JPH0644135Y2 - 電子通信機器用筐体の外部ケーブル導入開口の構造 - Google Patents

電子通信機器用筐体の外部ケーブル導入開口の構造

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JPH0644135Y2
JPH0644135Y2 JP1689889U JP1689889U JPH0644135Y2 JP H0644135 Y2 JPH0644135 Y2 JP H0644135Y2 JP 1689889 U JP1689889 U JP 1689889U JP 1689889 U JP1689889 U JP 1689889U JP H0644135 Y2 JPH0644135 Y2 JP H0644135Y2
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JP
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opening
cable
electronic communication
cable introduction
housing
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JP1689889U
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俊生 福▲崎▼
潔 寺口
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 電子通信機器を収納した筐体に設けられた外部ケーブル
引き込みのための開口部の構造に関し、 導入されるケーブル量の変化に直ちに対応できる簡単な
ケーブル導入開口の構造を提供することを目的とし、 電子通信機器を収容する筐体の底板に、想定される最大
のケーブル導入量に見合った面積の方形状の開口を設
け、一方、組み合わせた場合に前記開口を遮蔽可能な寸
法を有する一対のL字型をした塞ぎ板を設け、前記開口
の周辺領域と前記塞ぎ板の裏面とに互いに対応する面フ
ァスナを貼り付けて、前記塞ぎ板を前記開口に対して任
意の位置に固定可能になし、以て両方の塞ぎ板の間に可
変のケーブル導入間隙を形成するように構成する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、電子通信機器を収納した筐体に設けられた外
部ケーブル導入のための開口部の構造に関する。
〔従来の技術〕
第6図に示すように、電子通信機器を収容する筐体1に
は、外部ケーブルを引き込むために、その底板2等に開
口3が設けられているのが普通である。導入されるケー
ブルの量の多少に応じて、必要な開口の面積は変化し、
又、ケーブルを引き込んだ後に余分の隙間は遮蔽するす
る必要があるので、従来の筐体においては、第6図に示
すように、予め余裕を以て開けておいた開口3を盲板4
で被覆しておき、筐体を現場に据え付けた後、導入され
るケーブル5の量に応じて盲板4に所要の面積の孔10の
現場加工によって設けたり、又は、第8図に示すよう
に、予め筐体に余裕を以て開けておいた開口3に、現場
でケーブルを導入した後、この引き込み量を想定して予
めスリット12を開けて準備しておいた塞ぎ板11を取付け
て余分の隙間を遮蔽したりしていた。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、このような現場で盲板に孔開けを行う前者の方
法は、工具,環境共このような作業には不充分な場合が
多く危険を伴ったり、孔開け後の仕上げが不充分となっ
てバリが出たり、防錆対策が不充分になったりする欠点
がある。又、塞ぎ板に予め孔を開けておく後者の方法
は、設計変更等で導入ケーブル量が変化した場合には、
対応できない欠点がある。
本考案はこのような従来技術の問題点を解決し、導入さ
れるケーブル量の変化に直ちに対応できる簡単なケーブ
ル導入開口の構造を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この目的は、電子通信機器を収容する筐体の底板に、想
定される最大のケーブル導入量に見合った面積の長方形
状の開口を設け、一方、組み合わせた場合に前記開口を
遮蔽可能な寸法を有する一対のL字型をした塞ぎ板を設
け、前記開口の周辺領域と前記塞ぎ板の裏面とに互いに
対応する面ファスナを貼り付けて、前記塞ぎ板を前記開
口に対して任意の位置に固定可能になし、以て両方の塞
ぎ板の間に可変のケーブル導入間隙を形成することを特
徴とする電子通信機器用筐体に外部ケーブル導入するた
めの開口の構造によって達成される。
以下、図面に示す好適実施例に基づいて、本考案を更に
詳細に説明する。
〔実施例〕
第1図に示すように、電子通信機器を収容する筐体の底
板2にはケーブル導入用開口3が設けられている。本発
明の場合、この開口3は長方形状をなしているとが必要
である。この開口3の周辺に沿って、底板2の表面に
は、第2図に示すような、一方の部材6の表面には多数
のループAを、他方の部材7の表面には多数のフックB
を具えた公知の面ファスナ(登録商標マジックファス
ナ)の一方の部材6が貼り付けられている。
一方、L字型の平面形状をなす一対の塞ぎ板8,8′が準
備され、その裏面には、前述の面ファスナの他方の部材
7が貼り付けられている。この一対の塞ぎ板8,8′は互
いに同じ形状であり、これを第3図に示すように、相手
方の長手方向の辺C,Dと、縦方向の辺E同士が互い接触
して互いに点対称の位置関係を占めるように組み合わせ
た場合、両者の対応する各辺の間に隙間が生ぜず、前記
開口3を完全に遮蔽できるような寸法に設定されてい
る。
次にこれの作用について説明する。先ず、ケーブル5が
開口3に引き込まれた後、このケーブル5を挟むように
両方の塞ぎ板8,8′が底板2上に配置される。そして塞
ぎ板8,8′をその長手方向の辺C,Dに沿ってずらし、ケー
ブル5が開口3の中央部に収束され、その周囲に間隙が
生じないように確実に位置決めする。次いで、面ファス
ナの部材6,7同士を互いに押し付けてその位置を固定す
る。導入されるケーブル5の量が多い場合(第4図参
照)にも、少ない場合(第5図参照)にも、同じように
対応できることが判るであろう。
なお、上の例ではケーブルを開口の中央部に収束させて
いるが、塞ぎ板の位置の調整によって開口内の任意の位
置に収束させることが可能なことは明らかである。
〔考案の効果〕
このように、本考案によれば、面ファスナによって開口
の周辺領域でその位置を任意に設定可能な一対のL字型
をした塞ぎ板を用いることにより、導入されるケーブル
の量が変化した場合にも、簡単且つ確実に開口内の任意
の位置にケーブルを収束し、残りの間隙を完全に遮蔽す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のケーブル導入開口の分解斜視図、 第2図は、面ファスナの原理的構成を示す断面図、 第3図は、本考案の開口部遮蔽状態を示す平面図、 第4図並びに第5図は、本考案の導入ケーブル対応の塞
ぎ板の平面図、 第6図は、筐体における一般的なケーブル導入開口の位
置を示す斜視図、 第7図並びに第8図は、従来のケーブル導入開口の構造
を示す斜視図である。 1……筐体、2……底板、 3……開口、5……ケーブル、 6……面ファスナの一方の部材、 7……面ファスナの他方の部材、 8,8′……塞ぎ板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子通信機器を収容する筐体(1)の底板
    (2)に、想定される最大のケーブル導入量に見合った
    面積の方形状の開口(3)を設け、一方、組み合わせた
    場合に前記開口(3)を遮蔽可能な寸法を有する一対の
    L字型をした塞ぎ板(8,8′)を設け、前記開口(3)
    の周辺領域と前記塞ぎ板(8,8′)の裏面とに互いに対
    応する面ファスナ(6,7)を貼り付けて、前記塞ぎ板
    (8,8′)を前記開口(3)に対して任意の位置に固定
    可能になし、以て両方の塞ぎ板(8,8′)の間に可変の
    ケーブル導入間隙を形成することを特徴とする電子通信
    機器用筐体に外部ケーブルを導入するための開口の構
    造。
JP1689889U 1989-02-17 1989-02-17 電子通信機器用筐体の外部ケーブル導入開口の構造 Expired - Lifetime JPH0644135Y2 (ja)

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JPH02108370U JPH02108370U (ja) 1990-08-29
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JP2016096282A (ja) * 2014-11-17 2016-05-26 日東工業株式会社 電気機器収納用箱

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JPH02108370U (ja) 1990-08-29

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