JPH0644731B2 - 放送形式のデータ通信におけるダイバーシチ送受信方法 - Google Patents

放送形式のデータ通信におけるダイバーシチ送受信方法

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JPH0644731B2
JPH0644731B2 JP60030488A JP3048885A JPH0644731B2 JP H0644731 B2 JPH0644731 B2 JP H0644731B2 JP 60030488 A JP60030488 A JP 60030488A JP 3048885 A JP3048885 A JP 3048885A JP H0644731 B2 JPH0644731 B2 JP H0644731B2
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signal
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、陸上中央固定局に専用回線で接続された複数
送信所から同一データ信号によって変調され放送形式で
放射される短波帯の電波を、固定局から地理的に遠く離
れた距離に散在する不特定多数の移動局が受信し、良品
質のデータを確保するためのダイバーシチ送受信方法に
関するものである。
(従来の技術) 主としてHF(短波)帯の電波を用いて地上固定局から不
特定多数の移動局に対するデータ伝送を行う場合に、従
来は、送信側は使用できる伝送帯域内を周波数分割して
複数チャネルとし、その各チャネルを同一データによっ
て変調して1つの送信所設備から空間に送出し、移動局
では送出された複数チャネルを同時に受信復調して合成
する周波数ダイバーシチ方法、同じように1つの送信所
から電波の偏波面を水平と垂直の偏波の組み合わせとし
て送信し、移動局では偏波面毎に受信し復調後合成する
偏波面ダイバーシチ方法、または伝送符号を一定時間間
隔で多数回繰返して送信し、受信側では多数回復調符号
の多数決または誤り検定を行うタイムダイバーシチ方法
等があり、そのいずれかが用いられている。
しかし、いずれの方法も伝搬路上の障害をほぼ完全に除
去することは難しく、特に短波帯で放送形式による不特
定多数の移動体への通信では送受信点間の距離により空
間電波の状態が変化するため最適運用周波数の変化があ
ってデータすなわちディジタル符号の良品質の伝送は困
難であり、受信側のアンテナに関連する改良手法のみで
は良好な受信復調を維持することは困難であった。
(発明の目的) 本発明は、広範囲を移動する不特定多数の移動体が連続
して良品質のデータ受信が行われることを目的とし、特
に広い地域に分散する移動速度の大きい航空機,自動
車,船舶などへの伝送が良好で、かつ、経済的な移動局
設備によって良好な受信復調データを得ることができる
短波帯の放送形式のデータ通信におけるダイバーシチ送
受信方法を提供することを目的とする。
(発明の構成と動作) 本発明の放送形式のデータ通信におけるダイバーシチ送
受信方法は、中央固定局に専用回線で接続された複数の
送信所が分散配置され該複数の送信所から短波帯の搬送
波を前記中央固定局からの同一変調波によって変調した
電波を送出し、該送出された電波を移動無線機に設けら
れた2つのアンテナでスペース・偏波面ダイバーシチに
よって受信するように構成された放送形式におけるダイ
バーシチ送受信方法において、 前記複数の送信所から送出される電波の搬送波は周波数
ダイバーシチを行うために互いに近接して相異なる周波
数が設定されるとともに前記中央固定局から同一ディジ
タルデータによって位相偏移または周波数偏移形式で変
調され、 前記移動無線機には、前記複数の送信所からの伝搬経路
の異なる電波を該電波の前記搬送波の周波数にそれぞれ
対応して同時に受信するための複数の受信系と、該複数
の受信系のそれぞれにスペース・偏波面ダイバーシチに
よる受信のための2つのアンテナと該2つのアンテナに
それぞれ接続された受信復調回路とを備えて、 前記2つの受信復調回路の復調データをビット単位に信
号対雑音比を比較して該信号対雑音比の良い方の復調デ
ータをビット単位に選択出力し、さらに前記複数の受信
系のそれぞれからビット単位に選択出力された前記復調
データの当該信号対雑音比をビット単位に比較して該信
号対雑音比の最良の受信系の復調データのみをビット単
位に選択して受信端末装置に出力するように構成したこ
とを特徴とするものである。
以下図面により本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明を実施する通信系統の一例を示す系統図
であり、第2図は本発明の送信側の通信系統の一例を示
す系統図である。図中のCは中央(固定)局、A1,A2
A3は相互に遠隔地点に分散配置された送信設備または送
信所である。中央局Cと各送信所A1,A2,A3……とはそ
れぞれ専用回線(たとえばマイクロ回線や有線経路)に
よって接続され中央局Cから送出した同一のデータは各
送信所から異なる搬送周波数を用いて同時に放射され
る。B1,B2,……Bnは移動局である。各送信所に、例え
ばそれぞれ2波ずつの周波数を予め割当てておき、A1
からf1,f2、A2局から f3,f4、A3局からf5,f6の各割当
周波数を用いて同一データを同時放送モードで送信す
る。この場合A1,A2,A3の各送信所は互いに遠く離れて
設置されており各移動局は自局の受信地点,季節,受信
時刻等によって伝搬状態のよい送信所からの周波数を選
択して受信する。
第3図は本発明の送信側装置の全体構成を示すブロック
図であり、第1図の中央局Cと各送信所A1,A2,……間
の通信系の構成例を示すブロック図である。第3図にお
いて、1〜4は中央局Cの設備、5〜10とTX1〜TX3は
送信所A1〜A3の設備で、送信端末1には送信データを発
生するためのコンピュータ,タイプライタ,紙テープリ
ーダ等が用いられる。2〜4は送信端末1からのデータ
をそれぞれ専用回線で接続された遠方の送信所A1〜A3
伝送するための変調器(MOD)でPSK(位相偏移キ
ーイング)またはFSK(周波数偏移キーイング)等の
変調方式にて 1200bps〜2400bps 程度の速度で複数(本
例では3)箇所の送信所のそれぞれに同時に伝送され
る。5〜7は各送信所A1〜A3に設けられた専用回線入力
端の復調器(DEM)であり伝送された信号を復調し、
短波用変調器(MOD)8〜10で変調し、送信機(TX1
〜TX3),アンテナ(ANT1〜3)を介して送信す
る。
第4図は中央局Cと各送信所間の専用回線に伝送される
変調波のスペクトラムの一例を示すもので、伝送帯域
(例えば3kHz)内に1チャネルのサブチャネルf0を用
い時分割多重方式でデータを伝送する場合を示す。
第3図に示した短波用変調器8〜10によって復調器5〜
7で変調された時分割多重ディジタル信号を第5図に示
すように伝送帯域Δf (例えば3kHz)内に配列された複
数サブチャネルf10, f11,……f1n-1, f1nにそれぞれ同
時変調する。すなわち、FDM(周波数分割多重)のP
SKまたはFSK変調を行う。これは、HF回線のように
電離層伝搬によるフェージングやマルチパルスを伴う無
線回線では、サブチャネル当たりの伝送速度は150bps程
度が限度であるために採用するものであり、通常のHF回
線ではΔf=3kHz 程度の場合1サブチャネル当たり伝
送速度を75〜150bpsとし、サブチャネル数を16とすれば
全体の伝送速度は1200bps 〜2400bps となる。
第3図のTX1〜TX3は送信機であり、f1,f3,f5及び
f2,f4,f6はそれぞれ互いに近接した搬送周波数であ
り、f1とf2,f3とf4,f5とf6は例えば昼間と夜間とで切
替えられる互いに離れた周波数である。ANT1〜ANT3は
送信アンテナである。送信アンテナにはコニカル,イン
バーテッドコーン,回転ログペリアンテナなどが使用さ
れる。なお移動受信局B1〜Bn としては航空機,船舶,
列車,陸上車輌などが対象になる。
第6図は本発明の移動局受信装置の1部を示すブロック
図であり、第7図は本発明の受信側装置全体の構成を示
すブロック図(構成の詳細は後に説明する)である。
第7図において、a,b,cはいずれも同じ回路構成を
有する3つの受信系であり、3個所の送信所から送られ
てくる3つの周波数f1,f3,f5および切替えによってf2,f
4,f6の周波数の電波をそれぞれ受信するようにプリセッ
トされている。従って受信系b,cの回路の記載は省略
してある。この受信系の数は送信所の数に対応して決め
られ図示した例は送信所が3個所の場合である。第6図
は1つの受信系の回路ブロック図である。第7図におい
て、各受信系はそれぞれスペースダイバーシチ受信する
ために2つのアンテナが所定の間隔をおいて配置されそ
れぞれ受信複調回路が接続されている。3つの受信系は
3つの互いに離れた送信所からの伝搬経路の異なる電波
を同時にそれぞれスペースダイバーシチ受信し、ビット
単位にS/N比較器(S/NCOMP)13によってS/Nを
比較して切替器(SWITCH1)14 を制御してS/Nの良い方
の受信復調回路からの復調データを出力するとともに当
該復調データの検出されたS/N情報を出力して切替回
路16に与える。切替回路16は3つの受信系から選択出力
されたビット単位の復調データのS/N情報をビット単
位に比較してS/Nの良い方の受信系からの復調データ
を受信端末15に出力する。見方をかければ、3つの互い
に離れた送信所によるスペースダイバーシチと周波数ダ
イバーシチの組み合わせによる送信側のダイバーシチ送
信方法と、3つの受信系のそれぞれによるスペースダイ
バーシチと受信側で送信所を選択する周波数ダイバーシ
チの組み合わせによる受信側のダイバーシチ受信方法と
を複合して組み合わせたダイバーシチ送受信方法であ
る。
第6図において、RX1,RX2は受信機であり、2組の受
信アンテナはある間隔離して設けられ、入力電波の伝搬
経路と入射偏波面の相違を利用したスペースと偏波面入
射角による2系統ダイバーシチ受信方式である。11と12
は復調器であり、受信機からの低周波信号出力を2進デ
ィジタル信号に変換出力するためのPSKまたはFSK
の復調器である。以下PSK復調の場合について説明す
る。この2系統の各受信入力は復調器11と12によって常
時S/N(信号対雑音比)が検出されており、ビット単
位にS/Nの良い方の出力がS/N比較器13によって選
択され、切替器14を制御してS/Nの良い方の系のデー
タ出力のみを出力する。
次に、変調波の構成と受信側の復調の方法を説明する。
〔1〕PSK変調の場合(第8図〜第13図参照) 第8図は、サブチャネル中の1チャネルについて2相P
SK変調を行う場合の信号波形であり、(1)は搬送波、
(2)は変調波のパルス信号であり、この例では、010
110‥‥という2進符号である。(3)は変調された送
信波形であり、変調波(2)の同じ符号が続く(例えば1
1または00)場合には符号の変り目で搬送波の位相は
変化しないが、前ビットと符号が異なる(0→1または
1→0)場合には位相がπラジアンだけ進んだり遅れた
りする。送信波形(3)の中のA,B,C,Eの各点では
位相がπラジアン変化し、D点では位相変化はない。
第9図は受信側復調(検波)器の位相変化θに帯する出
力電圧V特性であり、この特性によって位相変化を電圧
変化に変換して受信波形(3)からディジタル信号(2)を復
調検出することができる。
第10図(1)は4層PSK変調回路の構成例を示すブロッ
ク図であり、(2)〜(6)は変調信号のベクトル図である。
前述の2相PSKの場合の変調入力符号の変化に対する
位相変化は0とπであるが、4相PSKではπ/2刻み
で位相が変化する。図中の17は搬送波発振器、18は分配
器であり、19はレベル調整用の減衰器でその出力L
第10図(2)のベクトルLとなる。21はπ/2だけ位相
を遅らせるためのπ/2移送器でその出力Lは第10図
(2)のベクトルLで表わされ、LとLの位相はπ
/2だけ異なっている。20と22は位相変調器で、端末装
置からのディジタル信号AとBとによって第8図で説明
したように0,πの位相変化による変調が行われる。こ
の変調器20,22の2相PSK波出力を混合器23で合成す
ると4相PSK波が得られる。このように4相PSKで
は1つのサブチャネルに対して2つのディジタル信号
A,Bによる変調を行うことができるので、2相PSK
の2倍の伝送容量を持つことになる。すなわち、4相P
SKでは1つのサブチャネル当たりのシンボルレートを
75BPSとすると、例えばサブチャネルの数を16とすれ
ば、1つの無線周波の伝送速度は75×2×16=2400BP
Sとなる。
ここで、第10図の変調回路によってディジタルデータ
〔00100111‥‥〕を変調信号として搬送波を変
調し、混合器23から4相PSK変調波を取り出すまでの
動作について説明する。例えば、ディジタルデータ〔0
0100111‥‥〕を順次1ビットずつ交互に変調波
A,変調波Bとして変調器20と22に入力する。従って、
変調波Aと変調波Bはそれぞれ次のような符号配列とな
る。
変調波A:〔0101‥‥〕 変調波B:〔0011‥‥〕 変調波A,Bが共に“0”の場合には第10図(3)に示す
ようにAの変調波ベクトルOPとBの変調波ベクトル
OP2とが合成されてベクトルOP01となる。次に、A
が“1”、Bが“0”の場合には第10図(4)のようにA
チャネルだけ“0”→“1”の変化があるのでPのみ
がπだけ位相が進み合成ベクトルはOP02となる。第10
図(5)はAが“0”、Bが“1”の場合であり、P
(3)と同じでPのみ位相がπだけ進むから合成変調波
ベクトルはOP03となる。同様に第10図(6)はA,B共
に“1”の場合で(5)に比べてPのみさらに位相がπ
だけ進むから合成変調波ベクトルはOP04となる。この
ようにして4相PSK波OP01,OP02,OP03,OP
04が順次混合器23から出力される。
次に、4相PSK波の受信回路について説明する。
第11図は本発明の第6図に示した一つの受信系の詳細回
路例図である。すなわち、上述のようにして送出された
4相PSK波を2つの受信復調回路によるスペースダイ
バーシチ方式で受信し切替器14から復調データを出力す
るまでの回路例図である。図中の比較回路(COMP)630 と
切替回路(切替B)631は第6図の比較器13と切替器14
にそれぞれ相当する。図中のRXとRXは2つの受
信系の受信機、61,62は分配器であり、各受信系につい
て受信機の出力をサブチャネル別に分配するための帯域
フィルタ群を備えている。また、各受信系にはサブチャ
ネルCH1〜CHn,CH21〜CH2n毎にそれぞれ破線で
囲った復調回路を備えている。
以下、このサブチャネルの1つについて説明する。
CH1の復調回路において、65〜69および610 からなる
部分は受信機RXで受信した4相PSK派を遅延検波
する回路である。すなわち、π/2移相器65,遅延回路
67,π/4移相器68及び積算器69によって第10図(3)〜
(6)のベクトルL方向のOP成分のビットが遅延検
波され、減衰器66,遅延回路67,π/4移相器68及び積
算器610 によって第10図(3)〜(6)のベクトルL方向の
OP成分のビットが遅延検波され、いずれも順次到来
する前ビットとの位相差を検出して“1”または“0”
を判定する。この積算器69と610 の検波出力RとR
をそれぞれ符号処理した後、切替回路617 によってビッ
ト単位に交互に抽出すれば、送信側から送られたディジ
タルデータを検出することができる。
これを理論的に説明すると次の通りである。
いま、4相PSKのサブチャネル1チャネルのPSK波
Eを E=Acos(ωt+ψi) ・・・・・(1−1) とする。4相の場合にはψiとなる。ただしniは前述の変調波A,Bの両方のi番
目の符号2つの組合わせによって決まる4値符号であ
り、ni=0,1,2,3である。従って(1−2)式にお
けるψi-1 は次式となる。
従って、PSK波Eと、1符号(ビット)分遅延された
PSK波(Eとする)はそれぞれ次式のようになる。
(1−5)式のEは第11図の遅延回路67の出力であり、遅
延量τ=T(Tは1ビットの時間)すなわち1ビット遅
延した値となる。
一方、入力の位相をπ/2移相器65によってπ/2遅ら
せると、その出力Eは次式で表わされる。
{∵cos(θ−π/2)=sinθ} また、波形Eをπ/4移相器68でπ/4遅らせると、
その出力E′は次式で表わされる。
次に、E′とEおよびEとEをそれぞれ乗積回路
69と610 に入力し、それぞれの直流成分を取り出すと、
乗積回路69と610 の検波出力RとRはそれぞれ次の
ようになる。
ここで、ni-1 およびnは4進数(0,1,2,3)
であるから、(ni−ni-1)は−3,−2,−1,0,
1,2,3の値をとる。66はレベル調整用の減衰器で、
π/2移相器65と同一の減衰量を持っている。これらに
よる位相(ni−ni-1)の各値に対する検波出力R
2を計算すると表1のようになる。ただしA・Ad/2
=√2とする。(1−8)式と(1−9)式は遅延検波の場合の
位相と検波出力を表わすものである。
表1において、(ni−ni-1)は4進数であり、前記の
ような値となるから、−3,−2,−1はそれぞれ括弧
内に示した1,2,3のように読み替えることができ
る。また、検波出力R1,Rが−1のときは1、1のと
きは0と読み替えれば、R1,Rは“0”または“1”
の2進符号で表わした形となり、乗積回路69,610 の出
力として遅延検波後の出力が得られることがわかる。
乗積回路69,610 の出力以後の回路は遅延検波出力R1,
を符号処理する部分であって、611, 614は直流増幅
器、612, 615は積分器、613, 616はサンプリング回路、
617 はサンプリング回路613, 616の出力を交互に切替え
て1つの連続信号として出力するための切替回路であ
る。
また、発振器626,分周器627,タイミング抽出回路628 及
び切替回路629 によって構成される部分は、受信機RX
1,RXの両方の受信系に共有されるビット同期用のタ
イミング回路であり、切替回路629 からのS/Nの良好
な受信系の変換点パルスに同期したタイミングが抽出さ
れる。
次に、2系統のスペースダイバーシチ受信系のS/N信
号をビット単位でそれぞれ検出して切替える作用につい
て説明する。
第13図は、第10図によって説明した4相PSK送信波O
01〜OP04と受信検波出力R1,Rのベクトル図であ
る。第13図において、受信検波出力RとRのベクト
ル合成波は、それぞれの雑音成分P′,P
′が小さくS/Nが良好なときはベクトルOP01
〜OP04のそれぞれの近傍の斜線部分内にある。しか
し、受信波に重畳される雑音成分P′,P
′がビット単位で変化し、検波出力RとR
ベクトル合成波が斜線部から外側になるとビット誤りを
生ずる。従って、ビット単位で2系統の受信系のS/N
を検出して良い方の受信系に切り替える必要がある。
各受信系のS/Nをビット単位で検出する部分が第11図
のS/N検出回路623 である。このS/N検出回路623
は、位相検出回路618,積分回路619 及びサンプリング
回路620 から構成されている。位相検出回路(PD)61
8は、表2に示す tan-1(R1/R2)=θの計算テーブ
ルが予め記憶されており、乗積回路69,610 の検波出力
1,Rが入力されビット単位で位相角θを計算してS
/N最大値となるR=Rのときの位相角θ= tan-1
1=π/4と比較し、その差の絶対値の逆数に比例した
電圧を出力する。すなわち、S/Nが最良のときの位相
(π/4)からの位相偏差の逆数に比例した出力が得ら
れる。
この位相検出回路618 の出力は、積分回路619 に入力さ
れ、クエンチパルスCK1によって1ビット終了時近く
まで積分された後サンプリング回路620 に入力される。
ここでサンプリングパルスCK2によってサンプリング
されてS/N検出出力(S/N信号)が得られる。同様
にRX受信系についてもS/N検出出力(S/N信
号)が得られ、両受信系のそれぞれのS/N検出出力が
比較回路630 で比較され、S/Nの良好な方の受信系の
データを選んで出力するように切替回路631 が制御され
る。比較回路630 の出力は、同時に前述のビット同期用
タイミング回路の切替回路629 を制御して選ばれた受信
系の変換点パルスをタイミング抽出回路628 に与えて、
S/Nの良好な受信系のタイミングに同期したクエンチ
パルスCK1とタイミングパルスCK2とを抽出して両
方の受信系の復調回路及びS/N検出回路に供給する。
この変換点パルスは、それぞれの受信系の切替回路617
が得られる復調出力を微分回路621 によって微分するこ
とによって得らる。
第12図は、第11図の復調回路の各部の信号波形図で、図
中の(1)と(2)は2の受信系RX1とRX2とで同時に受信
し遅延検波された乗積回路69のそれぞれの検波出力R
の波形を示し、1ビット長をTとすれば、サブチャネル
当たりのシンボルレートが75bps の場合T=1/751
3.3msとなる。(3)はRX受信系の積分器612 の出力波
形、(4)はS/N検出回路623 の積分回路619 で積分し
た後の波形であり、位相検出回路618 により、検波出力
とRの位相角とS/N最良のときの位相角との差
の逆数の電圧が積分された波形である。また、(7),(8)
はRX受信系の同じ積分器612, 619の出力波形であ
る。(5)は1ビット当たりの積分時間を決定するための
クエンチパルスCK1であり、サンプリング直後にデー
タをリセットするパルスである。また、(6)は1ビット
毎に受信データの符号検出とS/N信号検出を行うため
のサンプリングパルスCK2である。なお、RX受信
系ではそれぞれCK21とCK22に相当する。
2つの受信系のS/Nによる切替は、サブチャネルが1
つの場合にはS/Nを検出したチャネルとデータ受信チ
ャネルとは一致するが、サブチャネルが複数の場合に
は、その1チャネルによるS/N検出によってその受信
系のS/Nとみなしてダイバーシチの受信系選択切替を
行う。
第12図の波形(9)は切替回路617 から取り出された検波
出力R信号系すなわち 611−612−613系のサンプル信
号波形で、切替回路617 は検波出力R信号系とR
号系のサンプル信号を交互に切替えて符号処理器63に対
して出力することになる。前述のように、この波形(9)
を微分回621 に入力して変換点パルス(10)が得られる。
同様に、RX受信系のサブチャネルCH21からも変換
パルスが得られる。
この両受信系からの変換点パルスは切替器629 に入力さ
れ、比較器630 の出力によっていずれかの受信系に対応
する方に切替えられてタイミング抽出回路628 に入力さ
れることは前述の通りである。
すなわち、受信した検波出力のディジタル信号からビッ
トの変換点を抽出し、クエンチパルスCK1とサンプリ
ングパルスCK2の位相補正が常時RX1,RXの受信
系毎に実施される。
第12図の波形(4)と(8)について補足説明する。
通常、4相PSK波のS/N判定を行う場合には、第10
図の(3)〜(6)に示したように信号のベクトルがOP01
OP02,OP03,OP04のように変調データの符号によ
って異なるので、S/Nが良い場合には、第13図に示す
ように、少なくとも各OPベクトルの近傍の範囲内を信
号成分のベクトルと考え、それ以外は混信または外来雑
音による雑音成分とみなす。すなわち、R1,Rの信号
系のそれぞれの遅延検波出力を第9図のような位相角対
電圧特性を用いて、位相検出回路618 において信号成分
と雑音成分の差をS/N成分として取出し、これを積分
器619 によって1ビットずつ積分することによって、
(4),(8)のようなS/N信号の積分出力が得られる。
63と64は、受信系RX1,RXのそれぞれで受信した各
サブチャネル信号を1ビットずつ並列に入力し、文字同
期,誤り訂正処理などを行う符号処理回路であって、こ
の出力は切替器631 に入力し、前記比較回路630 からの
S/N判定信号によって常にビット単位でS/Nの良好
な受信系のディジタル信号が選択切替出力される。
以上は第6図の受信回路によって予め複数送信所のうち
選ばれた1つの送信所の送信周波数にRX1, RX2の受信周
波数チャネルをプリセットし、ビット単位のS/N判定
によるスペース,偏波面ダイバーシチを行う受信動作で
ある。
第17図は第7図の切替回路16の詳細を示すブロック図で
ある。第7図の受信系a,b,c の各々で選択出力された復
調データのS/N判定値 tan-11/Rの値が切替器14
を介してそれぞれ記憶回路(メモリ)171,172,173 に一
時記憶され、ビット単位に読み出されて比較器175 によ
って表2のように比較し tan-11に最も近似している値
の受信系から復調のデータを選択出力するように切替器
174 を制御する。このようにしてビット単位に最良の復
調データを順次受信端末に与えることができる。
以上のダイバーシチ送受信方法において、各送信所から
発射される短波帯の送信搬送波の周波数は、各送信所間
で例えば6MHz と9MHz のような大きな差があると、同
時に受信してS/N比較切替によるダイバーシチ効果は
小さいが、互いに遠隔地に設定された3つの送信所の搬
送周波数を例えばf1=6.2 MHz 、f3=6.3 MHz 、f5=6.
4 MHz のように互いに近接した周波数に設定したとき
は、同時に3つの受信系によって伝搬経路の異なる電波
をそれぞれスペースダイバーシチ受信しさらにその3つ
の受信系からの復調データをS/N比較切替して選択出
力することにより送受信複合ダイバーシチ効果が極めて
大きくデータの品質が大きく改善される。
〔2〕FSK変調の場合(第14図,第15図参照) 第14図はFSK変調波の1チャネル当たりの信号スペク
トラムで、縦軸はレベルの高さを表わし、f01m はマー
ク周波数、F01s はスペース周波数である。変調器は、
入力される2進ディジタル信号に従ってマークまたはス
ペースの周波数に切替えられた変調信号を作りだす。f
01はf01m とf01s の中心周波数である。受信側のS/
Nが悪化すればf01m とf01s 共通の雑音領域にあるf
01成分が増加し、スペクトラムは第14図の(1)から(2)の
ように変化する。従って受信側ではS/Nの判定にf
01m とf01s の信号成分(S)とf01の雑音成分(N)
の差をS/N信号として用いる。
第15図は本発明の受信装置の一部となる他の実施例を示
す回路のブロック図であり、前述の第11図に代わるFS
K変調波の場合の受信側装置の構成例である。図中のR
1,RXは第11図と同様にスペースダイバーシチによ
る2つの受信系の受信機である。71,72は2つの受信系
にて受信復調されたサブチャネル信号をチャネル別に分
配する分配器で、チャネル別帯域フィルタで構成され
る。この出力RX受信系ではCH1からCHn までの
サブチャネル、RX受信系ではCH21からCH2nまで
のサブチャネルにそれぞれ分けられるが、まずそのうち
のチャネルCH1について説明する。
75は共通増幅器、76,77,78はそれぞれマーク周波数,
中心周波数,スペース周波数を取り出す帯域フィルタで
ある。通常、3kHz 帯域の中に16チャネル程度のFSK
サブチャネルを配列する場合には、1例として中心周波
数をfとしてfを中心に±45.5Hzのシフト幅で約11
0Hz 間隔にて第5図のようなサブチャネル配列を行うの
で、これらの帯域フィルタの帯域幅Δfは約±10Hz程度
である。
79,80,81は増幅器,82,83,84はダイオード検波器
で、ここで直流成分に変換され、それぞれマーク信号
M,中心周波数成分O,スペース信号Sの検波出力が得
られる。85は差動増幅器であり、マーク信号M,スペー
ス信号Sの成分を検出し増幅器88を経て積分器89に送ら
れ、ここで信号成分を1ビットずつ積分する。90はサン
プリング回路であり、積分器89から信号を取り出す役目
をもっている。
86〜93はRXの受信系のS/N検出回路である。86は
マーク,スペース両信号の加算器で、この加算器86の出
力(信号成分)と中心周波数の検波出力(雑音成分)と
の差を加算器87で求め、これを増幅器91にて増幅後、積
分器92にて1ビットずつ積分し、サンプリング回路93に
よってサンプリングしてS/N検出出力(S/N信号)
を取り出す。95は比較回路であり、RX受信系のサン
プリング回路からのS/N検出出力と、RX受信系か
らのS/N検出出力とを比較し、良い方の受信系を選択
する。その出力によって切替器97がS/Nの良い方の受
信系の信号を出力データ信号として出力させることは第
11図の場合と同様である。この比較回路(COMP)95と切替
器(切替2)97は第6図の比較器13と切替器14にそれぞ
れ相当する。また、比較回路95の出力によってビット同
期用のタイミング回路の切替回路101 をS/Nの良好な
受信系からの変換点パルスに切替えてタイミング抽出回
路100 に与えてビット同期を抽出することも第11図の場
合と同様である。
このように、FSK変調の場合もダイオード検波後の符
号処理はPSK変調の場合と同様で、第12図のタイムチ
ャートと全く同じタイミングとなる。すなわち、クエン
チパルスCK1,CK21、サンプリングパルスCK2,
CK22は第12図のタイムチャートの(5),(6)と同じであ
る。
一方、サンプリング回路90の出力をビット変換点を抽出
するための微分回路94に入力し、その出力は切替回路10
1 に送られる。98は水晶発振器、99は分周器、100 はタ
イミング抽出回路であり、これらの動作は第11図の場合
と全く同じである。
また、73と74はそれぞれRX1,RXの受信系の各サブ
チャネルのサンプリング出力を並列に入力させ、これを
並直列変換や誤り訂正などの符号処理を行うための符号
処理回路で、各サブチャネルの符号は1ビット単位で切
替回路97に送られ、ここで選択されたデータ信号が第7
図の切替回路16へ送出される。
第16図は本発明を実施したときの送受信信号の例を示す
タイムチャートである。図において、(1)〜(4)は送信側
の信号であり、(5)〜(8)は受信側の信号である。(1)は
第1図の中央固定局Cから各送信所A1,A2,A3への送信
指令信号であり時点Aから各送信所の送信が開始され
る。(2),(3),(4)は3つの送信所A1,A2,A3から同時
に送出される近接した搬送周波数f1,f3,f5による送信
信号である。これらの送信信号は中央固定局からの同一
データで変調されている。2進コードのデータ〔011
010100110〕はその一部分B時点からのC時点
までを例示してある。SYNCは同期信号でありデータ
に先立って送られ、受信側でビット同期,フレーム同期
(文字同期)をとるために用いられる。
次に、(5)〜(8)は不特定多数の移動局のうちの1つの移
動無線機の受信信号であり、(5)は送信所A1からの電波
を搬送周波数f1で、(6)は送信所A2からの電波を搬送周
波数f3で、(7)は送信所A3からの電波を搬送周波数f5
それぞれ3つの受信系でスペースダイバーシチ受信した
信号である。それらの受信データをみると送信データと
一致していないビットがありそのビットはS/N判定値
が低かったことを示している。(8)はこの3つの受信系
からの復調データをさらにS/N比較して端末装置に切
替え出力したデータであり、送信データと一致しデータ
品質が改善されていることがわかる。
(発明の効果) 短波回線のようにフェージング,マルチパス等を伴う遠
距離の無線回線では受信データの誤りを全く無くすこと
は困難であるが、本発明を実施することにより、複数送
信所からの伝搬経路の異なる電波を後複数送信所に対応
する数の受信系を備えて同時に受信するダイバーシチ送
信方法を複合して常時最良品質の通信回線を維持するこ
とができるのでその改善効果は著しいものがある。
本発明の実施によって地理的に遠距離に散在する不特定
多数の移動体に対して最小の運用周波数を用い放送形式
のデータ伝送を行う場合に、時々刻々通信状況が変化す
ることが多い無線HF回線に対し、受信(移動体)側では
最小の設備で連続して良品質通信回線を確保することが
できる。従って送受設備の縮小と伝送効率の改善に大き
く貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施しようとする通信系統の一例を示
す系統図、第2図は本発明の送信側の通信系統の一例を
示す系統図、第3図は本発明の送信側装置の構成例図、
第4図は変調波のスペクトラムの一例図、第5図は伝送
帯域内に配列した複数サブチャネルのスペクトラム、第
6図は本発明の受信装置の一部を示すブロック図、第7
図は本発明の受信側装置全体の構成例図、第8図は2相
PSK変調波作成のタイムチャート、第9図は復調器の
位相変化対出力電圧特性例図、第10図は4相PSK変調
回路構成例図(1)と4相PSK波生成の説明ベクトル図
(2)〜(6)、第11図は本発明の一部となる4相PSK波受
信回路の構成例図、第12図は第11図の回路の各部信号の
タイムチャート、第13図は4相PSK波の信号成分と雑
音成分の比較図、第14図はFSK(周波数偏移)変調波
の1チャネルスペクトル例、第15図は本発明の一部とな
るFSK波受信回路の構成例図、第16図は本発明を実施
した場合の送受信信号のタイムチャート、第17図は第7
図の切替回路16のブロック図である。 1……送信端末、2,3, 4,8,9,10……変調器、5,
6, 7,11,12……復調器、13……S/N比較器、14……
切替器、15……受信端末、16……切替回路、17……搬送
波発振器、18……分配器、19……減衰器、21……π/2
移相器、20,22……位相変調器、23……混合器、61,62
……減衰器、63,64……符号処理回路、65……π/2移
相器、66……減衰器、67……遅延回路、68……π/4移
相器、69, 610……積算器、611, 614……直流増幅器、6
12, 615,619 ……積分回路、613, 616, 620……サンプ
リング回路、617, 629,631 ……切替回路、621 ……微
分回路、618 ……移相検出回路、623……S/N検出回
路、626 ……発振器、627 ……分周器、628 ……タイミ
ング抽出回路、71,72……分配器、73,74……符号処理
回路、75……共通増幅器、76,77,78……帯域フィル
タ、79,80,81……増幅器、82,83,84……ダイオード
検波器、85……差動増幅器、86,87……加算器、88,91
……増幅器、89,92……積分器、90,93……サンプリン
グ回路、94,96……微分回路、95……比較回路、 97, 1
01……切替器、98……発振器、99……分周器、 100……
タイミング抽出回路、171, 172, 173 ……記憶回路、17
4 ……切替器、175 ……比較器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央固定局に専用回線で接続された複数の
    送信所が分散配置され該複数の送信所から短波帯の搬送
    波を前記中央固定局からの同一変調波によって変調した
    電波を送出し、該送出された電波を移動無線機に設けら
    れた2つのアンテナでスペース・偏波面ダイバーシチに
    よって受信するように構成された放送形式におけるダイ
    バーシチ送受信方法において、 前記複数の送信所から送出される電波の搬送波は周波数
    ダイバーシチを行うために互いに近接して相異なる周波
    数が設定されるとともに前記中央固定局から同一ディジ
    タルデータによって位相偏移または周波数偏移形式で変
    調され、 前記移動無線機には、前記複数の送信所からの伝搬経路
    の異なる電波を該電波の前記搬送波の周波数にそれぞれ
    対応して同時に受信するための複数の受信系と、該複数
    の受信系のそれぞれにスペース・偏波面ダイバーシチに
    よる受信のための2つのアンテナと該2つのアンテナに
    それぞれ接続された受信復調回路とを備えて、 前記2つの受信復調回路の復調データをビット単位に信
    号対雑音比を比較して該信号対雑音比の良い方の復調デ
    ータをビット単位に選択出力し、さらに前記複数の受信
    系のそれぞれからビット単位に選択出力された前記復調
    データの当該信号対雑音比をビット単位に比較して該信
    号対雑音比の最良の受信系の復調データのみをビット単
    位に選択して受信端末装置に出力するように構成したこ
    とを特徴とする放送形式のデータ通信におけるダイバー
    シチ送受信方法。
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