JPH0645223Y2 - フライホイール装置 - Google Patents

フライホイール装置

Info

Publication number
JPH0645223Y2
JPH0645223Y2 JP7273188U JP7273188U JPH0645223Y2 JP H0645223 Y2 JPH0645223 Y2 JP H0645223Y2 JP 7273188 U JP7273188 U JP 7273188U JP 7273188 U JP7273188 U JP 7273188U JP H0645223 Y2 JPH0645223 Y2 JP H0645223Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flywheel
bed
air
ventilation chamber
cover
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7273188U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01180736U (ja
Inventor
健男 橋詰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Original Assignee
Meidensha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP7273188U priority Critical patent/JPH0645223Y2/ja
Publication of JPH01180736U publication Critical patent/JPH01180736U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0645223Y2 publication Critical patent/JPH0645223Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Testing Of Engines (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本考案はエンジン試験用動力計設備に使用されるフライ
ホイール装置に関する。
B.考案の概要 本考案のフライホイール装置は、ベッドに通風穴を形成
して通風室を設けると共に、フライホイールを覆うカバ
ー内と通風室を開口穴で連通し、フライホイールの外周
面に沿って開口穴を覆う内カバーを設け、内カバー内に
導入される空気と内カバー内から排出される空気を仕切
板により分離したので、フライホイールの回転により通
風室内の空気がフライホイールに沿って旋回し、簡単な
構造でフライホイールの冷却が行なえる。
C.従来の技術 エンジン試験動力計設備にはフライホイール装置が使用
されている。
第3図,第4図に従来のフライホイール装置を示す。ベ
ッド1上には一対の軸受台2が設けられ、軸受台2には
回転軸3が回転自在に支持されている。回転軸3にはフ
ライホイール4が取付けられている。ベッド1にはフラ
イホイール4を覆う保護カバー(カバー)5が設けら
れ、カバー5の上部にはエア抜き6が取付けられてい
る。エア抜き6はL字型のパイプ状をなし、カバー5内
で水平に開口すると共にカバー5外に垂直に開口してい
る。
フライホイール4が回転すると抵抗によって発熱する。
カバー5内はエア抜き6によって外部に連通しているた
め、エア抜き6を介してカバー5内に冷却空気が導入さ
れる。また、エア抜き6はL字型となっているため、カ
バー5内の騒音が直接外部に漏れることがない。
D.考案が解決しようとする課題 従来のフライホイール装置では、エア抜き6を介して外
部の空気が導入されるようになっているが、自然対流だ
けのためフライホイール4の回りには十分に空気が循環
せず、発熱が多い場合には冷却が十分とはいえなかっ
た。フライホイール4が非常に高速で回転するフライホ
イール装置では、発熱がかなり多くなるため冷却器を備
えているが、冷却器は大きなスペースを必要としまた配
管等も複雑になって通常のフライホイール装置に取付け
ることはコスト的に不利であった。
本考案は上記状況に鑑みてなされたもので、簡単な構造
でフライホイールの冷却が十分に行なえるフライホイー
ル装置を提供することを目的とする。
E.課題を解決するための手段 上記目的を達成するための本考案の構成は、ベッド上に
フライホイールを回転自在に支持すると共に該フライホ
イールを覆うカバーを前記ベッドに取付け、該ベッド内
部に通風室を形成し、外部と該通風室を連通する通風穴
を前記ベッドに設け、前記カバー内部と前記通風室を連
通する開口穴を前記ベッドに設け、前記フライホイール
の外周面に沿って該フライホイールと該開口穴を覆う内
カバーを前記ベッドに設け、前記通風室から前記内カバ
ーの内部に導入される空気と該内カバーの内部から該通
風室に排出される空気を分離する仕切板を前記フライホ
イールの回転軸方向に沿って前記開口穴に配設したこと
を特徴とする。
F.作用 外部空気が通風穴を通って通風室に供給され、フライホ
イールが回転することにより通風室内から開口穴を通っ
て内カバー内に空気が導入され、フライホイールの冷却
が行なわれる。冷却後の空気は開口穴を通って通風室に
送られ通風穴から外部に排出される。開口穴には仕切板
が配設されているため、内カバー内に導入される空気と
内カバー内から排出される空気は分離されて混合しな
い。
G.実施例 第1図には本考案の一実施例に係るフライホイール装置
の断面、第2図には第1図中のII-II線矢視を示してあ
る。
ベッド11には一対の軸受台12が設けられ、軸受台12には
回転軸13が回転自在に支持されている。回転軸13にはフ
ライホイール14が取付けられ、ベッド11にはフライホイ
ール14を覆う保護カバー(カバー)15が設けられてい
る。ベッド11内には通風室16が形成され、通風室16はフ
ライホイール14の軸方向端面側に設けられた通風穴17に
よって外部と連通している。ベッド11の上部にはカバー
15内と通風室16内とを連通する開口穴18が設けられ、ベ
ッド11にはフライホイール14の外周面に沿ってフライホ
イール14と開口穴18を覆う内カバー19が設けられてい
る。内カバー19の内周面には、フライホイール14と内カ
バー19との間をフライホイール14の回転軸方向に分割す
る案内板20が設けられている。通風室16には仕切板21が
設けられ、仕切板21はフライホイール14の回転中心軸に
沿って延び、通風室16はフライホイール14の回転中心軸
と平行な鉛直面で仕切板21により分割されている。仕切
板21の上端21aは開口穴18の位置に配され、上端21aによ
って開口穴18は二つに分割されている。
上記構成のフライホイール装置の作用を説明する。
通風室16には通風穴17を介して外気が供給されると共
に、通風室16から通風穴17を介して空気が外に排出され
る。フライホイール14が第2図中時計回り方向に回転す
ると、仕切板21を境に第2図中左側の通風室16から開口
穴18を通って冷却空気が内カバー19内に吸い込まれる。
フライホイール14のファン作用により内カバー19内に吸
い込まれた冷却空気はフライホイール14の回転と共に案
内板20によってフライホイール14の回りを旋回してフラ
イホイール14の冷却を行ない、冷却後の空気は開口穴18
から第2図中右側の通風室16に排出される。尚、この時
の空気の流れは第2図中に点線矢印で示してある。フラ
イホイール14の回転方向が逆になった場合、冷却空気は
上述とは逆に流れてフライホイール14の冷却を行なう。
このフライホイール装置によると、内カバー19内に導入
される空気と内カバー19から排出される空気は仕切板21
によって分離されているので、一度フライホイール14を
冷却した空気が再び内カバー19内に導入される虞はな
く、冷却を効率良く行なうことができる。また、フライ
ホイール14の回転数が上昇すると発熱量も多くなるが、
上述のフライホイール装置ではフライホイール14の回転
数が上昇すると内カバー19内の通風量が多くなって冷却
効果が高まるので、フライホイール14の回転数が上昇し
て発熱量が多くなってもフライホイール14の冷却は十分
に行なえる。また、フライホイール14の回転軸方向端部
側におけるベッド11に通風穴17を設けているため、カバ
ー15には冷却用の穴等の加工が不用になり、カバー15を
堅固に作製することができ、安全、強度上問題を少なく
して大きな開口部を設けることが可能になり通風量を多
くすることができる。これにより、万一回転部分が破損
しても破片が飛び出すことがない。
H.考案の効果 本考案のフライホイール装置は、ベッドに通風室を設け
ると共に、フライホイールの外周面に沿った内カバーを
設け、通風室と内カバー内とを連通したので、フライホ
イールが回転することによって冷却空気がフライホイー
ルの回りに導入され、フライホイールの回転数の増加に
見合って通風量も増大し発熱量に見合った冷却空気風量
が得られる。また仕切板を設けたことにより、内カバー
内に導入される空気と内カバー内から排出される空気と
が仕切板によって分離され、フライホイールを冷却した
後の空気が冷却前の空気と混合することはない。この結
果、簡単な構造でもってフライホイールの冷却が効率良
く十分に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るフライホイール装置の
断面側面図、第2図は第1図中のII-II線矢視図、第3
図は従来のフライホイール装置の断面側面図、第4図は
第3図中のIV-IV線矢視図である。 図面中、 11はベッド、 14はフライホイール、 16は通風室、 17は通風穴、 18は開口穴、 19は内カバー、 21は仕切板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベッド上にフライホイールを回転自在に支
    持すると共に該フライホイールを覆うカバーを前記ベッ
    ドに取付け、該ベッド内部に通風室を形成し、外部と該
    通風室を連通する通風穴を前記ベッドに設け、前記カバ
    ー内部と前記通風室を連通する開口穴を前記ベッドに設
    け、前記フライホイールの外周面に沿って該フライホイ
    ールと該開口穴を覆う内カバーを前記ベッドに設け、前
    記通風室から前記内カバーの内部に導入される空気と該
    内カバーの内部から該通風室に排出される空気を分離す
    る仕切板を前記フライホイールの回転軸方向に沿って前
    記開口穴に配設したことを特徴とするフライホイール装
    置。
JP7273188U 1988-06-02 1988-06-02 フライホイール装置 Expired - Lifetime JPH0645223Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7273188U JPH0645223Y2 (ja) 1988-06-02 1988-06-02 フライホイール装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7273188U JPH0645223Y2 (ja) 1988-06-02 1988-06-02 フライホイール装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01180736U JPH01180736U (ja) 1989-12-26
JPH0645223Y2 true JPH0645223Y2 (ja) 1994-11-16

Family

ID=31297885

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7273188U Expired - Lifetime JPH0645223Y2 (ja) 1988-06-02 1988-06-02 フライホイール装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0645223Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH01180736U (ja) 1989-12-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3805542A (en) Air conditioning apparatus
BR112013020664B1 (pt) motor elétrico
US4476405A (en) Bearing cooling mechanism for vehicular A.C. generator
JPH0645223Y2 (ja) フライホイール装置
JPS638383B2 (ja)
JPS5836208Y2 (ja) 多翼形フアン付回転電機
JPS6110458Y2 (ja)
JPS59220041A (ja) 回転電機の軸受冷却装置
JPH0345486U (ja)
JPS58222755A (ja) 回転電機
JPH058514Y2 (ja)
JP2725413B2 (ja) 送風機
US4107936A (en) Centrifugal air conditioner
JPS5813224Y2 (ja) 空気調和機
JPS58215955A (ja) 回転電機
JPH043569Y2 (ja)
JPH0122372Y2 (ja)
JPH02125565U (ja)
JPS62122457U (ja)
JPH0646203Y2 (ja) 全閉外扇形回転電機
JPS6219088Y2 (ja)
JPS6321177Y2 (ja)
JPH0216195Y2 (ja)
JPH0615493Y2 (ja) 回転機
JPH0427028Y2 (ja)