JPH0644364Y2 - 芝生清掃機の後部扉自動開閉装置 - Google Patents

芝生清掃機の後部扉自動開閉装置

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JPH0644364Y2
JPH0644364Y2 JP12263990U JP12263990U JPH0644364Y2 JP H0644364 Y2 JPH0644364 Y2 JP H0644364Y2 JP 12263990 U JP12263990 U JP 12263990U JP 12263990 U JP12263990 U JP 12263990U JP H0644364 Y2 JPH0644364 Y2 JP H0644364Y2
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JP
Japan
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grass collection
collection cabinet
pin
door
vehicle body
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Application number
JP12263990U
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JPH0477750U (ja
Inventor
隆則 河島
Original Assignee
有限会社河島農具製作所
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Publication date
Application filed by 有限会社河島農具製作所 filed Critical 有限会社河島農具製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、芝生清掃機の後部扉自動開閉装置に関す
る。
〔従来の技術〕
刈り取った芝生等を捕集する集草キャビネットの後端下
部を車体にピン結合し、油圧シリンダなどで集草キャビ
ネットをダンプするようにした芝生清掃機では、従来、
集草キャビネットの後端開口部に装備された後部扉を人
力で扉を開けていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、従来は扉を開けるのに大きな労力が必要である
という問題があった。
本考案は以上の問題に鑑みてなされたもので、集草キャ
ビネットがダンプされるときの集草キャビネットの運動
を利用して扉を自動的に開き、集草キャビネットを車体
に収容すときには集草キャビネットの運動を利用して扉
を自動的に閉じるようにすることのできる芝生清掃機の
後部扉開閉装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による芝生清掃機の後部扉自動開閉装置は、車体
と集草キャビネットの後端下部とが回動自在にピン結合
され、集草キャビネットがそのピン結合部を中心として
ダンプされるようにした芝生清掃機において、 集草キャビネットの後端開口部を開閉する扉の上端部に
長孔を具備するブラケットを設け、このブラケットの上
記長孔に、集草キャビネットの後端部に設けられたガイ
ドピンを嵌め込み、上記ブラケットの長孔よりも上方部
位と車体における上記ピン結合部よりも前方部位とを長
さ一定の連結部材で相対回動可能に連結し、さらに上記
長孔が、縦長の主ガイド部と、そのガイド部の上端部か
ら前方に向けて延び出た補助ガイド部とを具備し、集草
キャビネットを車体に収容した状態では、上記ガイドピ
ンが長孔の補助ガイド部に嵌まり込むようにしたもので
ある。
〔作用〕
この構成によると、集草キャビネットがダンプされてい
ないとき、すなわち集草キャビネットが車体に収容され
ているときは、集草キャビネット側のガイドピンが扉側
のブラケットに形成された長孔の補助ガイド部に嵌まり
込んでいる。この状態から集草キャビネットをピン結合
部を支点としてダンプさせると、連結部材によりブラケ
ットの上端部と車体のピン結合部との相互間長さが一定
に保たれたまま、集草キャビネットと一体になって動く
上記ガイドピンが補助ガイド部をスライドし、そのとき
に連結部材とブラケットの上端部との連結箇所を中心と
して扉を初期開動させる。この後、ガイドピンが主ガイ
ド部に入り、さらに扉を開動させる。ここに、補助ガイ
ド部は扉の初期開動時におけるガイドピンのスライド荷
重を軽減することに役立つ。ダンプされた集草キャビネ
ットを車体に収容するときはこの逆の作用が行われる。
〔実施例〕
第1図は本考案の実施例による後部扉自動開閉装置1を
装備した芝生清掃機の側面図、第2図〜第4図は後部扉
自動開閉装置1を詳細に示した説明図である。
芝生清掃機は車体22に集草キャビネット2を搭載してお
り、エンジン3で後輪4が駆動され、ハンドル5で前輪
6の操舵が行われる。また、エンジン3の出力がブラシ
7に伝えられ、ブラシ7の回転によって刈り取りなどを
行った芝生が集草キャビネット2に捕集されるようにな
っている。キャビネット2はその後端下部がピン21で車
体22にピン結合されており、油圧シリンダなどの駆動装
置23を押し出すことによってその前部がピン結合部Aを
中心に持ち上げられてダンプするようになっている。な
お、後部扉自動開閉装置1はキャビネット2の左右にそ
れぞれ設置されている。
8は集草キャビネット2の後端開口部を開閉する扉で、
その上端部に長孔9を具備したブラケット10が設けられ
ている。長孔9は縦長の主ガイド部11と主ガイド部11の
上端部から前方に向けて直角に延び出た補助ガイド部12
とを具備している。そして、集草キャビネット2の後端
部に設けられたガイドピン13が上記長孔9に嵌め込ま
れ、このガイドピン13によって扉8が集草キャビネット
2に支持されている。また、集草キャビネット2が車体
22に収容されている状態、すなわちダンプされていない
状態では扉8が閉じ、ガイドピン13が長孔9の補助ガイ
ド部12に嵌まり込んでいる。
ブラケット10における長孔9よりも上方部位と車体22に
おける上記ピン結合部Aよりも前方部位とが長さ一定の
連結部材14で相対回動可能に連結されている。15は連結
部材14の下端部と車体22とを連結している連結ピン、16
は連結部材14の上端部とブラケット10とを連結している
連結ピンである。なお、図例の連結部材14にはロッドを
用いているが、これをワイヤーロープに置き換えてもよ
い。
この構成によると、第2図のように集草キャビネット2
が車体22に収容されているときは、ガイドピン13が長孔
9の補助ガイド部12に嵌まり込んでいる。この状態から
駆動装置23を押し出して第3図のように集草キャビネッ
ト2をピン結合部Aを支点としてダンプさせると、連結
部材14によりブラケット10の上端部と車体22のピン結合
部Aとの相互間長さが一定に保たれたまま、集草キャビ
ネット2と一体になって動く上記ガイドピン13が補助ガ
イド部12をスライドし、そのときに連結部材14の上端部
の連結ピン16を中心として扉8を初期開動させる。この
後、ガイドピン13が主ガイド部に入り、さらに扉8を開
動させる。
扉8はこのようにして集草キャビネット2のダンプ動作
に追従して自動的に開かれる。そして、扉8の初期開動
時には、ガイドピン13が横に長い補助ガイド部12をスラ
イドして扉8を開動されるので、扉8の初期開動時にお
けるガイドピン13のスライド荷重は小さいものとなる。
駆動装置23を引き込んでダンプされた集草キャビネット
2を車体22に収容すると、上述したところとは逆に、ガ
イドピン13が長孔9の主ガイド部11から補助ガイド部12
に移動し、扉8が集草キャビネット2の車体22への収容
に追従して自動的に閉じられる。
〔考案の効果〕
この考案によると、集草キャビネットがダンプされると
自動的に扉が開き、集草キャビネットが車体に収容され
ると自動的に扉が閉じるので、人力で扉を開閉する必要
がなくなる。また、扉が開動される初期段階において扉
が小さな荷重で円滑に開動するという効果もある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案の実施例による後部扉自動開閉装置を装
備した芝生清掃機の側面図、第2図〜第4図は後部扉自
動開閉装置を詳細に示した説明図である。 1……後部扉自動開閉装置、2……集草キャビネット、
8……扉、9……長孔、10……ブラケット、11……主ガ
イド部、12……補助ガイド部、13……ガイドピン、14…
…連結部材、15,16……連結ピン、22……車体、A……
ピン結合部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体と集草キャビネットの後端下部とが回
    動自在にピン結合され、集草キャビネットがそのピン結
    合部を中心としてダンプされるようにした芝生清掃機に
    おいて、 集草キャビネットの後端開口部を開閉する扉の上端部に
    長孔を具備するブラケットを設け、このブラケットの上
    記長孔に、集草キャビネットの後端部に設けられたガイ
    ドピンを嵌め込み、上記ブラケットの長孔よりも上方部
    位と車体における上記ピン結合部よりも前方部位とを長
    さ一定の連結部材で相対回動可能に連結し、さらに上記
    長孔が、縦長の主ガイド部と、その主ガイド部の上端部
    から前方に向けて延び出た補助ガイド部とを具備し、集
    草キャビネットを車体に収容した状態では、上記ガイド
    ピンが長孔の補助ガイド部に嵌まり込むようにしたこと
    を特徴とする芝生清掃機の後部扉自動開閉装置。
JP12263990U 1990-11-22 1990-11-22 芝生清掃機の後部扉自動開閉装置 Expired - Lifetime JPH0644364Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP12263990U JPH0644364Y2 (ja) 1990-11-22 1990-11-22 芝生清掃機の後部扉自動開閉装置

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JP12263990U JPH0644364Y2 (ja) 1990-11-22 1990-11-22 芝生清掃機の後部扉自動開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0477750U JPH0477750U (ja) 1992-07-07
JPH0644364Y2 true JPH0644364Y2 (ja) 1994-11-16

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JP12263990U Expired - Lifetime JPH0644364Y2 (ja) 1990-11-22 1990-11-22 芝生清掃機の後部扉自動開閉装置

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