JPH0643885U - 磁気ディスクカートリッジ - Google Patents
磁気ディスクカートリッジInfo
- Publication number
- JPH0643885U JPH0643885U JP8148492U JP8148492U JPH0643885U JP H0643885 U JPH0643885 U JP H0643885U JP 8148492 U JP8148492 U JP 8148492U JP 8148492 U JP8148492 U JP 8148492U JP H0643885 U JPH0643885 U JP H0643885U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shutter
- magnetic disk
- opening
- cartridge
- protrusion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 外装ケースからシャッターが脱離することの
ないカートリッジを提供する。 【構成】 本考案は、磁気ディスク２を１対の外装ケー
ス１内に回転自在に収納し、スライドして外装ケース１
の開口４を開閉するシャッター３を設けた磁気ディスク
カートリッジにおいて、シャッター３に形成した長方形
の磁気ヘッド挿入口５の一辺に設けたシャッター脱離防
止用突起６と、この突起を停止させるための突起に係合
する溝７の一端８とを、該一辺の中央より２〜１０ｍｍ
だけシャッター３の開位置方向に偏位させてなるもので
ある。
ないカートリッジを提供する。 【構成】 本考案は、磁気ディスク２を１対の外装ケー
ス１内に回転自在に収納し、スライドして外装ケース１
の開口４を開閉するシャッター３を設けた磁気ディスク
カートリッジにおいて、シャッター３に形成した長方形
の磁気ヘッド挿入口５の一辺に設けたシャッター脱離防
止用突起６と、この突起を停止させるための突起に係合
する溝７の一端８とを、該一辺の中央より２〜１０ｍｍ
だけシャッター３の開位置方向に偏位させてなるもので
ある。
Description
【０００１】
本考案は、磁気ディスクを収納する磁気ディスクカートリッジ（以下カートリ ッジという）の改良に関する。
【０００２】
図２は従来のカートリッジの平面図であって、１対の外装ケース１は磁気ディ スク２を回転自在に収納して超音波接着され、シャッター３は、カートリッジの １辺を囲み、常時は外装ケース１に設けられた開口４をシャッター３が閉じる方 向、図では左方にスプリングによって押しやられている。この場合シャッター３ の磁気ヘッド挿入口５の上部中央に設けられたシャッター脱離防止用突起６は突 起係合溝７に嵌合し、その一端８、図では左端に突起６が当たってシャッター３ は停止し、シャッター３の閉の位置が保たれる。このカートリッジをパソコン等 にセットすると、シャッター３はスプリングに抗して右へスライドし磁気ヘッド 挿入口５と外装ケースの開口４が重なってシャッター３は開の位置となり、磁気 ディスク３の面が露出し、磁気ヘッドがこれに接触して情報の記録、再生が行わ れる。
【０００３】
しかしながらかかる従来のカートリッジでは、シャッター３を閉の位置に保持 する突起係合溝７の一端８と突起係合溝の延長線上にあたる外装ケース切欠き部 の端部９との間のストッパーリブ１０の厚さは０．５ｍｍ前後しかないので、カ ートリッジをパソコン等より抜き取ると、スプリングによりシャッター３は勢い よく閉の位置にスライドし、またカートリッジをハンドリング中に誤って落下さ せると、シャッターが閉の位置で衝撃力を受け、突起６がストッパーリブを突き 破ったり乗り越えてしまう場合がある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】 本考案は、かかる従来の不利を解決するもので、磁気ディスクを１対の外装ケ ース内に回転自在に収納し、スライドして外装ケースの開口を開閉するシャッタ ーを設けたカートリッジにおいて、シャッターに形成した長方形の磁気ヘッド挿 入口の一辺に設けたシャッター脱離防止用突起と、この突起を停止させるための 突起に係合する溝の一端とを該一辺の中央より２〜１０ｍｍだけシャッターの開 位置方向に偏位させてなることを特徴とする磁気ディスクカートリッジを要旨と する。 外装ケースはＡＢＳ樹脂または同等品で、シャッターはステンレス鋼、ポリエ ステル樹脂等で作られる。
【０００５】
突起６を磁気ヘッド挿入口４の一辺の中央からシャッター開の位置の方向に２ 〜１０ｍｍ移動させたので、突起係合溝７の一端８も同方向に同距離だけ移動し 、一端８と外装ケース切欠き部の端部９との間のストッパーリブ１０の厚さが２ ．５〜１０．５ｍｍとなり十分な強度をもつようになったので、突起６によりス トッパーリブ１０が破壊されるようなことはなく、シャッターの脱離が防止され る。
【０００６】
突起の形成位置をシャッターの磁気ヘッド挿入口の中央よりシャッター開の方 向に偏位させ、ストッパーリブの厚さを３．５ｍｍとした本考案のカートリッジ と、ストッパーリブの厚さが０．５ｍｍである従来のカートリッジを、図３に示 すシャッター脱離試験用治具１１を使い高さ３０ｃｍの位置から落下し、シャッ ターの脱離の有無をテストした結果を表１に示す。
【０００７】
【表１】 このように本考案のカートリッジでは脱離ＮＧ率が明らかに向上している。
【０００８】
本考案のカートリッジでは、ストッパーリブを厚肉としたため強度が増し、シ ャッターの脱離をいちじるしく低下させることができた。さらにシャッターの脱 離による合成樹脂の削れによるドロップアウト等のエラーを低下させることがで きた。
【図１】本考案のカートリッジの平面図である。
【図２】（ａ）は従来のカートリッジの平面図、（ｂ）
は（ａ）のＸ−Ｘ線に沿う拡大断面図である。
は（ａ）のＸ−Ｘ線に沿う拡大断面図である。
【図３】実施例で使用したシャッター脱離試験用治具の
斜視図である。
斜視図である。
１…外装ケース ７…突起係合溝 ２…磁気ディスク ８…一端 ３…シャッター ９…外装ケース切欠き
部の端部 ４…外装ケースの開口 １０…ストッパーリブ ５…磁気ヘッド挿入口 １１…シャッター脱離
試験用治具 ６…突起
部の端部 ４…外装ケースの開口 １０…ストッパーリブ ５…磁気ヘッド挿入口 １１…シャッター脱離
試験用治具 ６…突起
Claims (1)
- 【請求項１】 磁気ディスクを１対の外装ケース内に回
転自在に収納し、スライドして外装ケースの開口を開閉
するシャッターを設けた磁気ディスクカートリッジにお
いて、シャッターに形成した長方形の磁気ヘッド挿入口
の一辺に設けたシャッター脱離防止用突起と、この突起
を停止させるための突起に係合する溝の一端とを該一辺
の中央より２〜１０ｍｍだけシャッターの開位置方向に
偏位させてなることを特徴とする磁気ディスクカートリ
ッジ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8148492U JPH0643885U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 磁気ディスクカートリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8148492U JPH0643885U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 磁気ディスクカートリッジ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0643885U true JPH0643885U (ja) | 1994-06-10 |
Family
ID=13747682
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8148492U Pending JPH0643885U (ja) | 1992-10-30 | 1992-10-30 | 磁気ディスクカートリッジ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0643885U (ja) |
-
1992
- 1992-10-30 JP JP8148492U patent/JPH0643885U/ja active Pending
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