JPH0645473A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

Info

Publication number
JPH0645473A
JPH0645473A JP4197196A JP19719692A JPH0645473A JP H0645473 A JPH0645473 A JP H0645473A JP 4197196 A JP4197196 A JP 4197196A JP 19719692 A JP19719692 A JP 19719692A JP H0645473 A JPH0645473 A JP H0645473A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor device
conductor
shield
conductor layer
dielectric substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP4197196A
Other languages
English (en)
Inventor
Takao Akai
孝夫 赤井
Masaya Tamamura
雅也 玉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4197196A priority Critical patent/JPH0645473A/ja
Publication of JPH0645473A publication Critical patent/JPH0645473A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Waveguides (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は高速、高周波パッケージの半導体装
置に関し、シールド効果が薄れることなく高速、高周波
領域への対応を図ることを目的とする。 【構成】 第1のシールド導体層29aが形成された誘
電体フレーム29の側面で接地導体膜27に接続を行う
第1の導体部30a,30bを形成する。また、誘電体
基板22内部の第2のシールド導体層22cと接地導体
膜27とを所定間隔で設けられる第2の導体部28a,
28bで接続を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高速、高周波パッケー
ジの半導体装置に関する。
【0002】近年、マイクロ波伝送システムを実現する
ため、動作周波数が30GHzにまで及び、モノリシッ
クマイクロ波集積回路(MMC)を搭載する周波数特性
が優れ、そしてシールド効果の高い半導体装置が望まれ
ている。
【0003】
【従来の技術】従来、MMCを搭載するセラミックパッ
ケージでは、セラミックフレームの漏洩電界によって引
き起こされるリング共振のため、十分な電気的性能が得
られない。そのため、30GHzに至る広い周波数帯域
で良好な電気的特性が得られる高周波パッケージとし
て、セラミックフレームを用いた、新しい構造のパッケ
ージが開発されている。
【0004】そこで、図4に、従来の高周波パッケージ
の半導体装置の内部平面図を示し、図5に図4の各断面
図を示す。この場合、図5(A)は図4のA−A断面
図、図5(B)は図4のB−B断面図、図5(C)は図
4のC−C断面図である。
【0005】図4において、半導体装置11は、いわゆ
る高周波パッケージのもので、セラミック等の誘電体基
板12が2層で形成されており、その中央部分に半導体
チップを搭載するキャビティ13が形成されている。ま
た、誘電体基板12の表面部分には、キャビティ13よ
り四方に、所定数の信号パターンの信号導体膜14と、
該信号パターンに挟持されるように接地パターンの接地
導体膜15がそれぞれ形成される。
【0006】また、誘電体基板12の表面上における、
キャビティ13の外側であって、導体膜14,15上に
誘電体フレーム17が配置される。この誘電体フレーム
17の表面上全面にシールド導体膜18が形成される。
【0007】ここで、図5(A)〜(C)において、誘
電体基板12は、共に誘電体のベース層12aと配線層
12bとで構成されており、その中間全面に接地パター
ンとしてのシールド導体膜12cが形成される。
【0008】そこで、図4及び図5(A)〜(C)に示
すように、誘電体基板12における配線層12b上の接
地導体膜15からシールド導体膜12cに連通するビア
(スルーホール)19a〜19dがそれぞれ形成され、
該ビア19a〜19d内にメタライズペースト等の導電
部材が充填されて導通される。このような導通状態が、
一般にマイクロストリップラインを称される。
【0009】また、誘電体フレーム17上のシールド導
体膜18から配線層12b上の接地導体膜15に連通す
るビア(スルーホール)20a〜20dがそれぞれ形成
され、該ビア20a〜20d内にメタライズペースト等
の導電部材が充填されて導通される。このような導通状
態が一般にストリップラインと称される。
【0010】このように、マイクロストリップライン及
びストリップライン構造によりシールド効果を高めて高
速、高周波領域に適用させているものである。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかし、誘電体基板1
2(配線層12b)上のシールド導体膜12c、及び誘
電体フレーム17上のシールド導体膜18の接地は、上
述のように、接地導体膜15よりそれぞれ1ケ所で行っ
ており、接続部分より離れた部分では、高周波特性で電
位分布を生じて接地が不完全となり、シールド効果が薄
れるという問題がある。
【0012】そこで、本発明は上記課題に鑑みなされた
もので、シールド効果が薄れることなく高速、高周波領
域への対応を図る半導体装置を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題は、表面に所定
数の接地導体層を含む所定パターンの導体層が形成され
た誘電体基板上に、上面全面に第1のシールド導体層が
形成された誘電体フレームが配置されるパッケージの半
導体装置において、前記接地導体層と前記第1のシール
ド導体層とが、前記誘電体フレームの対応する側面に形
成された所定数の第1の導体部により接続され、又は、
前記誘電体基板の内部及び裏面の少なくともな何れか一
方に、第2のシールド導体層が形成され、前記それぞれ
の接地導体層と該第2のシールド導体層とが、所定間隔
で形成された所定数の第2の導体部により接続されるこ
とにより解決される。
【0014】
【作用】上述のように、誘電体フレーム上の第1のシー
ルド導体層と接地導体層を接続するに当り、誘電体フレ
ームの対応する側面に第1の導体部を形成して接続を行
うストリップライン構造する。また、誘電体基板の内部
及び又は裏面に形成する第2のシールド導体層と接地導
体層とを接続するに当り、所定数の第2の導体部を所定
間隔で形成して接続を行うマイクロストリップライン構
造としている。
【0015】これにより、第1,第2のシールド導体層
において高周波特性で電位分布が生じることがない。す
なわち、シールド効果が薄れることなく高速、高周波領
域への対応を図ることが可能となる。
【0016】
【実施例】図1に、本発明の第1実施例の構成図を示
す。図1(A)は内部平面図、図1(B)は図1(A)
のD−D断面図、図1(C),(D)は第1の導体部を
示した図である。
【0017】図1(A),(B)において、半導体装置
21は、図4と同様に、高周波パッケージのもので、2
層のセラミック板で形成される誘電体基板22の中央部
分にキャビティ23が形成される。この誘電体基板22
は、ベース層22aと配線層22bにより構成され、ベ
ース層22aと配線層22bの間には接合部分全面で第
2のシールド導体層22cが形成されている。なお、配
線層22bは、単層のものでもよく、多層のセラミック
板を積層したものでもよい。
【0018】また、キャビティ23内のベース層22a
上には絶縁性及び高熱伝導性のステージ24が設けら
れ、該ステージ24上に半導体チップ25が搭載され
る。
【0019】誘電体基板22の配線層22bの上面に
は、キャビティ23より四方に導体層の信号パターンの
信号導体膜26が所定数形成されており、この信号導体
膜26に挟まれて所定数の接地導体膜(接地導体層)2
7)が形成される。
【0020】また、各接地導体膜27と第2のシールド
導体層22cとの間にはそれぞれビア(スルーホール)
28a,28bが所定間隔で形成され、このビア28
a,28b内にメタライズペースト等の導電部材が充填
されて導通される。この導電部材が充填されたビア28
a,28bが第2の導体部を構成する。
【0021】一方、誘電体基板22上であって、信号導
体膜26及び接地導体膜27上にキャビティ23部分が
開口されているセラミック板等の誘電体フレーム29が
配設され、その上面全面に第1のシールド導体層29a
がメタライズされる。
【0022】そして、誘電体フレーム29の外側面及び
内側面であって、誘電体基板22の接地導体膜27に対
応して第1の導体部30a,30bがそれぞれ形成さ
れ、第1のシールド導体層29aと接地導体膜27とが
導通される。
【0023】この第1の導体部30a,30bは、例え
ば図1(C)に示すように、誘電体フレーム29の外側
面及び内側面に溝31a,31bが形成され、この溝3
1a,31bにメタライズペースト等の導電部材32
a,32bを埋設することにより形成される。また、例
えば図1(D)に示すように、両側面に、スクリーン印
刷等により導電厚膜33a,33baを形成する。
【0024】このようにして、半導体チップ25と、信
号導電膜26及び接地導電膜27とをワイヤボンディン
グ等により接続し、キャップにより封止することで高
速、高周波パッケージの半導体装置21が形成される。
なお、図示しないが、信号導電膜26及び接地導電膜2
7には、それぞれ外部との接続を行う外部端子が設けら
れるものである。
【0025】このような半導体装置21は、第1のシー
ルド導体層29aは第1の導体部30a,30bにより
接地導体膜27に接続され、第2のシールド導体層22
cは、ビア28a,28bにより接地導体膜27に接続
される。これにより、第1及び第2のシールド導体層2
9a,22cの接地が各部分で十分に行われることにな
り、高周波による電位分布が生じることがなくなる。す
なわち、シールド効果が薄れることなく高速、高周波領
域への対応を図ることができるものである。
【0026】次に、図2に、本発明の第2実施例の構成
図を示す。図2(A)は内部平面図であり、図2(B)
は図2(A)のD−D断面図である。
【0027】図2(A),(B)における半導体装置2
1は、図1における場合の、誘電体フレーム29の第1
のシールド導体層29aより誘電体基板22上の接地導
体膜27を通り、第2のシールド導体層22cまでビア
34を形成し、上述のような導電部材を充填してこれら
を導通させたものである。
【0028】これは、誘電体基板22上における接地導
体膜27の接地パターンの長さが長くなった場合に、接
地地点から遠くなる部分の電位分布発生を防止するため
である。
【0029】また、図3に、本発明の第3実施例の構成
図を示す。図3は、図2(B)と同様の断面図であり、
誘電体基板22の配線層22b上の接地導体膜27と第
2のシールド導体層22cを接続する場合に、第2の導
体部を配線層22bの外側面及び内側面に溝35a,3
5bを形成して、図1(C)のように導電部材を埋設し
て行うと共に、導電部材が充填されたビア36a,36
b,34により行うものである。なお、図1(D)に示
すように、第2の導体部を導電厚膜で形成してもよい。
【0030】この場合、導電部材が埋設された溝35
a,35b(導電厚膜でもよい)と導電部材が充填され
たビア36a,36b,34は、第2のシールド導体層
22c上に高周波による電位分布が生じないような所定
間隔で設けられるものである。なお、上述の第1乃至第
3の実施例では、第2のシールド導体層22cを誘電体
基板22の内部に設けた場合をしているが、裏面(ベー
ス層22a)に形成しても同様であり、また、ベース層
22a自体を導電金属としてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、第1のシ
ールド導体層が形成された誘電体フレームの側面で接地
導体層に接続を行う第1の導体部を形成し、誘電体基板
内部の第2のシールド導体層と接地導体層とを所定間隔
で設けられる第2の導体部で接続を行うことにより、シ
ールド効果かが薄れることなく高速、高周波領域への対
応を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図である。
【図2】本発明の第2実施例の構成図である。
【図3】本発明の第3実施例の構成図である。
【図4】従来の高周波パッケージの半導体装置の平面図
である。
【図5】図4の各断面図である。
【符号の説明】
21 半導体装置 22 誘電体基板 22a ベース層 22b 配線層 22c 第2のシールド導体層 23 キャビティ 24 ステージ 25 半導体チップ 26 信号導体膜 27 接地導体膜 28a,28b,34,36a,36b ビア 29 誘電体フレーム 29a 第1のシールド導体層 30a,30b 第1の導体部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に所定数の接地導体層(27)を含
    む所定パターンの導体層(26,27)が形成された誘
    電体基板(22)上に、上面全面に第1のシールド導体
    層(29a)が形成された誘電体フレーム(29)が配
    置されるパッケージの半導体装置において、 前記接地導体層(27)と前記第1のシールド導体層
    (29a)とが、前記誘電体フレーム(29)の対応す
    る側面に形成された所定数の第1の導体部(30a,3
    0b)により接続されることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の導体部(30a,30b)
    は、前記誘電体フレーム(29)の対応する側面に溝
    (31a,31b)が形成され、該溝(31a,31
    b)に導電部材(32a,32b)が埋設されることを
    特徴とする請求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の導体部(30a,30b)
    は、前記誘電体フレーム(29)の対応する側面に導電
    膜(33a,33b)が形成されることを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記第1のシールド導体層(29a)の
    所定部分より前記接地導体層(27)までスルーホール
    (34)を形成し、該スルーホール(34)に導電部材
    を埋設して、接地導体層(27)との接続を行うことを
    特徴とする請求項1乃至3記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 表面に所定数の接地導体層(27)を含
    む所定パターンの導体層(26,27)が形成された誘
    電体基板(22)上に、上面全面に第1のシールド導体
    層(29a)が形成された誘電体フレーム(29)が配
    置されるパッケージの半導体装置において、 前記誘電体基板(22)の内部及び裏面の少なくとも何
    れか一方に、第2のシールド導体層(22c)が形成さ
    れ、前記それぞれの接地導体層(27)と該第2のシー
    ルド導体層(22c)とが、所定間隔で形成された所定
    数の第2の導体部(28a,28b)により接続される
    ことを特徴とする半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第2の導体部(28a,28b)
    は、前記接地導体層(27)と前記第2のシールド導体
    層(22c)間に形成される、導電部材が埋設されたス
    ルーホール(28a,28b)で形成されることを特徴
    とする請求項5記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 前記第2の導体部(28a,28b)
    は、前記誘電体基板(22)の対応する側面に形成され
    る溝(35a,35b)に導電部材を埋設させた導体部
    を含むことを特徴とする請求項5記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 前記第2の導体部(28a,28b)
    は、前記誘電体基板(22)の対応する側面に形成され
    る導体膜を含むことを特徴とする請求項5記載の半導体
    装置。
JP4197196A 1992-07-23 1992-07-23 半導体装置 Withdrawn JPH0645473A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4197196A JPH0645473A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 半導体装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4197196A JPH0645473A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 半導体装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0645473A true JPH0645473A (ja) 1994-02-18

Family

ID=16370413

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4197196A Withdrawn JPH0645473A (ja) 1992-07-23 1992-07-23 半導体装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0645473A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019017206A1 (ja) * 2017-07-20 2019-01-24 株式会社村田製作所 回路モジュール

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019017206A1 (ja) * 2017-07-20 2019-01-24 株式会社村田製作所 回路モジュール
US11322429B2 (en) 2017-07-20 2022-05-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Circuit module

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5237204A (en) Electric potential distribution device and an electronic component case incorporating such a device
US6809931B2 (en) Heat sink apparatus that provides electrical isolation for integrally shielded circuit
US4881116A (en) Package for integrated circuit
JP2910736B2 (ja) ストリップ線路−導波管変換器
US4259684A (en) Packages for microwave integrated circuits
EP0110997A1 (en) Semiconductor device package
US5227583A (en) Ceramic package and method for making same
US6204448B1 (en) High frequency microwave packaging having a dielectric gap
US6621162B1 (en) High frequency circuit apparatus
JP3663898B2 (ja) 高周波モジュール
KR900008995B1 (ko) 고주파 반도체 소자용 세라믹 패키지
US5574415A (en) Method of fabricating microwave interconnects and packaging and the interconnects and packaging
KR900004718B1 (ko) Ic용 패키지
JP2006211620A (ja) フィルタ及びデュプレクサ
JP2603310B2 (ja) 高周波集積回路用パッケージ
JPH0645473A (ja) 半導体装置
JP2798070B2 (ja) 複合マイクロ波集積回路
JPH07307605A (ja) 複合高周波回路モジュール
JP3409767B2 (ja) 高周波回路基板
US5258646A (en) Package for microwave IC
JP2008263360A (ja) 高周波基板装置
JP2002261188A (ja) 電子部品のパッケージ構造
JP3600729B2 (ja) 高周波回路用パッケージ
JPH11195720A (ja) 半導体装置
JP2871613B2 (ja) マルチチップモジュール用基板及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005