JP2529998Y2 - ドレン排出装置 - Google Patents

ドレン排出装置

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JP2529998Y2
JP2529998Y2 JP7252193U JP7252193U JP2529998Y2 JP 2529998 Y2 JP2529998 Y2 JP 2529998Y2 JP 7252193 U JP7252193 U JP 7252193U JP 7252193 U JP7252193 U JP 7252193U JP 2529998 Y2 JP2529998 Y2 JP 2529998Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は空気圧縮装置におけるエ
アタンク、アフタークーラ、ドレンセパレータ、エアド
ライヤ、ミストセパレータ等から排出されるドレンの排
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例の空気圧縮装置は図9に示すよう
に、空気圧縮機1の吐出配管2に例えはアフタークーラ
3、エアタンク4、エアドライヤ5を介装しており、ア
フタークーラ3で空気圧縮機1による圧縮による圧縮空
気の温度を低下させ、エアタンク4で吐出配管2の端末
に設けた圧縮空気使用機器の負荷変動による圧縮空気圧
の変動を抑制し、エアドライヤ5で圧縮空気を乾燥して
圧縮空気使用機器へ送り出している。
【0003】アフタークーラ3、エアタンク4、エアド
ライヤ5等からドレンが排出されるが、このドレン中に
は、空気圧縮時、空気圧縮機1から随伴した潤滑油が混
合し、油濁水が含まれている。アフタークーラ3、エア
タンク4、エアドライヤ5の夫々のドレン配管6,7,
8にはドレントラップ11,12,13が介装され、ド
レン配管6,7,8はドレン集合管14に連通してい
る。ドレン集合管14はドレントラップ11,12,1
3から排出されるドレンを集めて地上から掘り下げたド
レン溜槽15に排出している。
【0004】ここで用いられるドレントラップ11,1
2,13は図10に示すように容器16の底部に弁座1
7を設け、この容器16中に球形フロート18を収容し
てふた19でもって密閉し、ふた19にドレン入口19
aを設けてこのドレン入口19aをドレンを排出する機
器のドレン排出口に連通させると共に弁座17部を貫通
する弁口21をドレン配管を介してドレン集合管14に
連通させているもので、容器16中にドレンが溜るとフ
ロート18は浮上して弁座17から離れて内部のドレン
の一部は弁口21をとおり排出され、ドレンの容器16
の液位低下でフロート18は弁座17に着座し弁口21
を閉じるものである。尚、図示に二点鎖線で示すように
フロート18が上昇した際に着座してドレン入口19a
との間を遮断する弁座17aを備え、逆止機能を備える
ものもあり、逆止弁を必要とする場合に逆止弁に代えて
機能する。
【0005】ドレン溜槽15に溜めてあるドレンはポン
プ22でもって吸上げられてドレン処理装置23に送り
込まれて、ドレン中の油分、塵埃等を取り除かれ清水W
は放流される。
【0006】このような従来例ではドレン溜槽15を設
けるために地上から掘り下げねばならない。このことに
より余分な床面積を用いてしまうことになる。又、ドレ
ン処理装置23へドレン溜槽15からドレンを供給する
にはポンプ22が必要となり、ポンプ22を運転するた
め電気配線及びポンプの運転制御装置が必要となる等の
欠点がある。
【0007】そこで図11に示されるようなドレン溜と
ポンプの存在しないドレン排出装置が考え出されてい
る。図11において、空気圧縮機1からドレン集合管1
4までの構成は図10と同一である。ドレン集合管14
の端末は立上げ部14aとなつており、その先端を地上
に配設したドレン処理装置23の油水分離槽24の上方
に開口している。
【0008】各ドレントラップ11,12,13には各
ドレンを排出する機器から圧縮空気圧がかかっているか
ら、ドレン集合管14に立上げ部14aを設けて立上げ
部14aの出口開口位置をドレントラップの位置より高
くしてもドレンはこのドレントラップとドレン集合管の
出口開口間の水頭に打克って排出される。
【0009】ドレントラップは図10について説明した
ように容器16中の液位低下でフロート18が降下して
弁座17に着座して弁口21を閉塞してしまうのでドレ
ン入口19aを通じて容器16内上部空間に入った圧縮
空気は流出しない。従ってドレン集合管14中には立上
げ部14aの上部までドレンが充満しており、ドレン集
合管14中はあたかもトコロテンのように連続の流れに
近い状態でドレンが流れている。
【0010】このドレンの成分は空気圧縮機が吸込んだ
大気中の水分が凝縮した水と非給油式の空気圧縮機に用
いられる潤滑油、或は給油式の空気圧縮機で吐出空気か
ら回収しきれなかった油が混濁しており、水分の占める
割合が大きい。そこで冬期にドレン集合管中のドレンが
凍結し、ドレン集合管の破裂が生じてしまうことがあっ
た。また、ドレン集合管中のドレンが凍結すると各ドレ
ントラップは作動しなくなり、アフタークーラ、エアタ
ンク、エアドライヤで生じたドレンは排出されないので
吐出配管を通じて圧縮空気使用機器へ流れ、圧縮空気使
用機器へ悪影響するのみならず、清浄な圧縮空気の清掃
用、芳香発生用等の利用に支障を来す。
【0011】上記のような問題点は地下にピットを掘っ
てドレン処理槽とした場合においても、途中に立上げ
管、立下げ管で通過させなければならない障害物がある
場所に設けたドレン集合管においても同様に生ずる。ド
レン排出装置において、ドレン集合管の出口開口を高い
位置とし、ドレン集合管の出口開口からドレン処理装置
へドレンを流入させる構成とした場合に、ドレン集合管
にドレンが溜ることのないドレン排出装置を提供するこ
とを目的として本考案者は実願平5−12609号のド
レン排出装置を提案している。
【0012】この自己先願の考案は空気圧縮機から吐出
される圧縮空気を通過させるアフタークーラ、エアタン
ク、エアドライヤ等のドレンを排出する機器から排出さ
れるドレンのドレン排出装置において、各ドレンを排出
する機器にドレントラップを設けて、夫々のドレントラ
ップのドレン排出管をドレン集合管に連通させ、ドレン
集合管の流路の出口開口を高い位置としてドレンをドレ
ン処理装置に流入させ、ドレン集合管のドレンの流れに
関し、上流側のドレン集合管又はその連通部に間欠又は
一時的に圧縮空気を送り込む圧縮空気送り込み手段を備
えたことを特徴とするドレン排出装置としてある。
【0013】圧縮空気送り込み手段としては例えば図1
1においてアフタークーラ3のドレン配管6に介装した
ドレントラップ11を電気式ドレントラップ(符号26
とする。図1参照)に変更する。このようにすることに
よりドレン溜は不要でポンプが必要でないのは勿論、ド
レン集合管中に溜るドレンは圧縮空気で送り出され、ド
レン集合管中のドレンが凍結して閉塞され、ドレン集合
管が破裂し、或はドレンを排出する機器からドレントラ
ップを通じて排出できなくなったドレンが圧縮空気使用
機器側へ流れることが生ぜず、圧縮空気使用機器に悪影
響を与えず、又、圧縮空気を直接呼吸する人、生物に害
を与えることが防止される。又、ドレン集合管を細くで
きる。更に又、ドレン集合管を自在に配設できる。
【0014】従来、ドレン集合管は立上げ部の有無にか
かわらず以下のように直径が選ばれている。アフターク
ーラ3に付設したドレントラップ11の流出口直径
11、エアタンク4に付設したドレントラップ12の流
出口直径d12、エアドライヤ5に付設したドレントラッ
プ13の流出口直径d13、ドレン集合管14の直径D14
とすると、各ドレントラップの流出口面積の和がドレン
集合管14の断面積に等しいとすると 通常d11,d12,d13は等しいことが多いのでその代表
値をd0 とすれば 今ドレントラップとして最も多く使用されている流出口
直径を管の呼び径15A:日本工業規格管径の称呼ミリ
系(1/2B、同インチ系)とすると外径は21.7m
m厚さ2.8mmで内径は16.1mm、内部の断面積
は203mm2=2.03cm2 である。
【0015】上記式(2) にこの数値d0 =16.1mm
を入れると このD14=27mmに近い管は呼び径25A(1B)の
水道管である。該管は外径34mm、肉厚3.2mm、
内径27.6mmである。即ち、ドレントラップ流出口
直径d0 の呼び径を15Aとした場合、ドレン集合管直
径D14の呼び径は25Aとするのが通常である。フロー
ト式ドレントラップのドレン排出動作が連続した間欠作
動であることを考慮して上記呼び径25Aを一段下げて
呼び径20Aのドレン集合管を用いることも考えられる
が、特に冬期におけるドレンの凍結、ドレンの粘度上昇
による流動性の低下も考慮して上記のような計算を行う
のでドレン集合管の直径D14は何れかのドレントラップ
11,12,13の内最も流出口直径の大きいものより
も大きいものとしている。
【0016】従ってドレントラップの流出口直径の最頻
値が呼び径15Aである処、ドレン集合管の直径は呼び
径20A以上とするように必ずドレントラップの流出口
直径よりもドレン集合管の直径を大きくしていた。尚ド
レントラップ11,12,13の流出口にはドレントラ
ップの流出口直径と同直径のドレン配管6,7,8を介
してドレン集合管14に配管されている。
【0017】上記には空気圧縮機が1台の場合について
のべた。処が空気圧縮機が複数台数の場合ではこれらの
ドレン集合管を一つの油水分離装置へ導いてドレンを処
理している。この場合、ドレン集合管を夫々油水分離装
置へ導くと配管が重複してしまうので複数のドレン集合
管を1本のドレン集合管(ドレン統合管という)に集合
させて油水分離装置へ導いている(例えば本考案者の係
わる実願平5−17598号)。
【0018】かかる空気圧縮機1が3台の場合のドレン
排出装置例を図4に示す。図において図1に用いた符号
にa,b,cを添えた符号部分は夫々の空気圧縮機1
a,1b,1cの各ドレン集合管は図1と同構成であ
り、ドレン集合管14a,14b,14cはドレン統合
管30に流末が集められ、ドレン統合管30はドレン処
理装置23へドレンを供給する。
【0019】このドレン統合管についても前記ドレン集
合管の寸法決定方法と同方法で寸法決定しており、その
結果ドレン統合管の直径はドレン集合管のうち最大径の
ものの直径よりも大きな管が用いられている。
【0020】
【考案が解決しようとする課題】上述したようなドレン
排出装置においてドレン集合管、ドレン統合管を水平に
配設し、ドレン集合管の上流側又はその連通部に圧縮空
気の間欠又は一時的な送り込み手段例えば電気式ドレン
トラップ26を設けたドレン排出装置を運転するとここ
で電気式ドレントラップ26が動作する間隔はドレント
ラップ12,13のドレン排出間隔よりも長いけれど
も、ドレンはアフタークーラ3で大量に出るため、ドレ
ン集合管14のどの部分についてもドレントラップ1
2,13からの排出ドレンによって閉塞状態とはならな
い内に、電気ドレントラップ26が作動するのが通常で
ある。処が圧縮空気の間欠又は一時的な送り込み手段作
動時に油水分離装置23からオーバーフローする現象、
或は圧縮空気のみがドレン集合管の出口から吹出す現象
がたまにみられる。このようなオーバーフローがあると
環境を汚すし、又油水分離装置の処理能力を越えてドレ
ンが供給されてしまうため、充分浄化されないドレンが
放出されるおそれが大きい。又、圧縮空気のみがドレン
集合管から吹出すとドレンが送り出されないことにな
る。
【0021】本考案はドレン集合管の上流或はドレン集
合管の上流の連通部に間欠又は一時的に圧縮空気を送り
込む圧縮空気送り込み手段を備えたドレン排出装置にお
ける上記課題を解決することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記のようにドレン集合
管から油水分離装置への排出ドレンによって、油水分離
装置からドレンがオーバーフローしたり、ドレン処理能
力を越えてドレンが供給される状態は、発生ドレンが異
常に多くなる場合が原因の一つである。このような原因
は吸入空気の湿度、温度の変化、又はアフタークーラの
能力低下等があり、これによってエアタンク、エアドラ
イヤで大量のドレンが発生し、電気式ドレントラップが
作動するまでにドレン集合管等にドレンを充満させてし
まうか、或は充満まで行かなくても、ドレンを大量に溜
めてしまうためである。
【0023】他の原因としては圧縮空気の間欠的な送り
込み手段は通常設定範囲が2〜60分に1回2〜60秒
開弁することになっているが圧縮空気の間欠的な送り込
み手段の開弁間隔と開弁時間の設定の不適切が考えられ
る。上記の点はドレン統合管についても同様である。
【0024】圧縮空気の間欠的な送り込み手段動作時に
圧縮空気のみがドレン集合管から排出される原因はドレ
ン集合管は水平に配管されているのでフロート式ドレン
トラップ12,13からの排出ドレン量が少なかった
り、圧縮空気の間欠的な送り込み手段の開弁間隔が短い
と、ドレン配管6,7,8に連結されているドレン集合
管14の水平な部分の管断面でみて上部に大きく空間が
生じている場合に、この空間を吹抜けて圧縮空気のみが
ドレン集合管から排出されることによるものである。上
記の点はドレン統合管とドレン集合管が同一平面上に配
されている場合も同様である。
【0025】圧縮空気を一時的に送り込む手段の作動に
ついても、空気圧縮装置を停止する直前におけるドレン
集合管、ドレン統合管内のドレンの状態によって、油水
分離装置におけるドレンのオーバーフロー或はドレン集
合管、ドレン統合管中を圧縮空気が吹き抜けることは上
述した処と同様である。本考案はこの点に着目してドレ
ン集合管の直径に従来にない範囲の寸法に制限を加える
ものである。
【0026】本考案の第1の考案は空気圧縮機から吐出
される圧縮空気を通過させるアフタークーラ、エアタン
ク、エアドライヤ等のドレンを排出する機器から排出さ
れるドレンのドレン排出装置において、各ドレンを排出
する機器にドレントラップを設けて、夫々のドレントラ
ップのドレン配管を水平方向に配設したドレン集合管に
連通させ、最下流のドレン配管とドレン集合管の合流点
よりも下流側においてドレン集合管に立上げ部を設けて
ドレンをドレン処理装置に流入させ、ドレン集合管のド
レンの流れに関し上流側において、ドレン集合管又は
のドレン集合管との連通部に間欠又は一時的に圧縮空気
を送り込む圧縮空気送り込み手段を備え、水平方向に配
設したドレン集合管の管径をドレントラップの流出口の
直径又はドレン配管の直径と同径又は同径以下としたこ
とを特徴とするドレン排出装置である。
【0027】本考案の第2の考案はドレン集合管の立上
げ部はドレン集合管の出口に設けられていることを特徴
とする第1の考案に記載のドレン排出装置である。
【0028】本考案の第3の考案はドレン集合管の立上
げ部はドレン集合管の途中に設けられ、立上げ部の下流
側に立下げ部を設けたことを特徴とする第1の考案に記
載のドレン排出装置である。
【0029】本考案の第4の考案はドレントラップの流
出口の直径又はドレン配管の直径を呼び径15Aの管と
し、ドレン集合管を呼び径15Aの管としたことを特徴
とする第1又は第2もしくは第3の考案に記載のドレン
排出装置である。
【0030】本考案の第5の考案はドレントラップはド
レン集合管中のドレンの流れに関し、上流側のドレンを
排出する機器に設けたドレントラップを電気式ドレント
ラップとし、電気式ドレントラップがこの電気式ドレン
トラップ手前に溜ったドレンを排出後更に圧縮空気を通
過させドレン集合管中のドレンを排出する制御装置を設
けたことを特徴とする圧縮空気送り込み手段を備えた第
1から第4の考案の何れか1つに記載のドレン排出装置
である。
【0031】本考案の第6の考案はドレン集合管中のド
レンの流れに関し、最も上流側のドレンを排出する機器
に設けたドレントラップを電気式ドレントラップとした
ことを特徴とする第5の考案に記載のドレン排出装置で
ある。
【0032】本考案の第7の考案はドレン集合管中のド
レンの流れに関し、最も上流側及びそのすぐ下流側のド
レンを排出する機器に設けたドレントラップを電気式ド
レントラップとしたことを特徴とする第5の考案に記載
のドレン排出装置である。
【0033】本考案の第8の考案はドレン集合管のドレ
ンの流れに関し上流側において、ドレン集合管又はその
ドレン集合管との連通部と空気圧縮機の吐出側を配管で
連通してこの配管に電磁弁を設け、電磁弁を間欠して開
弁するか、空気圧縮機停止時に開弁する制御装置を有す
る圧縮空気送り込み手段を設けたことを特徴とする第1
から第4の発明の何れか1つに記載のドレン排出装置で
ある。
【0034】本考案の第9の考案は複数の空気圧縮機の
夫々の吐出配管に介装したアフタークーラ、エアドライ
ヤ、エアタンク等の各ドレンを排出する機器にドレント
ラップを設けて、夫々のドレントラップのドレン配管を
各々水平方向に配設したドレン集合管に連通させ、吐出
配管を一つの群が一本以上の吐出配管を含むように数群
に分け、又は全部の吐出配管を夫々異なる圧縮空気利用
部へ給送されるようにした空気圧縮装置のドレン排出装
置において、各ドレン集合管を1本の水平方向に配設し
たドレン統合管に結合し、ドレン統合管の下流側のドレ
ン集合管との結合点よりも下流側に立上げ部又は立上げ
部と併せて立下げ部を設け、ドレン統合管からドレンを
ドレン処理装置に流入させ、ドレン集合管のドレンの流
れに関し上流側において、ドレン集合管又はそのドレン
集合管との連通部に間欠又は一時的に圧縮空気を送り込
む圧縮空気送り込み手段を備えると共に各ドレン配管中
のドレンの逆流を防止する手段を設け、ドレン統合管か
らドレン集合管の直径をドレントラップの流出口又はド
レン配管の直径と同径又は同径以下とし、ドレン統合管
の直径をドレン集合管の直径と同径又は同径以下とした
ことを特徴とするドレン排出装置である。
【0035】本考案の第10の考案はドレントラップの
流出口又はドレン配管の直径を呼び径15Aの管とし、
ドレン集合管及びドレン統合管を呼び径を15Aの管と
したことを特徴とする第9の考案に記載のドレン排出装
置である。
【0036】本考案の第11の考案はドレン配管中のド
レンの逆流を防止する手段はドレン配管中に介装した逆
止弁であることを特徴とする第9の考案に記載のドレン
排出装置である。
【0037】本考案の第12の考案はドレン配管中のド
レンの逆流を防止する手段はドレントラップに設けた逆
流防止手段であることを特徴とする第9の考案に記載の
ドレン排出装置である。
【0038】本考案の第13の考案は複数の空気圧縮機
の夫々の吐出配管に介装したアフタークーラ、エアドラ
イヤ、エアタンク等の各ドレンを排出する機器にドレン
トラップを設けて、夫々のドレントラップのドレン配管
を各々水平方向に配設したドレン集合管に連通させ、吐
出配管を一つの群が一本以上の吐出配管を含むように数
群に分け、又は全部の吐出配管を夫々異なる圧縮空気利
用部へ給送されるようにした空気圧縮装置のドレン排出
装置において、各ドレン集合管を1本の水平方向に配設
されたドレン統合管に結合し、ドレン統合管の下流側の
ドレン集合管との結合点よりも下流側に立上げ部又は立
上げ部と併せて立下げ部を設け、ドレン統合管からドレ
ンをドレン処理装置に流入させ、ドレン集合管のドレン
の流れに関し上流側おいて、ドレン集合管又はそのドレ
ン集合管との連通部に間欠又は一時的に圧縮空気を送り
込む圧縮空気送り込み手段を備えると共に各ドレン集合
管のドレンの流れに関し最も下流側のドレンを排出する
機器からのドレン配管とドレン集合管の合流点よりもド
レンの流れに関し下流側において、ドレン集合管にドレ
ンの逆流を防止する逆止弁を設け、ドレン集合管の直径
をドレントラップの流出口又はドレン配管の直径と同径
又は同径以下とし、ドレン統合管の直径をドレン集合管
の直径と同径又は同径以下としたことを特徴とするドレ
ン排出装置である。
【0039】本考案の第14の考案はドレントラップの
流出口の直径又はドレン配管の直径を呼び径を15Aの
管とし、ドレン集合管及びドレン統合管を呼び径15A
の管としたことを特徴とする第13の考案に記載のドレ
ン排出装置である。
【0040】本考案の第15の考案はドレン集合管中の
ドレンの流れに関し上流側のドレンを排出する機器に設
けたドレントラップを電気式ドレントラップとし、電気
式ドレントラップがこの電気式ドレントラップ手前に溜
ったドレンを排出後更に圧縮空気を通過させドレン集合
管及びドレン統合管中のドレンを排出する制御装置を設
けたことを特徴とする圧縮空気送り込み手段を備えた第
9から第14の考案の何れか1つに記載のドレン排出装
置である。
【0041】本考案の第16の考案はドレン集合管中の
ドレンの流れに関し、最も上流側にドレンを流入させる
ドレンを排出する機器に設けたドレントラップを電気式
ドレントラップとしたことを特徴とする第15の考案に
記載のドレン排出装置である。
【0042】本考案の第17の考案はドレン集合管中の
ドレンの流れに関し、最も上流側及びその下流側にドレ
ンを流入させるドレンを排出する機器に設けたドレント
ラップを電気式ドレントラップとしたことを特徴とする
第15の考案に記載のドレン排出装置である。
【0043】本考案の第18の考案はドレン集合管のド
レンの流れに関し上流側において、ドレン集合管又はそ
の連通部と空気圧縮機の吐出側を配管で連通してこの配
管に電磁弁を設け、電磁弁を間欠して開弁するか、空気
圧縮機停止時に開弁する制御装置を有する圧縮空気送り
込み手段を設けたことを特徴とする第9から第13の考
案の何れか1つに記載のドレン排出装置である。
【0044】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に従って説明す
る。
【0045】「実施例1」 図1は本考案の適用されるドレン排出装置の実施例1の
フローシートで示し、従来例の図11で示したと同機能
部分は同一符号を付し説明を省略する。ただし、図1に
おいてドレン集合管14は水平に配設されている。ドレ
ントラップ12.13が逆止機能を持たない場合はドレ
ントラップ12,13の下流側においてドレン配管7,
8に逆止弁12′,13′を介装する。
【0046】アフタークーラ3のドレン配管6、即ち、
ドレン集合管14の流れに関し、上流側のドレン配管6
には電気式ドレントラップ26と逆止弁26′が介装さ
れている。この電気式ドレントラップ26はサイクルタ
イマーにより、予め定められた間隔でもって、タイマー
を動作させ一定時間開弁してドレンを通過させて後更に
若干時間圧縮空気を送り出し閉弁するようにしてある。
或はドレン検知センサを設けてドレンが検知されると開
弁してドレンを送り出した後更に若干時間圧縮空気を送
り出して閉弁するようになっている。この電気式ドレン
トラップ26は動作する間隔は2〜60分に調節でき、
開弁時間は2秒〜60秒に調節できるようになってい
る。
【0047】ドレン集合管14の出口は立上げ部14a
を有し、油水分離槽24及び油吸着槽28を備えたドレ
ン処理装置23の該油水分離槽24の上方に開口してい
る。油水分離管24は油と水の比重差でドレン中の浮上
油を分離して液面に集め、図示されない油出口より流出
させ回収し、下層の浮上油はないが微小な油滴が混合し
たエマルジョンは油水分離管27で取り出し、油吸着槽
28へ送る。
【0048】油水分離槽27は、上下方向に配され貫通
し、上端が大気中に開口し、下端が油水分離槽24の底
部近くに開口する立管27aの途中に横管27bを連通
させて横管27bの出口を油吸着槽28上方に開口して
いる。従って油水分離槽24中のドレンは横管27bと
同じ位置が開液面となる。油水分離槽24に図の状態に
おいてドレンが流入すると槽底の水と油のエマルジョン
は立管27aの下端から立管27aに入り立管27aを
上昇して横管27aをとおり、油吸着槽28内に充填し
た油吸着材29上へ落下し、油吸着材29中を通過する
間に水と油のエマルジョン中の油滴は粗大化されて油吸
着材29に吸着され、清水Wは配水管31から放流され
る。
【0049】空気圧縮機1が運転されていると既にのべ
たようにアフタークーラ3、エアタンク4、エアドライ
ヤ5で発生したドレンは夫々ドレントラップ12,13
及び電気式ドレントラップ26の開弁により夫々ドレン
配管6,7,8をとおり、ドレン集合管14に集まって
ドレン処理装置23に流入し、清浄化されて排水され
る。
【0050】上記ドレンの排出作用においてドレントラ
ップ12,13はドレンのみを排出する。電気式ドレン
トラップ26はドレンを排出した後、一定時間圧縮空気
を送り出す。従って、ドレン集合管14にドレンが溜っ
ていても、電気式ドレントラップ26が開弁して閉弁す
る直前には圧縮空気がドレン配管6を通じてドレン集合
管14の最も上流側に流入して、その圧力を下げ乍ら膨
張して速度エネルギーとなってドレン集合管14中のド
レンを押し出し立上げ部14aを通じて出口開口から油
水分離槽24へ流入させる。これによってドレン集合管
14中のドレンは一掃される。従ってドレン集合管14
内のドレン凍結によるドレン集合管14の破裂、閉塞が
生ずることがない。
【0051】ここで電気式ドレントラップ26が動作す
る間隔はドレントラップ12,13のドレン排出間隔よ
りも著しく長いけれども、ドレンはアフタークーラ3で
大量に出るため、通常はドレン集合管14のどの部分に
ついてもドレントラップ12,13からの排出ドレンに
よって閉塞状態とはならない内に、電気式ドレントラッ
プ26が作動する。
【0052】ドレントラップ12,13,26の流出口
の直径は等しく、又これら流出口とドレン配管6,7,
8の管の内径は等しく、ドレン集合管14の管の内径は
ドレン配管6,7,8の管の内径と等しいか、或は以下
の寸法としてある。
【0053】上記のようなドレン排出装置のドレン発生
量を求める。空気圧縮機1の電動機出力を22KW、5
5KW、110KWの何れか1つの場合について、図1
のようにアフタークーラ3、エアタンク4、エアドライ
ヤ5を吐出配管2に夫々介装してあるとし、圧縮空気圧
力を7kgf/cm2 とするとアフタークーラ3の出口
側温度45℃、エアタンク4の出口側温度40℃、エア
ドライヤ5の出口側温度10℃であるとする。吸入空気
温度35℃、湿度R80%とし、吸入空気は総て吐出さ
れるものとする。前記吸入空気温度35℃における大気
圧露点における空気の水分含有量W35=39.5g/m
3 (不図示の表による)。圧縮空気圧力7kgf/cm
2 、45℃の大気圧露点温度は約10℃(不図示の露点
換算表による)又大気圧露点10℃における単位体積当
りの水分含有量W10=9.40g/m3 (不図示の水蒸
気量表による)。圧縮空気圧力7kgf/cm2 、40
℃の圧縮空気の大気圧露点温度は約6℃(不図示の露点
換算表による)大気圧露点6℃における単位体積当りの
水分含有量W6 =7.26g/m3 (不図示の蒸気量表
による)。圧縮空気圧力7kgf/cm2 、10℃での
大気圧露点温度は約−18℃(不図示の露点換算表によ
る)、大気圧露点−18℃における単位体積当りの水分
含有量W-18=1.26g/m3 (不図示の蒸気量表に
よる)である。
【0054】上記データにより、空気圧縮機1の電動機
出力が22KW,55KW,10KWの場合について
の計算例をのべれば以下のとおりである。
【0055】電動機出力22KWの空気圧縮装置のドレ
ン発生量を計算すると表1のとおりである。
【0056】電動機出力55KWの空気圧縮装置のドレ
ン発生量を計算すると表2のとおりである。
【0057】電動機出力10KWの空気圧縮装置のド
レン発生量を計算すると表3のとおりである。
【0058】上記計算の結果を図2に示す。横軸に空気
圧縮機1の電動機出力KW、縦軸にドレン発生量リット
ルを示した。
【0059】今各ドレン排出管の内容積を計算する。こ
のドレン排出管は110KWの電動機を備えた空気圧縮
装置の各ドレントラップの口径と同一のものが用いられ
る。ドレントラップ26,12,13の流出口、ドレン
配管6,7,8、逆止弁26′,12′,13′の口径
は何れも呼び径15Aであり、ドレン集合管14の直径
を呼び径15Aとする。本例では最大の呼び径15Aと
したドレン配管6,7,8のドレントラップ11,1
2,26の流出口からドレン集合管14までの長さを夫
々1mとし、ドレン集合管14のドレン配管6,7,8
と結合している水平部の長さを10mとし、立上げ部1
4aの高さを2mとすると、該配管6,7,8のドレン
トラップ26,12,13,の流出口からドレン集合管
14までの内容積は単位長さ当りの内容積は0.000
203m3 /mであり、この部分のドレン配管6,7,
8の合計内容積は0.000609m3 である。ドレン
集合管14の単位長さ当りの内容積は0.000203
3 /mであるからドレン集合管14の水平部の内容積
は0.00203m3 であり、立上げ部14aの内容積
は0.000406m3 である。上記ドレントラップ2
6,12,13からドレン集合管14の立上げ部14a
の最高位置までの合計内容積Eは0.000609+
0.00203+0.000406=0.003045
3 =3.045リットル今電動機出力110KWの空
気圧縮装置のドレン発生量をみると、表3により、電気
式ドレントラップ26が10分間に1回開弁するとする
と、アフタークーラ3におけるドレン発生量Qc =37
29.6g/10分≒3729cc/10分≒3.73
リットル/10分である。電気式ドレントラップ26は
アフタークーラ3において発生したドレンと何等かの理
由で上記ドレントラップ26,12,13からドレン集
合管14の立上げ部14aの最高位置までにドレンが充
満している場合におけるドレンとを排出するために、電
気式ドレントラップ26の開弁によりアフタークーラ3
において発生したドレンを排出後、更に圧縮空気を一定
時間吹き出しドレン集合管14中のドレンを排出する。
従って、電気式ドレントラップ26の動作により排出す
べきドレンの合計Eは(ドレン排出管中のドレン量E)
3.045リットル+(アフタークーラ3のドレンQc
)3.73リットル=6.775リットルである。
【0060】一方ドレン処理装置23におけるドレン処
理能力は油吸着材29の油吸着が進むとドレンは油吸着
材29中を通過しなくなるので110KWの電動機を備
えた前述の空気圧縮装置におけるドレン発生量5.09
7リットル/10分に対して余裕をみて約4倍程度とし
20.388リットル/10分とされる。これを流出速
度でみると2.0388リットル/分=2039cc/
分≒34cc/秒となる。
【0061】ドレン処理装置23ではこの34cc/秒
を流れるように考えられこの流量ではドレンn−ヘキサ
ン抽出物質が5ppm以下(法令による値)の清水とな
る設計とされる。図1においてドレン処理装置23の排
出管31から、立上げ部14aの最上位までの高さA、
同じく油水分離槽24の分離油エマルジョン送り出し用
の横管27bまでの高さB、同じく油吸着材29の上面
までの高さCとすると、A>B>Cであり、高さCは少
くとも1m(0.1kgf/cm2 の水柱圧が必要)で
あるので立上げ部高さAは1m(高さA,B,Cを等し
くした場合)〜3m(当然高さAは3mに近い)必要で
ある。
【0062】今電気式ドレントラップ26が開弁してア
フタークーラ3の発生ドレンQc とドレントラップ2
6,12,13からドレン集合管14の立上げ部14a
の最上位までの上記ドレンの合計E+Qc =6.775
リットルが全部排出される時間を最大粘度335S.
S.U(38℃)とし、圧力回路の推奨速度V=3m/
秒(例えば佐藤俊雄著 油圧装置設計の実際 (株)大
河出版昭和53年12月15日発行改訂10版 第32
5頁参照)でもってドレン排出管中をドレンが流れると
すると、(ドレンを水とすれば流速はより大きくとれ
る)ドレン配管6のドレントラップ26からドレン集合
管14の出口までの全長Lが13mであるからL/V=
13/3=4.33秒間で6.775リットルのドレン
が排出される。この速度でドレンを排出すると、ドレン
の排出流量は6.775リットル/4.33=1.56
リットル/秒従って、処理能力34cc/秒のドレン処
理装置23へ1560/34≒46倍の速度でドレンが
流入する。従って油水分離槽24の上部空間には電気式
ドレントラップ26を備える限り、電気式ドレントラッ
プ26が作動した際に排出すべきドレン量E+Qc =6
755ccに見合うドレン収容空間を設けておく。今この
ドレン収容空間を7リットルとする。
【0063】油水分離槽24から油吸着槽25へは急速
に水と油のエマルジョンが移送するとしても、油吸着槽
25から上部に上記同様7リットルに若干の余裕をみて
おけば溢流することがない。
【0064】上記計算を空気圧縮機の駆動電動機が22
KW、55KWの場合について同様に計算し、併せて表
4に示す。
【0065】表4を求めたとの同様にして従来例の配管
とドレンの関係を後述のように計算し表5に示した。
【0066】上記従来例と比較のため従来例のとおりの
ドレン排出装置とした場合にどのようになるかを求めて
みる。
【0067】今110KWの出力の電動機を備えた空気
圧縮機1を用いた空気圧縮装置の例についてのべれば、
従来例では、既にのべたようにドレントラップ26,1
2,13の流出口は呼び径15Aであり、ドレン集合管
14の直径を呼び径25Aとした以外は上記本考案の実
施例と同じである。呼び径15Aのドレン配管6,7,
8のドレントラップ26,12,13の夫々の流出口か
らドレン集合管14までの合計内容積0.000609
3 である。ドレン集合管14の単位長さ当りの内容積
は0.000598m3 /mであるから、ドレン集合管
14の水平部の内容積は0.00598m3であり、立
上げ部14aの内容積は0.00120m3 である。上
記ドレントラップ26,12,13からドレン集合管1
4の立上げ部14aの最高位までの合計内容積Eは0.
000609+0.00598+0.00120=0.
007789m3 /≒7.79リットル一方ドレン処理
装置23は発生ドレン量が前記本考案の実施例と同じで
あるので同じ油水分離装置23が用いられ、ドレン処理
装置23におけるドレン処理能力は34cc/秒であ
る。
【0068】今電気式ドレントラップ26が開弁してア
フタークーラ3に於ける発生ドレンQc =3.73リッ
トルと上記ドレンE=7.79リットルの合計11.5
2が全部排出される時間は、最大粘度335S.S.U
(38℃)とし、圧力回路の推奨速度V=3m/秒と
(例えば佐藤俊雄著 油圧装置設計の実際、(株)大河
出版 昭和59年12月15日発行改訂10版第325
頁参照)とすると、上記説明部分のドレン配管6とドレ
ン集合管14及び立上げ部14aを併せた全長がL13
mであるからドレントラップ26が開弁時のドレン排出
時間t=L/V=13/3=4.33秒である。
【0069】この排出流量は(E+Qc)/t=11.5
19リットル/4.33秒=2.66リットル/秒 従って、処理能力34cc/秒のドレン処理装置23へ
2660/34/≒78.5倍の速度でドレンが油水分
離槽24へ流入する。従って油水分離槽24の上部空間
が7リットルであるので先ず油水分離槽24からの約1
1.519−7=4.5リットルのドレンの溢流が生じ
るおそれがあり、油水分離槽24から油吸着槽28へは
急速に油エマルジョンが移送されるので油吸着槽28か
ら溢流する。溢流しないように油吸着槽28の槽高を前
記流出管31から油吸着材29の表面までの高さよりも
充分大きくしておくと、油吸着槽28における流出のた
めの水頭が大きくなり、排水管31からの流出量が多く
なり、充分処理されないドレンが流出する。
【0070】電気式ドレントラップ26が作動するまで
の間、ドレン集合管14の水平部にはフロート式ドレン
トラップ12,13から排出されるドレンが溜る。この
溜る量が少ないと電気式ドレントラップ26が開弁した
際に、アフタークーラ3からのドレンを加えてドレン集
合管14が閉塞されないので電気式ドレントラップ26
がアフタークーラ3で発生したドレンを排出後、更に圧
縮空気を吹き出した際に、ドレン集合管14の水平部の
管断面の上部空間を圧縮空気が吹きぬけてしまう。もち
ろん、電気式ドレントラップ26によるこのドレン排出
作動によってドレン集合管14から排出されなかったア
フタークーラ3からのドレンはドレン集合管14の水平
部に貯留されるので次回以降の電気式ドレントラップ2
6の作動時に排出されるが、電気式ドレントラップ26
がドレン集合管14からドレン処理槽23へドレンを送
り得るのは電気式ドレントラップ26のの作動の何回か
に1回となる無駄がある。又、従来例のようにドレン集
合管14の管径をドレン配管6,7,8よりも大径とし
ておくのも配管材料の種類が増え材料費、配管工数共に
無駄である。
【0071】次に、エアタンク4、エアドライヤ5の発
生ドレン量Qa,Qd が正常な場合について考える。
【0072】本考案の実施例1を示す表4と従来例の表
5における電気式ドレントラップ26の作動間の終り
におけるドレン集合管14の水平部の管内のドレンが占
める割合(Qa +Qd )/A14は本考案では電動
機22KWの場合0.148、電動機55KWの場合
0.349、電動機110KWの場合0.674である
のに対して、従来例では電動機22KWの場合0.0
5、電動機55KWの場合0.12、電動機110KW
の場合0.23である。又、電気式ドレントラップ26
が作動してアフタークーラ3からのドレンがドレン集合
管14の水平部へ流入した際にドレンがこの水平部に溜
ってしまうとした場合のドレン集合管14の水平部の容
積に対するドレンの割合(Qc +Qa +Qd )/
14は本考案では電動機22KWの場合0.55、電
動機55KWの場合1.30、電動機110KWの場合
2.51であるのに対して従来例では電動機22KWの
場合0.19、電動機55KWの場合0.44、電動機
110KWの場合0.85である。
【0073】今、ドレン集合管14の水平部に電気式ド
レントラップ26の閉弁から開弁までの間に溜るドレン
トラップ11,12によるドレンに電気式ドレントラッ
プによる排出ドレンを加えたドレンの割合がドレン集合
管の水平部に全部ドレンが充満した場合を1として0.
5以上の場合に電気式ドレントラップ26が吹き出した
圧縮空気がドレン集合管14を吹き抜けないでドレン集
合管14中のドレンを押し出し得るものとすると、本考
案の上記ドレン配管6,7,8とドレン集合管14を同
径の管の呼び径15ミリメートルとした実施例では電動
機出力22KW、55KW、110KWの総てに対して
ドレン集合管14中をドレンが吹き抜けることがない
が、従来例では電動機22KW、55KWの場合にはド
レン集合管14中を圧縮空気が吹き抜けて有効にドレン
が排出されない。
【0074】上記本考案の実施例よりみて、ドレン集合
管14の管径はドレン配管6,7,8の管径より小さく
した場合の方がドレン集合管14等にドレンが充満した
場合にドレン処理装置23への負荷の急激な増大或はオ
ーバーフローを回避し、且つ電気式ドレントラップ26
の開弁時に電気式ドレントラップから吹き出した圧縮空
気がドレン集合管14中を吹き抜けることを防止するの
に有効である。このドレン集合管14の管径の下限はド
レンの流速で制限を受ける。ドレン配管6,7,8は夫
々呼び径15Aで長さを1mとし、ドレン集合管14は
立上り部も含めて12mとしその直径を呼び径15Aと
し、流速の制限を3m/秒として電気式ドレントラップ
26の開弁時間を求めてみる。
【0075】電動機出力22KWの場合において電気式
ドレントラップ26の開弁から閉弁までの時間をt1秒
とする。
【0076】流速3m/秒における呼び径15Aのドレ
ン集合管14の流量を求めると、呼び径15Aの管の断
面積は2.03cm2である。従って流量Q14=2.0
3×300cc/秒=609cc/秒である。従って、
ドレン集合管14の立ち上げ部14aまでドレンが充満
した場合のドレン排出量E+Qc=3866.4ccを
排出する時間t1=(E+Qc)÷Q14=3866.4
/609=6.3秒である。この時間に若干の追加時間
があればよい。
【0077】同様に電動機出力55KWの場合のドレン
排出量E+Qc=4976.4ccを排出する時間t1
=(E+Qc)÷Q14=4976.4/609=8.7
秒であり、電動機出力110KWの場合のドレン排出量
E+Qc=6775ccを排出する時間t1=(E+Q
c)÷Q14=6775/609=11.1秒である。
【0078】このようにドレン集合管14の直径をドレ
ントラップ26,12,13又はドレン配管6,7,8
の直径と同径としても、電気式ドレントラップ26の開
弁時間は設定範囲2〜60秒内に入る。ドレン集合管1
4の直径をドレントラップ26,12,13又はドレン
配管6,7,8の流出口の直径よりも小さくしても限度
はあるが尚、電気式ドレントラップ26の開弁時間設定
範囲にある。
【0079】ドレン集合管14とドレン配管6,7,8
と異なる直径とすることは経済性、特に工数の増大があ
り、この点より、ドレン配管6,7,8とドレン集合管
14は同径とするのが好適である。
【0080】以上のとおり、図1に示したような空気圧
縮装置のドレン排出装置によればドレン配管6,7,8
の直径とドレン集合管14の直径とを同一径にしても、
或はドレン配管6,7,8の直径よりもドレン集合管1
4の直径を小さくしても何等支障のない計りか、圧縮空
気の吹き抜け、ドレン処理装置における流入ドレンによ
るオーバーフローを共に解消できる。
【0081】「実施例2」 図3は実施例2を示す。この実施例ではエアタンク4の
ドレントラップを更に電気式ドレントラップ33とした
ものである。電気式ドレントラップ33はアフタークー
ラ3用の電気式ドレントラップ26と同じである。この
実施例によれば電気式ドレントラップ26が故障して非
作動となっていても、電気式ドレントラップ33により
ドレン集合管14中のドレンは排出される。この実施例
2では電気式ドレントラップ26の作動時は実施例1と
同作用であり、電気式ドレントラップ26が故障して開
弁しない場合電気式ドレントラップ33によるドレン集
合管14中のドレン排出作用は、ドレン集合管14中を
電気式ドレントラップ26へ向っての若干のドレンの逆
流を除いて同様であり、ドレン集合管14の管径は実施
例1と同様である。又、後述の実施例3においての各空
気圧縮装置についても本実施例2を適用できる。
【0082】「実施例3」 従来例の考え方を延長すればドレン統合管30の直径
も、次のように決定される。図4において数字に併記し
たアルファベットa,b,cのように空気圧縮機1a,
1b,1cは3台有り、夫々吐出配管にアフタークー
ラ、エアタンク、エアドライヤを設けてある。数字の符
号を参照されることにより、図1の数字の符号にアルフ
ァベットを加えた符号部分は同一機能を有するため説明
を省略する。ドレン集合管14a,14b,14cはド
レン統合管30に夫々連結されている。尚、図4ではド
レン集合管14a,14b,14cへのドレン配管8
a,8b,8cとの合流点よりも下流側に夫々逆止弁4
6a,46b,46cを備える。ドレン統合管30の水
平部L30はドレン集合管14a,14b,14cと同
一平面上に配設されている。各空気圧縮機1a,1b,
1cに関する電気式ドレントラップ26a,26b,2
6cの開弁が同時となる場合はまれであるが同時作動が
ない訳ではない。従って、各ドレン集合管14a,14
b,14cの直径をD14a ,D14b ,D14c
とドレン統合管の直径をD30 とすると π/4・D14a +π/4・D14b +π/4・D
14c =π/4・D30 今ドレン集合管14a,14b14cの直径D4a
,D14b ,D14c が同直径であり、D14
とすると 30=√3・D14従って、ドレン集合管14a,14b14cの直径D
14
を夫々のドレン配管6a,6b,6c,7a,7b,7
c,8a,8b,8cの直径dよりも√3倍の√3dと
すると 30=3d となる。今上記ドレン配管の呼び径15Aの管の内径1
6.1mmの場合、ドレン統合管 30の内径はD 30
を3dとすると、D30
=48.3mmとなる。呼び径50Aの管の内径は52
.9mm、呼び径40Aの管の内径は41.6mmであ
る。
【0083】ここで大径管の場合は流速を大きくとれる
ので呼び径40Aの管を用いるとする。ドレン処理装置
23の処理能力を空気圧縮機1aの駆動電動機出力22
KW、空気圧縮機1bの駆動電動機出力55KW、空気
圧縮機1cの駆動電動機110KWとした場合のドレン
発生量の合計Qsは表1、表2、表3よりQs=112
3+2640+5097=8860cc/10分 余裕
を4倍とみると、ドレン処理装置23のドレン処理能力
は8860×4=35440cc/10分=35.44
リットル/10分となる。
【0084】何等かの原因でドレン統合管30の立上げ
部30aの最高位置までドレンが充満してしまったと
し、電気式ドレントラップ26a,26b,26cが同
時に作動したとした場合のドレン排出量を計算すると次
のとおりとなる。
【0085】ドレン統合管30の水平部長さを10mと
する。ドレン集合管14a,14b,14cの水平部の
長さを夫々10mとしドレン配管6a,6b,6c,7
a,7b,7c,8a,8b,8cの長さを夫々1mと
すると、 ドレン配管6a,6b,6c,7a,7b,7c,8
a,8b,8c、の内容積は単位長さ当り0.203リ
ットル/mであるから、合計1.827リットル・・・
・・ ドレン集合管14a,14b,14cの内容積は単位長
さ当り0.598リットル/mであるから合計17.9
4リットル ・・・・・ ドレン統合管30の水平部の内容積は単位長さ当りの内
容積1.358リットル/mであるから、内容積は合計
13.58リットル ・・・・・ これらの合計++=33.347リットル。 ドレン統合管30の立上げ部30aの長さを2mとする
と、ドレン統合管30立上げ部30aの内容積は2.7
16リットル ・・・・・ 前述したドレン処理装置23の能力35.44リットル
/10分を上回らない限り、ドレン処理装置23におけ
るオーバーフローがないようにドレン処理装置は計画さ
れる。すると上記のようにドレン配管、ドレン集合管、
ドレン統合管の合計内容積+++は36.06
リットルであり、ドレン処理装置23の処理能力35,
44リットル/10分をわずかに上回る。更に各アフタ
ークーラ3a,3b.3cから排出されるドレンの合計
は表1、表2、表3のQc の合計であり、821.4+
1931.4+3729.6cc/10分=6482.
4cc/10分=6.482ットル/10分従って約
6.5リットルのドレンがドレン処理装置23からオー
バーフローすることになる。
【0086】次に本考案ではドレン排出管の各管の長さ
は上記従来例と同じだがドレン配管6a,6b,6c,
7a,7b,7c,8a,8b,8c、ドレン集合管1
4a,14b,14c、ドレン統合管30を同じ管径と
した。即ち、ドレン配管6a,6b,6cの管の呼び径
15ミリメートルと同径のドレン集合管14a,14
b,14c、ドレン統合管30とした場合についてのべ
ればドレン配管6a,6b,6c,7a,7b,7c,
8a,8b,8cの合計長さ9m、ドレン集合管14
a.14b.14cの合計長さ30m、ドレン統合管3
0の水平部長さ10m、その立上げ部30aの長さ2
m、でドレン排出管の総合計長さは51mであり、呼び
径15Aの管の単位長さ当りの内容積は0.203リッ
トル/mであるから、上記ドレン配管、ドレン集合管、
ドレン統合管(立上り部を含む)の総合計内容積は0.
203×51=10.353リットルとなる。又、各ア
フタークーラ3a,3b,3cの発生ドレン量は6.4
82リットル/10分であり、ドレン排出管の各管にド
レンが充満した状態で電気式ドレントラップ26a,2
6b,26cが同時に作動した場合に排出されるドレン
は各ドレン排出管の上記総合計内容積10.353リッ
トルにアフタークーラ3a,3b,3cの発生ドレン量
を加えた値10.353+6.482=16.835リ
ットル、ドレン処理装置23のドレン処理能力は35.
44リットル/10分であるから、ドレン処理装置23
においてドレンがオーバーフローすることなく、一時的
な処理能力不足も生じない。
【0087】電気式ドレントラップ26a,26b.2
6cがアフタークーラ3a,3b,3cの発生ドレンを
排出した後、圧縮空気を排出した際、ドレン集合管14
a,14b,14c、ドレン統合管30の水平部には各
管の断面でみてドレンが充満しない場合、上部に空間が
生ずる。この空間を圧縮空気が吹き抜け、ドレン統合管
30の出口から憤出し、ドレンが霧状となるおそれがあ
る。この点においても先にドレン統合管を持たない空気
圧縮機が1台の空気圧縮装置において検討したのと同
様、ドレン統合管30を有する複数の空気圧縮機を備え
た場合のドレン排出装置においてもドレン統合管30は
ドレン集合管と同径又はそれ以下とすることにより、空
気吹き抜けの問題点を解消できる。図5は図4において
夫々のドレン配管6a,6b,6c,7a,7b,7
c,8a,8b,8cに逆止弁26′a,26′b,2
6′c,12′a,12′b,12′c,13′a,1
3′b,13′cを設けたものであり、図4と同様にド
レン排出管寸法が決められる。
【0088】「実施例4」 図6は実施例4を示す。この実施例4は各ドレンを排出
する機器のドレントラップ11,12,13はフロート
式のドレントラップ11,12,13を用い、空気圧縮
機1の吐出側の圧縮空気の得られる部材、例えばエアタ
ンク4の上部とドレン集合管14のドレンの流れに関し
上流側を空気吹出し管34で連結し、空気吹出し管34
に電磁弁35を介装したものである。この空気吹出し管
34の下流側連通部はドレン配管6としてあるがドレン
配管6に近いドレン集合管14の部分でもよい。この電
磁弁35の制御回路は空気圧縮機1のオンオフ制御の停
止直後或は起動時に一定時間開弁することによるか、空
気圧縮機1のオンオフ制御時は閉弁状態として空気圧縮
装置を停止して休止に入る前一定時間開弁するものとす
る。本例においてもドレン集合管14の管径の決定の仕
方は実施例1と同様である。
【0089】「実施例5」 図7は実施例5を示す。この実施例5は実施例3におい
て電磁弁26a,26b,26cをフロート式のドレン
トラップ11a,11b,11cに変えると共にドレン
集合管14a,14b,14cの最も上流側又はドレン
集合管の上流側に向って直接連通するドレン配管6a,
6b,6cと例えばエアタンク4a,4b,4cの上部
とを空気吹出し管47a,47b,47cで夫々連結
し、これらの空気吹出し管に電磁弁48a,48b,4
8cを夫々介装したものである。この空気吹出し管47
a,47b,47cはアフタークーラ3a,3b,3c
のドレン配管6a,6b,6cに介装した逆止弁11′
a,11′b,11′cのドレンの流れに関し下流側で
ドレン配管6a,6b,6cに連通させているが図のよ
うに吐出配管2a,2b,2c中の圧縮空気の流れに関
し、アフタークーラ3a,3b,3cよりも下流側にエ
アタンク4a,4b,4cが配されている場合は、逆止
弁11′a,11′b,11′cのドレンの流れに関し
上流側でドレン配管6a,6b,6cに連通させてもア
フタークーラ3a,3b,3cにおける圧縮空気圧力は
エアタンク4a,4b,4cの圧縮空気圧力よりも大き
いのでドレン集合管14a,14b,14cへ圧縮空気
を送り込みドレンを一掃できる。。この実施例の制御は
実施例4と同様である。又ドレン排出管の寸法決定も同
様である。
【0090】「実施例6」 図8はドレン排出装置のドレン集合管14の途中に床上
の障害物41をのり越えるため、立上げ部14a、立下
げ部14bを備えた場合である。このようなドレン集合
管14でも立上げ部14aよりもドレンの流れに関し上
流側がドレンで充満していると凍結によりドレン集合管
14は破裂する。そこでドレン集合管14の直径は実施
例1と同様に決められる。尚24a,24b,24cは
油水分離槽であり、直列に配され、油水分離槽24aに
ドレン集合管14から排出されたドレンは各油水分離槽
24a,24b,24cで段階的に清浄化され、その後
排水管42でもって河川又はU字溝43へ放流される。
河川又はU字溝43は水深がh1とh2のように上下し、
水深h2よりも水位が高くなるとドレン処理槽側へ逆流
し、ドレン処理槽の水位をh3よりも高くしたりする。
【0091】ドレン統合管30の途中に立上げ部、立下
げ部を設けた場合も、ドレン統合管30に関する前実施
例と同様にドレン統合管30の直径を定める。
【0092】実施例においてフロート式のドレントラッ
プとした部分は、他の形式のドレントラップでもよく、
要するにドレンのみを排出するドレントラップであれば
よい。
【0093】実施例において電磁弁26,33,35等
を通過するドレン、圧縮空気の流速は制御を必要とする
場合が多いが、本考案の説明を簡明にするために省略し
てある。これらの流速はこれらの電磁弁26,33,3
5の上流または下流側に絞り等の流量制御弁を設けると
か、電磁弁のデユーテイ制御を行うことによって行うこ
とができる。
【0094】
【考案の効果】本考案の第1の考案は空気圧縮機から吐
出される圧縮空気を通過させるアフタークーラ、エアタ
ンク、エアドライヤ等のドレンを排出する機器から排出
されるドレンのドレン排出装置において、各ドレンを排
出する機器にドレントラップを設けて、夫々のドレント
ラップのドレン配管を水平方向に配設したドレン集合管
に連通させ、最下流のドレン配管とドレン集合管の合流
点よりも下流側においてドレン集合管に立上げ部を設け
てドレンをドレン処理装置に流入させ、ドレン集合管の
ドレンの流れに関し上流側において、ドレン集合管又は
その連通部に間欠又は一時的に圧縮空気を送り込む圧縮
空気送り込み手段を備え、水平方向に配設したドレン集
合管の管径をドレントラップのドレン配管と同径又は同
径以下としたため、ドレン集合管に立上げ部を設けたド
レン排出装置におけるドレン集合管の直径及び内容積が
小さいためドレン処理装置でのドレンの溢流及びドレン
集合管中を圧縮空気が吹き抜けることを防止できる。ド
レン排出管総てを同一にした場合は配管工数を少くでき
る。又、圧縮空気送り込み手段を設けたため、ドレン集
合管中に溜るドレンは圧縮空気で送り出されドレンが凍
結して閉塞され、ドレン集合管が破裂し、或はドレンを
排出する機器からドレントラップを通じて排出されなく
なったドレンが圧縮空気使用機器側へ流れることが生ぜ
ず、圧縮空気使用機器へ悪影響を与えず、又、圧縮空気
を直接呼吸する人、生物に害を与えることが防止され
る。
【0095】本考案の第2の考案は第1の考案の効果に
加うるに地面を掘り下げピットを設けることが不要とな
り、ポンプ、及びその電気設備が不要になる。
【0096】本考案の第3の考案は立上げ部よりドレン
の流れについて上流側に関し第1の考案と同効果を奏
し、立下げ部以降に設けるドレン処理装置へのドレン排
出の影響を小さく出来る。
【0097】本考案の第4の考案は第1から第3の考案
において、ドレン集合管とドレン配管を呼び径15Aの
管を用いたため、配管材料の種類が少なく経済的で配管
工数が少くてすむ。
【0098】本考案の第5の考案は第1から第4の考案
において、ドレン集合管に流入するドレンを排出するド
レントラップの内のドレン集合管中の流れに関し上流側
へドレンを流入させるドレントラップを電気式ドレント
ラップとして、この電気式ドレントラップをドレンを排
出するだけでなく、ドレン集合管中のドレンを追い出す
ように圧縮空気を送り出せるようにしたので、ドレン集
合管中のドレンが凍結して閉塞し、ドレンを排出する機
器から排出されないドレンが圧縮空気使用機器側へ流れ
ることが防止される。又、一部のドレントラップを電気
式とするだけで圧縮空気送り込み手段が具現でき安価で
ある。
【0099】本考案の第6の考案は第5の考案において
ドレン集合管中のドレンの流れに関し、最も上流側へ流
入するドレンのとおるドレントラップを電気式ドレント
ラップとしたので、ドレン集合管の最も川上から圧縮空
気を送り込まれ、ドレンの排出が良好である。
【0100】本考案の第7の考案は第5の考案におい
て、ドレン集合管中のドレンの流れに関し最も上流側及
びそのすぐ下流側のドレンを排出する機器に設けたドレ
ントラップを電気式ドレントラップとしたので、電気式
ドレントラップが複数のため、ドレン集合管中のドレン
の送り出しは徹底され、又電気式ドレントラップの1つ
が故障しても尚機能する。
【0101】本考案の第8の考案は第1から第4の何れ
か1つの考案においてドレン集合管のドレンの流れに関
し上流側と空気圧縮機の吐出側を配管で連通してこの配
管に電磁弁を設け、電磁弁を間欠して開弁するか、空気
圧縮機停止時に開弁する制御装置を有する圧縮空気送り
込み手段を設けたので、配管を付設するのみですみ、圧
縮空気を送る配管であるから細い管で且つ電磁弁も気体
専用ですみ、安価となる。
【0102】本考案の第9の考案は複数の空気圧縮機の
夫々の吐出配管に介装したアフタークーラ、エアドライ
ヤ、エアタンク等の各ドレンを排出する機器にドレント
ラップを設けて、夫々のドレントラップのドレン配管を
各々水平方向に配設したドレン集合管に連通させ、吐出
配管を一つの群が一本以上の吐出配管を含むように数群
に分け、又は全部の吐出配管を夫々異なる圧縮空気利用
部へ給送されるようにした空気圧縮装置のドレン排出装
置において、各ドレン集合管を1本の水平方向に配設し
たドレン統合管に結合しドレン統合管の最も下流側のド
レン集合管との結合点よりも下流側に立上げ部又は立上
げ部と併せて立下げ部を設け、ドレンをドレン処理装置
に流入させ、ドレン集合管のドレンの流れに関し、上流
側のドレン集合管又はその連通部に間欠又は一時的に圧
縮空気を送り込む圧縮空気送り込み手段を備えると共に
各ドレン配管中のドレンの逆流を防止する手段を設け、
ドレン集合管の直径をドレン配管の直径と同径又は同径
以下とし、ドレン統合管の直径をドレン集合管の直径と
同径又は同径以下としたことを特徴とするドレン排出装
置としたため、ドレン統合管に立上げ部を設けたドレン
排出装置におけるドレン集合管及びドレン統合管を合せ
て内容積が小さく管径が小さいため、ドレン処理装置で
のドレンの溢流及びドレン集合管及びドレン統合管中を
ドレンを伴うことなく圧縮空気が吹き抜けることを防止
できる。ドレン排出管総てを同一寸法にした場合は配管
工数を少くできる。又、圧縮空気送り込み手段を設けた
ため、ドレン集合管及びドレン統合管中に溜るドレンは
圧縮空気で送り出されドレンが凍結して閉塞され、ドレ
ン集合管或はドレン統合管が破裂し、或はドレンを排出
する機器からドレントラップを通じて排出されなくなっ
たドレンが圧縮空気使用機器側へ流れることが生ぜず、
圧縮空気使用機器へ悪影響を与えず、又、圧縮空気を直
接呼吸する人、生物に害を与えることが防止される。そ
して各空気圧縮機、圧縮空気送り込み手段を夫々別個に
動作させるようにしても一部のドレン集合管から排出す
る圧縮空気が他のドレン集合管を逆流して吐出配管中へ
ドレンを逆流させることが防止される。
【0103】本考案の第10の考案は第9の考案におい
てドレントラップの流出口又はドレン配管、ドレン集合
管、ドレン統合管の直径を夫々呼び径15Aとしたか
ら、配管材料の種類が少なく経済的で配管が少くてす
む。
【0104】本考案の第11の考案は第9の考案におい
てドレン配管中のドレンの逆流を防止する手段はドレン
配管中に介装した逆止弁としたから、各ドレンを排出す
る機器へドレン統合管からドレン集合管を逆流する圧縮
空気と共にドレンを逆流させないだけでなく、吐出配管
に連設したドレンを排出する機器は上流側より下流側へ
向って圧力降下していこれらのドレンを排出する機
器に夫々つながるドレン配管が合流するドレン集合管の
圧縮空気送り込み手段によりドレン集合管を流れる圧縮
空気圧がこれらドレンを排出する機器におけるドレンを
排出しようとする圧縮空気圧力よりも高くなってもこの
ドレン集合管へ合流するドレン配管から各ドレンを排出
する機器へのドレンの逆流を防止できる。
【0105】本考案の第12の考案は第9の考案におい
てドレントラップに逆流防止手段を設けたので第11の
考案と同効が得られる。
【0106】本考案の第13の考案は第9の考案と同効
を得る他に各ドレン集合管のドレンの流れに関し、最も
下流側で合流するドレン配管の合流点よりも下流側のド
レン集合管に逆止弁を介装したので、逆止弁の数が最も
少なくてすみ簡単である。
【0107】本考案の第14の考案は第13の考案にお
いてドレントラップの流出口、ドレン配管、ドレン集合
管、ドレン統合管の直径を夫々呼び径15Aの管とした
ため、管、継手類の種類が少なく材料費が経済的で、配
管工数が少ない。
【0108】本考案の第15の考案はドレン集合管中の
ドレンの流れに関し上流側のドレンを排出する機器に設
けたドレントラップを電気式ドレントラップとし、電気
式ドレントラップがこの電気式ドレントラップ手前に溜
ったドレンを排出後更に圧縮空気を通過させドレン集合
管中のドレンを排出する制御装置を設けたことを特徴と
する圧縮空気送り込み手段を備えた第9から第13の考
案の何れか1つに記載のドレン排出装置としたから、第
9から第13の考案において、一部のドレントラップを
電気式とするだけで圧縮空気送り込み手段が具備でき、
安価である。
【0109】本考案の第16の考案はドレン集合管中の
ドレンの流れに関し、最も上流側にドレンを流入させる
ドレンを排出する機器に設けたドレントラップを電気式
ドレントラップとしたことを特徴とする第15の考案に
記載のドレン排出装置としたから、第15の考案におい
てドレン集合管の最も川上から圧縮空気を送り込まれ、
ドレンの排出が良好である。
【0110】本考案の第17の考案は第15の考案にお
いて、ドレン集合管中のドレンの流れに関し最も上流側
及びその下流側にドレンを流入させるドレンを排出する
機器に設けたドレントラップを電気式ドレントラップと
したので、電気式ドレントラップが複数のため、ドレン
集合管中のドレンの送り出しは徹底され、又電気式ドレ
ントラップの1つが故障しても尚機能する。
【0111】本考案の第18の考案は第9から第13の
考案においてドレン集合管のドレンの流れに関し上流側
と空気圧縮機の吐出側を配管で連通してこの配管に電磁
弁を設け、電磁弁を間欠して開弁するか、空気圧縮機使
用停止時に開弁する制御装置を有する圧縮空気送り込み
手段を設けたので、配管を付設するのみですみ、圧縮空
気のみを送る配管であるから細い管で且つ電磁弁も気体
専用ですみ、安価となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例1のフローシートである。
【図2】エアコンプレッサー出力と発生ドレン量の関係
を示す線図である。
【図3】実施例2のフローシートである。
【図4】実施例3のフローシートである。
【図5】実施例3のフローシートである。
【図6】実施例4のフローシートである。
【図7】実施例5のフローシートである。
【図8】実施例6のフローシートである。
【図9】従来例のフローシートである。
【図10】フロート式ドレントラップの縦断面図であ
る。
【図11】従来例のフローシートである。
【符号の説明】
1 空気圧縮機 2 吐出配管 3 アフタークーラ 4 エアタンク 5 エアドライヤ 6,7,8 ドレン配管 11,12,13 ドレントラップ 14 ドレン集合管 23 ドレン処理装置 24 油水分離管 26 電気式ドレントラップ 28 油吸着槽

Claims (18)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧縮機から吐出される圧縮空気を通
    過させるアフタークーラ、エアタンク、エアドライヤ等
    のドレンを排出する機器から排出されるドレンのドレン
    排出装置において、各ドレンを排出する機器にドレント
    ラップを設けて、夫々のドレントラップのドレン配管を
    水平方向に配設したドレン集合管に連通させ、最下流の
    ドレン配管とドレン集合管の合流点よりも下流側におい
    てドレン集合管に立上げ部を設けてドレンをドレン処理
    装置に流入させ、ドレン集合管のドレンの流れに関し上
    流側において、ドレン集合管又はそのドレン集合管との
    連通部に間欠又は一時的に圧縮空気を送り込む圧縮空気
    送り込み手段を備え、水平方向に配設したドレン集合管
    の管径をドレントラップの流出口の直径又はドレン配管
    の直径と同径又は同径以下としたことを特徴とするドレ
    ン排出装置。
  2. 【請求項2】 ドレン集合管の立上げ部はドレン集合管
    の出口に設けられていることを特徴とする請求項1に記
    載のドレン排出装置。
  3. 【請求項3】 ドレン集合管の立上げ部はドレン集合管
    の途中に設けられ、立上げ部の下流側に立下げ部を設け
    たことを特徴とする請求項1に記載のドレン排出装置。
  4. 【請求項4】 ドレントラップの流出口の直径又はドレ
    ン配管の直径を呼び径15Aの管とし、ドレン集合管を
    呼び径15Aの管としたことを特徴とする請求項1又は
    2もしくは3に記載のドレン排出装置。
  5. 【請求項5】 ドレントラップはドレン集合管中のドレ
    ンの流れに関し、上流側のドレンを排出する機器に設け
    たドレントラップを電気式ドレントラップとし、電気式
    ドレントラップがこの電気式ドレントラップ手前に溜っ
    たドレンを排出後更に圧縮空気を通過させドレン集合管
    中のドレンを排出する制御装置を設けたことを特徴とす
    る圧縮空気送り込み手段を備えた請求項1から4の何れ
    か1つに記載のドレン排出装置。
  6. 【請求項6】 ドレン集合管中のドレンの流れに関し、
    最も上流側のドレンを排出する機器に設けたドレントラ
    ップを電気式ドレントラップとしたことを特徴とする請
    求項5に記載のドレン排出装置。
  7. 【請求項7】 ドレン集合管中のドレンの流れに関し、
    最も上流側及びそのすぐ下流側のドレンを排出する機器
    に設けたドレントラップを電気式ドレントラップとした
    ことを特徴とする請求項5に記載のドレン排出装置。
  8. 【請求項8】 ドレン集合管のドレンの流れに関し上流
    側において、ドレン集合管又はそのドレン集合管との
    通部と空気圧縮機の吐出側を配管で連通してこの配管に
    電磁弁を設け、電磁弁を間欠して開弁するか、空気圧縮
    機停止時に開弁する制御装置を有する圧縮空気送り込み
    手段を設けたことを特徴とする請求項1から4の何れか
    1つに記載のドレン排出装置。
  9. 【請求項9】 複数の空気圧縮機の夫々の吐出配管に介
    装したアフタークーラ、エアドライヤ、エアタンク等の
    各ドレンを排出する機器にドレントラップを設けて、夫
    々のドレントラップのドレン配管を各々水平方向に配設
    したドレン集合管に連通させ、吐出配管を一つの群が一
    本以上の吐出配管を含むように数群に分け、又は全部の
    吐出配管を夫々異なる圧縮空気利用部へ給送されるよう
    にした空気圧縮装置のドレン排出装置において、各ドレ
    ン集合管を1本の水平方向に配設したドレン統合管に結
    合し、ドレン統合管の下流側のドレン集合管との結合点
    よりも下流側に立上げ部又は立上げ部と併せて立下げ部
    を設け、ドレン統合管からドレンをドレン処理装置に流
    入させ、ドレン集合管のドレンの流れに関し上流側にお
    いてドレン集合管又はそのドレン集合管との連通部に間
    欠又は一時的に圧縮空気を送り込む圧縮空気送り込み手
    段を備えると共に各ドレン配管中のドレンの逆流を防止
    する手段を設け、ドレン統合管からドレン集合管の直径
    をドレントラップの流出口又はドレン配管の直径と同径
    又は同径以下とし、ドレン統合管の直径をドレン集合管
    の直径と同径又は同径以下としたことを特徴とするドレ
    ン排出装置。
  10. 【請求項10】 ドレントラップの流出口又はドレン配
    管の直径を呼び径15Aの管とし、ドレン集合管及びド
    レン統合管を呼び径を15Aの管としたことを特徴とす
    る請求項9に記載のドレン排出装置。
  11. 【請求項11】 ドレン配管中のドレンの逆流を防止す
    る手段はドレン配管中に介装した逆止弁であることを特
    徴とする請求項9に記載のドレン排出装置。
  12. 【請求項12】 ドレン配管中のドレンの逆流を防止す
    る手段はドレントラップに設けた逆流防止手段であるこ
    とを特徴とする請求項9に記載のドレン排出装置。
  13. 【請求項13】 複数の空気圧縮機の夫々の吐出配管に
    介装したアフタークーラ、エアドライヤ、エアタンク等
    の各ドレンを排出する機器にドレントラップを設けて、
    夫々のドレントラップのドレン配管を各々水平方向に配
    設したドレン集合管に連通させ、吐出配管を一つの群が
    一本以上の吐出配管を含むように数群に分け、又は全部
    の吐出配管を夫々異なる圧縮空気利用部へ給送されるよ
    うにした空気圧縮装置のドレン排出装置において、各ド
    レン集合管を1本の水平方向に配設されたドレン統合管
    に結合し、ドレン統合管の下流側のドレン集合管との結
    合点よりも下流側に立上げ部又は立上げ部と併せて立下
    げ部を設け、ドレン統合管からドレンをドレン処理装置
    に流入させ、ドレン集合管のドレンの流れに関し上流側
    おいて、ドレン集合管又はそのドレン集合管との連通部
    に間欠又は一時的に圧縮空気を送り込む圧縮空気送り込
    み手段を備えると共に各ドレン集合管のドレンの流れに
    関し最も下流側のドレンを排出する機器からのドレン配
    管とドレン集合管の合流点よりもドレンの流れに関し下
    流側において、ドレン集合管にドレンの逆流を防止する
    逆止弁を設け、ドレン集合管の直径をドレントラップの
    流出口又はドレン配管の直径と同径又は同径以下とし、
    ドレン統合管の直径をドレン集合管の直径と同径又は同
    径以下としたことを特徴とするドレン排出装置。
  14. 【請求項14】 ドレントラップの流出口の直径又はド
    レン配管の直径を呼び径を15Aとし、ドレン集合管及
    びドレン統合管を呼び径15Aの管としたことを特徴と
    する請求項13に記載のドレン排出装置。
  15. 【請求項15】 ドレン集合管中のドレンの流れに関し
    上流側のドレンを排出する機器に設けたドレントラップ
    を電気式ドレントラップとし、電気式ドレントラップが
    この電気式ドレントラップ手前に溜ったドレンを排出後
    更に圧縮空気を通過させドレン集合管及びドレン統合管
    中のドレンを排出する制御装置を設けたことを特徴とす
    る圧縮空気送り込み手段を備えた請求項9から14の何
    れか1つに記載のドレン排出装置。
  16. 【請求項16】 ドレン集合管中のドレンの流れに関
    し、最も上流側にドレンを流入させるドレンを排出する
    機器に設けたドレントラップを電気式ドレントラップと
    したことを特徴とする請求項15に記載のドレン排出装
    置。
  17. 【請求項17】 ドレン集合管中のドレンの流れに関
    し、最も上流側及びその下流側にドレンを流入させるド
    レンを排出する機器に設けたドレントラップを電気式ド
    レントラップとしたことを特徴とする請求項15に記載
    のドレン排出装置。
  18. 【請求項18】 ドレン集合管のドレンの流れに関し上
    流側において、ドレン集合管又はその連通部と空気圧縮
    機の吐出側を配管で連通してこの配管に電磁弁を設け、
    電磁弁を間欠して開弁するか、空気圧縮機停止時に開弁
    する制御装置を有する圧縮空気送り込み手段を設けたこ
    とを特徴とする請求項9から13の何れか1つに記載の
    ドレン排出装置。
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