JPH0645824U - 車両用サンルーフのガイドレール構造 - Google Patents

車両用サンルーフのガイドレール構造

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JPH0645824U
JPH0645824U JP082378U JP8237892U JPH0645824U JP H0645824 U JPH0645824 U JP H0645824U JP 082378 U JP082378 U JP 082378U JP 8237892 U JP8237892 U JP 8237892U JP H0645824 U JPH0645824 U JP H0645824U
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JP
Japan
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guide rail
lid
rail
cover member
back surface
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Pending
Application number
JP082378U
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English (en)
Inventor
良治 志村
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Ohi Seisakusho Co Ltd
Original Assignee
Ohi Seisakusho Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0645824U publication Critical patent/JPH0645824U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワイヤハーネスを支持する支持機能とシール
を確保する機能と見栄えの向上を図る機能を確保する。 【構成】 リッド7が設けられた車体のルーフ開口9
に、雨水等をドレン18へ向けて誘導すると共に機能部
品13が取付けられた樋部14と、前記リッド7を開閉
自在に支持するレール部15とを有するガイドレール1
1を設け、ガイドレール11の樋部14の裏面に、その
裏面側に貫通した前記機能部品13の取付部33,43
を覆うと共に外周をシールするシール部材51を有する
カバー部材49を取付け、カバー部材49の側方に、前
記ガイドレール11の裏面に沿って配索されたワイヤハ
ーネス63を支持する支持部57を一体に成形して設け
たことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、車両用サンルーフのガイドレール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、車両用サンルーフにあっては、ルーフ開口に設けられたリッドを、前 後にスライドさせて開閉するスライド制御と、リッドの後端側を上下動させて開 閉を図るチルト制御が可能となっている。
【0003】 スライド制御及びチルト制御可能なリッドは、ルーフ開口に設けられたガイド レールに支持されている。
【0004】 ガイドレールの概要は、平面からみて逆U字状に形成されると共に雨水等をド レンへ向けて誘導する樋部と、リッドをスライド自在に支持するレール部とから 成り、ルーフ開口に沿って設けられている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
前記した如く、ガイドレールの樋部は、雨水を外へ誘導すると共にレール部は 、リッドのチルト制御用及びスライド制御用として機能しているのみであった。
【0006】 そこで、この考案は、前記機能の外に、樋部に取付けられる機能部品取付部の シール機能とワイヤハーネスの支持機能が併せて得られるようにした車両用サン ルーフのガイドレール構造を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、この考案は、リッドが設けられた車体のルーフ開 口に、雨水等をドレンへ向けて誘導すると共に機能部品が取付けられた樋部と、 前記リッドを開閉自在に支持するレール部とを有するガイドレールを設け、ガイ ドレールの樋部の裏面に、その裏面側に貫通した前記機能部品の取付部を覆うと 共に外周をシールするシール部材を有するカバー部材を取付け、カバー部材の側 方に、前記ガイドレールの裏面に沿って配索されたワイヤハーネスを支持する支 持部を一体に成形して設けてある。
【0008】
【作用】
かかるガイドレール構造によれば、リッドは、レール部によってチルト制御、 スライド制御が可能となる。
【0009】 一方、樋部の裏面に突出した機能部品の取付部は、カバー部材によってカバー されると共に取付部の周囲はシール部材によってシールされる。また、ガイドレ ールの裏面に沿って配索されたワイヤハーネスは、カバー部材に設けられた支持 部によって安定した支持状態が得られるようになる。
【0010】
【実施例】
以下、図1乃至図4の図面を参照しながらこの考案の一実施例を詳細に説明す る。
【0011】 図中1は自動車のルーフを示しており、ルーフ1にはリッド7によって開閉さ れるルーフ開口9が設けられている。
【0012】 ルーフ開口9には、前記リッド7を前後動自在に支持するガイドレール11が 配設されると共に前端側領域には、機能部品となるデフレクター13が設けられ ている。
【0013】 ガイドレール11は、平面から見て逆U字状に形成されると共に樋部14と、 レール部15とを有している。樋部14は、ルーフ開口9からの雨水等をドレン 18を向けて誘導するよう機能する。レール部15は、ギヤードケーブル19が 走るガイド孔17が設けられている。
【0014】 リッド7は、ガイドレール11のレール部15,15に対して前後にスライド 可能な前後の移動シュー(図示していない)によって支持されている。なお、後 方の移動シューはリッド7の後端側を上下動させるいわゆるチルトアップ、チル トダウンを図る昇降機能を備えており、レール部15のガイド孔17内を走るギ ヤードケーブル19によって前後動自在に制御される駆動用となっている。
【0015】 一方、デフレクター13は、左右一対のデフレクターアーム21と、アーム2 1とアーム21とをつなぐ車幅方向に長い整流部23とからなり、デフレクター アーム21は断面下向きのコ字状の形状となっている。また、整流部23は翼状 断面となっている。
【0016】 デフレクターアーム21の基部は合成樹脂製の取付部材25にピン27によっ て枢支されており、整流部23は前記ピン27を支点として上下動し、ルーフ開 口9の前縁9aから上方へ突出する作動姿勢と前縁9aより下方に臨む作動待機 姿勢(図2実線)とに出没自在となっている。
【0017】 即ち、デフレクターアーム21は、裏面に作用する付勢ばね29によって常時 上方へ付勢されている。これにより、整流部23はリッド7が図2矢印の如く後 方へスライドした開口時において、上方に突出する作動姿勢が確保されるように なる。また、リッド7の全閉時(図2鎖線)にリッド7の前端側の押圧面7aに よってデフレクターアーム21の上面が下方へ押圧されることで、ルーフ開口9 の前縁9aから下方に臨む作動姿勢が確保されるようになっている。
【0018】 付勢ばね29は、板状に形成され一端はデフレクターアーム21の内面に作用 し、他端は前記取付部材25の上面前端側に固定ピン31によって固着されてい る。
【0019】 取付部材25は前記デフレクター13とは別体に形成されると共に底面側のほ ぼ中間部位には係止部33が、また、後端側には上下に貫通した取付孔35がそ れぞれ設けられている。
【0020】 取付部材25の取付孔35及び係止部33とそれぞれ対向し合うガイドレール 11側に、前後方向に長い長孔37と係合孔39とが設けられている。長孔37 には取付孔35側から挿入されたビス41が貫通し、ガイドレール11の裏面側 に突出したネジ部にナット43が螺合している。
【0021】 係合孔39は挿入孔45と固定孔47とから成り、挿入孔45に係止部33を 挿入した後、固定孔47の領域まで移動することで取付けられるようになってい る。
【0022】 ガイドレール11の裏面側に突出した取付部となるビス41及びナット43と 係止部33は、カバー部材49によって全体がカバーされ、見栄えの向上が図ら れている。
【0023】 カバー部材49は、合成樹脂製でナット43及び係止部33が同時にカバーで きるように長円形に形成され、上面側には、ガイドレール11の裏面と弾接し合 うことで全周のシールを確保するシール部材51が設けられている。
【0024】 また、カバー部材49には、ナット43及び係止部33が臨む窪部53,53 と、取付用の一対の突起ピン55,55と、支持部57がそれぞれ設けられてい る。
【0025】 突起ピン55は、ガイドレール11の樋部14に穿設された貫通孔59,59 に対して貫通され、貫通したピン先端部55aは熱によりカシメられ一体に固着 されている。
【0026】 支持部57は、側方に舌片状に突出することで、上下動可能なバネ弾性を有し 、図1において前後に一対設けられ、ガイドレール11の裏面に沿って配索され たルームランプ61用のワイヤハーネス63を支持している。
【0027】 このように構成されたガイドレール11によれば、レール部15によってリッ ド7をスライド自在に支持できるようになる。一方、デフレクター13が取付け られた取付部となるナット43及び係止部33は、カバー部材49によって全体 がカバーされ直接見えることはない。また、樋部14に設けられた取付部材25 の取付部から漏れた雨水はガイドレール11の裏面と弾接し合うシール部材51 によりシールされ確実なシール状態が得られるようになる。
【0028】 一方、ガイドレール11の裏面に沿って配索されたワイヤハーネス63は支持 部57,57によって安定した支持状態が得られる。
【0029】
【考案の効果】
以上説明したように、この考案によれば、次のような効果を奏する。
【0030】 (1) カバー部材により、ガイドレールの裏面に突出した取付部をカバーするこ とができるため見栄えの向上を図ることができる。
【0031】 (2) 取付部から雨水等をシール部材によって確実にシールできる。
【0032】 (3) 支持部によりワイヤハーネスを安定して支持することができる。
【0033】 (4) 支持部はカバー部材と一体に成形されているため、ワイヤハーネスを支持 する支持部を新たに設ける必要がなくなり、加工性及びコスト面において大変好 ましいものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ガイドレールの要部の分解斜視図。
【図2】ガイドレールの要部の切断側面図。
【図3】図2のA−A断面図。
【図4】ガイドレールを裏面側から見た全体の斜視図。
【符号の説明】
7 リッド 9 ルーフ開口 11 ガイドレール 13 機能部品(デフレクター) 14 樋部 15 レール部 33,43 取付部 49 カバー部材 57 支持部 63 ワイヤハーネス

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リッドが設けられた車体のルーフ開口
    に、雨水等をドレンへ向けて誘導すると共に機能部品が
    取付けられた樋部と、前記リッドを開閉自在に支持する
    レール部とを有するガイドレールを設け、ガイドレール
    の樋部の裏面に、その裏面側に貫通した前記機能部品の
    取付部を覆うと共に外周をシールするシール部材を有す
    るカバー部材を取付け、カバー部材の側方に、前記ガイ
    ドレールの裏面に沿って配索されたワイヤハーネスを支
    持する支持部を一体に成形して設けたことを特徴とする
    車両用サンルーフのガイドレール構造。
JP082378U 1992-11-30 1992-11-30 車両用サンルーフのガイドレール構造 Pending JPH0645824U (ja)

Priority Applications (1)

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JP082378U JPH0645824U (ja) 1992-11-30 1992-11-30 車両用サンルーフのガイドレール構造

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JPH0645824U true JPH0645824U (ja) 1994-06-21

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JP082378U Pending JPH0645824U (ja) 1992-11-30 1992-11-30 車両用サンルーフのガイドレール構造

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001063374A (ja) * 1999-08-26 2001-03-13 Oi Seisakusho Co Ltd デフレクター付きサンルーフ装置
JP2002036948A (ja) * 2000-07-25 2002-02-06 Oi Seisakusho Co Ltd 自動車用ルームランプの取付構造
JP2021041777A (ja) * 2019-09-10 2021-03-18 矢崎総業株式会社 サンルーフ、及び、サンルーフ用給電構造
JP2021041778A (ja) * 2019-09-10 2021-03-18 矢崎総業株式会社 サンルーフ、及び、サンルーフ用給電構造

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