JPH064381U - 空気圧縮機の油水分離装置 - Google Patents

空気圧縮機の油水分離装置

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Publication number
JPH064381U
JPH064381U JP4459592U JP4459592U JPH064381U JP H064381 U JPH064381 U JP H064381U JP 4459592 U JP4459592 U JP 4459592U JP 4459592 U JP4459592 U JP 4459592U JP H064381 U JPH064381 U JP H064381U
Authority
JP
Japan
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oil
water
compressor
drain tank
separator
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Pending
Application number
JP4459592U
Other languages
English (en)
Inventor
秀喜 浅間
秋郎 板爪
慎一 春木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koki Holdings Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Koki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は空気圧縮機の油水分離装置に関する
ものであり、その目的とするところは、油と水を確実に
分離し、水を圧縮機チャンバーに戻さないようにするこ
とである。 【構成】 ドレンタンクの内に油水分離隔壁4を取り付
けることでミストセパレータ2からのパイプ11から放
出されるミストを閉じ込めることによって水と油に確実
に分離し、オーバーフロー口8に水が流入しないように
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は空気圧縮機の圧縮空気中に含まれるミストを確実に水と油に分離する 油水分離装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の油水分離装置に関する考案としては、実願昭63−101315に記載 のようにドレンタンクの上部側面のオーバーフロー口に油は通すが水は通さない フィルタを装着し、ドレンタンクの底部には水は通すが油を通さないフィルタを 装着して、油は圧縮機チャンバーへ戻し、水はドレンタンクの底部から確実に排 出できるようにした空気圧縮機の油水分離装置が提案されている。
【0003】 しかしながら、フィルタを装着すると、オートドレンバルブが開いた際にドレ ンタンクに放出される空気の抵抗となり、ドレンタンクの圧力が上昇する点で好 ましくないため、一般にはフィルタを設けない図3のような構成のものが知られ ている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
図3において吸入口から吸い込まれた空気は圧縮機1で圧縮ミストセパレータ 2に入る。ここで油と水がトラップされ、フロート式オートドレンバルブ10に より、ドレンタンク7内に自動的に排出される。ドレンタンク7では一般に油と 水を比重差により分離し、油のみオーバーフローされて圧縮機チャンバー9内に 戻される。しかしながらオートドレンバルブ10の開くタイミングあるいは、オ ートドレンバルブ10の具合が悪い場合などでは、オートドレンバルブ10が開 いてドレンタンク7に排出された時、水がドレンタンク7の底に沈下しないで、 一部の水がオーバーフロー口8から圧縮機チャンバー9に戻るものがあった。そ のため圧縮機チャンバー9内の油が劣化しやすかった。本考案の目的は、上記し た従来技術の欠点をなくすため、ドレンタンク7内の水と油を確実に分離して圧 縮機チャンバー9に水が混入しないようにし、圧縮機1の信頼性を向上させるこ とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、油水分離装置においてフロート式オートドレンバルブの出口に接 続されたドレンタンク入口と、ドレンタンクから油を圧縮機チャンバーに戻すた めのオーバーフロー口との間の液面の上下に隔壁を設けることにより達成される
【0006】 。
【作用】
図1に示すようにミストセパレータに接続されているドレンタンク入口11か ら放出された水分を含んだ油は、慣性により直進し、ドレンタンク10の中に装 着した油水分離隔壁4内側の液面に衝突する。放出された空気は軽いため、隔壁 上部の開口部からオーバーフロー口8を経て圧縮機チャンバー9に吸い込まれる 。隔壁内に放出された水分は比重が大きいため、ドレンタンク10底部に沈下す る。このため、水分を含んだ未分離の状態の油がそのままオーバーフロー口8か ら圧縮機チャンバー9に吸い込まれるのを防止することができる。そして水分を 含んだ油は油水分離隔壁4の内側で徐々に分離され、水分は底部に沈降させ、水 分を分離された油のみ隔壁の中間にある連通穴4aから隔壁の外に流出し、オー バーフローロから圧縮機チャンバーに戻すことができる。
【0007】
【実施例】
本考案の一実施例を図2に示す。同図において吸込み口から吸い込まれた空気 は圧縮機1で圧縮され、ミストセパレータ2に入る。ここで油と水がトラップさ れ、フロート式オートドレンバルブ10により、ドレンタンク7内に設けられた 油水分離隔壁4内に自動的に排出される。排出されたドレンは、隔壁内でドレン タンクの底部に沈降し、油は隔壁中央部の穴から放出される。上記により、一部 の水がオーバーフロー口8より圧縮機チャンバー9の戻るのを防止し、油の劣化 を防ぎ信頼性を向上させた。
【0008】
【考案の効果】
本発明によれば油水分離性能を向上することができ、圧縮機の信頼性を向上す ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明になる油水分離装置の一実施例を示す
断面図である。
【図2】 本発明の一例を示す配管系を含む構成図であ
る。
【図3】 従来技術の一例を示す配管系を含む構成図で
ある。
【符号の説明】
1は圧縮機、2はミストセパレータ、3はクーラパイ
プ、4は油水分離隔壁、4aは連通穴、7はドレンタン
ク、8はオーバーフロー口、9は圧縮機チャンバー、1
0はオートドレンバルブ、11はドレンタンク入口であ
る。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧縮機の吐出側と空気タンクの配管
    経路の途中にクーラパイプ、フィルタを内蔵したミスト
    セパレータ及び空気タンクの逆圧を防止する逆止弁を直
    列に配管し、ミストセパレータの底部にはフロート式オ
    ートドレンバルブを装着し、その出口にドレンタンクを
    接続し、そのドレンタンクの入口とオーバーフロー口と
    の間に隔壁を取り付けたことを特徴とする空気圧縮機の
    油水分離装置。
JP4459592U 1992-06-26 1992-06-26 空気圧縮機の油水分離装置 Pending JPH064381U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012235617A (ja) * 2011-04-29 2012-11-29 Mitsubishi Electric Corp 回転電機の密封油供給装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980922