JPH0644607Y2 - 電動ホッチキスにおけるシートステープル送り装置 - Google Patents
電動ホッチキスにおけるシートステープル送り装置Info
- Publication number
- JPH0644607Y2 JPH0644607Y2 JP3390891U JP3390891U JPH0644607Y2 JP H0644607 Y2 JPH0644607 Y2 JP H0644607Y2 JP 3390891 U JP3390891 U JP 3390891U JP 3390891 U JP3390891 U JP 3390891U JP H0644607 Y2 JPH0644607 Y2 JP H0644607Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet staple
- sheet
- feeding
- feed
- staple
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)
Description
【産業上の利用分野】本考案は電動ホッチキスに設けら
れた収納部にシートステープルを多段に積層状態で収納
するとともに、上記収納部から順次シートステープルを
導出して所定位置に送り出す送り装置に関する。
れた収納部にシートステープルを多段に積層状態で収納
するとともに、上記収納部から順次シートステープルを
導出して所定位置に送り出す送り装置に関する。
【0002】
【従来技術】真直状のステープル針をコ字形に成形した
後に打ち出す方式の電動ホッチキスとしては、ホッチキ
ス本体上に真直状のステープル針をシート状に連結して
なるシートステープルを多段に積層状態で収納するカー
トリッジを着脱自在に設けるとともに、該カートリッジ
からシートステープルを一枚ずつ導出させて成形部と打
ち出し部に供給する送り装置と成形手段と打ち出し手段
とを駆動する駆動装置とが設けられているものが知られ
ている(例えば特公平1ー11428号公報)。カート
リッジの収納部の前壁の下端には導出口が形成されてい
るとともに、底部は開放され、導出口と底部開放部とは
連続している。
後に打ち出す方式の電動ホッチキスとしては、ホッチキ
ス本体上に真直状のステープル針をシート状に連結して
なるシートステープルを多段に積層状態で収納するカー
トリッジを着脱自在に設けるとともに、該カートリッジ
からシートステープルを一枚ずつ導出させて成形部と打
ち出し部に供給する送り装置と成形手段と打ち出し手段
とを駆動する駆動装置とが設けられているものが知られ
ている(例えば特公平1ー11428号公報)。カート
リッジの収納部の前壁の下端には導出口が形成されてい
るとともに、底部は開放され、導出口と底部開放部とは
連続している。
【0003】これに対し、ホッチキス本体側にはカート
リッジの取付け部が形成されているとともに、送りベル
トとその駆動手段により送り装置が設けられている。そ
して、カートリッジが取付け部に装着されたときに、上
記送りベルトがカートリッジの下方に位置し、最下段の
シートステープルの下面に接触するように構成されてい
る。送り装置により送りベルトが移動すると、最下段の
シートステープルとの摩擦力により該シートステープル
がカートリッジの前端から導出され、さらに成形部と打
ち出し部に供給される。
リッジの取付け部が形成されているとともに、送りベル
トとその駆動手段により送り装置が設けられている。そ
して、カートリッジが取付け部に装着されたときに、上
記送りベルトがカートリッジの下方に位置し、最下段の
シートステープルの下面に接触するように構成されてい
る。送り装置により送りベルトが移動すると、最下段の
シートステープルとの摩擦力により該シートステープル
がカートリッジの前端から導出され、さらに成形部と打
ち出し部に供給される。
【0004】このように、シートステープルの実際上の
出口は、ホッチキス本体側の送りベルトの上面とホッチ
キス本体の取付け部に装着されたカートリッジの導出口
の上面との間に形成される。しかも、送りベルトにより
最下段のシートステープルのみを送り出すためには、上
記出口の高さはシートステープルの厚みよりも小さく、
上記厚みの半分よりも大きい程度の寸法に設定する必要
がある。しかしながら、出口がホッチキス本体とこれに
着脱されるカートリッジという位置関係が不安定な2つ
の部材によって構成されること、送りベルトには撓みが
生じやすいこと、シートステープルの厚み自体が非常に
小さいことなどの理由から、シートステープルの出口の
寸法管理は非常に難しく、このため、一度に2枚が送ら
れたり、全く出なかったりする不具合が生じていた。
出口は、ホッチキス本体側の送りベルトの上面とホッチ
キス本体の取付け部に装着されたカートリッジの導出口
の上面との間に形成される。しかも、送りベルトにより
最下段のシートステープルのみを送り出すためには、上
記出口の高さはシートステープルの厚みよりも小さく、
上記厚みの半分よりも大きい程度の寸法に設定する必要
がある。しかしながら、出口がホッチキス本体とこれに
着脱されるカートリッジという位置関係が不安定な2つ
の部材によって構成されること、送りベルトには撓みが
生じやすいこと、シートステープルの厚み自体が非常に
小さいことなどの理由から、シートステープルの出口の
寸法管理は非常に難しく、このため、一度に2枚が送ら
れたり、全く出なかったりする不具合が生じていた。
【0005】
【考案の目的】本考案は前記欠点を解消し、特に内部の
シートステープルを円滑且つ確実に送り出すことができ
る電動ホッチキスにおけるシートステープル送り装置を
提供することをその目的とする。
シートステープルを円滑且つ確実に送り出すことができ
る電動ホッチキスにおけるシートステープル送り装置を
提供することをその目的とする。
【0006】
【目的を達成するための手段】前記目的を達成するた
め、本考案に係る電動ホッチキスにおけるシートステー
プル送り装置は、真直状のステープル針をシート状に連
結してなるシートステープルを多段に積層状態で収納す
る収納部の前壁の下端に最下段のシートステープルを導
出する導出口を形成するとともに、上記収納部の底部に
は、上記導出口の手前に臨む位置にシートステープル導
出用の送り手段を配置し、上記導出口を前方に延長して
少なくとも導出部から導出されたシートステープルの下
面を案内するガイド部を形成するとともに、該ガイド部
には上記導出口から導出された最下段のシートステープ
ルを前方に送り出す供給用送り手段を配置し、且つ上記
導出用送り手段と供給用送り手段とを駆動装置により駆
動したことを特徴とする。
め、本考案に係る電動ホッチキスにおけるシートステー
プル送り装置は、真直状のステープル針をシート状に連
結してなるシートステープルを多段に積層状態で収納す
る収納部の前壁の下端に最下段のシートステープルを導
出する導出口を形成するとともに、上記収納部の底部に
は、上記導出口の手前に臨む位置にシートステープル導
出用の送り手段を配置し、上記導出口を前方に延長して
少なくとも導出部から導出されたシートステープルの下
面を案内するガイド部を形成するとともに、該ガイド部
には上記導出口から導出された最下段のシートステープ
ルを前方に送り出す供給用送り手段を配置し、且つ上記
導出用送り手段と供給用送り手段とを駆動装置により駆
動したことを特徴とする。
【0007】
【作用】前記構成において、駆動装置により導出用送り
手段と供給用送り手段とを駆動すると、収納部内の最下
段のシートステープルは導出用の送り手段によって導出
口から導出されてガイド部に案内され、続いてガイド部
において供給用送り手段によって供給される。同様にし
て、収納部内のシートステープルは順次送り出される。
手段と供給用送り手段とを駆動すると、収納部内の最下
段のシートステープルは導出用の送り手段によって導出
口から導出されてガイド部に案内され、続いてガイド部
において供給用送り手段によって供給される。同様にし
て、収納部内のシートステープルは順次送り出される。
【0008】
【実施例】以下、図面によって本考案の実施例について
説明する。
説明する。
【0009】図1及び図2において符号1は電動ホッチ
キス用カートリッジである。このカートリッジ1は電動
ホッチキス(図示せず)に対して着脱されるもので、真
直状のステープル針をシート状に連結してなるシートス
テープル2を多段に積層状態で収納する収納部3を備え
ている。また、上記収納部3の前壁4の下端に最下段の
シートステープル2aの導出口5が形成され、導出口5
の前方には導出されたシートステープル2aの下面を案
内する筒状のガイド部6が形成されている。上記導出口
5及びガイド部6の高さは通常はシートステープル2の
一枚分の厚みよりも大きく、二枚分の厚みよりも小さけ
ればよい。さらに、カートリッジ1の収納部3の底部
で、上記導出口5の手前に臨む位置に開口部7が形成さ
れているとともに、ガイド部6の上部にも開口部8が形
成されている。なお、収納部3の上部には、シートステ
ープル2を下方に押圧する押圧手段9とキャップ10と
が配置されている。
キス用カートリッジである。このカートリッジ1は電動
ホッチキス(図示せず)に対して着脱されるもので、真
直状のステープル針をシート状に連結してなるシートス
テープル2を多段に積層状態で収納する収納部3を備え
ている。また、上記収納部3の前壁4の下端に最下段の
シートステープル2aの導出口5が形成され、導出口5
の前方には導出されたシートステープル2aの下面を案
内する筒状のガイド部6が形成されている。上記導出口
5及びガイド部6の高さは通常はシートステープル2の
一枚分の厚みよりも大きく、二枚分の厚みよりも小さけ
ればよい。さらに、カートリッジ1の収納部3の底部
で、上記導出口5の手前に臨む位置に開口部7が形成さ
れているとともに、ガイド部6の上部にも開口部8が形
成されている。なお、収納部3の上部には、シートステ
ープル2を下方に押圧する押圧手段9とキャップ10と
が配置されている。
【0010】上記カートリッジ1は電動ホッチキスに形
成された取付け部に装着される。この取付け部には、装
着されたカートリッジ1の収納部3の導出口5の手前の
開口部7に臨む位置に、シートステープル導出用の偏心
カム11が配置されている。この偏心カム11はシート
ステープル2との摩擦力の大きい弾性体から成り、図示
しない送り装置に連係しているとともに、回転に応じて
上記開口部7から収納部3内に進入し、または退避する
ように構成されている。
成された取付け部に装着される。この取付け部には、装
着されたカートリッジ1の収納部3の導出口5の手前の
開口部7に臨む位置に、シートステープル導出用の偏心
カム11が配置されている。この偏心カム11はシート
ステープル2との摩擦力の大きい弾性体から成り、図示
しない送り装置に連係しているとともに、回転に応じて
上記開口部7から収納部3内に進入し、または退避する
ように構成されている。
【0011】また、ガイド部6の上部の開口部8には、
上記導出口5から導出された最下段のシートステープル
2を前方に送り出す送りローラ12が配置されている。
送りローラ12はバネ13により常時ガイド部6の内部
に進入するように付勢され、その回転軸14と上記偏心
カム11の回転軸15とは伝動ベルト16により連結さ
れている。通常の場合、偏心カム11が1回転する間に
送りローラ12が数回転するように構成すればよいが、
一度の送り装置の駆動に基づく偏心カム11の回転量に
よるシートステープル2の送り量は、少なくともシート
ステープル2の前端が送りローラ12に接触する程度は
必要である。なお、ガイド部6はシートステープル2の
上下面を案内するのが好ましいが、一面だけを案内する
ものであってもよい。
上記導出口5から導出された最下段のシートステープル
2を前方に送り出す送りローラ12が配置されている。
送りローラ12はバネ13により常時ガイド部6の内部
に進入するように付勢され、その回転軸14と上記偏心
カム11の回転軸15とは伝動ベルト16により連結さ
れている。通常の場合、偏心カム11が1回転する間に
送りローラ12が数回転するように構成すればよいが、
一度の送り装置の駆動に基づく偏心カム11の回転量に
よるシートステープル2の送り量は、少なくともシート
ステープル2の前端が送りローラ12に接触する程度は
必要である。なお、ガイド部6はシートステープル2の
上下面を案内するのが好ましいが、一面だけを案内する
ものであってもよい。
【0012】前記構成において、駆動装置により偏心カ
ム11が回転して偏心カム11の回転中心から最も離れ
た送り部11aが上方に移動していくと、開口部7から
収納部3内に進入して最下段のシートステープル2aの
下面に接触し、送り部11aと最下段のシートステープ
ル2aとの摩擦は次第に大きくなる。さらに、偏心カム
11が回転して送り部11aが前方に移動していくと、
最下段のシートステープル2aは摩擦力により送り部1
1aの移動に追従して収納部3の導出口5に向かって移
動する。最下段のシートステープル2aとその上段のシ
ートステープル2bとの間にも、押圧手段9による押圧
力と上部のシートステープル2の重量とによる摩擦力が
働いているが、この摩擦力よりも最下段のシートステー
プル2aと偏心カム11との摩擦力の方が大きいので、
最下段のシートステープルは偏心カム11の回転に追従
し、導出口5から導出されるのである。この場合、シー
トステープルの導出用出口は、導出口5の上面とガイド
部6の下面、つまり導出口5とガイド部6の高さによっ
て決定されるが、これはシートステープル2の一枚分の
厚みよりも大きく、二枚分の厚みよりも小さく設定され
ているので、シートステープル2は一枚しか導出されな
い。一度に二枚のシートステープルが導出されることは
ない。
ム11が回転して偏心カム11の回転中心から最も離れ
た送り部11aが上方に移動していくと、開口部7から
収納部3内に進入して最下段のシートステープル2aの
下面に接触し、送り部11aと最下段のシートステープ
ル2aとの摩擦は次第に大きくなる。さらに、偏心カム
11が回転して送り部11aが前方に移動していくと、
最下段のシートステープル2aは摩擦力により送り部1
1aの移動に追従して収納部3の導出口5に向かって移
動する。最下段のシートステープル2aとその上段のシ
ートステープル2bとの間にも、押圧手段9による押圧
力と上部のシートステープル2の重量とによる摩擦力が
働いているが、この摩擦力よりも最下段のシートステー
プル2aと偏心カム11との摩擦力の方が大きいので、
最下段のシートステープルは偏心カム11の回転に追従
し、導出口5から導出されるのである。この場合、シー
トステープルの導出用出口は、導出口5の上面とガイド
部6の下面、つまり導出口5とガイド部6の高さによっ
て決定されるが、これはシートステープル2の一枚分の
厚みよりも大きく、二枚分の厚みよりも小さく設定され
ているので、シートステープル2は一枚しか導出されな
い。一度に二枚のシートステープルが導出されることは
ない。
【0013】なお、偏心カム11の回転によって送り部
11aが上方に移動したときに、最下段のシートステー
プル2aを上方に押し上げる力が作用するが、上記シー
トステープル2aには押圧手段9による押圧力と上部の
シートステープル2の重量による下向きの力が加わって
いるから、偏心カム11は弾性により撓み、最下段のシ
ートステープル2aが持ち上げられることはない。
11aが上方に移動したときに、最下段のシートステー
プル2aを上方に押し上げる力が作用するが、上記シー
トステープル2aには押圧手段9による押圧力と上部の
シートステープル2の重量による下向きの力が加わって
いるから、偏心カム11は弾性により撓み、最下段のシ
ートステープル2aが持ち上げられることはない。
【0014】その後、偏心カム11の送り部11aがさ
らに回転して開口部7から退避する下方に移動すると、
偏心カム11と最下段のシートステープル2aとの摩擦
力は小さくなり、偏心カム11による送り力は消滅す
る。しかし、このとき既に最下段のシートステープル2
aの前端は導出口5からガイド部6に案内されて送りロ
ーラ12に接触しているから、上記シートステープルは
今度は送りローラ12の回転により前方の所定位置に供
給される。送りローラ12はバネ13により付勢されて
いるので、送りローラ12とシートステープルとの間の
摩擦力は充分に大きく、このため送りは円滑且つ確実に
行なわれる。
らに回転して開口部7から退避する下方に移動すると、
偏心カム11と最下段のシートステープル2aとの摩擦
力は小さくなり、偏心カム11による送り力は消滅す
る。しかし、このとき既に最下段のシートステープル2
aの前端は導出口5からガイド部6に案内されて送りロ
ーラ12に接触しているから、上記シートステープルは
今度は送りローラ12の回転により前方の所定位置に供
給される。送りローラ12はバネ13により付勢されて
いるので、送りローラ12とシートステープルとの間の
摩擦力は充分に大きく、このため送りは円滑且つ確実に
行なわれる。
【0015】カートリッジ1の収納部3内の最下段のシ
ートステープル2aには、上述のように、押圧手段9に
よる押圧力と上部のシートステープル2の重量による下
向きの力が加わっているから、大きな送り力が必要であ
る。しかし、収納部3の導出口5から導出されるにつれ
て、上記押圧力と重量は次第に減少するから、必ずしも
大きな送り力を必要としない。上述の送り装置によれ
ば、カートリッジ1内のシートステープル2の導出と、
導出されたシートステープルの送りとが別個の送り手段
によって行なわれ、しかも導出のための送り手段は偏心
カム11によって構成され、送り量は小さいが送り力は
非常に大きい。これに対し、供給用送り手段としての送
りローラ12は送り力は必ずしも大きくはないが、一定
の送り力が得られる。したがって、上記送り装置によれ
ば、非常に効率的な送りが実現できる。
ートステープル2aには、上述のように、押圧手段9に
よる押圧力と上部のシートステープル2の重量による下
向きの力が加わっているから、大きな送り力が必要であ
る。しかし、収納部3の導出口5から導出されるにつれ
て、上記押圧力と重量は次第に減少するから、必ずしも
大きな送り力を必要としない。上述の送り装置によれ
ば、カートリッジ1内のシートステープル2の導出と、
導出されたシートステープルの送りとが別個の送り手段
によって行なわれ、しかも導出のための送り手段は偏心
カム11によって構成され、送り量は小さいが送り力は
非常に大きい。これに対し、供給用送り手段としての送
りローラ12は送り力は必ずしも大きくはないが、一定
の送り力が得られる。したがって、上記送り装置によれ
ば、非常に効率的な送りが実現できる。
【0016】なお、導出のための送り手段は偏心カム1
1に限定されない。例えば、図4のように、ローラ18
の円周の一部にマグネット17を取付けた構成のものを
採用してもよい。
1に限定されない。例えば、図4のように、ローラ18
の円周の一部にマグネット17を取付けた構成のものを
採用してもよい。
【0017】また、上記偏心カム11と送りローラ12
とを予めカートリッジ1に配設しておき、カートリッジ
1を電動ホッチキスに装着したときに、電動ホッチキス
側に設けた駆動手段と偏心カム11とが連係するように
構成してもよい。
とを予めカートリッジ1に配設しておき、カートリッジ
1を電動ホッチキスに装着したときに、電動ホッチキス
側に設けた駆動手段と偏心カム11とが連係するように
構成してもよい。
【0018】さらに、送りローラ12による送り量が不
足するときは、その前方に補助送りローラ(図示せず)
を設ける構成としてもよい。
足するときは、その前方に補助送りローラ(図示せず)
を設ける構成としてもよい。
【0019】
【効果】上述のように、本考案によれば、収納部内の最
下段のシートステープルの導出は、導出口の上面とガイ
ド部の下面とによって形成されることになり、送り手段
を考慮する必要がない。したがって、導出口の上面とガ
イド部の下面とがシートステープル一枚分の厚みよりも
大きく、二枚分の厚みよりも小さくすればよい。つま
り、導出部分にはシートステープル一枚分の誤差が許容
されることになり、成形が非常に楽になる。
下段のシートステープルの導出は、導出口の上面とガイ
ド部の下面とによって形成されることになり、送り手段
を考慮する必要がない。したがって、導出口の上面とガ
イド部の下面とがシートステープル一枚分の厚みよりも
大きく、二枚分の厚みよりも小さくすればよい。つま
り、導出部分にはシートステープル一枚分の誤差が許容
されることになり、成形が非常に楽になる。
【0020】また、収納部内のシートステープルは導出
口から導出するための送り手段と導出された最下段のシ
ートステープルを前方に供給するための供給用送り手段
とによって送られる構成であるから、特に導出用送り手
段として送り量は小さいが送り力の大きいものを選択す
ることができる。したがって、シートステープルの供給
を円滑且つ確実に実現することができる。
口から導出するための送り手段と導出された最下段のシ
ートステープルを前方に供給するための供給用送り手段
とによって送られる構成であるから、特に導出用送り手
段として送り量は小さいが送り力の大きいものを選択す
ることができる。したがって、シートステープルの供給
を円滑且つ確実に実現することができる。
【図1】本考案に係る電動ホッチキスにおけるシートス
テープル送り装置の断面図である。
テープル送り装置の断面図である。
【図2】上記シートステープル送り装置の要部の拡大断
面図である。
面図である。
【図3】シートステープルを収納するカートリッジの斜
視図である。
視図である。
【図4】送り手段の他の例の説明図である。
2 シートステープル 3 収納部 5 導出口 6 ガイド部 11 偏心カム(導出用送り手段) 12 送りローラ(供給用送り手段)
Claims (1)
- 【請求項1】 真直状のステープル針をシート状に連結
してなるシートステープルを多段に積層状態で収納する
収納部の前壁の下端に最下段のシートステープルを導出
する導出口を形成するとともに、上記収納部の底部に
は、上記導出口の手前に臨む位置にシートステープル導
出用の送り手段を配置し、上記導出口を前方に延長して
少なくとも導出部から導出されたシートステープルの下
面を案内するガイド部を形成するとともに、該ガイド部
には上記導出口から導出された最下段のシートステープ
ルを前方に送り出す供給用送り手段を配置し、且つ上記
導出用送り手段と供給用送り手段とを駆動装置により駆
動したことを特徴とする電動ホッチキスにおけるシート
ステープル送り装置。 【0001】
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3390891U JPH0644607Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 電動ホッチキスにおけるシートステープル送り装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3390891U JPH0644607Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 電動ホッチキスにおけるシートステープル送り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04122475U JPH04122475U (ja) | 1992-11-04 |
JPH0644607Y2 true JPH0644607Y2 (ja) | 1994-11-16 |
Family
ID=31916456
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3390891U Expired - Lifetime JPH0644607Y2 (ja) | 1991-04-15 | 1991-04-15 | 電動ホッチキスにおけるシートステープル送り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0644607Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-15 JP JP3390891U patent/JPH0644607Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04122475U (ja) | 1992-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0579118B1 (en) | A motor driven stapler | |
US7306131B2 (en) | Stapler with adjustable paper guide | |
US5273199A (en) | Staple cartridge | |
JP4069883B2 (ja) | 給紙装置 | |
JPH0644607Y2 (ja) | 電動ホッチキスにおけるシートステープル送り装置 | |
EP0366094A1 (en) | Electric stapler cartridge | |
JPH09183082A (ja) | 電動ホッチキス用カートリッジ | |
JP4300397B2 (ja) | ステープル脚ガイド機構 | |
CN100496902C (zh) | 盒式订书机 | |
JP4465832B2 (ja) | 電動ステープラ | |
JPH0718539Y2 (ja) | 電動ホッチキス用カートリッジの固定装置 | |
JPH0724212Y2 (ja) | 電動ホッチキスのカートリッジ装填構造 | |
JP5242132B2 (ja) | ステープラ | |
JPH0137905Y2 (ja) | ||
JPH0718538Y2 (ja) | 電動ホッチキス用カートリッジ | |
JPH065095Y2 (ja) | 電動ホッチキスのカ−トリッジ装着機構 | |
JP4089211B2 (ja) | ステープルカートリッジ | |
JPH0718537Y2 (ja) | 電動ホッチキス用カートリッジ | |
JPH11246055A (ja) | インクジェットプリンタの給紙装置 | |
JPH061339Y2 (ja) | ステープルカートリッジ | |
JPH04122473U (ja) | 電動ホツチキスにおけるステープル供給装置 | |
JP3444334B2 (ja) | 電動ホッチキスにおけるステープルカートリッジ | |
JPH07115308B2 (ja) | 電動ホッチキス用カートリッジに対するステープル装填装置 | |
JP2024126248A (ja) | 打ち込み工具 | |
JP3444336B2 (ja) | 電動ホッチキスのステープル供給機構 |