JPH064423Y2 - 回転ヘツド式デジタルオ−デイオ再生装置 - Google Patents
回転ヘツド式デジタルオ−デイオ再生装置Info
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- JPH064423Y2 JPH064423Y2 JP6277787U JP6277787U JPH064423Y2 JP H064423 Y2 JPH064423 Y2 JP H064423Y2 JP 6277787 U JP6277787 U JP 6277787U JP 6277787 U JP6277787 U JP 6277787U JP H064423 Y2 JPH064423 Y2 JP H064423Y2
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- pause
- tape
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Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、オーディオ信号と共にアドレス情報などのサ
ブコードデータをPCM信号化して記録したテープ上の
デジタル信号を再生する一般にR−DATと称される回
転ヘッド式デジタルオーディオ再生装置に関するもので
ある。
ブコードデータをPCM信号化して記録したテープ上の
デジタル信号を再生する一般にR−DATと称される回
転ヘッド式デジタルオーディオ再生装置に関するもので
ある。
従来のこの種の装置では、PLAY状態においてPAU
SE操作を行うと、ピンチローラがキャプスタンから離
されてテープ走行の一時停止が行われ、PAUSE状態
においてPLAY操作を行うと、ピンチローラがキャプ
スタンに圧接されてテープの走行が開始されるようにな
っている。
SE操作を行うと、ピンチローラがキャプスタンから離
されてテープ走行の一時停止が行われ、PAUSE状態
においてPLAY操作を行うと、ピンチローラがキャプ
スタンに圧接されてテープの走行が開始されるようにな
っている。
ところが、PAUSE状態からPLAY状態への移行時
に、ドラムサーボ系、キャプスタンサーボ系の立上りに
時間遅れが生じ、PAUSE操作時点のテープ位置とP
AUSE解除後音が出る位置とが一致しなくなる。この
ようなことが起ると、PAUSE解除時の音がPAUS
E操作時点の音と連続しなくなって不自然になる。
に、ドラムサーボ系、キャプスタンサーボ系の立上りに
時間遅れが生じ、PAUSE操作時点のテープ位置とP
AUSE解除後音が出る位置とが一致しなくなる。この
ようなことが起ると、PAUSE解除時の音がPAUS
E操作時点の音と連続しなくなって不自然になる。
本考案は上述したような従来のものの欠点を除去するた
めになされたもので、PAUSE操作時とPAUSE解
除時との音のつながりを改善して不自然感をなくした回
転ヘッド式デジタルオーディオ再生装置を提供すること
を目的としている。
めになされたもので、PAUSE操作時とPAUSE解
除時との音のつながりを改善して不自然感をなくした回
転ヘッド式デジタルオーディオ再生装置を提供すること
を目的としている。
上記目的を達成するため本考案によりなされた回転ヘッ
ド式デジタルオーディオ再生装置は、第1図の基本構成
図に示される如く、PLAY状態にある機構部AをPA
USE状態にする際に操作されるPAUSE操作手段B
と、PAUSE状態にある機構部AをPLAYE状態に
する際に操作されるPAUSE解除操作手段Cと、上記
PAUSE操作手段Bの操作に応じてテープ上の位置を
表わすデータを読み込むデータ読み込み手段Dと、該デ
ータ読み込み手段Dにより読み込んだデータを記憶する
記憶手段Eと、上記PAUSE操作手段Bの操作に応じ
て機構部Aに一定時間のテープ巻戻し動作を行わせた後
機構部Aを停止し、上記PAUSE解除操作手段Cの操
作に応じて機構部AをPAUSE状態からPLAY状態
にする機構部制御手段Fと、上記PAUSE解除操作手
段Cの操作に応じてテープ上の位置を表わすデータを上
記データ読み込み手段Dにより順次読み込んだデータと
上記記憶手段Eに記憶しているデータとを比較する比較
手段Gと、上記PAUSE操作手段Bの操作から上記比
較手段Gによる比較により両データが一致するまでの間
再生出力にMUTEをかけるミューティング手段とを備
えることにより、PAUSE操作時の再生音とPAUS
E解除時の再生音とにつながりをもたせることができる
ようになっている。
ド式デジタルオーディオ再生装置は、第1図の基本構成
図に示される如く、PLAY状態にある機構部AをPA
USE状態にする際に操作されるPAUSE操作手段B
と、PAUSE状態にある機構部AをPLAYE状態に
する際に操作されるPAUSE解除操作手段Cと、上記
PAUSE操作手段Bの操作に応じてテープ上の位置を
表わすデータを読み込むデータ読み込み手段Dと、該デ
ータ読み込み手段Dにより読み込んだデータを記憶する
記憶手段Eと、上記PAUSE操作手段Bの操作に応じ
て機構部Aに一定時間のテープ巻戻し動作を行わせた後
機構部Aを停止し、上記PAUSE解除操作手段Cの操
作に応じて機構部AをPAUSE状態からPLAY状態
にする機構部制御手段Fと、上記PAUSE解除操作手
段Cの操作に応じてテープ上の位置を表わすデータを上
記データ読み込み手段Dにより順次読み込んだデータと
上記記憶手段Eに記憶しているデータとを比較する比較
手段Gと、上記PAUSE操作手段Bの操作から上記比
較手段Gによる比較により両データが一致するまでの間
再生出力にMUTEをかけるミューティング手段とを備
えることにより、PAUSE操作時の再生音とPAUS
E解除時の再生音とにつながりをもたせることができる
ようになっている。
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。
第2図は本考案の実施例を示すブロック図であり、図に
おいて、1はカセットCから引き出されたテープTに記
録されているデジタル信号を再生する回転ヘッドH、テ
ープTを走行させるためのピンチローラ、キャプスタ
ン、キャプスタンモータ、リールモータなどからなるテ
ープ走行系などを有する機構部、2は機構部1の回転ヘ
ッドHで再生された再生信号を処理する信号処理部、3
はPAUSEキー、PLAYキーなどを有する操作部、
4は予め定められた制御プログラムに従って動作するマ
イクロコンピュータ(CPU)から構成された制御部で
あり、該制御部4は機構部1、信号処理部2、操作部3
と相互接続され、機構部1からの状態信号、操作部3か
らの操作信号、信号処理部2からの信号に基づいて機構
部1、信号処理部2を制御する。制御部4はカウンタ4
a、データなどを記憶するRAM4b、制御プログラム
を記憶するRPM4cなどを有する。
おいて、1はカセットCから引き出されたテープTに記
録されているデジタル信号を再生する回転ヘッドH、テ
ープTを走行させるためのピンチローラ、キャプスタ
ン、キャプスタンモータ、リールモータなどからなるテ
ープ走行系などを有する機構部、2は機構部1の回転ヘ
ッドHで再生された再生信号を処理する信号処理部、3
はPAUSEキー、PLAYキーなどを有する操作部、
4は予め定められた制御プログラムに従って動作するマ
イクロコンピュータ(CPU)から構成された制御部で
あり、該制御部4は機構部1、信号処理部2、操作部3
と相互接続され、機構部1からの状態信号、操作部3か
らの操作信号、信号処理部2からの信号に基づいて機構
部1、信号処理部2を制御する。制御部4はカウンタ4
a、データなどを記憶するRAM4b、制御プログラム
を記憶するRPM4cなどを有する。
なお、5は表示部であり、制御部4の制御のもとで機構
部1の動作状態などを表示する。
部1の動作状態などを表示する。
以上の構成において、機構部1がPLAY動作している
とき、操作部3のPAUSEキーが操作されると、制御
部4は直ちに信号処理部2からその時点でのテープT上
のA−TIME(絶対時間)、R−TIME(ランニン
グ時間)、P−TIME(プログラム時間)又はフレー
ムアドレスを読み込み、RAM4bに記憶する。なお、
A−TIME、R−TIME、P−TIME、フレーム
アドレスは回転ヘッドHからの再生信号中のSUBCO
DE、PCM−IDを信号処理部2が処理することによ
って抽出される。
とき、操作部3のPAUSEキーが操作されると、制御
部4は直ちに信号処理部2からその時点でのテープT上
のA−TIME(絶対時間)、R−TIME(ランニン
グ時間)、P−TIME(プログラム時間)又はフレー
ムアドレスを読み込み、RAM4bに記憶する。なお、
A−TIME、R−TIME、P−TIME、フレーム
アドレスは回転ヘッドHからの再生信号中のSUBCO
DE、PCM−IDを信号処理部2が処理することによ
って抽出される。
その後、制御部4はカウンタ4aの計数を開始して予め
設定された時間だけテープTを逆方向に送ってからテー
プ走行を停止し、ピンチローラをキャプスタンから離し
てPAUSE状態にするように機構部1を制御する。
設定された時間だけテープTを逆方向に送ってからテー
プ走行を停止し、ピンチローラをキャプスタンから離し
てPAUSE状態にするように機構部1を制御する。
PAUSE解除動作は操作部3のPAUSEキーの再操
作又はPLAYキーの操作に応じて以下の2つの方法に
よって行われる。
作又はPLAYキーの操作に応じて以下の2つの方法に
よって行われる。
(i)A−TIME、R−TIME、P−TIMEを利用
する場合 機構部1がPAUSE状態にあるとき、操作部3のPA
USEキー又はPLAYキーが操作されると、制御部4
は操作部3からの信号に基づいて機構部1を制御してピ
ンチローラをキャプスタンに圧接し、かつキャプスタン
モータ、リールモータを回転させ、しかもMUTEをか
けた無音状態でPLAY動作に入る。その後制御部4
は、信号処理部2からテープ上のA−TIME、R−T
IME又はP−TIMEを読み込み、これを既にRAM
4bに記憶されているデータと比較しながらPLAY動
作を続ける。両者が一致した時点で制御部4はMUTE
を解除し、PLAY動作による再生音の出力を可能にす
る。
する場合 機構部1がPAUSE状態にあるとき、操作部3のPA
USEキー又はPLAYキーが操作されると、制御部4
は操作部3からの信号に基づいて機構部1を制御してピ
ンチローラをキャプスタンに圧接し、かつキャプスタン
モータ、リールモータを回転させ、しかもMUTEをか
けた無音状態でPLAY動作に入る。その後制御部4
は、信号処理部2からテープ上のA−TIME、R−T
IME又はP−TIMEを読み込み、これを既にRAM
4bに記憶されているデータと比較しながらPLAY動
作を続ける。両者が一致した時点で制御部4はMUTE
を解除し、PLAY動作による再生音の出力を可能にす
る。
(ii)フレームアドレスを利用する場合 機構部1がPLAY状態にあるとき操作部3のPAUS
Eキーが操作されると、制御部4はMUTEをかけると
同時に信号処理部2からフレームアドレスを読み込み、
これをRAM4bに記憶すると共に、機構部1をREV
状態にする。このREV状態において、制御部4は、信
号処理部2からテープ上のフレームアドレスを読み込み
続け、既にRAM4bに記憶されているフレームアドレ
スと同じ値を読み込み都度カウンタ4aが+1カウント
する。このカウンタ4aのカウント値が一定値になる
と、制御部4は上記REV動作を停止して機構部1をP
AUSE状態にする。
Eキーが操作されると、制御部4はMUTEをかけると
同時に信号処理部2からフレームアドレスを読み込み、
これをRAM4bに記憶すると共に、機構部1をREV
状態にする。このREV状態において、制御部4は、信
号処理部2からテープ上のフレームアドレスを読み込み
続け、既にRAM4bに記憶されているフレームアドレ
スと同じ値を読み込み都度カウンタ4aが+1カウント
する。このカウンタ4aのカウント値が一定値になる
と、制御部4は上記REV動作を停止して機構部1をP
AUSE状態にする。
機構部1がPAUSE状態にあるとき、操作部3のPA
USEキー又はPLAYキーが操作されると、制御部4
は機構部1をPLAY動作状態にし、かつ上述と同様に
信号処理部2からテープ上のフレームアドレスを読み込
み続け、既にRAM4bに記憶されているフレームアド
レスと同じ値を読み込む都度上記カウンタ4aのカウン
ト値を1づつ減じ、カウンタの値が0になったところ
で、又は+1ずつカウントし、カウント値が設定値にな
ったところでMUTEを解除し、PLAY動作による再
生音の出力を可能にする。
USEキー又はPLAYキーが操作されると、制御部4
は機構部1をPLAY動作状態にし、かつ上述と同様に
信号処理部2からテープ上のフレームアドレスを読み込
み続け、既にRAM4bに記憶されているフレームアド
レスと同じ値を読み込む都度上記カウンタ4aのカウン
ト値を1づつ減じ、カウンタの値が0になったところ
で、又は+1ずつカウントし、カウント値が設定値にな
ったところでMUTEを解除し、PLAY動作による再
生音の出力を可能にする。
以上により、PAUSEキーを操作した時点の音とPA
USE解除後の再生開始音とが連続するようになり、不
自然感がなくなる。
USE解除後の再生開始音とが連続するようになり、不
自然感がなくなる。
(i)第1実施例の詳細 上述した第1の実施例の詳細を、予め定めたプログラム
に従って制御部4が行う仕事を示す第3図及び第4図の
フローチャートを参照して説明する。
に従って制御部4が行う仕事を示す第3図及び第4図の
フローチャートを参照して説明する。
今、機構部1がPLAY状態にあるとき、操作部3のP
AUSEキーが操作されると、第3図のフローチャート
の実行がスタートし、その最初のステップS1において
信号処理部2にMUTEをかけるための信号を出力す
る。その後ステップS2に進み、ここで信号処理部2か
らの信号に基づいてテープにA−TIMEが記録されて
いるか否かを判定する。ステップS2の判定がYESの
ときには、ステップS3に進み、ここで信号処理部2か
らのA−TIMEデータをRAM4bに格納する。
AUSEキーが操作されると、第3図のフローチャート
の実行がスタートし、その最初のステップS1において
信号処理部2にMUTEをかけるための信号を出力す
る。その後ステップS2に進み、ここで信号処理部2か
らの信号に基づいてテープにA−TIMEが記録されて
いるか否かを判定する。ステップS2の判定がYESの
ときには、ステップS3に進み、ここで信号処理部2か
らのA−TIMEデータをRAM4bに格納する。
その後ステップS4に進み、ここでRAM4bに格納し
たデータから所定の設定値を差し引いた値をRAM4b
のワークエリアにSTOP−TIMEとして格納する。
続いて、ステップS5に進み、ここで機構部1に信号を
送り、テープ巻戻し動作(REV PLAY)を開始さ
せ、このテープ巻戻し動作中テープ上のA−TIMEを
ステップS6においてTE信号処理部2から読み込む。
そして続くステップS7において、この読み込んだA−
TIMEデータが上記ステップS4でRAM4bのワー
クエリアに格納したSTOP−TIMEと等しいか否か
を判定する。判定がNOのときはステップS6に戻り、
ステップS7の判定がYESとなるまで、ステップS6
及びS7を繰返し実行する。ステップS7の判定がYE
Sとなると、ステップS8に進み、ここで機構部1に信
号を送り、機構部1をPAUSE状態にした後、フロー
チャートの実行を終了する。
たデータから所定の設定値を差し引いた値をRAM4b
のワークエリアにSTOP−TIMEとして格納する。
続いて、ステップS5に進み、ここで機構部1に信号を
送り、テープ巻戻し動作(REV PLAY)を開始さ
せ、このテープ巻戻し動作中テープ上のA−TIMEを
ステップS6においてTE信号処理部2から読み込む。
そして続くステップS7において、この読み込んだA−
TIMEデータが上記ステップS4でRAM4bのワー
クエリアに格納したSTOP−TIMEと等しいか否か
を判定する。判定がNOのときはステップS6に戻り、
ステップS7の判定がYESとなるまで、ステップS6
及びS7を繰返し実行する。ステップS7の判定がYE
Sとなると、ステップS8に進み、ここで機構部1に信
号を送り、機構部1をPAUSE状態にした後、フロー
チャートの実行を終了する。
上記ステップS2の判定がNOのときには、ステップS
9に進み、ここで信号処理部2からの信号に基づいてテ
ープにR−TIMEが記録されているか否かを判定す
る。ステップS9の判定がYESのときには、ステップ
S10に進み、ここで信号処理部2からのR−TIME
データをRAM4bに格納する。その後、上述のステッ
プS4〜S8と同様のステップS11〜S15を実行し
終了する。
9に進み、ここで信号処理部2からの信号に基づいてテ
ープにR−TIMEが記録されているか否かを判定す
る。ステップS9の判定がYESのときには、ステップ
S10に進み、ここで信号処理部2からのR−TIME
データをRAM4bに格納する。その後、上述のステッ
プS4〜S8と同様のステップS11〜S15を実行し
終了する。
上記ステップS9の判定がNOのときには、ステップS
16に進み、ここで信号処理部2からの信号に基づいて
テープにP−TIMEが記録されているか否かを判定す
る。ステップS16の判定がYESのときには、ステッ
プS17に進み、ここで信号処理部2からのP−TIM
EデータをRAM4bに格納する。その後、上述のステ
ップS4〜S8と同様のステップS17〜S22を実行
し終了する。
16に進み、ここで信号処理部2からの信号に基づいて
テープにP−TIMEが記録されているか否かを判定す
る。ステップS16の判定がYESのときには、ステッ
プS17に進み、ここで信号処理部2からのP−TIM
EデータをRAM4bに格納する。その後、上述のステ
ップS4〜S8と同様のステップS17〜S22を実行
し終了する。
上記ステップS16の判定がNOのときには、ステップ
S23に進み、ここでタイマーとして働くカウンタ4a
をクリアした後、ステップS24に進み、ここでカウン
タ4aのカウントを開始させる。ステップS24の後、
ステップS25に進み、ここでカウンタ4aのカウント
値が予め定めた設定値以上になったか否かを判定する。
このステップS25は判定がYESとなるまで繰返し実
行され、判定がYESとなるとステップS26に進み、
ここで機構部1に信号を送って機構部1をPAUSE状
態にし、フローチャートの実行を終了する。
S23に進み、ここでタイマーとして働くカウンタ4a
をクリアした後、ステップS24に進み、ここでカウン
タ4aのカウントを開始させる。ステップS24の後、
ステップS25に進み、ここでカウンタ4aのカウント
値が予め定めた設定値以上になったか否かを判定する。
このステップS25は判定がYESとなるまで繰返し実
行され、判定がYESとなるとステップS26に進み、
ここで機構部1に信号を送って機構部1をPAUSE状
態にし、フローチャートの実行を終了する。
機構部1がPAUSE状態にあるとき操作部1のPAU
SEキー又はPLAYキーの操作によるPAUSE解除
操作が行われると、第4図のフローチャートの実行がス
タートし、その最初のステップS31においてRAM4
bに格納されているデータがA−TIMEであるか否か
を判定し、判定がYESのときにはステップS32に進
み、ここで機構部1に信号を送って機構部1をPLAY
状態にする。その後続くステップS33において、信号
処理部2からA−TIMEデータを読み込み、続くステ
ップS34でこの読み込んだA−TIMEデータがRA
M4bに格納されているデータと等しいか否かを判定す
る。このステップS34の判定がNOのときはステップ
S33に戻り、以後ステップS34の判定がYESとな
るまでステップS33及びS34が繰返し実行される。
ステップS34の判定がYESとなると、ステップS3
5に進み、ここで信号処理部2に信号を送ってMUTE
の解除を行った後フローチャートの実行を終了する。
SEキー又はPLAYキーの操作によるPAUSE解除
操作が行われると、第4図のフローチャートの実行がス
タートし、その最初のステップS31においてRAM4
bに格納されているデータがA−TIMEであるか否か
を判定し、判定がYESのときにはステップS32に進
み、ここで機構部1に信号を送って機構部1をPLAY
状態にする。その後続くステップS33において、信号
処理部2からA−TIMEデータを読み込み、続くステ
ップS34でこの読み込んだA−TIMEデータがRA
M4bに格納されているデータと等しいか否かを判定す
る。このステップS34の判定がNOのときはステップ
S33に戻り、以後ステップS34の判定がYESとな
るまでステップS33及びS34が繰返し実行される。
ステップS34の判定がYESとなると、ステップS3
5に進み、ここで信号処理部2に信号を送ってMUTE
の解除を行った後フローチャートの実行を終了する。
上記ステップS31の判定がNOのときには、ステップ
S36に進み、ここでRAM4bに格納されているデー
タがR−TIMEであるか否かを判定する。判定がYE
Sのときには、上記ステップS32〜S35と同様のス
テップS37〜S40を実行後フローチャートの実行を
終了する。
S36に進み、ここでRAM4bに格納されているデー
タがR−TIMEであるか否かを判定する。判定がYE
Sのときには、上記ステップS32〜S35と同様のス
テップS37〜S40を実行後フローチャートの実行を
終了する。
上記ステップS36の判定がNOのときには、ステップ
S41に進み、ここでRAM4bに格納されているデー
タがP−TIMEであるか否かを判定する。判定がYE
Sのときには、上記ステップS32〜S35と同様のス
テップS42〜S45を実行後フローチャートの実行を
終了する。
S41に進み、ここでRAM4bに格納されているデー
タがP−TIMEであるか否かを判定する。判定がYE
Sのときには、上記ステップS32〜S35と同様のス
テップS42〜S45を実行後フローチャートの実行を
終了する。
上記ステップS41の判定がNOのときには、ステップ
S46に進み、ここでカウンタ4aをクリアし、その後
のステップS47においてカウンタ4aのカウントを開
始すると共に、ステップS48において機構部1に信号
を送って機構部1をPLAY状態にする。続いてステッ
プS49に進み、ここでカウンタ4aのカウント値が予
め定めた設定値より大きくなったか否かを判定する。ス
テップS49はその判定がYESとなるまで繰返し実行
され、判定がYESとなるとステップS50に進み、こ
こで信号処理部2に信号を送ってMUTEを解除した
後、フローチャートの実行を終了する。
S46に進み、ここでカウンタ4aをクリアし、その後
のステップS47においてカウンタ4aのカウントを開
始すると共に、ステップS48において機構部1に信号
を送って機構部1をPLAY状態にする。続いてステッ
プS49に進み、ここでカウンタ4aのカウント値が予
め定めた設定値より大きくなったか否かを判定する。ス
テップS49はその判定がYESとなるまで繰返し実行
され、判定がYESとなるとステップS50に進み、こ
こで信号処理部2に信号を送ってMUTEを解除した
後、フローチャートの実行を終了する。
上記ステップS35,S40,S45及びS50でのM
UTE解除により、PAUSE解除後再生音が始めて出
力されるようになる。
UTE解除により、PAUSE解除後再生音が始めて出
力されるようになる。
(ii)第2実施例の詳細 次に上述した第2の実施例の詳細を、予め定めたプログ
ラムに従って制御部4が行う仕事を示す第5図及び第6
図及びフローチャートを参照して説明する。
ラムに従って制御部4が行う仕事を示す第5図及び第6
図及びフローチャートを参照して説明する。
今、機構部1がPLAY状態にあるとき、操作部3のP
AUSEキーが操作されると、第5図のフローチャート
の実行がスタートし、その最初のステップS61におい
て信号処理部2にMUTEをかけるための信号を出力す
る。その後、ステップS62に進み、ここで信号処理部
2からテープ上のフレームアドレスを読み込み、これを
RAM4bに格納する。ステップS62の実行後、機構
部1に信号を送って機構部1のテープ巻戻し動作(RE
VPLAY)を開始させる。
AUSEキーが操作されると、第5図のフローチャート
の実行がスタートし、その最初のステップS61におい
て信号処理部2にMUTEをかけるための信号を出力す
る。その後、ステップS62に進み、ここで信号処理部
2からテープ上のフレームアドレスを読み込み、これを
RAM4bに格納する。ステップS62の実行後、機構
部1に信号を送って機構部1のテープ巻戻し動作(RE
VPLAY)を開始させる。
続いてステップS64に進み、ここでカウンタ4aのカ
ウント値をクリアした後、ステップS65において信号
処理部2からフレームアドレスデータを読み込む。この
読み込んだデータをステップS66においてRAM4b
に格納されているデータと比較し、両者が等しいか否か
を判定する。このステップS66の判定がNOのときに
はステップS65に戻り、以後ステップS66の判定が
YESとなるまでステップS65及び66を繰返し実行
する。
ウント値をクリアした後、ステップS65において信号
処理部2からフレームアドレスデータを読み込む。この
読み込んだデータをステップS66においてRAM4b
に格納されているデータと比較し、両者が等しいか否か
を判定する。このステップS66の判定がNOのときに
はステップS65に戻り、以後ステップS66の判定が
YESとなるまでステップS65及び66を繰返し実行
する。
ステップS66の判定がYESとなると、ステップS6
7に進み、ここでカウン4aのカウント値に+1してこ
れを新たなカウンタ4aのカウント値とする。続くステ
ップS68において、カウンタ4aのカウント値が予め
定めた設定値に等しいか否かを判定し、判定がNOのと
きにはステップS65に戻り、以後ステップS68の判
定がYESとなるまで上記ステップS65〜S68を繰
返し実行する。ステップS68の判定がYESのときは
ステップS69に進み、ここで機構部1に信号を送って
機構部1をPAUSE状態にしてからフローチャートの
実行を終了する。
7に進み、ここでカウン4aのカウント値に+1してこ
れを新たなカウンタ4aのカウント値とする。続くステ
ップS68において、カウンタ4aのカウント値が予め
定めた設定値に等しいか否かを判定し、判定がNOのと
きにはステップS65に戻り、以後ステップS68の判
定がYESとなるまで上記ステップS65〜S68を繰
返し実行する。ステップS68の判定がYESのときは
ステップS69に進み、ここで機構部1に信号を送って
機構部1をPAUSE状態にしてからフローチャートの
実行を終了する。
機構部1がPAUSE状態にあるときPAUSE解除操
作が行われると第6図のフローチャートの実行がスター
トし、その最初のステップS71においてカウンタ4a
のカウント値をクリアする。その後ステップS72に進
み、ここで機構部1に信号を送って機構部1をPLAY
状態にする。続いてステップS73に進み、ここで信号
処理部2からテープ上のフレームアドレスデータを読み
込む。ステップS73の実行後ステップS74に進み、
ここで上記ステップS73で読み込んだフレームアドレ
スデータがRAM4bに格納されているデータと等しい
か否かを判定する。ステップS74の判定がNOのとき
は、ステップS73に戻り、以後ステップS74の判定
がYESとなるまでステップS73及びS74が繰返し
実行される。
作が行われると第6図のフローチャートの実行がスター
トし、その最初のステップS71においてカウンタ4a
のカウント値をクリアする。その後ステップS72に進
み、ここで機構部1に信号を送って機構部1をPLAY
状態にする。続いてステップS73に進み、ここで信号
処理部2からテープ上のフレームアドレスデータを読み
込む。ステップS73の実行後ステップS74に進み、
ここで上記ステップS73で読み込んだフレームアドレ
スデータがRAM4bに格納されているデータと等しい
か否かを判定する。ステップS74の判定がNOのとき
は、ステップS73に戻り、以後ステップS74の判定
がYESとなるまでステップS73及びS74が繰返し
実行される。
ステップS74の判定がYESのときはステップS75
に進み、ここでカウンタ4aのカウント値に+1してこ
れを新たなカウント値とする。その後、ステップS76
においてカウンタ4aのカウント値が予め定めた設定値
と等しいか否かを判定する。この判定がNOのときには
ステップS73に戻り、以後ステップS76の判定がY
ESとなるまで上記ステップS73〜S76を繰返し実
行する。ステップS76の判定がYESとなるとステッ
プS77に進み、ここで信号処理部2に信号を送り、M
UTEを解除する。
に進み、ここでカウンタ4aのカウント値に+1してこ
れを新たなカウント値とする。その後、ステップS76
においてカウンタ4aのカウント値が予め定めた設定値
と等しいか否かを判定する。この判定がNOのときには
ステップS73に戻り、以後ステップS76の判定がY
ESとなるまで上記ステップS73〜S76を繰返し実
行する。ステップS76の判定がYESとなるとステッ
プS77に進み、ここで信号処理部2に信号を送り、M
UTEを解除する。
なお、START−IDの立上りや立下り時のA−TI
ME、R−TIME、フレームアドレスを読み込み、該
読み込んだ値に基づき演算を行ったり計数を行うことに
より、テープ上のSTART−ID(SKIP−ID)
領域を任意の時間分だけ方向及び方向にシフトし、
希望する位置に正確なID領域を設定することも可能で
ある。
ME、R−TIME、フレームアドレスを読み込み、該
読み込んだ値に基づき演算を行ったり計数を行うことに
より、テープ上のSTART−ID(SKIP−ID)
領域を任意の時間分だけ方向及び方向にシフトし、
希望する位置に正確なID領域を設定することも可能で
ある。
以上説明したように本考案によれば、PLAY状態にあ
るときPAUSE操作すると、その時のテープ上の位置
を表わすデータを読み込み記憶すると共に、該記憶した
データを用いてPAUSE解除時の音出し、すなわちM
UTE解除位置を正確に決定することができるので、P
LAYからPAUSEにしたときの音とPAUSE解除
時の音との連続性を保ち、音の不連続感をなくすること
ができる。
るときPAUSE操作すると、その時のテープ上の位置
を表わすデータを読み込み記憶すると共に、該記憶した
データを用いてPAUSE解除時の音出し、すなわちM
UTE解除位置を正確に決定することができるので、P
LAYからPAUSEにしたときの音とPAUSE解除
時の音との連続性を保ち、音の不連続感をなくすること
ができる。
第1図は本考案による装置の基本構成を示すブロック
図、 第2図は本考案の装置の一実施例を示すブロック図、 第3図及び第4図は本考案の第1の実施例の詳細を示す
フローチャート図、 第5図及び第6図は本考案の第2の実施例の詳細を示す
フローチャート図である。 A……機構部、B……PAUSE操作手段、C……PA
USE解除操作手段、D……データ読み込み手段、E…
…記憶手段、F……機構部制御手段、G……比較手段、
H……ミューティング手段。
図、 第2図は本考案の装置の一実施例を示すブロック図、 第3図及び第4図は本考案の第1の実施例の詳細を示す
フローチャート図、 第5図及び第6図は本考案の第2の実施例の詳細を示す
フローチャート図である。 A……機構部、B……PAUSE操作手段、C……PA
USE解除操作手段、D……データ読み込み手段、E…
…記憶手段、F……機構部制御手段、G……比較手段、
H……ミューティング手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 長尾 達郎 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)考案者 山見坂 慎一 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内 (72)考案者 古田 芳樹 埼玉県所沢市花園4丁目2610番地 パイオ ニア株式会社所沢工場内
Claims (3)
- 【請求項1】PLAY状態にある機構部をPAUSE状
態にする際に操作されるPAUSE操作手段と、 PAUSE状態にある機構部をPLAY状態にする際に
操作されるPAUSE解除操作手段と、 前記PAUSE操作手段の操作に応じてテープ上の位置
を表わすデータを読み込むデータ読み込み手段と、 該データ読み込み手段により読み込んだデータを記憶す
る記憶手段と、 前記PAUSE操作手段の操作に応じて機構部に一定時
間のテープ巻戻し動作を行わせた後機構部を停止し、前
記PAUSE解除操作手段の操作に応じて機構部をPL
AY状態にする機構部制御手段と、 前記PAUSE解除操作手段の操作に応じてテープ上の
位置を表わすデータを前記データ読み込み手段により読
み込み、該読み込んだデータと前記記憶手段に記憶して
いるデータを比較する比較手段と、 前記PAUSE操作手段の操作から前記比較手段による
比較により両データが一致するまでの間MUTEをかけ
再生音を出力しなくするミューティング手段と、 を備えることを特徴とする回転ヘッド式デジタルオーデ
ィオ再生装置。 - 【請求項2】前記データはテープ上に記録されたSUB
CODEデータ又はPCM−IDデータであることを特
徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項記載の回転ヘ
ッド式デジタルオーディオ再生装置。 - 【請求項3】前記SUBCODEデータはA−TIM
E、R−TIME、P−TIMEに関するデータである
ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(2)項記載
の回転ヘッド式デジタルオーディオ再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6277787U JPH064423Y2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 回転ヘツド式デジタルオ−デイオ再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6277787U JPH064423Y2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 回転ヘツド式デジタルオ−デイオ再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63173728U JPS63173728U (ja) | 1988-11-11 |
JPH064423Y2 true JPH064423Y2 (ja) | 1994-02-02 |
Family
ID=30897379
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6277787U Expired - Lifetime JPH064423Y2 (ja) | 1987-04-27 | 1987-04-27 | 回転ヘツド式デジタルオ−デイオ再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH064423Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-04-27 JP JP6277787U patent/JPH064423Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63173728U (ja) | 1988-11-11 |
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