JPH064503U - 電子レンジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子レンジにおいて、加熱室内スペースを狭
めることなく、また、加熱室内の照明が良好に行われる
ように照明具を設ける。 【構成】 加熱室１の前面に備えられるドア３内上部に
照明具２が設けられ、その照明具２により加熱室１内の
照明を行うように構成した電子レンジ。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、電子レンジにおける加熱室内の照明構成に関する。

【０００２】

【従来の技術】

電子レンジでは、加熱室内の被加熱物の加熱状態を外部から確認できるように 、加熱室内の被加熱物を照明できるような構成としている。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記の加熱室内の照明は、加熱室内の上部に設けられる照明具によって行うが 、加熱室内の上部にはスタラファン等が設けられることがあり、さらに照明具を 設けると加熱室スペースが狭められ、また、照明が良好に行われないという問題 点があった。

【０００４】 この考案は、上記問題点を解決するために行ったもので、加熱室内スペースを 狭めることなく、また、照明が良好に行われるように照明具を設けることを目的 とする。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

この考案では、電子レンジの加熱室の前面に備えられるドア内上部に照明具が 設けられ、その照明具により加熱室内の照明を行うように構成した。

【０００６】

【作用】

この考案によれば、照明具がドア内に設けられるので加熱室内スペースが狭め られることがない。

【０００７】

【実施例】

この考案の実施例を図面に基づいて説明する。

【０００８】 図１はこの考案の電子レンジの全体構成を示す断面図、図２は部分拡大断面図 、図３は簡略部分斜視図、図４は正面図である。

【０００９】 １は加熱室であり、照明具としての照明ランプ２は加熱室１の前面に設けられ るドア３内上部に設けられている。照明ランプ２はドア３内上部のパンチング板 ４とチョーク板５とに囲まれるスペース７内に設けられ、照明ランプ２からの光 は、スペース７の前面開口８と後面下部の拡散レンズ９およびガラス板１０の装 着された部分とからスペース７外部に至るようになっている。スペース７内には 照明ランプ２に相対するように一対のアルミ反射板１２が装着されている。また 、スペース７の前面開口８に相対するドア３の前板部分には、透光プレート１４ が装着されている。さらに、ドア３の前板の前面上部には上記照明ランプ２のス イッチ１５が設けられている。

【００１０】 上記のような構成により、スイッチ１５をＯＮすると照明ランプ２が点灯する ようになっている。照明ランプ２からの光は、一方ではアルミ反射板１２で反射 を繰り返され、かつ、直接に、拡散レンズ９に至り、拡散レンズ９で拡散された 光がガラス板１０を通して加熱室１内に送られ、これにより、加熱室１内の被加 熱物の照明が行われる。この加熱室１内の照明は、照明ランプ２からの光がアル ミ反射板１２での反射により拡散レンズ９側に集められ、しかも、拡散レンズ９ で拡散された光が前方上部から加熱室１内に導入されるので、きわめて効率良く 行われる。

【００１１】 また、照明ランプ２からの光は、他方では前面開口８、透光プレート１４を通 して外部に至る。このようして、電子レンジの透光プレート１４部分は台所にお ける照明器具として使用される。

【００１２】

【考案の効果】

この考案の構成によれば、照明具がドア内上部に設けられるので加熱室内スペ ースが狭められることがなく、また、加熱室内の照明が良好に行われる。

【図面の簡単な説明】

【図１】この考案の電子レンジの断面図。

【図２】この考案の電子レンジの部分拡大断面図。

【図３】この考案の電子レンジの簡略部分斜視図。

【図４】この考案の電子レンジの正面図。

【符号の説明】

１ 加熱室 ２ 照明ランプ（照明具） ３ ドア

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 加熱室の前面に備えられるドア内上部に
   照明具が設けられ、その照明具により加熱室内の照明を
   行うように構成してなる電子レンジ。