹部17付迂回導入体18,迂回突片15付迂回導
入体16を金属製としたのは吊糸3の摺動による摩耗を防
止する趣旨である。同様な趣旨で引き出し口4には金属
製のリング22が嵌着されている。
尚、U字状湾曲凹部17付迂回導入体18,迂回突片15付迂
回導入体16が突出杆21を軸として擺動しないよう突出杆
21には係止突片30が形成されている。
本実施例に係る下げ振り器は、吊糸3のU字状湾曲凹部
17付迂回導入体18,迂回突片15付迂回導入体16との接触
抵抗等を考慮して重り5の重量と糸巻き部1の巻回力と
がつり合うように設定されている。
図面のU字状湾曲凹部17付迂回導入体18,迂回突片15付
迂回導入体16の場合には重り5が150g〜700gの範囲でつ
り合うように設計されている。
また、吊下板12はプラスチック製にして伏せた状態では
下げ振り本体2の頂面と平らになり、起こした状態では
下げ振り器本体2頂面とほぼ90°の角度が保持されるも
のである。
吊下板12の起伏状態保持は適宜な手段により行なう。
また、下げ振り本体2に対して水平状態に設けられた針
杆7は発条9により針突出孔6から突没自在に構成され
ており、発条9は左半体に突設した係止片23と針杆支承
杆24に形成した段部とで支承されている。
針杆7には針杆支承杆24を介して角状の針押し込み柄8
が下げ振り本体2に対して回り止め状態い連設されてお
り、この針押し込み柄8は、針押し込み柄8をハンマー
等で叩くことを考慮して硬質樹脂で形成されている。
針押し込み柄8が下げ振り本体2に対して回り止め状態
に形成されている為針杆7を例えば柱に突き刺し、後に
針杆7を抜く場合、下げ振り本体2を左右に回動(揺
動)させることで簡単に針杆7を抜くことができる。小
径の針押し込み柄8を回動(揺動)させるより大きな力
を針杆7に与えられる為針杆7を一層抜き易くしてい
る。
また、係止体14は、基片に貫通小孔25が一定間隔で穿設
されており、係止体14は挿入される挿入部壁19に係止し
た板バネ26で常に上方に弾圧付勢せしめられている。
図中符号27は、貫通小孔25に嵌入されるストッパーピン
である。
尚、係止体14の係止鉤部13には針突出孔6と合致する貫
通孔28が穿設されている。
下げ振り本体2の前面には磁石板10が付設されており、
磁石板10の両側には突没するガイド部材29が設けられて
いる。
上記本実施例に係る下げ振り器は上述のように構成した
から、次の作用効果を呈することになる。
引き出し口4から重り5を引き出し、重り5の先端が
指し示す位置を確認し、重り5を少し押し上げ、糸巻き
部1の吊糸3を巻回せしめることで常法の下げ振り器の
機能を発揮することは勿論である。
糸巻き部1から垂下した吊糸3を引き出し口4まで迂
回導入せしめる導入部材が突出杆21に嵌着せしめるだけ
の構造であるから従来のガイドピンやガイドローラ等を
複数組付する構造のものに比し、組み付けが非常に簡単
であり、量産生が向上することになる。
そして、吊糸3が迂回突片15の外面及びU字状湾曲凹部
17の内面に当接する当接量を吊糸3に付設する重り5の
重量、糸巻き部1に内装されるS字ゼンマイのバネ力等
を考慮して迂回突片15,U字状湾曲凹部17の形状を適宜研
削することで可変し得るから吊糸3の垂下張力調整が非
常に簡単に行なえることになる。
針押し込み柄8を押圧して針突出孔6から針杆7を突
出せしめ、針杆7を木製の柱に打ち込むことで下げ振り
本体2を柱に吊下し得ることになる。
そして、下げ振り本体2を左右に回動(揺動)せしめる
と、発条9の復元力により針杆7は柱から簡単に抜ける
ことになる。
針杆7が折れたりした場合、鉛直度を測定したい例え
ば柱に釘を打ち込み、この釘に吊下板12の釘孔11を係止
せしめることで下げ振り本体2を釘に吊下し得ることに
なる。
従って、針杆7が破損したときに吊下板12には非常に有
用な部分となる。
係止体14を手でつまみ、板バネ26に対して係止体14を
下方に押し上げ、係止体14を下げ振り本体2の前面から
任意の長さだけ引き出し、手をはなすと、係止体14は板
バネ26のバネ力により上側へ押圧され、ストッパーピン
27が係止体14に穿設された貫通小孔25に嵌入され、係止
体14は固定される。
従って、この係止体14の係止鉤部13を例えば家屋の構築
に用いられているアングル材に係止することで下げ振り
本体2をアングル材に吊下することが可能となる。
下げ振り本体2の前面の磁石板10を鉄製の部材に付設
することで下げ振り本体2を鉄製の部材に簡単に吊下し
得ることになる。
重り5の重量と糸巻き部1の巻回力とはつり合うよう
に設定されている為、吊糸3の引き出し、巻き戻しが円
滑に行えることになる。
〔考案の効果〕
本考案は上述のように構成したから、どのような場所で
も吊下使用し得る秀れた下げ振り器を提供することにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例の斜視図、第2図は本実施例の断面図
である。 1……糸巻き部、2……下げ振り本体、3……吊糸、4
……引き出し口、5……重り、6……針突出孔、7……
針杆、8……針押し込み柄、9……発条、10……磁石
板、11……釘孔、12……吊下板、13……係止鉤部、14…
…係止体、15……迂回突片、16……迂回導入体、17……
U字状湾曲凹部、18……迂回導入体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】糸巻き部1を内装した箱状の下げ振り本体
    2を設け、この下げ振り本体2の下部に糸巻き部1に巻
    回した吊糸3の端部を引き出す引き出し口4を形成し、
    この引き出し口4から引き出した吊糸3の端部に重り5
    を付設した下げ振り器において、重り5の重量と糸巻き
    部1の巻回力とをつり合うように設定し、下げ振り本体
    2の前面に針突出孔6を設け、この針突出孔6から発条
    9に抗して突出可能な針杆7を下げ振り本体2の上部に
    スライド自在に設け、この針杆7の後端に針押し込み柄
    8を連設し、この針押し込み柄8の後端を下げ振り本体
    2の後側外部に下げ振り本体2に対して回り止め状態で
    突出せしめ、下げ振り本体2の前面にアングル材に係止
    する係止鉤部13を設けた係止体14を引き出し自在に設
    け、この係止体14にして前記針突出孔6と合致する位置
    に貫挿孔28を設け、下げ振り本体2の前面にして前記針
    突出孔6の下側に磁石板10を付設し、下げ振り本体2の
    頂面前端寄りに釘に係止される釘孔11を穿設した吊下板
    12を起伏自在に設け、前記糸巻き部1に巻回された吊糸
    3の垂下端部を前記引き出し口4に屈曲迂回導入せしめ
    る迂回突片15付迂回導入体16及びU字状湾曲凹部17付迂
    回導入体18を下げ振り本体2の下部に迂回突片15とU字
    状湾曲凹部17と噛み合わせ嵌合する状態で付設したこと
    を特徴とする下げ振り器。
JP1990094864U 1990-09-10 1990-09-10 下げ振り器 Expired - Lifetime JPH0645850Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990094864U JPH0645850Y2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 下げ振り器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1990094864U JPH0645850Y2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 下げ振り器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0451619U JPH0451619U (ja) 1992-04-30
JPH0645850Y2 true JPH0645850Y2 (ja) 1994-11-24

Family

ID=31833133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1990094864U Expired - Lifetime JPH0645850Y2 (ja) 1990-09-10 1990-09-10 下げ振り器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0645850Y2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6319764U (ja) * 1986-07-17 1988-02-09
JP2549092Y2 (ja) * 1987-07-22 1997-09-24 川崎重工業株式会社 キャブレター
JPH01282416A (ja) * 1988-05-06 1989-11-14 Kyoto Doki Kk 下げ振り

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0451619U (ja) 1992-04-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US2376117A (en) Doorstop
US6065618A (en) Closet organizing system
US4239163A (en) Roll holder friction brake
JPH0645850Y2 (ja) 下げ振り器
US2914188A (en) Clothesline equipment
JPH0645851Y2 (ja) 下げ振り器
JP5080699B1 (ja) 玩具等ホルダー
US1103491A (en) Picture-hanger.
US5775969A (en) Toy element comprising a holder and a thin flexible material
US2441740A (en) Paper roll holder
US3361191A (en) Traverse assembly
JP3133339U (ja) 携帯用保持具
JP2001062191A (ja) 壁面収納物干し装置
JPS5828172Y2 (ja) 下げ振り用糸巻
US878268A (en) Fly-catcher.
JPH0121674Y2 (ja)
JP3009902U (ja) 下げ振り具
US1179003A (en) Towel-hanger.
JP2577254Y2 (ja) 下げ振り保持器
JPS6329207Y2 (ja)
JPH0516492Y2 (ja)
JP2007107336A (ja) シャッタ装置
JPH0221481Y2 (ja)
JPS6122544Y2 (ja)
JPH0615095A (ja) 窓枠用物干し竿掛け