JP2544038B2 - 十字形ブレ―ド制御棒の上端部を位置決めするセンタリング装置 - Google Patents
十字形ブレ―ド制御棒の上端部を位置決めするセンタリング装置Info
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- JP2544038B2 JP2544038B2 JP3225344A JP22534491A JP2544038B2 JP 2544038 B2 JP2544038 B2 JP 2544038B2 JP 3225344 A JP3225344 A JP 3225344A JP 22534491 A JP22534491 A JP 22534491A JP 2544038 B2 JP2544038 B2 JP 2544038B2
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- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21C—NUCLEAR REACTORS
- G21C19/00—Arrangements for treating, for handling, or for facilitating the handling of, fuel or other materials which are used within the reactor, e.g. within its pressure vessel
- G21C19/20—Arrangements for introducing objects into the pressure vessel; Arrangements for handling objects within the pressure vessel; Arrangements for removing objects from the pressure vessel
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Monitoring And Testing Of Nuclear Reactors (AREA)
- Solid Fuels And Fuel-Associated Substances (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水で減速および冷却
する型式の核分裂炉における燃料交換過程を容易にする
装置に関する。この発明は、核燃料系に関する米国特許
第4,285,769号(1981年8月25日発行)
に示された形式の原子炉炉心の管理に関する。
する型式の核分裂炉における燃料交換過程を容易にする
装置に関する。この発明は、核燃料系に関する米国特許
第4,285,769号(1981年8月25日発行)
に示された形式の原子炉炉心の管理に関する。
【0002】
【従来の技術】水減速兼冷却式核分裂炉、特にいわゆる
沸騰水型原子炉は、上記米国特許第4,285,769
号に記載されたような炉心系を有する。具体的には、核
分裂性燃料、代表的には小さな円筒形ペレットの形態の
ウラン、プルトニウムおよび/またはトリウム酸化物か
らなる燃料が長い管状の容器内に密封される。これらの
燃料封入管状容器は多数、たとえば水通過用の開放端の
空の管を数本含む8×8配列の64本の束にまとめら
れ、該容器は互いに間隔をあけて配置される。長さに沿
って一緒に固定した上記燃料封入管状容器は、正方形断
面の開放端チャンネルで包囲する。このように適当な数
の長い燃料封入管状容器を包囲チャンネル内に収めて構
成した燃料集合体は、原子炉圧力容器内に収容した炉心
内に特定のパターンにて組み立てられる。各燃料集合体
は下端に支持用ノーズピースが設けられ、炉心支持板構
造に下端ノーズピースを装着することにより燃料炉心内
に固定される。燃料集合体の上端は上側炉心支持格子板
に挿通することにより位置決めされる。
沸騰水型原子炉は、上記米国特許第4,285,769
号に記載されたような炉心系を有する。具体的には、核
分裂性燃料、代表的には小さな円筒形ペレットの形態の
ウラン、プルトニウムおよび/またはトリウム酸化物か
らなる燃料が長い管状の容器内に密封される。これらの
燃料封入管状容器は多数、たとえば水通過用の開放端の
空の管を数本含む8×8配列の64本の束にまとめら
れ、該容器は互いに間隔をあけて配置される。長さに沿
って一緒に固定した上記燃料封入管状容器は、正方形断
面の開放端チャンネルで包囲する。このように適当な数
の長い燃料封入管状容器を包囲チャンネル内に収めて構
成した燃料集合体は、原子炉圧力容器内に収容した炉心
内に特定のパターンにて組み立てられる。各燃料集合体
は下端に支持用ノーズピースが設けられ、炉心支持板構
造に下端ノーズピースを装着することにより燃料炉心内
に固定される。燃料集合体の上端は上側炉心支持格子板
に挿通することにより位置決めされる。
【0003】一般に、上述した燃料集合体は沸騰水型原
子炉の炉心内に、4つ対称に配列して正方形の形をなす
パターンに組み立てられる。各セルを構成する4つの垂
直な燃料集合体は相互に十分に離して、それらの間をそ
の長さに沿って、十字形のブレードを有する制御棒が燃
料炉心の下側から上方へ移動できるようにする。すなわ
ち、十字形ブレードの中心または交差部が、セルの4つ
の燃料集合体の4つの隣り合うかどの間の空間を長さに
沿って通り、十字形ブレードを構成する4枚の突出翼の
それぞれが、各セルを構成する4つの対称配置された正
方形燃料集合体のうちの2つの隣り合う側面間の空間内
を通る。このように、各セルは互いに離間して、対称配
置した4つの燃料集合体に中心制御棒を設けたもので構
成され、これらの要素の配列と形状により燃料炉心の実
体をなす。相互間に十字形制御棒を入れるための空間を
有する4つの燃料集合体よりなるセルは、上側炉心支持
格子板の単一の矩形開口に挿通することにより、上端が
所定の位置に保持される。このタイプの制御棒は、たと
えば、米国特許第3,397,759号(1968年8
月20日発行)に開示されている。
子炉の炉心内に、4つ対称に配列して正方形の形をなす
パターンに組み立てられる。各セルを構成する4つの垂
直な燃料集合体は相互に十分に離して、それらの間をそ
の長さに沿って、十字形のブレードを有する制御棒が燃
料炉心の下側から上方へ移動できるようにする。すなわ
ち、十字形ブレードの中心または交差部が、セルの4つ
の燃料集合体の4つの隣り合うかどの間の空間を長さに
沿って通り、十字形ブレードを構成する4枚の突出翼の
それぞれが、各セルを構成する4つの対称配置された正
方形燃料集合体のうちの2つの隣り合う側面間の空間内
を通る。このように、各セルは互いに離間して、対称配
置した4つの燃料集合体に中心制御棒を設けたもので構
成され、これらの要素の配列と形状により燃料炉心の実
体をなす。相互間に十字形制御棒を入れるための空間を
有する4つの燃料集合体よりなるセルは、上側炉心支持
格子板の単一の矩形開口に挿通することにより、上端が
所定の位置に保持される。このタイプの制御棒は、たと
えば、米国特許第3,397,759号(1968年8
月20日発行)に開示されている。
【0004】慣行によれば、燃料集合体を交換すること
による炉心の燃料交換は、正確な予め決められた順序と
方式で行われ、通常、セルの4つの燃料集合体すべてを
取り外し、そして4つの新しいまたは異なる燃料集合体
を挿入する。さらに、燃料交換操作では炉心を囲む圧力
容器を開く必要があるので、当然のこととして、中性子
吸収制御棒のすべてまたはほぼすべてを炉心内に上向き
に通して、多数のセルの燃料集合体間の空間に挿入する
ことにより、炉の中性子誘導核分裂反応を停止する。
による炉心の燃料交換は、正確な予め決められた順序と
方式で行われ、通常、セルの4つの燃料集合体すべてを
取り外し、そして4つの新しいまたは異なる燃料集合体
を挿入する。さらに、燃料交換操作では炉心を囲む圧力
容器を開く必要があるので、当然のこととして、中性子
吸収制御棒のすべてまたはほぼすべてを炉心内に上向き
に通して、多数のセルの燃料集合体間の空間に挿入する
ことにより、炉の中性子誘導核分裂反応を停止する。
【0005】しかし、その後で交換のために炉心から外
へ持ち上げることにより燃料集合体を取り外したとき、
燃料集合体間の空間に延在する制御棒がその設計通りの
垂直位置からずれたり傾斜したりする傾向がある。それ
は、これらの制御棒がその基部でしか支持されず、燃料
棒の上方部分は隣接する燃料集合体の存在によってのみ
案内され、規制されるからである。したがって、セルの
4つの燃料集合体を取り外したとき、そのセルの制御棒
は、それに隣接する燃料集合体の存在による支持または
規制がないので、適切な整列状態からはずれるのが普通
である。燃料交換の際に通常起こるこの制御棒のミスア
ライメント(ずれ)は、燃料集合体を交換する上での大
きな障害となる。なぜなら、燃料集合体を、遠隔操作手
段で炉心から上方にかなりの距離の所まで水で満たされ
た容器を通して下方へ所定位置まで下げなければならな
いからである。
へ持ち上げることにより燃料集合体を取り外したとき、
燃料集合体間の空間に延在する制御棒がその設計通りの
垂直位置からずれたり傾斜したりする傾向がある。それ
は、これらの制御棒がその基部でしか支持されず、燃料
棒の上方部分は隣接する燃料集合体の存在によってのみ
案内され、規制されるからである。したがって、セルの
4つの燃料集合体を取り外したとき、そのセルの制御棒
は、それに隣接する燃料集合体の存在による支持または
規制がないので、適切な整列状態からはずれるのが普通
である。燃料交換の際に通常起こるこの制御棒のミスア
ライメント(ずれ)は、燃料集合体を交換する上での大
きな障害となる。なぜなら、燃料集合体を、遠隔操作手
段で炉心から上方にかなりの距離の所まで水で満たされ
た容器を通して下方へ所定位置まで下げなければならな
いからである。
【0006】4燃料集合体のセルの設計で構成された炉
心の燃料交換を行う際、4つの燃料集合体を取り外して
交換するには、最初に炉心から対角線方向に向い合う2
本の燃料集合体を持ち上げ、次に対角線方向に向い合う
の残りの2本の燃料集合体を持ち上げる。次いで4つの
交換用の燃料集合体を同じ順序で導入する。すなわち、
まず対角線方向に向い合う2つの燃料集合体を炉心に挿
入し、ついで対角線方向に向い合う残りの2つの燃料集
合体を炉心に挿入する。
心の燃料交換を行う際、4つの燃料集合体を取り外して
交換するには、最初に炉心から対角線方向に向い合う2
本の燃料集合体を持ち上げ、次に対角線方向に向い合う
の残りの2本の燃料集合体を持ち上げる。次いで4つの
交換用の燃料集合体を同じ順序で導入する。すなわち、
まず対角線方向に向い合う2つの燃料集合体を炉心に挿
入し、ついで対角線方向に向い合う残りの2つの燃料集
合体を炉心に挿入する。
【0007】この燃料交換問題については、種々の解決
策が提案されたり、試みられているが、うまく行くかど
うかには疑問がある。たとえば、全長チャンネルの形態
の疑似燃料集合体が使用されているが、しかし、定期的
な燃料交換の度に炉心の燃料の全量の4分の1を入れ替
えるのが代表的であるので、このようなチャンネルの必
要数は極めて多く、過剰な経費を要し、チャンネルが受
けた放射線のために重大な貯蔵の問題を伴う。他の種々
の手段も同様に、難点があったり、受け入れがたい経費
がかかったりする。
策が提案されたり、試みられているが、うまく行くかど
うかには疑問がある。たとえば、全長チャンネルの形態
の疑似燃料集合体が使用されているが、しかし、定期的
な燃料交換の度に炉心の燃料の全量の4分の1を入れ替
えるのが代表的であるので、このようなチャンネルの必
要数は極めて多く、過剰な経費を要し、チャンネルが受
けた放射線のために重大な貯蔵の問題を伴う。他の種々
の手段も同様に、難点があったり、受け入れがたい経費
がかかったりする。
【0008】前掲の米国特許第3,397,759号
(1968年8月20日発行)および第4,285,7
69号(1981年8月25日発行)の開示内容を、こ
の発明の先行技術として挙げておく。
(1968年8月20日発行)および第4,285,7
69号(1981年8月25日発行)の開示内容を、こ
の発明の先行技術として挙げておく。
【0009】
【発明の概要】この発明は、水減速兼冷却式核分裂炉の
炉心の燃料集合体の交換を容易にする独特な装置を提供
する。この発明の装置は、炉心の4燃料集合体のセルの
燃料交換のために燃料集合体を交換する時に、十字形制
御棒の上方部分を適正に位置決めするのに用いるセンタ
リング(centering )装置である。
炉心の燃料集合体の交換を容易にする独特な装置を提供
する。この発明の装置は、炉心の4燃料集合体のセルの
燃料交換のために燃料集合体を交換する時に、十字形制
御棒の上方部分を適正に位置決めするのに用いるセンタ
リング(centering )装置である。
【0010】
【発明の目的】この発明の主要な目的は、燃料集合体を
使用する核分裂炉の燃料交換のための手段を提供するこ
とにある。
使用する核分裂炉の燃料交換のための手段を提供するこ
とにある。
【0011】この発明の別の目的は、核分裂炉に燃料を
再装荷する際に使用するセンタリング装置を提供するこ
とにある。
再装荷する際に使用するセンタリング装置を提供するこ
とにある。
【0012】この発明の他の目的は、核分裂炉において
燃料集合体を交換するときに、制御棒を位置決めするた
めの有効な経済的な手段を提供することにある。
燃料集合体を交換するときに、制御棒を位置決めするた
めの有効な経済的な手段を提供することにある。
【0013】この発明のさらに他の目的は、炉心に燃料
集合体を使用する核分裂炉用の燃料交換過程を容易にす
るセンタリング装置を提供することにある。
集合体を使用する核分裂炉用の燃料交換過程を容易にす
るセンタリング装置を提供することにある。
【0014】この発明のさらに他の目的は、核分裂炉の
4燃料集合体よりなるセルの燃料集合体を交換するとき
における十字形制御棒のセンタリング装置を提供するこ
とにある。
4燃料集合体よりなるセルの燃料集合体を交換するとき
における十字形制御棒のセンタリング装置を提供するこ
とにある。
【0015】
【具体的な構成】図1は、4つの燃料バンドルと1つの
十字形制御棒からなる炉心のセルの断面図を示す。図1
に示す沸騰水型核分裂炉炉心の代表的なセルは、4つの
燃料集合体10,10' ,10'',10''' を備え、各
燃料集合体は開放端を持つ長方形または正方形チャンネ
ル14で包囲された多数の燃料封入管状容器12と開放
端を持つ水管とを含む。燃料集合体は長方形または正方
形パターンに対称に配列され、互いに離間して相互間に
適当な空間を画定し、核分裂反応の速度を制御しまた反
応を停止させるための十字形制御棒18の4枚のブレー
ド16を挿入できるようになっている。セルを構成する
燃料集合体は、その上端付近を上側炉心支持格子板20
の適当な開口に挿通することにより、所定の位置に保持
されている。
十字形制御棒からなる炉心のセルの断面図を示す。図1
に示す沸騰水型核分裂炉炉心の代表的なセルは、4つの
燃料集合体10,10' ,10'',10''' を備え、各
燃料集合体は開放端を持つ長方形または正方形チャンネ
ル14で包囲された多数の燃料封入管状容器12と開放
端を持つ水管とを含む。燃料集合体は長方形または正方
形パターンに対称に配列され、互いに離間して相互間に
適当な空間を画定し、核分裂反応の速度を制御しまた反
応を停止させるための十字形制御棒18の4枚のブレー
ド16を挿入できるようになっている。セルを構成する
燃料集合体は、その上端付近を上側炉心支持格子板20
の適当な開口に挿通することにより、所定の位置に保持
されている。
【0016】このような原子炉の燃料交換を行う場合、
通常、全燃料装荷量の4分の1が新しい燃料と交換さ
れ、そしてしばしば残りの燃料が炉心内で再配列され
る。いずれの場合にも、燃料交換過程に関与するセルの
すべての燃料集合体、たとえば4つの燃料集合体10,
10' ,10'',10''' を入れ替えることにより、燃
料を交換または再配列する。図示のようなセルの4つの
燃料集合体の入れ替えは、代表的には、対角線に位置す
る燃料集合体を2本ずつ順次取り外し、それらを同じ順
序で交換する。すなわち最初に燃料集合体10と1
0''' を取り外し、つぎに燃料集合体10' と10''を
取り外す。交換は、まず燃料集合体10' と10''、そ
して燃料集合体10と10''' の逆の順序としてもよ
い。
通常、全燃料装荷量の4分の1が新しい燃料と交換さ
れ、そしてしばしば残りの燃料が炉心内で再配列され
る。いずれの場合にも、燃料交換過程に関与するセルの
すべての燃料集合体、たとえば4つの燃料集合体10,
10' ,10'',10''' を入れ替えることにより、燃
料を交換または再配列する。図示のようなセルの4つの
燃料集合体の入れ替えは、代表的には、対角線に位置す
る燃料集合体を2本ずつ順次取り外し、それらを同じ順
序で交換する。すなわち最初に燃料集合体10と1
0''' を取り外し、つぎに燃料集合体10' と10''を
取り外す。交換は、まず燃料集合体10' と10''、そ
して燃料集合体10と10''' の逆の順序としてもよ
い。
【0017】この発明の制御棒センタリング装置を図2
に装置22として示す。センタリング装置22は板状ま
たは棒状の横部材24を備え、横部材には装置22を把
持し、移動または装填するためのハンドル26、たとえ
ばベイルがそこから上に突出している。横部材24の下
側に2つの支持ブロック28が固定されている。支持ブ
ロック28は横部材24の長さに沿って、ボルトや溶接
などの適当な手段で固着することができる。
に装置22として示す。センタリング装置22は板状ま
たは棒状の横部材24を備え、横部材には装置22を把
持し、移動または装填するためのハンドル26、たとえ
ばベイルがそこから上に突出している。横部材24の下
側に2つの支持ブロック28が固定されている。支持ブ
ロック28は横部材24の長さに沿って、ボルトや溶接
などの適当な手段で固着することができる。
【0018】各支持ブロック28には外方へ突出する肩
部分30が設けられていることにより、上側炉心支持格
子板20に設けたセル受け入れ開口をまたがって延びて
格子板上に載置される手段を構成し、これにより格子板
の開口の上に延びる装置22が保持または支持される。
部分30が設けられていることにより、上側炉心支持格
子板20に設けたセル受け入れ開口をまたがって延びて
格子板上に載置される手段を構成し、これにより格子板
の開口の上に延びる装置22が保持または支持される。
【0019】十字形ブレード32が2つの支持ブロック
28のそれぞれから懸垂している。十字形ブレード32
は互いに約90°で外方へ延在する4枚のブレード部分
を含み、横部材24と約45°の角度で斜めに配設され
ている。さらに、各十字形ブレード32の下向きの下端
34は中心頂点に向けて角度を付けてあり、下方へ十字
形制御棒18を含む4単位セルの中に進入させるのを容
易にし、こうして制御棒のセンタリングを行い、それに
より対角線順序での燃料集合体の交換を容易にする。十
字形ブレード32の下端の点は十字形制御棒18の4枚
のブレードすべてを鋭角にとがらせることによって設け
るのが好ましい。
28のそれぞれから懸垂している。十字形ブレード32
は互いに約90°で外方へ延在する4枚のブレード部分
を含み、横部材24と約45°の角度で斜めに配設され
ている。さらに、各十字形ブレード32の下向きの下端
34は中心頂点に向けて角度を付けてあり、下方へ十字
形制御棒18を含む4単位セルの中に進入させるのを容
易にし、こうして制御棒のセンタリングを行い、それに
より対角線順序での燃料集合体の交換を容易にする。十
字形ブレード32の下端の点は十字形制御棒18の4枚
のブレードすべてを鋭角にとがらせることによって設け
るのが好ましい。
【0020】この発明によれば、燃料交換操作にしたが
って所定のセルの燃料集合体を交換する前に、ハンドル
26によりセンタリング装置22を下げ、そのとがった
十字形ブレード32を、上側炉心支持格子板20の開口
の1つのかどから対角線方向反対側のかどまで延びる対
角線方向にて該格子板の開口の中に進入させるように向
ける。センタリング装置22は、支持ブロック28の突
出した肩部分30が上側炉心支持格子板20の上に乗る
まで、降下させる。このようにすると、先端のとがった
十字形ブレード32が、くさび作用を通して十字形制御
棒18の傾斜またはミスアライメントを適正な中心位置
にゆるやかに矯正し、これによりこの後の交換用燃料集
合体を所定の順序でセル内の制御棒のまわりの位置に落
とし込むのを容易にする。
って所定のセルの燃料集合体を交換する前に、ハンドル
26によりセンタリング装置22を下げ、そのとがった
十字形ブレード32を、上側炉心支持格子板20の開口
の1つのかどから対角線方向反対側のかどまで延びる対
角線方向にて該格子板の開口の中に進入させるように向
ける。センタリング装置22は、支持ブロック28の突
出した肩部分30が上側炉心支持格子板20の上に乗る
まで、降下させる。このようにすると、先端のとがった
十字形ブレード32が、くさび作用を通して十字形制御
棒18の傾斜またはミスアライメントを適正な中心位置
にゆるやかに矯正し、これによりこの後の交換用燃料集
合体を所定の順序でセル内の制御棒のまわりの位置に落
とし込むのを容易にする。
【図1】4つの燃料集合体と1つの十字形制御棒からな
る炉心のセルの概略断面図である。
る炉心のセルの概略断面図である。
【図2】この発明のセンタリング装置の側面図である。
【図3】図2の2−2線方向に見たセンタリング装置の
断面図である。
断面図である。
【図4】図2の装置の上面図である。
10 燃料集合体 12 管状容器 14 チャンネル 16 ブレード 18 十字形制御棒 20 上側炉心支持格子板 22 センタリング装置 24 横部材 26 ハンドル 28 支持ブロック 30 肩部分 32 十字形ブレード 34 下端
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭57−146191(JP,A) 特公 昭63−9191(JP,B2)
Claims (5)
- 【請求項1】 水減速冷却式核分裂原子炉の燃料炉心の
燃料取り替えの際に該燃料炉心の4つの燃料集合体から
成るユニット・セル内の燃料集合体を交換するときに、
該セル内に入れられた十字形ブレード制御棒の上端部を
位置決めするセンタリング装置であって、 吊り上げハンドルを有しており、横方向に延在している
横板と、 該横板の下側に且つ該横板の横方向に沿って配置されて
おり、前記横板に固着されている2つの支持ブロックで
あって、該支持ブロックの各々は、前記横板の端部を越
えて前記横方向に延在している外方に突出した肩部を有
している、2つの支持ブロックと、 該支持ブロックの各々から下方へ懸垂している十字形ブ
レードであって、該十字形ブレードは、前記横方向に関
して所定の角度を成し前記横板に対して対称に整列され
ており、該十字形ブレードの各々は、十字形ブレード制
御棒を含んでいる燃料炉心の4つの燃料集合体から成る
ユニット・セル内への該十字形ブレードの下方進入を容
易にするように、該十字形ブレードの中心頂点に向けて
角度を付けられた下端を有している、十字形ブレードと
を備えた十字形ブレード制御棒の上端部を位置決めする
センタリング装置。 - 【請求項2】 前記下方へ懸垂している十字形ブレード
の下端は、鋭角にとがっている請求項1に記載のセンタ
リング装置。 - 【請求項3】 前記横板は、前記センタリング装置を移
動させて適用するための上方に突出したベイルから成る
吊り上げハンドルを有している請求項1に記載のセンタ
リング装置。 - 【請求項4】 前記横方向に関する前記所定の角度は、
45°である請求項1に記載のセンタリング装置。 - 【請求項5】 水減速冷却式核分裂原子炉の燃料炉心の
燃料取り替えの際に該燃料炉心の4つの燃料集合体から
成るユニット・セル内の燃料集合体を交換するときに、
該セル内に入れられた十字形ブレード制御棒の上端部を
位置決めするセンタリング装置であって、 該センタリング装置を移動させて適用するための上方に
突出したベイルから成る吊り上げハンドルを有してお
り、横方向に延在している横板と、 該横板の下側に且つ該横板の横方向に沿って配置されて
おり、前記横板に固着されている2つの支持ブロックで
あって、該支持ブロックの各々は、前記横板の端部を越
えて前記横方向に延在している外方に突出した肩部を有
している、2つの支持ブロックと、 該支持ブロックの各々から下方へ懸垂している十字形ブ
レードであって、該十字形ブレードは、前記横方向に関
して45°の角度を成し前記横板に対して対称に整列さ
れており、該十字形ブレードの各々は、十字形ブレード
制御棒を含んでいる燃料炉心の4つの燃料集合体から成
るユニット・セル内への該十字形ブレードの下方進入を
容易にするように、鋭角の角度を成して整列している下
端を有している、十字形ブレードとを備えた十字形ブレ
ード制御棒の上端部を位置決めするセンタリング装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US56896590A | 1990-08-17 | 1990-08-17 | |
US568,965 | 1990-08-17 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04252999A JPH04252999A (ja) | 1992-09-08 |
JP2544038B2 true JP2544038B2 (ja) | 1996-10-16 |
Family
ID=24273509
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3225344A Expired - Lifetime JP2544038B2 (ja) | 1990-08-17 | 1991-08-12 | 十字形ブレ―ド制御棒の上端部を位置決めするセンタリング装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0471510B1 (ja) |
JP (1) | JP2544038B2 (ja) |
DE (1) | DE69108640T2 (ja) |
ES (1) | ES2070434T3 (ja) |
Families Citing this family (3)
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