JPH064397B2 - インストルメントパネル部のワイヤーハーネス装置 - Google Patents

インストルメントパネル部のワイヤーハーネス装置

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JPH064397B2
JPH064397B2 JP63034048A JP3404888A JPH064397B2 JP H064397 B2 JPH064397 B2 JP H064397B2 JP 63034048 A JP63034048 A JP 63034048A JP 3404888 A JP3404888 A JP 3404888A JP H064397 B2 JPH064397 B2 JP H064397B2
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の目的 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車のインストルメントパネル(以下、
「パネル」という。)部のワイヤーハーネス装置に関
し、その配線形態および各種電気機器との接続作業の簡
素化を図るようにしたものである。
〔従来の技術〕
第14図はパネル周辺の従来の配線状態を示し、第15
図はその模式図である。
図において、Mは各種メータを組込んだ計器盤であっ
て、パネルPに固定されて運転者に種々の情報を伝達す
るが、その情報源の大部分はエンジンルームE内のセン
サー等に依存している。
一方、計器盤Mの付近には、各種のスイッチ類s、ユニ
ットやリレー等の制御機器類u、モータ、シガライタ
ー、照明等の負荷類r…などの多数の電気機器が依存
し、それぞれダッシュボード(ボデー)D側のワイヤー
ハーネスWまたはパネルP側のワイヤーハーネスW
に接続されている。
そして、計器盤Mの情報源の多くは前述のようにエンジ
ンルームE内に存在するから、エンジンルーム側のハー
ネスWとパネル側ハーネスWと直接接続するのが好
ましいが、実際上は困難であるために、まず、ボデー側
ハーネスWをボデーDに取付け、パネルPをボデーD
に組付けた後にボデー側ハーネスWを引き出して計器
盤Mと接続してから、計器盤MをパネルPに固定してい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の計器盤の組付および配線方式では、パネルPをボ
デーDに組付け後にボデー側ハーネスWから多数の支
線w(w,w…)を引き出してそのコネクタc(c
,c…)をメータと個別に接続した後に、計器盤M
をパネルPに組付けるために、メータ接続用支線wに長
い作業余長を要し、その収納スペースを大きくしなけれ
ばならない。また、組付作業の面では、パネルのボデー
への組付、各種メータの計器盤への組付、および計器盤
のパネルへの組付といったように、作業工数がきわめて
多い。
また、別の組付方式として第16図のように計器盤Mを
パネルPに組付け、予め配索したパネル側ハーネスW
の支線w′,w′…をメータと接続した後に、パネ
ルPをボデーDに組付けてボデー側ハーネスWとパネ
ル側ハーネスWを結合するのもある。しかし、この場
合には、中継用のハーネスWを新たに必要とするうえ
に、ボデー側ハーネスWのみならずパネル側ハーネス
に電線および分岐(ジョイント)数が増加し、ワイ
ヤーハーネスが益々肥大、複雑化する。
本発明は上記の点に着目してなされたもので、パネル内
部のワイヤーハーネスの形状を簡素化し、その配索を容
易にすると共に、とくに計器盤の組付けおよび接続を簡
単にできるワイヤーハーネス装置を提供することを目的
とする。
発明の構成 〔課題を解決するための手段〕 前記の目的を達成するため、本発明のパネル部のワイヤ
ーハーネス装置は、自動車のダッシュボードに配索され
るボデー側ワイヤーハーネスおよびインストルメントパ
ネル内に配索されるパネル側ワイヤーハーネスの一部を
それぞれケース内に縦に並列した複数のブスバーを収容
して成る接続ブロックで置換すると共に、該接続ブロッ
クに電気接続部をそれぞれ設け、パネル側接続ブロック
およびインストルメントパネルに取付けられる計器盤に
前記電気接続部と接触するコネクタ部を設け、インスト
ルメントパネルのダッシュボードへの組付け固定によ
り、前記各電気接続部とコネクタ部が同時に接続される
ようにしたことを特徴とする。
以下、本発明を実施例を示す図面に基いて具体的に説明
する。
〔実施例〕
第1図において、1はボデー側接続ブロックを示し、両
端が開口した偏平な角筒状のケース2に複数のブスバー
3がその巾方向に縦に並列、収容して構成され、その両
端開口部にはボデー側ハーネスWの接続用コネクタ
4,4′が形成されている。このコネクタ4(4′)
は、第2図のように、ケース2と一体に形成した絶縁ハ
ウジング4a内に前記ブスバー3の端部3aを端子とし
て突出させると共に必要に応じてブリッジ状のジャンク
ション端子5を第3図のようなクリップ端子6を使用し
て他のブスバー3に分岐接続して設けることにより構成
される。
一方、ケース2の前壁2aには、パネル側接続ブロック
12に対する電気接続部としての窓7が開口され、上壁
2bには複数のキャビティ8aを有するヒューズケース
8が形成され、各キャビティ8aには通常の刃型ヒュー
ズ9が挿着される。なお、ケース2の上壁2bまたは下
壁2b′には、適宜位置にボルト穴10aをもつ取付板
10が設けられている。
刃型ヒューズとブスバーの接続は、第2図のように異な
るブスバー3,3にそれぞれ一端を分岐接続したコ
字状の二つの中継ブスバー11の他端の端子部11aを
第3図aのようにクリップ端子6の一対の弾性挾持片6
a,6a間に嵌挿し、そこに刃型ヒューズ9の一対の刃
型端子9a,9aを別々に嵌挿すればよい。これによ
り、ブスバー3,3間にヒューズが介装される。な
お、中継ブスバー11の端子部11aが直角に折り曲げ
てあると、弾性挾持片6a,6aの一方の挿入ガイド6
bが隠れるから、第3図bのように端子部11aの折曲
げ部にテーパ11bを設けておくのが好ましい。
パネル側接続ブロク12は前記ボデー側接続ブロック1
と同様にケース13内に複数のブルバー3を縦に並列収
容し、両端開口部にパネル側ハーネスWに対する接続
用コネクタ14,14′が形成されている。そして、第
4,5図のようにケース13の前壁13aには計器盤M
に対する電気接続部としての窓15が開口され、後壁1
3bにはボデー側接続ブロック1に対する電気接続部と
してのコネクタ部16が設けられている。このコネクタ
部16は、窓15に整合する枠状の絶縁ハウジング16
a内に複数のブスバー中継端子17を収容して成る。ブ
スバー中継端子17は、弾性を有する薄板よりなる基板
17aの両端側においてその一側縁から連結片17bを
介して基板17aと対向する折返し重合片17cを形成
し、該片17cと基板17a間にブスバー3を挿入して
弾性接触させるようにしたもので、基板17aと該片1
7cの先端部は互に遠ざかるように折り曲げられて挿入
ガイド17dが形成されている。また、絶縁ハウジング
16aの両側壁にはブスバー3の挿入ガイド用のスリッ
ト16bが各ブスバー中継端子17に対応して設けられ
ている。
また、パネルPに取付けられる計器盤Mの背面には、第
6図のようにパネル側接続ブロク12の前記窓15に対
するコネクタ部18が設けられている。このコネクタ部
18は窓15に整合する絶縁ハウジング18a内に、第
3図と同様の構造をもつ複数のクリップ端子19が収容
され、絶縁ハウジング18aの両側壁にはクリップ端子
19の一対の弾性挾持片19a,19aに対する前記ブ
スバー3の挿入ガイド用のスリット18bが開設されて
いる。なお、クリップ端子19は計器盤M内の各種のメ
ータm,m…のリード線(またはリード回路)に予
め半田付け等により接続、固定してある。
なお、第1図において、20,20′はパネルPに取付
けられるコンビネーションスイッチS,S′に対する接
続用の支線で、21,21′はコネクタを示す。支線2
1(21′)は、パネル側接続ブロック12のケース1
3に前記窓15と同様に別の窓を開口し、そこに露出す
るブスバーに第7図のように前記ブスバー中継端子17
と類似構造をもつ端子22を圧着した電線23を接続す
ることにより所望の位置に形成することができる。
上記構成において、第8図のように、ボデー側接続ブロ
ック1をその取付板10のボルト穴10aにボルト24
を通してダッシュボードDに固定すると共にボデー側ハ
ーネスWを従前と同様に組付けて、接続ブロック1の
両端のコネクタ4,4′にそれぞれボデー側ハーネスW
のコネクタ25,25′を嵌合接続する。これと並行
して、パネルPに同様にパネル側接続ブロク12とパネ
ル側ハーネスWを固定し、コネクタ14,14′とコ
ネクタ26,26′を結合すると共に、パネルPに計器
盤Mをビス止め等により固定することにより、計器盤M
の背面のコネクタ部18がパネル側接続ブロク12の窓
15に嵌合され、各クリップ端子19がブロック内の対
応するブスバーに嵌挿、接続される。また、各ハーネス
,Wと前述した制御機器類u、負荷類r、スイッ
チ類s等の接続は、上記の作業と共に行ない終了させ
る。
最後に、パネルPをダッシュボードDに組付けると、ボ
デー側接続ブロック1の窓7にパネル側接続ブロク12
のコネクタ部16が嵌合され、ブスバー中継端子17に
より両ブロック内の対応するブスバー3が接続される。
かくして、ハーネスWとW間および計器盤Mとボデ
ー側接続ブロック1間の電気的接続は、パネルPのダッ
シュボードDへの組付けと同時に達成される。第9図は
上記のワイヤーハーネスの配線状態を示す模式図であ
る。
第10図ないし第13図は本発明の第2実施例を示し、
ボデー側接続ブロックに計器盤を直接接続できるように
したものである。
すなわち、ボデー側接続ブロック1′は、そのケース2
の前壁2aに、計器盤接続部27が突出して形成されて
いる。この計器盤接続部27は第11図のように2個の
窓7′を開口した箱形のケース2′にケース2内の所望
のブスバー3から分岐接続により導出したL形ブスバー
3′を同様に縦に並列して収容したものである。そし
て、パネル側接続ブロク12′にはそのケース13に凹
部13cを設けて、そこから計器盤接続部27が前面に
出るようにしてある。一方、計器盤Mの背面には第12
図のように、パネル側接続ブロク12′の窓15とボデ
ー側接続ブロック1′の窓7′に対するコネクタ部1
8,18′が設けられている。
本実施例の場合には、計器盤接続部27とコネクタ部1
8′により計器盤Mが直接にボデー側接続ブロック1′
に接続されるから、パネル側接続ブロク12′に両者の
中継用のブスバーが不要となり、該ブロック12′を小
型化することができる。また、計器盤Mのコネクタ部
を、メータ類の接続用コネクタ部18′と、それ以外の
コンビネーションスイッチS,S′等の接続用コネクタ
部18とに分けて形成できるので、コネクタ部18に接
続されるパネル側接続ブロク12′内の回路(ブスバー
3)の構成も簡素化される。第13図a,bは、それぞ
れ本実施例によるワイヤーハーネスの接続を示すブロッ
ク図であり、例えば信号線28,28′をボデー側接続
ブロック1′から直接にまたはパネル側接続ブロク1
2′を介して間接に、計器盤Mに接続することができ
る。
〔作用〕
本発明によれば、計器盤Mの電気的接続は、パネルPの
ダッシュボードDへの組付けと同時に達成される。
ボデー側およびパネル側ハーネスW,Wの一部ブロ
ック化によりハーネスの形態が簡素化され、計器盤接続
のための従前のようなメータ接続用支線w′,w
…が不要となり、その引出しや個別のコネクタ結合作業
がなく、作業性が格段に改善され、パネル内のスペース
にゆとりが生じる。
また、接続ブロック1,1′,12,12′内のブスバ
ー3は、第2図のようなジャンクション端子5や中継ブ
スバー11の使用によりきわめて簡単に分岐接続するこ
とができ、回路の増減が容易である。
さらに、ボデー側およびパネル側ハーネスW,W
双方のブロック化により、両ハーネス間の結合もパネル
Pの組付けにより同時に達成されると共に、両接続ブロ
ック1,12(1′,12′)間および計器盤Mと接続
ブロック間の結合構造も自由に選ぶことができる。
発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、パネル周辺のワ
イヤーハーネスの形態が著しく簡素化され、とくに計器
盤の組付および接続作業を簡単かつ短時間で行うことが
でき、生産性の向上と大巾なコストの低減が期待され
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の一実施例を示す分解斜視図、 第2図は同上のボデー側接続ブロックの拡大斜視図、 第3図a,bはそれぞれクリップ端子によるブスバーと
ヒューズの接続構造を示す斜視図、 第4図および第5図はそれぞれ第1図のパネル側接続ブ
ロックの拡大斜視図と背面図、 第6図は計器盤のコネクタ部の拡大斜視図、 第7図はブスバーに対する分岐接続用の端子の斜視図、 第8図は本発明装置の組付方法を示す側面図、 第9図は本発明装置によるワイヤーハーネスの配線状態
を示す模式図、 第10図は本発明装置の第2実施例を示す分解斜視図、 第11図は第10図のボデー側接続ブロックの拡大斜視
図、 第12図は同じく計器盤の背面斜視図、 第13図a,bはそれぞれ第2実施例によるワイヤーハ
ーネスのブロック図、 第14図はインストルメントパネル周辺の従来の配線状
態を示す斜視図、 第15図および第16図はそれぞれ従来のワイヤーハー
ネスの配線状態を示す模式図である。 D…ダッシュボード、E…エンジンルーム、M…計器
盤、P…インストルメントパネル、W…ボデー側ワイ
ヤーハーネス、W…パネル側ワイヤーハーネス、1,
1′…ボデー側接続ブロック、2…ケース、3,3′…
ブスバー、4,4′,14,14′…コネクタ、7,
7′,15…窓、12,12′…パネル側接続ブロッ
ク、13…クリップ端子、16,18,18′…コネク
タ部、27……計器盤接続部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柴田 立身 静岡県湖西市鷲津1424 矢崎部品株式会社 内 (56)参考文献 特開 昭62−191251(JP,A) 特開 昭62−116334(JP,A)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自動車のダッシュボードに配索されるボデ
    ー側ワイヤーハーネスおよびインストルメントパネル内
    に配索されるパネル側ワイヤーハーネスの一部をそれぞ
    れケース内に縦に並列した複数のブスバーを収容してな
    る接続ブロックで置換すると共に、該接続ブロックに電
    気接続部をそれぞれ設け、パネル側接続ブロックおよび
    インストルメントパネルに取付けられる計器盤に前記電
    気接続部と接触するコネクタ部を設け、インストルメン
    トパネルのダッシュボードへの組付け固定により、前記
    各電気接続部とコネクタ部が同時に接続されるようにし
    たことを特徴とするインストルメントパネル部のワイヤ
    ーハーネス装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項のボデー側接続ブロ
    ックが計器盤に対する電気接続部を備え、計器盤のコネ
    クタ部がパネル側接続ブロック用とボデー側接続ブロッ
    ク用に分割して形成されていることを特徴とするインス
    トルメントパネル部のワイヤーハーネス装置。
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