JPH0645437B2 - 一体構造の巻上揚錨装置及びこの装置を含む係留装置 - Google Patents
一体構造の巻上揚錨装置及びこの装置を含む係留装置Info
- Publication number
- JPH0645437B2 JPH0645437B2 JP60239276A JP23927685A JPH0645437B2 JP H0645437 B2 JPH0645437 B2 JP H0645437B2 JP 60239276 A JP60239276 A JP 60239276A JP 23927685 A JP23927685 A JP 23927685A JP H0645437 B2 JPH0645437 B2 JP H0645437B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chain wheel
- hoisting
- wire rope
- chain
- drum
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B21/00—Tying-up; Shifting, towing, or pushing equipment; Anchoring
- B63B21/22—Handling or lashing of anchors
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66D—CAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
- B66D1/00—Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
- B66D1/60—Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans adapted for special purposes
- B66D1/72—Anchor-chain sprockets; Anchor capstans
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B66—HOISTING; LIFTING; HAULING
- B66D—CAPSTANS; WINCHES; TACKLES, e.g. PULLEY BLOCKS; HOISTS
- B66D1/00—Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans
- B66D1/60—Rope, cable, or chain winding mechanisms; Capstans adapted for special purposes
- B66D1/74—Capstans
- B66D1/7405—Capstans having two or more drums providing tractive force
- B66D1/741—Capstans having two or more drums providing tractive force and having rope storing means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Ocean & Marine Engineering (AREA)
- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
- Electric Cable Installation (AREA)
- Revetment (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、広義には係留装置に係り、より詳細には外洋
船及び沖合海上掘削用プラットフォームに広く用いら
れ、ワイヤロープと鎖との組合せより成る複合型係留索
を操作する荷上揚錨装置の構造に関する。
船及び沖合海上掘削用プラットフォームに広く用いら
れ、ワイヤロープと鎖との組合せより成る複合型係留索
を操作する荷上揚錨装置の構造に関する。
近年10年以上、複合型係留索を使用する係留装置が注
目されている。その主な理由は、沖合掘削船すなわち海
上掘削プラットフォームで石油探索を行なう場合に、そ
の掘削プラットフォームを極めて深い海上に係留しなけ
ればならないことが多くなったためである。複合型係留
索の利点は鎖を短くし、これを長いワイヤロープに接続
させることであり、このことは周知である。特に海の深
さによって、複合型係留索を用いれば、ワイヤロープ又
は鎖を単独で使用するよりも錨の利きが良くなり、深い
海上での全体としての係留特性が向上する。しかしなが
ら、複合型係留索の採用によって新しい問題が生じた。
その問題のひとつに、鎖とワイヤロープとの接続部材を
導索用索案内車に引掛けないように移動させることがあ
り、また、複合型係留索の操作には巻上機と揚錨機が必
要であるから甲板が広くなり、係留装置が重くなるとい
うことがある。
目されている。その主な理由は、沖合掘削船すなわち海
上掘削プラットフォームで石油探索を行なう場合に、そ
の掘削プラットフォームを極めて深い海上に係留しなけ
ればならないことが多くなったためである。複合型係留
索の利点は鎖を短くし、これを長いワイヤロープに接続
させることであり、このことは周知である。特に海の深
さによって、複合型係留索を用いれば、ワイヤロープ又
は鎖を単独で使用するよりも錨の利きが良くなり、深い
海上での全体としての係留特性が向上する。しかしなが
ら、複合型係留索の採用によって新しい問題が生じた。
その問題のひとつに、鎖とワイヤロープとの接続部材を
導索用索案内車に引掛けないように移動させることがあ
り、また、複合型係留索の操作には巻上機と揚錨機が必
要であるから甲板が広くなり、係留装置が重くなるとい
うことがある。
最初の係留装置は、複合型係留索を分離型とし、すなわ
ち鎖とワイヤロープを接続部材で着脱できるように接続
し、繰出し繰込みを行なう時には切り離して操作し、繰
出し繰込みが終った時に再度接続する構造であった、こ
の係留索は、基本的には、構成部材を分離し、鎖を揚錨
機で操作し、ワイヤロープを巻上機で操作するものであ
る。米国特許第3,842,776号(特許権者ウドッ
ク(Wudtke)、1974年10月22日付)はワイヤロ
ープと鎖の着脱装置を開示し、この着脱装置はワイヤロ
ープと鎖を接続するための特殊な結合部材を有し、この
結合部材は前記着脱装置の最外側の溝で導索器を支持
し、この導索品でワイヤロープから鎖への移行部のワイ
ヤロープ側の屈曲を防ぐ構造である。
ち鎖とワイヤロープを接続部材で着脱できるように接続
し、繰出し繰込みを行なう時には切り離して操作し、繰
出し繰込みが終った時に再度接続する構造であった、こ
の係留索は、基本的には、構成部材を分離し、鎖を揚錨
機で操作し、ワイヤロープを巻上機で操作するものであ
る。米国特許第3,842,776号(特許権者ウドッ
ク(Wudtke)、1974年10月22日付)はワイヤロ
ープと鎖の着脱装置を開示し、この着脱装置はワイヤロ
ープと鎖を接続するための特殊な結合部材を有し、この
結合部材は前記着脱装置の最外側の溝で導索器を支持
し、この導索品でワイヤロープから鎖への移行部のワイ
ヤロープ側の屈曲を防ぐ構造である。
これに代る非分離型係留装置が米国特許第3,912,
228号(特許権者ペティ(Petty )等、1975年1
0月14日付)で提案された。この係留装置は揚錨装
置、ドラム型巻上装置、及び索案内車を有し、この索案
内車は鎖収納部の中にあり、巻上装置の下部から十分離
されているので、船と船との間隔を確保でき、この索案
内車の方向を変えることにより、鎖を鎖収納部の中の鎖
案内車から外すことなくこの鎖収納部の中に重ねること
ができる。たとえば繰り込む場合にはワイヤロープを、
巻上装置でチェンホイールのポケットの鎖との接続部ま
で巻き、次にチェンホイールを作動させて鎖をチェンホ
イールの下の鎖収納部の中に積み重ねる。
228号(特許権者ペティ(Petty )等、1975年1
0月14日付)で提案された。この係留装置は揚錨装
置、ドラム型巻上装置、及び索案内車を有し、この索案
内車は鎖収納部の中にあり、巻上装置の下部から十分離
されているので、船と船との間隔を確保でき、この索案
内車の方向を変えることにより、鎖を鎖収納部の中の鎖
案内車から外すことなくこの鎖収納部の中に重ねること
ができる。たとえば繰り込む場合にはワイヤロープを、
巻上装置でチェンホイールのポケットの鎖との接続部ま
で巻き、次にチェンホイールを作動させて鎖をチェンホ
イールの下の鎖収納部の中に積み重ねる。
米国特許出願第417,254号(出願人フォスター
(Foster)及びリッチ(Rich)は最近開発された非分離
型係留装置を開示しており、この係留装置では、巻上装
置が揚錨装置の上に垂直に取り付けられ、鎖とワイヤロ
ープを共通の軸線上で動くようになっている。また、鎖
をチェンホイールの上の垂直な作動線から引込ませる部
材を設けて鎖を前記チェンホイールのうね部に係合させ
るので、鎖を鎖収納部の中に積み重ねることができる。
このような係合装置を用いれば、ワイヤロープと鎖との
接続部材が索案内車に引掛かるという問題は解決する。
(Foster)及びリッチ(Rich)は最近開発された非分離
型係留装置を開示しており、この係留装置では、巻上装
置が揚錨装置の上に垂直に取り付けられ、鎖とワイヤロ
ープを共通の軸線上で動くようになっている。また、鎖
をチェンホイールの上の垂直な作動線から引込ませる部
材を設けて鎖を前記チェンホイールのうね部に係合させ
るので、鎖を鎖収納部の中に積み重ねることができる。
このような係合装置を用いれば、ワイヤロープと鎖との
接続部材が索案内車に引掛かるという問題は解決する。
このような係留装置はワイヤロープと鎖とを分離させな
いという点でひとつの問題を解決することはできたが、
また巻上装置と揚錨装置が分離しており、それぞれがブ
レーキ機構を有し、これらが相互独立に係留索に所定の
最大荷重をかけるという点で問題が残されている。
いという点でひとつの問題を解決することはできたが、
また巻上装置と揚錨装置が分離しており、それぞれがブ
レーキ機構を有し、これらが相互独立に係留索に所定の
最大荷重をかけるという点で問題が残されている。
そこで本発明は、巻上装置と揚錨装置とをより完全に一
体化し、複合型係留索を操作する係留装置として機能さ
せる係留装置を提供することを目的とする。
体化し、複合型係留索を操作する係留装置として機能さ
せる係留装置を提供することを目的とする。
一般化した表現をすれば、本発明をチェンホイールが巻
上装置の一部として作用するタイプの複合型係留索操作
用巻上装置及び揚錨装置より成る係留装置を提供するも
のである。この「チェンホイール」は本明細書では、北
米で「ワイルドキャット(Wild cat)」、ヨーロッパで
「ジプシー(gypsies」の名称で広く知られているチェ
ンホイールを含むものとする。本発明の係留装置は、基
本的には、チェンホイールがワイヤロープ用の溝を有
し、この溝が巻上装置の第1溝としての機能をほぼ完全
に営み、係留中に従来の係留装置より大きい力に耐え得
るものである。このような構造によって、ブレーキ機構
をはじめとする巻上装置の各構成部分に加えられる荷重
を減少させることができる。
上装置の一部として作用するタイプの複合型係留索操作
用巻上装置及び揚錨装置より成る係留装置を提供するも
のである。この「チェンホイール」は本明細書では、北
米で「ワイルドキャット(Wild cat)」、ヨーロッパで
「ジプシー(gypsies」の名称で広く知られているチェ
ンホイールを含むものとする。本発明の係留装置は、基
本的には、チェンホイールがワイヤロープ用の溝を有
し、この溝が巻上装置の第1溝としての機能をほぼ完全
に営み、係留中に従来の係留装置より大きい力に耐え得
るものである。このような構造によって、ブレーキ機構
をはじめとする巻上装置の各構成部分に加えられる荷重
を減少させることができる。
より詳細には本発明は、ワイヤロープと鎖が連続接続さ
れて成る係留索を繰り出し、繰り込み得るように、巻上
装置と揚錨装置とを一体構造にした巻上揚錨装置を提供
する。
れて成る係留索を繰り出し、繰り込み得るように、巻上
装置と揚錨装置とを一体構造にした巻上揚錨装置を提供
する。
この巻上揚錨装置は、 回転時にワイヤロープを移動させる索溝を有し、且つ、
回転時に鎖を移動させることができるチェンホイール
と、 回転時にワイヤロープを移動させ、且つ、ワイヤロープ
を前記チェンホイールから繰り出し及び前記チェンホイ
ールに繰り込むための前方ドラムとこれに対応する後方
ドラムとを有する1対の巻上ドラムと、 前方ドラムとチェンホイールの索溝との間に予め選定さ
れたワイヤロープの経路に沿うようにワイヤロープを方
向づける索案内車であって、前記ワイヤロープの経路は
前記ワイヤロープが前記経路に沿って移動する時に前記
索溝に前記ワイヤロープが部分的に巻きつけられるよう
に構成された索案内車と、 巻上ドラムを選択的に回転させると共にチェンホイール
を前記巻上ドラムと同期又は別々に回転させ、前記巻上
ドラムとチェンホイールを同期回転させる場合には前記
巻上ドラムの回転時期を前記チェンホイールの回転に合
わせるためのタイミング装置を含み、前記巻上ドラムと
チェンホイールの索溝との両者に前記ワイヤロープを同
じ速度で移動させる作用をする駆動装置とを有する。
回転時に鎖を移動させることができるチェンホイール
と、 回転時にワイヤロープを移動させ、且つ、ワイヤロープ
を前記チェンホイールから繰り出し及び前記チェンホイ
ールに繰り込むための前方ドラムとこれに対応する後方
ドラムとを有する1対の巻上ドラムと、 前方ドラムとチェンホイールの索溝との間に予め選定さ
れたワイヤロープの経路に沿うようにワイヤロープを方
向づける索案内車であって、前記ワイヤロープの経路は
前記ワイヤロープが前記経路に沿って移動する時に前記
索溝に前記ワイヤロープが部分的に巻きつけられるよう
に構成された索案内車と、 巻上ドラムを選択的に回転させると共にチェンホイール
を前記巻上ドラムと同期又は別々に回転させ、前記巻上
ドラムとチェンホイールを同期回転させる場合には前記
巻上ドラムの回転時期を前記チェンホイールの回転に合
わせるためのタイミング装置を含み、前記巻上ドラムと
チェンホイールの索溝との両者に前記ワイヤロープを同
じ速度で移動させる作用をする駆動装置とを有する。
上記構成により、前記チェンホイールの作動は、前記巻
上ドラムの機能により完全な形で同化する。
上ドラムの機能により完全な形で同化する。
以下、本発明の好ましい実施例を図によって説明する。
第1図に係留装置全体10を示し、図示の係留装置10
は、半ば水に漬かる掘削リグに取り付けた場合を示すも
のであり、一体構造の巻上揚錨装置14を含み、この巻
上揚錨装置14は前記掘削リグ12の頂部16に装着さ
れて複合型係留索18のくり込み及びくり出しを行な
い、この複合型係留索18はワイヤロープ20及びこれ
につながれた鎖22とを含み、鎖22の端部に適当な錨
(図示せず)が取り付けられる。前記巻上揚錨装置14
は鎖収納部24の真上にあり、この鎖収納部24は掘削
リグの中空の脚26の中に設けられる。したがって鎖2
2は、くり込まれた時に、従来の鎖と同様、鎖収納部2
4の中に積み重なる。前記ワイヤロープ20は巻上揚錨
装置14によって引き上げられ、従来型のウィンチすな
わち巻上装置28に巻き付けられ、この巻上装置28は
掘削リグの脚26の空所の下部に適宜設けられる。ま
た、前記係留装置10は索道滑車30を含み、この索道
滑車30はリグの脚26の外部に取り付けられ基本的に
は掘削リグ12に繰り込み・掘削リグ12から繰り出さ
れる係留索18を巻上揚錨装置14に導く。前記係留装
置全体の配置は従来型と同様であるから細部の説明は省
略する。
は、半ば水に漬かる掘削リグに取り付けた場合を示すも
のであり、一体構造の巻上揚錨装置14を含み、この巻
上揚錨装置14は前記掘削リグ12の頂部16に装着さ
れて複合型係留索18のくり込み及びくり出しを行な
い、この複合型係留索18はワイヤロープ20及びこれ
につながれた鎖22とを含み、鎖22の端部に適当な錨
(図示せず)が取り付けられる。前記巻上揚錨装置14
は鎖収納部24の真上にあり、この鎖収納部24は掘削
リグの中空の脚26の中に設けられる。したがって鎖2
2は、くり込まれた時に、従来の鎖と同様、鎖収納部2
4の中に積み重なる。前記ワイヤロープ20は巻上揚錨
装置14によって引き上げられ、従来型のウィンチすな
わち巻上装置28に巻き付けられ、この巻上装置28は
掘削リグの脚26の空所の下部に適宜設けられる。ま
た、前記係留装置10は索道滑車30を含み、この索道
滑車30はリグの脚26の外部に取り付けられ基本的に
は掘削リグ12に繰り込み・掘削リグ12から繰り出さ
れる係留索18を巻上揚錨装置14に導く。前記係留装
置全体の配置は従来型と同様であるから細部の説明は省
略する。
前記巻上揚錨装置14の細部を第2図及び第3図に示
す。この巻上揚錨装置14は支持フレーム32を有し、
この支持フレーム32は鋼板より成る従来の構造であ
り、前記巻上揚錨装置14の各種構成部材を支持する。
この構成部材には1対の巻上ドラムが含まれ、この巻上
ドラムは前方ドラム34と後方ドラム36を含み、ワイ
ヤロープを前記巻上装置28に対して繰り出し、繰り込
む。前記巻上ドラムは通常2箇であり、その前方ドラム
34は多数の溝を有する。この溝が形成する円の直径は
公知の方法によって予め定められ、この直径の値は従来
と同様に、ワイヤロープが過度に曲がらないようにワイ
ヤロープ14の直径の14倍以上にする。前記前方ドラ
ム及び後方ドラムは「巻上げドラム」として作用し得る
ように平行に離間し、この両ドラムでワイヤロープを維
持できるように配設される。前記ドラムは、従来型のブ
ルギア40を備え、このブルギア40により回転され、
また従来型のバンドブレーキ42を有し、このバンドブ
レーキ42は前記ドラムが係留索に加えられる荷重によ
ってドラムが回転されるのを防ぐ。
す。この巻上揚錨装置14は支持フレーム32を有し、
この支持フレーム32は鋼板より成る従来の構造であ
り、前記巻上揚錨装置14の各種構成部材を支持する。
この構成部材には1対の巻上ドラムが含まれ、この巻上
ドラムは前方ドラム34と後方ドラム36を含み、ワイ
ヤロープを前記巻上装置28に対して繰り出し、繰り込
む。前記巻上ドラムは通常2箇であり、その前方ドラム
34は多数の溝を有する。この溝が形成する円の直径は
公知の方法によって予め定められ、この直径の値は従来
と同様に、ワイヤロープが過度に曲がらないようにワイ
ヤロープ14の直径の14倍以上にする。前記前方ドラ
ム及び後方ドラムは「巻上げドラム」として作用し得る
ように平行に離間し、この両ドラムでワイヤロープを維
持できるように配設される。前記ドラムは、従来型のブ
ルギア40を備え、このブルギア40により回転され、
また従来型のバンドブレーキ42を有し、このバンドブ
レーキ42は前記ドラムが係留索に加えられる荷重によ
ってドラムが回転されるのを防ぐ。
また前記巻上揚錨装置14はチェンホイール44を含
み、このチェンホイール44は前記前方ドラム34と共
通の軸46に取り付けられ、このチェンホイールと前方
ドラムは前記共通軸46に支持され、この共通軸46を
中心として回転する。前記チェンホイール44は鎖を移
動させるためのうね部48(第2図に1対のみを示す)
及びワイヤロープを移動させるための索溝50を有す
る。この索溝50は前記巻上ドラムの溝と同じ直径の円
を形成し、本発明における基本特性ではないが、この実
施例では作用上重要であるから以下詳細に説明する。前
記チェンホイール44はブルギア52を備え、このブル
ギア52により回転されて鎖を移動させると共にワイヤ
ロープをも移動させる。前記「移動させる」という語は
本明細書で索道滑車、索案内車、ドラム、及びチェンホ
イールについて用いる場合には、係留索をほぼ前記各装
置の外周面に沿いその外周方向に移動させることを意味
する。
み、このチェンホイール44は前記前方ドラム34と共
通の軸46に取り付けられ、このチェンホイールと前方
ドラムは前記共通軸46に支持され、この共通軸46を
中心として回転する。前記チェンホイール44は鎖を移
動させるためのうね部48(第2図に1対のみを示す)
及びワイヤロープを移動させるための索溝50を有す
る。この索溝50は前記巻上ドラムの溝と同じ直径の円
を形成し、本発明における基本特性ではないが、この実
施例では作用上重要であるから以下詳細に説明する。前
記チェンホイール44はブルギア52を備え、このブル
ギア52により回転されて鎖を移動させると共にワイヤ
ロープをも移動させる。前記「移動させる」という語は
本明細書で索道滑車、索案内車、ドラム、及びチェンホ
イールについて用いる場合には、係留索をほぼ前記各装
置の外周面に沿いその外周方向に移動させることを意味
する。
ワイヤロープは、第2図の仮想線に示すように、索道滑
車30から引き上げられた係留18は最初にチェーンホ
イール44に掛け回され、次にワイヤロープ20のみ索
案内車54を経て前方ドラム34と後方ドラム36の外
周に掛け回されて巻上装置28に導かれる。この索案内
車54は第3図に示すように、後方ドラム36とチェン
ホイール44の間の下側の前記掘削リグのデッキ16の
下面に回転可能に取り付けられている。前記索案内車5
4は支持フレーム32に直接取り付けることもできる。
これは支持フレーム32のみで前記巻上揚錨装置14の
全ての構成部分を操作に支障なく支持する場合である。
前記索案内車54は前記ワイヤロープを所定経路56
(第2図および第3図に鎖線で示す)に沿って移動する
ように案内する。前記巻上揚錨装置が巻上げウィンチと
して作動する時は、索案内車54に部分的に掛け回され
たワイヤロープ20がチェーンホイール44の索溝50
に確実に掛け回されている。この構造の長所についてさ
らに詳細に説明する。
車30から引き上げられた係留18は最初にチェーンホ
イール44に掛け回され、次にワイヤロープ20のみ索
案内車54を経て前方ドラム34と後方ドラム36の外
周に掛け回されて巻上装置28に導かれる。この索案内
車54は第3図に示すように、後方ドラム36とチェン
ホイール44の間の下側の前記掘削リグのデッキ16の
下面に回転可能に取り付けられている。前記索案内車5
4は支持フレーム32に直接取り付けることもできる。
これは支持フレーム32のみで前記巻上揚錨装置14の
全ての構成部分を操作に支障なく支持する場合である。
前記索案内車54は前記ワイヤロープを所定経路56
(第2図および第3図に鎖線で示す)に沿って移動する
ように案内する。前記巻上揚錨装置が巻上げウィンチと
して作動する時は、索案内車54に部分的に掛け回され
たワイヤロープ20がチェーンホイール44の索溝50
に確実に掛け回されている。この構造の長所についてさ
らに詳細に説明する。
第3図に示す孔を有するカップ状のソケットアレスタ5
8は、前記索案内車54の上部に隣接し、且つこの上部
から若干離間するように前記掘削リグのデッキ16から
懸吊される。第3図では、ワイヤロープ20は完全に巻
き取られ、ワイヤロープ20と鎖22を接続する円錐形
の接続部材60がソケットアレスタ58の凹部に嵌入し
ている。この接続部材60の嵌入によって機械式のトリ
ップスイッチ62が作動し、これによって前記巻上ドラ
ム及びチェンホイール44の回転が止められる。トリッ
プスイッチ62は好ましいものであるが、トリップスイ
ッチ62がなくとも、係留装置は通常接続部材60とソ
ケットアレスタ58との係合を表示する装置を有するの
で、運転員はワイヤロープの巻取りを止めることができ
る。
8は、前記索案内車54の上部に隣接し、且つこの上部
から若干離間するように前記掘削リグのデッキ16から
懸吊される。第3図では、ワイヤロープ20は完全に巻
き取られ、ワイヤロープ20と鎖22を接続する円錐形
の接続部材60がソケットアレスタ58の凹部に嵌入し
ている。この接続部材60の嵌入によって機械式のトリ
ップスイッチ62が作動し、これによって前記巻上ドラ
ム及びチェンホイール44の回転が止められる。トリッ
プスイッチ62は好ましいものであるが、トリップスイ
ッチ62がなくとも、係留装置は通常接続部材60とソ
ケットアレスタ58との係合を表示する装置を有するの
で、運転員はワイヤロープの巻取りを止めることができ
る。
前記巻上揚錨装置14は前記巻上ドラム及びチェンホイ
ール44に共通の駆動装置64を有する。この駆動装置
64は支持フレーム32に支持された駆動軸66を含
み、この駆動軸66は前記巻上ドラム及びチェンホイー
ル44を支持する。ピニオン68は前記巻上装置のブル
ギア40に咬合し、巻上装置のクラッチ70は駆動軸6
6を有するピニオン68に選択的に離合できるように係
合して前記巻上ドラムを駆動軸66に離合させる。ピニ
オン72はチェンホイール44、ブルギア、及びチェン
ホイールのクラッチ74に咬合し、このクラッチ74は
前記ピニオン72を前記駆動軸66に対して選択的に組
合せ及び引離しを行ない、それによりチェンホイール4
4の駆動軸66に対する掛外しを行なう。前記駆動装置
64は電動モーター76及び減速ギャボックス78を含
み、このモーター76はこのギァボックス78を介して
駆動軸66を回転させる。このモーター76及びクラッ
チ70,74は手動で選択的に作動する。従って、駆動
装置64は選択的に前記巻上ドラム及びチェンホイール
44を同時又は別々に回転させることができる。
ール44に共通の駆動装置64を有する。この駆動装置
64は支持フレーム32に支持された駆動軸66を含
み、この駆動軸66は前記巻上ドラム及びチェンホイー
ル44を支持する。ピニオン68は前記巻上装置のブル
ギア40に咬合し、巻上装置のクラッチ70は駆動軸6
6を有するピニオン68に選択的に離合できるように係
合して前記巻上ドラムを駆動軸66に離合させる。ピニ
オン72はチェンホイール44、ブルギア、及びチェン
ホイールのクラッチ74に咬合し、このクラッチ74は
前記ピニオン72を前記駆動軸66に対して選択的に組
合せ及び引離しを行ない、それによりチェンホイール4
4の駆動軸66に対する掛外しを行なう。前記駆動装置
64は電動モーター76及び減速ギャボックス78を含
み、このモーター76はこのギァボックス78を介して
駆動軸66を回転させる。このモーター76及びクラッ
チ70,74は手動で選択的に作動する。従って、駆動
装置64は選択的に前記巻上ドラム及びチェンホイール
44を同時又は別々に回転させることができる。
前記チェンホイール44は前記巻上ドラム、特に前方ド
ラム34と同じ速度で回転するように同期する。この作
動は、前記巻上揚錨装置14がワイヤロープをくり込み
又はくり出しを行なう時にワイヤロープがチェンホイー
ル44の索溝50から外れてこのチェンホイールが空転
状態になるのを防ぎ、且つこのワイヤロープ20に荷重
をかけてもチェンホイール44から離れないようにする
ために重要である。基本的には、前記ピニオン72とブ
ルギア52とのギア比は前記ピニオン68と巻上ドラム
のギア40とのギア比と同じである。この構造は前記チ
ェンホイール44と巻上げドラムとの索溝が同径である
場合に適している。しかしながら、前記巻上揚錨装置1
4が作動している時に前記巻上ドラムとチェンホイール
44がワイヤロープを常に同じ速度で移動するように前
記2つのギア比を選択する場合には、前記索溝を無理に
上述のようにする必要はない。
ラム34と同じ速度で回転するように同期する。この作
動は、前記巻上揚錨装置14がワイヤロープをくり込み
又はくり出しを行なう時にワイヤロープがチェンホイー
ル44の索溝50から外れてこのチェンホイールが空転
状態になるのを防ぎ、且つこのワイヤロープ20に荷重
をかけてもチェンホイール44から離れないようにする
ために重要である。基本的には、前記ピニオン72とブ
ルギア52とのギア比は前記ピニオン68と巻上ドラム
のギア40とのギア比と同じである。この構造は前記チ
ェンホイール44と巻上げドラムとの索溝が同径である
場合に適している。しかしながら、前記巻上揚錨装置1
4が作動している時に前記巻上ドラムとチェンホイール
44がワイヤロープを常に同じ速度で移動するように前
記2つのギア比を選択する場合には、前記索溝を無理に
上述のようにする必要はない。
次に係留索18の巻上げについて説明する。先ず、前記
係留索18が完全にくり出されている場合には、駆動装
置64は、前記巻上ドラム34,36とチェンホイール
44とを一緒に回転させ、この巻上ドラムとチェンホイ
ールは同期作動してあたかも1箇の巻上機のようにワイ
ヤロープ20を巻き上げる。このワイヤロープ20は前
記鎖22がチェンホイール44に係合し始めるまで巻き
上げられる。次に前記チェンホイール44及び巻上ドラ
ム34,36のブレーキが作動して駆動装置64が停止
し、チェンホイール44が駆動軸66から切り離され
る。次に駆動装置64が巻上ドラム34,36のみを回
転させ、このとき、前記角ブレーキが外れて巻上ドラム
が回転できるようになり、チェンホイール44が空転状
態になる。次に残余のワイヤロープは、接続部材60が
ソケットアレスタ58に収まるまで巻き上げられる。こ
こで、前記鎖はチェンホイール44のうね部48の中に
入り、このチェンホイール44の回転と同期して移動す
る。次にチェンホイール44及び巻上ドラムのブレーキ
が作動して係留索が保持され、駆動装置54が停止し、
巻上ドラムが駆動軸66から切り離される。次にチェン
ホイールのクラッチ74が作動すると、チェンホイール
44が駆動軸66によって回転できるようになり、駆動
装置64が作動し、チェンホイール44のブレーキが外
れ、鎖22がチェーンホイール44によって巻き上げら
れ、巻き上げられた鎖22が重力の作用で鎖収納部24
に積み重なる。
係留索18が完全にくり出されている場合には、駆動装
置64は、前記巻上ドラム34,36とチェンホイール
44とを一緒に回転させ、この巻上ドラムとチェンホイ
ールは同期作動してあたかも1箇の巻上機のようにワイ
ヤロープ20を巻き上げる。このワイヤロープ20は前
記鎖22がチェンホイール44に係合し始めるまで巻き
上げられる。次に前記チェンホイール44及び巻上ドラ
ム34,36のブレーキが作動して駆動装置64が停止
し、チェンホイール44が駆動軸66から切り離され
る。次に駆動装置64が巻上ドラム34,36のみを回
転させ、このとき、前記角ブレーキが外れて巻上ドラム
が回転できるようになり、チェンホイール44が空転状
態になる。次に残余のワイヤロープは、接続部材60が
ソケットアレスタ58に収まるまで巻き上げられる。こ
こで、前記鎖はチェンホイール44のうね部48の中に
入り、このチェンホイール44の回転と同期して移動す
る。次にチェンホイール44及び巻上ドラムのブレーキ
が作動して係留索が保持され、駆動装置54が停止し、
巻上ドラムが駆動軸66から切り離される。次にチェン
ホイールのクラッチ74が作動すると、チェンホイール
44が駆動軸66によって回転できるようになり、駆動
装置64が作動し、チェンホイール44のブレーキが外
れ、鎖22がチェーンホイール44によって巻き上げら
れ、巻き上げられた鎖22が重力の作用で鎖収納部24
に積み重なる。
前記巻上げ中に鎖22がチェンホイール44の周囲に係
合した時点で、鎖を懸吊状態にし、チェンホイール44
と接続部材60との関係位置を、この接続部材60とチ
ェンホイールのうね部48が適当に同期できるように配
置する必要がある。これは、前記巻上ドラムを駆動軸6
6から外してチェンホイール44を駆動装置64で所要
の位置まで回転させるようにすることによっても達成で
きる。
合した時点で、鎖を懸吊状態にし、チェンホイール44
と接続部材60との関係位置を、この接続部材60とチ
ェンホイールのうね部48が適当に同期できるように配
置する必要がある。これは、前記巻上ドラムを駆動軸6
6から外してチェンホイール44を駆動装置64で所要
の位置まで回転させるようにすることによっても達成で
きる。
係留索18をくり出す操作は、前記巻上操作を逆順に行
なうのとほぼ同じであり、相違点は少ない。すなわち、
チェンホイールのブレーキを外し、チェンホイール44
のみを駆動軸66に係合させ、駆動装置64を作動させ
てチェンホイール44を鎖22の繰り出し方向に回転さ
せる。この鎖のくり出しに対する制動はダイナミックブ
レーキ80によって行ない、このダイナミックブレーキ
80は支持フレーム32に固定されると共に駆動軸66
に離合できるように係合する。前記鎖が鎖収納部24か
ら引き出されたら、チェンホイールブレーキがかけら
れ、駆動装置64が作動を停止し、チェンホイールが駆
動軸66から外される。次に巻上ドラムが駆動軸66に
咬合し、この駆動軸66がこの巻上ドラムを回転させて
ワイヤロープを(ウィンチ28から)くり出し、前記各
ブレーキは外され、チェンホイール44はほぼ空転状態
になって係留索18がくり出せるようになる。このワイ
ヤロープが所要の長さだけ繰り出されると、チェンホイ
ール及び巻上ドラムのブレーキが共に再度係合してこの
係留索18を保持し、駆動装置64が停止する。
なうのとほぼ同じであり、相違点は少ない。すなわち、
チェンホイールのブレーキを外し、チェンホイール44
のみを駆動軸66に係合させ、駆動装置64を作動させ
てチェンホイール44を鎖22の繰り出し方向に回転さ
せる。この鎖のくり出しに対する制動はダイナミックブ
レーキ80によって行ない、このダイナミックブレーキ
80は支持フレーム32に固定されると共に駆動軸66
に離合できるように係合する。前記鎖が鎖収納部24か
ら引き出されたら、チェンホイールブレーキがかけら
れ、駆動装置64が作動を停止し、チェンホイールが駆
動軸66から外される。次に巻上ドラムが駆動軸66に
咬合し、この駆動軸66がこの巻上ドラムを回転させて
ワイヤロープを(ウィンチ28から)くり出し、前記各
ブレーキは外され、チェンホイール44はほぼ空転状態
になって係留索18がくり出せるようになる。このワイ
ヤロープが所要の長さだけ繰り出されると、チェンホイ
ール及び巻上ドラムのブレーキが共に再度係合してこの
係留索18を保持し、駆動装置64が停止する。
チェンホイール44が前記ワイヤロープの繰出時に巻上
ドラムと共に1箇の巻上機のように作動し、ワイヤロー
プの最初の一巻きを確実に移動させるので、巻上ドラム
に作用すべき索の荷重はチェーンホイール44に作用す
る。従って前記巻上ドラム及びそのブレーキの強度を下
げることができるので、係留装置全体の重量、寸法、及
び価格を大幅に軽減させることができる。
ドラムと共に1箇の巻上機のように作動し、ワイヤロー
プの最初の一巻きを確実に移動させるので、巻上ドラム
に作用すべき索の荷重はチェーンホイール44に作用す
る。従って前記巻上ドラム及びそのブレーキの強度を下
げることができるので、係留装置全体の重量、寸法、及
び価格を大幅に軽減させることができる。
以上説明した本発明の好ましい実施例は本発明の技術的
範囲の中で変更可能である。前記実施例は、ほとんどそ
の儘で実施可能であり、変更するとしても軽微な範囲に
止まる。この変更例としては、たとえばチェンホイール
44を軸に取り付ける時にこのチェンホイール44を巻
上げドラムと同軸にせず、あるいはチェンホイールを巻
上ドラムのうちの1箇と同軸にすること、さらに本発明
にとって基本的なことではないがチェンホイール44を
後方ドラム36に取り付け、前方ドラム34と対向さ
せ、駆動装置64を適当に調節できるようにし、又はワ
イヤロープの経路56を前記巻上ドラム34とチェンホ
イール44との間にする等である。
範囲の中で変更可能である。前記実施例は、ほとんどそ
の儘で実施可能であり、変更するとしても軽微な範囲に
止まる。この変更例としては、たとえばチェンホイール
44を軸に取り付ける時にこのチェンホイール44を巻
上げドラムと同軸にせず、あるいはチェンホイールを巻
上ドラムのうちの1箇と同軸にすること、さらに本発明
にとって基本的なことではないがチェンホイール44を
後方ドラム36に取り付け、前方ドラム34と対向さ
せ、駆動装置64を適当に調節できるようにし、又はワ
イヤロープの経路56を前記巻上ドラム34とチェンホ
イール44との間にする等である。
第1図は海上掘削用プラットフォームに装着した本発明
に基づいて一体化された巻上揚錨装置を有する係留装置
の立面図、第2図は第1図の荷上揚錨装置の平面図、第
3図は前記巻上装置と揚錨装置との間でワイヤロープを
移動させるためのうね部を有する一体構造の巻上装置及
び揚錨装置の立面図である。 10……係留装置、12……掘削リグ、14……巻上揚
錨装置、16……リグ頂部、18……係留索、20……
ワイヤロープ、22……鎖、24……鎖収納部、26…
…リグの脚、28……巻上装置、30……索道滑車、5
4……索案内車、32……支持フレーム、34……前方
ドラム、36……後方ドラム、40,52……ブルギ
ア、42……バンドブレーキ、44……チェンホイー
ル、46……共通軸、48……うね部、50……索溝、
56……所定経路、58……ソケットアレスタ、60…
…接続部材、62……チップスイッチ、64……駆動装
置、66……駆動軸、68,72……ピニオン、70,
74……クラッチ、76……モーター、78……減速ギ
アボックス。
に基づいて一体化された巻上揚錨装置を有する係留装置
の立面図、第2図は第1図の荷上揚錨装置の平面図、第
3図は前記巻上装置と揚錨装置との間でワイヤロープを
移動させるためのうね部を有する一体構造の巻上装置及
び揚錨装置の立面図である。 10……係留装置、12……掘削リグ、14……巻上揚
錨装置、16……リグ頂部、18……係留索、20……
ワイヤロープ、22……鎖、24……鎖収納部、26…
…リグの脚、28……巻上装置、30……索道滑車、5
4……索案内車、32……支持フレーム、34……前方
ドラム、36……後方ドラム、40,52……ブルギ
ア、42……バンドブレーキ、44……チェンホイー
ル、46……共通軸、48……うね部、50……索溝、
56……所定経路、58……ソケットアレスタ、60…
…接続部材、62……チップスイッチ、64……駆動装
置、66……駆動軸、68,72……ピニオン、70,
74……クラッチ、76……モーター、78……減速ギ
アボックス。
Claims (8)
- 【請求項1】ワイヤロープと鎖を連続させた係留索の繰
出し及び繰入れを行なう一体構造の巻上揚錨装置におい
て、この巻上揚錨装置は、 回転時にワイヤロープを移動させる索溝を有し、且つ、
回転時に鎖を移動させることができるチェンホイール
と、 回転時にワイヤロープを移動させ且つ、ワイヤロープを
前記チェーンホイールから繰り出し及び前記チェンホイ
ールに繰り込むための前方ドラムとこれに対応する後方
ドラムとを有する1対の巻上ドラムと、 前方ドラムとチェンホイールの索溝との間に予め選定さ
れたワイヤロープの経路に沿うようにワイヤロープを方
向づける索案内車であって、前記ワイヤロープの経路は
前記ワイヤロープが前記経路に沿って移動する時に前記
索溝に前記ワイヤロープが部分的に巻きつけられるよう
に構成された索案内車と、 巻上ドラムを選択的に回転させると共にチェンホイール
を前記巻上ドラムと同期又は別々に回転させ、前記巻上
ドラムとチェンホイールを同期回転させる場合には前記
巻上ドラムの回転時期を前記チェンホイールの回転に合
わせるためのタイミング装置を含み、前記巻上ドラムと
チェンホイールの索溝との両者に前記ワイヤロープを同
じ速度で移動させる作用をする駆動装置とを有すること
を特徴とする一体構造の巻上揚錨装置。 - 【請求項2】チェンホイール及び1箇の前方又は後方の
ドラムが共通の軸に同軸回転ができるように取り付けら
れることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の一
体構造の巻上揚錨装置。 - 【請求項3】前記駆動装置は、 駆動軸と、 前記チェンホイールを前記駆動軸に組み合せるためのチ
ェンホイール用クラッチと、前記巻上ドラムを前記駆動
軸に組み合せるための巻上ドラム用クラックとを含み、
前記巻上ドラムとチェンホイールを前記駆動軸に選択的
に組み合せてこの駆動軸で回転させる駆動用クラックを
有することを特徴とする特許請求の範囲第2項に記載の
一体構造の巻上揚錨装置。 - 【請求項4】前記巻上ドラム、チェンホイール、揚錨装
置及び駆動装置を作動できるように支持する支持装置を
有することを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
一体構造の巻上揚錨装置。 - 【請求項5】水に浮かぶ装置の係留に使用され、 鎖に連続するように接続されたワイヤロープを含む係留
索と、 前記水に浮かぶ装置の内部に前記鎖を収納するための鎖
収納部と、 回転時にワイヤロープを移動させる索溝を有し、且つ、
回転時に鎖を移動させることができるチェンホイール
と、 回転時にワイヤロープを移動させ、且つ、ワイヤロープ
を前記チェンホイールから繰り出し及び前記チェンホイ
ールに繰り込むための前方ドラムとこれに対応する後方
ドラムとを有する1対の巻上ドラムと、 前方ドラムとチェンホイールの索溝との間に予め選定さ
れたワイヤロープの経路に沿うようにワイヤロープを方
向づける索案内車であって、前記ワイヤロープの経路は
前記ワイヤロープが前記経路に沿って移動する時に前記
索溝に前記ワイヤロープが部分的に巻きつけられるよう
に構成された索案内車と、 巻上ドラムを選択的に回転させると共にチェンホイール
を前記巻上ドラムと同期又は別々に回転させ、前記巻上
ドラムとチェンホイールを同期回転させる場合には前記
巻上ドラムの回転時期を前記チェンホイールの回転に合
わせるためのタイミング装置を含み、前記巻上ドラムと
チェンホイールの索溝との両者に前記ワイヤロープを同
じ速度で移動させる作用をする駆動装置とを有し、 前記巻上ドラムとチェーンホイールと索案内車は、前記
巻上ドラムの回転が止まったときに、前記チェーンホイ
ールが駆動装置によって回転して前記鎖収納部に前記鎖
を繰り込み・繰り出しするように前記水に浮かぶ装置に
配設されていることを特徴とする係留装置。 - 【請求項6】前記チェンホイールと、前記前方ドラム及
び後方ドラムのうちの1つとが同期回転できるように共
通の軸に装着されることを特徴とする特許請求の範囲第
5項に記載の係留装置。 - 【請求項7】前記駆動装置は、 駆動軸と、 前記チェンホイールを前記駆動軸と組み合せるためのチ
ェンホイール用クラッチと、前記巻上ドラムを前記駆動
軸に組み合せるための巻上ドラム用クラッチとを含み、
前記巻上ドラムとチェンホイールを前記駆動軸に選択的
に組み合せてこの駆動軸で回転させる駆動用クラッチを
有することを特徴とする特許請求の範囲第6項に記載の
係留装置。 - 【請求項8】ワイヤロープと鎖を連続させた係留索の繰
出し及び繰入れを行なう一体構造の巻上揚錨装置におい
て、この巻上揚錨装置は、 回転時にワイヤロープを移動させる索溝を有し、且つ、
回転時に鎖を移動させることができるチェンホイール
と、 回転時にワイヤロープを移動させる1対の巻上ドラム
と、 前方ドラムとチェンホイールの索溝との間に予め選定さ
れたワイヤロープの経路に沿うようにワイヤロープを方
向づける索案内車であって、前記ワイヤロープの経路は
前記ワイヤロープが前記経路に沿って移動する時に前記
索溝に前記ワイヤロープが部分的に巻きつけられるよう
に構成された索案内車と、 巻上ドラムを選択的に回転させると共にチェンホイール
を前記巻上ドラムと同期又は別々に回転させ、前記巻上
ドラムとチェンホイールを同期回転させる場合には前記
巻上ドラムの回転時期を前記チェンホイールの回転に合
わせるためのタイミング装置を含み、前記巻上ドラムと
チェンホイールの索溝との両者に前記ワイヤロープを同
じ速度で移動させる作用をする駆動装置とを有すること
を特徴とする一体構造の巻上揚錨装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
CA000466324A CA1240308A (en) | 1984-10-25 | 1984-10-25 | Integrated winch and windlass |
CA466324 | 1984-10-25 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61183095A JPS61183095A (ja) | 1986-08-15 |
JPH0645437B2 true JPH0645437B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=4129002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60239276A Expired - Lifetime JPH0645437B2 (ja) | 1984-10-25 | 1985-10-25 | 一体構造の巻上揚錨装置及びこの装置を含む係留装置 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4722293A (ja) |
JP (1) | JPH0645437B2 (ja) |
KR (1) | KR860003137A (ja) |
CA (1) | CA1240308A (ja) |
GB (1) | GB2166106B (ja) |
Families Citing this family (21)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
BR9000135A (pt) | 1990-01-15 | 1991-10-08 | Petroleo Brasileiro Sa | Sistema de lancamento de ancoras e amarracao de plataformas e unidade de lancamento de ancoras |
NO318172B1 (no) * | 1990-01-30 | 2005-02-14 | Advanced Prod & Loading As | Lastearrangement for lasting av fluider i et fartoy til havs |
US5271608A (en) * | 1990-06-29 | 1993-12-21 | Nikko Kizai Co., Ltd. | Rope drawing winch |
GB2261490B (en) * | 1991-11-07 | 1995-08-02 | Orian Technology Ltd | Ship's hull vibration damper |
AU3622195A (en) * | 1994-09-29 | 1996-04-19 | Maxwell Winches Limited | A winch |
US5779226A (en) * | 1996-03-15 | 1998-07-14 | Wudtke; Donald J. | Anchoring system |
AU6147698A (en) * | 1997-02-04 | 1998-08-25 | Continental Emsco Company | Mooring unit and retrofitting method |
US5845893A (en) * | 1997-03-14 | 1998-12-08 | Bardex Engineering, Inc. | Underwater self-aligning fairlead latch device for mooring a structure at sea |
US6095075A (en) * | 1998-10-09 | 2000-08-01 | Leslea C. Gordon | Retractable boat line |
US6631886B1 (en) | 2001-07-11 | 2003-10-14 | Ramsey Winch Company | Winch housing with integral fairlead |
CA2361120A1 (en) * | 2001-11-06 | 2003-05-06 | Dibblee Tools Ltd. | Hawser guidance system for quick release mooring hooks |
CA2397926C (en) * | 2002-09-11 | 2004-08-24 | Leslea C. Gordon | Retractable mooring line device |
BR0215867A (pt) | 2002-12-05 | 2005-07-05 | Gaia Imp Acao Exportacao E Ser | Sistema de guincho/molinete de ancoragem e método para ancoragem |
FR2849843B1 (fr) * | 2003-01-09 | 2006-02-24 | Hydralift Blm | Tensionneur pour chaine d'arrimage de plateforme"off shore" |
US20050109256A1 (en) * | 2003-11-25 | 2005-05-26 | Zaman Mohammad S. | Semisubmersible vessels & mooring systems |
US20080282955A1 (en) * | 2007-05-16 | 2008-11-20 | Horton Technologies, Llc | Pull In - Pay Out Mooring System |
US8915205B2 (en) | 2010-12-23 | 2014-12-23 | Bardex Corporation | Fairlead latch device |
FR2981909B1 (fr) * | 2011-10-26 | 2013-11-15 | Nov Blm | Installation d'ancrage au sol pour une plateforme flottante |
US10759628B2 (en) | 2016-02-12 | 2020-09-01 | Bardex Corporation | Link coupler, chainwheel, and assembly thereof for coupling and moving chains of different sizes |
AU2017278306A1 (en) * | 2016-06-10 | 2018-12-20 | Bardex Corporation | Chain mooring windlass with two-stage gear reduction and movable drive mechanism |
CN107738998A (zh) * | 2017-11-07 | 2018-02-27 | 山东百海逸机电有限公司 | 一种无极调速双速链牵引绞车 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3842776A (en) * | 1973-11-28 | 1974-10-22 | Skagit Corp | Anchoring system |
US3912228A (en) * | 1974-05-31 | 1975-10-14 | Ocean Drilling Exploration | Integrated chain-wire rope mooring system |
US4020779A (en) * | 1976-05-19 | 1977-05-03 | Skagit Corporation | Chain/wire rope connector assembly for anchor |
US4170186A (en) * | 1976-06-21 | 1979-10-09 | J. Ray Mcdermott & Co., Inc. | Anchored offshore structure with sway control apparatus |
SU880867A1 (ru) * | 1980-01-14 | 1981-11-15 | Предприятие П/Я А-7523 | Якорное устройство с балластируемым корем |
US4476801A (en) * | 1982-09-13 | 1984-10-16 | John T. Hepburn Limited | Mooring device |
-
1984
- 1984-10-25 CA CA000466324A patent/CA1240308A/en not_active Expired
-
1985
- 1985-10-24 GB GB08526298A patent/GB2166106B/en not_active Expired
- 1985-10-24 US US06/791,151 patent/US4722293A/en not_active Expired - Lifetime
- 1985-10-25 KR KR1019850007897A patent/KR860003137A/ko not_active Application Discontinuation
- 1985-10-25 JP JP60239276A patent/JPH0645437B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
GB2166106B (en) | 1987-10-28 |
GB8526298D0 (en) | 1985-11-27 |
KR860003137A (ko) | 1986-05-21 |
US4722293A (en) | 1988-02-02 |
CA1240308A (en) | 1988-08-09 |
JPS61183095A (ja) | 1986-08-15 |
GB2166106A (en) | 1986-04-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0645437B2 (ja) | 一体構造の巻上揚錨装置及びこの装置を含む係留装置 | |
US4476801A (en) | Mooring device | |
JP2562235B2 (ja) | 所定の係留場所に浮きプラットホームを係留する方法と、係留線の何れかの部分を持ち上げて回収する方法 | |
JP3057085B2 (ja) | 深海下降装置 | |
CN111056469A (zh) | 拖曳绞车系统及其工作方法 | |
JP2019509941A (ja) | 船舶の上のデッキ用具を取り扱うための方法、並びに、船舶のデッキ用具のための巻き上げ機 | |
US3912228A (en) | Integrated chain-wire rope mooring system | |
US5730425A (en) | Method and apparatus for paying out, securing and hauling in a flexible elongate tensile member | |
US4878452A (en) | Quick-release mooring apparatus for floating vessels | |
CN116715161A (zh) | 一种船舶牵引起重用卷扬机 | |
CN214010716U (zh) | 一种浮体试验系统装置 | |
JPH0241116Y2 (ja) | ||
CA1064897A (en) | Method and device for use with hoisting gear | |
JPS6194998A (ja) | 重荷重用クレーン、特に海上クレーン | |
CN112378621A (zh) | 一种浮体试验系统装置 | |
FR2485500A1 (fr) | Perfectionnements aux engins de levage et/ou de manutention comportant un moufle suspendu par cable | |
CA1180956A (en) | Mooring device | |
CN221541872U (zh) | 一种海工平台定位装置 | |
EP0280114B1 (en) | Quick-release mooring apparatus for floating vessels | |
JPH0224716Y2 (ja) | ||
JPS6393690A (ja) | 自動係船装置 | |
JPH0410159Y2 (ja) | ||
JPH03505324A (ja) | ロープの保持及び貯蔵装置 | |
SU935367A1 (ru) | Устройство дл подъема и подачи кор | |
JPS59216782A (ja) | 船舶係留装置 |