JPH064553U - 空調機 - Google Patents

空調機

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JPH064553U
JPH064553U JP043809U JP4380992U JPH064553U JP H064553 U JPH064553 U JP H064553U JP 043809 U JP043809 U JP 043809U JP 4380992 U JP4380992 U JP 4380992U JP H064553 U JPH064553 U JP H064553U
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JP
Japan
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air
controller
pump device
heat pump
air conditioner
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JP043809U
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Inventor
山川  洋
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 ヒートポンプ装置Jにおける冷媒管7の低温
部分7eが、ケーシングP内部のヒートポンプ装置Jの
動作を制御する制御器Hの収納部分R3に配設されてい
る空調機。 【効果】 制御器の収納部分を冷却することができるか
ら、特別の装置を設けることなく、且つ、制御器の放熱
不良による過熱を防止した空調機を提供することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ケーシングの内部に、ヒートポンプ装置の収納部分と前記ヒートポ ンプ装置の動作を制御する制御器の収納部分とが区画形成され、前記制御器の冷 却用空気が通風されるように構成された空調機に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、ヒートポンプ装置の動作を制御する制御器は、例えばマイクロコンピ ュータや各種のコントローラを構成する電子回路などの、主に電気的装置によっ て構成される。これに対してヒートポンプ装置は、主に機械的装置と冷媒管とに よって構成されるので、ケーシングの内部において、ヒートポンプ装置を収納す る部分と制御器を収納する部分とは独立して区画形成される場合が多い。従って 、
【0003】 従来、この種の空調機において、ヒートポンプ装置の冷媒管は、前記区画形成 された部分のうちの、ヒートポンプ装置の収納部分に限って、配設されていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、制御器には放熱が必要であり、特に、制御器がケーシングの内部に 収納されているこの種の空調機においては、制御器の放熱は、制御器の冷却用空 気をケーシングの内部に通風することによって行わなければならない。
【0005】 しかしながら、上記従来技術によれば、例えば暖房運転中など、空調機の運転 状態によっては制御器の収納部分も加熱されることがあり、又、ケーシング自体 が加熱されることによって通風される冷却用空気も加熱されることがあり、結果 として、制御器の収納部分の温度が上昇して、制御器が放熱不良を起こして過熱 する危険がある。 係る危険を防止する手段としては、通風させる冷却用空気の通風量を増大させ ることも考えられるが、係る手段によれば、通風用のファンの電力消費や通風に 係る騒音を著しく増大させる結果となり、運転効率や使用快適さの悪い空調機と なる不都合がある。 従って、制御器の収納部分を積極的に冷却する手段が望まれるのであるが、こ の場合においても、例えば制御器の収納部分に専用の冷却装置など、従来の構成 にはない特別の装置を設けると、装置の複雑化や構成部品の増加、コストの増大 などを生じて好ましくない。 本考案の目的は、従来の空調機を巧妙且つ合理的に改善することによって、上 記従来欠点を解消する点にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案による空調機の第一の特徴構成は、前記ヒートポンプ装置における冷媒 管の低温部分が、前記制御器の収納部分に配設されている点にある。
【0007】 本考案による空調機の第二の特徴構成は、第一の特徴構成を実施する際の好適 な具体構成を特定するもので、 前記冷媒管の低温部分が、前記制御器の収納部分における冷却用空気取入部に 配設されている点にある。
【0008】
【作用】
本考案の第一の特徴構成によれば、冷媒管の低温部分が制御器の収納部分に配 設されているから、従来の構成にはない特別の装置を設けることなく、制御器の 収納部分を冷却することができる。
【0009】 第二の特徴構成によれば、冷媒管の低温部分が、制御器の収納部分における冷 却用空気取入部に配設されているから、取り入れた冷却用空気を冷却した後、制 御器の収納部分に通風させることができる。
【0010】
【考案の効果】 第一の特徴構成によれば、制御器の収納部分を冷却することができるから、特 別の装置を設けることなく、且つ、放熱不良による制御器の過熱を防止した空調 機を提供することができる。
【0011】 第二の特徴構成によれば、取り入れた冷却用空気を冷却した後、制御器の収納 部分に通風させることができるから、少ない通風量で、且つ、効率よく、確実に 制御器の放熱が行われる空調機を提供することができる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案による空調機を図面に基づいて説明する。 図1には、ケーシングPの内部に、ヒートポンプ装置Jの収納部分R1,R2 と前記ヒートポンプ装置Jの動作を制御する制御器Hの収納部分R3とが区画形 成され、前記制御器Hの冷却用空気が通風されるように構成された空調機として の、システム型パッケージエアコンの室内機が示されている。
【0013】 ヒートポンプ装置Jは、図4に示すように、室内気用熱交換器1と室外気用熱 交換器2と圧縮器3とアキュムレータ4と四方弁5と膨張弁6とが冷媒管によっ て接続されて成る冷媒系Kと、2つの風路系、すなわち、空調対象領域からの還 気RAを室内気用熱交換器1に通風することによって温調し、その温調された給 気SAを給気ファン8によって再び空調対象領域に供給する温調空気の風路系A 、及び、外気OAを室外気用熱交換器2に通風し、その通風された後の排気EA を排気ファン9によって再び外気中に排気する外気の風路系Bとから構成されて いる。 冷媒系Kは、四方弁5の切り換え操作により、室内気用熱交換器1が凝縮器と して機能する場合と蒸発器として機能する場合とに切り換え自在に構成されてお り、もって、暖房運転及び冷房運転の両方の用に供するシステム型パッケージエ アコンが構成されている。 又、風路系Aには、室内気用熱交換器1に通風させる還気RAの導入量を調節 するダンパー10が備えられ、風路系Bには、室外気用熱交換器2に通風させる 外気OAの導入量を調節するダンパー11が備えられている。 更に、風路系Aと風路系Bとの間には、外気OAを室内気用熱交換器1に導く 風路Cと、還気RAを室外気用熱交換器2に導く風路Dとが設けられ、風路Cに 備えられたダンパー12と風路Dに備えられたダンパー13とを調節することに より、空調対象領域に対する温調運転を行いながら同時に換気運転を行うことが できるシステム型パッケージエアコンが構成されている。
【0014】 ヒートポンプ装置Jの動作は、制御器Hによって制御される。制御器Hは、マ イクロコンピュータを主要部とする制御装置(図示されない)や電動モータの回 転数を制御するインバータ(図示されない)などで構成され、圧縮器3、給気フ ァン8、及び、排気ファン9の駆動、四方弁5の切換操作、膨張弁6の開度、ダ ンパー10,11,12,13の開閉度などを調節することによって室内気用熱 交換器1の温調動作を制御するように構成されている。尚、制御器Hとヒートポ ンプ装置Jの構成機器3,5,6,8,9,10,11,12,13とは、電気 配線(図示されない)によって接続されている。
【0015】 システム型パッケージエアコンの室内機のケーシングPは、図1、図2、及び 、図3に示すように、基枠14と、基枠14の上に組み立てられた底板15と、 側板16と、正面板17と、背面板18と、上面板19とによって構成されてい る。 ケーシングPの内部は、中間台20によって上下に仕切られ、且つ、中間台2 0より下側の部分が仕切り板21によって左右に仕切られ、中間台20より下側 の部分であって仕切り板21より左側の部分に、制御器Hの収納部分としての制 御器室R3が区画形成され、制御器Hが収納されている。
【0016】 中間台20より上側の部分のほぼ中央には、その部分を左右に仕切るように、 室内気用熱交換器1が備えられており、ヒートポンプ装置Jの収納部分としての 風路室R1が区画形成されている。 室内気用熱交換器1には、その空気取り入れ側(右側)にフィルター22が、 空気排出側(左側)には加湿器23が備えられている。又、上面板19には、室 内気用熱交換器1より右側に位置する部分に、空調対象領域からの還気RAをケ ーシングP内に取り入れる還気口19aが設けられ、室内気用熱交換器1より左 側に位置する部分には、室内気用熱交換器1によって温調された給気SAが空調 対象領域に対して再び送り出される給気口19bが設けられ、還気口19aと室 内気用熱交換器1と給気口19bとによって、前記風路系Aが構成されている。 尚、給気口19bの下部には、給気ダクト8a及び給気ファン8が備えられ、 風路系Aの送風が行われるように構成されている。還気口19aの下部には、前 記ダンパー10が備えられ、還気RAの取り入れ量が調節されるように構成され ている。背面板18における前記中間台20よりも上側の位置であって且つ室内 気用熱交換器1よりも右側に位置する部分には、外気OAを風路系Aの空気取り 入れ側に取り入れる外気口18aが設けられ、前記ダンパー12が備えられて外 気OAの取り入れ量が調節されるように構成されている。
【0017】 中間台20より下側の部分であって前記仕切り板21より右側の部分には、圧 縮器3とアキュムレータ4と四方弁5と膨張弁6とが備えられており、ヒートポ ンプ装置Jの収納部分としての冷媒器室R2が区画形成されている。 圧縮器3、アキュムレータ4、四方弁5、及び、膨張弁6は、冷媒管によって 互いに接続され、前記風路室R1に備えられている室内気用熱交換器1は、中間 台20を貫いて付設されている冷媒管7a及び7bによって、四方弁5と膨張弁 6との間に接続されている。尚、図1及び図2に示すように、ケーシングPの側 板16を貫いて外部に向かって延設されている冷媒管7c及び7dは、図4に示 すように、室外気用熱交換器2に接続されている。
【0018】 ケーシングPの正面板17における前記制御器室R3に位置する部分には、制 御器室R3の内部に制御器Hの冷却用空気を通風させるための放熱ファン24が 設けられている。又、ケーシングPの底板15における制御器室R3に位置する 部分には、多数のスリットによって形成される冷却用空気取入部15aが設けら れている。従って、放熱ファン24の駆動に伴って、制御器Hの冷却用空気が冷 却用空気取入部15aから取り入れられ、放熱ファン24を通してケーシングP の正面側に排出され、もって、制御器Hの放熱が行われるように構成されている 。
【0019】 さて、図4には、ヒートポンプ装置Jにおける冷媒管の低温部分としての、圧 縮器3の吸引側に接続されている冷媒管7eが示されている。冷媒管7eは、図 1及び図3に示すように、前記仕切り板21を貫いて制御器室R3の内部に配設 され、底板15に添わせて冷却用空気取入部15aの上方に蛇行状に付設されて いる。 本実施例のシステム型パッケージエアコンにおいては、暖房運転及び冷房運転 の切り換えに係る循環冷媒の逆転は四方弁5の切り換え操作によて行われるよう に構成されているので、圧縮器3の吸引側は、暖房運転、冷房運転の違いにかか わらず、常に、蒸発器として機能している熱交換器の排出側に位置するように構 成されている。 従って、冷媒管7eは、暖房運転、冷房運転の違いにかかわらず、常に、ヒー トポンプ装置Jにおける冷媒管の低温部分を構成し、これによって、制御器室R 3の内部が冷却され、加えて、冷却用空気取入部15aを通して通風される制御 器Hの冷却用空気も冷却される。
【0020】 〔別実施例〕 図5には、本考案による空調機の別実施例を構成するシステム型パッケージエ アコンのヒートポンプ装置Jが示されている。 図5におけるヒートポンプ装置Jには、2つの膨張弁25,26が備えられ、 夫々の膨張弁には、片方向弁27,28が備えられている。これによって、シス テム型パッケージエアコンが冷房運転される場合には膨張弁25が機能し、膨張 弁26は片方向弁28によって機能せず、暖房運転される場合には膨張弁26が 機能し、膨張弁25は片方向弁27によって機能しないように構成されている。 従って、膨張弁25と膨張弁26との間に接続されている冷媒管7fも、暖房 運転、冷房運転の違いにかかわらず、常に、ヒートポンプ装置Jにおける冷媒管 の低温部分を構成し、制御器室R3の内部に配設することによって、制御器室R 3の冷却、及び、制御器Hの冷却用空気の冷却を行うことができる。
【0021】 尚、ヒートポンプ装置Jにおける冷媒管の、低温部分以外の部分の配管構造、 冷媒系Kを構成するための機器の種類、数は適宜変更できる。
【0022】 又、ケーシングPは、室外気用熱交換器2や排気ファン9などを含むヒートポ ンプ装置J全体を収納する、一体型のシステム型パッケージエアコンのケーシン グとして構成されても良い。
【0023】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム型パッケージエアコンの室内機を示す
正面図
【図2】システム型パッケージエアコンの室内機を示す
断面図
【図3】システム型パッケージエアコンの室内機を示す
断面図
【図4】ヒートポンプ装置の全体構成を示す構成図
【図5】別実施例のヒートポンプ装置の全体構成を示す
構成図
【符号の説明】
H 制御器 J ヒートポンプ装置 P ケーシング R1 ヒートポンプ装置の収納部分 R2 ヒートポンプ装置の収納部分 R3 制御器の収納部分 7 冷媒管 7e 冷媒管の低温部分 7f 冷媒管の低温部分 15a 冷却用空気取入部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング(P)の内部に、ヒートポン
    プ装置(J)の収納部分(R1,R2)と前記ヒートポ
    ンプ装置(J)の動作を制御する制御器(H)の収納部
    分(R3)とが区画形成され、前記制御器(H)の冷却
    用空気が通風されるように構成された空調機であって、 前記ヒートポンプ装置(J)における冷媒管(7)の低
    温部分(7e,7f)が、前記制御器(H)の収納部分
    (R3)に配設されている空調機。
  2. 【請求項2】 前記冷媒管の低温部分(7e,7f)
    が、前記制御器(H)の収納部分(R3)における冷却
    用空気取入部(15a)に配設されている請求項1記載
    の空調機。
JP043809U 1992-06-24 1992-06-24 空調機 Pending JPH064553U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005180773A (ja) * 2003-12-18 2005-07-07 Sanki Eng Co Ltd インバータ内蔵空調機
CN103771162A (zh) * 2012-10-25 2014-05-07 何小午 用于胶印机的快速自动双杆推纸机构

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH029728B2 (ja) * 1981-09-02 1990-03-05 Japan Radio Co Ltd

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