JPH0644740B2 - 赤外線利用ワイヤレスマイク - Google Patents

赤外線利用ワイヤレスマイク

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JPH0644740B2
JPH0644740B2 JP61017289A JP1728986A JPH0644740B2 JP H0644740 B2 JPH0644740 B2 JP H0644740B2 JP 61017289 A JP61017289 A JP 61017289A JP 1728986 A JP1728986 A JP 1728986A JP H0644740 B2 JPH0644740 B2 JP H0644740B2
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hood
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淳 齋藤
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この発明は、赤外線の信号波を受けて作動する赤外線利
用ワイヤレスマイクに関し、特にその雑音防止のための
改良に関する。
(ロ)従来の技術 従来の赤外線利用ワイヤレスマイク(1a)は第5図に示
すように、受光素子であるフォトダイオードアレイ(2a
を機器ケース(4a)内の前部に受光面(3a)を前方にし
て配設し、更にその受光面(3a)を可視光および近赤外
線をカットするフィルタ(10a )で被覆したものであっ
た。
(ハ)発明が解決しようとする問題点 赤外線利用ワイヤレスマイクが使用している赤外線信号
波の波長は 950nmである。一方、蛍光灯の放射光スペク
トラム分布は第3図に示すとおりであり、 950nm近傍で
高い比エネルギーを有している。
このため、従来の赤外線利用ワイヤレスマイク(1a)に
は、波長が950nm の近傍にある波をフィルタ(10a) で低
減しても、蛍光灯に起因する雑音のレベルが無視できる
程度まで下がらず、その雑音により作動が悪影響を受け
るという問題があった。
この発明は上記の事情に鑑みてなされたもので、蛍光灯
の赤外線(雑音波)により作動が実質的に影響を受けな
い赤外線利用ワイヤレスマイクを提供するものである。
(ニ)問題点を解決するための手段 この発明に係る赤外線利用ワイヤレスマイクは、赤外線
の信号波を受ける受光素子とその受光素子からの信号を
受ける電気回路を備えて作動する赤外線利用ワイヤレス
マイクにおいて、受光素子の前方に前後それぞれに開口
した遮光フードが設けられており、この遮光フードは、
前方から後方へ進むにつれて開口径が直線的に縮小した
漏斗状でありかつその内側面が赤外線を吸収する構成と
されており、その開口径の縮小する率はその母線が開口
中心軸に対して約30゜の角度をなすような率であり、
遮光フードの開口前端部に、可視光および近赤外線をカ
ットし信号波である赤外線を透過させる遮光フィルター
がその開口前端部を塞ぐ状態に設けられていることを特
徴とする赤外線利用ワイヤレスマイクである。
(ホ)作 用 遮光フードは受光素子が赤外線信号波を受けることを可
能としているとともに、第三の光源からの雑音波を遮断
する。
遮光フードは、外部からその内側面に入ってくる蛍光灯
からの雑音波を吸収する。また、遮光フィルターは、遮
光フードの開口前端部にその開口前端部を塞ぐ状態に設
けられる。そして、可視光および近赤外線をカットし信
号波である赤外線を透過させる。
(ヘ)実施例 この発明を図面に示す実施例に基づいて詳述するが、こ
れによってこの発明が限定されるものではない。
第1図は赤外線利用ワイヤレスマイク(1)の要部の構成
説明図である。受光素子であるフォトダイオードアレイ
(2)はその受光面(3)を前面として機器ケース(4)内に配
設されている。フォトダイオードアレイ(2)の前面側つ
まり受光面(3)の側には、フォトダイオードアレイ(2)
が信号波を受けるとともに蛍光灯からの雑音波を遮断す
ることを可能とするために、遮光フード(5)が配設され
ている。
遮光フード(5)は前方から後方へ進むにつれてその開口
(6)の径を縮小する漏斗状であり、内側面(7)は例えば赤
外線吸収色の塗装により赤外線吸収構成となっている。
この開口(6)の径の縮小する率は、例えば、遮光フード
(5)の母線が開口中心軸(8) に対して30゜の角度をなす
ような率(つまり、開口角度2θ=60゜)である。30゜
という値は、一般的なフォトダイオード(2)の受光能力
指向特性によって決めた値である。つまり、一般的なフ
ォトダイオードアレイ(2)の受光能力指向特性曲線は第
4図に示すとおりであり、中心軸(8)すなわち光軸とな
す角度が30゜では受光レベルが約80%であり、30゜以上
では急激に受光レベルが低下するからである。
なお、(9)はフォトダイオードアレイ(2)からの信号を受
ける電気回路であり、(10)は遮光フィルターである。こ
の遮光フィルター(10)は、遮光フード(5) の開口(6) の
前端部にその開口(6) の前端部を塞ぐ状態に設けられて
いる。そして、可視光および近赤外線をカットし信号波
である赤外線を透過させる。
以下において、第2図を用いてこの発明の赤外線利用ワ
イヤレスマイク(1)の作動を説明する。
遮光フード(5)の中心軸(8)が赤外線信号波の光源(図示
省略)に向くようにして赤外線利用ワイヤレスマイク
(1)を位置させる。ここで、光源から赤外線信号波を送
ると、フォトダイオードアレイ(2)は遮光フード(5)の開
口(6)よりその赤外線信号波を受ける。
この時、蛍光灯(11)からも赤外線が赤外線利用ワイヤレ
スマイク(1)に向って来ている。蛍光灯(1)からの赤外線
は雑音波となるものである。赤外線Aは赤外線利用ワイ
ヤレスマイク(1)に向って来ても、遮光フード(5) の開
口(6) の外部に到達してそこで反射されるから、ワイヤ
レスマイク(1) の内部に至って悪影響を与えることはな
い。赤外線Bはフィルター(10)を通って遮光フード(5)
の内側面(7)に至るが、内側面(7) は、赤外線を吸収す
る構成とされているため、その赤外線Bを吸収する。
又、たとえ内側面(7)の赤外線Bの吸収が不十分であっ
て赤外線Bが内側面(7)で反射しながらフォトダイオー
ドアレイ(2)に到達する場合があっても、赤外線Bは内
側面(7)で反射するたびに吸収されてそのレベルが減衰
しフォトダイオードアレイ(2)に到達した時のレベルは
雑音影響上無視できるものとなっている。
更に、蛍光灯(11)からの赤外線が遮光フィルター(10)の
外部で反射して直接フォトダイオードアレイ(2)に到達
する場合がある。しかし、その場合でもその赤外線のエ
ネルギーは極めて小さく信号波伝達への影響は少ない。
以上よりフォトダイオードアレイ(2)は蛍光灯(11)の赤
外線から雑音の影響を受けることはほとんどなく、従っ
て作動が実質的に影響を受ることはない。
(ト)発明の効果 この発明に係る赤外線利用ワイヤレスマイクは上記のよ
うに構成されているので、次のような効果を奏する。
すなわち、受光素子の前方に前後それぞれに開口した遮
光フードが設けられており、この遮光フードは、前方か
ら後方へ進むにつれて開口径が直線的に縮小した漏斗状
でありかつその内側面が赤外線を吸収する構成とされて
おり、その開口径の縮小する率はその母線が開口中心軸
に対して約30゜の角度をなすような率である。したが
って、この発明に係る赤外線利用ワイヤレスマイクによ
れば、赤外線信号波の高感度受信を確保することができ
るとともに、蛍光灯からの赤外線である雑音波によって
作動が実質的に影響を受けるおそれを防止することがで
きる。
また、遮光フードの開口前端部にその開口前端部を塞ぐ
状態に遮光フィルターが設けられているので、この発明
に係る赤外線利用ワイヤレスマイクによれば、遮光フー
ドが塵埃により汚れたり何らかの衝撃により変形したり
して、遮光フードの赤外線吸収性能が低下するというお
それを防止することができる。
しかも、遮光フィルターは可視光および近赤外線をカッ
トするものであるため、遮光フードの内側面に可視光お
よび近赤外線が到達することがない。したがって、この
発明に係る赤外線利用ワイヤレスマイクによれば、可視
光および近赤外線の悪影響によって遮光フードの寿命が
短くなるおそれを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す構成説明図、第2図
はこれの作動を示す構成説明図、第3図は蛍光灯の放射
線スペクトラムの分布を示す図、第4図はフォトダイオ
ードアレイの受光能力指向特性を示す図、第5図は従来
例の第1図相当図である。 (1)……赤外線利用ワイヤレスマイク、 (2)……フォトダイオードアレイ(受光素子)、 (3)……受光面、(4)……機器ケース、 (5)……遮光フード、(7)……内側面、 (9)……電気回路、(10)……フィルター。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線の信号波を受ける受光素子とその受
    光素子からの信号を受ける電気回路を備えて作動する赤
    外線利用ワイヤレスマイクにおいて、 受光素子の前方に前後それぞれに開口した遮光フードが
    設けられており、この遮光フードは、前方から後方へ進
    むにつれて開口径が直線的に縮小した漏斗状でありかつ
    その内側面が赤外線を吸収する構成とされており、その
    開口径の縮小する率はその母線が開口中心軸に対して約
    30゜の角度をなすような率であり、 遮光フードの開口前端部に、可視光および近赤外線をカ
    ットし信号波である赤外線を透過させる遮光フィルター
    がその開口前端部を塞ぐ状態に設けられている ことを特徴とする赤外線利用ワイヤレスマイク。
JP61017289A 1986-01-28 1986-01-28 赤外線利用ワイヤレスマイク Expired - Fee Related JPH0644740B2 (ja)

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JPS62175035A JPS62175035A (ja) 1987-07-31
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JPH0741222Y2 (ja) * 1988-01-26 1995-09-20 松下電工株式会社 ワイヤレス受信器の取付構造
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JPS60139037A (ja) * 1983-12-27 1985-07-23 Mitsubishi Electric Corp レ−ザ光送信装置

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