JPH0644554U - キャップ付き三方活栓 - Google Patents

キャップ付き三方活栓

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JPH0644554U
JPH0644554U JP8688192U JP8688192U JPH0644554U JP H0644554 U JPH0644554 U JP H0644554U JP 8688192 U JP8688192 U JP 8688192U JP 8688192 U JP8688192 U JP 8688192U JP H0644554 U JPH0644554 U JP H0644554U
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JP
Japan
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cap
fluid port
fitted
way stopcock
storage hole
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JP2599493Y2 (ja
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斉藤  憲
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PAL MEDICAL CO., LTD.
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 円筒状のボディ11と、コック本体12とか
ら三方活栓10を構成する。コック本体12の上部には
キャップ収納穴40を形成する。第3の流体口ポート1
5を覆うようにキャップ25を取り付ける。 【効果】 第3の流体口ポート15を使用する場合に
は、キャップ25を外して、これをコック本体12の収
納穴40に嵌める。これにより、キャップ25の紛失を
防止することができる。しかも、キャップは収納穴40
に嵌められるから、キャップの不使用時にキャップ25
にゴミ等が付着することがない。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、医療用のキャップ付き三方活栓に関する。
【0002】
【従来の技術】
医療用三方活栓は、その構造を簡単にするために、円筒状のボディと、これに 液密に且つ回動自在に嵌着されるコック本体との2個の部品から構成することが 行われている(例えば、実開昭62−174538号公報)。また、このような 三方活栓の流体口ポートを閉塞してゴミ等の付着を防止するキャップとしては、 キャップ本体と、紐状のホルダーとからなるキャップが提案されており(例えば 特開昭61−293467号公報)、ホルダーを三方活栓のボディや流体口ポー トに取り付けて、キャップの紛失を防止するようにしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、ホルダー等によりキャップを三方活栓等に取り付けて使用する ものでは、外した後のキャップがぶらつき、三方活栓にシリンジやカテーテルを 接続しようとする場合に、接合の障害となることがある。
【0004】 本考案は上記課題を解決するためのものであり、外したキャップを紛失したり することがなく、しかも三方活栓にシリンジやカテーテルを接続する場合にも障 害となることがないキャップ付き三方活栓を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、円筒状のボディと、このボディの外周 面に形成され、ボディとの内部空間と連通する第1ないし第3の流体口ポートと 、ボディに液密に且つ回動自在に嵌着されたコック本体とから構成された三方活 栓において、前記流体口ポートの1つに嵌着されるキャップと、前記コックの上 部に形成され、キャップが嵌着される収納穴とを備えたものである。
【0006】
【作用】
シリンジ等が接続される流体口ポートを用いない状態では、このポートにキャ ップが嵌着され、ゴミ等のコック内部への進入及び付着が防止される。また、シ リンジを接続する場合には、キャップが流体口ポートから外される。外したキャ ップは、コックの上部に形成された収納穴に嵌着される。このため、キャップの 紛失を防止することができる。しかも、キャップは収納部に嵌着された状態で保 持されるため、キャップの内周面等にゴミが付着することもなく、清潔に保たれ る。また、キャップがぶらつくこともなく、カテーテルやシリンジの接続の障害 となることがない。
【0007】
【実施例】
図1は本考案を実施したキャップ付き三方活栓を示す斜視図である。三方活栓 10は、透明な合成樹脂製の円筒状のボディ11と、これに液密に且つ回動自在 に嵌着される合成樹脂製のコック本体12とから構成されている。ボディ11に は、3個の流体口ポート13,14,15が周方向に90°の間隔で突出して形 成されており、各ポート13〜15によりT字形状になっている。
【0008】 第1の流体口ポート13は、その外側がテーパー面13a,13bを多段に重 ねたテレスコープ形状に形成されている。テーパー面13aは小径のチューブ用 であり、テーパー面13bはそれよりも大きい径のチューブ、カテーテル用であ る。このように小径のテーパー面13aとこれよりも大きい径のテーパー面13 bとを連続させているため、経鼻用胃管カテーテル及びフィーディングチューブ 等の径の異なるチューブ類が接合可能になる。
【0009】 第2の流体口ポート14は、その外側が雄型のルアーロックコネクタ14aと されており、ストレートチューブの他に、雌型のルアーロックコネクタ15aを 有するサクションチューブ15等の各種チューブ類が接合可能になっている。ま た、図2に示すように、第2の流体口ポート14の内側は、テーパー面14bか らなる雌型ルアースリップコネクタとされており、フィーティングポンプチュー ブ16等が接合可能になっている。
【0010】 第3の流体口ポート15はメディケーションポートとして用いられ、図3に示 すように、カテーテルチップシリンジ18が接続可能なテーパー面15aを有す る雌型ルアースリップコネクタとされている。
【0011】 この第3の流体口ポート15には赤色のキャップ25が嵌着されている。キャ ップ25は合成樹脂製の有底円筒体から構成されており、第3の流体口ポート1 5の外周面に嵌合する内周面25a(図4参照)を備えている。また、キャップ 25の底部26はフランジ27が形成されており、キャップ25の取り外しが簡 単に行えるようになっている。内周面はテーパーになっており、キャップ25の 嵌着時に挿入のガイド作用をなし、嵌着が簡単に行えるようになっている。
【0012】 図4ないし図6に示すように、コック本体12は、各ポート13〜15に対応 する位置でT字形状の連通路30が形成されている。図4に示すように、コック 本体12の上部には連通路30の向きに合わせて、周方向に90°間隔でハンド ル31,32,33,34が突出して形成されている。T字形の連通路30に対 応する位置にあるハンドル31〜33には、流体の流れ向きを示す矢印35が浮 き彫りにされており、この矢印の上面には赤色塗料が塗布されている。また、連 通路30が形成されていない位置のハンドル34は他のハンドル31〜33より も長く形成されており、これには流体が流れないことを示す、「OFF」の文字 36が浮き彫りされており、同様にこの文字上面には赤色塗料が塗布されている 。このように、オフ表示のハンドル34のみを長く形成しているから、コック本 体12の向きが簡単にわかるようになる。したがって、コックの切換え操作のミ スを防止することができる。
【0013】 コック本体12の上部には、キャップ25の収納穴40が形成されている。こ の収納穴40は、キャップ25の外径よりも少し大きいテーパーに形成されてお り、キャップ25の挿入が円滑に行えるようになっている。なお、収納穴40を テーパーに形成する代わりに、キャップ25の外周面をテーパーに形成してもよ い。
【0014】 次に、本実施例の作用を説明する。図7に示すように、経鼻用胃管カテーテル 50を患者にセットした後、これを第1の流体口ポート13に接続する。また、 第2の流体口ポート14にストレートサンプチューブ51を接続する。この後、 第3の流体口ポート15がオフの位置になるようにコック本体12を回して、吸 引を行う。吸引後は、オフ表示のハンドル34が患者側の流体口ポート13に向 くようにコック本体12を回して、吸引液の飛び散りを防止し、第2の流体口ポ ート13からチューブを取り外す。このように、第3の流体口ポート15を使用 しない場合には、キャップ25が嵌着されており、これを塞いでいるため、ゴミ 等のコック内への進入及び付着を防止することができる。
【0015】 また、栄養補給を行う場合には、同様に、第2の流体口ポート14に栄養補給 チューブ(図示せず)を接続した後に、オフ表示のハンドル34が第3の流体口 ポート15の位置になるようにコック本体12を回す。
【0016】 また、投薬を行う場合には、図8に示すように、経鼻用胃管カテーテル50を 患者55にセットした後、これを第1の流体口ポート13に接続する。オフ表示 のハンドル34が第2の流体口ポート14の位置になるようにコック本体12を 回す。この後、第3の流体口ポート15からキャップ25を外して、これをコッ ク本体12の収納穴40に嵌着する。次に、キャップ25を外した流体口ポート 15に投薬用のカテーテルチップシリンジ56を接続し、薬液の注入を行う。投 薬終了後は、オフ表示のハンドル43が第3の流体口ポート15の位置になるよ うにコック本体12を回し、この後シリンジ56をこのポート15から外す。そ の後、収納穴40からキャップ25を外し、図3に示すように、キャップ25を 第3の流体口ポート15に戻す。このように、第3の流体口ポート15を使用す る場合にはキャップ25を収納穴40内に挿入して収納するため、キャップ25 内にゴミ等が進入または付着することがない。しかも、収納穴40にしっかりと 収納保持されるため、シリンジ56の接続の際にキャップ25が障害となること がない。
【0017】 なお、上記実施例では、胃管栄養補給及び薬液投入の場合について、説明した が、この他に、胃洗浄、胸腔ドレナージ、胆管ドレナージ、膀胱洗浄、腹腔内洗 浄等に本考案のキャップ付き三方活栓を用いることができる。
【0018】 また、上記実施例では、流体口ポート15の外周面を覆うように外嵌されるキ ャップ25を用いたが、この他に、流体口ポート15の内側に挿入される内嵌タ イプのキャップを用いてもよい。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案は、流体口ポートの1つにキャップを嵌着し、こ のポートを使用する場合には、キャップを外し、コック本体の上部に形成した収 納穴にキャップを嵌着するから、キャップの紛失を防止することができる。しか も、キャップは通常は流体口ポートに嵌着されているため、このポート内にゴミ 等が進入したり付着したりすることを確実に防止することができる。
【0020】 また、キャップは収納穴に嵌着された状態で収納されるため、紐状のホルダー 等でキャップの紛失を防止するものと異なり、キャップが収納穴にしっかりと保 持されるためぶらつくことがなく、シリンジ等の接続時にキャップが障害物とな ることがなく、作業を簡単に行える。しかも、キャップを収納穴に嵌着するから 、キャップの不使用時にキャップ内にゴミ等が進入又は付着することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を実施したキャップ付き三方活栓を示す
斜視図である。
【図2】同三方活栓のボディを示す断面図である。
【図3】キャップが取り付けられた状態を示すボディの
断面図である。
【図4】コック本体を示す平面図である。
【図5】同コック本体を示す断面図である。
【図6】同コック本体を示す一部切欠いた正面図であ
る。
【図7】吸引処理を行う場合の各チューブ等の接続を示
す斜視図である。
【図8】投薬処理の使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 三方活栓 11 ボディ 12 コック本体 13〜15 流体口ポート 25 キャップ 40 収納穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状のボディと、このボディの外周面
    に形成され、ボディとの内部空間と連通する第1ないし
    第3の流体口ポートと、ボディに液密に且つ回動自在に
    嵌着されたコック本体とから構成された三方活栓におい
    て、前記流体口ポートの1つに嵌着されるキャップと、
    前記コックの上部に形成され、キャップが嵌着される収
    納穴とを備えたことを特徴とするキャップ付き三方活
    栓。
JP1992086881U 1992-11-25 1992-11-25 キャップ付き三方活栓 Expired - Lifetime JP2599493Y2 (ja)

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JP1992086881U JP2599493Y2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 キャップ付き三方活栓

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JPH0644554U true JPH0644554U (ja) 1994-06-14
JP2599493Y2 JP2599493Y2 (ja) 1999-09-06

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JP1992086881U Expired - Lifetime JP2599493Y2 (ja) 1992-11-25 1992-11-25 キャップ付き三方活栓

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2001039826A1 (fr) * 1998-06-03 2001-06-07 Nippon Sherwood Medical Industries Ltd. Robinet medical

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001039826A1 (fr) * 1998-06-03 2001-06-07 Nippon Sherwood Medical Industries Ltd. Robinet medical

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JP2599493Y2 (ja) 1999-09-06

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