JPH0644045B2 - 人数検出装置 - Google Patents

人数検出装置

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JPH0644045B2
JPH0644045B2 JP61281303A JP28130386A JPH0644045B2 JP H0644045 B2 JPH0644045 B2 JP H0644045B2 JP 61281303 A JP61281303 A JP 61281303A JP 28130386 A JP28130386 A JP 28130386A JP H0644045 B2 JPH0644045 B2 JP H0644045B2
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恒彦 荒木
有貴 依藤
貴司 堀井
啓史 松田
秀和 姫澤
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は、被検知人体から発せられる赤外線を検出して
人数を検出する赤外線受光式の人数検出装置に関するも
のである。
(背景技術) 本発明者らは、簡単且つ安価な構成で広い検知領域を有
する高精度の人数検出装置を既に提案している。第4図
にその構成図を示す。この人数検出装置は、赤外線検出
素子2と、前記赤外線検出素子2の視野を円形走査させ
る円形走査光学系1と、前記赤外線検出素子2の出力信
号を増幅する前置増幅部3と、前記前置増幅部3の出力
信号を人数検出に必要な信号に変換する信号処理部4
と、前記信号処理部4の出力信号に基づいて人数を判定
する判断部5と、前記判断部5の出力信号から人数情報
を出力する出力部6とから成り、広い検知領域内の人数
を高精度に検出できるようにしたものである。
第5図に円形走査光学系の一例を示す。同図(a)に示す
ように、赤外線検出素子2の受光面前面より距離Rbの位
置に回転板10を配置し、回転板10中央の回転軸11
を赤外線検出素子2の受光面の視野中心c上に配置し、
回転板10をモータ等の駆動機構により回転させる。第
5図(b)に示すように、回転板10に長さLa,幅Daの長
方形状のスリットAを設け、物面Bから輻射された赤外
線のうちスリットAを通過したもののみが、赤外線検出
素子2に入射するように構成する。物面上における瞬時
視野は、スリットAの形状と相似であり、回転板10か
ら物面Bまでの距離をRaとすると、物面上の瞬時視野長
Lv,及び視野幅Dvは、次式のようになる。
また、円形走査における放射方向において、瞬時視野が
物面Bを見込む視野角をθとすると、θは次式のように
なる。
上記の瞬時視野が赤外線検出素子2の受光面の視野中心
cを軸として円形走査され、したがって、円形走査方式
による物面Bを見込む全視野角は2θとなる。
人数検出に当たり、物面上の瞬時視野幅Dvが人数分解能
を決定する主要因となり、人数分解能を上げるために
は、瞬時視野幅Dvは小さい方が良い。従って、スリット
Aの開口幅Daを小さくする必要があるが、赤外線受光量
がこれに比例して小さくなり、充分なS/N比を得られ
ない場合が生じる。その場合には、スリツトAの部分に
凸面シリンドリカルレンズを配置し、走査方向において
集光作用を持たせ、所定の瞬時視野幅Dvを得ると共に、
必要な光学利得を得るようにする。第5図において、ス
リットAの部分にシリンドリカルレンズを配した場合、
赤外線検出素子2の受光面の直径をdとすると、物面上
の瞬時視野の視野長Lv,視野幅Dvは次式のようになる。
上式から分かるように、瞬時視野幅Dvは、シリンドリカ
ルレンズの開口幅Daによらず、適当なRb、あるいはdを
選択して所定の瞬時視野幅Dvを得ることができる。ま
た、シリンドリカルレンズの開口幅Daを大きくすること
により光学利得を増大させることができる。
また、光学利得を得るための他の手段として、第6図に
示すように、凹面シリンドリカルミラーMを固定した回
転板10を赤外線検出素子2の受光面の視野中心cを軸
として回転させるように構成しても良い。シリンドリカ
ルミラーMのミラー面から赤外線検出素子2の受光面ま
での距離をRb、シリンドリカルミラーMのミラー面から
物面Bまでの距離をRa、シリンドリカルミラーMのミラ
ー長をLm,ミラー幅をDm,赤外線検出素子2の受光面直
径をdとすると、物面上の瞬時視野長Lv,及び視野幅Dv
は、シリンドリカルレンズを用いた場合と同様に次式の
ようになる。
したがって、適当なRb,あるいはdを選択することによ
り、所定の瞬時視野幅Dvを得ることができ、シリンドリ
カルミラーMのミラー幅Dmを大きくすることにより光学
利得を増大させることができる。円形走査における放射
方向において、瞬時視野が物面Bを見込む視野角θは、
実施例1の場合と同様にして次式のようになる。
また、円形走査方式による物面Bを見込む全視野角は2
θとなる。
広い検知領域を得るためには、円形走査方式において、
物面Bを見込む全視野角を大きく取る必要があり、その
ためには、瞬時における受光面が物面Bを見込む角度θ
を大きく取る必要がある。(3),(8)式よりθを大きくす
るためには、スリット長あるいはシリンドリカルレンズ
のレンズ長であるLa、または、シリンドリカルミラーM
のミラー長Lmを大きく取れば良い。しかしながら、赤外
線検出素子2の入射光に対する指向感度特性上、入射光
と受光面視野中心cのなす角度が大きくなるにつれて、
感度は低下し、ある角度αmax以上では、感度は零とな
る。赤外線検出素子2として用いられる焦電素子の指向
感度特性の一例を第7図に示す。この図から明らかなよ
うに、円形走査光学系において、物面上を見込む全視野
角は赤外線検出素子2の指向感度特性により制限を受
け、十分広く取れず、さらには、視野面において、周辺
部ほど感度が低下し検知領域内で感度の不均一性を生じ
るという問題点があった。
(発明の目的) 本発明は上述のような点に鑑みてなされたものであり、
その目的とするところは、赤外線検出素子の視野中心線
を中心軸として回転する2枚のミラーを組み合わせるこ
とにより、簡単且つ安価な構成で、赤外線検出素子の指
向感度特性を有効に利用し、広い検知領域に亘って均一
な感度分布を有する人数検出装置を提供するにある。
(発明の開示) 第1図は本発明に係る人数検出装置に用いられる2枚の
反射鏡MA,MBを用いた円形走査光学系を側面から見たと
きの概略構成図であり、赤外線検出素子2の受光面S
は、水平面すなわち床面に平行に配置し、受光面Sの視
野中心cは水平面に垂直であるとする。瞬時視野の放射
方向端部において、入射光B1はミラーMBの端点M3、ミラ
ーMAの端点M1を介して、受光面Sに入射し、入射光B2
ミラーMBの端点M4、ミラーMAの端点M2を介して受光面S
に入射する。入射光B1は水平面から垂直にミラーMBに入
射するものとすると、入射光B2が受光面Sの視野中心
c、すなわちミラーMA,MBの回転軸となす角が本発明の
円形走査光学系において、受光面Sが物面を見込む瞬時
視野角となる。ミラーMAにより、受光面Sの有効視野角
が決定され、視野中心cから各々角度θの有効視野角を
持つように受光面Sの下に配置する。このとき入射光B2
が受光面Sの視野中心となす角は2θとなり、受光面S
が物面を見込む瞬時視野角は2θとなる。入射光B2がミ
ラーMBの端点M4により反射され、ミラーMAの端点M2に入
射する際の光路が水平面に平行であるとすると、ミラー
MA,ミラーMBが水平面となす角α,βは次式で示され
る。
α=45°−θ/2 β=45°−θ 赤外線検出素子2の指向感度特性において、感度が零と
なる場合の入射光と受光面視野中心cとのなす角をαmax
とすると、前記光学系により受光面Sが物面を見込む瞬
時視野の角度2θは最大2αmaxまで取ることが可能で
ある。また、赤外線検出素子2の指向感度特性におい
て、比較的指向感度特性が均一な範囲を用いることによ
り、比較的均一な感度分布を有する広い検知領域を得る
ことができる。
円形走査光学系において、人体分解能を向上させるに
は、瞬時視野幅を小さくする必要があるが、ミラーMA
凹面シリンドリカルミラーとすると、焦点距離を大きく
取るためには、円形走査光学系が大きくなってしまうの
で、ミラーMAは平面鏡とし、ミラーMBを凹面シリンドリ
カルミラーとする。凹面シリンドリカルミラーを用いる
ことにより、走査方向について集光作用を得ることがで
きる。
この円形走査光学系は等価的に第2図に示すようにな
り、第2図において、等価受光面をS′とし、等価受光
面S′からミラーMBまでの距離をRb,ミラーMBからピン
トの合った面までの距離をRa,ミラーMBの焦点距離をf
とすると、 の関係があり、ピントの合った面は、ミラーMBの面と平
行となり、水平面とは角度βをなす。
前記光学系による集光状況は第3図に示すようになる。
凹面シリンドリカルミラーMBの幅をLとし、平面ミラー
MAにおいて、凹面シリンドリカルミラーMAの端点M3を介
して集光する光線束の平面ミラーMA上での幅をl1、凹型
シリンドリカルミラーMBの端点M4を介して集光する光線
束の平面ミラーMB上での幅l2とすると、 となる。本実施例では、l1<l2であり、したがって、平
面ミラーMAは、少なくとも幅l2を有し、長さ であるような長方形であれば良い。
ここで、前記光学系を用いる人数検出装置の回路構成を
第4図に基づいて説明する。赤外線検出素子2の出力は
前置増幅部3で増幅された後、信号処理部4内の帯域フ
ィルターに入力され、不安定な低周波成分と不必要な高
周波成分とをカットし、S/N比を向上させる。帯域フ
ィルターの出力はA/D変換されて、判断部5を構成す
るマイクロコンピュータに出力される。このマイクロコ
ンピュータは円形走査光学系1の回転に同期して1回転
毎にA/D変換された波形を逐次取り込む。判断部5に
おいては、予め検知領域内に人体が存在しない場合の出
力波形が参照波形データとしてメモリー内に記憶されて
おり、入力波形は、メモリー内の参照波形と比較され、
人体の有無及び人数が同時に判断される。本実施例で
は、入力波形データと参照波形データとで比較演算を行
い、その結果を新たに比較処理波形データとし、比較処
理波形データにおいて、極大値を検出し、極大値の数を
人数としてカウントしている。比較処理波形データにお
いて、検出人数が0の場合には、現在の入力波形データ
が参照波形データとして更新され、メモリー内に記憶さ
れる。このように参照波形データを用いて入力波形デー
タと比較演算を行うことにより、検知領域内の環境変化
に左右されることなく、高精度な人数検出を行うことが
できる。出力部6においては、判断部5から与えられた
人数情報を元に、人数情報を表示するようになってい
る。会議室などでは、室外に人数あるいは混雑度を表示
することにより、室外で他者が室内使用状況を把握でき
るようにする。また、個人が使用している部屋において
は、人数情報「0人」,「1人」,「2人以上」を元
に、室内状況を“不在”、“在室”、“来客”として室
外に表示することにより、他者が容易かつ端的に室内状
況を把握することができる。さらに、人数情報を元に、
空調など各種環境施設を安定且つ有効に動作させること
ができる。
(発明の効果) 本発明は上述のように、被検知人体から発せられる赤外
線を検出して人数を検出する赤外線受光式の人数検出装
置において、赤外線検出素子の視野を走査させる光学系
が、前記赤外線検出素子の視野中心線を中心軸として回
転走査される第1のミラーと、前記赤外線検出素子の視
野中心線上に配置されて、第1のミラーと同一の角速度
で回転して第1のミラーにて反射された赤外線を再度反
射して赤外線検出素子に入射させる第1のミラーとを備
え、前記赤外線検出素子の視野中心線を中心軸として半
径方向に延びる細長い瞬時視野を回転走査させるように
構成されているので、赤外線検出素子の指向感度特性を
有効に利用することができて、回転走査される細長い瞬
時視野の中心部から周辺部に亘って均一な感度分布を得
ることができ、そして、この均一な感度分布を有する瞬
時視野が回転することにより極めて広い円形の検知領域
の全域に亘って均一な感度分布を得ることができ、しか
も赤外線検出素子の視野中心線を中心軸として回転する
2枚のミラーを組み合わせることにより実現できるの
で、簡単且つ安価に構成できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る人数検出装置に用いる光学系の概
略構成図、第2図及び第3図は同上の光学系の動作説明
図、第4図は従来例のブロック図、第5図(a)は従来例
に用いる光学系の概略構成図、同図(b)は同上の要部底
面図、第6図(a)は他の従来例に用いる光学系の概略構
成図、同図(b)は同上の要部底面図、第7図は同上に用
いる赤外線検出素子の指向特性図である。 1は円形走査光学系、2は赤外線検出素子、3は前置増
幅部、4は信号処理部、5は判断部、6は出力部、MA
MBはミラーである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 堀井 貴司 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 松田 啓史 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (72)発明者 姫澤 秀和 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−151490(JP,A) 実開 昭60−127578(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】赤外線検出素子と、前記赤外線検出素子の
    視野を走査させる走査光学系と、前記赤外線検出素子の
    出力信号を増幅する前置増幅部と、前記前置増幅部の出
    力信号を人数検出に必要な信号に変換する信号処理部
    と、前記信号処理部の出力信号に基づいて人数を判定す
    る判断部と、前記判断部の出力信号から人数情報を出力
    する出力部とから成る人数検出装置において、前記走査
    光学系は、前記赤外線検出素子の視野中心線を中心軸と
    して回転走査される第1のミラーと、前記赤外線検出素
    子の視野中心線上に配置されて、第1のミラーと共に回
    転して第1のミラーにて反射された赤外線を再度反射し
    て赤外線検出素子に入射させる第2のミラーとを備え、
    前記赤外線検出素子の視野中心線を中心軸として半径方
    向に延びる細長い瞬時視野を回転走査させるように構成
    されていることを特徴とする人数検出装置。
JP61281303A 1986-11-26 1986-11-26 人数検出装置 Expired - Fee Related JPH0644045B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60127578U (ja) * 1984-02-06 1985-08-27 フジテツク株式会社 混雑度検出装置
JPS61151490A (ja) * 1984-12-25 1986-07-10 Agency Of Ind Science & Technol 物体検出装置

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