JPH0645114B2 - 工業用ロボツト - Google Patents
工業用ロボツトInfo
- Publication number
- JPH0645114B2 JPH0645114B2 JP6879787A JP6879787A JPH0645114B2 JP H0645114 B2 JPH0645114 B2 JP H0645114B2 JP 6879787 A JP6879787 A JP 6879787A JP 6879787 A JP6879787 A JP 6879787A JP H0645114 B2 JPH0645114 B2 JP H0645114B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- housing
- axis
- output shaft
- servomotor
- harness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Manipulator (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本発明は、工業用ロボットに関し、殊にロボットの手首
部構造の改良に関するものである。
部構造の改良に関するものである。
<従来の技術> 従来の工業用ロボットの手首部構造は第4図で示すよう
に、第1軸線01の回りに回転可能な第1ハウジング1
と、この第1ハウジング1に前記第1軸線01と直交する
第2軸線02の回りに回転可能に支持された第2ハウジン
グ3と、この第2ハウジング3に前記第2軸線02と直交
する第3軸線03の回りに回転可能に支持され、ロボット
ハンド装置が取り付けられる出力軸4とからなり、第1
ハウジング1内には第2ハウジング3の回転用サーボモ
ータ5が、また第2ハウジング3内には出力軸4の回転
用サーボモータ7がタ7が設置された構成である。
に、第1軸線01の回りに回転可能な第1ハウジング1
と、この第1ハウジング1に前記第1軸線01と直交する
第2軸線02の回りに回転可能に支持された第2ハウジン
グ3と、この第2ハウジング3に前記第2軸線02と直交
する第3軸線03の回りに回転可能に支持され、ロボット
ハンド装置が取り付けられる出力軸4とからなり、第1
ハウジング1内には第2ハウジング3の回転用サーボモ
ータ5が、また第2ハウジング3内には出力軸4の回転
用サーボモータ7がタ7が設置された構成である。
<発明が解決しようとする問題点> 上記従来の構成において、出力軸4の回転用サーボモー
タ7に接続されるハーネス8は第1ハウジング1の外部
に平行に設置されているパイプの中を通り、このパイプ
の一端で直角に折り曲げられて、第2ハウジング3の出
力軸2の中を通って第2ハウジング3内に入り、出力軸
4の回転用サーボモータ7に結線されていた。
タ7に接続されるハーネス8は第1ハウジング1の外部
に平行に設置されているパイプの中を通り、このパイプ
の一端で直角に折り曲げられて、第2ハウジング3の出
力軸2の中を通って第2ハウジング3内に入り、出力軸
4の回転用サーボモータ7に結線されていた。
この出力軸2の中を通るハーネス8の長さLが短いた
め、第2ハウジング3を回転したときに、出力軸2の中
を通る部分のハーネス8に無理な捩りが加わりハーネス
6の寿命を短くしている。この出力軸2の中を通るハー
ネス8の長さLが短い理由は、第2ハウジング3の第2
軸線02と出力軸4の第3軸線03とが同一の面で交差した
関係となっているため、前記出力軸2の中を通るハーネ
ス8の長さLを長くすることができなかったことに起因
する。
め、第2ハウジング3を回転したときに、出力軸2の中
を通る部分のハーネス8に無理な捩りが加わりハーネス
6の寿命を短くしている。この出力軸2の中を通るハー
ネス8の長さLが短い理由は、第2ハウジング3の第2
軸線02と出力軸4の第3軸線03とが同一の面で交差した
関係となっているため、前記出力軸2の中を通るハーネ
ス8の長さLを長くすることができなかったことに起因
する。
<問題点を解決するための手段> 本発明は、上記従来の問題点を改良したものであって、
その特徴とする構成は、第1軸線の回りに回転可能な第
1ハウジングと、この第1ハウジングに前記第1軸線と
直交する第2軸線の回りに回転可能に支持され、、前記
第1ハウジングに内設された第1サーボモータにより前
記第2軸線回りに駆動される第1出力軸にて回転駆動す
る第2ハウジングと、この第2ハウジングの前記第2軸
線と直交する第3軸線の回りに回転可能に支持され、前
記第2ハウジングに固設された第2サーボモータにて第
3軸線回りに駆動されるロボットハンド装置取付用の第
2出力軸とからなり、前記第2出力軸の第3軸線と前記
第1ハウジングの第1軸線とを偏心し、また前記第1出
力軸の第2軸線と第2出力軸の第3軸線とを偏心し、前
記第1ハウジングに前記第1出力軸と同心線で連続する
配管を固設し、前記第1ハウジング内に第1軸線方向に
沿って配線された第2サーボモータ用のハーネスを前記
配管並びに第2出力軸内を挿通配線したものである。
その特徴とする構成は、第1軸線の回りに回転可能な第
1ハウジングと、この第1ハウジングに前記第1軸線と
直交する第2軸線の回りに回転可能に支持され、、前記
第1ハウジングに内設された第1サーボモータにより前
記第2軸線回りに駆動される第1出力軸にて回転駆動す
る第2ハウジングと、この第2ハウジングの前記第2軸
線と直交する第3軸線の回りに回転可能に支持され、前
記第2ハウジングに固設された第2サーボモータにて第
3軸線回りに駆動されるロボットハンド装置取付用の第
2出力軸とからなり、前記第2出力軸の第3軸線と前記
第1ハウジングの第1軸線とを偏心し、また前記第1出
力軸の第2軸線と第2出力軸の第3軸線とを偏心し、前
記第1ハウジングに前記第1出力軸と同心線で連続する
配管を固設し、前記第1ハウジング内に第1軸線方向に
沿って配線された第2サーボモータ用のハーネスを前記
配管並びに第2出力軸内を挿通配線したものである。
<作 用> 上記の構成により、第2軸線に沿って挿通されるハーネ
スの長さが従来構成より数倍長くなり、無理な捩りが加
わらなくなってハーネスの寿命を延長する。
スの長さが従来構成より数倍長くなり、無理な捩りが加
わらなくなってハーネスの寿命を延長する。
<実施例> 以下本発明の実施例を第1図乃至第3図に基づいて説明
する。10は第1ハウジングであり、図略のサーボモータ
によって第1軸線01回りに回転する。この第1ハウジン
グ10には後述する第2ハウジング13の回転用の第1サー
ボモータ11が設置されている。
する。10は第1ハウジングであり、図略のサーボモータ
によって第1軸線01回りに回転する。この第1ハウジン
グ10には後述する第2ハウジング13の回転用の第1サー
ボモータ11が設置されている。
上記第1ハウジング10には、その第1軸線01と直交する
第2軸線02回りに第2ハウジング13が回転可能に支持さ
れている。
第2軸線02回りに第2ハウジング13が回転可能に支持さ
れている。
さらに、前記第2ハウジング13には、その第2軸線02と
直交する第3軸線03回りに第2出力軸15が回転可能に支
持されている。この第2出力軸15は図示省略しているロ
ボットハンド装置が取り付けられる。
直交する第3軸線03回りに第2出力軸15が回転可能に支
持されている。この第2出力軸15は図示省略しているロ
ボットハンド装置が取り付けられる。
また、前記第2ハウジング13には、第2出力軸15の回転
用の第2サーボモータ16が固設されている。
用の第2サーボモータ16が固設されている。
前記第2出力軸15の第3軸線03と第1ハウジング10の第
1軸線01とは第1図及び第2図で示すように偏心Aさ
れ、また第2ハウジング13の第2軸線02と第2出力軸15
の第3軸線03も偏心Bして直交している。
1軸線01とは第1図及び第2図で示すように偏心Aさ
れ、また第2ハウジング13の第2軸線02と第2出力軸15
の第3軸線03も偏心Bして直交している。
そこで、第1サーボモータ11にて回転される第2ハウジ
ング13の回転駆動伝達機構は、第1図において第2出力
軸15の下方となる第2軸線02と同心でパイプ状の第1出
力軸17を第2ハウジング13に固着し、その一端にベベル
ギヤ14b を固設する。また第1サーボモータ11の駆動軸
12端に前記ベベルギヤ14b に噛み合うベベルギヤ14a を
設けた構造である。
ング13の回転駆動伝達機構は、第1図において第2出力
軸15の下方となる第2軸線02と同心でパイプ状の第1出
力軸17を第2ハウジング13に固着し、その一端にベベル
ギヤ14b を固設する。また第1サーボモータ11の駆動軸
12端に前記ベベルギヤ14b に噛み合うベベルギヤ14a を
設けた構造である。
さらに、前記第1ハウジング10に、前記第1出力軸17と
同心線で連続する配管18を固着する。そして、第1ハウ
ジング10内を第1軸線01と平行に配線された第2サーボ
モータ16用のハーネス19を前記配管18の一端で第2軸線
02方向に折り曲げて配管18並びに第1出力軸17内を挿通
させ、第1出力軸17の一端より取り出し、第2ハウジン
グ13内を通した後第2サーボモータ16に接続したもので
ある。尚符号の20は減速機構を示す。
同心線で連続する配管18を固着する。そして、第1ハウ
ジング10内を第1軸線01と平行に配線された第2サーボ
モータ16用のハーネス19を前記配管18の一端で第2軸線
02方向に折り曲げて配管18並びに第1出力軸17内を挿通
させ、第1出力軸17の一端より取り出し、第2ハウジン
グ13内を通した後第2サーボモータ16に接続したもので
ある。尚符号の20は減速機構を示す。
本発明は上記の通り、第2ハウジング13の回転中心であ
る第2軸線02と第2出力軸15の回転中心である第3軸線
03とを偏心Bして直交させた構成により、第2ハウジン
グ13の第2出力15を第1出力軸17と交差して第2ハウジ
ング13の第2軸線02方向の全幅に渡って設けることがで
き、また、この第1出力軸17と同心線で連続する配管18
も第1ハウジング10の第1軸線01と直立する方向の全幅
に渡って設けることができ、この配管18と第1出力軸17
とに渡って挿通するハーネス19のスパンLが長く設定さ
れる。このハーネス19のスパンLが長くなれば、第1ハ
ウジング10に対し第2軸線02回りに回転する第2ハウジ
ング13によってハーネス19は無理な捩りが加わらなくな
る。
る第2軸線02と第2出力軸15の回転中心である第3軸線
03とを偏心Bして直交させた構成により、第2ハウジン
グ13の第2出力15を第1出力軸17と交差して第2ハウジ
ング13の第2軸線02方向の全幅に渡って設けることがで
き、また、この第1出力軸17と同心線で連続する配管18
も第1ハウジング10の第1軸線01と直立する方向の全幅
に渡って設けることができ、この配管18と第1出力軸17
とに渡って挿通するハーネス19のスパンLが長く設定さ
れる。このハーネス19のスパンLが長くなれば、第1ハ
ウジング10に対し第2軸線02回りに回転する第2ハウジ
ング13によってハーネス19は無理な捩りが加わらなくな
る。
<発明の効果> 以上のように本発明によると、ロボットハンド装置が取
り付けられる第2出力軸と、この第2出力軸を回転可能
に軸承し、前記第2出力軸の回転軸心線と直交する回転
軸心線回りで回転される第2ハウジングの第1出力軸を
前記回転軸心線とを偏心して交差させた構成であるか
ら、前記第2ハウジングの回転軸心線全長に渡って前記
第2出力軸の回転用サーボモータに接続されるハーネス
を貫通することができ、前記第2ハウジングを、その回
転軸線回りに回転可能に支持する別の第1ハウジングの
全幅に渡ってハーネスを貫通する配管を前記第2ハウジ
ングの第1出力軸と同心線で接続することができ、その
結果、第2ハウジングの回転軸心線方向に貫通するハー
ネスのスパンを従来の数倍も長くなり、ハーネスに無理
な捩りを加えることがなくなるので、ハーネスの寿命を
延長する利点がある。
り付けられる第2出力軸と、この第2出力軸を回転可能
に軸承し、前記第2出力軸の回転軸心線と直交する回転
軸心線回りで回転される第2ハウジングの第1出力軸を
前記回転軸心線とを偏心して交差させた構成であるか
ら、前記第2ハウジングの回転軸心線全長に渡って前記
第2出力軸の回転用サーボモータに接続されるハーネス
を貫通することができ、前記第2ハウジングを、その回
転軸線回りに回転可能に支持する別の第1ハウジングの
全幅に渡ってハーネスを貫通する配管を前記第2ハウジ
ングの第1出力軸と同心線で接続することができ、その
結果、第2ハウジングの回転軸心線方向に貫通するハー
ネスのスパンを従来の数倍も長くなり、ハーネスに無理
な捩りを加えることがなくなるので、ハーネスの寿命を
延長する利点がある。
第1図は本発明の主要部断面図、第2図は第1図II−II
線断面図、第3図は第2図III矢視図、第4図は従来の
断面図である。 10……第1ハウジング、13……第2ハウジング、15……
第2出力軸、16……第2サーボモータ、17……第1出力
軸、18……配管、19……ハーネス。
線断面図、第3図は第2図III矢視図、第4図は従来の
断面図である。 10……第1ハウジング、13……第2ハウジング、15……
第2出力軸、16……第2サーボモータ、17……第1出力
軸、18……配管、19……ハーネス。
Claims (1)
- 【請求項1】ロボットの手首部構造であって、第1軸線
の回りに回転可能な第1ハウジングと、この第1ハウジ
ングに前記第1軸線と直交する第2軸線の回りに回転可
能に支持され、前記第1ハウジングに内設された第1サ
ーボモータにより前記第2軸線回りに駆動される第1出
力軸にて回転駆動する第2ハウジングと、この第2ハウ
ジングの前記第2軸線と直交する第3軸線の回りに回転
可能に支持され、前記第2ハウジングに固設された第2
サーボモータにて第3軸線回りに駆動されるロボットハ
ンド装置取付用の第2出力軸とからなり、前記第2出力
軸の第3軸線と前記第1ハウジングの第1軸線とを偏心
し、また前記第1出力軸の第2軸線と第2出力軸の第3
軸線とを偏心し、前記第1ハウジングに前記第1出力軸
と同心線で連続する配管を固設し、前記第1ハウジング
内に第1軸線方向に沿って配線された第2サーボモータ
用のハーネスを前記配管並びに第2出力軸内を挿通配線
したことを特徴とする工業用ロボット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6879787A JPH0645114B2 (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | 工業用ロボツト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6879787A JPH0645114B2 (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | 工業用ロボツト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63237888A JPS63237888A (ja) | 1988-10-04 |
JPH0645114B2 true JPH0645114B2 (ja) | 1994-06-15 |
Family
ID=13384068
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6879787A Expired - Lifetime JPH0645114B2 (ja) | 1987-03-25 | 1987-03-25 | 工業用ロボツト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0645114B2 (ja) |
-
1987
- 1987-03-25 JP JP6879787A patent/JPH0645114B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63237888A (ja) | 1988-10-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CA1262062A (en) | Gear unit for a manipulator | |
EP1886773B1 (en) | Wrist driving structure for industrial robot | |
US4703668A (en) | Wrist mechanism for a robot arm | |
JPH0577192A (ja) | 工業用ロボツトのリスト | |
JP3858944B2 (ja) | 伝動装置 | |
JPH0957678A (ja) | ロボット等の旋回部構造 | |
DE112005003801T5 (de) | Fingergelenkmechanismus | |
JPH057574B2 (ja) | ||
JPH0645114B2 (ja) | 工業用ロボツト | |
JP2004090135A (ja) | ロボットの関節部構造 | |
EP0805004A1 (en) | Wrist mechanism for articulated robot | |
EP1097775A3 (en) | Torch-angle setting device | |
JP2748574B2 (ja) | 回転体を経由するケーブル配線方法 | |
JPS6144590A (ja) | ロボツト手首装置 | |
JPH0429990Y2 (ja) | ||
JPS6036374U (ja) | 電動パワ−ステアリング装置 | |
JPH0259035B2 (ja) | ||
JPH0231826Y2 (ja) | ||
JPS6146278Y2 (ja) | ||
JPS61197187A (ja) | 線・管状物の配設装置 | |
JP3245267B2 (ja) | ラッシングマシン | |
JPS59134689A (ja) | ロボツトア−ム | |
JPH0640633Y2 (ja) | 撚り線機における撚り方向変更装置 | |
JP2001327463A (ja) | 内視鏡用操作ワイヤ製造機 | |
JPH0239072Y2 (ja) |