JPH0644066B2 - 制御棒取扱装置 - Google Patents

制御棒取扱装置

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JPH0644066B2
JPH0644066B2 JP60137330A JP13733085A JPH0644066B2 JP H0644066 B2 JPH0644066 B2 JP H0644066B2 JP 60137330 A JP60137330 A JP 60137330A JP 13733085 A JP13733085 A JP 13733085A JP H0644066 B2 JPH0644066 B2 JP H0644066B2
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JP
Japan
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control rod
traveling
shield
handling device
hoist
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JP60137330A
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English (en)
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JPS61294396A (ja
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裕明 加藤
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Toshiba Corp
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Nippon Atomic Industry Group Co Ltd
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E30/00Energy generation of nuclear origin
    • Y02E30/30Nuclear fission reactors

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  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)
  • Load-Engaging Elements For Cranes (AREA)
  • Attitude Control For Articles On Conveyors (AREA)
  • Carriers, Traveling Bodies, And Overhead Traveling Cranes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は例えば制御棒を原子炉内から固体廃棄物移送容
器(以下キャスクという)内に搬送する制御棒取扱装置
に関する。
[発明の技術的背景] 一般に沸騰水型原子炉(以下BWRという)では原子炉
圧力容器内に冷却材および炉心が収容されている。上記
炉心は複数の燃料集合体および制御棒等から構成されて
いる。すなわち4体の燃料集合体に1体の割合で制御棒
が設置され、例えば1100MW級の原子力プラントで
185体の制御棒が設置されている。この制御棒を炉心
内に挿入・引抜することにより炉心の出力制御をなす。
上記制御棒は以下のような構成となっている。断面十字
型をなすブレード内には複数のポイズンチューブが収容
されている。このポイズンチューブ内には、中性子吸収
材としてのボロンカーバイトが充填されている。又上記
ブレードの上端には吊上げハンドルが固着されており、
下端にはスピードリミッタが取着されている。
上記構成をなす制御棒の寿命は一般に4年であり、よっ
て毎年何本かの制御棒は寿命を迎え、使用済となる。こ
のように寿命を迎え使用済となった制御棒は、原子炉圧
力容器内から燃料プール内の専用貯蔵ラック内に移送さ
れる。ここで所定の冷却期間をおかれる。そしてキャス
ク内に移送されて、廃棄物貯蔵施設に搬送される。上記
キャスクに制御棒を移送する場合には、専用の制御棒取
扱装置を使用して行なう。
そこで第5図および第6図を参照して従来の制御棒取扱
装置および該取扱装置を使用しての制御棒の搬送につい
て説明する。第5図中符号101は制御棒掴み具であ
り、この制御棒掴み具101は走行式補助ホイスト10
2により垂下されている。図中符号103はワイヤーロ
ープである。上記走行式補助ホイスト102は、ホイス
ト走行部104を介してホイストレート105に沿って
走行する。また上記制御棒掴み具101は制御棒106
を把持している。上記制御棒掴み具101は第6図に示
すような構成となっている。制御棒掴み具101にはフ
ック111が設置されており、このフック111はエア
ーシリンダ112に連結されている。そしてこのエアー
シリンダ112にはエアーホース113が接続されてお
り、このエアーホース113を介してエアーシリンダ1
12にエアーが供給され、エアーシリンダ112が駆動
する。それによって上記フック111が作動する。
上記構成によると、まず走行式補助ホイスト102を操
作して、制御棒掴み具101を所望の制御棒106の上
方に位置させるとともに、所定の位置まで降下させる。
そしてフック111をエアーにより駆動して、制御棒1
06のハンドル106Aを把持する。次に上記走行式補
助ホイスト102により制御棒106を上昇させる。そ
してレール105に沿って走行して、炉内あるいは燃料
プール内の所望の位置まで移送する。
[背景技術の問題点] 通常燃料プール内で制御棒106を取扱う際には全て水
中で行なわれ、かつ充分な水深が確保された状態で行な
われるので、特に遮蔽体を設置することなく放射線の遮
蔽をなすことができるが、万一水深が足りず充分な遮蔽
がなされない状態にあった場合には、作業員の被曝が懸
念される。これは水深が充分である場合であっても、作
業が長期化したような場合にも同様である。従来このよ
うな場合には、作業員を移送場所周辺から遠ざける、あ
るいは作業員交換のローテーションを早める等の方法が
とられていが、作業が煩雑となり、その改善が要求され
ていた。
[発明の目的] 本発明は以上の点に基づいてなされたものでその目的と
するところは、万一水深が足りないような場合であって
も、又作業が長期化したような場合であっても、作業員
の被曝低減を図ることができ、安全性を大幅に向上させ
ることが可能な制御棒取扱装置を提供することにある。
[発明の概要] すなわち本発明による制御棒取扱装置は、原子炉建屋の
オペレーションフロア上に配置された燃料交換機に取付
けられ走行用レールに沿って走行部を介して走行するホ
イスト機構と、このホイスト機構に吊下げられ上下動す
る制御棒掴み具と、上記走行用レール上に位置するホイ
スト機構の走行部より垂下され上記制御棒掴み具を上方
から包囲するように配置させた遮蔽体と、上記走行部と
遮蔽体との間に介在せられた巻上げ機構とを具備したこ
とを特徴とするものである。
つまり制御棒掴み具を上方から包囲するように遮蔽体を
配置させ、万一プール水の水深が充分でなかったり、あ
るいは作業が長期化するような場合にも確実に遮蔽機能
をなし得るようにしたものであり、その際巻上げ機構を
介在させて、遮蔽体の位置を適宜調節可能としたもので
ある。
[発明の実施例] 以下第1図乃至第4図を参照して本発明の一実施例を説
明する。第1図中符号1は燃料交換機を示し、この燃料
交換機1には走行式補助ホイスト2が設置されている。
この走行式補助ホイスト2は走行式補助ホイストレール
3に沿って走行する。尚上記燃料交換機1は燃料プール
4の上端縁のフロア5に設置されている。上記走行式補
助ホイスト2は制御棒掴み具6を吊下げており、この制
御棒掴み具6により制御棒7を掴む。一方上記走行用補
助ホイストレール3上に位置するホイスト2の走行部2
Aからは、遮蔽体8が垂下されている。この遮蔽体8は
第2図にも示すように上記制御棒掴み具6を上方から包
囲するように設置されている。上記遮蔽体8の中央には
貫通孔8Aが形成され、この貫通孔8Aにはスタッド9
が配置されている。前記制御棒掴み具6はこのスタッド
9を介してワイヤーロープ10に連結され、さらにこの
ワイヤーロープ10を介して前記走行用補助ホイスト2
に垂下されている。
次に前記遮蔽体8の取付状態について説明する。走行式
補助ホイスト2の走行部2Aには連結棒11を介して台
車12が取着されている。この台車12の下部には吊耳
13が取付けられ、この吊り耳13には巻上げ機構14
が取付けられている。一方前記遮蔽体8の上端の両側に
は一対の吊耳15が夫々取付けられ、これら各吊耳15
には、ターンバックル17を有するワイヤーロープ16
が連結されている。このワイヤーロープ16の先端には
リング18が固着されている。又前記巻上げ機構14側
からもワイヤーロープ19が延長され、その先端にはフ
ック20が取付けられている。そして上記リング18を
このフック20に掛ることにより巻上げ機構14側と遮
蔽体8側とが連結される。
次に上記制御棒掴み具6の構成について説明する。すな
わち第3図に示すように制御棒掴み具6にはフック21
が取付けられており、このフック21にはエアーシリン
ダ22が連結されている。このエアーシリンダ22には
エアーホース23が連結されている。エアーホース23
を介して供給されるエアーによりエアーシリンダ22が
駆動し、それによってフック21が動作して、制御棒7
のハンドル7Aを掴んだり、あるいは離したりする。な
お上記エアーホース23は遮蔽体8に固着されたガイド
ローラ31によりガイドされ、遮蔽体8に接触すること
のないような構成となっている。
次に前記遮蔽体8の寸法について説明する。寸法は第4
図に示す使用済制御棒のガンマ線分布によって決定され
る。第4図は横軸にガンマ線量をとり、縦軸に制御棒の
軸方向位置をとり、制御棒軸方向のガンマ線分布を示し
た図である。そして遮蔽体8の上部の板厚は制御棒の上
面からのガンマ線量から決定される。具体的には移動時
の水深を考慮して約150mm程度の値となる。次に遮蔽
体8の側面の長さについては、制御棒の側面から屈折し
てプール水面に到達するガンマ線量よって決定され、例
えば上記第4図に示す場合には、制御棒の上部がガンマ
線量か多いので、上端から750〜1000mm程度の位
置まで遮蔽体8が必要となる。但しその際厚みを50mm
とし、また鉛板を使用する。又側面の長さを決定する場
合には、ガンマ線の量以外にも、制御棒の取扱および走
行式補助ホイスト2の動作等も考慮される。尚第3図に
遮蔽体8の各部の寸法を示す。またこの寸法はあくまで
一例であることは勿論である。
以上の構成を基にその作用を説明する。まず燃料交換機
1自体の走行および走行式補助ホイスト2の走行により
制御棒掴み具6および遮蔽体8を所望の制御棒7の上方
に位置させる。なお走行式補助ホイスト2が走行する場
合には、台車12も一体に移動するので、遮蔽体8と制
御棒掴み具6は常に一体に移動する。そして所定の位置
まで移動したら、上記走行式補助ホイスイト2を操作し
て制御棒掴み具6を降下させる。その際エアーホース2
3も同時に降下する。この降下動作は上記制御棒掴み具
6の下端部が制御棒7に当接するまで継続される。次に
エアーホース23を介してエアーシリンダ22にエアー
を供給し、これを駆動する。これによってフック21が
制御棒7のハンドル7Aを把持する。制御棒7を把持し
た後は前記走行式補助ホイスト2を操作して制御棒掴み
具6を上昇させるとともに移動して、第1図に示すキャ
スク41内に収容する。尚このキャスク41はショック
ダンパー42上に載置されている。
以上本実施例によると以下のような効果を奏することが
できる。
(1)すなわち制御棒掴み具6を上方から包囲するよう
に遮蔽体8が設置されているので、放射線遮蔽機能が大
幅に向上し、万一燃料プール4のプール水の水深が充分
でないような場合であっても、充分に遮蔽機能を発揮す
ることができ、作業員の被曝低減を効果的に図ることが
できる。これは又作業が長期化するような場合にも同様
のことがいえ、従来のように作業員の交換のローテーテ
ョンを早めたり、あるいは作業員を遠ざけるといった煩
雑なことは不要とある。
(2)次に上記遮蔽体8は巻上げ機構14により垂下さ
れているので、この巻上げ機構14を適宜操作すること
により遮蔽体8を所望の場所に設置することができ、取
扱が容易である。
(3)又上記遮蔽体8は制御棒のガンマ線分布を基にそ
の寸法が決定されているので、その遮蔽効果は確実であ
る。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明によると制御棒取扱装置によ
ると、使用済の制御棒を燃料プール内にて取扱う際、燃
料プール中のプール水の水深が充分でなかったり、ある
いは作業が長期化するような場合であっても、確実に放
射線遮蔽をなすことができ、安全性を大幅に向上させる
ことができる。又巻上げ機構を設けているので、遮蔽体
の取扱も容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図は本発明の一実施例を示す図で、第1
図は燃料および制御棒取扱装置全体を示す図、第2図は
遮蔽体および制御棒掴み具の取付状態を示す図、第3図
は制御棒掴み具および遮蔽体の構成を示す図、第4図は
使用済制御棒の軸方向のガンマ線量分布を示す図、第5
図および第6図は従来例を示す図で、第5図は制御棒掴
み具の取付状態を示す図、第6図は制御棒掴み具の構成
を示す図である。 1…燃料交換機、2…走行式補助ホイスイト、3…走行
式補助ホイストレール、4…燃料プール、6…制御棒掴
み具、7…制御棒、8…遮蔽体、14…巻上げ機構。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】原子炉建屋のオペレーションフロア上に配
    置された燃料交換機に取付けられ走行用レールに沿って
    走行部を介して走行するホイスト機構と、このホイスト
    機構に吊下げられ上下動する制御棒掴み具と、上記走行
    用レール上に位置するホイスト機構の走行部より垂下さ
    れ上記制御棒掴み具を上方から包囲するように配置され
    た遮蔽体と、上記走行部と遮蔽体との間に介在せられた
    巻上げ機構とを具備したことを特徴とする制御棒取扱装
    置。
JP60137330A 1985-06-24 1985-06-24 制御棒取扱装置 Expired - Lifetime JPH0644066B2 (ja)

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JP60137330A JPH0644066B2 (ja) 1985-06-24 1985-06-24 制御棒取扱装置

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JPS61294396A JPS61294396A (ja) 1986-12-25
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US5019325A (en) * 1988-10-26 1991-05-28 Westinghouse Electric Corp. Method for removing and installing a control rod drive
US4973443A (en) * 1988-10-26 1990-11-27 Westinghouse Electric Corp. System for removing and installing a control rod drive
FR2896614B1 (fr) 2006-01-25 2010-10-15 Commissariat Energie Atomique Procede et dispositif de fermeture en piscine d'un etui charge avec du combustible nucleaire irradie

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