JPH064462Y2 - デイスクカートリツジ - Google Patents

デイスクカートリツジ

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JPH064462Y2
JPH064462Y2 JP122088U JP122088U JPH064462Y2 JP H064462 Y2 JPH064462 Y2 JP H064462Y2 JP 122088 U JP122088 U JP 122088U JP 122088 U JP122088 U JP 122088U JP H064462 Y2 JPH064462 Y2 JP H064462Y2
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JP
Japan
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yoke
cartridge
case
attraction
disk
Prior art date
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JP122088U
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English (en)
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正夫 大北
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Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、スチルビデオフロッピ装置等の超小型タイプ
の磁気記録再生装置に用いて好適なディスクカートリッ
ジに関する。
〔従来の技術〕
この種のディスクカートリッジの従来例を、第5図およ
び第6図を用いて説明する。
第5、6図において、カートリッジケース1は硬質の合
成樹脂材料からなる上ケース1aと下ケース1bとで構
成され、このカートリッジケース1内にはフレキシブル
な磁気ディスク2が回転自在に収納されている。これら
の上ケース1aおよび下ケース1bの所定位置にはヘッ
ド挿入口3が穿設されており、このヘッド挿入口3はカ
ートリッジケース1に摺動自在に取り付けられた断面コ
字形のシャッタ4によって開閉されるようになってい
る。また、磁気ディスク2の回転中心部には合成樹脂製
のセンターハブ5が取り付けられており、このセンター
ハブ5が上ケース1aおよび下ケース1bの開口6内で
回転できるようになっている。このセンターハブ5には
後述するディスク回転駆動装置の上部玉軸受の外輪が挿
入される挿入孔7が形成されており、さらに、この挿入
孔7に隣接して薄肉状の弾性部5aが形成されている。
このような形状をしたセンターハブ5はリング状の吸着
ヨーク8と一体に成形され、この吸着ヨーク8に磁気デ
ィスク2の内周部を接着することにより、磁気ディスク
2、センターハブ5および吸着ヨーク8の三者は一体化
されている。
上記のように構成されたディスクカートリッジ1は、磁
気記録再生装置のディスク回転駆動装置に装着され、こ
の駆動装置に組み込まれた駆動モータからの回転駆動力
によって磁気ディスク2が回転するようになっている。
すなわち、第6図において、ベース9に圧入固定された
固定軸10には上部玉軸受11および下部玉軸受12を
介してターンテーブル14が回転自在に支承されてお
り、このターンテーブル14にはフライホイール23が
固着されている。フライホイール23の下面にはリング
状の駆動マグネット15が設けられ、この駆動マグネッ
ト15に対向して駆動コイル17がベース9に取り付け
られている。これらのフライホイール23、駆動マグネ
ット15および駆動コイル17は駆動モータを形成して
おり、この駆動モータによってターンテーブル14が固
定軸10を中心として回転するようになっている。一
方、ターンテーブル14の下端には回転子ヨーク18が
固定され、この回転子ヨーク18の下面にはリング状の
FGマグネット19が設けられている。また、ベース9
の上面にはFGマグネット19に対向して周波数信号発
生基板20が設けられ、この周波数信号発生基板20は
FGマグネット19の回転による磁界変化によって逆起
電力を発生し、この逆起電力が周波数信号として取り出
され、この周波数信号を用いて駆動モータの回転制御が
行われるようになっている。さらに、ターンテーブル1
4の上端にはリング状の規制壁14aが形成されてお
り、この規制壁14aの内側には、リング状の永久磁石
からなる吸着マグネット21が固定されている。この吸
着マグネット21は、磁気ディスク2と一体の吸着ヨー
ク8を吸引し、この吸引力によって吸着ヨーク8が規制
壁14a上に載置固定されるので、カートリッジケース
1内の磁気ディスク2はターンテーブル14と一体に回
転可能である。なお、固定軸10の上端に固定されてい
るのは案内体22であって、この案内体22には上すぼま
りのテーパ面22aが形成されている。
かかるディスク回転駆動装置を備えた磁気記録再生装置
に前記ディスクカートリッジ1を挿入すると、まず、ヘ
ツド挿入孔3を蓋閉しているシャッタ4が、磁気記録再
生装置に設けられた図示せぬ突起によって開かれて磁気
ディスク2の一部が露出する。この状態でディスクカー
トリッジが駆動装置方向に下降すると、カートリッジケ
ース1は図示せぬ位置決めピンによって所定位置に位置
決めされる。一方、カートリッジケース1内の磁気ディ
スク2は、センターハブ5の挿入孔7が案内体22のテ
ーパ面22aに案内されつつ上部玉軸受11の外輪11
aに嵌挿されるとともに、吸着ヨーク8が吸着マグネッ
ト21に吸引されるので、この吸着ヨーク8を介してタ
ーンテーブル14上に載置固定される。このとき、弾性部
5aの弾性力によってセンターハブ5は3個所が外輪1
1aに当接するので、磁気ディスク2は固定軸10を回
転中心としてセンタリングされ、また、吸着ヨーク8の
下面が規制壁14aの上端に当接するので、磁気ディス
ク2は固定軸10の軸線方向に対しても位置決めされ
る。したがって、この状態で駆動コイル17に駆動電流
を供給してターンテーブル14を回転駆動させると、磁
気ディスク2はターンテーブル14と一体的に回転し、
カートリッジケース1のヘッド挿入口3から挿入されて
磁気ディスク2に当接する磁気ヘッド(図示せず)によ
って所望の信号を磁気ディスク2に記録することができ
る。
また、ディスクカートリッジ1をイジェクトする際に
は、吸着ヨーク8と吸着マグネット21との間に作用し
ている磁気吸引力に抗して、カートリッジケース1を反
駆動装置方向(第6図上方向)にリフトアップする。つ
まり、下ケース1bを第6図の状態から反駆動装置方向
に移動させると、この下ケース1bの裏面内周部が吸着
ヨーク8の下面に当接するので、吸着ヨーク8は同方向
に付勢されて規制壁14aから離間する。こうしてディ
スクカートリッジが所定量リフトアップされると、図示
せぬ前後突起によってシャッタ4がヘッド挿入口3を閉
じ、その後、ディスクカートリッジが磁気記録再生装置
からイジェクトされる。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところで、上述した従来のディスクカートリッジ1で、
ディスク回転駆動装置から離脱させる際に、下ケース1
bの開口6の内周部が全周にわたって吸着ヨーク8の下
面に当接するが、吸着マグネット21の磁気吸引力に抗
して吸着ヨーク8をターンテーブル14から離間させる
ためには、吸着面積が広いのでこの吸着ヨーク8を反駆
動装置方向に少なからぬ圧力で付勢しなければならず、
イジェクト時に大きな作動力が要求されるという難点が
あった。その結果、操作者自身の操作力を利用してカー
トリッジケース1をリフトアップする機構の磁気記録再
生装置の場合には、操作性が悪くなってしまい、また、
モータを利用してカートリッジケース1をリフトアップ
する機構の磁気記録再生装置の場合には、消費電力が増
大する結果になっていた。
したがって本考案の目的とするところは、ディスク回転
駆動装置から離脱させる際の作動力を低減することがで
きるディスクカートリッジを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、カートリッジケ
ースの下ケースの吸着ヨークと対向する位置に、吸着ヨ
ーク側へ隆起した突部を設ける構成とした。
〔作用〕
上記手段によれば、イジェクト時にカートリッジケース
をリフトアップすると、下ケースの突部が吸着ヨークに
当接し、吸着ヨークを局部的に付勢するので、ディスク
回転駆動装置の永久磁石に吸引されて位置決めされてい
る吸着ヨークを比較的小さな力で位置決め解除すること
ができる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。
第1図は本考案によるディスクカートリッジをディスク
回転駆動装置に装着した状態を示す要部断面図、第2図
はこのディスクカートリッジの底面図、第3図はこのデ
ィスクカートリッジの上ケースの裏面図、第4図はこの
ディスクカートリッジの下ケースの裏面図であって、第
5図および第6図と対応する部分には同一符号を付すこ
とにより重複する説明は適宜省略する。
第1図ないし第4図に示すディスクカートリッジは、カ
ートリッジケース1の下ケース1bの裏面内周部の形状
が、前記した従来品と異なっている。すなわち、本実施
例に係る下ケース1bの裏面内面部1cは、ほぼ全周に
わたって肉薄に形成してあるが、この裏面内周部1cの
1個所に、他の肉薄部分に比して上ケース1a側へ隆起
した突部1dが形成してあり、この突部1dが吸着ヨー
ク8と対向している。
したがって、このディスクカートリッジをイジェクトす
る際に、第1図の状態からカートリッジケース1をリフ
トアップすると、ディスク回転駆動装置の吸着マグネッ
ト21に吸引されてターンテーブル14上に位置決めさ
れている吸着ヨーク8の下面に下ケース1bの突部1d
が当接し、この突部1dを介して吸着ヨーク8が反駆動
装置方向(第1図上方向)に局部的に付勢されるので、
つまりカートリッジケース1をリフトアップするための
動作力が突部1dに集中して局部的に大きな力が得られ
るので、吸着マグネット21の磁気吸引力に抗して吸着
ヨーク8をターンテーブル14から離間させるために必要
な作動力は比較的小さくて済む。こうして吸着ヨーク8
をターンテーブル14から離間させ、所定量リフトアッ
プされたディスクカートリッジは、ヘツド挿入孔3がシ
ャッタ4で蓋閉された後、磁気記録再生装置からイジェ
クトされる。
このように、下ケース1bの裏面内周部1cに突部1d
が設けてあると、比較的小さな作動力でディスクカート
リッジをディスク回転駆動装置から離脱させることがで
きる。そのため、操作者自身の操作力を利用してカート
リッジケース1をリフトアップする機構の磁気記録再生
装置にこのディスクカートリッジを用いると、押圧操作
が容易に行えるので操作性が向上し、また、モータを利
用してカートリッジケース1をリフトアップする機構の
磁気記録再生装置に用いると、消費電力が節約できて経
済性が向上する。
なお、下ケース1bの突部1dは裏面内周部1cの所望
の位置に設けることができ、複数個の突部1dを設けて
もよい。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によるディスクカートリッ
ジは、カートリッジケースの下ケースの吸着ヨークと対
向する位置に突部が設けてあり、この突部を介して吸着
ヨークを局部的に付勢することができるので、ディスク
回転装置の永久磁石に吸引されて位置決めされている吸
着ヨークを比較的小さな力で位置決め解除することがで
き、そのためディスク回転駆動装置からの離脱を比較的
小さな作動力で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案の一実施例を説明するため
のもので、第1図はディスクカートリッジをディスク回
転駆動装置に装着した状態を示す要部断面図、第2図は
このディスクカートリッジの底面図、第3図はこのディ
スクカートリッジの上ケースの裏面図、第4図はこのデ
ィスクカートリッジの下ケースの裏面図、第5図および
第6図は従来例を説明するためのもので、第5図はディ
スクカートリッジの上面図、第6図はこのディスクカー
トリッジをディスク回転駆動装置に装着した状態を示す
要部断面図である。 1……カートリッジケース、1a……上ケース、1b…
…下ケース、1c……裏面内周部、1d……突部、2…
…磁気ディスク、5……センターハブ、8……吸着ヨー
ク、14……ターンテーブル、21……吸着マグネット
(永久磁石)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】上ケースおよび下ケースを組み合わせてな
    るカートリッジケースと、該カートリッジケース内に回
    転自在に収納されたディスク状の情報記録媒体と、吸着
    ヨークを一体化して該情報記録媒体の回転中心部に固定
    されたセンターハブとを備え、ディスク回転駆動装置の
    ターンテーブルと一体の永久磁石が上記吸着ヨークを吸
    引することにより該ターンテーブル上に、情報記録媒体
    を載置固定可能であるとともに、上記下ケースを介して
    上記吸着ヨークを上記永久磁石から離反する方向へ付勢
    することにより該ディスク回転駆動装置からの離脱が可
    能なディスクカートリッジにおいて、下ケースの吸着ヨ
    ークと対向する位置に、吸着ヨーク側へ隆起した突部を
    設けたことを特徴とするディスクカートリッジ。
JP122088U 1988-01-11 1988-01-11 デイスクカートリツジ Expired - Lifetime JPH064462Y2 (ja)

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JPH01107075U JPH01107075U (ja) 1989-07-19
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