JPH0644210Y2 - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH0644210Y2
JPH0644210Y2 JP2704891U JP2704891U JPH0644210Y2 JP H0644210 Y2 JPH0644210 Y2 JP H0644210Y2 JP 2704891 U JP2704891 U JP 2704891U JP 2704891 U JP2704891 U JP 2704891U JP H0644210 Y2 JPH0644210 Y2 JP H0644210Y2
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JP
Japan
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reflecting mirror
optical system
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pin
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JP2704891U
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JPH04116466U (ja
Inventor
朝則 田村
光一 森久保
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Japan Radio Co Ltd
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Japan Radio Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、静止画ビデオ信号に同
期してスリット状に光を投影する発光部を利用し、反射
鏡の角度を切り替えながらシートフィルム或はインスタ
ントフィルム又はロールフィルムカメラのどちらかに画
像全体を記録する画像記録装置、さらに詳しくはその反
射鏡切り替え機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の画像記録装置の構成を図
10〜図13を用いて説明する。図10(A)は従来の
画像記録装置全体の構成の概略を示す断面図で、図にお
いて、1は画像記録装置本体、2は投影ユニットで、こ
の投影ユニット2は、発光部2a,第1の反射鏡3、ロ
ッドレンズアレイ4が一体となって構成されており、反
射鏡3がX方向(図面手前前後方向)を軸として回転可
能な状態で取り付けられている。5はシートフィルム又
はインスタントフィルム、6は固定された第2の反射
鏡、7はロールフィルムカメラ(以下、単にカメラと言
う)である。
【0003】図10(B)は、発光部2aの構成を示す
正面図で、この発光部2aは例えば扁平CRT等が使用
され、201(赤),202(緑),203(青)の各
スリット状の発光体を備えており、ビデオ信号を受けて
各スリット状発光体がラインスキャンモード又はフィー
ルドスキャンモードでX方向に順次発光し、ビデオ画像
の部分的な投影を行うようになっている。従って図11
に示すように、第1の反射鏡3を所定角度状態にしてお
いて、発光部2aでビデオ画像を投影させながら投影ユ
ニット2をY方向へ走査し、発光部2a−第1の反射鏡
3−ロッドレンズアレイ4から構成される第1の光学系
を用いて、シートフィルム又はインスタントフィルム5
へ1枚のカラー画像を記録することができる。
【0004】また、図12に示すように、第1の反射鏡
3を図10に示す状態から所定角度(一般的には90
°)回転させた状態で、発光ユニット2をY方向へ走査
し、発光部2a−第1の反射鏡3−第2の反射鏡6−カ
メラ7から構成される第2の光学系を用い、カメラ7の
撮像レンズを介してロールフィルムへカラー画像を記録
することができる。このように本装置では光学系の切り
替え、すなわちシートフィルム又はインスタントフィル
ム5へ記録するか、カメラ7へ記録するかの切り替え
は、第1の反射鏡3を回転させることによって行ってい
る。
【0005】図13は、従来の装置において第1の反射
鏡3を回転させ、上述の光学系の切り替えを行う反射鏡
切り替え機構の構成例を示す図で、図13(A)はモー
タ20とギアとを組み合わせた例、図13(B)はソレ
ノイド等の電動アクチュエータ21とリンク機構22と
を組み合わせた例、図13(C)は第1の反射鏡3に直
接手動レバー24を取り付けた例を示す。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来の画像記録装置における反射鏡切り替え機構
にある。すなわち、図13(A)に示すモータで駆動さ
せる場合、図13(B)に示す電動アクチュエータで駆
動させる場合、何れの場合にもモータやアクチュエータ
等が必要となるばかりでなく、それらを制御する制御回
路が必要となり、小型化や低コスト化の面で不利が生じ
る。また、ソレノイドからの磁力線が発光部のCRTに
与える影響も無視できない等の問題がある。
【0007】さらに、図13(C)に示すように反射鏡
に直接手動レバーを取り付けた場合には、回転角度の関
係から筐体外部に反射鏡を回転させるためのレバー突出
部を大きく突き出させておく必要があり、且つ、この手
動レバーは投影ユニットと一緒にY方向へ移動すること
になるので、筐体にレバー突出部を移動させるための長
穴を備えておかねばならず、筐体内部に埃の侵入を許す
ことになり、且つ、装置外観を損なう。また、投影ユニ
ット移動中にレバー突出部に触れると反射鏡が回転して
しまい、画像記録が失敗に終わるという問題点があっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は、アーム長の異
なるクランク機構を応用した反射鏡回転機構と、クラッ
チ機構とを組み合わせた手動切り替え機構を備えたこと
を最も主要な特徴としている。
【0009】
【作用】従って、回転支点軸が移動することのない、筐
体から小さく突き出した手動レバーのレバー突出部を操
作することで、光学系を簡単に切り替えることができ、
且つ、投影ユニット移動中にレバー突出部が操作されて
も画像記録に障害を生じさせることがなくなる。
【0010】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明
する。図1は本考案の一実施例を示す斜視図、図2は図
1に示す切り替え機構の主要部分を示す平面図で、各図
において、図10と同一符号は同一又は相当部分を示
し、3は図10に示す第1の反射鏡3と同様の反射鏡で
あるが、2枚の反射鏡を貼り合わせて両面反射鏡として
いる。11は手動レバー、11aは筐体から突き出した
レバー突出部、11bはカバー、12はレバー11の回
転支点軸、13はリンク板、14はカム板で、この実施
例ではレバー11とリンク板13およびカム板14と
で、後述するアーム長の長さの異なる第1のクランク機
構を構成している。
【0011】14aはカム板14に設けられた溝、14
bはカム板14に設けられたスロープ、15はカム板1
4の回転支点軸で、軸12,15は筐体に取り付けられ
ている。16は反射鏡3を回転させる反射鏡回転軸で、
軸15と軸16とは別々に回転するようになっている
が、この実施例では軸芯が同一線上に位置するように構
成されている。17は反射鏡回転軸16の回転角度を規
制する角度規制板、18は角度規制板17の所定位置に
取り付けられた引っ掛けピンで、後述するように引っ掛
けピン18が溝14aと係合/離脱することでクラッチ
機構を構成している。そして、カム板14,引っ掛けピ
ン18,角度規制板17,反射鏡回転軸16で、反射鏡
3を回転させるアーム長が同じ長さの第2のクランク機
構を構成している。なお、100,101はそれぞれリ
ンク板13の連結軸を示す。その他の構成は、図10に
示す従来の画像記録装置と同様であり、ここではその説
明は省略する。
【0012】次に動作について説明する。図1は上述し
た第1の光学系、すなわちシートフィルム又はインスタ
ントフィルム5へ記録を行う状態にあり、光学系を切り
替えるためには、軸12を支点としてレバー突出部11
aを図面矢印方向へ引っ張る。そして、このレバー11
の動きが上述した第1のクランク機構を介し、カム板1
4と、溝14aで確りと係合されたピン18へ伝達さ
れ、上述した第2のクランク機構を介し反射鏡3を所定
角度(この実施例では90°)反時計方向へ回転させ、
図12に示す第2の光学系へ切り替わる。また、第2の
光学系へ切り替わった後に、第1の光学系へ戻す動作
は、レバー突出部11aを図面矢印とは反対方向へ移動
させれば良い。
【0013】図3は上述した第1のクランク機構の動作
を説明するための図で、図3(A)は第1の光学系に投
影を行う状態、図3(B)は第2の光学系に投影を行う
状態をそれぞれ示し、図に示すように、支点軸12−連
結軸100で形成されるアームeの長さと、連結軸10
1−支点軸15(すなわち、反射鏡回転軸16)で形成
されるアームfの長さを、所定比率異ならせることによ
り、手動レバー11の手動回転角度(すなわち、筐体外
部へ突出したレバー突出部11aの移動距離)を小さく
することができる。例えば、反射鏡3の回転角度を90
°とした場合、e:fの比率を3:1とすれば、レバー
11を30°回転させるだけで光学系を切り替えること
ができ、レバー突出部11aの移動距離を数十mm以下
の範囲にできる。
【0014】次に本実施例のクラッチ機構について説明
する。図4〜図6はクラッチ機構の動作を説明するため
の図で、図1と同一符号は同一部分を示す。図4(A)
は図1と同様に溝14aにピン18が確りと係合され、
クラッチが繋がっている状態を示す。ここで、図10〜
図12に示すように、投影ユニット2をY方向へ走査さ
せると、図4(B)に示すように溝14aからピン18
が離れ、たとえカム板14が回転しても、その動きが角
度規制板17へは伝わらなくなる。従って、クラッチが
切れた状態となり、このことにより、投影ユニット2が
移動中にレバー突出部11aが誤って操作されても、画
像記録に障害を生じさせることがなくなる。
【0015】また、クラッチ機構を構成するカム板14
には、スロープ14bが設けられており、図5,図6に
示すように、投影ユニット2が戻ってきた場合にカム板
14がどの角度状態にあっても、ピン18がスロープ1
4b上を回転しながら移動して溝14aに確り係合す
る。すなわち、ピン18がスロープ14bにあたった瞬
間から、このピン18が軸16を中心とした図面矢印方
向の回転力を受け、これによって角度規制板17が軸1
6を回転軸として回転し、ピン18が溝14aに係合す
る(この一連の動作を図5および図6の(A)〜(C)
で順次示す)。従って、カム板14がどの角度状態にあ
っても、このクラッチ機構が繋がる時には、反射鏡3の
角度状態とレバー突出部11aの位置とが一致する(す
なわち、レバー突出部11aの位置が第1の光学系を選
択する状態にあるときは、反射鏡3の状態も第1の光学
系を選択する状態となり、レバー突出部11aの位置が
第2の光学系を選択する状態にあるときは、反射鏡3の
状態も第2の光学系を選択する状態となる)。このよう
にして、投影ユニット2が停止状態にある場合には何時
でも光学系の切り替えをスムーズに行えるようになる。
【0016】図7〜図9は本考案の第2の実施例を示す
図で、この実施例では、各図に示すように、軸15と軸
16の位置を所定距離ずらせることによって、上述した
第2のクランク機構において、軸15−ピン18で形成
されるアームgの長さと、ピン18−軸16で形成され
るアームhの長さを異ならせ(実施例では3:1として
いる)、且つ、クラッチ機構を構成するスロープ14c
の形状を溝14aを挟み込む形状としたものであり、図
1〜図6に示す第1の実施例と同様の効果を奏する。な
お、カバー11bは筐体内への埃の侵入を防ぐためのも
のであり、本考案の必須構成要素ではない。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように本考案の画像記録装
置は、アーム長の長さの異なるクランク機構を応用した
反射鏡回転機構と、クラッチ機構とを組み合わせた手動
の反射鏡切り替え機構を設けることにより、電動機構を
用いた場合の電磁波の影響を回避し、装置外観を損なう
ことなく小型で低価格な記録装置を実現でき、光学系の
切り替え操作も容易に行え、投影ユニット移動中に誤っ
て操作されても画像記録に障害を生じさせない等の利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1に示す切り替え機構の主要部を示す平面図
である。
【図3】本考案のクランク機構の動作を説明するための
図である。
【図4】本考案のクラッチ機構の動作を説明するための
図である。
【図5】本考案のクラッチ機構の動作を説明するための
図である。
【図6】本考案のクラッチ機構の動作を説明するための
図である。
【図7】本考案の第2の実施例を説明するための図であ
る。
【図8】第2の実施例におけるクランク機構の動作を説
明するための図である。
【図9】第2の実施例におけるクラッチ機構の動作を説
明するための図である。
【図10】画像記録装置全体の構成を示す図である。
【図11】第1の光学系を用いた動作を示す図である。
【図12】第2の光学系を用いた動作を示す図である。
【図13】反射鏡切り替え機構の従来例を示す図であ
る。
【符号の説明】
11 手動レバー 11a レバー突出部 12 軸 13 リンク板 14 カム板 14a 溝 14b スロープ 15 軸 16 反射鏡回転軸 17 角度規制板 18 ピン

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 X方向にラインスキャンモード又はフィ
    ールドスキャンモードで逐次発光しビデオ画像を輝度信
    号で投影する投影ユニット2を利用し、反射鏡3の角度
    を切り替えて第1の光学系又は第2の光学系を選択し、
    シートフィルム或はインスタントフィルム5又はロール
    フィルムカメラ7のどちらか一方を選んで上記投影ユニ
    ット2をY方向に走査させながら輝度信号を投影し、上
    記シートフィルム或はインスタントフィルム5かロール
    フィルムカメラ7かのどちらか一方に全体の画像を記録
    させる画像記録装置において、アーム長の長さの異なる
    クランク機構を応用した反射鏡回転機構といわゆるクラ
    ッチ機構との組み合わせからなる手動の反射鏡切り替え
    機構を備えたことを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 上記クラッチ機構は、角度規制板17に
    設けられたピン18と、溝14aとスロープ14bとを
    持ち上記反射鏡回転機構で回転駆動されるカム板14と
    で構成され、上記投影ユニット2と一体に移動する上記
    ピン18が上記溝14aを離れることで回転駆動力の伝
    達が切れた状態となり、回転駆動力の伝達が繋がる状態
    においては、上記ピン18が上記スロープ14b上を反
    射鏡回転軸16を軸として回転しながら移動して溝14
    aに係合することで上記角度規制板17を所定角度回転
    させ、上記反射鏡3の角度を上記反射鏡回転機構の位置
    状態に一致させることを特徴とする請求項1記載の画像
    記録装置。
JP2704891U 1991-03-29 1991-03-29 画像記録装置 Expired - Lifetime JPH0644210Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2704891U JPH0644210Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 画像記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2704891U JPH0644210Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 画像記録装置

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Publication Number Publication Date
JPH04116466U JPH04116466U (ja) 1992-10-19
JPH0644210Y2 true JPH0644210Y2 (ja) 1994-11-14

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ID=31911423

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JP2704891U Expired - Lifetime JPH0644210Y2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 画像記録装置

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JPH04116466U (ja) 1992-10-19

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