JP2573788B2 - フロアパネル開口部の塞ぎ板 - Google Patents

フロアパネル開口部の塞ぎ板

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JP2573788B2
JP2573788B2 JP5157046A JP15704693A JP2573788B2 JP 2573788 B2 JP2573788 B2 JP 2573788B2 JP 5157046 A JP5157046 A JP 5157046A JP 15704693 A JP15704693 A JP 15704693A JP 2573788 B2 JP2573788 B2 JP 2573788B2
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裕正 中
紀男 中村
武彦 奥島
隆夫 奥村
辰夫 庄司
哲生 飛川
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Naka Technical Laboratory Co Ltd
Naka Corp
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Naka Technical Laboratory Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロアパネル、とくに
表面板と裏面板とを一体化したフロアパネルに形成され
た開口部に着脱自在に係止される塞ぎ板に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】コンクリート床等の基準床面の上方に多
数のフロアパネルを敷設し、フロアパネルと基準床面と
の間にケーブル配線用の自由空間を確保した二重床構
造、すなわちフリーアクセスフロアが知られている。
【0003】上記フリーアクセスフロアでは、端末機
器、電話機等の各種電子機器の電源ケーブルや信号ケー
ブル等の床下の自由空間からフロアパネル表面に引き出
したり、あるいはフロアパネル上から床下の自由空間に
引き込んだりするため、フロアパネルに開口部が設けら
れ、塞ぎ板が載置されている(実開昭62−16533
1参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電源ケ
ーブルや信号ケーブル等を挿通する必要がない箇所の開
口部には塞ぎ板を載置し、一方、電源ケーブルや信号ケ
ーブル等を挿通する箇所の開口部には、通線口が設けら
れた塞ぎ板を載置する必要があった。このため、機器の
増設やレイアウトの変更に際しては、用途に合わせて異
なった種類の塞ぎ板に取り変えたり、塞ぎ板にドリル等
で穴を開けて通線口を形成する必要があり、作業が煩雑
になる問題があった。
【0005】そこで、本発明は、機器の増設やレイアウ
トの変更に容易に対処できる表面板と裏面板とから製せ
られるフロアパネル開口部の塞ぎ板を提供することを目
的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明にあっては、表面板と裏面板とを一体化して方形
状に形成されるフロアパネルの少なくとも一辺部に形成
される開口部に着脱自在に係止される塞ぎ板において、
前記フロアパネルの開口部に前記表面板と裏面板の端縁
に突出されるフランジと該フランジのいずれか一方を折
り曲げて形成される載置面に通線口形成部を有する塞ぎ
板を係止してなることを、構成上の特徴としている。
【0007】
【作用】斯かる構成を有する本発明のフロアパネル開口
部の塞ぎ板によれば、前記フロアパネルを形成する表面
板と裏面板のフランジによって載置面を有して塞ぎ板を
容易に係止し、かつ塞ぎ板の通線口形成部を用いて容易
に通線口を形成することができる。ケーブル等を挿通す
る場合には、通線口が形成された塞ぎ板をフロアパネル
の辺縁部に形成される開口部に係止し、一方、ケーブル
等を挿通しない場合には、通線口形成部を有する状態の
塞ぎ板をフロアパネルの開口部に係止して開口部を閉じ
ておく。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しつつ
説明する。
【0009】図1は、本発明のフロアパネル開口部の塞
ぎ板1の一実施例を示すもので、前記塞ぎ板1を裏面側
から見た斜視図であり、図2は、前記塞ぎ板1のフロア
パネル20に形成された開口部23への着脱状態を示す
斜視図である。同図に示すように、塞ぎ板1にはU字状
の通線口8(図3参照)を形成するため、上面及び下面
にそれぞれ案内部2,3が設けられていて、上面の案内
部2は下面の案内部3の外周に位置するよう形成されて
いる。この案内部で囲まれた通線口形成部7をペンチ等
の工具で挟んで上方へ打ち抜いて開口することによっ
て、U字状の通線口8が形成される。この時、取り外し
た通線口形成部7と通線口8にはそれぞれ段部が形成さ
れているので、取り外した通線口形成部7を通線口8に
再度取り付けることが可能である。また、通線口8を形
成しない通線口形成部7が取り付けられた状態の塞ぎ板
1を開口部23に係止した時、歩行や機器の設置等によ
って上方から荷重がかかった場合でも、通線口形成部7
は、上面の案内部2が下面の案内部3の外周に位置する
ように形成されているため、抜け落ちることがない。
【0010】塞ぎ板1の着脱可能に係止する開口部23
を有するフロアパネル20は、図3および図4に示され
るように表面板20aと裏面板20bとを一体化して平
面視方形状に形成される。フロアパネル20の開口部2
3は表面板20aおよび裏面板20bの端縁から突出さ
れるフランジ21と表面板20aのフランジ21の端部
を下方に折り曲げて形成される曲線部21aとを有する
載置面24が形成され、塞ぎ板1の下面周縁を載置係止
している。また載置面24には係合孔22を設けて、塞
ぎ板1を載置する際塞ぎ板1の対応する下面に形成され
る突起6と係合している。
【0011】塞ぎ板1の長さ方向両端位置には、フロア
パネル20の載置面24を形成するフランジ21と係脱
可能に係止する山形部分を有する係止爪4と、ドライバ
ー等の工具が差し込まれる操作用スリット5とがそれぞ
れ形成されている。
【0012】図3は、通線口形成部7を打ち抜いて開口
することによって通線口8を形成した塞ぎ板1を開口部
23の載置面24に係止し、通線口形成部7を除いて形
成された通線口8にケーブル10を挿通した状態を示す
斜視図である。また、図4は、図3のA−A矢視断面図
である。通線口8は、塞ぎ板1の通線口形成部7をペン
チ等の工具で挟み、次いで上方に打ち抜いて開口するこ
とによって容易に形成することができる。この通線口8
はU字状に形成され辺部に開口された形状であり、かつ
フロアパネル20との対面側に形成されているので、予
めケーブル10を開口部23に挿通し、次いでケーブル
10と通線口8を合わせて塞ぎ板1を係止すればよく、
ケーブル10の挿入を容易にして作業性を向上させるこ
とができる。
【0013】ここで塞ぎ板1は、突起6がフロアパネル
20の係合孔22に係合し、係止爪4の山形部分4aが
フランジ21と係止するように、上方から圧入すること
によって、開口部23に容易かつ確実に取り付けられ
る。従って、塞ぎ板1は、がたついたり、ケーブル10
の移動によって持ち上がって外れたりすることがない。
そして、操作用スリット5からドライバー等の工具を差
し込んで、係止爪4の山形部分4aをフランジ21から
外せば、塞ぎ板1を開口部23から簡単に取り出すこと
ができる。
【0014】図5に示すように、フロアパネル20の開
口部23が形成されていない側の辺に、他のフロアパネ
ル20の開口部23が形成された側の辺が隣合うように
してフロアパネル20を敷設すると、フロアパネル20
の四辺全部に開口部23が配置され、適宜位置からケー
ブル10を引き出すことが可能である。すなわち、ケー
ブル等の挿通する必要のないフロアパネル20の開口部
23に、通線口を形成しない通線口形成部7を有した状
態の塞ぎ板1を係止することによって、開口部23が閉
じられ、機器の設置や歩行等に支障をきたさない通常の
フロアパネルとして使用することができる。一方、通線
口形成部7を取り外して通線口8を形成した塞ぎ板1を
開口部23に通線口8の開口部分がフロアパネル20と
対面するように係止すると設備用のフロアパネルに変わ
る。この時、ケーブルの数に応じて必要な数の通線口8
を形成すればよい。さらに、塞ぎ板1を取り外せば、大
きなハーネスや平型ケーブル等を挿通することができる
設備用のフロアパネルとして使用できる。従って、機器
の増設やレイアウトの変更等に容易に対処することがで
きる。
【0015】コンセント等の配線機器12を取り付ける
場合には、図6に示すように、塞ぎ板1の代わりに取付
板11をネジ13でフランジ21に固定し、この後取付
板11の取付孔内に配線機器12を嵌合して固定すれば
よい。この時、係合孔22をネジ孔として利用でき、フ
ロアパネル20に特別な加工を施すようなことをしなく
てもよい。また、図7では、フロアパネル20の開口部
23同士が一致するように敷設し、その開口部に大型の
取付板14を固定し、この後取付板14の取付孔内に大
型の配線機器15を嵌合して固定している。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明のフロアパネ
ル開口部の塞ぎ板によれば、表面板と裏面板とより一体
化されるフロアパネルの開口部には、表面板と裏面板の
端縁からそれぞれ突出されるフランジと、いずれか一方
のフランジ端部を折り曲げて形成される曲線部とを有す
る載置面を形成して塞ぎ板が載置され、塞ぎ板が容易に
かつ強固に装着され、また、塞ぎ板の通線口形成部によ
り形成される通線口を挿通するケーブルの損傷が防止さ
れ円滑にケーブル移動操作を行うことができる。さら
に、塞ぎ板はフロアパネルの開口部に係合孔と突起との
係合を介して着脱自在かつ確実に取り付けられる。従っ
て、機器の増設やレイアウトの変更等に容易に対処する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の塞ぎ板を裏面側から見た斜視
【図2】図2は塞ぎ板のフロアパネルへの着脱状態を示
す斜視図
【図3】図3は、通線口を形成した塞ぎ板を開口部に係
止してケーブルを挿通した状態を示す斜視図
【図4】図4は、図3のA−A矢視断面図
【図5】図5は、フリーアクセスフロアの施工状態を示
す斜視図
【図6】図6は、塞ぎ板の代わりに取付板を固定して配
線機器を取り付けた状態を示す上面図
【図7】図7は、2つの開口部を合わせて大型の取付板
を固定して大型の配線機器を取り付けた状態を示す上面
【符号の説明】
1…塞ぎ板、 6…突起、7…通線口形成
部、 8…通線口、20…フロアパネル、 21
…フランジ、21a…曲線部、 22…係止孔、
23…開口部、 24…載置面。
フロントページの続き (72)発明者 中村 紀男 東京都千代田区内幸町一丁目1番1号 ナカ工業株式会社内 (72)発明者 奥島 武彦 埼玉県八潮市新町39番地 株式会社ナカ 技術研究所 東京研究所内 (72)発明者 奥村 隆夫 埼玉県八潮市新町39番地 株式会社ナカ 技術研究所 東京研究所内 (72)発明者 庄司 辰夫 埼玉県八潮市新町39番地 株式会社ナカ 技術研究所 東京研究所内 (72)発明者 飛川 哲生 埼玉県八潮市新町39番地 株式会社ナカ 技術研究所 東京研究所内

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面板と裏面板とを一体化して方形状に
    形成されるフロアパネルの少なくとも一辺部に形成され
    る開口部に着脱自在に係止される塞ぎ板において、前記
    フロアパネルの開口部に前記表面板と裏面板の端縁に突
    出されるフランジと該フランジのいずれか一方を折り曲
    げて形成される載置面に通線口形成部を有する塞ぎ板を
    係止してなるフロアパネルの塞ぎ板。
  2. 【請求項2】 前記塞ぎ板は、下面に有する突起を前記
    フロアパネルの載置面に形成される係止孔に挿し込んで
    係止する請求項1記載のフロアパネルの塞ぎ板。
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