JPH0645033U - ヒンジ - Google Patents

ヒンジ

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JPH0645033U
JPH0645033U JP8203892U JP8203892U JPH0645033U JP H0645033 U JPH0645033 U JP H0645033U JP 8203892 U JP8203892 U JP 8203892U JP 8203892 U JP8203892 U JP 8203892U JP H0645033 U JPH0645033 U JP H0645033U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting plate
screw shaft
shoji
core rod
screw
Prior art date
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Pending
Application number
JP8203892U
Other languages
English (en)
Inventor
眞美 古元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibutani Co Ltd
Original Assignee
Shibutani Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Shibutani Co Ltd filed Critical Shibutani Co Ltd
Priority to JP8203892U priority Critical patent/JPH0645033U/ja
Publication of JPH0645033U publication Critical patent/JPH0645033U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 障子を取り付けたままでちりを調整すること
ができるようにはかる。 【構成】 表面に上端開放の筒体22を有する取付板2
1と、表裏面が貫通するネジ孔24を有する取付板23
と、筒体に下部を落し込む芯棒26と、この芯棒の上部
に軸線が直角に交差して定位置でフリーに回転するよう
末端を軸承すると共に、ネジ孔にねじ込むネジ軸28
と、このネジ軸の末端側に設けた回動操作工具の係合部
34とから成り、障子を取り付けたままネジ軸を回動さ
せてちりを調整する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、開き窓用のヒンジに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の開き窓用のヒンジは、図9及び図10に示すように、窓枠Aの縦框にビ ス止めする取付板1の表面には、軸芯が垂直の筒体2が設けてある。
【0003】 また、障子Bの縦框にビス止めする取付板3には、水平方向のネジ孔4が設け てある。
【0004】 さらに、上記のネジ孔4にねじ込むネジ軸5の端末には、上記の筒体2内に上 方から落し込む回転支点用の芯棒6が固着してある。
【0005】 上記筒体2に芯棒6を落し込んで開閉自在に取付けた障子Bの縦框と窓枠Aの 縦框との間のちりを調整する場合は、まず、筒体2から芯棒6を脱出させて障子 Bを取り外し、次いで、ネジ軸5の回動操作によりネジ軸5を前進或は後退し、 然るのち、筒体2に芯棒6を落し込んで障子Bを取り付ける。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようなヒンジによると、ちりの調整に際し、障子を取り外し、ネジ軸の 回動操作後障子を取り付けるので、著しく手数がかかる問題があった。 特に障子が大型な場合、障子の取り外し、取り付けが困難である。
【0007】 また、上下のちりを短時間で均一化するのが大変であった。
【0008】 そこで、この考案の課題は、障子を取り付けた状態でちりの調整を行なうこと ができるようにしたヒンジを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、この考案は、表面に上端開放の筒体を有する窓 枠側取付板と、表裏面が貫通するネジ孔を有する障子側取付板と、上記筒体内に 下部を回動自在に落し込む芯棒と、この芯棒の上部に軸線が直角に交差して定位 置でフリー回転するよう末端を軸承すると共に、上記ネジ孔にねじ込むネジ軸と 、このネジ軸の末端側に設けた回動操作工具の係合部とで構成したものである。
【0010】 また、表面に上端開放の筒体を有する窓枠側取付板と、障子側取付板と、この 取付板に前記取付板の板面に対して軸線が直角に交差すると共に、定位置でフリ ーに回転するよう設けた回動操作工具の係合部付回転ナットと、このナットにね じ込むネジ軸と、このネジ軸の末端に軸線が直角に交差するよう上部を固着する と共に、上記筒体に下部を回動自在に落し込む芯棒とで構成したものである。
【0011】
【作用】
窓枠の縦框に筒体を有する取付板を、障子の縦框にネジ軸のねじ込みずみ取付 板を取り付け、そして、筒体内に芯棒を上方から落し込んで、窓枠に対し障子を 開閉自在に取り付け。
【0012】 係合部に工具を係合して一方向にネジ軸を回動すると、芯棒に対してネジ軸が フリーに回転するので、ネジ軸のねじ込みネジ孔を有する取付板と共に障子が筒 体の方向に、ネジ軸を他方向に回動すると、取付板と共に障子が筒体の反対方向 に移動して窓枠の縦框と障子の縦框との間のちりを自由に変更する。
【0013】 また、係合部に工具を係合して一方向に回転ナットを回動すると、回転ナット を有する取付板と共に障子がネジ軸をガイドとして筒体の方向に、他方向に回転 ナットを回動すると、取付板と共に障子がネジ軸とガイドとして筒体の反対方向 に移動して窓枠の縦框と障子の縦框との間のちりを自由に変更する。
【0014】
【実施例】
以下、この考案に係る実施例を添付図面に基づいて説明する。
【0015】 (第1実施例) 図1及び図2に示すように、21は表面に上端開放の筒体22を有する窓枠側 取付板、23は表裏面が貫通するネジ孔24を有する障子側取付板である。
【0016】 上記の取付板21、23は、図4に示すように、それぞれ透孔25に挿通した ビスを窓枠Aの縦框及び障子Bの縦框にねじ込んで上下に複数取り付ける。
【0017】 26は筒体22に上方から落し込む回動自在の芯棒である。
【0018】 上記の芯棒26は、上半大径軸と下半小径軸とで構成され、小径軸の外側に嵌 装したすべりのよい例えば合成樹脂製のリング27を大径軸の下端面と筒体22 の上端面とで挟み込んで障子Bの開閉がスムーズに行なわれるようになっている 。
【0019】 28はねじ孔24にねじ込むと共に芯棒26の上部に末端を定位置でフリーに 回転するよう取付けたネジ軸である。
【0020】 上記芯棒26に対するネジ軸28のフリー回転は、図3に示すように、芯棒2 6の上部に軸線が直角に交差する透孔30を設けて、この透孔30に末端面中央 から突出する突軸31を挿通すると共に、透孔30の片端に上記ネジ軸28の末 端面周縁を当接し、次いで、透孔30から突出する突軸31の外側に嵌装したリ ング32の片面を芯棒26の外周面に当接し、然るのち、突軸31の端末をかし めて形成した頭部33の周縁をリング32のもう片面に当接したが、上記以外の 方法で芯棒26に対してネジ軸28の端末を定位置でフリーに回転するようにし てもよい。
【0021】 34はネジ軸28の末端側に設けた回動操作工具の係合部である。 上記の係合部34は、ネジ軸28の末端部芯棒26に近い部分にスパナの係合 六角板を一体に設けたが、六角板にかえてネジ軸28の外周面対向位置にスパナ の係合二条の溝を形成したり、頭部33の表面にドライバの係合溝を設けること もある。
【0022】 上記のように構成すると、図4に示すように、上下の各筒体22に上下の各芯 棒26を落し込んで開閉自在に取り付けた障子Bのちりを調整する場合、係合部 34に工具を係合して一方向にネジ軸28を回動すると、芯棒26に対してネジ 軸28が定位置で回動するので、ネジ軸28にネジ孔24をねじ込んである取付 板23と共に障子Bがネジ軸28をガイドとして芯棒26の方向に、またネジ軸 28を他方向に回動すると、芯棒26の反対方向に取付板23と共に障子Bが移 動する。
【0023】 そして、ちりの調整後にネジ軸28の回動を止める。
【0024】 (第2実施例) 図5及び図6に示すように、21は表面に上端開放の筒体22を有する窓枠側 取付板、23は障子側取付板である。
【0025】 上記の取付板21、23は、図8に示すように、それぞれの透孔25に挿通し たビスを窓枠Aの縦框、障子Bの縦框にねじ込んで上下に複数取り付ける。
【0026】 また、取付板23には、取付板23の板面に対して軸線が直角な定位置でフリ ー回転する係合部34付の回転ナット41が設けられている。
【0027】 上記取付板23に対してフリーに回転する回転ナット41は、図7に示すよう に、取付板23に設けた透孔42に回転ナット41を回転自在に挿通すると共に 、回転ナット41の片端筒部を拡径により屈曲して設けた屈曲部43と、回転ナ ット41のもう片端外周に設けてある多角形の鍔状係合部34で取付板23の両 面を挟み込んで抜けないようにしたが、上記以外の方法でフリーに回転するよう にすることもある。
【0028】 44は回転ナット41にねじ込むネジ軸で、このネジ軸44の末端には、ネジ 軸44の軸線に対して軸線が直角になる芯棒26の上部が溶接などにより固着し てある。
【0029】 上記の芯棒26は、第1実施例と同様に筒体22内に上方から回転自在に落し 込む。
【0030】 上記のように構成すると、図8に示すように、開閉自在に取り付けた障子Bの ちりを調整する場合、係合部34に工具を係合して一方向に回転ナット41を回 動すると、回転ナット41を有する取付板23と共に障子Bがネジ軸44をガイ ドとして筒体22の方向に、回転ナット41を他方向に回動すると、取付板23 と共に障子Bがネジ軸44をガイドとして筒体22の反対方向に移動する。
【0031】 そして、ちりの調整後回転ナット41の回転を止める。
【0032】
【効果】
この考案に係るヒンジは、以上のように構成してあるので、障子を取り付けた まま係合部に係合する工具によりネジ軸や回転ナットを回動するとちりを調整す ることができる。
【0033】 このため、調整に際し一々障子を取り外す手間のかかる作業が不要になると共 に、素人でも容易に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案に係る第1実施例のヒンジの斜視図
【図2】同上の分解斜視図
【図3】同上の要部を示す一部切欠拡大平面図
【図4】ヒンジの使用状態を示す平面図
【図5】第2実施例のヒンジの斜視図
【図6】同上の分解斜視図
【図7】同上の要部を示す縦断拡大正面図
【図8】ヒンジの使用状態を示す平面図
【図9】従来のヒンジを示す正面図
【図10】同上の使用状態を示す平面図
【符号の説明】
A 窓枠 B 障子 21 取付板 22 筒体 23 取付板 24 ネジ孔 25 透孔 26 芯棒 28、44 ネジ軸 30 透孔 31 突軸 32 リング 33 頭部 34 係合部 41 回転ナット 42 透孔 43 屈曲部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に上端開放の筒体を有する窓枠側取
    付板と、表裏面が貫通するネジ孔を有する障子側取付板
    と、上記筒体内に下部を回動自在に落し込む芯棒と、こ
    の芯棒の上部に軸線が直角に交差して定位置でフリー回
    転するよう末端を軸承すると共に、上記ネジ孔にねじ込
    むネジ軸と、このネジ軸の末端側に設けた回動操作工具
    の係合部とから成るヒンジ。
  2. 【請求項2】 表面に上端開放の筒体を有する窓枠側取
    付板と、障子側取付板と、この取付板に前記取付板の板
    面に対して軸線が直角に交差すると共に、定位置でフリ
    ーに回転するよう設けた回動操作工具の係合部付回転ナ
    ットと、このナットにねじ込むネジ軸と、このネジ軸の
    末端に軸線が直角に交差するよう上部を固着すると共
    に、上記筒体に下部を回動自在に落し込む芯棒とから成
    るヒンジ。
JP8203892U 1992-11-27 1992-11-27 ヒンジ Pending JPH0645033U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8203892U JPH0645033U (ja) 1992-11-27 1992-11-27 ヒンジ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8203892U JPH0645033U (ja) 1992-11-27 1992-11-27 ヒンジ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0645033U true JPH0645033U (ja) 1994-06-14

Family

ID=13763356

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JP8203892U Pending JPH0645033U (ja) 1992-11-27 1992-11-27 ヒンジ

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JP (1) JPH0645033U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5856302U (ja) * 1981-10-09 1983-04-16 三洋電機株式会社 テ−プレコ−ダのマイクロホン装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5856302U (ja) * 1981-10-09 1983-04-16 三洋電機株式会社 テ−プレコ−ダのマイクロホン装置

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