JPH0643882A - 車両用能動型騒音制御装置 - Google Patents

車両用能動型騒音制御装置

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JPH0643882A
JPH0643882A JP4195518A JP19551892A JPH0643882A JP H0643882 A JPH0643882 A JP H0643882A JP 4195518 A JP4195518 A JP 4195518A JP 19551892 A JP19551892 A JP 19551892A JP H0643882 A JPH0643882 A JP H0643882A
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JP
Japan
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noise
signal
reference signal
vehicle
time
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Application number
JP4195518A
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English (en)
Inventor
Yoshiharu Nakaji
義晴 中路
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Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Publication of JPH0643882A publication Critical patent/JPH0643882A/ja
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  • Filters That Use Time-Delay Elements (AREA)
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Complex Calculations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】十分な騒音低減効果を発揮しつつ、計算量が低
減され、処理の高速化が図られるようにする。 【構成】こもり音等の騒音と同じ周期のインパルス列で
なる基準信号xを読み込み、その基準信号の最新の値が
生成されてから現時点までの経過時間kをサンプリング
・クロックSCP を単位として基準パルスカウンタ11
で計数する。そして、経過時間kがカウントされるたび
に、数列Wm の計数Wmiを駆動信号ym (y1 〜y4
として各ラウドスピーカに供給する。一方、経過時間k
と騒音の周期Nに対応して読み出した遅延情報dlmとか
ら決まる順位にある数列Wm の計数Wmiを、車室内の騒
音が低減するように、残留騒音信号el (e1 〜e8
に基づいて適応処理部14によって更新する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、騒音源から車室内に
伝達される騒音に制御音源から発せられる制御音を干渉
させることにより騒音の低減を図る車両用能動型騒音制
御装置に関し、特に、周期的な騒音を発する騒音源から
伝達される騒音の低減を図る能動型騒音制御装置におい
て、演算処理が簡略化され高速での処理が可能となるよ
うにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来の能動型騒音制御装置として、英国
特許第2149614号や特表平1−501344号に
記載のものがある。これら従来の装置は、航空機の客室
やこれに類する閉空間に適用される騒音低減装置であっ
て、閉空間の外部に位置するエンジン等の単一の騒音源
は、基本周波数f0 及びその高調波f1 〜fn を含む騒
音を発生するという条件の下において作動するものであ
る。
【0003】具体的には、閉空間内の複数の位置に設置
され音圧を検出するマイクロフォンと、その閉空間に制
御音を発生する複数のラウドスピーカとを備え、騒音源
の周波数f0 〜fn 成分に基づき、それら周波数f0
n 成分と逆位相の信号でラウドスピーカを駆動させ、
もって閉空間に伝達される騒音と逆位相の制御音をラウ
ドスピーカから発生させて騒音を打ち消している。
【0004】そして、ラウドスピーカから発せられる制
御音の生成方法として、PROCEEDINGS OF THE IEEE,VOL.
63 PAGE 1692,1975,“ADAPTIVE NOISE CANSELLATION :
PRINCIPLES AND APPLICATIONS ”で述べられている‘WI
DROW LMS’アルゴリズムを多チャンネルに展開したアル
ゴリズムを適用している。その内容は、上記特許の発明
者による論文、“A MULTIPLE ERROR LMS ALGORITHM AND
ITS APPLICATION TOTHE ACTIVE CONTROL OF SOUND AND
VIBRATION ”,IEEE TRANS.ACOUST.,SPEECH,SIGNAL PRO
CESSING,VOL.ASSP −35,PP.1423−1434,1987 にも述べ
られている。
【0005】即ち、LMSアルゴリズムは、適応ディジ
タルフィルタのフィルタ係数を更新するのに好適なアル
ゴリズムの一つであって、例えばいわゆるFilter
ed−X LMSアルゴリズムにあっては、ラウドスピ
ーカからマイクロフォンまでの伝達関数をモデル化した
伝達関数フィルタを全てのラウドスピーカとマイクロフ
ォンとの組み合わせについて設定し、騒音源の騒音発生
状態を表す基準信号をそのフィルタで処理した値と各マ
イクロフォンが検出した残留騒音とに基づいた所定の評
価関数の値が低減するように、各ラウドスピーカ毎に設
けられたフィルタ係数可変のディジタルフィルタのフィ
ルタ係数を更新している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような従来の能動型騒音制御装置にあっては、騒音の
発生状態を表す基準信号を例えば正弦波のような連続信
号として取り込んでいるため、基準信号と伝達関数フィ
ルタの値との畳み込み演算並びに基準信号と適応ディジ
タルフィルタの値との畳み込み演算の際に、その連続信
号を所定間隔でサンプリングしてなる数列の各値と、伝
達関数フィルタ及び適応ディジタルフィルタの各フィル
タ係数とを積算し、その積算の結果をさらに加算しなけ
ればならないので、計算量が多大になってしまうという
不具合がある。
【0007】なお、多大な計算量を必要とすることなく
騒音の低減を図る従来の技術として特公平4−273号
公報に記載された自動車の車室内音場制御装置がある
が、この従来の技術は、車種が同一ならば同一の運転状
態で発生するこもり音はほとんど同質であるという前提
の下になされたものであって、車種ごとに種々の運転状
態下で発生するこもり音を相殺する信号情報を予め記憶
させておき、走行中に運転状態に応じてその信号情報を
適宜抽出し、その信号情報に基づいて制御音を発生させ
て騒音の低減を図っていた。しかし、予め記憶する信号
情報を騒音の発生状態に影響を与える全ての要因(例え
ば、車室内温度、乗員数、窓の開閉程度、搭載重量等)
に対応して構築することは記憶容量の点からも実質的に
不可能であるため、かかる従来の技術による騒音低減効
果には限界があった。
【0008】本発明は、このような従来の技術が有する
未解決の課題に着目してなされたものであって、計算量
の低減を図ることができ、しかも、良好な騒音低減効果
を発揮できる車両用能動型騒音制御装置を提供すること
を目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、周期的な騒音を発する騒音
源から騒音が伝達される車両の車室内に制御音を発生可
能な制御音源と、前記騒音源から発せられる騒音と同じ
周期のインパルス列でなる基準信号を生成する基準信号
生成手段と、前記車室内の所定位置における残留騒音を
検出する残留騒音検出手段と、前記基準信号の最新のイ
ンパルスが生成されてから現時点までの経過時間を所定
のサンプリング・クロックを単位として計数する経過時
間計数手段と、前記制御音源及び前記残留騒音検出手段
間の音響伝達の位相特性に基づいて設定される遅延情報
を前記騒音の周期に対応させて記憶する遅延情報記憶手
段と、係数可変の数列を記憶し且つ前記基準信号の最新
のインパルスが生成された時点から前記サンプリング・
クロックの間隔で前記数列の係数を順番に駆動信号とし
て前記制御音源に供給する駆動信号供給手段と、前記経
過時間計数手段が計数した経過時間と前記騒音の周期に
対応する前記遅延情報とから決まる順位にある前記数列
の係数を前記車室内の騒音が低減するように前記残留騒
音に基づいて更新する適応処理手段と、を備えた。
【0010】また、請求項2記載の発明は、上記請求項
1記載の車両用能動型騒音制御装置において、制御音源
に供給される駆動信号から騒音の周期に対応した高調波
成分を除去する高調波成分除去手段を設けた。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明にあっては、駆動信号供給
手段が、基準信号生成手段が生成した基準信号の最新の
インパルスが生成された時点から所定のサンプリング・
クロックの間隔で数列の係数を順番に駆動信号として制
御音源に供給するため、制御音源からは、その記憶され
ている数列に対応した制御音が発生するが、制御開始直
後は、数列の係数が最適な値に収束しているとは限らな
いので、必ずしも車室内の騒音が低減されるとはいえな
い。
【0012】しかし、適応処理手段が、経過時間計数手
段が計数した経過時間(即ち、基準信号の最新のインパ
ルスが生成されてから現時点までの時間)と、騒音の周
期に対応する遅延情報(即ち、残留騒音検出手段が検出
した現時点の残留騒音に含まれる制御音が、いくつ前の
サンプリング・クロックに同期して発した制御音である
かを示す情報)とから決まる順位にある数列の係数を、
車室内の騒音が低減するように残留騒音に基づいて更新
するため、制御が進むに連れて数列の係数は最適値に収
束していき、従って、制御音源から発せられる制御音に
よって騒音が打ち消され、車室内の騒音が低減する。
【0013】そして、かかる騒音低減処理に必要な演算
は数列の係数を更新するのに必要な演算だけであり、本
発明ではあらかじめ騒音周期に対する遅延情報を記憶す
る遅延情報記憶手段を備えている為計算量の多い畳み込
み演算が不要となり、計算量の低減が図られ、高速での
処理が可能となる。なお、請求項1記載の発明のよう
に、制御音源及び残留騒音検出手段間の音響伝達を、そ
の位相特性に基づく遅延情報として騒音低減制御に取り
込んだ場合、騒音の高調波成分に対応する制御音が、か
かる高調波成分の騒音が発生していないにも関わらず発
せられる可能性がある。
【0014】そこで、請求項2記載の発明であれば、高
調波成分除去手段が、駆動信号供給手段が制御音源に供
給する駆動信号から、騒音の周期に対応した高調波成分
を除去するので、不要な高調波の制御音が発生すること
が防止される。
【0015】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。図1は、本発明の第1実施例の全体構成を示す
図であり、この実施例は、騒音源としてのエンジン4か
ら車室6内に伝達されるこもり音の低減を図る車両用能
動型騒音制御装置1に本発明を適用したものである。
【0016】先ず、構成を説明すると、車体3は、前輪
2a,2b,後輪2c,2d及び各車輪2a〜2dと車
体3との間に介在するサスペンションによって支持され
ている。なお、図1に示す車両は、前輪2a及び2bが
車体3前部に配置されたエンジン4によって回転駆動さ
れるいわゆる前置きエンジン前輪駆動車である。エンジ
ン4には、基準信号生成手段としてのクランク角センサ
5が取り付けられていて、このクランク角センサ5は、
エンジン4で発生するこもり音と同じ周期のインパルス
列(例えば、レシプロ4気筒の場合は、180度回転す
る度に一つのインパルス)でなる基準信号xをコントロ
ーラ10に供給する。
【0017】また、車体3の車室6内には、制御音源と
してのラウドスピーカ7a,7b,7c及び7dが、前
部座席S1 ,S2 及び後部座席S3 ,S4 のそれぞれに
対向するドア部に配置されている。さらに、各座席S1
〜S4 のヘッドレスト位置には、残留騒音検出手段とし
てのマイクロフォン8a〜8hが、それぞれ二つずつ配
設されていて、これらマイクロフォン8a〜8hが音圧
として測定した残留騒音信号e1 〜e8 が、コントロー
ラ10に供給される。
【0018】そして、コントローラ10は、マイクロコ
ンピュータや必要なインタフェース回路等を含んで構成
されていて、クランク角センサ5から供給される基準信
号xと、マイクロフォン8a〜8hから供給される残留
騒音信号e1 〜e8 とに基づいて、後述する演算処理を
実行し、車室6内に伝達されるこもり音を打ち消すよう
な制御音がラウドスピーカ7a〜7dから発せられるよ
うに、それらラウドスピーカ7a〜7dに駆動信号y1
〜y4 を出力する。
【0019】図2は、コントローラ10の機能構成を示
すブロック図であって、このコントローラ10は、基準
信号xの最新のインパルスが供給されてから現時点まで
の経過時間k(k=0,1,2,…,)をサンプリング
・クロックSCP を単位として計数する経過時間計数手
段としての基準パルスカウンタ11を有しており、この
基準パルスカウンタ11は、経過時間kとともに、基準
信号xの前回のインパルスが供給されてから最新のイン
パルスが供給されるまでの間の経過時間kからなる騒音
周期Nを出力する。
【0020】さらに、コントローラ10は、ラウドスピ
ーカ7a〜7dに対応した個数(M個:本実施例では、
M=4)の係数可変の数列Wm (m=1〜M)を記憶
し、その基準パルスカウンタ11が経過時間kをカウン
トするたびに数列Wm の各係数Wmiのうちk番目の係数
mkを駆動信号ym としてラウドスピーカ7a〜7dに
供給する駆動信号供給手段としての駆動信号生成部12
と、基準パルスカウンタ11で計数された騒音周期Nに
基づいて所定の遅延情報dlm(l=1〜L:Lはマイク
ロフォン8a〜8hの個数であり、本実施例ではL=
8)を出力する遅延情報記憶手段としてのディレイ記憶
部13と、経過時間k,遅延情報dlm及びマイクロフォ
ン8a〜8から供給される残留騒音信号e1 〜e8 に基
づいて車室6内のこもり音が低減するように駆動信号生
成部12内の数列Wm の係数Wmiを更新する適応処理手
段としての適応処理部14と、を有している。
【0021】なお、本実施例では、適応処理部14は、
LMSアルゴリズムに基づいて数列Wm の係数Wmiを更
新する。ここで、ディレイ記憶部13に記憶されている
遅延情報dlmは、各ラウドスピーカ7a〜7d及びマイ
クロフォン8a〜8h間の音響伝達の位相特性を、それ
らラウドスピーカ7a〜7d及びマイクロフォン8a〜
8h間の全ての組み合わせ(M×L=32組)につい
て、騒音周期Nに対応する記憶テーブルとして予め設定
された情報であって、具体的には、図3に示すような処
理手順に従って構築される。
【0022】即ち、ステップ001において、各ラウド
スピーカ7a〜7d及びマイクロフォン8a〜8h間の
伝達関数を有限インパルス応答関数の形でモデル化して
なる伝達関数Clmを同定し、次いで、ステップ002
で、その伝達関数Clmを、例えば高速フーリエ変換(F
FT)等によって周波数変換して周波数応答関数を求め
て、周期(周波数の逆数)に対する各ラウドスピーカ7
a〜7d及びマイクロフォン8a〜8h間の位相特性を
求める。
【0023】そして、ステップ003において、ステッ
プ002で演算された位相特性を、周期ごとに、時間領
域の遅延量に変換し、次いでステップ004に移行し、
ステップ003で求められた周期に対応する遅延量をテ
ーブル化して記憶する。図4及び図5はコントローラ1
0内で実行される処理の概要を示したフローチャートで
あって、図4は、コントローラ10が駆動信号ym を出
力するタイミングで実行される割り込み処理を示し、図
3は、基準信号x(一つのインパルス)が供給されるた
びに実効される割り込み処理を示している。
【0024】即ち、図4に示す割り込み処理は、基準信
号xの最新のインパルスが供給された時点(k=0)か
ら、サンプリング・クロックSCP の間隔で実行される
処理であって、先ず、そのステップ101において他の
割り込み処理を禁止し、次いでステップ102に移行す
る。ステップ102では、駆動信号ym を数列Wm のk
番目の係数Wmkに設定し、そして、ステップ103に移
行して、駆動信号ym を各ラウドスピーカ7a〜7dに
出力する。
【0025】次いで、ステップ104に移行し、各マイ
クロフォン8a〜8hから供給される残留騒音信号e1
〜e8 を読み込む。そして、ステップ105に移行し、
マイクロフォン8a〜8hに対応する添字l(l=1〜
L)を1に設定するとともに、ステップ105に移行
し、ラウドスピーカ7a〜7dに対応する添字m(m=
1〜M)を1に設定する。
【0026】次いで、ステップ107に移行し、現時点
の経過時間kから遅延情報dlmを差し引いた値の極性を
判定し、(k−dlm)≧0と判定された場合には、ステ
ップ108に移行し、後述するようにLMSアルゴリズ
ムに基づいた下記の(1)式に従って、数列Wm の各係
数のうち経過時間k及び遅延情報dlmから決まる順位
(k−dlm)にある係数Wm(k-dlm)を更新する。また、
ステップ107で、(k−dlm)<0と判定された場合
には、ステップ109に移行し、同様にLMSアルゴリ
ズムに基づいた下記の(2)式に従って、数列Wm の各
係数のうち経過時間k及び遅延情報dlmから決まる順位
(k−dlm+N)にある係数Wm(k-dlm+N)を更新する。
【0027】 Wm(k-dlm) =Wm(k-dlm) −αel ……(1) Wm(k-dlm+N)=Wm(k-dlm+N)−αel ……(2) なお、αは収束係数と呼ばれる係数であって、各数列W
m が最適に収束する速度やその安定性に関与する。ここ
で、ステップ107の判定を行い、その判定の結果に応
じて数列Wm の係数の更新式を上記(1)式若しくは
(2)式で異ならせているのは、数列Wm の係数Wmi
うち添字iが負の値となる(k−dlm)<0の範囲は、
基準信号xの最新のインパルスが供給されるよりも前の
処理において生成された駆動信号ymの影響が現在の残
留騒音信号el に含まれていることを示すから、騒音周
期Nの分だけ繰り下げて更新する係数の順位を決める必
要があるからである。
【0028】そして、ステップ108又は109におけ
る更新処理を行ったら、ステップ110に移行してmを
インクリメントし、ステップ111でmがMを超えたと
判定されるまで、上述したステップ107〜110の処
理を繰り返し実行する。また、ステップ111でmがM
に達したと判定された場合には、ステップ112に移行
してlをインクリメントし、ステップ113でlがLを
超えたと判定されるまで、上述したステップ106〜1
12の処理を繰り返し実行する。
【0029】即ち、ステップ113の判定が「YES」
となったら、ラウドスピーカ7a〜7d及びマイクロフ
ォン8a〜8hの全ての組み合わせに関して上記ステッ
プ108若しくは109の処理が実行されたことになる
から、数列Wm の係数Wmiの更新処理が完了したと判断
し、ステップ114に移行する。ステップ114では、
経過時間kをインクリメントし、ステップ115に移行
して割り込み禁止状態を解除した後、今回のこの図4に
示す処理を終了する。
【0030】一方、基準信号xの一つのインパルスが供
給されると、図5に示す処理が実行され、先ず、そのス
テップ201で他の割り込み処理を禁止状態とし、次い
でステップ202に移行する。ステップ202では、図
4に示す処理を実行するたびにインクリメントされた最
新の経過時間kを、騒音周期Nとして記憶する。これ
は、図4に示す処理は、最新の基準信号xのインパルス
が入力されてからサンプリング・クロックSCPの間隔
で実行される処理であり、その実行のたびに図4のステ
ップ112で経過時間kがインクリメントされるから、
次の基準信号xのインパルスが入力された時点における
経過時間kが、騒音の周期を表すことになるからであ
る。
【0031】次いで、ステップ203に移行し、マイク
ロフォン8a〜8hに対応する添字l(l=1〜L)を
1に設定するとともに、ステップ204に移行し、ラウ
ドスピーカ7a〜7dに対応する添字m(m=1〜M)
を1に設定する。そして、ステップ205に移行し、下
記の(3)式に従って、遅延情報dlmを設定する。
【0032】 dlm=dmem.lmN ……(3) ここで、dmem.lmN は上述した図3に示す処理によって
ディレイ記憶部13にテーブル化されて記憶されている
情報であって、即ち、このステップ205の処理によっ
て騒音周期Nに対応して適宜読み出され、遅延情報dlm
として設定される。
【0033】ステップ205の処理を終えたら、ステッ
プ206でmをインクリメントとし、そして、ステップ
207でmがMを超えたと判定されるまで、これらステ
ップ205及び206の処理を繰り返し実行する。ま
た、ステップ207の判定が「YES」となったら、ス
テップ208に移行してlをインクリメントし、そし
て、ステップ209でlがLを超えたと判定されるま
で、上述したステップ204〜208の処理を繰り返し
実行する。
【0034】従って、ステップ209の判定が「YE
S」となったら、ラウドスピーカ7a〜7d及びマイク
ロフォン8a〜8hの全ての組み合わせに関して上記ス
テップ205の処理が実行されたことになるから、全て
の遅延情報dlmの騒音周期Nに基づく設定が完了したと
判断し、ステップ210に移行する。ステップ210で
は、経過時間kをクリアし、ステップ211に移行した
割り込み禁止状態を解除したら、今回のこの図5に示す
処理を終了する。
【0035】次に、本実施例の作用効果を説明する。エ
ンジン4の振動は、フレーム等を伝わって車室6内にこ
もり音となって放射される。一方、クランク角センサ5
からコントローラ10に基準信号xが供給されると、コ
ントローラ10内では、基準信号xのインパルスが入力
されるたびに図5の処理が実行され、且つ、最新の基準
信号xのインパルスが入力された時点からサンプリング
・クロックSCP の間隔で、図4に示す処理が実行され
る。
【0036】すると、コントローラ10で駆動信号y1
〜y4 が生成され、これが各ラウドスピーカ7a〜7d
に供給される。すると、ラウドスピーカ7a〜7dから
車室6内に制御音が発生するが、制御開始直後は数列W
m の各係数Wmiが最適な値に収束しているとは限らない
ので、必ずしも車室6内に伝達されたこもり音が低減さ
れるとはいえない。
【0037】しかし、適応処理部14が、騒音周期Nに
基づいてディレイ記憶部13から読み出された遅延情報
lmと、マイクロフォン8a〜8hが検出し出力した車
室6内の残留騒音信号e1 〜e8 とに基づいて、LMS
アルゴリズムに基づいた上記(1)式又は(2)式に従
って数列Wm の各係数Wmiを更新していくため、それら
数列Wm の各係数Wmiは、最適値に向かって収束してい
く。
【0038】この結果、車室6内に伝達されるこもり音
がラウドスピーカ7a〜7dから発せられる制御音によ
って打ち消され、車室6内の騒音の低減が図られる。こ
こで、上記(1)式又は(2)式に示される数列Wm
各係数Wmiの更新式の理論的な背景について説明する。
ただし、説明を簡明にするため、1チャンネル(L=
1,M=1)の場合について説明する。
【0039】即ち、本来のFiltered−X LM
Sアルゴリズムに従う場合、サンプリング時刻nにおけ
る基準信号をx(n)とすれば、下記の(4)式で表さ
れるタップ数IのFIR(有限インパルス応答関数)型
の適応ディジタルフィルタWの出力yは、下記の(5)
式で示されるように、畳み込み演算によって算出され
る。
【0040】 ただし、上記(4)式及び(5)式中のWi は、適応デ
ィジタルフィルタWのi番目のフィルタ係数である。
【0041】そして、上記(5)式で表される出力y
(n)が、下記の(6)式で表される伝達系Cを通る
と、下記の(7)式で表される信号sとなる。 さらに、この(7)式で表される信号sが、信号p
(n)と干渉してこれを打ち消す、即ち下記の(8)式
で表される誤差e(n)を含む下記の(9)式で表され
る評価関数Jが最小となる適応ディジタルフィルタW
(z)の各フィルタ係数Wi の更新式は、下記の(10)
式のようになる。
【0042】 e(n)=s(n)+p(n) ……(8) J(n)={e(n)}2 ……(9) Wi =Wi −μe(n)r(n−i) ;i=0〜I−1 ……(10) ただし、μは収束係数であり、また、 である。
【0043】いま、消去すべき信号p(n)が周期的で
あり、且つ、基準信号x(n)が、信号p(n)の周期
Nに同期した大きさ1のインパルス列であるとし、さら
に、その周期Nと適応ディジタルフィルタW(z)のタ
ップ数Iとが一致しているとすれば、出力y(n)の演
算は、上記(5)ではなく、下記の(12)式のようにな
る。
【0044】 =Wk ……(12) ただし、関数δ(n)は、 δ(n)=0 ;n≠0 δ(0)=1 ……(13) であり、インパルス列である基準信号x(n)は、 x(aN)=1,x(n)=0 ;a=0,1,…,n≠aN ……(14) であるから、上記(12)式が得られる。
【0045】また、関数mod(i,j)は、整数iを
整数jで除したときの剰余であり、kは、 mod(n−k,N)=0 ;0≦k≦N−1 ……(15) を満たす整数である。そして、信号p(n)が周期的で
ある場合の基本的な例として、信号p(n)が正弦波で
ある場合を考える。この場合、制御すべき周波数成分は
単一であるから、上記(11)式に示したr(n)の演算
は、その周波数での振幅及び位相の変換のみが意味を有
し、高調波成分に対する影響は考慮する必要はない。ま
た、上記(10)式から判るように、制御すべき周波数に
おける振幅処理は、スカラである収束係数μに含ませる
ことができる。
【0046】つまり、上記(11)式では位相の変換のみ
を行えばよく、しかも、単一周波数における位相の変換
処理は、適切な時間遅延処理と等価である。例えば、1
00Hz成分を180°遅らせる処理は、 1/100×180/360=0.005(秒) の遅延処理に等しくなる。
【0047】従って、サンプリング・クロックを単位と
して定めたとき適切な遅延量をdとすれば、x(n−
d)及びr(n)は、少なくともその周波数では、同じ
意味を持つことになる。さらに、上記(10)式は、基準
信号x(n)がインパルス列であることから、下記の
(16)式のようになる。
【0048】 W(−d+k)=W(−d+k)−αe(n) ……(16) なお、αは、上記(10)式における収束係数μに、上述
した振幅処理をも考慮して新たに設定した収束係数であ
る。このように導かれた(16)式は、本実施例における
更新式である上記(1)式又は(2)式と同じである。
【0049】つまり、本実施例のように、発生する騒音
が周期的である場合には、ラウドスピーカ7a〜7dか
らマイクロフォン8a〜8hまでの間の伝達関数を遅延
処理としても、数列Wm の係数Wmiの最適値への収束は
可能であり、従って、騒音低減効果を損なうことなく、
演算処理の簡略化を図ることができる。さらに、基準信
号xがインパルス列であると、上記(11)式のr(n)
は、インパルス列でなる基準信号xが遅延量dだけずれ
たものと考えることができるから、各サンプリング・ク
ロックSCP ごとに更新される数列Wm の係数Wmiは一
つだけで済み、しかも、その更新に要する演算には、上
記(11)式で示されるような畳み込み演算が不要であ
り、上記(1)式又は(2)式で示されるように、収束
係数αと残留騒音信号el との乗算及びその結果の減算
だけで済むから、計算量が大幅に低減され、高速での処
理が可能となる。
【0050】また、駆動信号ym も、本来のFilte
red−X LMSアルゴリズムに従う場合には、上記
(5)式で示されるような畳み込み演算が必要となる
が、基準信号x(n)がインパルス列である本実施例で
あれば、サンプリング・クロックSCP に同期して数列
m の係数Wmiを順番に出力するだけで済み、これによ
っても、計算量の大幅な低減が図られる。
【0051】ここで、本実施例にあっては、基準パルス
カウンタ11及びステップ114,ステップ210の処
理によって経過時間計数手段が構成され、駆動信号供給
部12及びステップ102,103の処理によって駆動
信号供給手段が構成され、適応処理部14及びステップ
105〜113の処理によって適応処理手段が構成され
る。
【0052】なお、数列Wm の計数Wmiの更新演算はL
×Mの全ての組み合わせについて行うことが望ましい
が、図4で説明したように必ずしも1サンプリング時間
内に全ての更新演算を終了させなくてもよく、複数のサ
ンプリング時間にまたがって演算してもよい。図6は、
本発明の第2実施例の構成を示していて、上記第1実施
例の図2と同様にコントローラ10の機能構成を示すブ
ロック図である。なお、その他の構成は、上記第1実施
例と同様である。
【0053】即ち、上記第1実施例のように、ラウドス
ピーカ7a〜7d及びマイクロフォン8a〜8h間の伝
達関数を、その位相特性に基づく遅延情報dlmで近似し
た場合、騒音の基本周波数の高調波成分に対応する制御
音が、かかる高調波成分の騒音が発生していないにも関
わらず発せられる可能性がある。そこで、本実施例で
は、駆動信号生成部12の出力側にローパス・フィルタ
15A,15Bを配設し、このローパス・フィルタ15
A又は15Bで騒音の周期に基づく高調波成分を除去し
てから駆動信号ym を出力することとしている。
【0054】ただし、騒音の基本周波数は、エンジン回
転数によって逐次変動することから、本実施例では、例
えば高回転域及び低回転域のそれぞれに対応した高調波
成分を除去し得る複数のローパス・フィルタ15A,1
5Bを設けるとともに、それらローパス・フィルタ15
A,15Bの入力側に切換部16Aを設け、そして、騒
音周期Nに基づいて切換制御部17によって切換部16
Aを切り換えて使用すローパス・フィルタ15A,15
Bを変更できるようにしている。
【0055】また、ローパス・フィルタ15A,15B
が追加された結果、信号伝達系の位相特性が変化するた
め、図3に示す遅延情報を構築するための処理は、それ
らローパス・フィルタ15A,15Bを追加した構成で
実行するか、若しくは、上記第1実施例と同じ構成で構
築した場合には、遅延情報をローパス・フィルタ15
A,15Bの位相特性に応じて補正する必要がある。
【0056】さらに、ローパス・フィルタ15A及び1
5B間の位相特性が異なる場合には、遅延情報もそれら
ローパス・フィルタ15A及び15Bごとに設定する必
要があるから、図6に示すように、複数のディレイ記憶
部13A,13B及びその出力側に切換部16Bを設
け、切換部16Bを切換部16Aと同様に切換制御部1
7によって切換可能とする。
【0057】このような構成とした結果、ローパス・フ
ィルタ15A又は15Bによって、駆動信号y1 〜y4
から騒音の周期Nに対応した高調波成分が除去されるの
で、不要な高調波の制御音の発生を防止することができ
る。その他の作用効果は、上記第1実施例と同様であ
る。ここで、本実施例では、ローパス・フィルタ15
A,15B、切換部16A及び切換制御部17によっ
て、高調波成分除去手段が構成される。
【0058】なお、複数のローパス・フィルタ15A,
15Bの個数は、本実施例のように二つに限定されるも
のではなく、さらに細かな制御を実行するには、三つ以
上であってもよい。また、複数のローパス・フィルタ1
5A,15Bに代えて、通過特性可変のローパス・フィ
ルタを設けてもよい。
【0059】なお、上記各実施例では、本発明に係る車
両用能動型騒音制御装置を、車両のエンジンから車室内
に伝達されるこもり音の低減を図る装置に適用した場合
について説明したが、本発明によって低減可能な騒音
は、これらに限定されるものではなく、周期的な騒音を
発生するものであり、且つ、その騒音と同じ周期のイン
パルス列でなる基準信号を生成できるものであれば、適
用可能であることは勿論である。
【0060】例えば、トランスミッションで発生する騒
音の低減するのであれば、そのトランスミッションのシ
ャフトの回転信号及びギア位置に基づいて基準信号を生
成すればよいし、終減速装置で発生する騒音を低減する
のであれば、その終減速装置の回転信号及びギア位置に
基づいて基準信号を生成すればよいし、ドライブ・シャ
フトで発生する騒音の低減するのであれば、そのドライ
ブ・シャフト回転信号に基づいて基準信号を生成すれば
よいし、プロペラ・シャフトで発生する騒音の低減する
のであれば、そのプロペラ・シャフト回転信号に基づい
て基準信号を生成すればよいし、エアコンディショナの
コンプレッサで発生する騒音を低減するのであれば、そ
のコンプレッサの回転信号に基づいて基準信号を生成す
ればよいし、ラジエータのファンから発生する騒音を低
減するのであれば、そのファンの回転信号に基づいて基
準信号を生成すればよいし、過給器で発生する騒音を低
減するのであれば、その過給器の回転信号に基づいて基
準信号を生成すればよいし、ウォータ・ポンプやオイル
・ポンプで発生する騒音を低減するのであれば、そのポ
ンプの回転信号に基づいて基準信号を生成すればよい
し、オルタネータで発生する騒音を低減するのであれ
ば、そのオルタネータの回転信号に基づいて基準信号を
生成すればよいし、車輪の回転に伴って発生する騒音を
低減するのであれば、その車輪の回転信号に基づいて基
準信号を生成すればよい。
【0061】また、上記各実施例では、エンジン4で発
生するこもり音に相関のある基準信号xを、クランク角
の回転に基づいて生成しているが、これに限定されるも
のではなく、例えば、エンジン4での燃焼に同期して基
準信号を生成してもよい。
【0062】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
騒音源から発せられる騒音と同じ周期のインパルス列を
基準信号とするとともに、処理に必要な伝達関数のモデ
ルを遅延処理としたため、十分な騒音低減効果を発揮し
つつ、演算量が少なくなって、処理の高速化が図られる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の全体構成図である。
【図2】コントローラの機能構成を示すブロック図であ
る。
【図3】遅延情報の構築処理を示すフローチャートであ
る。
【図4】コントローラ内で実行される処理の概要を示す
フローチャートである。
【図5】コントローラ内で実行される処理の概要を示す
フローチャートである。
【図6】第2実施例におけるコントローラの機能構成を
示すブロック図である。
【符号の説明】
1 車両用能動型騒音制御装置 4 エンジン(騒音源) 5 クランク角センサ(基準信号生成手
段) 6 車室 7a〜7d ラウドスピーカ(制御音源) 8a〜8h マイクロフォン(残留騒音検出手段) 10 コントローラ 11 基準パルスカウンタ 12 駆動信号生成部 13 ディレイ記憶部 13A,13B ディレイ記憶部 14 適応処理部 15A,15B ローパス・フィルタ 16A,16B 切換部 17 切換制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H03H 21/00 7037−5J

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周期的な騒音を発する騒音源から騒音が
    伝達される車両の車室内に制御音を発生可能な制御音源
    と、前記騒音源から発せられる騒音と同じ周期のインパ
    ルス列でなる基準信号を生成する基準信号生成手段と、
    前記車室内の所定位置における残留騒音を検出する残留
    騒音検出手段と、前記基準信号の最新のインパルスが生
    成されてから現時点までの経過時間を所定のサンプリン
    グ・クロックを単位として計数する経過時間計数手段
    と、前記制御音源及び前記残留騒音検出手段間の音響伝
    達の位相特性に基づいて設定される遅延情報を前記騒音
    の周期に対応させて記憶する遅延情報記憶手段と、係数
    可変の数列を記憶し且つ前記基準信号の最新のインパル
    スが生成された時点から前記サンプリング・クロックの
    間隔で前記数列の係数を順番に駆動信号として前記制御
    音源に供給する駆動信号供給手段と、前記経過時間計数
    手段が計数した経過時間と前記騒音の周期に対応する前
    記遅延情報とから決まる順位にある前記数列の係数を前
    記車室内の騒音が低減するように前記残留騒音に基づい
    て更新する適応処理手段と、を備えたことを特徴とする
    車両用能動型騒音制御装置。
  2. 【請求項2】 制御音源に供給される駆動信号から騒音
    の周期に対応した高調波成分を除去する高調波成分除去
    手段を設けた請求項1記載の車両用能動型騒音制御装
    置。
JP4195518A 1992-07-22 1992-07-22 車両用能動型騒音制御装置 Pending JPH0643882A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8111834B2 (en) 2007-03-28 2012-02-07 Honda Motor Co., Ltd. Vehicular active noise control system

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US8111834B2 (en) 2007-03-28 2012-02-07 Honda Motor Co., Ltd. Vehicular active noise control system

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