JPH0645545Y2 - 壁取付型収納棚 - Google Patents

壁取付型収納棚

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JPH0645545Y2
JPH0645545Y2 JP13195689U JP13195689U JPH0645545Y2 JP H0645545 Y2 JPH0645545 Y2 JP H0645545Y2 JP 13195689 U JP13195689 U JP 13195689U JP 13195689 U JP13195689 U JP 13195689U JP H0645545 Y2 JPH0645545 Y2 JP H0645545Y2
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JP
Japan
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wall
recess
storage shelf
mounting
operation panel
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JP13195689U
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JPH0374741U (ja
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芳広 星野
郷  芳和
照広 鈴木
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東陶機器株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は衛生設備室(ユニットバスルーム,洗面ユニッ
ト等)の壁面に取付ける壁取付型収納棚に関し、更に詳
しくは浴槽吐水口,シャワー金具,カラン等の自動給
湯、自動給湯温度調整を行なう自動給湯装置の操作板を
取付ける構造に関するものである。
(従来技術) 自動給湯装置の操作盤は第6図に示すように室壁(10
1)に開設した開口(101a)の周縁裏側に補強木(3)
を裏打ちし、この補強木(3)に、螺穴(200a)を有す
る取付架台(200)を木ネジ(300)で固定し、開口(10
1a)内に埋込み状に収容した操作盤(B)の取付孔(40
0)を介してビス(500)を、前記取付架台(200)の螺
穴(200a)に捻じ込み且つ締着することで、取付架台
(200)に固定している。
(考案が解決しようとする問題点) 上記先行技術の場合、開口(101a)の口縁裏側に裏打ち
した補強木(3)に取付架台(200)を木ネジ(300)止
めする作業を、操作盤(B)の固定作業の前作業として
必要とし、施工性が非常に悪い。
本考案の技術的課題は、取付架台として機能する取付壁
部分が一体成形された壁取付型収納棚を新規に供するこ
とで、操作盤の固定作業の簡略化を図ることである。
(技術的手段) 上記技術的課題を達成する為に講じた技術的手段は、収
容部以外の表面に浅底な取付凹部を一段低く凹設し、該
取付凹部内に操作盤を収容し且つ凹部壁に固定したこと
である。
(作用) 上記技術的手段は下記の作用を奏する。
室壁に取付けることで、収納部と共に取付凹部が所定位
置に取付保持され、その取付凹部壁が操作盤の取付壁と
なる。
(考案の効果) 本考案は以上のように構成したので、下記の利点があ
る。
壁取付型収納棚が、操作盤の取付壁を有するから、操作
盤を固定するに際して、先行技術のように取付架台を別
施工で裏打する必要がなく、ひいては固定作業が簡素化
できる。
更に、壁取付型収納棚に予め操作盤を固定しておけば、
同収納棚に現場での取付施工によって操作盤も所定位置
にセットされるので、壁取付型収納棚と、操作盤とを個
別に現場施工する施工技術に比べて、現場での施工が大
巾に単純化すると共に水密性の確保も容易になる。
(実施例) 次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
図中(100)は衛生設備室(ユニットバスルーム)の室
壁(101)を構成する壁パネル、(1)は壁パネル(10
0)に取付けた壁取付型収納棚を夫々示している。
壁パネル(100)は、所望の強度を有する無機板等の基
板(100a)に縦長状の開口(100b)を開設し、この開口
(100b)を除く基板(100a)表面にタイル(100c)を貼
着すると共に、基板(100a)裏面に補強枠(100d)を裏
打ちしてなり、前記開口(100b)には壁取付型収納棚
(後述では収納棚と称す)(1)が取付けられている。
補強枠(100d)は所望の強度を有するフレーム材によっ
て基板(100a)周縁を囲む外枠部((100d-1),開口
(100b)の口縁裏側を囲む内枠部(100d-2),その外枠
部((100d-1)と内枠部(100d-2)とを継ぐ連結部(10
0d-3)とを形成してなり、基板(100a)及び開口(100
b)口縁に所望の強度を付与している。
また、この補強枠(100d)の内枠部(100d-2)におい
て、前記収納棚(1)の側面部分と対向する部分上下2
箇所に、開孔(100d-4)を開設し、この開孔(100d-4)
にナット部材(17)を嵌着固定している。
収納棚(1)は、ハイインパクトスチロール,FRP等の合
成樹脂によって正面縦長形状に成形してなり、前記開口
(100b)の口縁表側に沿う周縁リム部(1a)に囲まれた
部分に、最下位に所望幅の横長矩形部分を残して前記開
口(100b)裏側方向へ膨出させて収納部(1b)を凹設
し、この収納部(1b)の開放端に開閉扉(1c)を取付
け、収納部(1b)内には棚板(1d)を多段状に設けてい
る。
また、収納棚(1)下位の横長矩形部分には室内側に向
かって約20°の角度で傾斜する上向斜面(1e)を膨出形
成すると共にその上向斜面(1e)に縁面を残して断面略
矩形の浅底な取付凹部(2)を凹設し、この取付凹部
(2)内に、操作盤(B)を斜め上向きに収容し且つ固
定して、操作盤(B)の操作がすわった状態でも立った
状態でも楽に行なえるようになっている。
取付凹部(2)は凹部底(2a)の裏面には中央に開孔
(3′)を有する補強木(3)を裏打ちすると共に補強
木(3)に臨む凹部底(2a)部分に螺孔(2b)又は通孔
を一対開孔し且つ凹部底(2a)中央に大径口(2c)を開
設している。
収納部(1b)の下面に補強木(32)を設けこの補強木
(32)から取付凹部(2)の補強木(3)にわたって補
強材を設けて取付凹部(2)が変形したり破損するのを
防止している。
また、周縁リム部(1a)の裏面に補強木(34)を介して
取付片(35)を設けておりこの取付片(35)は、収納棚
(1)の位置決めと固定を行なう。
操作盤(B)は表面に露出する各スイッチ(4)…と、
そのスイッチ(4)…に連係して、湯水混合装置や給湯
機を制御して自動給湯,給湯温度調整を行なう制御部
(図示せず)とを有してなり、基板(b′)と表面板
(b″)とからなるケース(b)内に各スイッチ(4)
…を表面板(b″)表面から露出させた状態で内部に制
御部(図示せず)を内蔵している。
基板(b′)は周縁の断面矩形な厚肉部(5)内の底部
(6)を、厚肉部(5)の底よりも僅か浮かせた位置に
連設し且つ厚肉部(5)の内側に位置合わせ溝(7)を
周設してなり、前記螺孔(2b)に対応する厚肉部(5)
部分には連絡孔(5a)を開設すると共に中央底裏に前記
大径口(2c)よりも若干小径な案内用エルボ筒(8)を
突設し、その案内用エルボ筒(8)内に湯水混合装置、
給湯機に制御部からのコードを配線するようになってい
る。
表面板(b″)はキャップ形状を呈し、表面にスイッチ
(4)…の収納凹部(図示せず)及び制御部にスイッチ
(4)…を接続する接続孔(図示せず)を設けている。
また、表面板(b″)は、側板部分を、環状段部(9)
と環状段部(9)底から垂設し前記位置合わせ溝(7)
に嵌合する位置決め突片(10)と、その位置決め突片
(10)の外周面に周設した形片(11)とで構成し、その
形片(11)の水平片部(11a)において、前記連絡孔(5
a)と対応する部分にビス差入孔(11b)を穿設し、ビス
差入孔(11b)(11b)間の水平片部(11a)任意箇所に
後述するカバー体(12)の係止爪片(12a)が係止する
係止孔(11c)を開設している。
カバー体(12)は前記表面板(b″)の周縁に形成した
環状段部(9)底に下端が当接する内枠(12b)と前記
上向傾斜面(1e)の上下縁面に当接する外枠(12c)と
の間をカバー面(12d)で連設し且つ前記係止孔(11c)
と対抗するカバー面(12d)裏面部分に、前記係止孔(1
1c)と弾性的に係止する係止爪片(12a)を垂設してい
る。
而して、操作盤(B)の固定手順を説明する。
基板(b′)の位置合わせ溝(7)に、表面板(b″)
の位置決め突片(10)を嵌合させて、各スイッチ(4)
…を表面板(b″)から露出し制御部を内蔵した操作盤
(B)を組立てる。
次に、基板(b′)裏面に、前記大径口(2c)と、案内
用エルボ筒(8)との間の隙間を埋める小径部(13a)
と、基板(b′)の底部(6)と凹部底(2a)とのスペ
ースを埋める大径部(13b)とからなるスポンジパッキ
ン(13)を、装着させる。
而る後、ビス差入孔(11b),連絡孔(5a)が、凹部底
(2a)の螺孔(2b)の孔芯と一致するように、操作盤
(B)を取付凹部(2)内に収容する。この時、前記ス
ポンジパッキン(13)の前記小径部(13a)は案内用エ
ルボ筒(8)と大径口(2c)とのドーナツ状隙間(14)
に嵌合される。
最後にビス差入孔(11b)からビス(15)を挿入し、螺
孔(2b)に螺合させつつ、更に補強木(3)に捻じ込み
締着させることで、操作盤(B)を凹部壁、即ち凹部底
(2a)に固定する。
カバー体(12)は内枠(12b)下端を、表面板(b″)
の環状段部(9)上に対向させた状態で押込み、係止爪
片(12a)を係止孔(11c)に弾性的に係止して、表面板
(b″)と、取付凹部(2)縁との環状空間(16)をカ
バーする。
図中(18)はカバー体(12)の外枠(12c)下端外面に
塗着されたシリコンシールで、前記スポンジパッキン
(13)とで二重の防水構造になっている。
尚、実施例では補強木(3)にビス(15)を捻込む旨で
説明しているが、螺孔(2b)部分を厚肉化して、ビス
(15)をその長尺化する螺孔(2b)内全域で螺合させて
固定保持力を確保する固定構造であっても良い。
また操作盤(B)を固定した収納棚(A)は、収納部
(1)の側面(1f)における少なくとも上記ナット部材
(17)に対向する箇所に補強用の発泡材(1g)を設ける
と共に、この発泡材(1g)及び側面(1f)にナット部材
(17)の螺子孔に連通する貫通孔(1h)を開穿し、該貫
通孔(1h)にボルト(18)を挿入せしめてナット部材
(17)に螺合させることで、補強枠(100d)の内枠部
(100d-2)に取付けられている。
ボルト(18)の頭部と収納部(1)の側面(1f)との間
には係合リング(19)を挾み、該係合リング(19)の周
縁鍔片(19a)に係脱自在に係合するキャップ(20)に
よってボルト頭を隠蔽するようになっている。
(21)は収納部(1)の左右両側面に凹設した棚板(1
d)支持用のガイド溝であり、同側面(1f)(1f)の前
端から後端までわたって凹設され、その前端部分を周縁
リム部(1a)前面に開口して棚板(1d)を抜差可能に支
持してなり、棚板(1d)間の所望側面(1f)部位を部分
的に凹設して丁番取付凹部(1i)を形成し、この凹部
(1i)内に開閉扉(1c)の丁番(22)を取付けると共に
丁番(22)と開閉扉(1c)との回転軸(22a)をガイド
溝(21)の外側に位置させて開閉扉(1c)の開放状態で
丁番(22)及び開閉扉(1c)が邪魔にならずに棚板(1
d)が抜差せるようになっている。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案壁取付型収納棚の実施例を示し、第1図は
使用状態を示す正面図、第2図は(2)−(2)断面図
で一部切欠する、第3図は(3)−(3)断面図、第4
図は(4)−(4)断面図で中間省略して示す、第5図
は(5)−(5)断面図、第6図は従来の操作盤の固定
状態を示す縦断面図である。 尚図中、 (A):壁取付型収納棚 (2):取付凹部、(1):収納部 (B):操作盤、(2a):凹部壁(凹部底)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭61−106566(JP,U) 実開 昭61−138320(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】収納部以外の表面に浅底な取付凹部を一段
    低く凹設し、該取付凹部内に操作盤を収容し且つ凹部壁
    に固定したことを特徴とする壁取付型収納棚。
JP13195689U 1989-11-13 1989-11-13 壁取付型収納棚 Expired - Lifetime JPH0645545Y2 (ja)

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JP13195689U JPH0645545Y2 (ja) 1989-11-13 1989-11-13 壁取付型収納棚

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JP13195689U JPH0645545Y2 (ja) 1989-11-13 1989-11-13 壁取付型収納棚

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JPH0374741U JPH0374741U (ja) 1991-07-26
JPH0645545Y2 true JPH0645545Y2 (ja) 1994-11-24

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